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物理を一からやってみる
物理をやる必要ができたので、本屋で参考書を見ていると発見。 一回読み終わるのに3時間かかりました。(08.12 10) 絵とストーリーが最高なので、途中で投げ出さずに読み通せました。萌えます。 この本は 「マンガ部分」(物理をならってない人・物理が苦手な人レベル) 「フォローアップ」(物理が得意ではないが、高校物理レベルの力学を身につけたい人レベル) 「ステップアップ」(大学生・理工系出身の社会人・物理好きな高校生レベル) という3段構成になっています。 物理初体験の私でも「マンガ部分」「フォローアップ」は理解できました。 が、高校数学がふんだんに出てくる「ステップアップ」は、 計算過程についていけないので、読み流しました。 なので、物理が苦手な人には誰にでもお勧めしたいのですが、 高校数学を一通り終わらせている、物理を習ったことがない人には特にお勧めです。 楽しく物理の世界に入っていけると思います。
非常に良いと思う。
マンガを使っているだけでなく、例えが非常にわかりやすい。 オーム社のこのシリーズは全般的に良いような気がする。 また、社会人でも忘れた物理を思い出すにもマンガだとお手軽でよい。 丁重に書かれているので、社会人の人がもう一度物理を勉強するときにも お勧めできます。
初習者にお勧め
画力が高いのには非常に好感が持てます。わりと基礎的な内容なので、高校1年生が導入として読むのには非常に良いのではないだろうか。その際、2000円という価格は高校生にとっては若干ネックになると思いますが。
マンガが高レベル
この手の本は、マンガでわかるといっておきながら、肝心の漫画が最悪なケースが多い。 漫画以前に絵として成立していないレベルの作家が、適当にコマ割りした落書きを描いてるモノさえある。 本書は漫画レベルが恐ろしい程高く、著者がまえがきで書いている「試み」は成功したといえよう。 しかし、漫画が上手いとここまで読みやすくなるのかと、感動してしまう。 著者はExcelで学ぶシリーズを多く出版しているので、Officeアシスタントに漫画のキャラクターを 使うなどすれば、好きな人にはたまらないモノができるだろう。 是非やって欲しい。
物理の苦手な方は買ってよし!
高校の物理に悲しい思い出しかなく、この本を購入。 目から鱗が落ちたように、物理への理解を深めることができました。 物理を単なる計算を解く学問だと思っている人に 手にとってほしい一冊です。 学習参考書であるにも関わらず、マンガの質が高いです。 欲を言えばもう少し安いと有難いのですが、この内容であれば 損はしないはずですよ。
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網羅系ではないが解法のヒントがたくさんある参考書
図がたくさん書いてあり,間違えやすい典型問題についての解説をしてある どちらかといえば,解説書。W式とは,ひょうめん関係ないようです。 問題集じゃないので,問題演習はできません。 しかし,一行でまとめた問題みたいなものを深く考えるとかのものなので, 受験するときに迷ってしまうところがたくさんあるなとか,授業で聞き忘れたとか, 自学で物理をやるとか,そういうひとには,すごく参考になると思います。
いいと思います。
鉄緑会といえば、東大というイメージが強いですが、この本は普段の勉強でも使えるような内容になっています。しかも、読みやすい。 本の構成は、まず質問がありそれに答えていくというパターンです。みんなが間違えやすいものがピックアップされているので、物理の苦手な方に最適であると思います。 また、図がわかりやすい。イメージしにくいこともばっちり図示してあります。そして、説明が詳しいので、推薦で口答試問をしなくてはならない人にも向いてるんじゃないでしょうか。 問題を解くのも重要ですが、こういう本を読むのもいいかと思います。むしろ、こっちの方が勉強になるかもしれません。
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【くちコミ情報】
標準理論の構築者ならではの視点
素粒子物理の標準理論の根幹のひとつである「小林ー益川理論」の2008年ノーベル賞受賞者、益川さん自身による、1995年の時点での、一般向けの素粒子物理の解説書です。標準理論が構築されていく背景や歴史が、当事者の立場から描かれており、そのあたりは特に、興味深く面白い内容となっています。 数式は極力省略されているので、一般の読者にとってはとても読みやすくなっています。大学の物理学科で標準的な科目(ニュートン力学から電磁気学、量子力学、相対性理論へとつづく理論)を学んでいる場合には、数式なしで述べられていることが確実にフォローできると思います。そうでない場合にも、(その場合、どのように読者に頭の中にイメージされるのか私には分からないのですが)そんな考え方があるんだということが、分かってもらえると思います。 ノーベル賞受賞に合わせてメディアにとりあげられたときの副読本として、読んで(あるいは、積ん読して)手元においておくと、現在の物理学者の描く物質観がより鮮明に分かり、新しい世界観への理解が深まるのではないでしょうか。
ノーベル物理学賞受賞おめでとうございます。
この本を読んで、どれだけの人が物理に興味をもってくれるのか? とても楽しみです。 是非、秋の夜長に読んでみてはいかがでしょうか?
