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【くちコミ情報】
解き進め、実感する
単語、文法、語用法、読解などを5つに項目立てし、問題を解き、解説による答え合わせを行いながら読み勧めていく作品。傍らに筆記用具とノートは必須だ。 【1章】「思う」と「考える」の違いから展開される第一章。言葉の微妙なニュアンスを問う。意味はほぼ同様でありながらも用法の大きく異なる漢字について語源を辿ることでその違いを解き明かす。単語を解剖する方法と、単語への感受性を鋭くする習慣を身につける。 【2章】主述の関係をパターンに分け、「読みやすい文章」と「読みにくい文章」の違いを問う。日本語の基本は主述を結ぶ「は」と「が」にある、と言い切る著者の文法論が光る。 【3章】うっかり書いてしまいがちの、「のである」口調と「〜が」の連続した文章。読む側に与える印象と読みやすさを考えながら、問題点を抽出、添削する。 【4章】1〜3章までの内容を用いて文章の「縮約」に臨む。還元、読解、創作能力を総動員して行う「縮約」によって、文章の骨格を見出し日本語の体系を実感する。この作品の醍醐味といえる章。 【5章】最後に、敬語の用法を尊敬、謙譲、丁寧語それぞれのルーツを辿り理解する。 各章の内容は上記のようなものだ。巻末には問題の配点表があり、自分の得点から現状の日本語への理解力が振り返ることができるようになっている。偉そうに色々と書いてしまったが、私の自己採点は250点中160点。(ちょっと甘くつけたのに・・・)まだまだ理解不足だと実感させられる。 テストは悔しい思いをしたが、読み物としてもこの作品は面白い。著者は読者の文章技術向上のために本作を書かれているが、表面的な技術習得などは全く目的としていない。問題と向き合い、考え、答えを出す過程を通して、日本語の持つ奥深さと味わいを実感して欲しいと思っているのだろう。読み勧めるうちに、言葉に対し感覚が研ぎ澄まされていく実感と楽しさを覚えた。また、有名な学者や作家であっても歯に衣着せずにズバリと切る著者の言葉は、力強さと確かさを持ち、新鮮であり刺激的であった。 大きな概念や現象を捉える時、そして発信する時、自身を形作る言葉の本質を掘り下げた人とそうでない人では言葉の重みが違う。著者は志賀直哉をズバリと切った。志賀作品をほとんど読んだことのない私にはそこに何の判断も下せないが、それをするだけの言葉の掘り下げと向き合いが、著者はできていることは頷ける。そしてそれは実際に何度も自問し、書き出してみないと習得できないものなのだろう。 著者がなぜ練習帳という形式をとったのか。最後に作中から一文引用する。 〜極意というのは実は簡単なものです。その言葉だけを見るとそれは簡単です。しかし、その言葉が指す事実がいかに広く深いかを、実際を通して感得できるに至ってようやく、極意書の文章の意味が分かるようになったといえるでしょう。〜
役立つ一冊☆
この著者はいつも謙虚な姿勢で文章をまとめているらしくとても読みやすいです。 日常的な単語、文法、敬語についてまとめていますが本質をつかれるとうっとたじろいでしまうところがたくさん指摘されていて退屈しません。一気に読めます。 高校生の時に読んだのですが、本当に役立ちました。 「が」を使うなとか「である」「のだ」を消せという指摘は本当に的を得ていると思います。 これは大学生になった今でもこの本を読んでいてよかったなあと思うので日本語を使うすべての方におすすめの一冊です。
英語力云々の前に、日本語力が基本ですなぁ
本書で書かれている内容を理解できていないと、外国語マスターなんて覚束ないと思いますね。特に「単語に敏感になろう」という章で、色んな類義語の違いを理解する下りがありますが、こういう「言葉のニュアンスにこだわろうとする気持ち」が外国語学習でも重要だと思うわけです。また「は」と「が」の違いに関する処は、aとthe(と無冠詞) 単数と複数の問題を理解する時の心構えに通じるものがあります。こういう細かい処に敏感でないと、外国語で細かいニュアンスなんて表せるはずがありません。新書ですから分量的に尽くせる筈がありませんが、上の意味での「語学学習の心構え」を学ぶ本なのだと思います。 最近は「英語は小学生から学ばないと、、、」とかいう話がありますが(→発音 聴取り力では一理あり)、本書で述べられているような「日本語に対する深い理解 感覚 こだわり」が基本にない限り、外国語の理解なんて上っ面をかすめるだけじゃないか、とも思いますね。(理系だから国語は試験科目としてやらなくて良い、とかいうのも暴論です)そういう視点で本書を読んでみるとまた違った楽しみ方が出来るかもしれません。「日本語と外国語」(鈴木 孝夫) 「日本語(上)(下)」(金田一春彦)と同時期に読んでいたので、そんなことも思ったりした次第です。
