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カスタマーレビュー数:11
【くちコミ情報】
タイトルに惹かれて
「文部科学省不認可教科書」と言うタイトルに逆に興味を持ち購入しました。 この本実際やったら危なそうなことがいっぱい 書かれているのですが、こんなことも出来るのか、とか すごいなぁ、といった感覚でも十分楽しめると思います。 これを読んで物事を知らないということが 以下に怖いことかということも思い知らされました。
実は良心的だったりする?
確かに危ないものを扱ったり途中途中暴言なども飛びだしてはおりますが、一応、一貫してやってはいけ無い事は注意してあるし、裏表紙にも書いてあるとおり~分別のないお子様の手の届く所には置かないでください。~結局は狂っているのは悪用する”人”であるって事ですね。(ぱっとすると悪のようにおもわれる技術もいろんな所で役立っているわけですから) p それに正直な所、理科、科学分野の本としては立派に読めます。というかかなり専門的です。そんじょそこらの小中学生が読んでも派手な事(深い意味にとらないで)はできないと思います。(そこまで科学は甘くない・・・)学校の勉強などと平行して意味を確かめていくのもまぁ面白いとおもいます。 p でもそこまで言うなら暴言はかなきゃいいのにとも思ったりしますが、 それがないとやっぱり読んでてあきちゃうかな・・・
本質を捉えてる人にはより面白いかも。
高校の授業の間に考えていたことのやり方を書いている本だと思いました。 ただ、実験器具の作成法が載ってるスペースが多いのと初歩レベルの化学の解説が書いてあるので、初歩の初歩から読みたい人にはいいが、その分もっと色々なことが書けたのではないかと思って星は四つ。 高校でそれなりに理科に興味を持って受けていた人なら細菌もドラッグも機械系もちゃんと出来るものばかりでうれしい限り。(まあ正しい手順でやらないと死にそうなところもちらほらあったけど。) なので続編も出て欲しいですね。
最凶秘密結社再び!!
あああ…最高です…(陶酔)あの伝説の季刊誌“28号”が帰ってきた感じです☆^^内容も、当時のものよりも遥かにグレードアップしていて、封印された筈の私のマッドな感性がヨミガエル…。やはり良いですね、あーゆう学校では教えてくれないお勉強って☆大好きです、へるどくたー様!!今でも敬愛して止みません…。
露悪的だが、前向きだと思います
知識じたいは善も悪もない、使う人次第だ、ということをあらためて認識する本です。人を殺傷するとかにフォーカスするから眉をひそめられるわけですが、裏付けとなる知識がしっかりしていないとかっこ悪いのがこういう専門ヲタクの世界でしょう。一流の学者というのは研究の過程でここに羅列されているような知識も知っているのが普通で、避けることこそ学問としてはおかしなことになると思います。例えば、一時期世の中を騒がせた、サリンの製造方法を知らずして分解方法がわかるでしょうか。「サリンは危ないから」だけで避けるのは学問として跋扈的になってしまいます。この「教科書」の内容は、少し専門よりです。きちんと理解できる人はそれなりの「優等生」だと思います。
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【くちコミ情報】
なぜ他人の概念はわかりにくいのか?
