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すさまじい先見の明
サブプライム問題勃発後、リーマン破綻前に書かれていますが、リーマン破綻やその後の連鎖的な金融機関の破綻、世界恐慌的な様子をものの見事に言い当てています。 この本をもっと早く読んでいれば、、、と、悔しい思いです。 格付け会社に関することにとどまらず、アメリカ権力者の内幕エピソードまで書かれていて、本当に楽しく読むことができます。 合わせて、映画「グッドシェパード」も見るとよいかも。 関係ないようで、関係あります。 グッド・シェパード
岩波新書とともに必読
 本山教授の著作を20年以上愛読しているが,時代の趨勢を見抜く眼力にはまったく恐れ入るほかない。その時論はけっして皮相に流れず,また庶民の視点に立った姿勢はブレることがない。どの著作にも,巨大な権力の暴走がもたらす社会システム自壊への危機感と,同時代の証言を残すことへの責任感を読み取ることができる。  その最新刊である本書は,「ハイリスク・ハイリターン」とは貧乏人からむしりとる高利貸しのことであるという明快この上ない視点から,リスクの売買という歪んだビジネスがサブプライム・ローン問題として破綻するまでのからくりを,きわめて平易に解説している。  ほぼ同時に刊行された同著者の『金融権力』(岩波新書)とともに,米国一極支配と呼ばれた一時代がどのようなものであったのかを知るための羅針盤となるであろう。  碩学の精力的な情況への発言に敬意を表したい。
金融商品格付け機関に対する問題提起
本書は昨今の資源高騰やサブプライム問題を素人に分かり 易く説明した一書です。サブプライムローン証券の破綻がア メリカによる世界金融支配の支配終焉に繋がる序章であると 著者は言います。何れにしてもサブプライムローンは、リスク を他人に押し付けて自分は売り抜くことで儲けを捻出する謂 わばババ抜きであったことが分かります。グローバルルール として企業の透明化が叫ばれる一方で、企業買収を仕掛け るファンドや債券発行元から手数料を取る金融リスク商品の 格付け会社の利益が確保されることの問題提起があります。
終わりの始まり?
世界の信用市場の根本が崩れ去り、終わりの見えない混乱が続く中で、日本を代表する経済紙が相も変わらず「洗脳された」能天気さで購読者に非預金性の商品への投資とエマージング市場への投資を第一面でいまだに煽り続けている姿はグロテスクなものです。人間にとって一番怖いのは、知性を洗脳されてしまうことだといういい証明になっています。そういう意味ではこの作品は一種の知的な清涼剤的な役割を果たしているものです。しかしながら中身は一種のやっつけ仕事となってしまうのは仕方がないのかもしれません。英文の専門論文に頼るしかない中で、結果として多数の専門用語の訳はだいぶずれており(というよりも訳がない専門用語が多数あるというのが現実)、前後で論理が矛盾している部分,そしていくつもの慎重な限定付きながらも単純化された結論の提示もいくつも散見されます。またtimothy sinclai の「the new maste of capital」の論旨に依拠する部分も多数です。ただし著者の結論である「米国による金融支配の終焉」というモティーフは傾聴に値するものです。デリヴァティヴと金融自由主義の果てに待ち受けていたものは、皮肉なことにすべてのリスクがもう一度銀行の帳簿に逆戻りするという e-inte mediationであり、銀行という役割の公的性の再確認だったというわけです。そう銀行も、外交や戦争と同じく、啓蒙主義のイデオロギーの延長線上の疑似科学的な技術主義にのみ依拠した専門家(軍人、外交官、銀行家)に任せておくには余りにも重要な問題だったわけです。この後に待ち受ける金融の世界のdefining uleとはどんなものなのでしょうか?その点については本書は何も言及していません。




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裾野を広げるための教科書
金融工学の教科書。大学教養以上の特別な予備知識は仮定されていないので、とっかかりとして優れた本だと思います。金利や株価を考えるための理論的初歩を手軽に身につけたい人や数理ファイナンスの雰囲気を知りたい人にとっては「ド真ん中」と言える本だと思います。 p 数学に自信のある人や本格的に勉強しようという人には薦めません。大学のカリキュラムの数学の使用を制限して説明が行われているので、数学を駆使した説明に比べると読むのに時間がかかると思います。
わかりやすく解説してあると思います
 とてもわかりやすく解説してある本なのではないでしょうか。わかりやすく解説できる野口先生はさすがだと思います。ただ、統計の基礎を全くわからない人がいきなりこの本から金融工学を勉強する為に読むには難しいと思います。よって、ファイナンスの基礎的なことを勉強してから読むとすごくいいと思います。
読む人が読めば
難しいことを本当にわかるように説明する。これが出きる人は本当に理論を理解している人。わかってる人の説明は得てしてわからない人のことをわかっていないためにぶっきらぼうに写る。いままで何冊読んでもわからなかったことや、もう少しでわかりそうだったのにもう一歩の説明が端折られていて理解を断念した部分が、この本によってすっきり解決した。他のレビューにもあるように確かに大学院のテキストなどで使うような専門書としては物足りないだろう。しかしそういうレベルを意識して書かれたものでないことは冒頭で宣言されている。そういうレベルの人はこの本にケチをつけるのではなくもっと難しい違う本を読めと言うことだ。 p 私はこの本は証券アナリストの試験勉強の理解が表層レベルに止まっている人にいま一歩踏み込んだ理解を導いてくれる、そういうシチュエーションにおいて5つ星の評価に十分値すると断言できる。
すごくいい本ですが・・・
この本は、マートンの現代ファイナンスじゃ、ちょっと物足りないし、木島氏のファイナンス工学入門を読むにはちょっと知識が足りない人にいいと思います。 p しかし、統計の知識がまったくなく、金融工学に関すること(ポートフォリオ理論、オプション理論など)をさっと学びたい人には、統計の部分がはしょってあるので逆に読みにくく、金融工学にアレルギーがでてしまうかもしれませんね。 p ただ、他の本に比べると読みやすいことは間違いがないので、統計や確率の部分を他の本と併用しながら読むといいと思います。 確率論に関する知識がある人で数理ファイナンスをやりたいと言う人にはちょっと簡単すぎるかもしれません。