共感できるがボリューム不足
ただ闇雲に正しい表現をしろというのではなく、目的のために記述の方法や表現の方法を工夫しなければならないという筆者の態度が、心地よい。その態度は敬語に関する記述でも同様で、「どのような表現が適切であるかは時代によって変わってくる。しかし、文章のルールや構造を知っていないと、臨機応変に適切に使っていくことができない。」と筆者は述べている。しかし、ボリュームはやや少ないため他の本で補充する必要があるだろう。
深い考察なのにめちゃ謙虚
研究者としてこれだけまとめ上げながらも押し付けがましくない。 これはあとがきを読めばどういう意図で作成されたかがよく分かります。 単なるハウトゥではない日本語の捉え方の根っこの部分をわかりやすく とても論理的に説明している指南書?薄っぺらじゃないのです。 時代とともに変わっていく日本語を俯瞰してどれが正しいではなく この時期はこういう言い方もしたけど元々はこうで・・・と起源も解説。 「が」と「は」の違いをこれだけ論理的に語れる人なんて稀でしょう。 答えよりも考え方を示唆してくれている部分が多いので日本語そのものを どうやって分解・再構築していくか気になってる人にはもってこい。 単純に正誤だけで判断する人には正直向かないでしょう。 やはり、どれだけ伝わるか。伝わらなければ伝え方が悪い。 というあとがきで語られた思いがこの方の原動力なのでしょう。
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【くちコミ情報】
基本的な言葉が分からない人用
載っている言葉をいくつか上げると日常と非日常、意識、認識などと基礎単語をメインとして扱っている。(もっと難しい言葉も載っているが) これらの意味が分かるのであればもっと難しめの書を買って良いと思う。 おススメはZ会のキーワード読解。 説明に関しては噛み砕いて分かりやすい。 他の類書と比べても一番噛み砕いていると思う。 文章の中で実際に覚えた言葉の意味をとらせているがその文章に対する説明も詳しい。 他の書だと文の説明が一切無いものなんかがある。ex)明治書院のキーワード300
はじめの一歩
英語,数学などはできても現代文だけはさっぱり、という方やる価値があります。 単語の収録数が他社の単語集と比べると少なめですが、一語一語丁寧な解説で、今まで軽く読み飛ばしていた語も深く取り上げています。 薄めでB6サイズなので携帯しやすいです。
評論文のからくりが解ってしまう本
私は理系人間であるが、子供の受験をきっかけに、自分があまり意識した ことの無かった「国語力」と言うものが知りたくてこの本を買った。 なるほど評論文のからくりがわかる。この本の例文としてあがった著者の 本を乱読して見たが、ポストモダン思想と呼ばれるテキストが全て似たり 寄ったりに見えてくるから不思議だ。一度に何冊も読んだから食傷気味と なった。 現代思想の潮流は、平たく言うと「相対的=絶対はない」とか「脱構築= 従来の考えに囚われるな」である。入試に出てくる評論文はこのキーワードに 沿った形で著者が気付いた身近な事例、たとえば身体とか女性を題材に 説明して見せているだけのようにも感じる。 これだけパターン化してくるのだから、著者が流行に敏感なのか、あるいは 知らず知らずして現代思想の枠の中にはまりこんでいるかどちらかであろう。 それにしても評論文のからくりが解ってしまうとは。この非常に薄くて、 そして平易な言葉で書かれた本たった一冊で!! しかし、「だからどうする、身体を失いかけた若者はどうしたら救われる、 女性の社会的立場はどうすれば変えられる」について、評論文は何も教えては くれない。恐らく自分で考えなさい、となる。 でも若者はその答えが欲しいのではないか。間違いを恐れず、読者に訴え かけてくる文章を。待てよ、だから「評論」文と呼ぶのか。思考トレーニングの素材 としの価値しかないのか。これが入試で問われる「国語力」の実態か。トホホ。 話がそれたが、評論文にはこのように型がある。読み方はどれを取っても 変らないので、入試問題を解くには、この型に沿って読んでいけばよい、 と言うことになるのだろう。なるほど小説文より点数が取り易い訳だ。 但し、センター試験のような選択肢問題の場合には、設問に巧妙に仕掛けられた 罠をかいくぐる能力も要求される。 入試国語は、「現代思想トレンドに関する予備知識」と「論理的な思考で選択肢 の罠を見破る能力」が求められているというのが結論。 費用対効果が抜群の一冊。全ての受験生にお勧め。
現代文評論分野における、重要な基礎語の概念・定義・意味・用法などの速習にも○