著者が主催するHPに書いてある内容と、二見書房の編集者が本にすると、出版社の意向も取り入れられる可能性もあるかもしれないので、買ってみました。内容的には、サイエンスの専門書が使う意味不明な『記号』専門用語など使わずに、専門的知識のない私にもやさしく読めます。しかし、他人の知っている概念は、なぜわかりにくいのか?と、言う疑問が残りました。本書のカバーで著者がサラリーマンを辞める動機を書いています。バブル期の好景気の後、益々混迷する社会の中で「自分の未来は自分で決める」と、そう思った人なら、著者に共感するところもあると思います。確かに、読まなきゃ良かったと言うカスタマーレビューもあったので、そのように思うこともありましたが、自分でよく考えてみると、著者のロマンを感じます。永遠に解けない謎に挑戦するのが哲学者なんですね。(^^)
子供だましのレベルの論の紹介ばかりと感じました
まず、「哲学」そのものについての話がほとんどなく、「科学」に関する話ばかりだったので、「タイトルに偽りあり」の書籍の部類に入ると言えると思います。 内容についても、冒頭の 「私はウソつきです」と自ら言う人は果たしてウソつきか正直者か? といった言葉遊びの類の話や、光が粒子か波動かを調べる「2重スリットの実験」に関する、科学者達の子供だましのようなレベルの議論の紹介(非論理的で誇大妄想的な論の羅列)など、読んでいてくだらないと感じてしまい、第4章以下は読む気になれませんでした。 まだしも、著者サイトに載せてある哲学者達の話の方が数倍面白かったです。
哲学入門にピッタリ
著者が哲学のおいしいとこのごった煮だというように、 1、ゲーデルの不完全性定理 2、エントロピーと時間 3、量子力学の自然な拡張としての多世界解釈 4、ポパーの反証主義科学哲学の限界 5、意識のメタ物質性 などがわかりやすくかかれている。 大変読みやすく、エスプリのきいた筆致で読者を飽きさせない。 ドラえもんのどこでもドア、あるいはテレポートの持ちえる 個人の死と、その個人と同一の別人の誕生の解釈論は、 僕自身も含めて、おそらく最も多くの人々が考えてきた論点であろう。 だがこの章における著者のブラック・ユーモアには好き嫌いが分かれよう。 哲学なんかに興味はなかったが、 哲学ってどんなものか知りたい人にはまさに最適の一冊。
おもしろい!文系脳には充分汗かきます
SF小説のとあるキーワードをネットで検索してたときにこの本のことを知り読んでみました。 フカシギな実験結果を科学的な説明にいろんな学派が挑戦したり、 歴史的発見とその挫折との繰り返しがあったりと、物語として読めました。 次々とこれでもかこれでもかと新しい考えが出てきて、そのたびに学会がショックを 受けるところがなんとなく可愛く感じました。 量子も面白かったし、クオリアとか、脳分割とかも以前からどうなってるんだろう と思ってたことなので楽しく読めました。 えもいわれぬおもしろさにちょっと感動です。 哲学にも科学にも縁が薄い純然たる文系の私としては、頭にいい汗かきました。 数式にはまったく興味はないですが、哲学的に考えるということに関しては ほんと人生棒に振るぐらい、たまらない魅力がありそうです。
すごく楽しめました。
題名どおり、哲学と科学のお話がうまくまとめられています。 初めはてんでばらばらな題材が、徐々に関連付けられていき、 哲学と科学とがうまく結び付いていきます。 専門書を読めば同様のことが書かれているかもしれません。 しかし、難しすぎて恐らく内容は理解できなかったでしょう。 この本は、この作者の語り口調がとてもおもしろく、まるで 愉快な漫画を読んでいるように、内容が頭に入ってくるのです。 量子力学の分野に当たる、二重スリットの実験の話が特に面白 く読めました。量子力学という言葉も知らなかった私がです。 パソコンで印刷したかのような素人臭い編集も、この本の 場合は逆にメリットになっているような気がします。 最後の最後まで楽しめた1冊。
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【くちコミ情報】
異次元な彼女。
本が薄いので、抵抗感は少ないですね。 わかりやすくすらっと書かれているので、なんことやらわか らなかったです。でも、数式をつかって解説されるともっと わからなかったとおもいます(どないせえっちゅうねん;笑) リサ先生のほかの著書を読んでみようとおもいました。 と、いうことで、勉強の幅をひろげる”きっかけ本”となりました。
