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【くちコミ情報】
爽快なルポルタージュ
東日本では知る人の少ない事実だが、日本で最も国際線の乗降客が多い港は福岡・博多港である。この「国際港・博多」の地位は、この本で取り上げられている「超高速船による博多‐釜山航路」の開拓によるところが大きい。 その超高速船・ビートルは、国鉄民営化に端を発した、JR九州の新規開拓事業の一つであった。本書は、国鉄民営化から筆を起こし、辛い時期を乗り越えてビートルが福岡・下関‐釜山間の乗客シェアトップを獲得するまでに成長するに至るその軌跡を、事業に携わった人物を中心に描いていく。多少、プロジェクトXっぽい読み物ではあるが、関わった人々が一体となって逆境を乗り越えていくストーリーは、爽快な読後感に満ちている。 評者は一度だけビートルに乗ったことがあるのだが、あの航路に込められたこれだけの人々の思いを知れば、また乗ってみたくなった。残念ながら、ビートルはかつてと違っていまや超人気航路と化しているので、うまくチケットが取れるかどうかわからないが…。
勇気づけられました
最初は赤字続きで社内からも冷たい目で見られていた日韓航路を福岡-釜山のリーディングキャリア(シェアNo.1)に仕立てたビートルプロジェクトチームの物語でした。(ビートルは船の名前) p 単なる船にしかすぎないビートルをチームの皆で我が子であるかのようにかわいがり、”我が子”とともに目標達成に向けてベクトルをあわせて頑張り、とうとう目標を達成した彼らが本当にうらやましく思えました。最小限の人員と徹底した節約、事業継続のためにやむを得ず行った別航路廃止と、大変厳しい環境にありながらも決して弱気になることなく問題を一つずつ解決していく様子など、日々の自らの仕事にもあてはまるようで、大変勇気づけられる一冊でした。 ありがとう!
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【くちコミ情報】
ちょっと難しいが面白い
船と言えばいわゆるクルーズ船(豪華客船)がブーム。船に興味がある人の多くが興味が あるのはフェリーより客船だと思う。 で、この本のメインは「超高速フェリー」のテクノロジーについてだが、満遍なく各種の船 の技術について書かれていて、客船の歴史、大西洋航路のスピード競争の時代にかかわる 記事もあって非常に面白い。 安全性、操船、快適さに関する技術の話題など、豪華客船の技術と共通する話題も多いので 理系の客船マニアには楽しめる本だ。
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ズバリ、お薦めします
深海と何か、また深海底の様子、深海と地球の気候変動、深海の生物など、知りたいことを図も使いながら、平易な文章でわかりやすく解説されています。 中高生にもお薦めできます。
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これから!の人にはオススメ
「○○になるには」のという題で数多く出版されている「なるにはBOOKS」の121冊目です。 筆者は、新人海上保安官を主人公にしたマンガ「海猿」の原作者、小森陽一さんです。 全体の構成は、海上保安官にインタビュー、海上保安庁の組織とその業務についての解説、最後に海上保安官になるための方法が解説されています。 p 海上保安大学校や海上保安学校の採用試験過去問といったものは掲載されていませんが、保安官へのインタビューは貴重だと思います。不審船銃撃事件の際に射撃を担当した巡視船「みずき」船長や、特殊救難隊長、女性保安官等へのインタビューが掲載されています。 p 海上保安官に憧れている僕は、実際のところ海上保安庁についてあまり知らない部分が多かったのですが、この本を読んでいろいろ知った事があります。 既に海上保安庁について多くを知っている方には物足りないかもしれませんが、海上保安官になりたい人以外にも、海上保安庁についてもっと知りたい人にもオススメできる1冊です。
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【くちコミ情報】
概要を知る
公務員試験の対策の一環として利用することが多いと思いますが、水産白書はまず、グラフが多く解り易く説明してあります。資源状況、施策、方針、漁業の実態等、公務員試験対策としては不可欠なものが取り上げられてあります。特に平成19年は水産基本計画の改正の年なので、多少重要性が強いと思います。
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海の蒼さと深さにふれられる写真集
海はあらゆる存在をのみこみ、かつ生み出す母胎をあらわすものだそうですが、そのことを実感させるように、どこか懐かしい気分になります。 現代を生きる私達は、誰もが多かれ少なかれ、何かに追われてあくせくした毎日を過ごしていることだと思いますが、何も望まない、何も求めない、――何も失くさない、何も怖くない。そんなカタチがあってもよいのかもしれない、と思えるような静かで穏やかな写真が満載です。 イチオシです!