受験生に限らず社会人でも評論用語の理解は現代を読み解く上で重要である。 そこで、本書を熟読することにより、評論分野における重要基礎用語の背景まで比較的正確に理解できるので、 入試評論文読解や記述(表現)及び小論文対策における基礎体力の養成が可能。 さらに、習得度確認のための問題演習もでき効率的だ。 ただし、解説や説明を読み、理解する基礎的読解力や語彙力が必要なので、現代文がかなり苦手な方は、 有効に活用するのが難しいかも知れない。 自分にとって解りやすいかどうか検討の上選択してほしい。
最近の試験の特徴をとらえている
近代批判、論理性を扱った文章にはそれなりの重要語句も変わるはず。そうした言葉を対義語を交えながらわかりやすい短文で説明したりする。全部で4章、レベル別になっているので今から始める人でも気軽にできます。
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一発合格しました
これと漢字学習ステップを完璧にやって、一発合格しました。 2級までは学校の勉強をきちんとやってれば受かります。
基礎力を高めるための問題集
漢検2級を受検するべく購入しました。 ・受検の基礎力を高めることに主眼を置いた問題集 各設問ごとに、ウォーミング、練習1、練習2と分かれています。 しかしながら模擬試験は、巻末に2回分掲載されるのみ。 模擬試験をたくさんこなして覚えたい人だと物足りないですが、一般的な受験者ならこの1冊で充分だと思います。 ・参考書は別途あったほうがよいかも 部首名を問われる問題では意外な解答だったりします。そこは問題集を併用したいところですね。 といっても絶対必要と言うわけではなく、 私の場合はあえて間違えて、答え合わせをしながら覚えました。 他社も漢検問題集を出していますが、質量ともに必要充分。 それでいて税込945円なのでお得だと思います。 おそらくDSの漢検ソフトよりも身につくでしょう。
漢検対策に
苦手な出題分野”をなくすよう考えられた「分野別 」問題集です。 分野ごとに確かな実力がつくように内容は【漢字の読み】【漢字の部首】【熟語の理解】【対義語・類義語】【四字熟語】【送りがな】【書きとり】の7分野で構成されています。 p 各分野の問題に取り組む前に、知っておくべき基礎知識が解説されている【漢検おもしろゼミ】、ウォーミングアップ→練習1→練習2と基礎的なものから順にレベルアップしていき、無理なく検定に必要な漢字能力を身につけることができる【練習問題】(解答の手助けとなる「ヒント」や「意味」付き)、2回分ある【実力完成問題】 、部首、四字熟語など、まとめて学習すると効率的なものが掲載されている【巻末資料】など。
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良いビジネス文章を書くための入門書
ビジネスでは限られた時間で、最大の成果を上げる必要がある。そのためには、過不足無く情報を効率良く伝達する事が求めれている。 本書は文章での情報伝達に必要な技法やノウハウをまとめた物。この手の本では「考える技術・書く技術 バーバラ・ミント著」が有名だが、最初に読むには難しい。その点本書は平易であり、入門書として適している。良い例、悪い例が両方挙げてあり、具体的にどうすれば良くなるのかが判りやすい。 前半のMECEの概念や、文章構造の部分は大変有益。中盤以降は珍妙な文章のテクニック(?)が大半なので、半分だけ読めば良い。
二番煎じだが、第6章は一読の価値がある
読書の目的: 「考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則 」を読んでからしばらく経っているので、その復習のため。また、真新しい表現方法などあれば、その実践方法を吸収するため。 読後感、感想: 二番煎じ。だが、第6章は日本語特有の表現について触れられており、有用な内容だった。 本書は、メッセージの組み立てとメッセージの表現の2本立てで構成されている。メッセージの組み立ては、組み立ての準備、本論の組み立て(1)(2)、導入部の組み立て、の4章構成である。メッセージの表現は、組み立ての視覚化、メッセージの日本語表現、の2章構成である。 「考える技術・書く技術」を読んだことがある方は、メッセージの組み立てについては、特に読む必要はないだろう。
私はしゃべりが下手だから・・・という人にお勧め
私はしゃべりが下手だから・・・という人にお勧め。 文章作成の本ですが、しゃべりベタな人は緊張するという以前に、話がまとまっていないことが多いので、この本で活字レベルで話を整理する方法を学ぶと良いです。 当然、転職または就職の面接にも役立ちます!
