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¥ 2,100(税込)
通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー数:4

くちコミ情報
確かに腕立て伏せをする魚は偉大な発見ですが・・・
表題の通り、この情報に限れば星10個でも足りないのですが、 形態形成遺伝子と進化の話は、それほどファッショナブルでは ないですし、興奮を巻き起こすだけの衝撃も、最早ないのでは ないかと思います。内容はよくまとまっているし、読むに足る 良書であることは疑いないのですが、生物をちょっとかじって いる方は、私の戯言も含めてご検討いただいたほうがいいかも しれません。
進化における中間形態ここにあり
魚からヒトに至る生物の全てをずらりと並べ,その形態変化を見てみたい。進化ファンが誰しも持つ夢だと思います。その夢の一部がかなったような読後感でした。 数億年前の生き物の話です。全身化石がそう都合良く残っているわけもなく,だからこそ多くの学者がいろんな方法で進化の足跡を見つけようと日々膨大な労力をかけているのでしょう。 著者もそのような学者の一人で,自身の研究生活を交えながら,鰭から手への進化について論じています。ドキュメントとしても面白く,何よりも全身にこだわらなければ,かくもスムースな形態変化が確認できるのだということに驚きました。 手以外にも歯,耳,嗅覚,眼の進化についても論じてあります。それらは化石記録にとどまらず,生物を構成する物質や,遺伝子といった多彩な視点で進化の証拠立てがしてあり,大変魅力的でした。 垂水氏の翻訳本を読む機会が多く,その読みにくさには辟易していたのですが,この本は全く違いました。十分にこなれた日本語になっており,スムースに読み進めることができました。 おすすめです。
毎日腕立て伏せ20回を欠かさない筋トレ魚の化石の発見
解剖学、古生物学、進化発生学の三つ学問を組み合わせ、進化とは何かを説明していく。 ヒト、トリ、爬虫類、両性類等は解剖学的には類似した四肢を持ちその起源はサカナのヒレ。 それなら、サカナが陸に上がった3億7千5百万年前の地層からは、手を持つサカナがいるの では、と考え著者は手を持つサカナ(ティクタ−リク)の化石を発見する。 このサカナは肘も持っているので腕立て伏せ20回はできるだろう。とは著者一流のジョーク。 ヒトの聴覚は爬虫類の噛むための骨が進化したものであること等数々の事例を説明し、 サカナからヒトまでは一つのボディプランの変奏曲と考える。 この変奏を指揮するものは、DNAのなかのホックス遺伝子でありDNAそのものが変異する からではないとのこと。 進化とは私たちが思っているよりも、はるかに簡単に起きてしまうものらしい。 ところで、この本にはダーウィンの自然淘汰説が全く出てこない。著者は、自然が生物を選択 するのではなく、生物は絶えず変異しつつ、環境が変化するのを待っているといいたいようだ。 ダーウィンの出てこない進化論は生き物が自ら進化していく進化論だ。 ここには完全な無神論が潜んでいる。アメリカというお国柄を考えれば、極めて過激な内容を もった進化論であるように思われる。
「進化」の入門書
 原書への高い評価に納得、の良書です。  解剖学やゲノム学など、いろいろな成果を織り交ぜて、著者自身が化石を発見したときのエピソードまで盛り込んであって、楽しく読めました。具体的には書きませんが、4章の、著者が化石発掘の「洗礼」を受けたときの話は感動的です。  人間の進化史の解説なんでしょうが、具体的な例をサカナに、「進化」って何なのか、あらためて明快なレクチャーを受けたような気がします。



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カスタマーレビュー数:5

くちコミ情報
