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¥ 840(税込)
通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー数:2

くちコミ情報
いつまでも愛読します
子供向けといいつつも、内容は細かく、そして各ページにあるまめちしきはとてもためになります。 大人になっても、知識をつけるときはこういった漫画形式が読みやすくて良いのではないでしょうか?
マンガといってバカにしないように、「学研のひみつシリーズ」は内容に定評があります。
■マンガといってバカにしないように、「学研のひみつシリーズ」は内容に定評があります。 p ■下手に勉強しろとけしかけると、子供は反抗してしまいます。「学研のひみつシリーズ」は大人が読んでも飽きない構成になっているので、読めは自然と引き込まれて、自然科学のイメージを身につけることが出来ます。 p ■受験科目が4科の私立中学受験生や、理科が苦手な中高生にオススメします。



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通常2~5週間以内に発送
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くちコミ情報
大人が子どもと楽しむ本
本書は子どもが抱くかわいい質問から専門的な質問にまで、とても丁寧にはっきりと回答している。たとえば内容紹介にあげてある質問には次のような答えがあった。 「宇宙は何色?」ベージュのような色。 「宇宙で花火ができる?」できる。 「スペースコロニーは実現可能なの?」実現可能。 もちろんこれらの答えには「なぜ?」が付きまとう。それらの疑問に対して歴史的でユーモラスに、または最先端の研究状況をふまえてしっかりと説明がなされている。文章は話し言葉で書かれてあり読みやすい。また、宇宙的な広い観点からものを見ている天文学者たちの視点が興味深い。天文学的知識を得るだけでなく思想的な点でも考えさせられる本と言える。科学に詳しくない人でもすんなり読め、家族で楽しむに良い一冊であるるが、子どもが読むには難しい内容もあった。それゆえ子を持つ親に勧めたい。




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くちコミ情報
新しいパラダイムへ
 技術の進歩は人間生活を便利にするだけでなく、人間の考え方の根本を変えてしまうこともある。それは現実の世界が私たちの信じたい世界とはまったく別のものであることを少しずつ受け入れていくことでもあるのだ。
「見えない内容」 かもしれない。
ダークマター入門書としてはかなり手強い。読み進めるのは苦痛であった。その上、読み終わって理解できたことは少ない。 ひとつには、素粒子や宇宙をとらえようとすると、私たちの日常的経験とは全く異なる物理的事実と理論を理解しなくてはならない。素粒子の世界では私たち一般人の常識ではとても感覚的に理解できないことが起こる。極小で全く見えないものから、光の速度ですら到達できないとてつもない大きな宇宙を想像するのは、訓練のできていない頭ではなかなか難しい。 おそらく英語の原文で著者は、この一般人が経験しない極小と極大の世界を行ったり来たりするガイドをうまく務めているのだろう。しかし、「一つには、ダークエネルギーの密度は宇宙にある物質の密度とほとんど同じ程度の大きさで、前者は後者のおよそ2〜3倍大きいということがある。」という日本語表現を、すらりと読解することができるだろうか。(ちなみに「同じ程度の濃さ」とおきかえてみると読みやすい。)この訳書は全体的にこのようなトリッキーな表現が多い。 さらに、(科学工学書の訳本ではよくあるのだが)「may」が「かもしれない」と訳されることで、筆者の主張するポイントがへなちょこになってしまい、読者はますます混乱する。(ここで「読者はますます混乱するかもしれない」と書いたら、だいぶ印象がかわると思うが、英語で言えば、The eade may get confused, when 'may' is t anslated into KAMOSHIRENAI which is taken as 'it is p o a le'.だ。) 素粒子研究の分野で3人の日本人がノーベル賞を受賞したこのタイミングで、興味を持たれる方も多いと思うが、この本は少しハードルが高い。だが、決して誤訳ではないので、丁寧に何度も読み返せば勉強になるだろう。