五次元の前に四次元を何とかしてください。
別の異次元が存在すると言うことはいいのですが、礎となるべき四次元の世界について何一つ触れられていません。 四次元の世界ですら構築しきれていないのに五次元の世界について話しても意味がないように思えるのですが・・・。 それと四次元目を時間軸としているのもかなり謎。 この定義に従うと三次元世界に時間は存在しないということになってしまいます。 ですが私達の世界には時間軸は存在している。 ということ私達の世界は四次元の世界と言うことになるのですが、この本では私達の世界は三次元ということになっています。 そこのところの疑問がさっぱり解決されなかったので☆二つ。
通りすがりのバイオ研究者
薄い本であるが著者(リサ ランドール)が言わんとする趣旨が まとめて簡単に書かれている。本格的に異次元のことを理解する ためには物足りないかもしれないが、「ワープする宇宙」を 読むための前準備として読むのであれば良いのではないか。
異次元の世界
BS特集を見てリサランドール氏に興味がわいて買ってみました。 非常にさらっと書かれた本で、おそらくわかったような気になっているだけでしょうが、リサランドール氏の人となりにさらに興味が湧き、より詳しく書かれているというリサランドール氏の「ワープする宇宙」を読んでみたくなりました。 この世界(3次元世界)でおこっている、現代物理学でまだ説明仕切れない現象を説明する手段としてより高次の次元があることを提唱されていますが、この分野の研究がさらに進み、今は科学的に説明がつかないとされていることや、非科学的であるとされている事象にも、解明の光が当たるかも。。。 あまりにもさらっと書かれているので、星三つですが、目に見えない世界がこの世界にどのような影響を及ぼしているのか、興味深々です。
初めの一歩。
だらだらとした対談書。 ランドール氏の5次元理論の基本的な考え方を導入してくれる点では、中々好い本かも知れない。 けれども、全体的に観念的な話や興味の紹介が続く辺りは、対談の特色か。 退屈はしないけれど、獲得もしない、そんな感じの一冊。
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硬軟取り混ぜた研究本
この本は質的研究に限らず,研究という営為そのものを取り上げた本だといえる。 前著のベーシック編は, 読んですぐ実践できそうな研究のテクニックがいくつも収録されており, 研究を開始する前から,研究のコツを知ることができるような本だった。 本書も「論文執筆の技法」や「研究を評価するための視点」といった章を設け, 実践的な解説書であろうとするスタンスは変わっていないが, ベーシック編と比べると難解な印象を受ける箇所があった。 それは,研究の理論的基盤を解説しようとしている箇所である。 そこで,しっかりと紙幅を割いて講義されていたことは, 研究の背景となる理論ではなく,研究を行うための理論だった。 本書では,それはメタ研究法と呼ばれている。 メタ研究法を知ることで,これまで何となく採用してきた研究の 方向性や方法により自覚的になれるのだろう。 本書を読解するには苦心する箇所もあったが, その苦しみを乗り越えることで,新たな視点を得ることになった。 また,ある章で著者への批判論文を取り上げ,真っ向から批判に応えながら, 批判が内包する問題の構造を明確化している構成は見事だと思う。 全体的な構成は,後半になるにつれて内容がマニアックになっていた。 講義形式というスタイルのおかげで,さらさらと読み進んでしまうが, やはり重要な箇所では慎重な読解を要した。 ときどき他愛のないおしゃべりが差し挟まれていて, 講義形式の雰囲気が出ていて面白かった。
質的研究の羅針盤,信頼できる決定版