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わかりやすい解説書
物質が質量を獲得する理論、ヒッグス機構について平易な言葉で解説してくれています。重さがあるって普通に感じていて、「何故?」って考えることってありませんけど、物理屋さんたちはそれを理論にしていくんですね~。著者の広瀬立成さんの本はすごく分かりやすいので好きです。でも扱っている内容は難しいものなのでヒッグス機構、標準理論のことを本当にわかったかというと、わかっていないと思います。それでも、最先端の理論の匂いを感じただけでも気持ちがいいと感じました。高校生くらいからこういう本を読んでいると理科系離れってなくなるんじゃないかなぁ。
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物理の教科書の目次を解説したような本
高校の物理ではこんなことを習いますよという概要程度。タイトル通り、むかし物理でこんなことを習ったよな〜と思い出したいだけならこの本は適している。しかし一歩進んで、昔習った物理を思い出して何か具体的な問題解きたい、と考えている人にはほとんど役に立たないと思われる。例えば私の場合は最近エコを意識するようになってコップ一杯のお湯を沸かすのは何ジュール?電気なら何Wh必要? 昔はカロリーだったよな、記憶の片隅には0.24IEtとあるけどこれって何の式だっけ? など、確かに昔やった記憶があるけれど忘れてしまった事を再確認したくて本書を購入したが、そんな中学の理科実験でもやりそうなことさえ書かれていない。そもそもこの本には単位の定義とか具体的な例題は載っていない。私にとっては星一つの本だった。
一回では・・・
全くの文系人間で物理初学者です。仕事を通じて電気を勉強したくなりこの本を読んで「高校の時物理やっときゃ良かったな」って思いました。確かに面白い本です。ただ1度では公式を理解できなかったのは事実(単に私の頭が悪いだけかもしれませんが)。あと多少数学の知識も必要なので、同シリーズの「微分、積分」も読んでみようと思います。
さすが、為近先生!
