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【くちコミ情報】
具体的な情報満載
インターネットが普及し始めた頃からネット産直に取り組んでいる著者が、試行錯誤しながら体得した具体的な運営方法を解説。著者が体験したよくある失敗例を余すところなくさらけ出しているところがすごい。農業者がインターネットで販売するための具体的なノウハウが満載で、これから取り組む農家も今取り組んでいる農家にも参考になる本。
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【くちコミ情報】
お店にどうやって思い入れを入れていくのか・・・。
お店にどうやって思い入れを入れていくのか・・・。 そこ武田さんのカフェ運営の神髄があるのかもしれない。 サンマルクやスタバじゃなくて、イートカフェでかつニッチなカフェ。 パパママスタイルのカフェの運営のノウハウが散りばめられている。 この本を読んで、ヌフカフェに足を運べば、どうしてあんな雰囲気の店が出来たのか納得いくのだろう。 この本を読んで一度僕もヌフカフェに足をはこんでみたくなった。
カフェ&経営の心構え指南本!
自分の感性を信じて、自分が楽しめる空間を作る。そういうカフェ哲学をもった経営者(?)の著作。ビジネス本ともカフェ系本とも違う、ちょっとこだわりを感じる一冊。 こだわりを持ちつつもうるさくない。そんな絶妙なポイントをつかむのが一番難しいのかも知れない。
経営者として、また、ひとりの人間として
私自身、cafe開業を目指すわけではないですが、 表紙のデザインに惹かれてこの本を手に取りました。 ぱらぱらと書店の店頭でページをめくってみると 見出しになっている言葉がいくつか すっと心の中に入ってきたので、買ってみることに。 読み終わって、自分の考え方と近かったことで 非常に買ってよかったと背中を押される感じもしましたし、 情熱と努力の方だと痛感させられました。 著者の武田さんのこの考え方は、 経営者としてはもちろんですが、 ひとりの人として世界に向き合う心構えとしても 非常に参考になります。 人の上に立つ方にもぜひ読んでいただきたい一冊。
実は引き算の思考
β版でサービスをリリースするというWe の考え方が、実はリアルの世界でも行われている。というか、リアルの世界の方がさきだろうと思う。ヌフカフェのオープン時、グランドデザインの七割だという。残り三割はお客さんの反応を見て、徐々に満たしていく。そういう作りにする。リアルが先か、We が先か、ということではなく、どちらも顧客志向になったときに、同じ結論に行き着くということだろう。 カフェ業界の人だけではなく異業種の人にもおすすめ。
癒しのカフェへ注ぐ情熱
カフェ業界の寵児、武田泰伸氏のカフェの作り方の指南書です。洒落た 表紙に惹かれて手に取ったのですが、概観からは想像できないほどに 武田氏のカフェに対する想いがしっかりとした内容が綴られています。 どこの分野でも共通することですが、この本からはカフェ業界の一人者が 発する言葉の重みと並々ならぬ情熱が伝わってきます。 武田氏は、「カフェを作りたいと思う人はすべてカフェを作ることができる」 とまで言い切っています。その言葉の裏には常人ならぬ情熱の持ち主だから こそ言える哲学が本書で解説されています。 この本を読むと必ずやヌフカフェへ行きたいという思いに駆られること でしょう。そして、カフェを開きたいと思っている方には自分も、と いう思いを新たにされることでしょう。最近は女性でもカフェを作りたい という方が増えているようですが、そのような方にも優しくもあり、 また厳しいような感じもする本書をお勧めしたいです。
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【くちコミ情報】
これならば確かに自分でも実行できそうだ
敷地の形状などの条件が悪く、周囲より安くなる土地を「クズ土地」というのだそうです。持家にはそぐわなくてもアパート経営には適した条件であることが実例を挙げて合理的に説明されています。最近よくある「タイトル倒れ」の本とは違いました。 この本を読む者にとって最大のメリットは、これならば確かに自分でも実行できそうだと納得できること、そのために明日から何をすればよいか、具体的な行動が判ることだと思います。 アパート経営というと、資産家や営々と働き続けて蓄財した老人だけができることだと思っていましたが、逆に年齢的な障壁の低いビジネスであることが判りました。ごく平均的なサラリーマンだった著者の足跡と数値をみると、生まれた境遇の差というのも大きな問題ではないのかも知れません。 ただ、空室によって一時的にキャッシュフローがマイナスになり易いビジネスであり、サラリーマン大家を奨めるのであれば、その点への注意喚起と対策についてもう少し言及して欲しかったと思いました。 しかし全体としては、自分の時間と労力をつぎ込んで得た知恵を惜しみなく提供して、親切に説明してくれています。
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楽しんで学べる本
製パンの原材料の説明から工程・製法、代表的なパンの標準製法(配合も)・各種計算に至るまで、経験者ならではの視点から詳しく書かれた本。 思わず赤ペンを手に取ってしまいます。 家庭向けの本ではないと思いますが、とても為になり、自分のパン作りを考え直し、美味しいパンを作れるようになる≪道≫へと導いてくれるような印象がもてます。 p ≪ひとくちメモ≫は見逃せない事ばかり。 パンを作っている方全員に読んで頂きたい本☆
タイトル通り、まさに新!
