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この本は火力発電についてとても詳しく書いてあります。私が今まで見た火力発電の本の中で最も詳しく丁寧に書かれた本だと思います。
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この本には何度も助けられました
火力発電関係の用語にしぼった事典は、国内でただこれ1冊しかない。貴重な本です。しかも、平成4年の初版は181頁だったのに、改訂4版の現在はそれより60頁も増えている。新技術の用語が着々と追加されているわけで、用語編集者の熱意を感じます。 p 火力発電用の設備は非常に大きな設備なので、それぞれの専門メーカーがたくさん参加している。燃料関係設備、水供給設備、ボイラー、配管、タービン、発電機、送電設備、電気計装設備……、とてもではないが1人では全部をカバーできない。だから知らない用語がうじゃうじゃしている。 p 図面、仕様書で知らない用語を見た時、現場でよく分からない現場用語らしき言葉を聞いた時、ぱっと開いてみる。ほとんどが出ています。こういうとき、本当に助かります。 発電設備に関係する方は、専門用語に困ったことが何度もあったはずです。迷うことなく1冊買っておくとよいでしょう。
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【くちコミ情報】
電池のあれこれ 分かりやすい記述と図解
知っているようで知らない電池に関する知識を分かりやすく得られる本です。 文系人間にとって、電池の仕組み、成り立ち、原理といったものを理解するのは結構大変です。専門用語の多さが理解を妨げますので。 「燃料電池」について知りたいなあと思い、類書を眺めたのですが、難しい記述が続くとすぐギブアップしてしまいます。 その点、本書は、2ページで一つの項目を解説し、内1ページは図解ですので、門外漢でも無理なく知識を得ることができました。 身近なアルカリ電池、リチウム電池、ニカド電池から、大いなる可能性を持っている太陽電池まで実に幅広い記述がなされています。それにしても電池の種類ってこんなにあるのか、というほど多岐にわたっています。それぞれ特性も違い、用途に応じて使い分けられていることに驚きを感じました。技術立国日本の素晴らしさを垣間見た思いです。 なお、電池の歴史から電池の仕組みが見えてくる、電池を知るための電気の基礎知識、生活を便利にした一次電池の特徴と使い道、さまざまな種類がある二次電池の特徴、持ち運びできる発電所 燃料電池、物理電池と未来の電池、という項目ですので、本書の取り上げられている範囲もこれで理解できると思います。 監修は、電池事業に定評がある三洋電機株式会社で、実用的な項目が多いのも、監修会社の力量によると思います。パナソニックとの統合・子会社化で話題になりましたが、技術のあるところは世界が評価していると思います。
意外な知識も
マンガン電池、アルカリ電池の違いをご存知だろうか?またその特長と電池の寿命に関する違いなど・・・。最新技術による電池もそうだが、意外に知らなかったことが多く日常生活にもかなりお役立ちである。 マンガン電池は「回復」するんだそうである。 あとは本書を読んでのお楽しみということで・・・。
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340キロ離れていても致死的な被害が生じるとは・・・
16キロトンの広島型原爆(空中爆発)では,ゼロ地点を中心に半径500メートル以内に78人の生存者がいた(生存率0.36%)。ゼロ地点から南西約170メートルのコンクリート製建物地下にいた野村英三さんも,生存者の一人である。こんなに爆心地近くにいても,条件次第では生き残る可能性があるとは驚きだった。 なお,500メートル地点での生存率は10%,2250メートル地点での生存率は90%,4キロメートル地点では99%となっている。 半径5キロメートル圏内には30万8000人いたが,内18万7000人が生き残った(生存率は61%)。 一方,ビキニ環礁での水爆実験(15メガトン。地表爆発)で被爆した第五福竜丸は,ゼロ地点から150キロ前後離れていた。 