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【くちコミ情報】
歴史だけでなく経験で行動を決める危険さ
愚者は経験に学ぶ、賢者は歴史に学ぶ と言いますが、まさに本書は、前者になりがちな人たちに「歴史」を教えてくれます。 歯車が一度、逆回転すると、なにをやってもうまくいかないこと。ただし、なにもしないことはもっといけないのですが。 今回の大暴落でも、本書に書かれているように、ときどき「ああ、もう暴落は終わった。今が底だ」ということ繰り返されています。 なにより驚いたのは、1929年の大暴落から反転したのは、教科書的にはニューディール政策とされていますが、実はそれが本当に効いたのかどうかは謎で、あくまで好転したのは、日本との開戦だったという点です。 今回の危機に際して欧米は、1929年の大暴落の歴史から学ぼうとしているのは明らかです。(経済に得意なはずの日本の某トップ政治家は「10年前の日本の経験を学べ」と、歴史ではなく経験を学ばせようとしている典型的な愚者ですが笑) すると、想像しないといけないのは、景気回復としての戦争への道です。 そうした恐ろしい未来に警鐘を鳴らす意味でも本書は多くの人に読んでほしいです。
現在の不況との共通点,相違点がよくわかる
現在のアメリカ経済の状況は 1929 年ごろの状況に似ているといわれる.1929 年にニューヨークで株価が暴落し,大恐慌につながったということはよく知られているが,それがどのようにおこったのかはあまり知られていない.この本はそれを時間にそって追い,なにがまちがっていたためにどうなったのかを検証しようとしている. 不動産の問題が最初におこった点では現在の不況と似ているが,このときはそれは 1928 年までには収束し,その後,レバレッジをきかせた投資信託の過熱がおこっている.現在の不況とはさまざまなちがいがあるので,この本を読んだからといって現在の不況にどう対処すればよいかがわかるとはいえないだろう.とくに,どうすれば恐慌をふせぐことができるかが最大の関心事だが,この本には「大恐慌の原因は,いまだにはっきりしていない」とある.しかし,それでも状況を比較してみる価値はあるだろう. ひとつ興味をひいたちがいは,当時はコンピュータがなかったので,取引量がふえると処理がまにあわず,速報が何時間もおくれて人々の不安をかりたてる,また取引じたいもまちがいがふえるということだ.現在ではコンピュータのおかげで状況がすぐにわかるので,すくなくとも株価に関してはまちがいやデマにふりまわされなくなったのは,おおきなちがいだろう.
時機を得た再版開始、いま読むべきベスト経済書
名著「不確実性の時代」で知られる経済学者ガルブレイスが、世界大恐慌のさきがけとなった1929年の株の大暴落を、淡々とした事実の積み重ねで表象。 著者本人が当時を目撃している点が、重みを与えている。 聞くと見るとじゃ大違い、そんなところだろうか。 今、この本を開く方の多くは、現下の金融危機とその未来に思いをはせていることだろう。歴史は記録かもしれないが、歴史から知ることも多い。本書読み終えて本当にそう思う。 まさに、時機を得た再版開始、いま読むべきベスト経済書だと思う。
またも復活した歴史的名著
この本「大暴落1929」は、バブル期にはほとんど注目されず、本屋にも売っていない。 しかし一旦バブルがはじけると再び注目されるのだ。 この本が日本で注目されたのは、最近では1990年、2000年であった。 そして今年2008年秋…。 数十年もしくは数年後に、また違うバブルが起きそうになった時、 読者はまた再びこの本に注目することになるでしょう。
デ・ジャブ
本書は、経済学者として著名な故ガルブレイスが、1929年ニューヨーク発の株価大暴落と、その後の世界恐慌の事実関係を辿るものである。初版が1955年であり、以来40年以上、版を重ねるロングセラーの復刻版となる。 大恐慌時期と比較しても、現在の市場構造や、それを取り巻く諸制度は変化した。しかし、私利私欲を追求する多数の人間達は今も変わらず、同じ過ちが繰り返される。時代を経ても、変わらない真実が、本書には詰まっており大変興味深い。 帯には、「バブル崩壊、株価暴落のあとに必ず読まれる名著」と描かれている。タイトル通り、サブプライム問題で揺れるこの時期にこそ、本書に触れ、歴史の教訓に学ぶ必要があるのではないか。
