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ゲーテの科学的洞察
この本は、ゲーテの思索を示した本である。色彩論もさることながら、彼の哲学的思想はすばらしい。 散文的になっている文章にもゲーテの広範な才知が表されている。小説家であり、また科学者でもあったゲーテは、その類まれなる才知をこの本に残した。 理論的に物理現象を解明する、これは今においては通説だが、昔はどうも違ったらしい。このゲーテの本を昔の物理学者は「ゲーテには数学的知識がない」と、嘲笑し、罵倒したらしい。しかし彼の理論的体系からなる物理的現象の解明は的を射ている。 実験物理と理論物理、この双方がなければ物理学は成り立たない。このことから言って、彼の色彩論は的を射ていると言えるだろう。
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【くちコミ情報】
対称性の破れとは?
竹内薫氏がTVで対称性の破れについて、混沌とした戦国時代の状態が秀吉によって統一されていくのと同じだと説明していました。関が原の戦いで、ある大名が徳川有利とみてそちらに就くと皆が一斉に勝ち組につくのと同じ現象。メキシカンハット型ポテンシャルの絵で頂点では対称性が保たれて均衡してどちらにも転げ落ちる状態(重さ=動きにくさ)から。ある方向に転げ落ちその結果安定した状態になる。若者の集団がそれまで自由でばらばらな髪型をしていたのが誰かが茶髪にすると、それがきっかけで皆が茶髪をする例。誰とでも結婚できる可能性がいっぱいある独身時代の状態から、心が一つの人に動かされ固まって結婚にいたるなど多くの社会現象にもみられるとことです。温度が高い状態は分子が激しく運動して無秩序で混沌とした状態だと統計力学では説明されています、温度が低下して分子の運動のすくなく、絶対零度ではそれぞれの磁石の方位が一定の方向にそろっているとのことです。関連本「対称性の破れが世界を創る」イアン スチュアートも読み物として結構楽しめますよ。
最先端。でも判りやすい。
量子力学の創生から現代までの発展を「対称性」をキーワードに説明してくれています。 物理学で使われる「対称性」の意味合いをはっきりさせるために身の回りに存在する「対称」を例にあげるところから説明を始めているので、非常に判りやすく読みやすい構成になっていると思います。 個人的には「対称性」は「不変性」と同義であるとして、運動方程式が時間不変性(空間対称性)に対応してエネルギー保存則を、空間不変性(空間対称性)に対応して運動量保存則を持つという説明は「対称性」の概念が非常にわかりやすいと感じました。 話は大統一理論をさらに発展させた超対称性理論・超弦理論に及び、現在計画されている粒子加速器により、上記理論を証明する超対称粒子、ヒッグス粒子の発見が待たれていること、その計画で日本の果たす役割が大きいことが述べられています。 高校生の方々がこの話を読んで、理論物理学に興味を持ち、これからの日本の学問のレベルを更に高めていってくれたらと思います。
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【くちコミ情報】
イオンの働きがわかります。
最初に、この本を手にとってこれは、買いだと思いました。会社で金属の腐食で困っていたとき偶然この本に出会いました。対話形式で物語形式で知らず知らずイオンの役割がわかっていきます。高校の教科書もこんなにわかりやすければ・・・。高校生にもお勧めです。もちろん腐食で困っている人にも。
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【くちコミ情報】
見やすいです。
とにかく、見やすいです。その点については、よく気を配って編集してあると思います。電磁気学において、重要な点はどこなのか、ということがわかりにくい人には向いていると思います。あるいは、詳しい解説書はあって、要点だけをざっと確認ししたいというリファレンス用途には良いのではないかと思います。 個人的には、どうしてなのかということについての納得感が得られるように作られているわけではないという点で、期待通りではなかったです。これは本書の欠点というより、そもそも電磁気は本書のようなアプローチだけで十分理解するのは難しい分野だと思います。 電磁気学の概念を、わかりやすく説明してくれるという点では、"電磁気学のABC 新装版―やさしい回路から「場」の考え方まで (ブルーバックス 1569) (単行本)"がお勧めです。
良書+α
簡潔で要を得た、良いコンセプトの独習書だと思います。 巷にあふれる教科書は、得てして重箱の隅をつつく(定義を厳密に示す)ことに重点が 置かれ、かえって本質の理解を拒みます。さらに大抵は硬い悪文で書かれており、速やか な理解を妨げます。しかしながら本書は、定義や数式をいじる事ではなく「本質的な理解 を優先」しており、なおかつ文体も平易です。 構成は・・・第1章 クーロンの法則/第2章 ガウスの法則とコンデンサー/第3章 導体と絶縁体/第4章 電流と磁界/第5章 電磁誘導/第6章 マクスウェルの方程式 /補章 具体的な回路・・・となっています。200ページに満たないながらも、押さえ るべき点は押さえ、マクスウェルの方程式まで到達。文句のない構成です。 最近の『あくまで分かりやすい入門書』ムーブメントが生み出した、珍しい成功例の1 つでしょう。とは言っても、会話調で書かれていたり漫画調の挿絵があったりという事は 無い硬派な本なので万人におすすめ出来ます。(宣伝文句にもあるように)先に進んでみ たい高校生、基礎を固め直したい大学生には特に推奨します。 蛇足ながらカバーイラストについて。これを描いているのは、何と、(西尾維新〈戯言シ リーズ〉のイラストで有名な)あの竹氏です。おそらく、対象とするマーケットが西尾維新 の読者と重なっていると考えての採用なのでしょうが・・・物理の本としては実にユニーク な試みです。