15メガトンの地表爆発で,実効風速毎時30キロ,4日間の積算線量を元に線量予測をすると,ゼロ地点から風下340キロまでが線量レベルA(4シーベルト以上の線量で,致死的)と考えられる。 広島型と比べ物にならないほどの被害であるが,これは,核爆弾の威力そのものの違いとともに,地上爆発では放射線を含んだ灰(ビキニ環礁の場合,珊瑚礁のかけら)が広範囲に舞い散るためである。 放射能というと無条件に「怖い」と思う。 確かに,340キロ離れていても致死的な被害を与え得るという恐ろしさがある。 他方で,爆心地から500メートルしか離れていなくても生き残った人がいる。 核爆発による被害の実態を平易に説明してくれる,いい本だった。
核議論の健全化の一助になる本
政治的現象として語られる「核」問題を政治抜きで語る非常に珍しい本です。 核爆発に伴う健康被害や建物被害など、様々な被害について科学的に検証するもので、これらの知識を得ることは、より善く且つ生き残るための防衛議論の一助にもなると思います。また巻末付録のフランスの核防護部隊の資料は有益です。 この本は科学的記述が多いため、読者には多少とっつき難い面もあります。科学的記述を後回しにして最終章の東京への核弾道ミサイル攻撃のシュミレーションから読むといいと思います。 【おススメな人】北朝鮮の核兵器保有が気になる方 ※合わせて読むといいと思います。現状を知っておくことも大切です。 図説 ニュースの裏が見えてくる!「核」の世界地図
「想像できない」、「よくわからない」に効く
過去に2度の核攻撃を受け、また現在、電力の相当部分を原子力発電に頼らざるを得ない日本(おまけに地震大国である。なんてこった)。 そして諸外国の核兵器にターゲティングされている現状。 1999年の東海村JCO臨界事故にみられる原子力管理体制と行政の杜撰さ。 原油高騰、地球温暖化による世界的な商業用原発建設増加傾向。 核に関する不安要素は増える一方だ。国民全員がもっと原子力の科学的知識を共有し、核防災 について備えることが喫緊の課題ではないかと強く感じた。 しかし内容が内容だけに無知な自分にはやや難解だった。 無理な注文かもしれないが、著者には更に噛み砕いた表現で小中学生向けを想定した入門書シリーズに取り組んで欲しい(これ以上省略はきかない、、か?)。子供のうちに関心を持たせたいし、日本では核・原子力はあまりにも情緒的に(政治的にも)扱われていると思うからだ。核武装も含めた原子力議論は一定の科学的知識無しには非常に危うい(自分はバリバリの核武装論者なのだが)。本来なら政府・行政・電力会社が率先して啓蒙するべきだが悲しいことにかれらには説得力が皆無なのだ(ポジショントークに終始しているし、大多数の国民は今の政治家や官僚の手腕を基本的に信用していないと思う)。原子力はいまだ完全に制御できない技術である。原子力行政や核管理、それに携わる組織に常に国民が目を光らせていくしかない。面倒だがこれは現在に生きる有権者の義務だと思う。 この本は特に政治家には是非読んでもらいたい。 最悪の事態を想定し、それに備える体制を確立・強固にしていくこと・原子力に関する科学的知識の普及、これらは戦後長い間放置されてきた。もはや政争や利権の具として遊んでいる場合ではないのだ。市井の人々は生活するのに忙しく手いっぱいなのだ。選挙で選ばれた以上、きっちり仕事をしてもらいたい。 他の高田氏の著書「世界の放射線被爆地調査」「東京に核兵器テロ!」もおすすめである。
核ハザード理論の啓蒙書
核攻撃を受けたとき、実際にどういうことが起こるか過去の事例から分析し、またその時の対処法(生存率を高める方法)について述べた本です。 読んでいくと、意外な事実に驚かされました。たとえば…… * 爆心地に近くても意外と初期生存率が高い(広島型だと爆心地から1kmで40%が生存) * 空中核爆発と地表核爆発では被害が異なる。地表核爆発の方が核汚染が深刻である。 * 短期核ハザードを回避できれば、以後の寿命短縮効果はほとんどない。 など。 最後に、東京都心(永田町)に20キロトン級の核爆発災害が起こった場合の予想シミュレーションが掲載され、その際の「7つの自衛策」が提案されています。 知識的には大変おもしろい本でしたが、この知識を活用する機会が無いことを祈ります。
もう一つの現実論:「核爆発で全て終わり」ではない!