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【くちコミ情報】
【必読です】 マネーの本質・問題が手に取るように分かりました。
全く目から鱗の内容で、「お金」=我々の生活を大きく左右するものの本質を、現在過去未来の様々なエピソードと事例、裏の事情を交えながら教えてくれています。よく言われる「お金と戦争の関係」も、とてもクリアに解説されています。 (いわゆる陰謀が、あまりに明け透けなことが分かり、唖然として戦慄を覚えます) この本の解説で、 ・「お金」を成り立たせている論理はそもそも非常にシンプルなものであること ・その論理が意図的に捻じ曲げられ、現在は金融資本のみを利するシステムとなっていること ・そのお陰で一般市民が、気付かない間に大きな犠牲を強いられていること ・これ以上の犠牲を払わないための考え方とアクション が分かります。 もう何度読み返したでしょうか。 何となく分かったつもりの経済論、経済危機説など、この本を読んでからは理解の深さが全く違いますし、日々の経済ニュースの「裏側」も随分と"透けて"見えてくるようになりました。 「奴隷であることに気付いた人は、もう奴隷ではない。」 すなわち奴隷であることを認識し、その境遇の打開に動く人は、もう奴隷でないという意味ですが、私はこの本を読む前と読んだ後で自分のものの見方が変わりました。 私にとっては、これまでに手に取った本の中で最も秀逸なものです。迷わず入手して読んでもらいたいと思います。
「不換紙幣発行」という一大詐欺を暴く
ところで皆さん。「不換紙幣」って何で流通しているのでしょう? 昔の金兌換銀行券なら分ります。貴方がお店の店主でお客が「金に換金できる」銀行券を持ってきたならば、貴方は貴方のお店の商品を売るでしょう。 ここまではいいんです。 しかし、です。例えば現在流通している紙幣にはこんな裏付けはありませんよね? 誰もが一度は疑問に思ったことがあるであろう、上記の疑問が本書にて解けます。 いや、「解けます」なんて甘いもんじゃない。 中央銀行の役割を知った貴方は気が狂ってしまうかもしれません。 何故なら中央銀行の役割は「不換紙幣」を発行し、「税と呼ばれない税」を国民から収奪する事なのですから。 物凄く面白い本でした。ここ一年間で読んだ経済関連書籍で最高です。 あと、補足ですが、著者の筆力にも注目です。プロが素人にも解る例え話など交えながら、難しい概念を説明してますので親切。経済用語は知らないけど、世の中で何が起こっているのか興味のある人にもお勧めです。
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【くちコミ情報】
バブルについてのわかりやすい解説
「欲深くて愚かな人たちがいるからバブルになる」になるなどと言うのは、全くの素人考えであると言うことが本書を読むとよくわかる。ライバルに負けるわけにいかないプロが多額の資金を運用しているからこそバブルになるのであり、また彼らはバブルとわかっていても、なかなかそこから降りられないのである。 私は新聞に毎日1時間半ほど目を通すが、サブプライム問題にしても「住宅価格が永遠に上がり続けると信じていたがため」くらいにしか、解説されていなかったように思う。これは言葉が足りないと言うよりも、間違いと言った方が良いだろう。 バブルの発生から崩壊に至るメカニズムが、非常にわかりやすく書かれている好著である。
金融経済を理解する基本書
実体のないバブルというものを色々な事例を通じて分かりやすく説明してあり、理解が深まった。金融経済というものは実体のないもので、その実体のないところに価値をつけて膨れ上がっていき最後に破裂する。これの繰り返しである。だからサブプライムのようなバブルはこれからも発生するが事前に防ぎようが無い。いかに上昇気流の波に乗り、バブル崩壊時のリスクを最小化するかが投資の基本ではないかと感じた。
事実だけが書いてある本