最近,わかりやすい質的研究法の本がたくさん出版されている。 これは質的研究がある程度市民権を得たということであり,初学者にとっては敷居が低くなってきたということだと思う。 でも,そういう流行りに乗って質的研究の世界に足を踏み入れてみると,いろんな人があちこちでばらばらに,全然違うゲームを繰り広げているかのような印象を受ける。 共通の基盤がないのだ。 そういう場合,初学者はとりあえず目についた本を選んで勉強し,そこに書かれている基準や方法を順守することになる。 でも,それはあくまでひとつの立場による基準・方法であって,他の立場をとる人からは反論を受ける可能性がある。 そういう怖さがある。 そうしたなかで本書は,さまざまな(質的)アプローチに通底することを見定め,「関心相関性」を軸にして,それらを包括する理論的枠組みを提出している。 本書は,他の立場の質的研究(アプローチ)を否定しない。否定せずに,SCQRM(構造構成的質的研究法)という枠組みのなかで,自分の関心に照らし合わせながら,それぞれのアプローチのメリットを最大限に生かす方法を探る考え方を示している。 そういうわけで,『ベーシック編』と比べて理論的な内容となっているが,「研究法の意義の示し方」「上手な質疑応答のやり方」「論文執筆の技法(関心相関的論文構成法)」など,具体的で実践的なこともたくさん書かれている。 また,読んでいて,「研究のコツ」のようなものが自然に身につく感じがした。 その他,代表的な質的研究法であるM−GTAやKJ法における事実(現実)とデータの捉え方についても掘り下げて解説されているので,この本を読めば,M−GTAやKJ法を使おうとする人は,ずいぶん見通しがよくなると思う。
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朝日新聞科学グループ(編集)
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【くちコミ情報】
簡単で平易
新聞の連載記事をまとめたものということで、身の回りの事象について簡単に分かりやすく、「科学的」に書かれています。 ただその分野についての知識がある人間からすれば、寸足らずの表現も多いように感じます。文系の人には「なるほど」、理系の人には(特に図やグラフが)「ちょっと不正確」といったあたりのレベルの内容になっています。それぞれ3ページ程度にまとめているのだから当然といえば当然ですが。 巻末には索引がついているので、文系の人にとっては一読の上、机脇に置いておくと便利な一冊といえるでしょう。
タイトル通り。平易で簡潔でわかりやすい。全部知っているという人は少ないでしょうね。
「あなたの身近に"サラブレッド"(中距離用に交雑された馬)がいても、人生は瞬発力や持久力も必要な障害レース。勝負はわからない」。 102の常識を、「身体・生命」「食品・栄養」「身のまわり」「地球・気象」「資源・素材」「宇宙」「生物」「IT」の7つの章に分けて掲載。元々一般新聞用に書かれていて、図や写真も豊富で、文章も大変わかりやすく書かれている。よって、普段科学に縁のない人や、関係知識に乏しい方でも十分読めると思う。 ひとつひとつの内容は平易である。自分の専門分野などは、え、これだけか、といった感じすらある。ただ、この102全部について知っているという人は少ないでしょう。たとえば、「真空って何?」とか「ジェットとロケットって何が違うの?」「葉っぱはどうして赤や黄色になるの?」と子供に聞かれてちゃんと説明できる大人は何%いるだろうか。そういう意味では、タイトル通り「今さら聞けない科学の常識」を補うには格好の一冊である。 TVで時々紹介されるサンゴの産卵のシーンで出てくるものは、実は卵ではなく、「精子と卵が一緒に入ったカプセル」というのは知らなかった。また、「うるう秒」の調整のルールや仕組みとか、宇宙服は一着11億円で14重でその下にさらに紙オムツ、といったのはトリビア的。コンピュータ・マウスの複数形はmiceというのは、まあ言われてみればだけれども、今まで考えたことは無かった。個人的には、結構楽しく読めた上に、知っているつもりで実はよく知らなかったこともいくつかこっそり理解できたので、5つ星です。
科学を楽しむという意味では良書である。
この本は,朝日新聞日曜版「 e」のサイエンス欄をまとめた本。昨年まで朝日新聞を購読しており,それまで非常にためになるコーナーだったので,いつも切り抜いて保存したり,インターネットのasahi.comからプリントしたりしていた。全8章からなり,「身体・生命」「食品・栄養」「身のまわり」「地球・気象」「資源・素材」「宇宙」「生物」「IT」の各テーマごとの過去に掲載されていた記事が整理されている。新聞のサイエンス欄にあった文章だけに,万人にわかるように,丁寧にわかりやすく書かれている。しかし,その反面専門的な内容は薄く,また大学教授や専門家からの引用も目立つ。そういう意味では,各テーマの本質を知るには,やや物足りない内容にないっている。 しかし,そんな中でもいくつかためになる内容があった。