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【くちコミ情報】
放射能の本当の恐ろしさ
放射能により細胞分裂ができず体は崩壊していく 放射能に対して無理解のまま勧められた工程上の「手抜き」 それによって失われた命 最初は少し腫れがあるだけだったのに・・・ 実は人間の体というのは不変のものではなく 常に更新されているものだという事実が突きつけられる
真実がここに
大内さんの体に起こったことは、私が教科書で学んだ通りのことでした。当時臨界事故のニュースをテレビで見て、助からないと思っていました。しかしこの本を読むことでそんな一言では片付けられない大変な戦いが行われていたことを知りました。延命のためでしかない医療というものについても考えさせられます。何より、突然こんな状況におかれてしまったにもかかわらず、すべてをこういった形で公表してくれた、大内さんの家族の方には頭がさがる思いです。この本を手放すことはないと思います。永久保存します。
重い
政治的主張も著者の自己主張もこの本にはない。 だからこそ起きた出来事の重さが感じられる。 一気に読めるが本当に重い。 「ジョニーは戦場に行った」よりも重い。 人の献身、努力すら無駄であり読者からみれば一切の行為が不快に思えるほどの徒労。 奇跡や恩寵すらない被曝死という現実。 関わった人々の無慈悲な結末は現実に起こった出来事だ。 亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
最良のドキュメンタリー
日本国内では初の臨界被曝事故における被害者である大内さんの治療記録を中心に、それに関わる人々の苦悩と延命治療のあり方を、関係者の証言を交えてまとめられている。 感傷的な表現は抑えられており、ひたすら事実だけが綴られているが、その迫力は圧倒的だ。 そして、そこで語られている内容は、あまりに深く、あまりに重い。 最高度の医療資源をもってしても、致死量を大幅に超える放射線を被曝した人は救えない。 生存の可能性がまったくの"0"である患者の延命を行うことの意味は? ただ苦痛を伴うだけの延命は一体誰のためなのか? 医師がもの言わぬ患者のいのちにどこまで関わることができるのか? 生きることの価値と、死ぬことの価値は、実は誰にも分からない。 でもその答えに少しでも近づくために、本書を読んで思索されることをお勧めします。
医学の限界
腕がもげた 治せる 頭撃たれた 治せる 下半身が吹っ飛んだ 治せる 放射能で染色体ごと持っていかれた 治せない
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【くちコミ情報】
ビジネス向けです。
本のタイトルにもあるように「ビジネス向け」です。 普通にLOHASに興味を持った方には方向が違うかも。 ということで星は3つですが、でもLOHASを通して 事業を展開したい方には星5つ分の本でしょう。 LOHAS事業入門として最適です。
昔の人はロハスだった
わたしのおばーちゃんやおじーちゃんは ロハスという生活だった。 いつから地球や人の健康をむしばんでも 平気な環境作りになってしまったのだろうか。 自分からはじめなくてははじまらない。 きみにもできるよ、ロハス生活。 もっと実践的な人達が増えなくてはいずれ地球は 住むことができなくなる・ 読んだらやる、そのほうがさき。一読お薦め!!
事例中心
ロハスを実践している企業の事例集となってました。残りはロハスの定義、ロハス層の特徴、マーケティングに取り入れるポイント、といった話になるのですが、雑誌のロハス記事などで既に知っている内容が多かった。
LOHASついての良書!
