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¥ 1,890(税込)
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【くちコミ情報】
オモシロイ
とても興味深く読んだ。ある意味、近代文学至上主義者のアジ本と言おうか。 たしかに議論の仕方が恣意的というか鵜呑みにできないところもある。中心テーマであるはずの「ネットが大隆盛なので、英語が世界を席巻して日本語が亡びる」という話も極端に思えるし、「学校教育では近代文学をとにかくしっかりと読ませるように」という部分も心情的には納得するし、引用されている旧仮名の文章も味わい深いとは思うのだけれど、やはり論拠が弱い気がしたし、日本語の書き言葉がいかにすばらしいか(いかに表音文字にまさっているか)という話も、決定的なポイントは出そうで出てこなかったように思う(結局「いいものはいい」と言っているように聞こえた)。近代文学なら何でもいいと言わんばかりだが、著者が「問答無用」に絶賛する『浮雲』など、いまそれほど読む必要があるのかどうか……。 だが、少なくとも本書は雑学的にはオモシロイし、それだけでなく、作家らしく読者を飽きさせないように書かれていると思った。漢字仮名交じりの日本語の書き言葉がいかにして確立したかというあたりの話など血湧き肉躍るし、一章も魅力的なエッセイだ。喩えも面白く、最終章にあった朔太郎の「ふらんすへ行きたしと思へども……」を口語体にしたら「JRの広告以下」というところなど紅茶噴いた。日本語の書き言葉のすばらしさについても例証が甘いと思いつつも著者の情熱にのせられて「日本語守らねば!」という気持ちになった。 ともあれ、いろんな話が詰まった一冊で、勉強になったことは間違いない。異論は浮かぶかもしれないが一読の価値はあると思う。
推理小説よりスリリング
知的興奮を感じながら一気に読み終えました。著者と同じように(著者のように周りの英語文化から逃避したいという屈折した心理状態ではありませんが)、早熟な文学少女として日本の近代文学に耽溺し、文学中年の今、最愛の作家は漱石だという読者です。日本で、「国語」そして近代文学というものが非西洋世界ではいち早く誕生したという事が、いかにgeopolitical及びhisto icalな要因が重なった「奇跡」ともいえる僥倖であったかと論じる4、5章は、並の推理小説よりth illingです。文学好きの方にお薦めします。近年大量に流通し消費されている「文学」と呼ばれる小説群のうち何パーセントが再読に耐えうるのだろう、と常日頃思っている方は特に。「日本語が亡び」ないためにどうすべきか、についての提言は賛否両論ありそうです。教養主義の臭いを感じて反発する人もいるかもしれません。いずれにせよ、文学愛好家、教育現場にいる人、日々英語という「普遍語」と日本語との緊張関係にさらされている人、それぞれの立場でいろんな読み方が出来るという意味でも素晴らしい本です。
これは啓蒙書ではなく「作家のエッセイ」として読むべき本
少し厳しい評価ではありますが、他の方のレビューにあるように、 気になって調べれば、結構間違った記載が多い事が分かります。 また、記載内容も引用表記がないのですが、 多くのナショナリズムの教授の方々が基本書としておられる、 「想像の共同体」の内容と類似しています。 その部分に、筆者の(間違った)先入観・感情を追記したという感じです。 その為、著書のイイタイコトが凄く見えにくいのです。 (ある意味、タイトルと内容が違うといってもいいです) 結局、言及しているのは、「ナショナリズムとステレオタイプ」なのです。 なお、ボクは、氏の指摘する考えには対立的考えを持っています。 それは自身が、ライトノベルやアニメ・漫画と言うモノに触れている、 いわゆる典型的な「Geek」であり、「Netizen」だからこそ強く思うのですが、 日本語は「まだだ!まだ終わらんよ!」と思っています。 AAというアスキーアートしかり、日本のMAD動画然り、 日本発・日本語の文化は、形を変え、英語に変えずとも存在し、 そして今も芽を吹き、種は広がり、育ち続けているからです。 むしろ、日本語ハジマタなのです。 別に文学者が、自分の知らない部分を創造で補うのは悪いとは思いません。 事実、著者の水村氏は「小説家」という、想像の世界を書かれる方です。 