書いて伝えるロジカルシンキング
最近のビジネスの場では、Eメールでも、プレゼン資料でも、書いて伝えるコミュニケーションが圧倒的に多い。その「書く」ということに絞り込んで、ロジカルシンキングの運用方法を用例を多用しながら解説されているので、かなり使える一冊だと思います。
このままやるだけで価値があると思います
部下にプレゼンの仕方を教えてみて、共通理解がないことに驚いた経験から本書を見つけて読んでみました。 まず、自分の指導してきたことをみごとにまとめてくれているので感動。 MECEを意識してSo what?, why so?を繰り返してプレゼンの論旨を確認していくわけですが、 ・悪い例と添削後を提供している ・練習問題があって自分で考えてみることができる ・なぜ悪いかを解説している という点が普通のhow to本より優れていると思います。 6章のメッセージの日本語表現は今更ながら注意しなければならないことをよくまとまっていてためになりました。 プレゼンの章立てなどに悩んでいる人にとっては発見があると思います。 上級者にとっては復習になるだけで、「ここはもっとひねるよな」というような印象を感じてしまいますが、よくまとまった入門書です。
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| 白川静さんに学ぶ 漢字は楽しい
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【くちコミ情報】
白川静氏の業績を垣間見た。
本書は漢字の意味を解読した白川氏の業績を小山氏が初心者にもわかりやすく紹介している一冊である。 はじめからいろいろと現在と意味が違っているものもあるし、もともとはこういう意味だったものがいつの間にかこうなっている、というものもあり、かなり刺激的だった。 私が特におどろいたものに、美、童、雲、電、爽、がある。その極めつけは犬である。犬は私たちの生活に昔からかかわっていたことがよくわかった。 もっと白川氏の業績に触れてみたくなる一冊でした。
子供でも理解できる漢字の生い立ち
漢字学研究者の白川さんの解釈をわかりやすく説明した本 漢字の元をたどって漢字の成り立ちを説明しています。 漢字の元の形20個が章になり、 1つの元の形(たとえば”辛”や”手”など)を元に それから派生した6〜12個ぐらいの漢字について 解説してあります。 例として、”取”などは手の漢字として、すごく印象に 残る説明がなされてあります。 とても面白く、小学生の子供に読んであげるととても 興味深く読みたそうにしていました。 ほとんど最高の評価にしたいのですが、少しだけ残念なのが 振り仮名が無いこと。解説の文中にも難しい漢字があり 子供には読めない漢字があるのでそのままでは子供は 難しそうです。 それ以外は、とてもよく出来た本で、のめりこむように読みました。
語源マニアの心をくすぐる「白川先生の漢字の世界」、旧漢字に慣れるためにも必読
今まで漢字の形に共通する旁(つくり)に気付きながらも、なぜそのような共通点があるのかを知らずに過ごしてきました。しかし本書を通読してその疑問が氷解しました。例えば、進・推・唯・雖・惟・誰・応(旧字体は應)・隻・双(旧字体は雙)・獲・穫・確・奪・奮。これらは全て鳥に関すると知って、目から鱗が落ちました。漢字の語源のイラストを眺めると、旧漢字の方が語源に忠実であるという事実も良く分かります。こうして【漢字のネットワーク】が頭の中に自然に入るだけでなく、その関連性の調和に感動すら覚えます。「現実の根底にある自然法則に気付くのは達人で、現実の根底にある自然の調和に気付くのは詩人である」(湯川秀樹)、その意味では白川先生は漢字の世界における達人であり詩人でもあるのだなぁ、と思ったわけです。こうして語源マニアの心をくすぐった訳です。本書を読んで早速「常用字解」を購入しました。(日本語に限らず外国語の単語もこういう語源に基づくネットワークで覚えると頭に定着しやすくなります。「語源でたどる英単語まんだら」(岡山 徹)や「ドイツ語語源小辞典」(下宮 忠雄)などがその良い例です) 余談ですが、新漢字は全くよろしくありません。例えば、売と価はその改悪の最たるもので、漢字の原義を成すための"貝"が全く抜け落ちています。賣と價でないと語源が辿れません(→ここは「舊漢字」(萩野貞樹)の受け売りです(笑))。そういう訳で本書は【旧漢字に慣れ親しむための心構え】を培う為の本としても良いと思いました。(旧漢字が理解できれば、中国語の「繁体字」の習得にも繋がりますし、「繁体字」が理解できてはじめて「簡体字」への飛躍も理解できます。という訳で、旧漢字の習得は中国語学習のためにもきっと役に立ちますよ)