さすが、為近先生とても分かりやすい本を出されましたね。私は、代ゼミで為近先生の授業を受講していました。いつも分かりやすく、物理ってそんなに難しくないんだ。と、日々思っていました。為近先生の授業を受けたことのある方は、よく分かっていると思いますが、ない方は‘どういいの?’と思われると思います。‘どういいの’て?聞けば物理が分かるんです。それ程、納得のいく授業、理解できる授業なんです。私は、為近先生のことを、まるでリチャード・ファインマンのようだとも思っています。大学生で高校物理を復習しようと考えの方、社会人でもう一度物理をしようと思う方に、とてもおすすめです。
受験用には使えないが、読み物としては面白い本
この本は受験対策としては役に立たない。 しかし、物理そのものの面白さを肌で感じたい 人にはかなりお勧め。なぜなら面白いから。 私は物理の面白さはなんだろうとずっと思ってきたが、 この本を読んで分かった気がする。 例えばアインシュタインのE=mc2という公式がどうやって できていったか、ガリレオガリレイが地動説を唱えた根拠は なにか?ニュートンの力学はどうやって打ち立てられ、 どう崩れていったか?そんな教科書や受験参考書とは一味違う、 物理学の公式の裏に潜む先人の苦悩と喜び、悲しみと怒りを 肌で感じられた。 この本を読んだ後、公式を使うたびに先人の努力に畏敬と感謝の 気持ちを持って使うようになった。 しかし、なんだかんだ言ってもこの本は物理や数学の知識が 最低限はないと、厳しいところがあるので、そういった方は 「物理のエッセンス」などのゼロからの基礎本を読んでから 読まれることをお勧めする。 その方がより本書を楽しめるからである。
最高に『理解できる』本です。
この本は、物理の試験ですぐにでもイイ点を取ろう!と企んでる人には向いてない本です。 練習問題も、例題もありませんから。 p しかし、物理を『知ろう』としている人には、この上なく良い本です。 受験生も、理系を目指す方なら是非読むことをお勧めします。 p たとえば・・・ Q:リンゴは地面に落ちるのに、月は落ちてこない。ナゼ? p A:実は、月は地球に向かって落ち続けている!! Q:!!!???? このような、他の本には書いてないド肝抜かれるようなことについても、とても詳しく、解りやすく載っています。 p 実際に、著者の為近先生の授業を受けた経験もありますが、とてもユーモアのある方で、その性格がそのまま本にも現れています。 p 物理の参考書を買うも、最初の2,3章で本棚の肥やしにしてしまう物理アレルギーをお持ちの方w 是非買ってみてください。
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高校物理の基本に忠実な良書
高校物理を「真面目に」やり直したいと願う人に適した良書。各章冒頭に,答えられそうでなかなか答えられない簡単な設問を置く構成は,読者に自然と目的意識を持って文章を読み進めさせる効果あり。 導入部や解説の合間に,壮大な物理ドラマを感じさせる味のある語りが散りばめられているため,かなりの頁数だが意外と最後まで興味が持続する。ただし,扱っている題材自体は高校物理の定番といえるものが多く,極めて凡庸で退屈な側面も。「検定外」と謳ってはいるものの,「教科書」であることを最重要視した結果,他の類書と比べてもむしろ「検定教科書」に近いオーソドックスな内容となった(ただし,受ける雰囲気や読後感は教科書とは全然異なる)。高校物理の定番題材にストーリー性を付与し,直感的なわかりやすさを重視した解説に優れる。 『フォトサイエンス物理図録 改訂版―視覚でとらえる(数研出版)』等を伴侶とすると,ビジュアル的にも楽しい高校物理の学習が可能。その他,現代人のための高校理科シリーズでは『新しい高校地学の教科書―現代人のための高校理科 (ブルーバックス)(講談社)』がよくできている。
高校の教科書より断然”使える”
高校物理の教科書はあまりストーリー性が感じられず、読んでも面白くないと感じる方が多いと思う。また、受験勉強の観点から見ても、屁理屈ばかりで役立たない。 一方、本書は力学→熱力学→波→電磁気学→応用(大学でメインになる内容のさわり)という順になっていて、本書だけでは受験で通用するようにはならないが、演習に入る前の”全体を軽く理解する段階”では、学校の教科書よりよっぽど役立つ。350ページあるが、ブルーバックスは新書がやや大きくなったくらいの大きさなので、文系でも一週間あれば読めるくらいの分量だと思う。私は、受験物理で有名な橋元シリーズよりも、本書のように文章で丁寧に説明してあるものの方が理解しやすかった。
スゴイ!!日常生活のハテナ??が・・・省エネって?などなど
私は文系出身の社会人です。物理は難しい、縁が無いという気持ちしか無かったのですが、何とこの本に出会って物理の楽しさを知りました。 もっと早くこの本に出会っていたかったです。 奥深く多岐にわたる分野のため、すべてを理解することは出来なかったのですが、身近な事例を取り上げて、その謎を説明してくれるので分かりやすかったです。 何事も難しいと思うと理解するスピードが落ちると思います。 この本は、「物理って難しい」を「自分でも理解できるかも」って思わせる素晴らしい本です!