北朝鮮の核兵器保有の現実に対処すべく、日本の「攻め」核保有議論もなされるべきという議論は起こったが、いざ発射・着弾にどう準備・対処すべきかという議論は、殆どゼロだ。 (どうせ核は飛んで来ないという本音が透けて見えるが、恐ろしい油断と無責任としか言いようがない) 従って、科学者で専門研究家である著者によるこの本は、核のもう一つの現実「守り」について触れた時局を得た貴重なものである。 実際の過去の核爆発災害の分析や、科学的な核爆発の理論を通して、一般的な「核爆発に対しては何をしても無駄」という概念が誤りであり、準備や着弾前、2,3分の対処だけでも生死や被害に大きな差違が出るのだという事を、「目から鱗」に教えてくれる。 考えてみれば冷戦時代、欧米は着々と核戦争の被害を最小に抑えようと準備してきたのに、日本は全くさぼってきた。著者の提言する自衛策や政府の問題点、フランスの対応プランは、貴重だ。防衛、防災・消防関係者は是非一読願いたい。 *電磁パルスの情報通信に対する影響に具体的に危惧を示した一般書籍は、これが初めてだと思う。この項だけでも一読の価値あり。
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エネルギーいろいろ
広瀬隆さんの本は必ず買っているが、今回の本はドロドロとしたロスチャイルドの系図とかそういうのはないです。本の題名にある”燃料電池”だけではなく、石油、石炭、風力発電、太陽エネルギーなどなど、エネルギーについててんこ盛りの内容です。ハードカバーで400ページの本なのだが、見た目はすごくボリュームがあるが、広瀬隆さんはすごく文章が上手いので、本はさくさく読めてしまいます。地球の環境問題やエネルギー問題に興味のある人は一度読むべきである。
電力事情全般に渡る本
燃料電池一本を深く追求していく本かと思いましたが、原子力発電の問題点から新しい火力発電(マイクロガスタービン)、太陽電池まで現在の電力事情を詳しく解説した本。 かなり勉強になります。星5つ。
中身は燃料電池にとどまらない
燃料電池を中心に最新のエネルギー技術を紹介しています。タイトルは燃料電池ですが、マイクロガスタービン、コンバインドサイクル発電、天然ガス動向などが詳しく紹介されている(本の題名を変えた方が良いのではと思った)。それぞれ結構勉強になる内容です
エネルギー問題と環境問題の総合書
正しい訳語の大切さは、現在、新エネルギーとして注目を浴びている「燃料電池」という訳語に当てはまる。「燃料電池」の原語は、`Fuel Cell`であり、それ自身がエネルギーを発生する装置という意味だが、「電池」と訳されたことによって、大きな誤解を与えてしまっている。早急に、もっと相応しい訳語に改訂すべきではないだろうか。 p それはともかく、本書はその「燃料電池」を含む、エネルギー革命の最前線を約400ページに亘って俯瞰したものである。 p 「燃料電池」の最前線について詳しいが、本書のカバー範囲はそれにとどまらない。 p 又、それは、単なる技術論、技術解説に終わらず、エネルギー革命の現在と将来を取り巻くさまざまな社会的な環境、背景に言及した、総合的なエネルギー論といえるものだ。 p 今般の米国の京都議定書からの離脱は、「地球温暖化は温暖化ガスが原因である」との言わば常識といわれる説に対して、米国がその科学的根拠に疑問を持っていることが原因だが、本書はその点にも詳しく触れている。 p 結論から言えば、地球温暖化と二酸化炭素の排出とは、直接的な関係は無さそうにも思えてくる。 p 地球温暖化対策として、現在さまざま自然エネルギー、あるいは水素・メタンによる燃料電池、コンバインドサイクル、マイクロガスタービンなどの実用化が追求されているが、現実問題としては何れもまだ、エネルギー事情に大変革を及ぼすには至っていない。夢が先走りすぎて、現実のエネルギー問題がないがしろにされているきらいもある。 p そうであるならば、現在、利用されている天然ガスなどの資源の有効活用も同時に進められていかなければならないだろう。 p そのような観点から本書は、現在の世界の化石燃料の推定埋蔵量、それらの資源をめぐる国際資本の動向などにも言及しており、範囲が広がりすぎるというきらいはあるものの、内容は充実している。
情報の固まり
環境派の方も、IT革命に続くエネルギー革命を見越しての投資家の方も読んでためになると思います。
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