Photos are really beautiful - and very useful for armchair botanists
私は20年来の植物愛好家ですが、この本は、樹皮の近影写真を集めた本として、植物関係の図鑑としては大変画期的・斬新な本だと思います。 原則として一種の樹木につき、それぞれ「若木」「成木」「老木」の三つの成長段階の樹皮写真を掲載して特徴を完結な文章で記してあり、樹皮から樹木の名前を知りたいという方々にはとても強力な味方となってくれます。また、樹皮の写真だけでなく、葉の縮小スキャン写真(写真の大きさは約2cm×2cm)も掲載されており、樹木を見分ける一助としてくれている点も良いと思います。さらに、学名、葉や枝のつき方(互生・対生等)、索引もしっかり載っています。 掲載樹種は158種。ウメ、リンゴ、モモ、カキ、カリンといったメジャーな果樹もしっかり載っています。また、街路樹として身近に見られる樹木の多くは網羅されているな、と思いました。(ただ、ミカンやナシはなかった。また、公園に時々植えられているフジ(藤)、東京ディズニーランドにたくさん植わっているオリーブの木の写真もありませんでした。) 「樹皮だけで(木を)見分けられるか」といった疑問への答えや、樹皮だけでは見分けが難しい種についてはちゃんとそのように注意書きがしてある(たとえばアラカシとシラカシなど)点は、著者の真摯な姿勢が現れていて、大変好感が持てます。 大きさは新書版(縦18cm, 横11cm)で、厚さはなんとわずか約6ミリ!! 重さも約110gと、携帯にもまったく苦になりません。写真のqualityも高いので、ただ眺めているだけでも飽きません。 著者は「おわりに」の中で、「筆者自身もまだまだ樹皮を勉強中の身」と述べておられます。著者の林将之氏はまだ30代。もうすこし樹種を増やしても携帯性は損なわれないと思われますので、今後樹種を増やして増補版ないし改訂版をお出しいただければ幸いです。普通なら「五つ星」をあげるところですが、今後のさらなるグレードアップ版(= 完全な「五つ星」に値するものになるでしょう)の出版に期待を込める意味で、本書は、あえて限りなく五つ星に近い「四つ星」としたいと思います!!! 最後に、このような斬新かつ手軽な樹木図鑑を企画してくれた著者と出版社に感謝いたします。愛用させていただきます!!
高い実用性
 山林に入り樹種を判断する際初心者に最適。以前図鑑類を3冊入手していたがどれも 時間がかかりすぎて実用にならなかった。150種以上の樹皮写真に葉の写真が掲載され 冬の公園、林で試用して落ち葉の観察を含め、実用性をたしかめた。さらに樹種のデータを増やしていただくとすばらしくなります。 
大切なもの
なのである。 これだけ各種の樹皮をあつめた本はかつてないのではないか。 樹を研究すると環境破壊がわかるというほど、樹は大切な ものである。たくさんのひとびとはコンクリートジャングルという街に 平然とすんでいる。しかし、今樹を植える本やこのように樹皮のことを くわしく書く写す本まででている。  どうぞ一読損は無い、みんなの世界感がかわればよいが。
薪ストーブオーナー必携!
林業に従事される方向けに書かれた本なのでしょうが、薪ストーブオーナーに是非お勧めしたい! 特に、薪ストーブを通じて樹木に興味を持ったあなた、きっとあなたも、愛する薪の素性を知りたいはず。 薪、丸太、玉切りを見つめて、「この木なんの木?」と疑問を抱いても、ご自分で伐採される方でなければ、樹皮以外に手がかりはありません。 とは言え、樹皮は樹齢、生育環境で、「これが同じ木??」と思うほど違ってしまいます。 この本は、樹種毎に若木、成木、老木の写真が掲載され、その特徴、環境による変化が記されています。 また、葉の写真もあり、樹型も明記されていますので、立木であればより確実な判定が行えると思います。 薄い本ですが、きっと持ち運びを意識してこうなったのでしょう。中身は非常に濃いです。