公式の説明が詳しく書かれている本
・ 公式がグラフを交えるなどして詳しく説明されている。まずは現象を解説し、次に現象を数理化するというように話が流れている。 ・ また、公式の証明もなされている。 ・ 身近な物理現象を適宜紹介し、なぜそういうことが起きるのかを書いている。 ・ 微積分の記号は一切出てこないが、文章で微積分の概念が表現されている。もしも記号が使われていれば、記号に馴れている人はともかく、不慣れな人はもうそこで読み進められないこととなる。記号を使用しないことで初心者も読めるよう配慮されている。 ・ 「ページ数に限りがあるから、あらゆるものを盛り込むことはできないので、物理的に興味深い話題であっても全体の流れの方を重視して大胆にカットした部分がある」と「はじめに」に書かれてある。なるほど、確かに剛体の力学などは全く出てこない。 だから、高校物理の教科書などで本書から何が省かれているのかを知るなどが、学習上必要となってくる。
数式を交えて物理を学ぶ一冊
物理…それは多くの人が苦手意識を持つ科目だと思います。難解な数式,抽象的な概念,目には見えない現象…などが物理を難しく感じさせるのでしょう。そんな物理を苦手とする人向けに書かれた本はたくさんある。しかし、そのような本は数式を使わないのを売りにしているために、物理の本質を学ぶことは出来ない。そこで、数式を交えて、物理の本質を学びたい人にお勧めなのが本書である。本書をお勧めするポイントとしては、以下の三点が挙げられる。 ・微積分など、難しい数式を使わないところ ・身の回りの物理現象を交えて「数式の意味」や「現象が起こる理由」などを解説しているところ ・物理学が発展してきた歴史に沿って、記述されているところ 上記の三つのポイントにより、本書は物理を苦手とする人にも読めるように仕上がっていると思います。 本書の流れは、“力学”から入り、“波動”,“電磁気”と続き、最終的に“相対論”と“量子論”を紹介して終わるという感じである。したがって、本書を読み終える頃には、「大まかに物理学にはこんな分野がある」ということぐらいは分かるようになるでしょう。 高校物理をもう一度学習したい人、物理を学んでいない理系の大学生…等は一度読んでみることをお勧めします。
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要素還元主義を貫いた時間学
物理学で習う知識をずらずらと総動員して、時間を考えるというお話。 2章では相対論、3章では量子力学、4章では素粒子論、 5・6章では熱力学、統計力学 あぁ、なるほど、時間という概念がそこには意味がなかったり、 あったとしても、絶対的なものではないことが、言われてみれば 確かにそうだ、と、一般教養的な物理学の復習のお話が続く。 流石、カリスマ予備校講師だけある。 そして7章で、時間を生み出す原因は、 秩序を維持しようとする意思によるものである、 ・・・と言う話にもって行くのだが、どうも議論が弱すぎる。 なぜならば、お互い相互に関係しあうことで、秩序が生まれるという 非線形科学の視点が、完全に抜け落ちているからだ。 あぁ、要素還元主義の限界、ある意味では 現代物理学の限界かと、 個人的に感じた。よって、☆4つ。
科学と哲学:乖離から融合へ