漢字の相互関連性、それからそれへとつながっていく様が面白い
共同通信社編集委員兼論説委員の小山鉄郎が、漢字学研究の第一人者である白川静(しらかわ しずか)に取材して、漢字の成り立ちをひもといてゆく本。本文が200頁に満たない分量なので、取り上げた漢字もほんのひとにぎり。それでも、漢字にはつながりがあるのだなあ、奥が深いなあということが分かって、好奇心を誘われました。 あるキーワードをめぐって漢字がつながっていく様子が面白いんだなあ。たとえば、【人】をめぐる漢字の章。人 → 従 → 比 → 北 → 背 → 屍(「死」がない漢字) → 久 → 柩 → 大 → 天 → 夫 → 見 → 兄 → 光 → 先 とつながっていく様は、不思議に魅惑的で、パズルみたいな楽しさがありますね。あるいは【目】をめぐる漢字の章で、媚 → 蔑 → 夢 → ●(ごめんなさい。漢字が表記されません。読みは、「コウ」「しぬ」「みまかる」)とつながっていくあたり。呪術的で、面白いなあ。 漢字にはもともと興味があったのですが、今まで取っかかりがなかったのです。本書を読んで、白川静のほかの著作に手を伸ばしてみる気になりましたね。漢字の成り立ちや関連性に目をむけるきっかけをくれた本書に、感謝!
一種の絵本として読みたい一冊
しばらく前に白川先生の『常用字解』を購入しており、素人ながら私もその独創的な解釈に心奪われていたもののひとりである。本書は、何よりも白川先生の漢字学の世界を子どもにも視覚的に親しみやすいイラスト入りで説明してあるという点で「なかなかありそうでない本」であると言える。 例えば、「雲」の下の「云」は雲から出ている雲間を行き来する龍の尾だという、現代人からすると想像を絶する解釈がイラスト入りで解説されている。このような解釈に異議を唱える学者もおられるのかもしれない(尾ではなく稲妻であるとか)が、そんなことはおいておいて、1つの漢字をめぐってこれほどまでに楽しく想像力をかき立てられる話はなかなかないのではないか。現代人の見方では決して理解できない漢字の歴史を古代人の目線から白川先生が説明されているような気がする。
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暇があれば
暇が無い人はわざわざやらなくてもいい。過去問だけやっておきましょう。 暇がある人はとりあえずやりましょう。満点を目指す人にもおススメ。
この本で合格しました
子供と一緒に漢字検定試験を受けました。 40歳にして、子供と一緒に9級から受けています。(笑) --------------------------------------------------- (1)漢字学習ステップ (日本漢字教育振興会) (2)これだけ覚える漢字検定合格問題集(成美堂出版) (3)漢検分野別問題集 (日本漢字教育振興会) --------------------------------------------------- (1)(2)の組み合わせで、5級までは確実に合格できます。 4級以上になると、さすがに(3)が必要になるかもしれません。 【勉強方法】 (1)を主にして全体を網羅します。 (2)の第1章の練習問題を試験1週間前に集中して解きます。 これで合格間違いなしです。 ちなみに、「子供に負けてはならない」とお思いの親御さんは、 8級から5級までは、(2)の第1章、第3章だけやれば大丈夫だと思います。 しかし、4級からは(3)に手を出さないと駄目だという人もいるでしょう。 パソコン時代の今は、まじめに取り組まないと子供に負けますよ。 経験者は語る・・・です。 私は子供に何度も負けてます。(笑)
漢字学習ステップ
私には、漢字練習ノートが必要なかったのでその分星を減らしましたが、わかりやすくていい本でした。 これで!5級合格間違いなし。
漢検対策に