タイトルに引かれて購入したが、全体的に目新しい記述はなく希薄な内容であると感じた。 序盤では証券化やバブル崩壊前の米国の住宅市場の動向などが書かれていて、 経済や金融に興味のある初心者にとってはそれなりに有意義な内容であると思えた。 しかし中盤から最後までは、ここ1年程の株式市場の動向が書かれているだけで、 ふだん経済ニュースを見ていればわかることばかりだったので物足りなかった。 分析や解釈も全て後付け講釈であり、結果論の域を出ていないのが残念だった。 小幡さんは今回のバブル崩壊がこれまでと違う種類のバブルと位置づけ、 21世紀型バブル「キャンサーキャピタリズム」と名付けているが、 その具体的な根拠は示されていない。 今回のバブルがオランダのチューリップ投機や日本の不動産バブルとは違う証券化商品であることにもっと着目し、 それに関連して今後の見通しを詳しく説明して欲しかった。
バブルは必ず生まれる
この本は 「バブルについて勉強したい人」 「ヘッジファンドの問題点を知りたい人」 「投資家」 におすすめします。 投資家がサブプライム関連証券に投資し続けたのはなぜか。 それは、バブルが儲かるからである。 これほど短期間に資産価格が上昇するイベントは無い。皆バブルが好きなのである。 危険を承知で、チキンレースやロシアンルーレットのような度胸試しを続ける事でしか、ヘッジファンドのトレーダーには生きる道がない。 「さすがにこれ以上はもう無理だ」と早々バブルのゲームから降りたトレーダーは、顧客から見放される。 堅実で利口なトレーダーほど評価が低い、という狂った構造が、バブル膨張の原因となっているのだ。 中盤、読みづらい部分は目立つが、近年の世界経済を理解するうえで、とても読み応えがあり、勉強になる一冊。
とても整理されている論文であった
流石、東大経済学部首席にて卒業されただけあって、とても整理され、 論点が分かる文章であった。 経済の成長をねずみ講に例えたり、「リスクテイクバブル」や 「キャンサーキャピタリズム」などといった造語にしたりと、とてもユニークな 言い回し方もあり、興味深く読ませていただきました。 内容には賛否両論あると思いますが、仮説をたてて、その仮説を論証しており、 その筆者の仮説が合っているか否かより、その仮説を証明する方法などの手法が、 とても興味深かった(もちろん内容も良かった)。 今回のサブプライムの仕組み等が論理的に分かりやすく説明されており、自分なりに スッキリしたと思っています。
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【くちコミ情報】
ここまで強気に自論を展開できる人はいない
副島さんの本は初めてですが、本当に圧巻されました。 ここまで金融業界の未来をズバズバ予言するのは余程の自信があるのでしょう。 リスクを取って強気に発言する人は好きなので、とても気に入りました。 現にリーマン破綻の予言は的中していますし、理論的に将来を予想している 点にはとても好感を持てます。 副島さんは政治界にも精通している影響でしょうか、人物・法律の 点にも触れながら自論を展開しています。 普通、この類の本は金融目線のみで展開されることが多いので、 非常に興味深かったです。 本書の予言通りに進めばアメリカ破綻となるのですが、 そうならないよう祈るばかりです。
オバマ大統領当選の予言を的中。2009年以降の予言も要注目。
副島氏は同書をはじめ、「連鎖する大暴落」等でオバマ氏大統領当選の予言をし、実際にその予言を的中させました。さらに、リーマンの倒産も「リーマンは倒産する」と完全に言い切り、実際にその予言を的中させています。この予言的中が示すように、やはり同氏の政治観・経済見通しを今後もウォッチしていくことが、我々(特に知識層の方々)には必要ではないかと思われます。 本書に書かれている今後の予測で重要なポイントは次の点です: 1.紙幣をその信用力の裏付けなしに大量発行するドルは、2009年後半に暴落する。 2.国家的危機に対して、オバマ大統領はニューディール政策(統制的な金融・経済手法)を断行する。最悪、ドルの切り下げ(10ドル→1ドルに)もありえる。 3.米国の不良債権の額は想像を絶するものであり、米国に貸し付けている日本の金融機関等(農林中金、日本生命等)は危機に直面する。 の3点。この3つの予言を「また当たってしまうんだろうな」と思いつつ当書を読んでいる自分が怖くなります。
アメリカの破綻が分かる本