例えば,「血圧の単位はミリメートルHgである」とか,「ほとんどの哺乳類がビタミンCを体内で作れるのに,人やサルは作れない」など。特に想像力が膨らんだのは,「台風」の話。「上昇気流ができ,水蒸気が上空で冷えて凝結し,雲ができる。凝結するときに熱を出し,暖められた空気は軽くなってさらに上昇する。中心の気圧は低くなり,暖かく湿った空気を周囲から集めて,巨大な渦巻き状の雲になる」。この文章は,台風の出来る過程を非常にわかりやすく説明している秀逸な文章である。思わず目を瞑って,台風ができる様子を想像してしまった。 単なる雑学の寄せ集めではなく,個々に根拠に基づいた説明がされているので,科学を楽しむという意味では良書である。
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【くちコミ情報】
実用的
以前、放送された時に最も最適な車間距離、自分の番までの時間を求める公式を忘れないために買いました。渋滞学としての文献は確かにありますが、高価であり、雑学として知っておくのにはこちらで十分かと思います。読んでいて面白いのも良いです☆
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医学的・科学的 哲学書
解剖学の専門家である著者が、「脳」という医学的・科学的見地から語るユニークな哲学書。 本書の主旨は、以下の著者の言葉に端的に表れているだろう。 「われわれはいまでは脳の中に住んでいる。したがって、その脳を知ることは、われわれの急務である。それが、公式的には、私が唯脳論を書いた動機である。」 その真意を知りたければ、もちろん本書に目を通すのが一番だが、個人的に興味を持った部分を幾つか紹介する。 まず言語について。言語を視覚と聴覚の統合と捉え、構造と機能の関係との類似点を指摘する辺りはなかなか興味深い。 「視覚は時間を疎外あるいは客観化し、聴覚は時間を前提あるいは内在化する」 「構造では時間が量子化され、機能では流れる。構造と機能という、この二つの観念がそもそもヒトの頭の中に生じるのは、いわば脳の視覚的要素と聴覚的要素の分離ではないのか。」 さらに、「脳化と身体性」という本題に言及。そこで、「社会とは、すなわち脳の産物である」とし、独自の視点から社会を捉えようとする。 「ヒトは本能が壊れた動物である。それが生きていくためには、本能に代わるものとして幻想が必要である。幻想は各個人のうちにあり、社会はその共通部分を『共同幻想』として吸い上げることによって成立する。」 「われわれはいまでは脳の中に住んでいる」 「社会は脳の上に成立し、個人は身体の上に成立する。」 共通認識としての社会はまさに「脳」による産物であり、対して個人を特徴づけるのは「身体」。脳化を善・進歩とする現代の社会では、身体性が抑圧され、身体=死体は嫌われ、排除される。そこには「個人=身体は滅びても、脳=社会は滅びない」という思想が横たわっており、死に向き合おうとしない社会性を問題視する。 本書を読み進むと、映画「マトリックス」を思い浮かべるが、敢えて映像化するなら大きなずれはないように思う。著者は「唯脳論」によって脳化社会を肯定しているわけではなく、脳の肥大化により排除されつつある身体性を取り戻すべきであることを主張している。
良い
これほど明快に一元論が語られたことがあっただろうか。すばらしい。
脳がすべてという誤解
脳から見た世界を描いています。けれども脳がすべてと言いたいわけではなく、思考の中心に脳を置いて話を進めた場合になにがわかるかを書いたものです。脳がすべてなんてバカな話はない、と対談で養老氏は語っています。
いずれにしてもガッカリ本
唯物論に徹しきれない者の目を覚まさせるような科学的知見や哲学的思索を期待したが、 音楽的センスのなさには目をつむるにしても、 行間にF・ジャコブ「可能世界と現実世界」(1982)が透けて見え、 期待はずれを超えて寒い。同著者の以後の本を読む気力が失せた一冊。
脳解剖学者のエッセイ集
心臓を形態的に調べてもその機能すなわち循環動態はわからないのと同様、脳をいくら調べてもその機能、心はわからないと言うくだりが妙に印象に残っている。脳があり世界がある。人が知覚しえる世界は、人間の脳がすべて作り出している。脳が理解しえないことは存在しないということになる。すると心は存在しないことになる? 面白い本であるがエッセイ集で論文集ではありません。ご注意を!