「見えないもの」を巡る科学者たちの格闘
若手の宇宙素粒子物理学者が、宇宙に溢れる「見えないもの」について書いた科学読み物。ダークマターとダークエネルギーについて書かれている。 まず、ダークマターから話は始まる。ダークマターが相対性理論においてどのように存在を推定されてきたか。そして、観測の結果がそれらをどう支持し、反証してきたか。例えばダークマターの候補だったものとして、ニュートリノが挙げられている。そして、観測として日本のカミオカンデの事例も挙げられている。素粒子物理学や超対称性理論は、この理論予測と観測結果の関わりで導入されてくる。それは、現代物理学の発展を追うように書かれている。理論が導入された経緯が分かり、その理論の意義も明らかとなっている。 次に、宇宙の歴史についてのおなじみの話が続く。ビックバンと宇宙のインフレーション理論の話。宇宙の歴史が主眼の本ではないので、ここは比較的さらりと紹介されている。 この宇宙の歴史の話を踏まえ、ダークエネルギーの話へ進む。ゲージ対称性やヒッグス粒子などの話が登場。ここも適切な比喩によってたとえられており、すんなりと読むことができる。著者の力量がうかがえる。多次元の中を運動する粒子の話は、とてもよく書けていると感じた。 最後に、1970年代に流行した超ひも理論の盛衰について。そして超ひも理論がダークエネルギーの問題のなかで、再び優勢となっていることに触れる。宇宙物理学についての著者なりの未来予測をもって本書は終わる。 著者はB.グリーン『エレガントな宇宙』に感銘を受けたと言う。そして、物理学者となった後でも、物理読み物本をよく読んでいたそうだ。それもあってか、筆致はとてもこなれていて読みやすい。この話題に興味のある人にはおすすめである。ただしダークマターに関する部分では、次々と候補が挙げられては消されていく。ざっと読んだだけでは、混乱してしまった。「あの候補はどうなって、結局どれが最終的な候補なんだっけ??」と読み返すこと数回であった。 とりわけ感じたのは、著者の科学者としての誠実さ、とでも言うものである。例えば、超対称性理論について、対称的で美しいからという理由で理論を支持してもよいのか、と逡巡している。また、超ひも理論についての評価もかなり慎重である。さらに、相対性理論以外の可能性にも何度も言及され、MONDという理論にも言及される。特定の理論の賛美に終わる本もあるなか、これは非常に信頼のおける態度であると感じた。
「物事は心で見ないと良く見えない。大切な事は目に見えない」(星の王子様)を彷彿
本書は「素粒子宇宙物理学」の最前線の若手研究者(理論家)によって書かれた最新宇宙論の一般向け解説です。ダークマター/ダークエネルギーという「見えない」ものが何故登場せざるをえなかったのか、その正体はどういうモノだと推測されてきたのか、それは宇宙の進化(ビッグバン、インフレーション等)や物理理論(一般相対論/量子論/素粒子論/超ひも理論)とどのような関係にあるのか、ということが分り易く解説されています。 一冊読み通すと「大切な事は目に見えない」(星の王子様)の言葉通り、自分の身の回りには"見えないモノ"に溢れているんだなぁと実感されます。(ニュートリノはそのうちの一つですが、ダークマターの有力候補ではありません。