数ある製パン理論の本の中で、この本が一番素人にはとっつきやすい本だと思います。押さえるところはキチンと押さえて、かつ、ビギナーさんでも読みやすい構成になっていると思います。 p パン作りを始めて、いろんな疑問を持ち始めたころなら、まず、この本をオススメします。
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黄色いカバーが妙に可愛くて好き♪
女性の立場で書いてあり読みやすかったけどこれから不動産を買っていきたい私には、不動産取得以前の体験談(うっちゃん式節約方法)など主婦にも身近な話題も欲しかったです。是非第2弾を期待します♪
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【くちコミ情報】
創意工夫を実践の結果で
カリスマ大家が実践する[稼動率99%]満室経営―空室対策・解消マニュアル― 私自身が築20年以上の賃貸マンションを経営していますので、 満室経営類のタイトル本は、この本を含めて6冊購入しています。 この本は、築20年以上の築古物件を満室にとの内容に特化していますが、 私自身が空室対策を模索しているので、著者の実践ノウハウとそれが満室に結び ついている結果に心底敬意を表します。 類書と同じ内容も随所に有りますが、著者は更にそれらを「自分の物件用」にアレンジ、 創意・工夫して取り入れているのが、築古物件の修理に自分で携わっている者には実感と して良く解ります。 具体的には、何と言っても著者の「DIY」スキルの高さと他物件との決定的な差別化に なる「カラーリング」が、相乗効果で築古物件に輝きを与えている事です。 それプラス、不動産業者との親密な関係を築き上げて現状の満室経営が実現していると 想います。その他にも満室時にこそ、その状態を維持するために更に次の一手を行動 しているのも解ります。 個人的には、修繕箇所と手入れ方法を具体的に示して、その結果の著者の物件のカラー映像も 無料でダウンロードで見られる等のサービスも有り、星8個との評価です。
あなたはノウハウコレクターになっていませんか?