アメリカ経済はレーガン大統領時代に大幅な双子の赤字で成り立たなくなっていたが、今回の金融危機によりそれが決定的となったことが本書を読んでよく分かった。アメリカは常にグローバルスタンダードという勝手な基準を作り世界を誘導して世界から搾取してきたが、本書を読んでその身勝手さが今回の金融危機をもたらしたことが理解できた。アメリカのいうことが絶対に正しいと思っている愚かな政治家にも読んでもらいたい本である。
台風の目に自分がいる時には・・・・
米国発の金融危機により日本の株価は1万円を割り込み、 為替は円高が続いている現在の状況は、何だか台風の 目の中に日本が置かれているような気がしないでもない。 日本の株価は本当にこんなに安く評価されて良いのか? 他国と比較して円(=日本)は本当に実力 体力があるのか? そろそろ日本の政治をそして国を根本的にしっかりと させないと米国の経済崩壊という台風が次に日本を通過 する時には、大きな被害は避けられないような気が します。 本書では、短期的な予測や予言がなされている所も 多々あります。このところの副島先生の予測や予言が それなりに当たっているからと言って、これからの 予測や予言を信じるのはどうか思いますが・・・ それでも本書は、そろそろ米国に追従(もしくは属国) してきた日本の今置かれている状況を冷静に見つめ 直す良い機会を提供してくれることには間違いないと 思います。 政治だけ、経済だけという視点ではなく、歴史も 含めて世の中の枠組みを大きく捕える副島先生の物事 の観かたや考え方を知っておいて損はしないでしょう。
そりゃ売れますよネ
03年9月に副島は『預金封鎖』を刊行し、米大統領選後の05年から金融システム崩壊が始まり、預金封鎖にまで至るだろうと予言してました。実際には金融崩壊も預金封鎖も現実化しなかったけど、米国のサブプライム・ローンのやりたい放題を憂慮する声は早くからあちこちで囁かれていて、いつか来るぞ、いつか来るぞとビクビクしながらも、何とか騙し騙し…と思っていたら、来ました、ついに。 本書はリーマン破綻の翌日、9月15日(月)の刊行で、まさにこの日、先に株式市場の開くアジア地域から株価下落のスパイラルが始まったワケです(もっとも日本は月曜はケーローの日で、本格的な動きはNYから始まることになりました。東京は1日余分に待たされたワケで…よく計算されてますよねw)。 副島の「予言」について、そりゃずっと「恐慌が来るぞッ、恐慌が来るぞッ!」って叫んでれば、いつか来るよ、という批判はあると思う。けど、副島は言葉遣いはかなり問題あるけど、論理の組み立て自体は実はとってもオーソドックスで、大枠で捉えていくんですよね。この人は小室直樹の弟子筋で、橋爪大三郎との共著で『現代の預言者 小室直樹の学問と思想』という本もあるけど、確かに小室の論法に一脈通じるところはあると思う。 今回アッと思ったのは、ATMでの送金が10万以内になったことを金融統制の観点から捉えていたこと(p192)。アンチ振り込め詐欺キャンペーンでマスコミは「預金封鎖」の露払いをさせられているワケですか、そうですか…
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【くちコミ情報】
経済の知識を得ると同時に経済的思考力も鍛えられる「脳トレ」の本!
この本は面白いしスゴイ!! 知らないといけない経済の知識が身につくだけでなく、思考力も鍛えることが できる画期的な本です! この本はコロちゃん(かわいい!)の素朴な疑問に細野真宏さんが分かりやすく 答えていくという会話文で進んでいきます。 コロちゃんが私の分身みたいに「それってどういうこと?」と鋭く疑問を 投げかけます。 最初は「そう、そう!」と、感激しながら読んでいましたが、 「数学的思考力」の本を読んでいた私には途中でピンときましたよ。 「あ、これは細野さんが正しい思考過程をおしえてくれているんだ!!」と 分かりました。 コロちゃんは私たちの理想的な思考過程を表していて、コロちゃんのように ひとつひとつの情報に反応していけば、正しい経済の理解がえられるように 作られているんですよ! 私は2回目にはそういう読み方をして、経済の理解度と思考力がとてもアップしました。 「数学的思考力」の本の実践版として読めば、さらに思考力はアップできます。 日本で一番の理由が分かりました。
経済のニュースが分かるようになるための必読書!!!