そんな事情もチャンと説明されています)様々な仮説を打ち立て、測定限界ギリギリの最新実験を重ねることによってのみ、「見えないモノ」の実態がだんだんと分かってくるんだ、つまり「物事は心で見ないと良く見えない」んだ、ということがよく分かります。また、質量、エネルギー、温度、力(重力など)など「よく分かっているつもり」の概念に関する理解が深まります。「真空≠空っぽ」って分かるだけで見える景色が変わってくる気がしてきませんか? (^-^) 数式は殆ど出てきませんし(→ 例え方が上手い!)、自己完結的に読める本ですが、宇宙の進化に関する他書(※)と相補的に読むと面白いかもしれません。 (※)私の場合、「僕らは星のかけら 原子をつくった魔法の炉を探して」(マーカス・チャウン)、「ビッグバン宇宙論」(サイモン・シン)、「相対論がもたらした時空の奇妙な幾何学」(アミール・D・アクゼル)などの本の予備知識があったので いっそう面白く読めました。



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くちコミ情報
月夜に散歩したくなる
古今東西の『月』にまつわる『逸話』『論文』『ことわざ』『神話』などを集めた本です。 地球に最も近い位置にある天体でありながら、 夜にしか出逢えないし、夜になっても天気が悪かったり、都会の灯りの元では 見えないことも多い『月』。 古来より、多くの人間が魅了され、そこには何らかの『魔力』さえ秘めていると信じてきました。 かぐや姫は多くの求婚者を振り切って帰っていくし、狼男は満月に吼える。 ほら吹き男爵は砲弾に乗って旅に出かけ、エレファントカシマシはくだらねぇとつぶやいて見上げる。 アポロが月面に立ち、その気になれば人類の手の届く地になってもなお、 その魅力に魅入られている人は、後を絶ちません。 じっと見つめていると、正気を失うほど神々しい姿。英語の『Lunatic=狂気じみた』という言葉も、 ここから出来たということは、周知の事実です。 ふと気付けば、自分が夜空を見上げ、『月』をまじまじと眺める時間が無くなって来ていました。 仕事を終え、家路に付き、家に着いたら翌日の用意。 『月』を見ない生活の方が、よっぽど『狂気じみて』いる気すらします。 たまには落ち着いて夜空を見てみてはいかがでしょうか。 その日がいい一日でも、最悪の一日でも、空では月が足元を照らしてくれているのです。 今夜の『月』は、どんな形をしているのでしょう?
☆カラーの写真が綺麗☆
私は、小さい頃から父と天体観測をするのが大好きで特に月には興味がありました。最近になって更に興味を持ち、手にした一冊です。オールカラーというのが最高でした!!月に関する物語や神話は誰かに話したくなるようなものばかりでした。本の最後あたりに書いてある参考文献など、月の本の紹介のところに載せてあった本はこれから目を通していきたいと思っています。月に興味のある人も、無い人も、是非一度、書店で見てみてください。月の不思議な力に癒されるかもしれません。興味の無い人は、興味を持つきっかけになるかも・・・。月が顔を出していない夜には手放せない、私にとっての宝箱の世界です。
月に関するエトセトラ
 月と月にインスパイアされる人間について科学・文学・民俗学などあらゆる面から多角的に検証している本ですが、単なる研究結果という感じではなく、そこからちゃんと月の神秘性が立ち昇ってくる、結構情熱的な作りになってます。具だくさん、という感じなので一気には読めませんでした。ふわふわと色んなテンションに身を沈めながら、読んで眺めてまた浸る、みたいな感じが相応しいと思います。
素顔の月と冒険旅行を御一緒に