アパート・マンション経営の空室対策について、浦田健氏やその他のカリスマ大家さんの著書、雑誌やインターネット、セミナーなどで様々なノウハウが公開されています。 著者はそれらの空室対策・解消のノウハウなどをこの一冊の本に体系化してまとめ「実践している」方です。 私は、この著者がノウハウを実践し結果を出しているところを評価します。 自分自身、この本を読んで、知っていても実践していないことを大いに反省しました。 初心者であれば、この本一冊で、体系化され効果が有ったノウハウが学べ、実践することで結果が出せると思いますし、中級者以上でも、もう1度、自分がノウハウコレクターになっていないか?実践して結果を出しているか?再度見つめなおすきっかけになるでしょう。 今後もアパート・マンション経営について、新たなノウハウが出てくるかも知れませんが、既存のノウハウの変法か進化させたノウハウぐらいではないでしょうか? 仮に新しいノウハウが出てくるとしても、まずは今あるノウハウをできる限りもっと沢山やったり、1つのノウハウを突き詰めてやる事が必要でしょう。 「今あるノウハウをできる限りもっとたくさん実践しましたか?」 「ひとつのノウハウを突き詰めて実行しましたか?」と、問われて「完璧です。」と答えられる人はどれだけいるでしょう? 私自身、この本を読むことで、もう一度、自分のアパート・マンション経営を振り返ることができ、実践するモチベーションがアップし、知っていても実行していなかったノウハウを一つずつ潰していっています。 既存のノウハウ本が、教科書や参考書だとすれば、これは合格体験記だと考えます。 実践して効果の有ったノウハウを体系的に学ぶことができ、最短で満室経営へと導かれる良書です。
良く勉強しました
大家業のノウハウレビュー集 2時間で読み終わりました。 読んでみると、筆者は良く勉強しているのがわかります。 しかし、書いてある事はどこかで読んだ事ばかり。 恐らく一生懸命本を読み、参加した勉強会の成果を本にしたのでしょう。 そういう訳で、コレを読めばアパマン経営の本5〜6冊分の要点が含まれています。 最新の本でもあり、買って損はないでしょう。 しかし、オリジナルの内容には乏しいです。 今まで、勉強してきた大家さんにはあまり意味は無いかも知れません。 これから、勉強を始める人には良書。
空き室対策の総まとめ
今まで出版されている空室対策の総まとめとして、とてもよくできている。 この範疇の本をかなり(20冊くらい)読みましたが、少しずつかぶっているが、その中のいいとこ取りをした様な内容です。著者も相当の勉強をされているようで、その中で効果の実際にあったもの、感じられたものを整理して書かれています。 当たり前のことですか、大家とは事業であり勉強、研究を怠ると結果は出ません。その辺のことをしっかりと説明されています。買って後悔のない本です。 カラーコーディネート、リフォームの仕方については人それぞれの感じ方、感覚、好みがありますので参考にする程度にしておきます。 行動すれば、確実に空き室は減ります。地域性はありますが、これは間違いないと思います。
即役に立つ実践書
所有しているマンションに、ちょうど空室が発生したので購入しましたが、即実践できる内容ばかりで非常に役に立ちそうです。 これからこの本の内容に沿って実践したいと思います。
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マニュアル本ではありません。
経験談を集めた、一種のドキュメンタリのような本です。 つまり、重要なことは経験談の中から何を読み取るかです。 正直「第1章 人気ネオ屋台18店の成功実例」はおもしろくなかったです。 むしろ、ときおりチラッと出てくる失敗事例のほうが参考になります。 一番印象に残った言葉。 「僕だったら、普通のカレーライスに『エスキモー丼』と命名する」
よく都会でみかける屋台
オフィス街では、よく移動販売の お弁当屋さんを見かけます。 この本を読むと、どんな人たちが この商売をしているのかがわかり、 親近感を持てるようになりました。 単に商売のノウハウに留まらず、 こういう「生き方」もあるのだな、 と考えさせられます。 しかし、ある意味、商売の「原点」の 姿であるのかもしれません。
ノウハウとアイディアと刺激がいっぱい
新しい飲食店のカタチ。移動販売。 ワクワク楽しいサービスがお客さんに夢を与えます。 低資本ではじめられるのも良い。 申請の手引きも親切です。 物販+飲食を移動販売でやりたい。
移動販売をしたいならこれだ!!