ですが、間違った事象を創造で補うというのは、 このWEB時代ではやるべき事ではないと思います。 せいぜい、彼女が否定している便所の落書きが集う場所で行い、 「日本語でおk」「じゃあソースを」とアンカーをつけられるべき事でしょう。 ですので、啓蒙書・日本語学習のような堅苦しい本ではなく、 エッセイと割り切ってお読みに成るべきかと思います。 啓蒙書などなら、「じゃあどうしたらいいの?」 に対しての処方や結論は、出されて然るべきだからであり、 その意味では、この本は「フランスで体験した(嫌な)事」だったりの、 いわゆる有名人の書いたエッセイ・愚痴集でしかありません。 ファンの方は是非どうぞ。
語学を通して日本の危機を表現。
日本語は生き残れるか=米国流、グローバルスタンダードの 名の下で、日本が国家として生き残れるかという、 問いかけに聞こえる。 内需拡大、自由貿易、規制緩和、その結果が、失業率増大、 金融恐慌、バブル崩壊。 米国支配を切り抜けられるか? そんなメッセージを感じた。
<普遍語>の力の前で
本書のテーマは、「英語が<普遍語>として圧倒的な力を持ってきている状況下で、日本語が<国語>として生き残れるか」である。「英語が重要」であるか「言語の多様性を守れ」であるかの単純な意見の表明が多い中、さすがは、12歳の時に父親の仕事の都合でアメリカにわたり、しかも、中学生の間は毎日日本文学全集を読むことだけが楽しみであった、という著者、現象と問題点を的確に捉えて、意見の違いを越えた論陣を張っている。著者の思いのたけが溢れ出ている文章は迫力があり、一気に読んでしまった。 著者は言語を<普遍語><国語><現地語>という三階層でとらえている。<国語>は<現地語>が国民国家の成立期に国家との相互作用で標準化して作られたものである。しかし、一旦<国語>ができると、各<国語>に対応した文化・文学が成立する。それは、<現地語>では成立し得なかったものである。我々が無意識に使っている<日本語>は<国語>と<現地語>の二つの面を持っており、<普遍語>としての英語の台頭(言語学的には何の必然性がないが、英米の力と、そして、インターネットの普及期に頭一つリードしていた偶然による)の時代に<国語>としての側面が大いなる危機に直面していると警告し憂えている。 このインターネット時代では、知的レベルの高い人々は<普遍語>を読むことができるのが当然になってくる。そうすると、マーケットの圧倒的に広い<普遍語>で彼らが表現するようになるのは、これまた当然になってくる。その結果、<国語>での表現はどんどん貧弱になり、文学を支えられなくなる。そして、やがては近代日本文学ですら、その価値を理解する人が少なくなり忘れ去られる。これが、著者の言う、「日本語が亡びるとき」なのだ。もちろん、<現地語>としての日本語は残るだろう。しかし、文化・文学を失った言語なぞにどれだけの価値があろうか。近代日本文学を心の底から愛する著者には、その亡びが耐えられない。危機感を持たない日本人が情けない。その気持ちが、冷徹な分析と論理に裏打ちされて書き綴られている。 私も大学での教育の中で、日々この問題を突きつけられている一人である。著者は、科学はそもそも<普遍語>の世界なのだから、英語で教育をして、英語で発表すれば良いのであり、ことは単純である、と片付けている。ところが、実はそうでもないのだ。科学教育を英語でするとなると、科学にアクセスできる人間が限られる。そうすると、国民全体の科学リテラシーは確実に落ちる。そしてそれは、技術者のレベルを確実に落とすことになる。科学研究ならそれでいいかというと、実は科学は幅広い国民の興味に支えられているので、国民の科学リテラシーが低いと研究のレベルも上がらない。例えば、フィリピンでは科学の高等教育は英語で行なわれているのに研究者のレベルは日本と比べて高いとは言いがたい。わが国が、非欧米で唯一、国内の研究で科学系ノーベル賞受賞者を輩出しているのは、日本語でかなりのレベルまでの科学教育が行なわれているからなのだ。ところが、実際に学生を研究者として育てようとすると、科学教育が日本語で行なわれているハンディキャップは非常に大きく、現場では英語での教育の充実を主張してしまう。まさしく、<普遍語>と<国語>に引き裂かれた自分。著者の文章の中に自分を見、そして強い共感を感じた所以である。 本書では、対策の提案もあるが、それはきわめて難しい問題であり、これが正しい提案であるのか、そもそも対策があるのかすら、私にはよく分からない。それでも、英語が<普遍語>としてインターネットとともに世界を覆うと言うことがどういうことなのかを、説得力を持って描いているだけでも、本書は多くの人々、国語・文学にかかわる人々、英語にかかわらざるを得ない人々、に読まれるべきである。強く推薦します。