漢検5級を受検する方のための実力養成問題集です。小学校6年生で学習する181字の読み、書きなど、漢字の使い方が正しく身につくように編集されています。 【漢字表】 配当漢字の音・訓読み、総画数・筆順、部首・部首名、漢字の意味、用例を記載しました。 【練習問題】 配当漢字の読み・書きを中心に、部首、筆順、送りがな、熟語の構成、熟語作りなど、さまざまな問題で学習することができます。 ○1ステップに5~8字の漢字表と練習問題を設けています。 ○各ステップの書き取り問題は解答欄を3つ設けています。日付記入欄もありますので繰り返しの学習に便利です。前回の答えを隠せる「かくしーと」もついています。
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国民の貴重な財産、弟ながらより高いバランス
一昔前の知る人ぞ知る推薦図書である理科系の作文技術の弟分、しかし内容のバランスの点ではより優れている。あらゆる方にお勧めします。少し前に日本語ブームというのがありました。大野晋などの著作が随分と話題になりました。しかし、本当に大切なことは木下博士のかって主張されていた本著の内容と確信します。文芸や文化としての日本語ではなく、実業実践の日本語こそ最も大切です。そこでは日本の代表的文芸とは対局の簡潔明快で直裁な表現力こそ求められる。文章や構成を結論先行型にして、事実と意見の区別を明快とすることこそ、社会のあらゆる能率に通じる急所です。にもかかわらず木下博士のような著作は希有であり、日本語ブームが残念ながらこの現代日本の急所から外れてしまっている。したがって本著の価値は極めて高い。プレゼンのマニュアル本など足下にも及ばぬほどの効果があるのだが、一人でも多くの方がこの真価に気づかれることを願っています。
著者には、何か実践編を別に作ることを要望する。
「レポートの組み立て方」とあるので、大学生の卒業論文講座かと思いきや、これは「文章読本」ないし、「文章の論理」についての本である。 はっきり述べて、これは「1200字論文対策」など、小論文試験の対策にもってこいの内容であり、ここまで簡潔に整理されたものは稀であり、かつ基本中の基本が網羅されている。 すばらしい本であり、かつて論文対策として、私はさまざまな文章読本を読んだが、完成度としては最高の部類に属すると確信する。 事実と意見を区別すること。起承転結は絶対に論文にはダメだということが詳しく書かれている。 著者には、小論文対策編を何か実践編を作ってほしいものである。
例文が豊富。そして、この本自体が優れたレポートです。
「自分の意見と事実をうまく書き分けることが重要だ。以下のようなレポートは成功例である」というように、実際のレポートや随筆文を例にあげながら説明しているのでとても理解しやすいです。レポートを書くための本としては内容量が多いですが、目次を見て自分の苦手なところ・弱いところだけ読むのでも効果は有ると思います。 p 私は大学に入って少ししてからこの本を読みましたが、読む前のレポートの大半が5段階評価の3、たまに4でしたが読後のレポートではほとんど5ばかりになりました。もっと早くこの本を読んでいれば良かったと思います。
大学生必見の書。
大学に入ると誰でも1度は課せられるレポート。その出来だけで評価を下す先生がいることも事実。 この本は、レポートを書く際に必要になる資料の効率の良い集め方や処理のし方、そして説得力を持ちえるレポートの構成の仕方や書き方を解り易く解説した本です。 p 文庫なので、バッグに忍ばせておいて通学中に手軽に読めます。私もこの本を毎日のように読んでいました。 1度でもこれを読んだ人のレポートと、読まない人のレポートでは出来が違ってくると思います。忙しい大学生の為の本です。 絶対お勧めの本です。
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「てまえ持ちいだしたるは、四六のがまだ」「生麦生米生卵」。目次を目にするだけでも声に出して読みたくなる口上や早口言葉、古典の名句を集めた暗誦のテキスト。ページをぜいたくに使い、大きめの活字でぱらりと配してある言葉はなじみ深いものが多く、目で追ううちにいつしか口に出している。 こうした言葉は「日本語の宝石」、暗誦することによってその宝石を「身体に埋め込む」ことができると著者は言う。声に出し、身体で美しい日本語を覚えれば、意味はわからずとも潜在的な日本語の力を身につけることができる。 