私は旧バージョンを読んでいましたが、今回「数学的思考力が飛躍的に身に付く本」を 読んで、経済の情報の基盤を作りたいと思って、この最新版を読んでみました。 この本を最初に読んだのは、発売当初の1999年。 つまり、今から10年も前。 それだからか、この最新版は新規の解説が多いからか、とにかく 「へ〜なるほどね〜!」と当時以上に“目からウロコ”の状態でした。 しかし、本当に分かりやすい! 思えば、この10年で経済のニュース番組の作り方がかなり変わってきている。 明らかにこの本を意識した作りのものも本当に多い。 その意味では、日本の経済報道を大きく変えた名著なんだと思います。 最近、また経済が少し難しく感じてきていたので、この本で経済の本質をあらためて 確認できて良かったです。 かなり忘れていました(汗)。また時機を見て再読いたします。
私は経済が嫌いでしたが
私は経済も数学と同様にかなり苦手意識が強かったのですが、 細野さんの「数学的思考力が飛躍的に身に付く本」が本当に 面白くて、人生観が変わったので、この本にもチャレンジして みました。 またまた人生観が変わってしまうくらいの驚き! 経済って、実はこんなに面白いんですね・・・。 学校って何を教えてくれていたんだろう。 ニュースももっとこの本を見習って分かりやすく報じて欲しいよ。 しかし、この「分かりやすさ」は半端ではないですね。 簡単な内容を分かりやすく、という当たり前のことではなく、 難しい内容を分かりやすくしている。 ここまでわかりやすく話せる人は聞いたことがありません。 これが、細野さんの「数学的思考力」の応用力なわけですね。 この本は「数学的思考力」の本とリンクしているので、 合わせて読むと学習効果がさらに大きくなると思います。 私も早速、現在の経済のニュースが分かるようになってきましたよ。 経済ニュースが分かるようになるのって、カッコイイし、何だか 快感!!
やはり名著だ
細野氏の『数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本!』を読み、 本書もあらためて再読してみたが、やはり素晴らしいと感じた。 本書は細野氏が「数学的思考力」によって経済の本質を見事に洞察されていて、 深い内容であるにもかかわらず、小学生にでもわかるように考えつくして解説されてある。 この本を読めば、今のアメリカ経済のバブル崩壊の仕組みの本質がよく見える。 この日本の危機や対策の仕組みを、早回しで考えると、世界経済の今後が見えるはずだ。 これが「数学的思考力」の本で書かれていた「先読みの能力」だと実感できた。 あらためて風化しない名著だと実感した。 経済のニュースがわかるようになりたい人は 是非読んでみてもらいたい。
読みやすい
基礎から経済について学べる。ですます調で書かれており、読みやすい。 イラストやポイントがまとめられている点もおすすめ。
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| 経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫)
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経済の素人と気鋭の経済学者による、「経済とは何だ」というテーマについての対談集である。素人側には「だんご三兄弟」「ポリンキー」などを手がけた広告クリエーターの佐藤雅彦氏。学者側には大蔵省、ハーバード大学などを経て、現在は慶応大学教授の竹中平蔵氏。対談形式という気軽さも手伝って、経済に無縁の人でも十分に読みこなせる1冊となっている。 何と言っても、聞き手は広告業界で一流の人である。短時間に大切なメッセージをいかにわかりやすく伝えるかを追求するプロフェッショナル。そんな佐藤氏の質問は、シンプルかつコンパクトでありながら、ぐいぐいと事の真髄に迫っていく。対する竹中氏は、たとえ話を織り交ぜながら、明快に答えている。 「お金って何?」という素朴な疑問から始まる第1章「お金の正体」を読むだけで、読者は「経済」をぐっと身近に感じるだろう。第3章「払うのか、取られるのか」は税金の話である。多くの日本人(特にサラリーマン)にとって実感の薄い税金こそが、民主主義の根幹をなすものだと改めて教えられる。第4章「何がアメリカをそうさせる」は、経済のみならず文化、歴史的背景を掘り下げており、アメリカ文化の影響下にある日本人には興味をそそられる話題である。 この本の特異性は、経済という硬いテーマを扱いながら、エンターテイメントとしても楽しませてくれることだ。「世界で最初の株式会社とは?」のような、雑学的話題もあるので、会話のネタ本としてもおすすめ。ちなみに、正解は東インド会社。(齋藤聡海)