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| 4次元以上の空間が見える
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タイトルに釣られて買ってしまったが、内容はなかなか真っ当で面白いものだった。
私の理解では、何かを説明(「決定」と言い換えてもいいかな?)するための別のナニカが幾つまでだったら、その関係性を頭の中で図式化できるか?って内容の本だと思う。最近はエクセルのお陰で、バンバン多重解析が出来るからこそ、こういう素朴な問いに重みがあるような気がする。 しかし、「四次元以上の空間が見える」‥、凄い書名だ。ちょっと人目に触れる書棚には置けないかも知れない。
数学者、物理学者だけではなく
昼飯を食べるところを選ぶとしよう。うまさ、はやさ、安さ、これだけで既に3次元である。紙の上にグラフを書いてみるだけでも一苦労。実際の世の中にも多次元で考えなければならないことはたくさんあります。そんな時の考え方、頭の使い方をちょっと手助けしてくれる話。難しくはないけれどだれにでも解るってほどでもない。 (パラパラめくればそれなりのハードルの高さがあることは容易に解る。イラストは軟らか気味だが別に詐称しているほどでもない。しかし勘違いしている人がいるようだ。「4次元以上の空間の理解」と「4次元以上の空間が見える」って何が違うのかな。タイトルに問題ありとは全然思えない。おおかた恐竜の漫画にでもつられて早計したのが落ちだろうに逆切れしてはイカンですよ。)
予想はずれ
題名から、楽しい図がたくさんあって、直感的に4次元以上の空間感覚を楽しめると思って買ったのであるが、ひどいはずれであった。すぐに難しい数式や図形がでてくるので普通の人はたぶん最初の10ページも読めないであろう。ほとんど詐欺に近い。この内容であれば題名を「4次元以上の空間の理解」に変えた方が良いと思われる。ユークリッド空間、n次元球面などの説明がされているが、普通の人間がこの本の説明を読んで理解できると著者が思っているとしたらとんでもないバカだと思う。久々の題名詐欺の一冊。だまされた。
実はそんなに難しくない!
n次元と聞いて、私も長い間引いていました。 でも、皆、日常生活の中でn次元とは言わないまでも 4、5次元くらいならば当たり前に考えている筈です。 それを再認識するだけだと思います。 あとは、視覚的にイメージするにはトポロジーの世界に 入るしかないのかな?と思い、勉強しています。 もしも、視覚的にn次元を理解して行きたいならば「トポロジーの絵本」が超お勧め。 かなり専門的な本なので、決して「簡単な」絵本ではないですが(笑)。
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最高にわかりやすい
図解もさることながら、私のような素人によるQ&A形式の文面は非常に読みやすかった。 ホーキングの最新宇宙論はチンプンカンプンで何も頭に残っていないが、これは本当によかった。 佐藤氏のファンになりました。
五百円じゃない!!
この値段でこの内容。なんか聞いたことはあるけど、そんなレベルでもわかる。 しっかりと図解が入っていて、見開きの右は文、左は絵。というようになっている。それも堅苦しい絵ではなく、表紙の人物の雰囲気。 またホームズをからめることで謎解き風に進みとても面白い。 他の入門書を寄せ付けない分かり易さです。
とっかかりとしては良い
内容が薄っぺらいが、とっかかりとしては良いと思う。 本書を読むと、概論的なことばかりが書かれているので 相対性理論+量子論についてもっと詳しく知りたくなる。 (調べずにいると返って気持ちが悪くなる) これから物理学に勤しむ時間のある人が読む分には 起爆剤として読むとかなり良いと思う。
そうか、ブラックホールって、噂には聞いてたけど、そうだったのか
物理学に関してはいまだに16世紀くらいの世界に住んでいる者としては、ほとんど福音ともいえる内容でした。こうして話を聞かされても、たぶんなんにもわかっていないにちがいないけれど、わからないなりにどこか世界観・宇宙観がグラリと傾くような不安感を覚えてしまいました。とても「考えることのできないこと」を考えている人たちって、いるんですね、アインシュタインひとりにとどまらず。しろうととしてはこうしたハードコアな科学知識もたちまちエンターテインメントとして楽しんでしまいますが、許されよ。カーナビが相対性理論の応用によってGPS衛星との時間調整をおこなっているなんて話には「へえ〜」と感嘆しますし、ブラックホールをめぐるパラドクスには頭がクラクラしました。重力を受けた時計は、ゆっくり進む。いま、太郎君が1秒おきに光を発しながら、ブラックホールにどんどん近づき、飲みこまれてゆく。それを観測している花子さんにとって、光の間隔はどんどん間延びしてゆく。ブラックホールの入り口で、ついにその間隔は無限になり、花子さんにとって太郎君は完全に静止して見える。ところがそのおなじとき、太郎君はものすごい速度で(光すらもはや出てゆくことのできない速度で)ブラックホールに吸いこまれている。すごい! よくわからないが、すごい。せめてもう少し、真剣に物理を勉強するんだった、なまけものの高校生のころ。と反省することしきりでした。コンビニで売っている廉価本としては、充分以上に楽しめます。好企画でした!