「腹から声を出す」「リズム・テンポに乗る」などのグループごとに選ばれた宝石たちは全部で76。「祇園精舎の鐘の声」(『平家物語』)といった古典の名句のほか「どっどど どどうど どどうど どどう」(『風の又三郎』)「はっきよい、のこったのこった」(行司のかけ声)など楽しいものがたくさん収録されている。 各文には作品が書かれた背景、声に出すときのポイントなどを丁寧に書いた解説がついている。著者自身の体験や、「兼好法師は『上達論おやじ』である」といった独自の言いまわしがまたおもしろい。気に入った言葉を覚え、ひとり朗々と暗誦したり、親子で声をあわせるのもいい。漢字にはふりがながふってあるから、子どもひとりで暗誦することができる。 読む、のではなく著者が言うように「使い切る」ことによって本領を発揮する良質の日本語テキストだ。(門倉紫麻)
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本書のレビューを判断する面白い方法
批判的な意見が思いの外多い事に、驚きを禁じ得ません。 多少なりともまともな文章修行をした経験のある方にとって、名文 を書き写してその形を自分のものにするのはごく一般的な練習方法 ではないでしょうか。 また、自分の書いた文章を音読してみて、その流れやリズムをチェッ クするのも極めて常識的なチェック方法です。慣れれば頭のなかで 音読しますが・・・。 名文の暗誦というのはこういったセンスを身に着ける一番の方法だ と思います。意味などどうでも良いのです。 読書家であれば、本書に掲載されている文章の原典を全て読んだと いう方もいらっしゃるでしょう。 でも、その原典を暗誦出来ますか? 文学と言うのは意味だけではないのです。 ストーリーだけでもないのです。 意味なりストーリーなりと、その一言一句の形と響きが渾然一体と なった芸術作品が文学なのです。 それを味わう事が文学を鑑賞することなのです。 暗誦はまさにその文章を味わい、自分自身のものとするための方法 なのです。 蛇足ですが、各文章の解説は単に読者の興味の呼び水として初心者 向けに簡単に書かれているだけだと思います。本書の目的から言う と無くても良い部分ですから。 なので、単に文学の知識が欲しいだけなら本書はお薦めしません。 最後に本書のレビューを判断する面白い方法を一つ。 あなたが読んで面白いと思ったレビューを参考にする事です。 その人は日本語を分かっている!
本書の価値を問い直したい
本書が世に出されて5年 他のレビュアーもおっしゃっているように意外にも批判的な意見が多いことに対して正直驚いている 私は家庭教師を4年間続け、小中高合わせて20数名を教えてきた(別段ひけらかす意味合いはないので悪しからず) 私は小学生を教えるとき、本書をテキストの一つとして愛用している また、中高生に対しては本書の存在を教え、自主的に読むことを奨めている 端的にいって効果は絶大である 子どもの知的好奇心というものは、ときに戦慄を覚えるほどに凄まじいものがあると日々実感している(大仰と思われるかもしれないが・・・) その自らの拙い実体験を思うとき、本書の批判者は果たして本書が出された”真価”を理解できていないのではないかと思ってしまう 本書は俗にいう理論家が批判する類の本ではない 何故ならば、本書は教育を実践する者、そして何より教育を受ける子ども達に向けて練り上げられたものである その点で、批判者は大きな勘違いをしているのではないだろうか!? 著者は誰もが気づき得ることを”初めて”した人である 誰もが気づき得るから大したことがないのではなく、それを”初めて”実践したからこそ、”時代の寵児”として衆目を集めるに至ったのであり、教育に対して一家言あると認められているのであると私は思う 口だけの理論家に本書の価値はわからない・・・ 改めて本書の価値を問い直したい!
文の選択や編集に好みはあるだろうが
暗唱すべき文が厳選され、文字が大きい、ルビが振ってある、歌舞伎、早口言葉、アイヌ、古事記など様々なジャンルから文が集められていて、わかりやすくとてもよい。個人的な好き嫌いはあるだろうが、ここに取り上げられている文をすべて音読し、解説を読めば達成感も得られる。それぞれテーマを決め、文を集めてきた著者の努力・能力も素晴らしい。
音読の大切さは分かる!