山歩きに欠かせない一冊です
著者である林さんは、「葉で見わける樹木」という本を別に執筆されており、私はその本のお陰で山歩きがとても楽しくなりました。しかしながら葉が付いているうちは良いのですが、落葉した場合の樹木鑑定にはとても困っていましたが、今回待ってましたとばかりの本が登場しました。 あまりの嬉しさで、友人の分と併せて2冊も購入してしまいました。 前作と同様、葉はスキャニングしてありとても見やすく、また樹木も成木と老木に分けて掲載してあるため間違うことはありません。 秋、冬の山散策には欠かせない一冊になると思います。



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くちコミ情報
夢中になっているのは私のほうです
子どもの頃に買ってもらった植物図鑑を飽かず眺めたものですが、親というのは子どもの成長とともに、 幼そうな本は処分するようで、大人になって書棚をふと見ると、植物図鑑もいつの間にか消えていました。 その後しばらく忘れていたのですが、数年前に、「子どもたちに買ってやる」という名目で、自分用に 買いました。 標本画がなんとも美しいですし、昔の図鑑と違ってカラーがいっぱい。 自然が損なわれていくのは悔しいです。 見かけた空き地の草など図鑑で調べて、心に大事に留めおきたいと思います。
図鑑は夢を、、、
はこんでくる。 特に花好きなわたくしはわくわくしています。 大型ば細密画のようによくわかり、 今まで知らなかったことを子供達とみたり話したり また、本を囲んでゆかいなコミュニケーションが できます。どうぞ、学校の図書館にもあるといいですね。  一読推薦いたします。
調べ学習に最適
 以前購入した図鑑では、物足りなくなり買い換えました。子どもが塾で理科の授業を受けて、気になるところを調べています。わかりやすくきれいな写真なので、しばらく眺めるほどです。使いやすさもよくお勧めです。
植物
綺麗なカラーで、とてもいろんな植物載っていて現在小学1年生ですがまだまだ長く活用できそうです。他の種類の本もたくさん出てましてシリーズで揃えたいとおもっています。
子供のそばに置ける本
学校から帰ってくると、この本を手にとり今見てきた花の名前を探しています。様子を見ながら、昆虫・・星と買ってあげたいと思っています。



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カスタマーレビュー数:15

くちコミ情報
おもしろかったです。
以前ワイドショーで深海魚のラブカが泳いでいる姿をみてから「深海ってどんなとこ?」と思い購入しました。写真が沢山載っていて見応えがあり、全く知識のない私にも楽しく読めました。深海に住む生物たちは、普段目にする魚とは全く別物。とんでもない環境の中で生きているんですね。宇宙より近そうで、遠そうで。写真だけならネットで検索すれば本よりも沢山見る事は出来ますが、一冊手元に置いておいて寝る前なんかにパラパラ読むのも楽しい。かなり不思議な、でも現実に存在する深海。興味はつきませんね。
興味深い深海生物満載。
さして生物について勉強しているわけでもなく、ただ漠然と「深海にはどんな生き物がいるのだろう」と思い購入したのですが、かなり面白い! 光も届かず、食べるものもほとんど存在しないという過酷な環境下で、 独自に生き残る術を編み出した異形の深海生物たちにただただ驚嘆するばかり。 普段からどういう生活をしているのだろう、と思いを馳せずにはいられません。 解説もしっかり掲載され、しかも無闇に専門的ではないので、私のような素人でも興味深く読むことが出来る。 ただ、写真がたっぷり掲載されているのは嬉しいのですが、前半写真集で後半がモノクロイラスト付の解説、という構成は一考の余地があると思う。
書店に無い
