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無駄を徹底的に省きつつも、多収穫を可能にする農法
「「要旨」」 ◆自然農法とは、労力をほとんど使わずに多収穫を得られる農法である。 この農法の原則は「無耕起・無肥料・無農薬・無除草」。 すなわち、田畑をクワや機械で耕さず、土に新たな腐葉土を入れる必要もなく、 有害な化学薬品で害虫を殺すこともしない、そして除草の手間もなし、 という従来とは比較にならないほど‘楽’な農法である。 だからといって収穫が少ないわけではない。他の地域よりも多収穫である。 ◆本書はその自然農法について簡単に解説し、 さらに自給自足と無為の生き方を最善とした「緑の哲学」も紹介されている。 また現代の農業・食生活と自然農法・自然食とを比較し、批評を加え、後に正しい仕方を教えてくれる。 ちなみに、自然農法の詳細な解説は他著『無3』の第3・4章にあります。 「「感想」」 ☆現在 われわれは地球資源を大量に消費し続けております。 石油やウラン、胴や金、そして森林、水・・・etc、その消費・枯渇の行方とともに 組織間での奪い合いもまたこれからどうなるのか心配です。 ☆「自給自足」ができればそうした心配も軽減します。 実は著者は数十年間、電気もガスもない場所で自給自足生活をしているそうです。 彼のように生きるうえで本当に必要な知識と技術を備えている人間は、 社会の変動など無意味になるでしょう。全てはそこで調達できるのだから・・・。 われわれも将来を見据えて、自給自足ライフを考えていくほうが賢明かもしれません。 自然農法はそうした意味で非常に役にたちそうに思いました。
どこが 「自然 農法」なのだろうか?
表題に「自然農法」銘打っていますが、よく読むと、養鶏場で一生、土を踏むこともなく飼われた鶏の糞を肥料とし、除草の薬剤を使用しています。誇大な表現ではないでしょうか。 果樹園の林床を草で被う草生方は、非常によいと思います。泥ダンゴも、コート種子のさきがけを成していて、優れた先見性と思います。ただ、砂漠に、多湿な気候条件の日本の野菜の泥ダンゴ種子を蒔いて、本当に育つのかは、かなり疑わしいと思います。読み物としてはよいかも知れないが、実用性は希薄と思う。
原点に還る
この本は、”人間何かに行き詰ったら原点に還るべし” という事を端的に言っているように思える。 私も農民だが、本を読み進めるにつれ、今までの常識が非常識に思えてきた。 ただ一点、自然農法の定義が何か分からないが、氏が”鶏ふん”を使っている事は腑に落ちない。 この本は、多くの役人、農民にまず読んでもらいたい一冊だ。そこで何かを感じて欲しい。 又、消費者も、農作物の色や形でなく何が大切かという事を、この本を通して考えて欲しい。
自然農法を知る
アメリカに滞在していた時に、多くのアメリカ人から色々な機会に、この本を薦められました。日本人なのに?!知らないのっといわれ、彼らのこの本を絶賛していました。 だから、私も英語ではさすがに読んでいませんが、日本語版を探して読みました。 この本は根底から私の考えを変えてしまいました。素晴らしいにつきます。是非多くの方に読んでもらいたいです。
わら一本。
読み終えて、いや読んでるときも感じたのが、「渾身の本だなあ」という感じです。 田舎(過疎地)出身ですがみんな農薬づけで自分らで食べるぶんは別に作ったりしてますもんえ。 子供のとき、マスクして重装備で農薬をまいて姿を見て、なんか引きましたもん。そんときは体に悪いとかどうのこうのとかまったく知りませんけど、なんかあれって異様でもん。 話はずれましたけど、この本で自然農法が成り立つなら(もう成り立ってますね)すごいっすよ。家に帰ったら泥団子まきますもん! 本の内容とか触れることないと思うのです。「一度お読みになってください」って感じで。
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爽快感ある研究書