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科学の理解を助ける本
理論物理学者池内氏が,子ども向けに“科学”を解説した本. やや古いが非常に示唆に富む内容だと思う. とくに二章の「科学の考え方」は,私自身科学を再考するのにもってこいの文章であるほか,エセ科学との違いを明確に記述していたりして面白い.. それに,三章の「科学はどのように生まれたのか」も優しく,要点を押さえて書かれていて,誰かに紹介する際には,私も積極的に引用させてもらいたいと思うほどの文章になっている. 書かれた時期が,オーム真理教の事件,阪神・淡路大震災が発生し,地球温暖化が危惧されはじめたときであることと,子どもに向けた本であることから,“科学”そのものが悪いわけではなく,それに携わる人・科学者の意識・倫理と,それを政治的に利用しようとする国や組織の関わり方が問題なのだと,再三述べている. “ジュニア”新書ではあるが,むしろ大学生に読ませたい文章が沢山ちりばめられた良い本でした.
科学全般を考える好材料。
いまを活躍する科学者が、高校生ぐらいの若者に、科学とはどんなものかを説く。もちろんおとなが読んでもタメになる。 p 前半は、科学のキホンとなる考え方を紹介している。たとえば、科学の理論は「原理・仮説」「法則」「保存則」の三つに大きくわけられることや、科学では「対称性(不変性)」が大切、といったことなど。 p 中盤以降は科学の過去・現在・未来の姿を見せていく。自然哲学が科学へとどのようにかわっていったのか。いまの科学(宇宙論や生命起源、非線形など)はどういったものか。未来の科学のどうあるべきか、を示している。 p よく、科学者はみずからの専門分野に没頭しがちだと耳にする。けれども著者は、自分の専門(宇宙)ではない分野の科学も積極的に知ろうとしている。科学全体を見渡しているから、この本のような「科学とは何か」といった大きなテーマも語ることができる。 p 理系に進むか文系に進むか迷っている若い方には、理系(科学)について考えるよい材料になるだろう。また、親や先生など子供を教育する立場の方にとっても、「科学とはなにか」を子供たちに伝える材料を多く得られることだろう。
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科学の知識欲が満たされる1冊:科学と科学者の「満漢全席」
ブライソン氏はまるっきり文系な人なのです。鋭い観察眼とユーモアセンスたっぷりの作風で知られるベストセラー作家なのです。(以前「ドーナッツをくれる郵便局と消えゆくダイナー」を読んで、大笑いしました(^O^)) そんな著者が今回取り組んだのは「科学」です。 なぜ我々が存在するのか(原子は何処からやって来る? 細胞はどうやって出来た? 細胞の中で何が起きてる? 我々の祖先はいつ頃発生したのか?その時地球はどうだった? なぜ年代まで分かる? なぜ進化が起きる?...)、そしてそれらの疑問に科学(科学者)はどうアプローチしてきたかのか?著者は「科学の不思議とその精華を、専門的になりすぎず、かといって上っ面をかするだけではないレベルで、理解し、かつ堪能」する試みとして本書を書き上げました。読み応えがあり、その試みは大成功だと言って良いと思います。網羅している内容(物理、化学、生物学、地学、宇宙学...)が多岐に渡りますので、これだけの分野の本の数冊分の内容(と価格)を擁する分厚い本になっていますが、非常に読みやすいです。具体的な数の大きさ(小ささ)のイメージを vividにするために色んな比喩を持ち出す処も好感が持てます。彼特有のユーモア・センス、観察眼も楽しめます。科学が【科楽】になってます。科学ネタをふんだんに盛り込んだ「満漢全席」、知識欲が満たされてお腹いっぱいになることは請け合いますョ。(^-^) 索引も充実していて読みやすくなっています。