「昔、月が・・・・・を旅してた時のこと」で始まる、三十夜の物語。月の冒険旅行という表題の通り、月があちこち旅する様が、綺麗な写真入りで語られていきます。写真は皆、月が旅した場所になぞらえてエキゾチックで、月というと日本的なススキと十五夜お月様を思い浮かべる私は、ちょっと意表をつかれました。古代から変わらぬ風景や遺跡・近代的な建物に浮かぶ幻想的な月の姿は、その場所を旅して眺めているような気持ちにさせてくれます。 朝鮮半島からアマゾン、北極、ヒマヤラまで各地を旅する月ですが、太陽と並んで天を司る偉大なものというより、眠っているところを人間に捕まったり、気に入った娘をさらおうとしてみたりと結構ドジで人間的な月の姿が語られています。ちょっと色っぽいお話もちらほら入ってます。時々登場する太陽とのコンビも面白い。  一味違った月の物語を読みたい方にお勧めします。
月を眺めたら、読んでみて
 最近、何故か月が気になって、購入しました。  月に纏わることが、あらゆる角度から書かれています。詩あり、歌あり、物語・宇宙科学的分野など古今東西世界中から集められたお話が、どのページを開けてもそこから読めるようになっています。 p  その日の気分で、ロマンティックに詩や歌詞を綺麗な写真を眺めながら口ずさんだり、月の不思議をガリレオの昔から紐解いたり、昔懐かしい石森章太郎さんの漫画に浸ったり、誰にも満足できそうです。  



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下巻の主役はアンチヒーローのフレッド・ホイル
さて、下巻。下巻の主役はフレッド・ホイルだ。彼は、アンチビッグバンすなわち定常宇宙論の旗頭だから、変な話だが、ヒールとして最高のパーソナリティーなのだろう。まあ、定常宇宙論は彼で持ってたわけだし、一方、ビッグバン宇宙論はたくさんの役者が出て来て、決定的なヒーローがいない。これからの正しい理論はどんどんそう言う傾向が強くなるのだろう。量子論でもそうだしね。 フレッド・ホイルの定常宇宙論は何となく嫌いで、しかも、彼の書いた SF に良い印象を持っていなかったりして、科学の発展の足を引っ張った変なイギリス人という印象しか無かった。しかし、元素合成の理論で極めて重要な貢献をしていることを本書で知った。その他にも、ホイルの宇宙論は、当時としてはビッグバンより「とんでも」では決してなかったことを説得されたのは収穫だった。それに、フレッド・ホイルに焦点を当てることで、ビッグバン宇宙論の特徴にスポットライトを当てることが出来ている。まあ、彼は、ビッグバンの名付け親でもあることだし。 そこから、宇宙背景輻射の発見、COBE による背景輻射の揺らぎの発見で、ビッグバン宇宙論は確固たる地位を確立する。本書はそこまでで筆を置いている。インフレーション宇宙など、その後の発展については本文では触れていない。現在の科学の到達点として確として書けるのがこれまでとサイモン・シンは思ったのである。本書を読んでいて、それも説得的だった。 一つ、前から感じている疑問が本書を読んでも残ったままだったのが残念。それは、背景輻射が地球の運動でドップラーシフトする話だ。直接的は当然すぎるほど当然の話なのだが、これって、絶対運動を規定するのではないだろうか。相対性信奉者としては、なんとなく引っかかる。どなたか、納得させてくれませんか?
全ては前から全天に見えていた
 まず。”ビッグバン”という言葉を軽蔑の意味で使ったフレッドホイルの、報われないが価値のある人生は、映画のように印象的でした。  宇宙論を支える観測事実の全ては、人類が誕生した当初から、様々な波長と強度の電磁波(電波、光)で地上に降り注いでいたわけです。人間の肉体的な眼が望遠鏡で拡大されて微弱な光をとらえられるようになり、電波の理解によって機械をつかって関知できる波長の幅を広げて、既に全天に提示されていたものを認知し分析し解釈してきたのです。  理論と観測と実験が絡み合い、複数の仮説が競争し、137億年前を見通す眼が階段状に進化していく様子は、そのままエンターテイメントにも思える面白さでした。  以前見学した施設では暗黒物質の感知をターゲットにした次世代の眼(観測機)の製作が進んでいました。この問題の決着を生きている間に聞けるかどうかは微妙ですが、いずれ次のステップは必ず訪れるという確信は強まりました。