著者の主張は強く、ブレず一貫しています。よって高度な専門書ながら、農業分野に精通しない読者にも一通り読めます。 一人称の「私」も積極的に使われ読みやすい。 他方、「JAに関する考察」「農地と政治」などさすがに専門的。 農地転用の推移や農地流動化面積のマクロ的統計など、他で見ないデータが筆者の手によって算出されています。詳細な論理、提言もクリアで具体的。 読後、爽快感があふれる研究書だと思います。
日本社会のあり方に指針を与える貴重な書
本書を、食品偽装、遺伝子組み換え食品、BSE、日本の自給率の低下 などの問題に関する行政批判の一類であると高を括って読み始めると カウンターパンチを食らうことになる。なぜなら著者は、近年の食と 農をめぐる議論の問題の本質は、我々市民(農民および消費者)の怠 慢と無責任にあると断言しているからである。よって、殆どの人にと って、本書を読み進めることは、自分が如何にお任せ民主主義に甘や かされた日本社会の市民であったかということを是認させられ、具体 的行動を強いられるという苦痛を味わうことになるだろ。 本著の中盤ではJAの怪しさ、農地と政治、企業の農業参入に関する問題 が論じられているが、既得権益を握る側がいかに具合よく延命してきて いるかということを非難するに留まらない。このような現状を作り出し たのには市民の行政監視の責任放棄が原因でもあり、マスコミが取り上 げ、自分にも被害が及ぶと感じるや否や、行政を批判し、善良な市民面 をするのは卑怯(無意識であっても)だとまで言い切っている。これと よく似た例として、高層マンション建設反対運動などがあげられる。高 層マンションの建設を抑えたいのであれば、普段から条例作りを進めて おけばよく、それを怠っておいて、隣地に合法的に高層ビル建設計画が 持ち上がると環境悪化を理由に反対を訴えるといったものだ。その反対 運動に費やすエネルギーロスを考えてば、欧米に見習って、事前に合法 的にトラブルの種を摘み取っておくための市民参加の政治的土壌の培っ ておくことも必要であろう。このような問題からだけを見ても、常日頃 から自分に関することには責任を持つことが重要であると感じる。 個人的に面白いと思ったのは、「結章」で述べられている、日本農業へ の外国資本・外国労働力の導入という提案だ。農業の担い手が減ってい る現状においては妥当な策に思えるし、本当の意味での食の安全・安心 を考えるよい機会になるかもしれない。 詰る所、本書は食と農の枠組みを通じて、市民の責任放棄という日本社 会の病理を糾弾し、キャッチアップを終えた日本社会のあり方に指針を 与える貴重な書である。自分の思考の枠を広げられたという意味でも大 いに読む価値があった。
市民の責任放棄
終章で著者は、「本書は、食と農の枠組みを通じて、市民エゴという日本社会の病理をみてきた。」と記している。 先にそういう結論だと念頭において読み始めないと、理解しずらい。著者が指摘しているように、われわれがマスコミと官による誘導に乗ってしまっているからなのだろう。
潔く断ち切った...
刺激的で面白い内容だと思います. 少々前の本になりますが, 岸本重陳「豊かさにとって農業とは」あたりのより平易な文章と学術的なこの本と併せて読んでみるのもよいのではないでしょうか.
農家・官僚・政治家の行動原理をわかりやすく解説している
筆者は、現代の農業問題は、消費者・行政・農家・政治家がそれぞれが「自分たちに美味しい」ことをしている結果だと説明している。つまり現在の制度自体が問題であると。これが実に直感的にわかりやすい。 例えば、「農地は宝くじ」だから、生産意欲はないのに農家はなかなか手放さない、あるいは、農水省は予算・定員確保のために「国民の食の安全・安心ニーズ」に便乗しているなど。 ことさら難解な書や実例を列挙しただけの書が多い農業関連書において、読みやすさ、わかりやすさという点で、本書は群を抜いている。農業に興味のない方も、都市部在住の方も、必ず身近に感じられる内容なので是非お勧めする。 農家の「宝くじ」を税金で整備している現状を許せますか?