素人ながらも物理学には興味を持っています。世界の真理に近づくためには書かせない学問で、思考実験というものは自分の頭を非常に刺激するので好きな学問になっているのかな。物理学の中で、時間という単語がもつ意味合いを再確認したくて購入、通読 読んでみると、相対性理論、量子論、反粒子、エントロピー増大の法則など現在の物理学で欠かせない分野の中で時間がどのような意味合いを持つかを記載し、人間(観測者、生命)から見たときの時間の意味合いを再確認して、筆者の考えを終章に導きだしている。物理学からのアプローチと人間中心の時間へのアプローチをうまく組み合わせてあった非常に面白かった。内容として自分にとっては難しい内容も多々ありましたが、「主観的時間」「反秩序への抵抗が意志」「マクロでしか意味を持たない観測値」「不可逆過程」など面白いものも多々ありました。もう少し説明のほしいところもあると感じましたが、自分が無学故なのでその分野の書籍を読むきっかけにもなりそうです。 時間について漠然と物理学的な側面、人間的な側面から興味のある方は一度読んでみることを勧めます。自分の興味がある分野をはっきりと認識できることができるかもしれません。
門外漢から一言
「時間とは何か」という問いに、これまでありとあらゆる人智が挑んできた。 ある人は哲学の徒として。またある人は物理学の徒として。 本書はこれまですれ違ってきたこれら二つの学問を架橋し、「時間はどこから生まれてくるのか」ということを探求した意欲作・・・になるはずなのだが。 筆者によれば、そもそも量子の世界、つまりミクロの世界には空間も時間も存在しないわけで、時間というのは我々の主観的事実として初めて現れる。ではその主観としての時間はどこで生まれるのか?本書はそれを、万物を支配するエントロピー増大の法則の不可逆性から、無秩序への移行にあらがう生物の「意志」の存在を見出す。 どうも筆者の導き出したこの「意志」の存在という結論、一言で言うなら「意外とふつうやな・・・」といったところだろうか。 僕のような物理科学の門外漢(高校の時19点をたたき出し、そうそうにその道をあきらめました)からすれば、筆者がだしたこの「マクロ世界における時間の生成の秘密」よりも(つまり筆者自身による哲学と物理学を融合した思索よりも)、「ミクロ世界における時空の不在」という、物理学者にとってはきわめて常識的な事実のほうが遙かに魅力的に見えてしまったわけだ。 本書の構成は、20世紀の相対論と量子論の誕生によって「ミクロ世界における時空の不在」が証明されたことをまず論じて、その次にエントロピー増大の法則から「マクロ世界における時空の生成の秘密」を論じているのだけれど、なんなんだろ・・・この感覚。 前半ほどやたらむずかしく、後半に行くほど簡単になっていくという不思議な本である。 例えるならば、前菜の方がメインディッシュよりおいしそうに見えたんだけど、すぐ引っ込められちゃった、という感じ?要するに、量子物理学に明るくない僕のような素人向けに出版される新書であるならば、「ミクロ世界における時空の不在」→「マクロ世界における時空の生成の秘密」という構成よりも、「マクロ世界における時空の生成の秘密」→「ミクロ世界における時空の不在」という構成にしたほうが、よりおもしろくなっていたと思うんだが・・・。 でもそれだと単なる量子物理学における時間論の入門書になって、タイトルも大幅に変更しなければならないだろうし、それだと筆者が別段書きたくない本になってしまうんだろうけれど。
理系の素養がないと理解できない
途中までは何とか読んだが、やはり物理、数学、哲学などの素養のないものには難解で理解できなかったのが現実である。時間と言うタイトルに惹かれて購入してみたもののミクロの世界では時間と言う観念がないと言うのがまず理解できない。グラフや数式が出てくるとさらに解らない。注釈が多くで面倒になってくる。理系の素養がないのを残念に思う。