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ビッグバン理論だけを扱っているのではないかと思って手を出さなかったのだが、人類の宇宙に対する認識から物語が始まっているので興味を惹かれた。まずは、ギリシャ時代の太陽中心説対地球中心説のエピソードが丁寧に書かれている。また、コペルニクスによるパラダイムシフト、それを根拠づけたガリレオの観測とケプラーとニュートンの理論もわかりやすく紹介されている。ビッグバン理論が宇宙背景輻射によって決定的になるまでの人間ドラマも面白い。科学とは、理論が提出されて、実験や観測によって根拠づけられるという、その過程を実に丁寧に書いている。本書は科学書でもあると同時に、いやそれ以上に人間ドラマを描写しているのだ。 ビッグバン理論やガリレオの成果、ニュートンの功績については、それらを個々に取り上げてる書籍の方が分かりやすいかもしれない。『ビッグバン宇宙論ん』においては、個別の事項については物足りなく感じることもあるだろう。けれども、本書はあくまで宇宙に関する科学史の本であり、また科学者たちの人間ドラマの本なのだと思う。そのことに留意すれば間違いなく楽しめるだろう。
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この頃の急激な望遠鏡の値段の低下で、もしかしたら、60回ローンを組んだら、世界でも有数の望遠鏡を作ることが出来るのではないかと夢見ているあなた。そんなあなたに絶好の1冊です。人間が持ちあげられる最高の大きさは、どうやら口径60センチの反射鏡が最大のようですので、すぐさま買って、高い山に登って一晩中夜空を眺めていたら、きっと宇宙の最初も分かるはず。そんな気にさせてくれる1冊です。上巻も読みましょう。
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前2作が超絶に面白かったので、こちらも期待して購入した。700ページ近くある大作であるが、あっという間に読んでしまった。 確かに宇宙論の解説本としては物足りないという意見もあるだろう。ビックバンの解説はほかにもいい本がある。だが、この本は、ビックバン理論が歴史上どうやって浮かび上がって、どうやって対立する理論を蹴散らし、最終的に確立されたかという筋を追ったもので、たいへん説得力がありドラマがある。 昔はトンデモ理論だったビックバン論が正しいと認知されるまでの過程を知るのと、 すでに認知されたビックバン論を解説したものを読むのでは、理解の深さでいうと前者の方に軍配が上がるだろう。 たとえば、現在の民主主義、たとえばアメリカの3権制度の仕組みを解説した本があったとしよう。それは確かに詳しく現状を分析しているが、面白くはないだろう。それより、古代からどうやって民主主義が成り立ってきて、なぜヨーロッパのピューリタンが新大陸にわたって国家をつくったのか、といった根本に流れる思想について解説した本の方が、はるかに示唆に富むからである。 本書もそのようなものである。



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人生を理解するための入門書
宇宙をどう解釈するかを極めて分かりやすく解説した宇宙論への入門書。「テクノロジーは生と死をより快適にするために役立ち、それに対して科学は、ひたすら世界を理解しようとする努力だ」との言葉どおり、最新技術やデータの羅列ではなく、人生を理解するための入門書でもある。
期待通りとはいかず。
「フェルマーの最終定理」「暗号解読」の面白さを期待して読んだが、前二作に比べて面白みに欠ける。おそらくストーリー性に欠け、全体的に説明調であるからだろう。所々に挿入される説明のための図や表が、読者をぐいぐい引っ張っていってくれるはずの文章を分断してしまう。サイモンシンがこの分野の専門だから、妥協できなかったのだろうか。細かいところに気をとられてしまう記述は、証明を巻末に付録にして、ドラマチックな展開をみせたフェルマーとは真逆の空気を感じる。宇宙論のポピュラーサイエンスの本を読んだ人はあえて読む必要はないだろう。サイモンシンを読んだことが無い人には、「フェルマーの最終定理」「暗号解読」から入ることを勧める。