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実はあまり自然農のことがわからなかったのですが
どうして耕さないで作物が作れるのか、 売れるものができるのか=生活は成り立つのか、 本当に取り組んでいる人はどれくらいいるのか、 どんな人たちがどんな気持ちでやっているのか、 そんな疑問というか興味にひかれて手にとりました。 結果は納得です。 押し付けがましい理論ではなく、淡々とした取材にも好感が持てます。 農の未来は捨てたものではないのかもしれないと思わせてくれます。
等身大の暮らしを選んだ人たち
有機無農薬栽培を「自然農」と呼んでいる人がいたり、耕さなくても専用の機械で田植えをしていたり(自然耕)、さまざまな栽培方法があるが、奈良県の川口由一さんが提唱している「自然農」には、耕さず、肥料・農薬を用いず、草や虫を敵としないという基準がある。 本書は、その川口さんの自然農を学び、全国各地で実践している人たちを訪ねたルポルタージュである。写真集としては小さめながらも、B5変形判の写真は迫力があり、草や虫とともに野菜やお米がのびのび育っている様子がよくわかる。また、自らの田畑に立っている登場人物の表情も明るく、のびのびしていることが感じられ、その人物も田畑と一体化したような印象さえ受ける。 インタビューのページでは、どうして自然農を始めたのかその動機がつづられている。川口さん自身は、家業の農家を継いで農薬や除草剤を使った農業で体を壊し、この道に進んだという。若い人たちは、有機農家で研修をしたものの、耕して、堆肥をすき込んで、手で除草をするという作業になじめず、自然農の豊かな世界にみせられた人も多いようだ。著者の淡々とした文章によって、逆にそれぞれの人生観がくっきりと浮かび上がってくる。 「命の営みにひたすら沿う自然農は、この世界に何ら問題を招かず、永続可能な農のあり方なのです。これからは『何かしないといけない』という考え方はいりません。余計なことをしないことがたいせつです。環境問題にしても、問題を解決するのではなくて、問題を招かない生き方をすることです」(本文より) 川口さんの言葉は、一人ひとりが変わらなければ、社会は変わらないことを教えてくれる。
自然農の田畑の写真から気持の良い波動を感じます!
当初、自然農の写真集と聞き、地味だなあ‥売れるのかしら?と思いましたが、見て納得、読んで感動でした! 畑には作り手の性格が出ると言われていますが、その作り手の顔とともに美しい田畑の写真にいのちが輝いていました。 その自然農の田畑の写真から、なんとも気持の良い波動を感じるのは不思議です。 また、自分が知りたいことではなく、相手が話したいことを引き出す聞書人(キキガキスト)と称する著者の新井由己さんの文章が写真を更に引き立てていました。 そして、エピローグでは、桜沢さんのマクロビオティックから、岡田式自然農法、福岡式自然農法、藤井さんの天然農法、川口さんの自然農、パーマカルチャーまで、それぞれの特徴と関連性を分かりやすく解説してあり、私的には頭の中がスッキリしました。 農的暮らしに興味のある方には是非お勧めの1冊です。
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【くちコミ情報】
狂牛病発生までのドキュメンタリーです
まずこの本を読む前に著者の「生物と無生物のあいだ」を読まれることをお勧めします。 本書内でも触れられている「動的平衡」やその発見の歴史などがより詳しく書かれているので、 より良い理解を得られることでしょう。 さて、本書ですがタイトルは著者の希望通りだったかどうかは疑問です。 当時の政治的懸念事項であった狂牛病をタイトルにつけることによって 売り上げを伸ばそうとした出版社側の憶測を感じます。 本書は確かに狂牛病をテーマにした本ですが、 その内容は分子生物学を学ぶにあたって避けては通れない、 政治的・倫理的な問題を実にうまく提起しています。 狂牛病発生までの過程をドキュメンタリー的に追跡することによって、 人間が犯してきたおろかな間違いや判断を指摘しています。 もちろん著者の意見が読者の賛同を得られるかどうかはわかりませんが、 私は納得・賛同します。 今日、どうして狂牛病が人類に脅威を及ぼすような世界になったのか?を 著者のわかりやすく、テンポの良い日本語を通して考えてみてください。
世界観がひっくり返される本