この本の値段はけっこう高めですが、きっとたくさんの写真が載っているんだろう!!とワクワクしながら到着を待っていました。 実際のものは結構文章の分量が多目です。とっぴな姿をした変な魚たちを見るのが楽しみだったのに、写真ページは思ったより短くてすぐ終わってしまいました。写真は大きく、見やすいとは思います。暗すぎたりぼやけているようなのもありますがそれは深海ですから、しかたないのでしょう。  どの生き物もこんなのが世界に存在しているんだとふしぎな気持ちになり、あっという驚きのあるものばかりです。それは確かに、素敵でした。 後半の文章の部分は割りとおもしろいタイトル付けをしている割に、文章の印象が真面目なのですべてを丹念に読むのは骨が折れます。私は飛ばし読みをしてしまいました・・・ 深海魚にはすごく興味があるので、他の資料も徐々に集めていきたいと思います。
損も得もなし
ここでのレビューを参照に、購入しました。 前半が写真、後半が文章説明と分かれております。個人的には写真と説明はセットの方がよかったです。 説明はとてもわかりやすく、他レビューにもあるようにユーモラスで読んでて飽きないものになっております。 写真もたくさん載ってはいるのですが、もっと鮮明で変わった写真が欲しかった。インターネットで調べた時はもっとおもしろい写真が載っていたので、その点ちょっとがっかりしました。 最初に書いたように、前半写真、後半文章と分かれているので一緒になっていたほうがもっと楽しめただとうな…と思います。後半の文章部分にはなぜか深海魚がイラストで描かれており、少しわかりづらく、現実味に欠けました。ここのイラストを写真にしてくれたらいいのに…との気持ちがあります。 値段もそんなに高くないので買って損はしてないですが、得をした気にもなってないです。
タイトルで興味を持った人にはお勧め
タイトルを見て興味を感じた人は買って損はないのではないかと思います。 その昔、図鑑のイラストで見た奇怪な深海魚を写真で見ることが出来るとは思いもしませんでした。またスーパーで切り身で売ってる魚が実はこんな深海魚だったとは、とか色々と興味は尽きません。



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くちコミ情報
もう少し
実際に昆虫を見る機会が減っているだけに、逆に珍しい虫が多く採用されているような気がします。 一方で、小学校ではプール事業の前に「ヤゴ救出作戦」が一般化しているようですが、その「作戦」で関東では最もポピュラーなコノシメトンボが載っていませんでした。 身近な虫や教科に出てきそうな虫は採用していただきたかったです。 (2大図鑑いずれも採用されていませんでした)
自由研究のお助け
夏休みの自由研究の参考にと、1年生の子供に祖父母からプレゼントして頂きました。絵がキレイなのと分野ごとに余り細かく何冊にも分かれていなかったので、この図鑑を選びました。内容が思っていたより充実しているのに驚きました。小学校低学年にはまだ一人で十分に使いこなすのは難しいですが、親が一緒に見れば問題はないと思います。興味を持った時に少しづつ他の種類も揃えれたらと思ってます。
デジタルカメラの普及で・・・
もともと虫好きなんです。子供時代の夏の遊びと言えば昆虫採集でした。 それから幾年が過ぎましたが、デジカメ買ってからは虫ライフを懐かしく楽しんでいます。 p でも子供のころに覚えた虫の名前っていい加減なんですよね。 p う○こ虫だの、便所コオロギだの、ずんぐりカマキリなど。 p それはそれで射幸心を煽る名前で素敵なんですが、 大人の趣味として昆虫撮影を行うには正確な名称を知っていないと気恥ずかしいし、 この機会に正しい名前を覚えたいと思うのは私だけではないはず。 p この図鑑は原寸大表示(ただし一部昆虫のみ)で、目当ての昆虫が探しやすく、重宝しています。 しかも詳細な解説がついているので昆虫名称+αの知識が得られる事うけあいです。
内容充実!