上巻は悠々と宇宙論の歴史のレビュー
上巻を読んだところでレビューを書くのもなんですが・・・原書は一巻ものだし・・・レビューが上下巻別に出てくるので。 『フェルマーの最終定理』も『暗号解読』も面白かったので、見つけてすぐに購入。焦点は確かにビッグバン宇宙論なのだが、西洋の教養主義らしく、ギリシャ時代の宇宙認識から始まって、コペルニクス、ガリレオ、ニュートン、アインシュタインと、上巻は悠々と進んで、ハッブルが系外銀河のスペクトル赤方偏移を見いだすところまで。銀河の大きさを初めて類推したハーシェルは全恒星が同じ明るさとして概算した事(意外にも決して悪くない見積もりが得られている)セファイド変光星を用いた距離の見積もりの発見の経緯など、知らないことも沢山あって、楽しく読めた。 ただ、特殊相対論の紹介はちょっと賛成できなかった。特殊相対論は電磁気学の基本方程式であるマックスウェル方程式がガリレオ変換とコンパチブルでないことの解決として、運動方程式の方を変更する事で、電磁気学と力学の矛盾を解消したことに大きな意味があると、私は思っている。本書では電磁気学の話がまったく出てこなくて、エーテル否定の説明も、媒質(光の場合エーテル)の運動との関わりで極めて不十分なものになっている。特に、光速度一定の原理を、極めて天下りに与えているのが気になるところだ。この手の説明が世の中の「相対論は間違っている」本の出現を手助けしているのだから、もう少し工夫が必要だったと思う。 というところで、あとは下巻を読んでからにします。
一般読者向けの解説書としてお奨め
ビッグバン宇宙という言葉は十分一般的になっているが、この現代用語を、専門家ではない一般読者にわかりやすく伝えるという点で、よく書かれた本だと思う。他のレビュアーも指摘しているが、シンの語り口はとても柔らかくわかり易い。ややページ数は多いが、長さを感じさせないほどソフトな本で、一気に読める。難解な専門用語がほとんど表に出てこない点がその理由だろう。 ビッグバン宇宙についての一般教養書として、第一にお奨めできる本だと思う。
137億年を解明する3000年の想像と思考
 書名を聞いたときに、訳者があとがきで語っているのと同じく、”なんで、いまさら、ビッグバンを。サイモンシンが?”と私も思いました。  「暗号」や「フェルマーの定理」のように、過去あまり一般向け類書がないテーマを扱った話の場合、そのテーマ選定自体の新奇性でつかみがあります。しかし、「ビッグバン」となると、すでにさまざまな一般向け書籍がでているメジャーなテーマなので、すこし後回しにしていました。でも、やはりサイモンシンでした。「そうだったのか」という発見の連続でした。  いろいろな形をした素粒子のように個性豊かな科学者が絡みあいながら、宇宙創生の理論を解明していくストーリーは、あらためて科学に対する理屈無しの憧憬を思い出させてくれました。    上巻では、天動説から地動説、相対論の登場という決定的なパラダイムシフトを経て「宇宙は静的なのか・・」というあらたな課題認識までが扱われています。誰でも名前は知っているガリレオ、ニュートン、アインシュタインといった巨人たちの取り組みも結果にいたるプロセスまで味わうと格別です。もちろん、他にもティコ・ブラーエ、ケプラー、コペルニクス、マイケルソンとモーリー、フリードマンとルメートル、ハーシェル、メシエ、ハッブル・・・と覚えきれないほどの天才鬼才も連綿と織り込まれた宇宙解明の物語です。 ・・・下巻に続く



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着陸前に重量を100トン減らさなきゃ、機体が壊れる!?