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【くちコミ情報】
今すぐ使えるスキルの数々
文章読本だからこの本自体が読みやすくなければ洒落にならない。 で、この本は読みやすいです。 著者曰く、『私ほど下手な文章を大量に、しかもじっくり読み、たくさん添削指導した者はいないだろう』とのこと。 p 人の心を打つ文章あるいは、人を納得させる文章はこう書くのだということを懇切丁寧に書いていてくれる。 p 本の中では実際に添削している文章も沢山あり参考になる。 p 文の構造として起承転結と言われるが、著者はこれを「予告・エピソード・展開・まとめ」と表現している。 これなんかもとてもイメージしやすいものだ。 p ご丁寧に練習問題までふんだんに盛り込まれているので本気で自身の文章力をアップしようとする人には最適だと思う。
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文章を書く際のマナーも再認識させられる
本書の内容は、主に文章を書くうえでの接続詞の使い方のポイントを紹介するものである。接続詞を著者独自の観点から分類・整理したうえ、それぞれ詳細に解説がなされている。文章もわかりやすく、論文やレポートなどの公的な文章のみならず、ブログや手紙などの私的な文章を書く際にも、役に立つと思われる。 また、本書からは、上記の接続詞の実用性のみならず、文章とは人に読ませるために書く、つまり読み手の読みやすさを考えて文章を書くことが大切である、という文章を書く際の基本を再確認させられた。「接続詞」は、これを使う際のテクニックそのものが大事なのではなく、読み手に自分の言いたいことを文章としてすんなりと理解してもらうための「手段」であって、まずそのことを認識することが重要なのだと思う。その意味では、本書は、単なる文章執筆の際の指南書に留まらず、文章を書く際の基本的なマナーをも論じている。 もっとも、あえて難を言えば、本書で接続詞を上手く使用しているとして挙げられている例文のほとんどが、新聞記事や有名作家の小説・詩の一部分である点であろう。これらの例文では接続詞が上手く使われていて当然であって、素人が一朝一夕でマネできるものではない。すなわち、その例文に対する解説も充分でないこともあって、「例文」として必ずしも機能していないように感じられる箇所も見受けられた。 とはいえ、上記の点を除けば、本書が特に文章を書きなれていない人にとって役に立つ面が多いことは確かである。価格に比しても購入して損はない一冊である。
これから文章を書くときに接続詞に気をつけよう・・・
著者は、本書プロの物書きが最も気にするのは実は「接続詞」であり、最も扱いが難しいとしています(しかし、一般的に文法の書籍での接続詞の扱われ方はあまり大きくない)。 大学の論文や、企業に入ってから文書を書く経験の中で、接続詞の用法に困ったことってご経験ないでしょうか?著者も指摘していますが、この「接続詞」の使い方次第で、読みやすくうまい文章になったり、読者の思考を阻害したりする可能性があります。 本書は、その接続詞の役割をいくつかのカテゴリを豊富に紹介しながら、使い方によるニュアンスの違いなどを詳しく説明しています。 新書にしては珍しいですが、わりと辞書的にも使える書籍だと思います。
辞書的に利用する新書
読み易く、かつ論理的な文章を書くためには接続詞の役割は非常に重要である。 本書の内容は文章の書き方全体を取りあげるのではなく接続詞に的を絞っているため、文章を書く機会の多い人には強くお薦めできる。 しかしながら、接続詞の解説は書き振りがやや単調なため、読み進めるにはやや飽きがくることは否めない。このため、文章を推敲する際などに辞書的に接続詞の役割を確認するといった利用法が有効であろう。
これで文章が”決まる”ように