【くちコミ情報】
対談形式なのが分かりやすい
読みやすいのでサクサク読み終わりました。 高校の社会で政経を選択した人だと、すでに知っている内容が多いかもしれません。 それでも読んでいて目からウロコな部分も多かったです。
対談形式の良さが発揮されている
数年前に読んだが、興味をもって再読してみた。 だんご3兄弟などで話題となった佐藤雅彦氏が竹中平蔵氏にうまく経済の本質を聞き出している。 やはりベストセラーになった本だけのことはある。 佐藤氏の「ナスダックって何?」という質問など、注記があるものの今となっては古さもあるが、 「お金とは?」などの経済の本質が示されているので、経済学に興味を持っている人は 読んでみてもらいたい。 牛乳瓶の蓋の話などは、「佐藤氏ならでは」の例だと思う。
「経済学」に興味を持たせてくれる素晴らしい一冊
竹中氏の名言 「エコノミクス(経済学)とはオイコノミクス(共同体のあり方)という、 ギリシャ語からきている。」 「株」「税金」「為替」「貨幣」「世界経済」といった、なかなか足を踏み入れずらい世界を、竹中氏は入門者にも興味が湧くように、わかりやすく、面白く教えてくれる。 佐藤氏による手書きのイラストと、要点をまとめた竹中語録も非常に良い。 オリジナル版(2000年発売)から、内容はほぼ変わっていないのに、 いまだに書店でよく売れているというのも納得できる。 経済学の入門書として、何度も読み返したくなる傑作だ。
ホリエモンに薦められ
ホリエモンがブログの中で推薦していたので読んでみました。 確かにとてもわかりやすく経済についての議論が進められ、 全く経済知識がなくとも、それなりに経済の基礎がつかめた気がします。 大学の授業を聞いても全くイメージがわかなかったことも、この本を読んで改めて振り返った時に、 まさに「そういうことだったのか」と納得させられることが多々ありました。
経済ってどういうこと?
経済学のお勉強に適しております。 はじめからそう名打ってありますので内容に違和感は感じませんでした。 初見は3年前、きっかけは意外なところですが堀江氏の推薦コメントです。 極端な事例を上げていくところが本書のおもしろい部分であり、ほかにはないわかりやすさを表しております。 一貫して需要と供給の仕組みについて考えさせられました。 この手の本の中ではかなり売れた部類で、よくまとめられており評価は☆×4.5です。
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【くちコミ情報】
最新の日経新聞が分かるようになる本!!
現在のアメリカ発の世界同時不況を機に、新ブレトンウッズ体制の模索が 進められていますが、基軸通貨の根本的な流れが分からなくなり、この本を 読み直してみました。 当時はかなり“分かったつもり”になっていたんだな・・・と思い知らされまし た。 IMF、ブレトンウッズ体制、ニクソンショック、ポンド危機、ヘッジファンド 、デリバティブ、アジア通貨危機、ロシア危機、など最近の日経新聞の主要なキ ーワードがズラリ。 これらは、断片的には分かっているつもりであったけど、この本のように 全体像でストーリーをつけながら考えてみると、本当に経済の本質が見えてくる ! あらためて世界経済の本質を鋭く描き出したバイブルだと実感しました。 日経新聞がもっと深く分かるようになりたい人にオススメです。
数学的思考力を駆使して読んでみたい本!未来の予測ができるって実感☆
この本の著者の細野さんの『数学的思考力が飛躍的に身に付く本』を読み、 こちらも即買いしました。 今まで数学や経済と聞くだけで拒否反応を示していましたが、 『数学的思考力・・・』同様に、可愛らしい絵が出てきて、とても読みやすく、 面白い!ってどんどん引き込まれていきました。 この本に書かれていることは、 今・現在の世界で起こっていることを予期していたかのような内容ですが、 実際には2002年に週刊ポストで連載されていたと知りびっくりしました。 恐らく、この本が書けたのは、細野さんが数学的思考力を駆使されているからなのですね! 私も数学的思考力を駆使しながら読んでみると、 頭の中にきちんとフローチャートを描きながら、読むことができ、 未来を予想すると、アメリカ経済のバブル崩壊もイメージできてしまうのです!!! 今まで苦手意識を感じていたジャンルの本をどんどん読めるようになってきたのは、 『数学的・・・』の本との出会いがあったからです。 細野さんの本は本当に革命的な本です!
現在の世界経済の危機の様子が手に取るように予見できる本!