 私、まったく飛行機オタクでも何でもないですが、仕事がら飛行機には年間何十回乗ります。いつも何気なく乗ってますし、乗ったら半分は寝て過ごしますが、ふと最近「操縦するって随分難しいんだろうな」と思い至って、この本を手にしました。  離陸前のスタッフの打ち合わせの内容から、離陸、巡航飛行、着陸までの一通りが、わかり易い図解と共に説明されています。自分が操縦しているような立体感まではちょっと望めませんが、飛行機がどういう仕組みで空を飛んでいるのか、よーくわかったような気にさせてくれました。しかし正直な話、飛行機というものは高度に自動化が進んでいて、キャプテンが眠っていても安全に飛んでくれるような印象受けました。  普段我々の知ることのない驚きの事実も沢山のってます。例えば、ジャンボジェット機の重さって、機体、荷物、乗客、燃料等全て合わせて、離陸時に一体何キロか。実に約400トン!そして、着陸できる最大の重さは285トン。つまり飛んでいる間に燃料を100トン以上消費しなければ、重すぎて着陸時に機体が壊れるんだそうです。他にも、燃料満載の状態では主翼の先端は燃料の重さでたわんで、約1メートルも下にさがってるとか、機体最後尾にある狭いキャビンアテンダントの休憩室内には8つもベッドがあるとか、はたまた高度1万メートルぐらいでは実は機体はかなり外側に膨らんでる(キャビン内の空気圧の関係)とか。  よくもまぁ400トンが空に浮かぶと思いますが、ジャンボジェット機ってまさに人類の英知の結晶です。
なかなかよいです
B747−400の機材にて、成田からロスまでフライトする。パイロットの仕事や様子、それから747や各種飛行機の機体の構造・飛行原理などなど、説明が満載である。気軽に読めてなかなか良いです。 私は実際、サンフランシスコに向かう飛行機の中で読みました。旅行が好きな方など特に、自分が乗っている飛行機の構造がわかったり、パイロットやキャビンアテンダントが今何をやっているのかな〜と分かるようになり、旅行がますます楽しくなるのではないでしょうか。
“読む”チェックリスト
とにかくチェックリストに緻密。 全219ページの半分近い 90ページまで進んでも、まだ離陸しない。 スラストを入れて V1まで、図解込みで 10ページかかる(笑) それがいい! 「飛行機は書類で飛ぶ」といわれるが、本書はまさにその一部を体現したおもしろさがある。  この種の本は 退役したパイロットが書くことが多く、想い出話や訓練時代のエピソードがまじるものだが、本書はそういった感傷を一切、排し、まさにチェックリスト通り、プロとして操縦系統にひとつひとつ「入力」している迫力がある。 まさに異色作である。  空に関する本を多数持っている方でも、本書が、そのいずれかにかぶることは おそらくない。 PCフライトシミュレーターの経験者にもおすすめ。ちょっとした操作の本当の意味に感激するだろう。
あこがれの操縦体験が
 飛行機好きにはたまらない内容。離陸から着陸までの操縦、管制官とのやりとり、飛行工学、と操縦に関連する項目をひととおり網羅し、丁寧に書き込んである。擬似シミュレーションゲームをやるよりは、本書を読むほうがはるかに操縦をしている臨場感がある。「ジャンボ・ジェットの操縦って、やっぱり大変なんだ」と、妙に納得する1冊。
シミュレーションゲームを超える臨場感
って、オビに書いてますが、乗り物好きで旅行好きには堪えられないです。お馴染みな人も多いであろうジャンボ・ジェットの全般的な解説本としても最適です。ブルーバックスらしい解り易い人には解り易い詳細さなので、万人向けの面白さ、って訳にはいきませんけどね。



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わかりやすくて、かわいい!
宇宙が身近になった、とは言うけれど、中学や高校の化学や物理で挫折した者としては、なんだかよくわからない……というのが正直なところ。 そんな人のものすごく初歩的な質問に丁寧な回答が添えられている。 イラストもなんだかわいいし、とても読みやすい。 オススメです。
それほど興味の無い人にもお薦めです
天文・物理に関するおもしろい話が、マニアでない人にも簡単且つ解かり易く、小セクションで記されています。元JAXAの職員だけあり宇宙に対する知識もあり、現高校教諭だけに教えることに慣れた作者であるが故だと思います。本書を読めば夜、星空を眺めたくなります。私個人としては宇宙への興味を喚起されたお薦めの本です。
素晴らしい。