タイトルの通り、Happyを目指したい人は是が非でも呼んでみるべきだ。 色々な移動販売の本があるが、実際に自分でもやりながら本を書いているところに共感した。 移動販売を始めて間もない僕としては、非常に助かっている。やっている人は分かるだろうが、なかなか難しいことが多い。それが色々書いてある。ただ書いてある、というよりも、こちらが考えながら読めるのだ。保健所のこと、お客さんの流れ、諸事情、裏技なんかも垣間見える。必読、ではないだろうか。
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| 公共空間としてのコンビニ 進化するシステム24時間365日 (朝日選書)
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【くちコミ情報】
かなりいい線行ってるが惜しい一冊
1970年代、行き詰る大量生産・大量消費体制の打開策としてイトーヨーカドー(当時)によって日本に導入されたCVS業態。 いまや都市部・町村部を問わず市民生活には欠かせないものとなったこのCVS業態について、その歴史から小売業に占める位置、社会空間としてのCVSの役割までを広く描き出したのが本書である。 著者の鷲巣氏は出版論・消費社会論・戦後雑誌論、コピーライティング論等、広義のマーケティング関連の研究者であり、フリーライターでもある。 特筆すべきはやはりタイトルにもなっている「公共空間」としてのCVSへの記述であろう。 マックス・ウェーバーの言う「都市の論理」を引用しながら、人間関係が希薄な都市部の生活において、失われたコミュニケーションの場としての「癒し」を求めてCVSに行く人々がいる、それは欧米社会における教会が果たす役割と近い、という記述は実に興味深い。 ただ、本書の記述が都市部のCVSについてにとどまり、町村部との比較などがなされていないこと、公共空間としてのCVSに関する記述にはかなり強引な論理付けがなされていること、また一部記述がある国際比較にしても表面的な部分のみの比較であったりすることなど、若干底が浅い印象を受けるのは残念な点である。 それを考慮し、星4つとさせていただいた。 ともあれ、現代日本におけるCVSを考える上では避けて通れない文献がまたひとつ生まれたことは価値が大きい。 CVS研究者にも、CVSで働く人々にも、利用する人々にも、ぜひ一度目を通して欲しい一冊である。
日本コンビニ史を概観しながら、消費者として主体的にかかわるきっかけとなる良書
著者はフリージャーナリストであり大学の非常勤講師も務める人物。 日本のコンビニ史をその黎明期から現在までおよそ30年に渡って網羅した労作です。 コンビニが日本社会の大きな変化によって生まれ、そして今もなお変化を続けているという様子が大変よくわかります。人々が「高価なものだから買う」もしくは「安価なものだから買う」という消費行動をするだけではなく、「便利だから買う」もしくは「新しいものにすぐ出逢えるから買う」という最近の消費傾向を受ける形でコンビニが普及拡大してきたというのは大いにうなずける点です。 著者の筆致は手放しのコンビニ礼賛でもなければ無批判なコンビニ批判でもありません。大変良識あるバランスにのっとったもので好感がもてます。 本書の最終段階で、環境問題の側面からコンビニの24時間営業の是非が論じられる昨今の事情について筆を進めていますが、「お上(かみ)が二四時間営業を規制することに反対しているコンビニ本部が、加盟店に二四時間営業を強制するのでは首尾一貫しないだろう」(287頁)と指摘しているくだりは明快です。もっと柔軟な形で、たとえば店舗ごとに営業時間を短縮したりする手法をとることも可能でしょうし、第一に、深夜に顧客数が激減するような店舗では人件費をまかなうだけの売り上げも期待できないという著者の取材によって明らかになった事実も見逃せません。 日本社会に大きく根を張るに至ったコンビニを消費者はもっと主体的に大いに議論していってもよいのではないか。そんな気にさせる良書だと感じます。
コンビニさま、お世話になってます
日本の社会にこれだけ影響を与えてきたコンビニについては、これまでもマスコミが断片的に話題にしてきたが、ここまで緻密に膨大なデータを整理し、さまざまな角度から論じた本はなかったと思う。こういう正しい書物を読むと、ネットではかなわない「本」というメディアのすごさを思い知らされる。情報が著者の頭脳を通して素晴らしく整理されるからである。コンビニが公共空間になるという著者の示唆は興味深い。進化し続けた結果、都市という身体の一部となってしまったコンビニが、地方の寒村に必ず一軒はある「何でも屋」に共通する役割を担い始めているというのは皮肉な結論だが。
一気に読みました
今さらコンビニ研究?と思いましたが読み進めると面白くて一気に読んでしまいました。 身近にありすぎて、当たり前の存在のコンビニ。その裏にどういうしかけがしてあるのか、きちんと考えたことはなかったのですが、なるほど〜と感心・納得することがたくさん書いてありました。 24時間コンビニを観察したところがリアルで面白かったです。実録!コンビニ24時間みたいな感じで。 ただ、便利なコンビニの普及が、人間をわがままにしてる、というのに実感がわかないのは、私がばっちりコンビニ世代だからなんでしょうか、、、?