文章を書いていて、確かに接続詞に迷うことは多い。 その接続詞を、これほどまでに体系立ててまとめ、 しかも学問的分類としてではなく、 一般人に判りやすいように、一般人の文章に使いやすいように、 例文を示して解説してあるものは初めて見た。 文章に多少でも関わる人が読めば、 文章が”決まる”ようになることが実感できるだろう。 文末に”のである”を付けやすい人には特に読んで欲しい。
さらっと読めて・・・
文法は苦手な私ですが、子育ての合間にたった2日で読んでしまいました。 接続詞の癖で性格がわかるという話など、普段何気なく使っている接続詞の横顔がわかり、また引用文の魅力と的確さに引き込まれ、さらっと読めてしまいました。 会社の文書や、ブログの作成において、接続詞に迷った際に、手に取って確認しようと思います。
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| レポート・論文の書き方入門
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大学などの講義でレポートや論文の提出を求められ、どのように書けばいいのかとまどった人におすすめの1冊。レポートや論文のまとめ方の基本的な考え方やルールをていねいに解説したハウ・ツー本である。 まず、論文には論文の形式がある。論文は、あるテーマにもとづく「問い」から始まり、「議論」を経て「答え」に至る「序論―本論―結論」で構成されていなければならない。論文での説得は論理と実証によって行わなければならないので、文学的美文は必要ないが、論理的・実証的説得力が不可欠となる。そこが、感想文やエッセイとの大きな違いであると著者は説く。レポートも論文の一形態であり、基本的な定義・要件は論文と変わらない。 本書では、「論文の要件と構成」を簡潔に説明した上で、「テーマ・問題の設定、本文の組み立て方」「注、引用、文献表のつけ方」「見本レポート」「インターネットの利用法」などを具体的に解説する。また、導入部に「テキスト批評」の章を設け、実際のゼミナールの場面を想定し、テキスト批評の方法を記述しているのも特徴といえる。テキスト批評とは、ある論文や著作を要約し、そこから自分なりの問題を発見・提起して議論を展開していくことであり、論文をまとめていく上で有効な訓練となる。 レポートを求められたにもかかわらず、作文を提出する大学生が多いようだが、そのことに問題を感じていない学生にこそ、本書を手にしてもらいたい。(清水英孝)
【くちコミ情報】
テキスト批評ね!
「著者の主張をさまざまな問題や事例に適用しながら検討していくことこそが、問題意識やテーマ設定能力を養うことにつながります」(本書16頁) 私は普通に仕事をしてなんとなく生きている社会人。遊びもそんなに好きじゃないし、何か突き詰められるものがあったらいいなあと常日頃思っているのだが、それでもなかなかそうした対象が見つからず内心忸怩たる思いをしてきた。 だが、もしかしたら本書で推奨される「テキスト批評」の取り組みは、ちゃんと自分の中に突き詰める対象(問い)を見出すきっかけになるかもしれないと思い、読後にちょっと希望がわいた。 どうなるかわかりませんが、地道に少しこの「テキスト批評」なる方法による読書をすすめてみようか。方法は具体的に書かれている。私と同じような悩みを抱えている人は一読すると、視界が開けるかもしれない。
必読の良書
なにはともあれ購入をお薦めします。 大学院なので、自力で書き方をマスターしてください。 ほんとうに良書なので必ずマスターできます。 できれば次段階として、 「レポート・論文の書き方 上級」 桜井雅夫,慶應義塾大学出版会 も押さえておきたいです。
良い本です。
この本は今までレポートや論文をあまり書いたことがない人から自分の論文に自身のある人まで読むことができると思います。分かりやすい文章で読みやすく、どのように文を構成すればよいかの要点を絞って書いてあるので、いいと思います。また、見本レポートがあるので、注、引用、文献表のつけ方なども理解しやすいです。よかったので一度読んでみてはいかがですか。
本当に親切な良書
数多く出版されているレポート・論文等の書き方の本の中でも、トップクラスの良書だと思います。 今までに同様の書籍を読んだことが無い人、初めて論文を書こうと考えている人、社会人で報告書の作成が苦手な人、多くの方に役立つ本です。 もし何かの論文を書かなければならず、しかしながらまだテーマすらも決まっていない人であればなおさら、テーマを決定する前にこれを読むことをお薦めいたします。 ページ数も少なく、一日で読めてしまう量であることもこの本の良いところです。