保育園年長組の娘と見るために買いました。 p 載っている虫の種類が多く、自分の周りで出会う虫で、載っていない虫はないのではないでしょうか。 構成も「トンボ目」「コウチュウ目」等に分かれているので、見やすいですし、調べやすい構成になっています。 p 願わくば、載っている虫達がどんなものをどんなふうに食べているか等、載っている虫の生態の一部を捉えた写真があったらいいなぁと思いました。子供の頃にタガメが魚を捕らえている写真を見たときにはビックリしましたが、タガメを観察したいという動機になったという経験があるので。 今の風潮だと残酷だと思われてしまうのかなぁ…。 p とはいえ、こんなに豊富に虫の種類が載っているのは、すごい魅力のある本です。この図鑑を持って、野に出て行きたいと思います。
30年ぶりに昆虫図鑑を買いました
自分が子どもの頃、昆虫図鑑を読みながらいつかタガメを捕まえたいとか、ミヤマクワガタを捕まえたいとか今でも叶わぬ夢を、子どもと一緒にもう一度挑戦したくさせる図鑑です。



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くちコミ情報
一見、軽い感じに見えるが…
番組自体が30分程度で本当に初歩的なものに見えそうですが、太田さんの話が上手いと言うか的確に本質を露にしようとしています。非常に深いです。前の人が書いているように私も、「生物と無生物のあいだ」を読んで大変理解に苦しみました。ですが、この本のおかげで著者が何を主張したかったのか改めて知ることができました☆
生物と無生物のあいだの前に読む本
理系の知識がない私にとって『生物と無生物のあいだ』を読みこなすのは大変でした。 分子も原子もゲノムもDNAも細胞も遺伝子もよく分からない状態でしたので… そのような私にとって、本書は生物の分子レベルで起きていることが分かりやすく書かれていたので大変有難かったです。 著者の福岡さんの一言一言が、科学的に裏打ちされたものであるのはもちろんですが、同時に哲学的な響きを持つ普遍的な箴言のように感じるのは、恐らく私だけではないでしょう。 『生物と無生物のあいだ』が難しいなぁ…と少し疎遠になっている人の入門書になり得るかと思います。



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くちコミ情報
この本読んで元気で長生きしよう!!
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くちコミ情報
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30年経っても色あせない科学書は大変珍しい。本書の出版と同時に「科学者はどのようにして私たちの考え方を変えたか?」というドーキンスをテーマにした26人の科学者によるエッセイ集が出版されたが、そのことからも本書の影響力の大きさが伺える。 本書はしばしば時代遅れだ、古すぎるなどと批判される。確かに本書を読んだだけで進化生物学を理解したと考えるのは間違っているが、本書が時代遅れだという批判も同じくらい間違っている。というのも、本書が紹介している自然選択のメカニズム、種の保存論の誤り、血縁選択、互恵的利他主義、ESSと言った概念は現代的な進化生物学の中核をなしているためだ。現代的な理論物理学を学ぶにはニュートン力学の理解を避けて通れない。ニュートン力学が時代遅れだ(から学ぶ必要はない)などという批判が馬鹿げているのと同じように、進化生物学でそれらの概念が生き続けている限り、本書も素晴らしい入門書、概説書として生き続けるはずだ。 また本書は科学書であるだけでない。著者にはそのつもりはないかも知れないが、結果として哲学的な問いかけも行っている。生物の存在や進化に究極的な意図や目的はないこと、種の保存のためという論理はかなり大きく誤っていること、家族をいとおしいと思ったり手助けをしたくなる感情は当たり前なことではなくて、説明が必要な(そして説明されている)自然現象だと言うことなどだ。非生物学者の読者にとっても、決して答えが見つからないだろうと思われがちな深遠な疑問や、疑問にすら感じないような当たり前のことを、論理的に深く考えるきっかけを与えてくれるだろう。