人間は何故、タンパク質を摂取し続けなければ ならないのか? 食物を消化するとは、どんな意味をもった行為 なのか? これらの問いへのアプローチがスリリング!! そして、生物とはタンパク質の循環・流れの 中にある「淀み」である、という考え方が 紹介されています。 本書で書かれていることが、「本当」であるか 否かは判断できないのですが、 考え方、物の見方としては、 かなり衝撃的で、世界観がひっくり返される といっても過言ではありません。
自分は食べません
松永和紀氏の食品報道に関する一連の著作や中西準子氏らのリスク 評価の著作を読んで、BSE問題については「全頭検査なんて無駄なん じゃねぇの?そうそうヘビーなリスクでもねぇし、コストがでけぇよ」 とか思ってました。 あら、でも、BSEに関しては、そうした冷静なリスク評価ができるほど には、いろんなことが解明されているわけじゃなかったんですね。 うひー。 知りませんでした。さー、どーなんでしょ?? さて、そうした具体的な研究のアウトプットの基礎となる理屈はどうか といえば、還元論ではなく物的に構造化された相互関係が問題にされて いて、いってみれば、形相的な同一性に探求の照準が絞られていまして、 自分の立場としては非常に近しいものを感じつつ、実験の設計や実験そ のものの技術的な可能性評価、および実験結果の評価に、どう適用して いくのか確実ではない部分が多いようにも思われ、激しく保留です。 一方、BSEの病理学的論争の背景に隠れて、その英国における蔓延には、 非常に杜撰でお粗末な社会的プロセスがあったわけで、そう言われてみれ ば、そりゃリスク評価以前の話しだよね、とは思いました。 昨今の食品偽装報道を見ても、どーも、冷静な科学的根拠に基づいたリス ク評価よりも、もっと当たり前の社会的プロセスに不備があるっぽいので、 やっぱり牛はまだ危険だろ、と思うことにします。
生きているとはどういうことか、人間とは何か
「もう牛を食べても安心か」という問いに対しては、この本は、「大丈夫かどうかわからない、つまり安心ではない」と答えているだけですが、その問に対して答える過程で、「生きているとはどういうことか」「人間とは何か」という深淵な問いに答えてしまっている驚異の本です。福岡先生は、「生きているとはどういうことか」という問いには、「タンパク質の動的平衡状態そのものが"生きている"ということと同義であるp.69」と回答し、「人間とは何か」という問いに対しては、「分子のレベル、原紙のレベルでは、私たちの身体は数時間のうちに入れ換わっており、「実体」と呼べるものは何も無い。そこにあるのは流れだけなのである。P.56」「記憶とは、一言で言えば、ある特別な体験に際して、脳の神経細胞ネットワークの中を駆けめぐった電気信号の流路のパターンが保持されたものだということだ。p.140」と答え、人間とは「分子・原子と電気信号の流れ」なのだと説明されています。福岡先生は、その「流れ」を壊すとして、遺伝子組み換え、臓器移植を批判しています。これだけ科学的かつ根本的な「遺伝子組み換え」に対する反論は拝見したことがありません。遺伝子組み換え反対運動家は研究者を「悪魔」と罵るのではなく、こういう本を読んで冷静に科学的に説得力を持った意見を言って欲しいです。また、これだけ体系だった無神論的生命論も希だと思います。内田樹先生の「私家版・ユダヤ文化論」の注で引用文献とされていたので読みましたが、思わぬ衝撃本に巡り会ってしまいました。キリスト教徒で遺伝仕組み換え賛成の私としては、人に勧めるのは気が進みませんが、やはり多くの人に読んでもらいたい本です。
ためになる。しかし、保留。
狂牛病だけの話ではないところが、評価の分かれ目だ。 著者の言う「動的平衡論」は、俗耳には入りにくい生命観であり、これに触れておくことは、世界観を広げることになろう。要は、「固定的な実体は、ない」ということを、化学の言葉で説明している。 なお、「動的平衡論」が端的に知られるのが、「記憶は信号の流路パターンである」(p140〜144)という章である。 しかし、下の「書いてあるからといって事実とは限らない」というレビューを読み、「動的平衡論」の科学的価値については、保留しておくのがよさそうだ。
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かゆいところに手が届く
パーマカルチャーを勉強しているわりに、実際の畑のこと、種をどうやってまくか、間引きはどうするか、収穫はどうするか、が全然わからない私にとっては手取り足取りの指南書となりそうです。 作者の記録したひとつひとつの「実物大イラスト」は、実物写真以上に役にたちそうです。伝えたいことをしっかり伝えられるイラスト、という手段は有効です!! 草も虫も敵としない、畑には自分のほしいものをいただく、そのためにちょっと草を刈らせてもらう・・・そんな考え方が私の求めていたものとぴったりでした。 但し、採種のことまでは詳しく載っていませんから、これでまず育てることができたら、自家採種の本を買おうかなぁ、と思っています。