テキスト批評が秀逸
論文とは「問いと解答」という「議論」を内包するものある、と言う明快な指摘。 「テキスト批評」を論文を書くための「ものの見方」を鍛えるために、独自に一章を割いて詳細していること。これが論文を書く際にも議論の確実な論拠とテーマの幅を与えること。 この2点に於いて、「論文の書き方」の核心を指摘し、読者に認識の転換をせまる秀逸な著作だと思う。よくある「こう書きなさい」という、経験を述べつつ核心から逸れていく幾多のマニュアル本とは格が違う。 短いし、論文を書こうという人はとりあえず目を通すことをお勧めする。
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【くちコミ情報】
読みやすい
文章の書き方の基本がわかりやすく簡潔に書かれているため、読みやすくてすぐに読み終えられる。 しかし、私はこの本に関しては文章の書き方以上に、人と人とのコミュニケーションについて学ぶことの方が大きかった。 ・相手の立場に立ってみて、文章から受ける印象を考えること。 ・文章に対する論拠の相手側からの反対意見を自分で出してみること。 ・自分の本心を偽らないこと。 等々である。 さらに、議事録などの具体的な文章の書き方は役立ちそうである。
書く事を通して見えてくるもの
普段、自分が考えたり、感じたりすることを文章という形にすることで、自分自身を客観視 し、次の展開を考えられるようになる。こういうことをしていかないと、できると思いこんでいたり、たんに相手の責任にしたり、あるいは正当化しやすい条件がそろっていれば安易に便乗したりしていた自分がいたのではないかと思った。その場に適した、今、という時をつかむのに、文章表現をして、迫る可能性を感じた。著者の焦点でもって何か新しい分野の可能性も感じる。
機能する文章の書き方がよくわかる、それと著者の熱意
小論文通信教育誌の元編集長の体験がぎっしりつまっていて、その熱い想いが伝わってくる。「目的を果たすために、きちんと機能する文章」の書き方に絞り込まれている。書き方のノウハウの前に、「考える方法がわかれば文章が書ける」という主張でそのノウハウが具体的に展開されている点が新鮮だった。結果を出すのに機能する文章の基本構成は「1.論点、2.論拠、3.意見」と明瞭そのもの。この基本構成で書くための7つの要件を体験を交えながら具体例で懇切丁寧に説明してくれる。わかりやすい。6種類の実践ケース解説にはなるほどと納得できる。上級編テクニックの言及もあって、読み得な印象を持った。目次を読めば著者の主張がほぼ伝わってくる。読めば、具体的に知りたくなるはず。
けっこう役立ちます
論文を書こうと思い、文章を書くことの参考に買って読んだ本です。 著者はベネッセで小論文の指導をしていただけあって明確で分かりやすいです。 書くために何をどう考えていくかを7つの要件としてまとめ上げられていて、 論文に限らず、就職の志望理由書やメールでの様々な人とのやり取り、お詫びメールひとつ書くにしても役に立つと考えられます。 文章を書く機会というのは非常に多いと思うのでどなたが読んでも参考になる部分があるのではないでしょうか。 ただ、読んでいる時は感心ばかりしているのですが、読み終わって少し経つと 内容を全く忘れてしまっているということは案外当たり前のことばかりを書いているのかもしれないです。
就活に効く本
昨年、就職試験の小論のために購入し、 結論から言うと難関と言われる所の小論は突破できた。 (結局二次で落ちたが・・) 手にとって、プロローグだけでも読んで欲しい。 長年小論文教育に携わっている著者が、 とある高校生が書いた「考えない」文章に愕然とし、 いかにして彼女に考えることを導かせ、 その文章が結果どう変わったかという短いエピソードが載っている。 正直冒頭のここだけで、「なにが大切か」が伝わってきた。 あるいは、「立派なようで何も考えていない」文がいかに虚しいものなのかも。 本書は「マニュアル本」の形はしているが、 これは「マニュアル本」ではない。 相手に伝わる文章を書くためには、今自分はどういう立場なのか、 これを読むのはどういう人達か、そして一番伝えたいことは何か、など 様々なことを考えなくてはいけないのだ。 本書は、その「考えるための方法」を教えてくれる本である。