昔の人はよく音読をした。 御武家さんの子弟が論語などを音読し、字面より音で体に覚えさせたのはその典型だ。これは近代にも続いた。 新聞を読む時に音読するお爺さんお婆さんも、少し昔までは良くいたらしい(30年位前まで)。 そういった意味で本作はCDを軽く聞いて、お気に入りの文章・言葉を音読するといった楽しみが一番だ。 また文字のみでは読み方が分からない言葉がある。本書で読み方が判明したものもあった。 とにかくリラックスして聞くことで初めて楽しめる本だ。 私の子供は8歳だが、ごくたまに聞いただけなのに「坊ちゃん」、「平家物語」、「じゅげむ」などなど暗唱している。 お気に入りの言葉は特に覚えており、興味ない言葉でも自然に部分的ではあるが音で覚えているようだ。 その点でCDは重宝している。しかし難を言えば、飽きる点だ。もう少し楽しめる工夫が欲しい。
カタログ本として以上の価値はない
筆者が面白いと思った文章を任意に抜き出して、怪しげなコメントを付け加えただけのお粗末な本。 一例を挙げれば、「他力本願」がリラックスして体の力を抜きなさいという教えなどでないことは仏教を少しでもかじった人ならすぐに見抜ける。 日本語の美しさというなら「神と語る言語」とまで呼ばれるスペイン語やシラー、ヘルダーリンを生んだドイツ語の崇高さなどにまで踏み込むべき。 でなければ安直な「日本語万歳」の域を出ない。 そもそも筆者の活躍する分野にしてからが身体論・コミュニケーション論などどうとでも解釈できる分野ばかり。 こんな本からブームが生まれるようでは、日本人の知的怠慢は甚だしいと言うほかない。
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おすすめ度
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| 完全征服「漢検」準1級
日本漢字教育振興会(編集)
¥ 1,365(税込)
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【くちコミ情報】
第一関門
2008年2月3日受験で合格した者です。 漢検の公式教科書ともいうべき存在です。 この本のわからない問題をつぶしていくことで、準1級挑戦に必要な基礎力をつけることが出来ます。 ただし、この一冊だけでは足りません。最新傾向に対応しておらず、「共通の漢字」という問題が掲載されていません。 『頻出度順問題集』(高橋書店)と並行して進めると、記憶が促進され、効率的にこの本を終わらせることができると思います。また、総仕上げには、最新傾向に対応した成美堂出版の本試験型シリーズをおすすめします
漢字検定の教科書
合格を目指すには避けて通れない本だと思います。 問題数こそ多くはないですが、準一級に合格するための、入門書的な役割を果たし、 一通り仕上げれば、準一級の問題レベルや概要を把握することが出来ると思います。 但し、他のレビュアーの方も書かれていますが、本書を仕上げたただけで、 合格基準に達する訳ではありません。あくまでも合格への骨組みを作るだけであって、 血と肉となる知識は、他社の問題集を数冊仕上げ漢検四字熟語辞典などを学習し 獲得しなければなりません。また付け加えると、本試験には市販の問題集に掲載されていない ような問題が以前よりも頻出している気がしますので、その問いを如何に得点できるかが合否の分かれ目のような気がします。
さっき検定してきました。
たぶんこの本を完璧にしたとしたら120点くらいは採れると思います。これだけでは受からないみたいです。ビックリしたのは問題用紙が袋綴じだった事です。
語彙力アップに
漢字検定準1級を扱う本書では、今までに見たことのないような漢字が続出です。 たとえ、見たことがある漢字であっても、読み方が確実に分かるものは少ないです。 しかし、少し難しい本を読む場合には、この程度の漢字が読めるほうがよいと思います。 また、知らない漢字に出会うたびに、辞書をひけば語彙力を向上させることができるでしょう。 私も、学習を進めながら辞書を片手に読んだり、書いたりの勉強をしています。 2級は、常用漢字を中心とした問題になりますが、 準1級ともなると、JIS規格の学習になります。 それだけ難易度も高くなりますが、深い教養を身に付けることができるでしょう。 また、漢字を読んだり、書いたりする中で自信もつくと思います。 準1級の壁は難関ですが、本書を中心とした学習で合格に一歩近づけるのではないかと思います。
いい本だが おしい
いい本です。準1級のまず最初によむべきです。 しかし、これだけで完璧というほど準1級は甘くないです。 準1級以上では、もう少し範囲を広げて自分で工夫したほうがいいですね。実感です。
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