LOHAS(ロハス)って何だろう? ちょうどそんな疑問を感じていたときに、この本と出合いました。 マーケティングという点から書かれた本のようですが、 消費者サイドから見てもとても興味深い! 最初にLOHASについて解説し、 その後、40の会社・団体の事例を取り上げています。 具体的なビジネス例を豊富に取り上げてあり、 企業家にとっては良いビジネスモデル、 消費者にとってはロハスを生活に取り入れるための ヒントを与えてくれると思います。 具体的な会社名や商品を取り上げて書いてあるので、 ネット通販で実際に商品を買ってみたいと思うものもありました。 LOHASは、これからの世界を変える力を持っているのかもしれない。 地球の一員としての生き方のひとつを示してくれる本です。
著者・編者の姿勢に共感
「ロハス」という言葉に興味を魅かれつつも、なにやら「セレブ」とか「ヒルズ族」などといった言葉と似かよった、一過性の薄っぺらでウサン臭い印象も抱いていた私だが、この本はとてもおもしろく読んだ。 それは「あとがき」にあるように、著者たち自身がそのことをよく知っていて、だからこそ「ロハスというのは言葉に過ぎず、大切なのは本物であること」(ポール・レイ)と述べているように、言葉より本質を重視したいという姿勢が貫かれているからだろう。 世の中をなんとかして、今のような自己中心的なものから、サステナブル(持続可能)な方向に持っていきたい。そうした著者たちの姿勢、倫理観に、ひじょうに共感を抱いた。 著者たちが「ロハス的」と考える事例には、ロハスという言葉のイメージどおりの先端的な企業やリゾートホテルなども紹介されているが、無農薬栽培に取り組む千葉県の農事組合法人や、素材や製造過程に徹底的にこだわる老舗のあられ屋さんやタオル業者などの事例も紹介されていて、「なるほど、こういうのもロハスなのか」と思って新鮮だった。 また、巻末には、各界著名人がロハスについて(あるいはそうした現象も含めて)どう見ているかがわかるアンケートも掲載されおり、全体的に著者あるいは編集者の力量が感じられる内容となっている。
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【くちコミ情報】
水に関して世界で何が起きているのかを知る端緒に
この本の構成は、 前半で、世界でいかに水という資源に関して危機が起こっているか世界のいろいろな地域の事例を挙げている。無駄遣いしている国がある一方、危険な泥水を生活用水にしなければいけないほどの地域があり、水の商品化が進められているのだそうだ。 後半では、水というのは商品にして良いのか、基本的人権ではないのかという問いかけと問題提起をしている。 という感じです。 日本は幸い水が豊富な国ですから、私たちにはわからないほど水に関して危機感を持っている地域はあるかもしれません。私たちの水の供給源は主に台風によってもたらされる降水ですから、供給源が海です。一方、帯水層など地下水を供給源にしているところでは確かに水の量の限界があるかもしれません。 ただ、いささかこの筆者の書き方がヒステリックな印象を受けました。水の商品化に伴って、水の自然循環が変わるなど、環境に与える影響が大きいことから詰めるのはわかるのですが、水は基本的人権であるという観点から詰めるほうにウェイトをおいている印象があります。理念はわかるのですが、じゃあ、今のままでも良いのかという問いかけには答えていません。 本当に危機ならばもっと議論になっていると思いますが・・・ まあ、ぱらぱらっと水の偏在はこんなもんだよっていう程度で見るのがいいと思います。 作者の意見よりももっと現実的で有効な考えがあると思います。 私は水資源の偏在に対して何ができるのかあ。
ジャーナリストの告発本
水問題はたしかに深刻だ。 ただ、もう少し論理的、科学的な考察で無いと意味を成さない。 これでは、ただのジャーナリストの告発本だ。
理想的過ぎる主張?