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何故がわからない
最近行動ファイナンス理論に基づく投資信託も登場してきており、 行動ファイナンスに関心をもっていたので、本書を飛んでみたが、 データ分析結果の紹介のみで、何故の分析を心理学や行動論を使って どの様に分析していくのかは全く分からなかった。 入門ということでこんなものですというのならいいが、ファイナンス 関連の入門書であれば、もう少し突っ込んだ内容も織り込んで欲しい。
タイトルはセンセーショナルだが・・・
サザエさんの視聴率が上がる ↓ 在宅率が高い ↓ 家にいて休日に消費しない ↓ だから株価が下がる 内容的にあっと驚くようなものは少ない。 視点を変えているだけであって、 結局、単なる統計データの分析に過ぎないので あまり参考にもならないし、 雑学ネタにもならない。
うーーん…
この本に、なにかしら「教養書」的意義を求めているなら、買わないほうがいいです。 行動ファイナンス、ということですが…この本は、すべてが、心理学や行動学に基づいていて、経済学・経営学といった事柄とは無縁のように感じられました。(経済学的要素は、株価という視点においてだけだった気が…) 様々な事象(タイトルどおり、サザエさんの視聴率と株価の相互関係等)と株価の関係を書いてあるんですが、どうも、理論があやふやな感じで、無理矢理に「関係ある」って結果づけている感がありますし。 「トリビア」を見る気持ちで読むには、面白い本だと思います。
本書は行動ファイナンスの紹介に過ぎない
本書は、具体例を使って行動ファイナンスという学問がどんなものかを紹介してあります。しかし、学問を勉強するようなものではありません。 行動ファイナンスとは、株価の動きや投資行動と心理学を結びつけた学問である。例えば、オリンピックと株価(オリンピック関連銘柄)の関係を調べることなどである。 本書は、いろいろな事象と株価を関連付けながら説明してあります。結論的に、事象と株価の上昇との間に相関関係が見られたからといって、そのことを鵜呑みにしないほうがいいとおもいます。結果的に、そういう関係がでているだけだと思います。ポイントは、どういう身近な情報を探し当てるかで、自分なりの株価の参考情報がわかるのではないでしょうか。 インターネットの普及で、低コストで機関投資家と同様の情報が簡単に得られる。しかし、コストのかけ方の点で一般投資家は機関投資家に比べて不利な状況である。そこで、本書を参考にして身近な情報を投資行動に活用したほうがいいのではないかと思う。
風が吹けば桶屋が・・・
これは本当に「行動ファイナンス」の本なのかなぁ?。 いろいろ自分なりに論理を組み立ててみることは意味があると思うが、本書に紹介されている事例の多くは、いかにデータを引用してみせても、実質的にはほとんど意味のない「お遊び」的なものが多いように感じられる。結局、結論に見合うようなデータを選んできているということではないのか。発想はそれなりに面白いが、実際の株式投資に役立つような内容ではない。



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急激な円高が進む中、為替ヘッジの必要性が多く語られている。この本は為替ヘッジのための知識が満載であり、円高に苦しんでいる人、外貨預金で損をしている人、プロとしてドル安に悩んでいる人、為替をトレードして金儲けをしようとしている人にとって大変有効な本である。為替市場はプロでも手をこまねくような難しい市場である。一見やさしく、だれでもリスクが管理できたり、儲けることができるように思えるが、決してそのようなものではない。この本はこれから為替市場に向き合う人に、為替市場とどのように付き合ったらよいのかの指針を与えてくれる。
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為替の世界では有名な人たちが書いた論文集。これをとてもわかりやすく翻訳し、まとめてくれているので、スラスラと読むことができる。私はCFAの受験のとき、この原書を隅から隅まで読みましたので、非常に懐かしく感じられます。実際、なかなか良いことが書かれていますよ。ちなみに、「為替オーバーレイ入門(東洋経済)」も持っていますが、両方をセットで購入すると、為替オーバーレイの基礎から応用まですべて理解できるのでいいのではないでしょうか?
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長い間待たれていた為替オーバーレイの本である。為替オーバーレイに関する本はいままで英文のものしかなく、なかなか読む気になれなかった。この日本語版はそういう意味では貴重である。ただし、CFA Instituteの出版物であるので、内容はしっかりしているが、若干アカデミックすぎる嫌いもある。ただし、その分、研究者から実務家まで読み応えのある内容になっている。



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純然たるファイナンスではないかな・・・
何かが物足りないです… NPVと他の投資基準についての説明が少な過ぎると個人的には思いますし、 他にはクーポンについても深く取り上げてもらいたかったですね 数学が苦手な方には非常に満足できる内容であると思います。
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 ファイナンスのテキストとして最もすばらしい本だと思います。他のファイナンスの本は数式ばかりのものか、逆に数式はほとんどなく文章ばかりのものが多く、ファイナンスのテキストととしては使いにくかった。  しかし、『よくわかるファイナンス』は、ファイナンスの授業を実際に自分が受けているかのように丁寧に説明されているし、数学の苦手な人も理解できるように数学の説明もされている。特に、ファイナンスをこれから学ぼうとしている人にはオススメです。EXCELを使った説明もあるので実際に自分で図をつくってみたり、計算してみると知識はさらに深まるでしょう。
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