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ブロガーもキーボードの横に
以前かな漢字変換のATOKのオプションとしてこのハンドブックを辞書化した 『記者ハンドブック辞書』を使用していて大変便利でした。合わせてこの ハンドブックを手元においておくと、非常に参考になります。 気をつけて自分の文章をよりわかりやすい表現にしましょう。 かな漢字変換を使用していると、つい漢字を多く使いがちです。例えば「比喩」とか 「便箋」とかつい書いています。このハンドブックを引けば「比喩→例え」や「便箋 →便せん」などの言い換えを示してくれます。 これは記者が記事を書く時に使用される「新聞用字用語集」をベースに共同通信社 でさらに練られたものです。ハンドブックは3〜4年ごとに改訂されていますし、 「新聞用字用語集」は今回10年ぶりに改訂され、この11版ではそれが反映されてい ます。 これを参考にすれば、ある程度トレンドを押さえ一般的にわかりやすく正しいとされ る用字がわかる仕組みになっています。 最近はブログで文章を書いている人も多いでしょうが、こういった一般的な指針を 参考にしながら自身の流儀を作っていけば文章のレベルも上がるとはずです。
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分かりやすさ◎
解き方が分からない方に最適だと思います。早い内に読めば得意分野になること間違いなしです。センターレベルはもちろん私大も特に選択肢問題は楽に解けます。 まぁ何より『自信』がつきます。
本当に役に立つ本
微妙とか役に立たないという意見はあくまで表面的な意見に過ぎません。 実際にこのパターン集に載っているやり方をきちんとマスターすれば、現代文の読解の本質にいたることは明らかで、事実、僕をふくめた周りの人がこの本を使ってセンター試験や大学入試の本番で高得点を上げているところからも、それは明らかです。 この本は、一見テクニック的なことが書いてあるように思われますが、本質はそうではなく、現代文読解の根幹にかかわっています。 記号化するかどうかは受験生の好みがあると思いますが、結局現代文が解ける人というのは、この本に書いてある記号化を自然に行っているのであり、それを「目に見える」形にしたところがこのパターン集の最大の特徴だと思います。 あえて欠点を上げるとすれば、万人向けに書いているため、この本の本質がなかなかわからないところであり、安易に記号化したりパターンを使えばよいと考えて、適当なところでこの本に書かれたこちがわかった気になるところでしょう。 その意味では、この本に書かれていることがどの程度理解できるかどうかが、まさに受験生の現代文の読解力を試しているともいえるものになっています。 その点にさえ気をつけて、この本に書かれている内容を何度も読んで理解すれば、劇的に得点力が増すことは確実です。もちろん、東大などの国公立の二次試験の記述問題も解けます。
微妙…。
傍線の引き方とかどう読んでいいかわからない人にとってはいいかもしれないけど、これだけで早大や東大に通用すると書いてあるけどまず無理だと思う。 「〜には解答が絡んでる可能性が高い」というだけで答えと決め付けるのは危ない。 現代文はテクニックに走ってはいけないと思うので、河合塾らがいいと思う。 まぁ一つ長所あげると攻略アイテムは使いやすい
要は文脈に注意しながら読めということ
この本に書かれているのは単なる受験現代文を解くためのテクニックだけではありません 文章を理解する為の国語力、文脈力といった方が適切でしょうか そのような力をつけるために板野先生は熱弁されています 例えば「〜ではなく」や「しかし」「むしろ」「つまり」などの接続語、副詞に注意して(印を付けて)読解せよとおっしゃっています はっきりいって受験現代文で有名な出口先生と本質的に述べていることは変わりません 個人的には板野先生の方が図解でわかりやすく説明してくれますし、注意すべきポイントが絞られていてわかりやすいと思います 読解力を身につけたい人なら中学生から社会人の方まで為になると思います
過大評価