水をめぐって、多くの問題や争いがることが論じられており、事実そうなのだろうと思います。 ただ増える人口、限られた水資源について、ということは分配の問題になると思います。 また、持続できるようにしなければなりません。 貧しい人にもという主張はわかりますが、どうやってについては、理想的すぎないか疑問がのこりました。
環境問題は社会のひずみに直面すること
水にまつわる問題には様々な側面がある。 1.汚染の問題 2.工業、集約的農業畜産業による枯渇の問題 3.ダムなど水系の人為的破壊による、人権、生態系、気候への影響 4.水資源の商品化により、貧しい人にとって水が手に入らなくなりつつあること 5.水は「ニーズ」ではなく水の入手は「権利」であり、脱商品化されるべきものであること この中で日本人にとって比較的なじみのないのは「水資源の商品化」だろう。欧州の巨大コングロマリットである「ビベンディ・ユニバーサル」や「スエズ」といった企業は上下水道事業を営んでおり、途上国にも積極的に進出している。そんな中IMFや世銀が貧しい債務国に対して、さらなる融資の条件として水道事業を含む公共セクターを民間に売却するよう強制する。 そしてアルゼンチンや南アフリカにおいては水道料金が民営化によって下がるどころか値上がりしたり、サービスの質も悪化したり、貧しい人々にとって水へのアクセスは逆に悪化している。 本書で述べられているIMF、世銀およびアメリカ財務省の間の「ワシントン・コンセンサス」、つまり極力民営化、自由化をすすめさせるという施策についてはスティグリッツの「世界を不幸にしたグローバリズムの正体」にさらに詳細に説明されているので参考にされることをおすすめする。 そして結びには「グローバルな水資源を商品化するのは間違いであり」世界の市民の共有財産=コモンズとして、商品化をやめ、「脱商品化」すべきだ、とある。環境の問題に真剣に対抗しようとする以上、「暖房の温度を低めに設定しよう」とか、「エコバッグを使おう」とかで済むことではなく、私たちを取り巻く世界の経済、社会の構造のひずみに直面させられざるをえない、それを感じさせられた本である。
網羅しつつ具体的でもあるすぐれた本
日本ではダムの水がなくなりそうというのが何年かおきにニュースになりますね。そして節水しろとかいわれるわけですが、原因はなんなんでしょうか?降雨量がすくないから? 節水しろという割りにコンビニには変わらぬ値段で水が売られている。多くは日本の水系やら地下水とかからくみ上げたもの。 p まあそんな疑問の前に自分は水を使いすぎかなとか思いますが。 p この本は、水の商品化に待ったをかけています。水という資源の現状、世界の水企業の歴史や具体的な事業、さらに水商品化にwtoと世界銀行が主要な役割を果たしていること、そうした流れに抵抗する運動とそれぞれに具体的な事例がありボリュームもあるので読み応えがありました。 p 翻訳ものですので日本の現状に関しては記述がないですが(あったような気もしますが)読んでおくべき本かなと思います。
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【くちコミ情報】
納得の一冊
燃料電池の開発に携わる者にとって、この本は唯一、他人に推薦することができる本であろうと思う。燃料電池といっても、実はさまざまな種類や応用が存在する。それを、1~2人が執筆したら自分の専門分野以外はおざなりになってしまう。この本に関しては、項目ごとに専門家がおり内容が濃い。分野も整理されており、最初から読んでも良いし、分からないところを索引を使って調べるといった、ハンドブック的な使い方も良いだろう。 図や写真がたくさん使用されており、視覚的に分かりやすいのも気に入った。海外の事例や、参考文献をもう少し充実させてくれたら言うことはなかった。 p 他の方がおっしゃっているように値段は他の燃料電池の本より割高に感じるが内容を省みると納得だと思う。安くても内容がペラペラであったり、不満を感じ、もう一冊買い求めるよりは、多少高くても、内容が伴った本を買う方が良いと思うのは私だけだろうか?。続編を是非お願いしたい。
隠れた名著の予感