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時間論である。物理で修士を出た作家で、哲学的な時間論を批判している。しかし、結局、哲学に絡み取られている。純粋に物理の視点からすれば、時間と言うパラメータが現象の説明に便利だと割り切れるのだと、私は思う。そして、その「時間」を定義しているのは、時間が出てくるすべての方程式なのだ。数学の点や直線などと同じだと思えば良いのだ。 本書でも、主観的時間とか物理的時間とか出て来るが、物理的時間については、これくらいドライに述べてから、その先に進めば良いのにと思う。結局のところ、熱力学的時間に話を持って行っている。その上で、生物は秩序をもたらす云々で、主観的時間に話を持って行こうとしている。うーん、これはなんだかよく分からなかった。議論に無理があるんじゃないかなあ。 時間論なんて哲学のつもりでも物理の到達点を理解しないといけないという著者の主張は確かにその通りなのだが、結論は哲学者を納得させるものにはならなかったようだ。
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「物理学とは如何にして創られるものなのだろうか?」
上巻に続き「原子論」「統計物理」が完成されていく様子が史実に忠実に記述されています。我々のような後世の人にとっては原子・分子が存在するということはもはや当たり前なのですが、ボルツマンやマックスウェルの時代はそれらは「目に見えないもの」であって、そんな中で如何にして分子運動論が形成されていったかが良く分かります。「原子・分子の哲学上存在から実在へ」という過渡期におけるボルツマンの孤独、特に彼の理論を裏付ける実験が彼自身が提案出来なかったことに対するもどかしさが伝わってきます。(アインシュタインのブラウン運動の理論が現れるのがもう少し早ければ...) 上下巻併せて読むと「Science is a self-co ecting p ocess」(Ca l Sagan)の意味が良く分かります。 この第3章を読み終えると現在の物理学でも似たようなことがあるでは、と思ったりします。例えば「超ひも理論」は、現況ではまだ誰もその存在を実験で実証できる状況にはない訳で、「超ひも」を誰も見たわけではないですから。その意味では、「原子・分子」が実在のモノとして見えてない時代におけるボルツマンの悩みと似てたりするのでは、とも思ったりしました。(勿論、「超ひも」は究極の統一理論として有望な候補の一つではあるのでしょうけれども。既存の理論をまとめあげるだけでなく、既存の理論の範疇では説明しきれない自然現象を定量的に説明出来ることが「新理論」には求められます) そんなことも考えながら、この下巻に収められている「科学と文明」という講演記録を読むと興味深く読めました。 この本は残念ながら未完で、未完の部分は朝永先生から「読者への演習問題」として残っている訳です。個人的にはこの続編として、セグレ著「X線からクォークまで―20世紀の物理学者たち」、朝永振一郎著「スピンはめぐる」を推薦したいと思います。「創り出される物理学」は「創られた物理学を学ぶこと」とは全く別物である(←湯川先生の言)、ということが良く分かります。どちらも在庫切れなのが残念。
この本に出合えて良かったです
物理学とは全く疎遠な生活をしている私にはさすがに途中からはついていけなくなりました。 朝永先生の急逝によって下巻の構想が半ばで終わってしまったことは非常に残念ですが、こういう形で、次の世代にバトンタッチしていくというのもありなんだろうなと思うと、占星術、錬金術といった怪しい世界から数学的な論理、実験の世界へと時代の移り変わり、ひいては人間の知の広がりを垣間見られた気がします。 とても勉強になりますし、一日も早くこの本に書かれている内容のすべてを理解できるようになりたいと思いました。
勉学の間の暇つぶしに
日本が世界に誇る大物理学者朝永振一郎先生による啓蒙書です.物理学では基礎的な訓練を積むこともおろそかにしてはいけませんがそれに疲れたら休憩と思ってこのような本をよんでみるのもいいかもしれません.しかしくれぐれも基礎を理解することを馬鹿にしてはいけません.それをわきまえた上で読みましょう.暇なときに読むと面白い本だと思います.