コンビニってあなどれない!
コンビニを毎日のように使っているが、この本に書かれているようなことは考えたことはなかった。そうだったのか、という思いが強くした。 私はコンビニに行くと、いつも買うつもりでもなかったものを買ってきてしまう。私ってコンビニ好きなんだなあと思っていたが、買わせるような仕掛けがあるなんて知らなかった。ビックリというかショックというか、違う世界を見せられた気がする。 そう思って読み進めると、コンビニのすごさがだんだん分かってくる。なんだか人の心の奥までコンビニにのぞきこまれているような感じがしてくる。 これからコンビニに行くときには気をつけよう。でも、コンビニってなくならないから、最後のほうに書いてあるように、どうしたら私たちに都合がよいコンビニになるかって考える必要もありそう。 そんなことも考えたおバカな私でした。有り難うっていいたい。
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【くちコミ情報】
財源つまり「お金」の問題
介護の現場からの、生々しいエピソードの数々。介護疲れによる殺人、介護職場の過酷な現実、怪しい介護ビジネス、病院を追い出される老人、機能しない介護保険・・・それらの問題の根底に、財源すなわち「お金」の問題があることに、薄ら寒さを感じます。充分なお金さえあれば解決する問題なのです。介護は儲からないという事実を無視して「聖域なき構造改革」をした結果でしょうか。 事態は年々悪くなっています。「団塊より若い世代は、案外長生きしないかも」という観測が、喜ばしい顔で語られる国になってしまいました。安定した財源確保のための、累進課税や法人税の強化は、本当に禁じ手なのでしょうか。節税することしか考えていない、現代の「勝ち組」にも憤りを覚えます。
日本が混乱している理由
具体的で分かりやすい文章で、介護保険法改正からの高齢者とその家族がどんな状況に陥っているかを説明してくださっています。 ニュースで見たことのあるお話、介護の現場にあるものには常識的で「いまさら」というものもありますが、ここまで詳細に取材して整理してくださっている本はあまりありません。 差しさわりがあって、学者とかがなかなか踏み込めないことにも踏み込んでくれますから。 そして、超高齢社会の日本が混乱している理由もうかびあがるように書いていただいています。 国が国民ではなく天下り先の外郭団体に目を向けて政策をつくっているために、著者がおっしゃるように猫の目のように政策の方向性が変わり、さまざまな種類の施設がつくられ(この本にもありますが高齢者○○住宅とか、シニア○○とかすごく多い)、法律がつくられ、役に立たない法人がたくさんつくられる。 利用者にとっては分かりにくい、使いにくいだけで、政府がなにかやるたびに現場は混乱しているのです。 そしてそのたびに外郭団体に税金が流れ、天下り役人が左うちわ。 それがこの国の病気だということが、この本を読んで確信できました。
恍惚の人が街にあふれる
『介護崩壊』という表現はけっして誇張ではなく、現実であると思う。 筆者は、「虐待と介護殺人」「介護ヘルパーの犯罪」「介護離職」「介護喰いと表現される介護ビジネスの裏側」「業界再編」と、介護の世界全体が抱えている問題点を網羅的に上手くまとめている。 そして、「介護崩壊のカウントダウン」が今正に始まっていることにふれながら、「保険あってサービスなし」の危機的状況を厳しく指摘している。 惜しくは、今後発生するであろう「介護難民200万人」に対して、どのような解決策があるのかについて、やや主張が欠けている感じがする。 しかし、最終章の表題である「恍惚の人が街にあふれる夢を見た」の中で、筆者が過去に経験し、また今身近なところで起きている、介護地獄の描写には共感するところが多い。 「晋遊舎ブラック新書」という、少し怪しい感じがするシリーズの中にあって、介護の現状を細かくルポして、正面からこの問題に取り組んでいる本書は、少し異色で面白い。 これから親の介護などを真剣に考えなければならない層には、ただの介護保険解説書にはない、面白さがあると思う。
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