この書籍は啓蒙書という位置付けを超えてあらゆる人に 読めるように工夫されている。70人も著者がいると聞け ば,総花的だと感じるが,分野別や基礎・応用とちゃんと 区切られているので分かりやすいと思う。また,この本で しか見たことの無いような新鮮な題材も扱われており勉強 になった。 この本の一番凄いところは,各解説に何年くらいを目処 に実用化されるか,記されているところだ。各研究者・メ ーカーが同じようなことをしていても,何年を目処に実用 化されるか意見が分かれているところが興味深い。 難をいえば,各著者ごとの文章の難しさの相異だろう。 欲をいえば,簡単で良いので用語集があればもっと良かっ た。それらを考慮しても,内容的には非常に満足した。値 p 段がもう少し安かったら5つ星だろう。
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【くちコミ情報】
原発のことを本当に知るために
日々のニュースや友人たちとの会話の中に原発問題が出てくる機会など、そうそうない。 原発の危険性を訴えるというストレートなメッセージは今のメディア(特にテレビ)からはほとんど感じられない。 もっともっと今を生きる働き盛りの人たちや主婦やあるいは子供たちにも、この問題を知ってほしい。 そして自分には何ができるのかを考えてほしい。 鈴木京香がきれいなので、某電化CMをつい、うっとり見てしまうような私ではありましたが、それはそれとして、そういった表向きのきれいな宣伝とは別に、現在の日本のエネルギー源について、その可能性と危険性について、もっと多くの人が知る義務があると感じました。 この本はそういったことを考える入り口として、わかりやすく簡潔に問題提起をしていると思います。是非ご一読を。
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なぜだかおもしろいぞー
バリバリの体育会系の私が読んでも面白かった。 1回目読んだときには、何となくわかったような気になって興味がわいた。 2回目読んだら面白くなって、ちゃんと理解したくなって息子の担任に教えを乞う自分がいた。 いかついタイトルに興味本位で飛びついたが、内容は至極平和主義である。中学高校の授業でぜひ使っていただきたい。 20年前にこの本に出会っていたら「核」の平和利用について極めてみたくなっていただろう。 久しぶりにわが子に読ませたい本に出会った。 山田先生 ありがとう。
わかりやすい核兵器の本
今、北朝鮮関連で話題の核兵器。しかし、その細かいメカニズムなんてよくわからない。 この本は、そういう人にオススメです。 核分裂のメカニズム、ウラン型とプルトニウム型の違い、果ては太陽と水素爆弾まで、細かいことまでわかりやすく書かれています。 文型の方でもすいすい読めると思います。これを読めば、北朝鮮のニュースがもっとわかる!?
好書です。
高卒であろうが文系であろうが理系であろうが 学歴に関係なく核兵器や原子力のしくみを平易に理解できる一冊。
北朝鮮問題への理解のためにも必読
広島・長崎における悲劇の結果、我々日本人にとって原子爆弾は、まことに不幸なことながら、ある意味で身近な存在と言えます。また、最近では北による核開発疑惑が国際的に取り沙汰されており、新聞には、毎日のように「ウランの濃縮」だの「核燃料棒の抽出」だの「黒鉛炉」だの「死の灰」だのという活字が躍っています。しかしながら、これらの言葉の意味を正確に把握し、核兵器のしくみや開発プロセスなどをきちんと理解している人はさほど多くはないのが現実です。 本書は、在米の物理学者が、核兵器のメカニズムや恐ろしさの秘密、開発に伴う困難、さらには原爆と原発の関係などを、平易な言葉で、一般向きに丁寧に解説したものです。理論的な面についても紹介されていますが、数式や化学式は殆ど使わず、不必要な深入りも避け、我々素人にとって正にちょうど良い塩梅で話をすすめていきます。 当面の東アジア国際政治にとって北の核開発は極めて大きな問題です。日本の安全保障を考えていく上でも、北の核開発が今どこまで進んでいるのか、何がハードルなのか、コストはどうか、などを念頭に置かねばなりません。イランの問題やNPT体制の動揺といった問題もあります。日本の発電量の実に約35パーセントが原発によって賄われているという現実もあります。そうしたことを踏まえれば、我々国民の一人ひとりが核に対する理解を深めることが求められています。そうした観点から、多くの方たちに本書をおすすめしたいと思います。
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物理や化学の知識を持たずとも、高校生レベルの知識で核兵器、放射能、原発の基本的な仕組みが理解できる。科学好きにはたまらない一冊。 著者の執筆の目的の一つに「核兵器反対、原発反対の前に、まずそれらがどういうモノかを理解してみましょう」という意図が伺える。 著者の心遣いがわかりやすい表現とともに伝わるので、読みやすく理解しやすいです。