間口としてはあなどれない
このテの「早わかり本」というと結局雑学、飲み会の物知り博士になれる程度のものが多く、 大抵のものは唾棄すべき内容でものの役にも立たない。 この本も価格的・内容的にそういったあたりを狙っているから、 相対性理論や量子力学に必要となる複雑な数式などにはまったく触れていない。 とはいえ、その内容の筋立てがかなり巧妙で、その高度な理論の 「概念」が非常にわかりやすく頭に系統立てられる。 これは一つの分野に足を踏み入れる間口として重要なことだと思う。 これから物理学を志す子供たちにも、生涯学習を実践する中高年層にも 最初の一歩として、案外最適な一冊と言えるかもしれない。 シャーロック・ホームズの登場する構成は、なにやら幼児番組でも見せられているようでいただけない気もするが・・・・ それにしてもこの値段は、早分かり本の中でも際立って安い価格。 まず概要だけでもつかみたい、という人にとって、買う価値は十分あると思います。
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話にならない
下らない本です。編入試験では評判が良いので見てみましたが、理由が良く分かりました。 要するに暗記型の"受験専用"物理をやりたい人には良い本なのです。 計算はできても何を計算しているか・何故そうなるか分かってない学生を大量生産するだけの本です。 編入試験用に買うのも私は勧めません。こんな本で勉強したところで、じきにやる気を失うでしょうから。
物理でない
説明が複雑でないのではなく、説明そのものがない。読者にはそういうことがわかっていない。わかるということがどういうことかがそもそもわかっていない。学生の多い時代だから売れるだけだ。なぜ運動量を質量と速度の積で定義するのか。こんな素朴な問題にさえ答えていない。一体何がわかったつもりになれるのか。
でたらめ
万有引力とクーロン力の比較では、負号の説明が完全に まちがっている。ポテンシャルを求める積分はまちがっているのに 結果だけを正しく書いてごまかしている。
いい!
説明が複雑ではなく、直感的に理解できる良本だと思う。 編入受験に向いている。
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現代物理ではなく、現代物理学者について教えてくれる本
上巻では物理学全体を古代ギリシャ時代まで遡って書かれていたが、この下巻では現代物理に焦点が絞られています。筆者自体も現役の物理学者であるため、筆者の個人的体験なども織り交ぜながら、20世紀の現代物理の発展において偉業を達成した天才達の素顔や、彼らが世界大戦が二度も起こった20世紀をどのように生きてきたか、という事が非常に丁寧に、そしてとてもわかりやすい文章で書かれています。 これらの偉人達については参考資料も多く、また筆者の個人的な思い入れも強いのでしょう。登場人物ひとりひとりについて、非常に多くのエピソードが紹介され、それらエピソードを通して筆者が感じ取った人間像が実に優しく表現されています。アインシュタインが離婚の慰謝料としてノーベル賞の賞金を当てにしていたのは有名な話ですが、それ以外にも偉人達の人間味あふれる物語をこの本で楽しんでください。
眠くならない物理学入門
文系の人にとって理論、法則などの中身の説明は分かりづらいところはありました。 しかし、物理学者の日常生活を記述するなどして、自然科学に疎い人に 「アレルギー反応」を起こさせない工夫をし、最後まで読ませてくれました。 政治・社会と科学の狭間で翻弄されまさに「天国と地獄」を味わったオッペンハイマーなど 科学者に対して一つの政治的なものさしのみで評価するのではなく(例、マッカーシー時代)、 複数の価値観に照らし合わせて彼・彼女の功績を我々現代人は認識していかねばならないと思いました。
現代物理の最先端までの導入
上巻に引き続き、アインシュタイン、ボーア、キュリー夫人、朝永振一郎、ゲルマンなどの現代の著名な物理学者を追う。 さすがに現代にくだるにつれて、その学説や理論は難解、複雑なものになってきているが、筆者の口調は丁寧で、図なども多用されていて一般教養としての要点は押さえられるだろう。 筆者自身の経験を含め、それぞれの人物の血の通ったエピソードが多く、非常に親しみを感じつつも、科学の楽しみに触れることができる。
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