雑草がかわいくなる
雑草がかわいく見えるようになった なんでもかんでも残すわけではないけれど 豊富な実験データに基づいていて説得力があり よく調べているなあと思った
完全版農薬を使わない野菜づくり
僕が、徳野雅仁さんの著作に興味を持ったのは、地元の地方紙にコラムー自然野菜が面白いーがのっているのを見てからです。僕も家の裏庭で野菜を作っていますが、害虫、病気などで思うように野菜づくりができません。 目から鱗のー除草も耕すこともいらない。-これにひかれました。 春からこの本をバイブルに、野菜づくりをしてみます。
オーガニック ガーデニング の基本です
この本、私の野菜作り 及びガーデニングの まさにバイブル的存在となっています。基本の土作りや 他の園芸書には見られない 徳野さんが実践していらっしゃる 農薬を使わず自然のままに育てる 土を耕さない不耕起栽培、 雑草の力をかりて 丈夫で美味しい野菜を育てる方法が 大きなイラスト付で とてもわかりやすく シンプルに説明されています。
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【くちコミ情報】
見えていないものが多すぎることを実感させられました
本書は,日本フェアトレード委員会による翻訳本であり,コーヒー豆生産国の経済危機が,市場構造によって生み出され,再生産,ないしは悪化させられている事態を浮き彫りにし,構造的な転換の必要性を訴えたものである。 このような構造的な搾取は,コーヒーだけのことではないだろう。この世のあらゆる取引に存在するものである。もっといえば,自由世界における弱者と強者のあらゆる関係に存在するものである。人道的な立場に立てば,あるいは,西洋的な博愛の精神に立っても,日本的な豊穣と幸福の精神に立っても,問題視すべきである。もっといえば,合理的な精神に立ったとしても,問題視すべきである。なぜなら,この構造が続けば,いつしかコーヒー市場は破綻し,われわれはコーヒーを飲めなくなってしまうからである。 いい本でした。
世界について考えました
フェアトレードなど普段はあまり考えない問題。 コーヒーショップのメニューをよく見ると、 フェアートレードコーヒーが売っていたりする。 競争と共生、考えるべきことはたくさんあると思います。
すばらしくまとまっている本です
近年、中国の需要拡大からブラジル・アルゼンチンで大豆モノカルチャーができつつある、危険ではないか? と調べているうちにコーヒーに突き当たった。毎日死ぬほど飲んでいるコーヒーは、私の知らないうちに崩壊していた。 p この本は、コーヒー生産国における農家の惨状、品質の低下etcを短いページで雄弁に語ってくれます。 p たかだか100ページそこそこですが、「何」が原因なのか、「どうなって」いるのか、一方で焙煎業者はどうか、 「どうすべき」か、など、疑問を隅から隅まで片付けてくれます。文章は明快でわかりやすく、よくまとまっています。 一つ一つを論理的に、また数字的に示してくれます。「信頼のおける」文章です。非常に中身の濃い本だと思いました。 p 一方で最終章の部分に載せられた、生産国はどうすべきか、焙煎業者はどうすべきか、などの具体的な提言は、 非常に熱意に溢れたものとなっていて、惨状を改善したいという思いが伝わります。 しかし、それでいてそれまでの章の極めて明快な論理に支えられているため独善的になっていないのです。 p この本は、意外なところで出会った名文だと思いました。そこらへんの新書などよりはるかにいい。楽しかったです。 コーヒーの状況についてもよく理解できました。実際に消費者に対しても行動を起こすよう、提言がありました。 ・・・・・・お金に余裕ができたらフェアトレードを使います・・・・・。
コーヒー危機
今まで何も考えずに毎日飲んできたコーヒーの一杯一杯が、このような世界的なコーヒー危機の消費国側の末端にあったことを知り、とても罪悪感を感じました。読んだあとフェアトレードコーヒーを購入したいと思ったのですが、近くで売っている場所がないようなので、インターネットで購入しました。フェアトレードコーヒーを購入できる店など、読んだ人が具体的に行動をおこせるような情報が付け加えられていればいいのにと思いました。
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(最高の医学書)マクロビオティックが最も分かる本