注意すべき表現にマーク(筆者の言いたいことには+マークなど)を付けさせるといったマークは付けないかも知れないが現代文を読解する上ではごく当たり前のことを説明していると思う。 ただ現代文が出来ない人はそういうところに注意していない可能性が高いのでそういった人にはやる価値があるかも。 ただ問題へのアプローチには疑問が残る。 自分で筆者の主張やらに線引きをして線を引いたどっかに答えがあるよとのこと。 決して論理的解法ではないと思う。
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第一関門
2008年2月3日受験で合格した者です。 漢検の公式教科書ともいうべき存在です。 この本のわからない問題をつぶしていくことで、準1級挑戦に必要な基礎力をつけることが出来ます。 ただし、この一冊だけでは足りません。最新傾向に対応しておらず、「共通の漢字」という問題が掲載されていません。 『頻出度順問題集』(高橋書店)と並行して進めると、記憶が促進され、効率的にこの本を終わらせることができると思います。また、総仕上げには、最新傾向に対応した成美堂出版の本試験型シリーズをおすすめします
漢字検定の教科書
合格を目指すには避けて通れない本だと思います。 問題数こそ多くはないですが、準一級に合格するための、入門書的な役割を果たし、 一通り仕上げれば、準一級の問題レベルや概要を把握することが出来ると思います。 但し、他のレビュアーの方も書かれていますが、本書を仕上げたただけで、 合格基準に達する訳ではありません。あくまでも合格への骨組みを作るだけであって、 血と肉となる知識は、他社の問題集を数冊仕上げ漢検四字熟語辞典などを学習し 獲得しなければなりません。また付け加えると、本試験には市販の問題集に掲載されていない ような問題が以前よりも頻出している気がしますので、その問いを如何に得点できるかが合否の分かれ目のような気がします。
さっき検定してきました。
たぶんこの本を完璧にしたとしたら120点くらいは採れると思います。これだけでは受からないみたいです。ビックリしたのは問題用紙が袋綴じだった事です。
語彙力アップに
漢字検定準1級を扱う本書では、今までに見たことのないような漢字が続出です。 たとえ、見たことがある漢字であっても、読み方が確実に分かるものは少ないです。 しかし、少し難しい本を読む場合には、この程度の漢字が読めるほうがよいと思います。 また、知らない漢字に出会うたびに、辞書をひけば語彙力を向上させることができるでしょう。 私も、学習を進めながら辞書を片手に読んだり、書いたりの勉強をしています。 2級は、常用漢字を中心とした問題になりますが、 準1級ともなると、JIS規格の学習になります。 それだけ難易度も高くなりますが、深い教養を身に付けることができるでしょう。 また、漢字を読んだり、書いたりする中で自信もつくと思います。 準1級の壁は難関ですが、本書を中心とした学習で合格に一歩近づけるのではないかと思います。
いい本だが おしい
いい本です。準1級のまず最初によむべきです。 しかし、これだけで完璧というほど準1級は甘くないです。 準1級以上では、もう少し範囲を広げて自分で工夫したほうがいいですね。実感です。
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これはマックファンが書いた論文執筆指南書だ!
やたらにアウトラインの説明がある、アウトラインは本文中でも詳細にして反復的にその意図を説明している。よく読むとマックの専用ソフトでアウトライン・プロセッサー「インスピレーション」を、思考の視覚化機能を文章にして書き上げられたことが章立てを読んでいると見えてくる。かくいう私も愛用者だった!だから、何処となく平板。知的な駄洒落は、中々、ハイブロウ〜!本文後半でも自ら紹介している山内志朗「ぎりぎり合格」の駄洒落をかなり意識して、向こうを張って書いている。哲学者は駄洒落なくしては勤まらない、フーコー曰く、「哲学にはある種のびっくりするような陽気な愚行を突きつけることによって、理解しがたいある種の爆笑によって、最終的には理解することですし、いずれにしても(哲学を)破壊することなのです」(「わたしは花火師です」p.66, 2008) さて、受講者(読者)は、破壊的に学習力が、作文力がついたか知らん!