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 ビッグバンで生まれた素粒子が、原子となり、分子となり、、、ある時、自己を複製する形態となり、遺伝子として自然淘汰を繰り返し、時空を超えて私たちの中にも受け継がれてくる。。。もし、遺伝子が生き残るために、私たち人間を乗り物として進化させたのならば、、、私たちを生かすために感情を発展させ、思考を発展させたのならば、、、もし脳のクオリアが、その結果であるとするならば、、、、、環境破壊や世界規模の戦争の危機に、生き残るために、次にどのような進化を起こすのでしょう。。。もし遺伝子が利己的であり、そして賢ければ、全世界が滅んで遺伝子自体が消滅しないために、生き残るために、環境破壊や世界規模の戦争や紛争をとめることもあるのでしょうか?   心身二元論者であり、かつ唯脳論者でもある私にとって、とっても深いインスピレーションを与えてくれた一冊です。もちろん私の脳はドーキンスのミームに感染してます。。。  
投機家たちの自己利益最大化の行動は常に善良な社会を害するものなのか
本書は、30年前の出版され社会的に大きな反響を巻き起こしたが、今や古典的名著といっても過言ではあるまい。学生時代に本書を読んで大きな衝撃を受けたというひとも多い。そうしたひとりである友人に強く勧められたのが本書を手にしたきっかけである。 そもそもダーウィンの自然淘汰論も大きな社会的反響を呼び起こし、経済学や社会学などの発展にも大きな影響を与えた。その自然淘汰論が定着する過程でいくつかの論理的矛盾も疑問として浮上してきた。頻繁に観察される利他的、自己犠牲的な個体行動が「種の保存」「弱肉強食」という論理と矛盾するからである。著者を代表とする生物学者たちは、それまでの(自分を犠牲にしてグループ全体に奉仕するという)群淘汰という考え方を俗論として退け、生物個体は遺伝子の運搬手段という「生物機械論」を唱え、個別の遺伝子の自己複製の最大化ということこそ淘汰のメカニズムと説いた。 こうした考えは、生物を機械に例え、遺伝子(生殖)が利己的意思を持つという例示への誤解とともに強い抵抗感を持たれた。一方で、その推論は、統計学的なシミュレーションやゲーム理論を駆使した斬新なものだったし、「自己犠牲」「全体奉仕」という古臭い社会倫理に心地よい論理をくつがえすものだったから、若い世代からは強い共感と支持を得たに違いない。 30年経った今読んでみても斬新な考え方であり、個体の意志的行動にとらわれた考えかたがいかに錯覚であるかがよく理解できる。生物学の分野ばかりでなく、市場主義的な経済理論や種々の社会的規制や経済制度設計をめぐってもその考え方や手法がもたらすものは今日的な意義が大きい。
統計的影響力を及ぼす複製子=遺伝子
自然淘汰は遺伝子のレベルで行われていることを論証し、それによってこれまで説明がつかなかった利他的行為に説明を与えた本。 ただ注意が必要なのは、自然淘汰というのは「自らが生き残ろうとして主体的に子孫を多く残す」のではなく、「子孫を多く残すものが増えてしまった」だけである。 遺伝子もミームも、それ自身が主体的に「生き残ろう」としていたわけではない。 数学的に遺伝子の自然淘汰を書くと以下のようになるだろう。 ある遺伝子(A)の最初の個数をa、別の遺伝子(B)の最初の個数をbとする(遺伝子はこれしかないものと仮定する) また、Aが次世代に残す遺伝子の個数の期待値をp、Bが次世代に残す遺伝子の個数の期待値をqとする。 すると、n世代後の、全遺伝子中にAが占める割合はap^n/(ap^n+bq^n)である。 p>qであるならば、nが十分大きいとき、ap^n/(ap^n+bq^n)=1 つまり全遺伝子がAになっているということだ。 逆にp<qであるならば、nが十分大きいとき、ap^n/(ap^n+bq^n)=0 つまりAはいなくなるということだ。 利他的行動は、少し単純化して以下のように考えることにしよう。 ある遺伝子(A)の最初の個数をa、別の遺伝子(B)の最初の個数をbとする(遺伝子はこれしかないものと仮定する) A,Bともに、次世代に残す遺伝子の個数の期待値をrとする。 ただ、確率kで遺伝子3個が死ぬ事態が発生する。 そして、Aは上記事態が発生したとき、確率zで自己犠牲行動をとり、その遺伝子3個を助けるとしよう。(Bはいっさい自己犠牲行動をとらない) このとき、1世代後の、Aの個数はa(rー3rk(1−z)ーrkz)=ar(1−3k+2kz) Bの個体数はb(r−3rk)=br(1−3k) よって、n世代後のAの占める割合はa(r−3rk+2rkz)^n/{a(r−3rk+2rkz)^n+b(r−3rk)^n} r(1−3k+2kz)>r(1−3k)より、この値はnが十分大きいとき1。つまり全遺伝子がAになる。 よって、利他的行動は遺伝子レベルで見れば利己的である。 繰り返しになるが、遺伝子が作用するのは統計的に見てであり、個別の個体の行動を完全に左右してしまうわけではない。 実際、ドーキンスは「一方で遺伝子は人間の行動に統計的な影響力を行使すると考え、しかし他方で、その影響力を他の影響力によって変形させたり、克服したり、あるいは逆転したりできると信ずることは完璧に可能である」と述べている。 しかし、そう考えるとタイトルの『利己的な遺伝子』というのはミスリーディングだろう。 そこら辺に注意して読んでいただきたい。