実は部外者だが
実は、ある件で船舶のことをいろいろ調べているうちに、この写真集に出会った。最初は「海の名前の由来のうんちく」かなと、不届きなことを考えて読んでみたのだが、これは実に素晴らしい。 地球上にはまだまだこうした美しい_(モチロン、写真家の技術は素晴らしいのだが)海があることをまざまざと「理解」させられたのである。普段、都市生活をしているとこうした広大な(地上以上に広大な)世界に出くわす事がないため、余計にそう感じてくるのである。
海をもっと好きになれる本
視覚的・感覚的な「好き」を超えて、さらに海がいとおしくなる1冊。 魚や海獣たちは、本能で海を知り尽くしてるかもしれない。 だけど、この本は、ヒトにだけわかる喜びを味うことができる。
海。海。海。
かつてこれほどまでのビジョンで海を網羅し、我々に語りかけてくる鮮明なクォリティで海にアプローチでき得る書籍があっただろうか? 心まで清浄に洗われるかのような紺碧の239枚の写真が、 ページをめくるたびに世界中の海へと私たちをいざなってくれる。 p 本書は私が出会った海をテーマにした写真集の中で最も洗練され、 またもっとも感性を刺激した、ひとつの美の境地である。 p しかし本書はただの写真集ではない。 海に関する言の葉を網羅し、ひとつひとつの説明から語源まで深く掘り下げて紹介している。 それが本書のタイトルの所以であり、ありきたりな海の写真集とは一線を画する点だと言える。 しかもその情報量はまるで辞書のように膨大で、まさに知性の海である。 p 美と知が織り成す至福のハーモニーを是非、あなたのお手元へ。
こういう本を書く生き方は素晴らしいですね
「海」に関する美しい写真集です。私の解説などより本書を手に取って頂くのが良いでしょう。感動したいくつかの点を紹介しましょう。 p ・ポセイドン(Poseidon)とネプチューン(Neptune)(P. 18)・・・両者とも海の主神ですが、前者はギリシア神話、後者はローマ神話が出典です。 p ・ミクロネシアのサンゴ礁の無人島(P. 28)・・・もう、とろけてしまいそうな気持ちになる島の写真です。透き通った海、青い空、白い浜辺に椰子の木という使い古された言葉が実はいかに素晴らしい風景を表しているかを再確認してしまいます。 p ・パラオ・ロックアイランド(P. 30-31)・・・パラオ松島と称えられる多島海の写真です。「ナンダコレハ?」と思わずハニワになってしまう素晴らしい風景です。 p ・フロリダ半島沖のメキシコ湾流と沿岸水の潮目(P. 34-35)・・・映画「ファインディング・ニモ」に東オーストラリア海流が登場して、なぜトンネルのように描くのか?と思いましたが、この写真を見て納得しました。海が真っ二つじゃないですか!! p ・潮風(P. 52)・・・スバラシイ!まるで水墨画の世界を見るようです。この色合い、脈動感には絶句。 p ・白砂青松(P. 158)・・・天橋立の写真ですが、さすが日本3景ですね。正直、名前は聞いてはいましたが、これほど美しい場所とは想像していませんでした。ディスカバーリーご近所にぜひ行きたいと思います。 p 本書の作者である中村氏は子供の頃の興味・関心を活かして水中写真家となります。今年(2004年)で55歳でしょうか。ふとしたきっかけから海の雑誌に写真が使われるようになった、とのことですが運もおありにあるのでしょう。収入が安定化するまでは大変だったかもしれませんが、こういう生き方をされる方は素晴らしいですね。
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