レポートの書き方がわからないという方に
文章が堅苦しくなく会話形式のように書かれているのでどんどん読み進む事ができます。 それでいて明瞭にレポートや論文の作成のルールやフローチャート等について書かれてい るので、特に大学に入ってレポートの書き方がわからないという人にとてもお勧めできる 良本だと思います。ちなみに漫画「あずまんが大王」が好きな人は読んでると思わずニヤリ とするのではないでしょうか。
論文の書き方を概観するには良い
副題が「レポートから卒論まで」となっています。実際にはレポートと卒論にはトピックの選び方から構成の複雑さまでいろいろと違いがありますが、そのあたりの違いに関しては本書を読むだけではよくわかりません。 ただし論文というのはどういう文章か、ということから、トピックのたて方、パラグラフや論文全体の構成など、必要なことはすべておさえられていて、しかも読みやすい本だと思います。 これ一冊読んで論文が上達、というわけにはなかなか行かないかもしれませんが、困っている人たちに道筋を示す良書だと思います。 あとはトレーニングと更なる勉強あるのみです。
一読の価値あり!!
「作文ヘタ夫」という学生に、著者が対談形式で論文の書き方をたたき込むというストーリー。 なかなか良くできている。 たとえば、論文の「アウトライン」作成には、単語で構成された「項目アウトライン」から、 短い文で構成された「文アウトライン」に進むという方法は勉強になった。 また、問いを見つけるために、 テーマにいろいろな種類の問い(「いかにして?:経緯」、「なぜ?:因果」、「どうすべきか?:当為」、「どんな?様態」)を ぶつていくという「ビリヤード法」という提案は、なるほどと思った。 それにしても感心するのが、著者の文体模写で、ヘタ夫の最初のレポートのヒドさは驚嘆するし、 司馬遼太郎文体でパラグラフライティングを紹介する箇所には大笑い。 個人的に最も有益だったのは、Endnoteという文献入力支援ソフトの存在を知れたこと。 本書には出てこないけど、これを手がかりに ef fo windowsというフリーソフトを見つけられた。 この本を学生が読んでからレポートを書いてくれたら、 大学の教員は採点が少しは楽しくなるのだろう。 でも学生さんじゃなくても読む価値はあり!!
読み物として完成している
筆者が冒頭で述べるように、「読み物として楽しいもの」になるように心がけたという目標は達成されていると思う。論文を書いたことのない大学生が主人公であり、先生の助けを借りてまともな論文を書けるようになるまでの道のりが軽妙に描かれる。読んでいて飽きさせない。なお、論文を書くための情報の提供には妥協していないので、奥が深い本になっていると思われる。
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【くちコミ情報】
解説はいいんだけど・・・
文法の解説は詳しく、また所々で覚えるための工夫もされています。 しかし、文法知識は、歴史を覚えるのとは違い、「ただ覚えた」「ただ理解した」で止まってはダメなんですね。 「覚えた」でとどまらず、「身についた」というレベルに達しなければいけないんです。 「身についた」というレベルに達するにはこの本だけでは不足なので、身についたレベルに達するには他にやらなければなりません。 古文の吉野氏のように、何度も暗唱したりするのもいいですし、文法の問題集をゴリゴリやるのもいいです。 とにかく「文を見た瞬間に勝手に文法知識が出てくる」レベルに達する必要があり、この本が終わったらそういう努力が必要なので星4つ。
やりにくい
なんか表を覚えるときのリズムがおかしいので表を覚えにくい。説明という名の解説が非常に浅い。最重要の敬語がほとんど解説されていない。
CD目当てで買えば後悔する
この参考書には付属CDで井上喜久子が出演してるとのことで ファンの一人、そして受験生としてこれは買うしかないと思い購入。 CDの内容は・・・・ 富井先生の声がうざかった。喜久子姉さんだけでいいって感じ。。 音楽、内容的にもなんかダサかった。 活用表の覚え方も私が覚えてたテンポと違い逆に混乱しそうだった。 肝心の中身はよくできていて、わかりやすかったです。 付属のCDには期待しないほうがいいです。
GOOD!!
色々古文の参考書は見てきたが、これほどいいものはあまりないと思う! CD良かった!!
この本の本編の存在意義は?
付属の別冊とCDの方が本編よりも断然利用価値が高い。 古文文法には過剰な説明で受験生を混乱させるよりも、単純明快に暗記して済ませるのも一手(そのときに別冊とCDが役立つ)。
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