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くちコミ情報
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仏教などの輪廻転生の考えから見ると、死んだら天に留まって ずっと暮らし続けるという説明が・・・。 あと読んでると、どこからどこまでがハロルドシャープの 体験なのか、区切りがわかりづらかったのだけど 読み終えて訳者あとがきの最後の項に 追記・本書の印税は捨てられた動物の命を救うためと「殺処分」 廃止運動のために使わせていただきます。 と記されていた。この一文だけで本を購入した意味があるだろう。
本当に救われました
病気一つしたことない大切な家族愛犬空が10才を目前に急性白血病で私と母の腕の中で天国へ旅立ちました あまりに突然で病床の中覚悟を決めるためこの本を何度読んだか分かりません ゛動物たちの生命は不死であるー彼らの死とは、肉体という「抜け殻」からの旅立ちにすぎない。゛永遠の別れではないと心から理解できる本です 私はふとした縁で翻訳者の小野千穂さんからこの本を頂きました 彼女に出会っていなければ私は本とも出会わず救われることもなかったことでしょう この本同様彼女も動物を心から愛しています 本の印税は殺処分廃止運動に役立てられま
信じられないような『再会』のエピソード集
ペットロスの悲しみ……ペットを亡くした人にたいして、心のケアをし たり健全な「別れかた」をアドバイスする本は何冊もあるようですが、 ペットが肉体の殻を脱ぎ捨てて新しい世界で幸せに生きていることや、 生前絆が深かった飼い主のもとに、目には見えなくても訪れてくれるこ とを書いた本はほとんどないと思います。 本書はイギリスの霊媒でありアニマル・ヒーラーが、自分の半生を振り 返って「そうそう、こういうこともあったなあ」と、飼い主たちとペッ トたちの「再会」の感動的なエピソードを語るような書き方になってい て、おじいさんが暖炉で語る美しい思い出の数々を聴いているようです。 (亡くなったペットがこの世を訪れるだけでなく、飼い主が亡くなった あと、霊界で先に亡くなったペットと出会うという驚くべき「再会」の エピソードもあります) 最終章の「動物は霊的な存在である」はたくさんの人に読んでほしいで す。人間さえ霊的な存在として扱われない昨今の世の中を見るとよけい にそう思います。
輪廻
僕も先日大切な家族だったゴールデンレトリバー(10歳)を亡くしてしまい、どうしようもなくつらくて色々ネットを観ていてこの本を見つけました。 すぐに注文しました。 結果から言うと、少し期待はずれです。 確かに夢のような国で愛犬が待っててくれたらそれはどんなに嬉しい事かと思いますが、この本の著者はイギリス人で、「神が与えてくださった」など、キリスト教的な考えの範疇から出ていない気がします。 僕はどちらかと言うと、魂と言うのは輪廻して、また新しい命として出会うと言う「縁」について知りたかったので、キリスト教の「一度の人生」と言う概念はあまり信じてません。 それでも、少しは、愛犬がいつかまた尻尾を振って僕を待っててくれたら・・と期待してしまうのも確かです。



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くちコミ情報
本気モードの先生の書は難しい
養老先生を勝手に私淑とさせていただいてますが、 先生の他の代表的な作品、例えば新書でいうと 『バカの壁』や『こまったひと』と比較するとかなり 難しい内容が多く含まれています。これだけ噛み砕いて説明しているのに難しいのか!と 怒られてしまいそうですが、私のようなタダの人には難しいです。 読書百篇で何度も読み返してみたいと思います。 所謂、頭の良い人である人ならば、なるほど・・・とか、 そうなのか!?となるのでしょうが 私も含め、普通の方には敷居が高い内容なのではと思います。 少なくとも先生の著述を選ぶ際の、「入門書」ではないと思います。

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