世界規模で広がりを見せつつあるマクロビオティックの内容を補完する内容です。マクロビ…を知りたい人は是非読むと参考になる。もう一つ事実を重ねて、その確かさを再確認できる本です。だいたい、命の危険に晒されて、それを乗り越えた人達が口を揃えていう事は大抵一致していて「身近なものを疎かにするな」「身近なものが実は一番大切だ」「身近なもので命を救われた」というものです。しかし案外人はそういうこと(身近なもの・当たり前の事)を疎かにします。それは身近すぎるが故に…です。全く皮肉な事です。そういう大事な事に、痛い目に遭わないと人は気付かないなんて。そういうことをこの本は教えてくれますよ。いかに身近な事が大切かが。
まず、読んでください。
そうしたら、なにが本当かわかります。この本のすべてが正しいとはいえないかもしれませんが地球に生まれたものとして知っておくことだと思います。
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循環農法の提唱者ということで手にとって読んでみたが・・失礼な言い方だが、たしかによく勉強されている。また農業の現場における体験も豊富で、その実践的経験が言葉を裏打ちしていると思う。 p しかし、氏の提唱される循環農法との具体的な接点はつかみにくい。また千島学説やマクロビオティックなど、知識のある人にはことさら目新しい切り口はない。たとえばケルヴランの生物学的元素転換を持ち出すのであれば、それが自然界の共生関係においてどのような役割を果たしているのか、そのあたりまで体験をふまえて語ってほしい。でなければ、他の本からの受け売りでしかないと思われる点も多々あることも事実である。
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結婚をしたときに、姉がプレゼントしてくれた一冊。妊娠が分かって初めて手に取ったのですが、第一章を読んだだけで大きなショックを受けました。安全な野菜、食品全般に対する誤った情報に自分がいかに翻弄されていたか、本当の意味で無知を自覚し、恐ろしくなりました。この本はまさに、私たちの食生活の盲点をついているばかりか、今私たちの周りで何が起こっているのかを広い視野で的確に捕らえ語ってくれています。お腹にいる子のためにも食品を見極める目を持ち、安全な環境を作りたい。そう思っているお母さんは勿論、すべての女性に一度は読んで頂きたい一冊です。
赤峰さんに会いたい
知人に借りて読みました。私の知りたかったことが本当に分かりやすく書いてあって感動しました。豊かになったと言われる現代にでも真の豊かさを知っている人は果たして何人居るでしょうか?百姓さんが百姓で有るから故に言えること、人間が人間らしく生きる意味をも教えてくれる赤峰さんにいつかきっと会いに行きたいです。
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家庭園芸書では教えてくれない事ばかり
家でやっているプランターイチゴの参考にと思って買ってみました。購入前は、少々高くは感じましたが、一般家庭園芸書では得られることのない知識が豊富に詰まっていて、さすが専門書。 なににつけても、数ページでおわる家庭園芸書とくらべてしまうんですが、苗取りの仕方、その理由、促成栽培方法、その理由と、理由もかかれているのでよかったです。 家庭園芸で出来るレベルではないですが、イチゴ栽培を農家レベルに近づけたい家庭菜園愛好家は一度読んでみてください。
「作業便利帳」シリーズでは中堅
経営的部分にも踏み込んで書かれていることに好感がもてます。 病害虫・生理障害についてもっと詳しいと、尚良かったのですが。
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【くちコミ情報】
老人の言葉
人間が人間として生きるための方法として、福岡正信は明快な解答を示している。それは「自然に還れ」である。 たとえば最初の一説を挙げてみると、人は「寒い」という感覚を気づかないうちに持っているが、それは衣をまとったり暖をとることによって「寒さ」を知ったのである。すべては表裏一体なのだ、ともいう。 和辻哲郎の『風土』を思わせる内容で、「自然と向き合う自分」というものを考えさせられる。 p また、「私」と「山の老人」という一般人と哲学者を会話させることによって、真の価値とは何かと教えられる。自分が何か迷っているときに読むと、指標になってくれるような本である。
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