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環境問題を解決する次代のエネルギーシステムと目され、自動車エンジンへの実用化でも話題になっている燃料電池であるが、その注目度に比べ、詳しい内容についてはあまり広く知られてはいない。本書は、そんな燃料電池を基礎から教えてくれるものだ。 取り上げているテーマは、燃料電池の技術進展の経緯、基本的な原理、燃料電池の種類、暮らしのどの場面に生かされるか、自動車の方式にはどんなものがあるか、普及への課題など。これらを70のトピックスに分け、すべて図表入りで解説している。 原理については、水の電気分解の逆、つまり水素から電気エネルギーを取り出すのが燃料電池だと説明している。電気分解や乾電池の図解と比較しているのでわかりやすい。固体高分子形、リン酸形、アルカリ形など各方式の区別も非常に丁寧。また二酸化炭素の排出が抑制でき、高い発電効率をもち、排熱を有効利用できるコージェネレーションシステムであること、安全性やコスト、法整備の面で課題が残ることなど、画期的な部分とネックになっている部分が理解できる。図表はカラーで見やすく、複雑なシステムがまず形として目に飛び込んでくるのがありがたい。 「水素社会」を実現する燃料電池は、社会を根幹から変えるインパクトをもつことが本書からわかる。産業界が経験する今後の変化や、暮らしにどんな恩恵がもたらされるか、手がかりが得られるはずだ。(棚上 勉)
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最新動向のエッセンスが楽しめる
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トコトンとまではいきませんが、かなり燃料電池について解りやすく書かれています。この手の本のなかではこれがオススメだと思います。図解も多いのがいいです。 ただ、技術論だけでなく、もう少しマーケティングの視点が欲しいと思いました
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燃料電池とはなに?そんな疑問から解決してくれる本です。 絵がたくさんあり、簡単な内容でまとめられているので 燃料電池の初歩を知りたい方にお勧めだと思います。
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バイオエタノールとは似て非なるものです
バイオエタノールは植物性エタノールで、ガソリンに添加してカーボンニュートラルを図る。 バイオディーゼルは植物性油で、軽油に添加してカーボンニュートラルを図る。 生産・加工・流通で生じる二酸化炭素に肥料から出る一酸化二窒素を含めても、バイオディーゼルは化石燃料を使った場合に比べて温室効果ガス削減効果がある。 一見して似ているものの、化学的性状も生産・加工の行程も原料生産・供給の世界的動向も、まるで違っています。是非、「図解 バイオエタノール最前線」と読み比べてください。 まず、バイオディーゼルは脂肪酸メチルエステル(欧州)又は脂肪酸モノアルキルエステル(米国)であって、エタノールとは全然違います。 原料も、菜種(ドイツ)、大豆(アメリカ)、パームやし(マレーシア、インドネシア)、ヒマワリ(スペイン)と幅が広く、生産量上位5位にはドイツなどの西欧4か国とアメリカが入ります。最も特徴的なのが廃食油のリサイクル。オーストリアでは既に地域の回収システムが出来上がっているほか、日本でも一部の企業やNPOを中心に独自の取組が行われています。 残念ながら、日本が立ち遅れているのはエタノールと共通しています。昨年、ようやく経済産業省から製品規格案が提示され、環境省では大気汚染への影響を引き続き調査中。そもそも菜種油も大豆油もパーム油も、日本では大半を輸入に頼っています。廃食油を全部回収できたとしても現在使われている軽油の1%にしかならないし、ドイツで成功した休耕地の活用も現実的ではなさそうです。 日本国内のケーススタディが少々宣伝口調になっているのが気になりますが、現状分析は広範且つ詳細。初心者から実務者まで幅広く使える参考書になっていると思います。データ出所も分かりやすいので、最新事情を調べる際の取っ掛かりとしても最適です。
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