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脱原発、高木仁三郎の言葉は今も輝きを失わない
 市民科学者、高木さんの一生の物語です。高木さんは脱原発派の科学者でしたが2000年の10月に癌で亡くなりました。享年62歳なのですが、おそらく放射能の影響とは無縁ではないでしょう。この著書はその病床で今までの自分を振り返りながら執筆し、1999年に出版されたものです。  高木さんは原発業界では有名な人なのですが普通はよく知らないですよね。元は原子力の研究者でありながらその技術と将来性に疑問をもち一般人の立場から原子力を評価してきた人です。現在の原子力資料情報室(CNIC)の初代代表。この業界でこのスタンスにいる人は約1%ぐらいだそうです(^^; 人間誰しも自分の研究が意味の無いものだと思いたくないし、多少の欠点は目をつぶりたくなるものです。それらを積み重ねていくとだんだん変な方向に行ってしまうものですが、現在の原子力業界が正にそれ。この著作の後に東海の臨海事故も東電の事故隠しも起きましたが、それを予言するかのような内容です。  人としての高木さんも興味深い。癌とは死ぬとわかっていて時間があるからよい、という言い方をしています。つまりは死の準備をする時間があるということなのですが、ここまで達観して癌を捉えた人は見たことないですね。  2002年8月に東電が事故隠しでカミングアウトしました。しかしその後の東電の態度はまさに居直りです(^^; 今を逃すと脱原発の機会は何年後にやってくるかわかりません。原発がメルトダウンすればすぐなんでしょうが(^^; 原子力資料情報室 http: www.cnic.o .jp



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なぜアメリカが中東に血眼になるか?
国際政治に対する見解の相違による石油戦略への取り組みの違いなど、マスコミが報じる範囲では把握し得ない部分にまで言及され、そしてその言及が説得力を持っていることが大変よかった。 「石油」戦略というタイトルではあるものの、後半の主張は「天然ガス」に対するものであり「?」とも思うきらいはあるものの、「石油一辺倒」のエネルギー戦略では危険だという筆者なりの主張を補完するためのものだと理解して読めば、また説得力に富んだ部分だと評価できる。 中国の動きに関する部分、特になぜアメリカは中東にこんなにも血眼になるのかという部分だけでも、ぜひ読んでおいて欲しい。
情報は豊富だが。。
東アジアでの経済統合の動きがますます深化している現在、日本は国内の無意味で排他的なネガティブ・ナショナリズムを解決できないまま、世界経済の流れに遅れを取りつつある(と、海外から離れて今の日本をみると、かなり悲観的になってしまう)。日本経済にとってのエネルギー源の確保と多様化という死活問題を直視し、それに対し経済合理性をベースとした対応を求める本書の主要な議論には同意せざるをえない。また多様な情報に学ばされるところも多い。しかし、全く参考文献も付されておらず、地図や表、グラフの出所も明らかではない。新書といえども、データを説得材料として使うのであれば、最低限の情報ソースを明らかにするのが文筆業界でのルール、読者に対する礼儀、また研究者としての誠実さではないのだろうか。また、中東に関する箇所は、むしろ初めからない方がいい。「地政学」を冒頭で批判する著者等は、実は自身等が「地政学」の論調に飲み込まれてしまっているようにすら思える。またハンティントン教授の「文明の衝突」論を安易に引用する等、全体的に「雑音」が気になる著書である。経済合理性を説くのであれば、一貫して議論を纏め上げて欲しかった。
いま感心のある石油
いま 石油価格が世界経済を 揺るがしています 本書は その本質的な 原因を 適格に 捕らえています
石油に関する誤解を解くに最適
新書という分量が限られた中で、非常に的確に現在の世界の石油事情を説明している。多少なりとも石油やエネルギー事情に興味のある人には、強くお勧めしたい。
日本と石油
石油は有限の資源であることは周知の事実である。しかし、あと何年もの間私たち人類は使用できるのか?本当の世界の石油事情を赤裸々!?に描き、また世界の国々が描く青写真をも判りやすく展開している。この先日本にもう一度「オイルショック」が発生し得るかもしれない・・ 新聞やマスコミで報道される既成事実に踊らされる前に呼んでおくべき一冊なのではないかと思う。



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さっそく読んでみました
太陽電池作成のための部品のメーカー名や品番等の記載があり、実際に取り寄せをして試作するには大変便利です。夏休みの工作にぜひ採用したいと思います。
ベランダ太陽光だけでなく
本書は簡単に設置できるベランダ太陽光の作り方について書かれている。 本を見ているとなんだか自分でもできそうに感じた。 ただ、本書はベランダ太陽光だけにとどまらない。本格的な屋上大型太陽パネルの設置(ただし、これは電力会社との接続{系統連系}工事がともなうので素人にはできないが。や太陽熱温水器、小型風力・バイオマスなどにも触れている。最後にエネルギーをもう一度良く考えようと訴えている ちょっと本のタイトルと中身に相違を感じるが、身近でできるエネルギーシステムの紹介としては参考になるかもしれない




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単なる歴史で面白くない
石油業界の歴史を正面から書き起こした一冊。でもあまりにも正面から取り組んでいるので、面白みに欠けます。学校の歴史授業がつまらなかったのと一緒です。なので、途中で止めてしまいました。 最初の方で唯一「へー」と思ったのは、米国スタンダード石油の略称S.O.の音読み「エスオー」がエッソに転じた、という件でした。せめてこういったTipsがちりばめられていると、飽きる事が無いのですが。残念。




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原子力の意義を再考させられる一書。
私も含め技術者ではない人は、山田克哉『核兵器のしくみ』(講談社、 2004年)を読んでから読むと理解しやすい。 本書は技術、効率性、コスト、安全管理の面からトリウム核燃料発電を 提唱する。何故ならば、現状の固体燃料を用いた発電サイクルよりも優れて いるからだ。 私が本書を読んだ目的は、核の平和利用に対するソリューションに なり得るのではないかという淡い期待からだ。 前述の書で核兵器および原子力発電の簡単な仕組みを学び 本書で原子力発電の中でも、その発電手段の違いによる優劣性を学んだ。 両書は出版年も筆者も異なるが、相互補完的である。 本書が軸としているのはトリウムを核燃料に用いた液体核燃料サイクル である。現在主流となっているようなウラン固体燃料発電サイクルでは 多量のプルトニウムが生産される上に、プルトニウムは放射能が低く ガンマ線を多量に放射しないため、検知が困難でテロへと結びつく可能性 がありうる。ウラン235を濃縮せずに核兵器となる副産物が生じるのである。 本書はそこに楔を打つのである。 だがそれのみならず、現状で直面している諸所の問題に対しての極めて 重要なソリューションが至るところで提起されている。 本書の構造上、重要な部分が後回しで表現されることも多いが 全体像を表でまとめるなど、分かり易さも備えているため 知識を補うための書としてはかなりの良書であるといえる。 原子力を考えるものは必読ではなかろうか。




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