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この本は分厚く、安くはありません。 でもこんな本をできるだけ多くの人が目を通すべきだと思います。 地球や、地球の歴史のなかの人間の存在ってなんとなくどんなものなのかが分かった気がしました。 将来理科系に進もうと思っている中高生、既に理科系の職業に就いている人はもちろん、文系の人にも読みやすい文体で書かれているので、一度目を通しておいて損は無いと思います。 大げさな言い方をすれば、環境問題が取り返しのつかないレベルまで深刻化している今、今を生きるすべての人が読むべき本であると言っても過言ではないと考えます。 一つ一つの項目が結構細かく分かれているので、活字が苦手な人にもそれほど苦にならず読めると思います。
10年間は色褪せない最新教養書
分厚いですが、読みはじめたら徐々にページ数の物足りなさに感じずにはいられないはずです。 宇宙から始まって地球、地質、動物、細胞、遺伝子、人類と話しが進んでいきますが まず100人はくだらないと思える歴史上の科学者から現存の科学者まで著名な人物は、ほぼ全員集合に圧巻されます。 子供の頃に読んでいたらもっと科学に興味を抱けかも知れません。 『ソロモンの指環』や『利己的な遺伝子』みたく覚えやすいタイトルではないので上記に比べて知名度は低いです(出版時期が新しいというのもありますが) 二つに立派に肩を並べられる名著であることには変わりません。 読んでいると 研究室や書斎に閉じこもっているのと、ひたすら外に出て観察、観測する、両方共に科学に不可欠な要素であることが 改めて再認識できたのでとても勉強になりました。 遺伝子学や宇宙物理学はサイクルが早いですから、10年に一度のペースでもいいですから改訂版を出して欲しいです。
人類が知っているべき本
分厚い本ですが、宇宙に関する全てがこの一冊にまとめられているわけで大変便利な本です。しかもユーモアに富んだエピソードが満載されているので、飽きることなく読み進められます。現時点では絶版のようですので、是非再販すべき本だと思います。
読みやすい
科学の進歩を大変読みやすくまとめてあって私のような文系向け。科学的な事実を理解するというよりは、人間が知識を増やしていく中で繰り広げられたやりとり(学者同士のみにくい確執も含めて)の歴史、というところです。とてもドラマチックでどんどん読み進めることができました。手元においておいて、何度でも読める本。
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転身の参考例に
他のレビュワー方も書いてますが、理系思考の解説ではなく 理系思考を活かしたキャリアアドバイスの本です。 理系人がビジネスの現場で何故軽んじられるのか。 この難題と格闘し考え続けて早10数年。 結論らしきものは見えて来たような気がするが、解決策は 見えて来ない。 「科学技術立国」を謳っているはずの日本が、実は科学的 思考が習慣づいていない事実は様々な社会現象を見れば どうやら明らかだと思います。子供の理数離れと学力低下、 米国発不況への株式市場の過剰反応、偽装建築の問題など。 理系人間が軽く扱われる原因は、科学的思考自体を忌み嫌う この国の上流階層(・・という言葉を使うのはためらうが)の 意識にあるのなあ、という漠とした感触はあります。 変わって行くには子の世代まで時代が進むくらいの時間が 必要かもしれませんね。 それまでを生き抜かなければならない現有世代の我々は、 著者のように、個々人、各々に見合った解決策を工夫して、 何とか組織から使い潰しにされないようサバイバルする しかなさそうです。コンサルタントへの転身に成功した 著者は一つの「参考例」でしょうか。 自分も理系人間の端くれとして、生き方の工夫の必要性を 教えてくれた本書を広くお薦めしたいと思います。
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理系に足を踏み入れてから将来の仕事を考える人にお奨め!
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