「宇宙に端っこはあるのか?」とか、 「宇宙人はいるのか?」とか、 多くの人が一度は疑問に持ったことがあるであろう事柄について、とんでもなく平易な文章で説明した素晴らしい本。 瞬間移動とかタイムスリップの可能性まで載ってるし、それに必要な相対性理論の知識も簡単にまとめられている。 ただ一つ残念な点は、宇宙に関心を持つ人ならブラックホールのことが知りたい人はたくさんいるはず(個人的なイメージ)なのに、ブラックホールに関する記述がほとんどないこと。この本ならわかりやすそうだったのに・・・・・・ でも、それ以外はほんと完璧。 タイトルも(まんま)、装丁も好き。 著者のことは全く知らなかったのだけれど、現在は大阪の高校で教師をしているという話。 実際にこういう人に宇宙の授業をされたらどれだけ面白いか、想像しただけでドキドキワクワクドッキンチョ。 まあ高校で宇宙の授業なんかしないだろうけども(笑) とにかく、オススメします。
宇宙視点を手に入れる
もし自分が高校生のときにこんな先生に物理を教わっていたのなら きっと宇宙のことにもっと関心を持ち、物理が得意になっていたと思ってしまう。 私の虫が良すぎる話かもしれないが・・・ だがしかし、簡単に語りかけてくれる言葉には 裏に膨大な知識があるから薄っぺらくは感じない。 日常生活の枠にとらわれて狭くなっていた視野から ググッと、宇宙視点まで引き上げてくれる好著である。 茂木さんが帯で書いているように、 宇宙という広大な存在を心に引き受けたとき 諸事雑務に対する自分のスタンスが変わるのは確かだろう。
宇宙を感じて悩みを吹き飛ばす
地面だけを見て生活しているアリにとって、地球は平面(2次元)だけれども、 この世界は3次元空間である。自分の身の回りの地面だけを見ていると、 アリのように3次元空間の住民でも2次元しか見えない。 宇宙開発の職員から公立高校の教師になった中川人司さんが、 宇宙のことをやさしく教えてくれる 「宇宙授業」。 スケールの大きい宇宙授業を受けていると、冒頭のようにハッ( ̄□ ̄;)!! とさせられたり、この大きな宇宙のなかで、あの人と出会えた確率は すごいことなんだなぁ、と考えさせられます。 この本を読めば悩みも吹っ飛びそうです。



おすすめ度

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関根 光宏(翻訳)  
¥ 1,890(税込)
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くちコミ情報
がっかりです
少しばかり期待していたのに・・・ うーん・・・この程度の発想で本になってしまうとは・・・ 私の物理学の知識は高校生レベルであり自信を持っていないが あまりにお粗末な内容であり退屈でしょうがない本だった。 (間違っているとかではなく一番知りたかった物理学的理論が一切なく  素材がどうだ、ロープがどうだそんな話ばかり) 一言でいえば・・・お粗末で退屈な一冊
アーサー・C・クラークが序文
アーサー・C・クラーク序文の軌道エレベータ本。 それだけでわくわく。 ぜひ実現して欲しい。
期待していたのに…
某新聞の書評欄で高い評価が出ていたので期待して購入したが、「安く宇宙に行ける」、「カーボンナノチューブ」とか同じ言葉がしつこいほど繰り返され、話がなかなか展開しない。漸く次なるテーマかと思えばテロ対策だの、一番手は中国か?、など、どうでもよいことばかり。宇宙旅行の夢を買ったつもりなのに、がっかり。宇宙エレベータが現実味を帯びてきたことは良く分かったが・・・ 2 3ほどでギブアップ。
リアリティあふれるプロジェクト
地球と言う揺り篭から人類が踏み出す為に必要な「宇宙エレベータ」という 技術について、科学的な視点から詳しく解説されています。 SFではなく、現実的に進める組織まで存在することに驚かされます 計画通り行けば、一回は宇宙旅行が体験できそうですごくわくわくした 気分にさせてくれますね♪
わかりやすい。
トンでも宇宙論とか、SFユーフォー関連ではありません。 かなり具体的、現実的な内容です。 カップヌードルのCMでおなじみのフリーダムが思い浮かびました。 近未来の地球では当たり前に、エレベーターで月まで行けるように なっているという感覚が読後実感。 技術的に不可能じゃなさそうなので日本でも真剣に 政府レベルで他国と協議・開発すべきでは?と、 思わされてしまう、わかりやすい文章と、 大きな夢を感じさせられました。 読み物としても、寝る前に読んで布団に入ると、 良い夢が見れそうです。

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