完成前に、朝永先生が亡くなって非常に残念。
おそらく、この作品は物理学を力学から量子力学につなげた現代物理の歴史を交えて、広域的に作ろうとしたものだったのだと思う。下巻は上巻で述べた熱力学の話から、分子運動論への論争へ移り、ボルツマン、マクスウェルらを中心に熱統計物理ができるまでを解説しています。 おそらく、著者が亡くなっていなければ熱統計で終わらず量子力学の誕生をかみ砕いた形で解説してくれたことでしょう。 p 恥ずかしながら僕自身、クラウジスが定義した熱力学におけるエントロピーとボルツマンが定義した分子運動論のエントロピーとの違いがわかりませんでしたし、その本質もわかっていませんでした。この本には何故、偉大な学者がある仮定の元に理論を作ろうとしたか、そしてどう失敗し、それを修正したかなどが詳しく載っています。 田崎晴明先生の熱力学の本と一緒に読みましたが、熱・統計物理の勉強に本当に役立ちました。ただの科学史としてではなく朝永先生の物理学者としての鋭い視点も随所に見られます。この作品が朝永先生が亡くなる前に、先生が満足する形で完成されていればもっと救われたかも、という気がします。素晴らしい本です。
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他の本から始めよう
ブルーバックスで相対性理論にふれた私です。 アインシュタイン自身の著書ということで大変名高いこの本を、いつか読みたいと思っていました。 結果、決して簡単な本ではありませんでした。数式がさっぱりわからん。 もちろん、わずかこれだけの分量の推論で、あの偉大な理論が見い出されたことは、驚異的ですが…。 相対性理論にこの本で初めてふれるというのは賢明ではないような気がします。
時間と歴史はすでに起こった事実である
時間と言うものを感じたのがいつか。私の場合年と言うものを意識したのは、昭和60年、阪神優勝のときだと思います。つまり11歳、1985年までは時と言うものを意識したことが無かったのです。その年までは、70年代と言う言葉も80年代初めという言葉も知らず、意識もせず、その埒外にあったのです。つまり、そこまでは世界は空間に過ぎなかったということになります。相対性理論を理解しようと努力する人は時間を感じられる幸せな人だと思います。 時間と空間と言う軸は生きているからこそ感じられるのです。
世界を変えた理論
あのアインシュタインの相対性理論を原論文で読んでみよう、という素晴らしい本です。 原論文とその解説とから成っています。 物理がわかる人はバリバリ原論文で。でも、苦手な人も解説を読めば、アインシュタインとほぼ同じ思考回路をたどることができます(ただ、難しい数学はいりませんが、頭は使います)。でも、論文のほうも読んでみるといいと思います。意味は分からなくとも、その美しさは分かるはず。
あまりに有名で、、、
あんがいいままでは専門分野の人達に読まれることが おおかったこの「相対性理論」 それがほどよくこなれて、多少分かりやすくなっている。 あの舌をだしたアインシュタインがいたずらっぽく 読者を誘うのだろうか。今まであきらめていた君にも わかるよ ぜひ一読!!
当方文系でした
大学の一般教養科目のテキストの一つでした。本は薄いが内容は“熱い”!?(笑)だから、物理、数学を知らない人は迂闊に手を出さないほうが無難。“相対性理論が何なのか?”を知りたかったが、理屈を理解するのにやっぱ物理、数学は必要。この本読んで感じたことは、自然科学とは絶えず塗り替えられる可能性がある、発展途上の学問だということだった。(苦笑)
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著者の田原から皆さんへ
a h ef="http: www.amazon.jp eview R1L54GANVGZ8JQ" Watch Video He e: http: www.amazon.jp eview R1L54GANVGZ8JQ a 著者の田原真人です。この本の中で一番伝えたかったことはこれです。
感動です。
力学を運動方程式で表すことができるだけではなく、電気回路も微積分を使うことにより同じ解法で表すことができる! 計算方法ではなくその原理がとても良く分かる内容で、物理の整然とした世界にただただ感動です。 できれば学生時代に会いたい本でした。
いい!
高校物理を微積で書いている本はごくわずか。しかも、わかりやすく書かれているものがなかったのだが、 この本は丁寧にわかりやすく書いてあるので微積で初めて学ぶ人に最適だと思います。 分厚く重いのが玉に瑕。あと、ちょっとお高いですが、読む価値はあると思います。
物理は面白い!
今まで物理が苦手で苦手でしょうがなかった僕の奇跡の一冊です。 「微積分を使った解法は難しい」と敬遠されがちでしたが、この本では物理の本質から微積分を使って解法を導き出すので、誰でも簡単に問題が解けるようになります。 微積分を習った事が無い人のために、必要最低限の微積分を学ぶ章も用意されているので、数学が苦手な人でも安心して読めます。 受験生必見の一冊です。一度目を通してみると物理への考え方が変わりますよ。
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