この本は本当に面白い! 経済小説を読むかのように、読み出すと止まらない。 ただ、いま読み返すと怖くもなる。 いまニュースや新聞を賑わしているサブプライムローン関連商品も、結局は この本で解説されている金融工学を駆使したデリバティブによる商品だ。 リーマン・ブラザーズの破綻も、この本で解説されているノーベル経済学賞受賞者たちが やっていたドリームチームのLTCMの破綻と本質的には同じではないか。 この本で解説されているアジア通貨危機やロシア危機などの話を踏まえて、いまの経済状況を 考えると、「結局、世界経済は進歩がないのか?」と思ってしまう。 それくらいこの本が世界経済の本質を突いている構成なのだろう。 あらためて細野氏の「数学的思考力」には脱帽する。 ヘッジファンドやユーロやEU加盟国の危うさ、ロシアや中国などの新興市場国の脆さなど、 いまの世界経済の動きを知る上で欠かせない重要なトピックスが満載。 現在の経済のニュースをもっとわかるようになりたい人は、 是非「日本経済編」のあとに読んでもらいたい。 私はこの本で経済の面白さを体感したのを今でもよく覚えている。
日本経済のあとに。
日本経済編を読み終えたあとにこれを読むと良くわかりました。 日本経済編の前に読んでも、たぶんわかんなかったかもしれない。 一応そういう順番を意識して書いてあるみたいなので、順番とおりに読むことをお勧めします。詳しい人はこっちからで大丈夫かも。 相変わらず、イラストを用いた非常にわかりやすい説明で読みやすく、丁寧に説明してくれます。 今回はいろいろな国の絡みがあり、ちょっと難しいけど、その分ちょっと面白いかも。 しばらくしたら、また読んでみようかと思っています。
世界経済の流れが、点から線に
一見バラバラのようでいて、世界のあちこちで密接に国と国の経済が 繋がっているんだな、と感心しました。 変動相場制やポンド危機の流れなどスラスラ読めて、一つ一つの 事柄も丁寧でわかりやすいです。 動物のキャラを使った四コマ・マンガが、さらにわかりやすく軽く読めていいです。
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企業の使命として株主への利益還元がさけばれて久しい。しかし、ジョンソン・エンド・ジョンソンのように企業が奉仕する優先順位として1に顧客、2に社員、3に地域社会、最後にようやく株主という基本理念を掲げる企業がアメリカの経営者から尊敬を集めているのも事実だ。 本書は、アメリカの主要企業のCEOから採ったアンケートによって選び出された18社の歴史に対する6年間の調査から生み出されたレポート。企業を組織する人間が企業内に活力を生み出すのは、カネでは計れない動機づけにあるというシンプルな「真理」が、ライバル企業と比較された各社の資料、エピソードから浮き彫りにされる。著者の1人であるコリンズはコンサルティングも手がける大学教授であるためか、随所に抽象化された概念と企業が取るべき方策が図を合わせて示される。しかし、経営指南よりも、世界を代表する大企業の決断の歴史が斜め読みできる魅力の方が大きいだろう。(青木 明)
【くちコミ情報】
経営を考える人にとって必読の書
真に卓越した企業が共通して持つ経営要素とは何か−−この問いを、膨大な調査に基づいて抽出した労作。 この本では、真に卓越した企業のことを「ビジョナリー・カンパニー」と呼んでいる。一般的に「優良企業」と評価されている一流企業の中でも、とりわけ評価の高い企業を「ビジョナリー・カンパニー」として選び出し、その他の優良企業と比較するのである。 例えばGE、IBM、ソニーなどは「ビジョナリー・カンパニー」であり、GM、ウェスティングハウス、ケンウッドなどは普通の「優良企業」として比較対象にされる。比較分析を通して、優良企業について一般的に語られる12の「神話」(例えば、成功企業にはカリスマ的指導者が必要である、など)を否定し、ビジョナリーカンパニーの要件を指摘している。 この本は、多くの点で素晴らしいと思う。 ・豊富な情報収集と深い調査 ・鋭い事例分析 ・示唆に溢れる結論、明確な主張 ・各章で抑えるべきポイントが、読みやすく枠で囲まれていること ・慎重で透明な調査設計 ・使用したデータや出典が親切に提示されていること などである。 ところで、この本の日本版とも言えるのが新原浩朗による『日本の優秀企業研究:企業経営の原点・6つの条件』(日本経済新聞社、2003)である。 これも『ビジョナリー・カンパニー』に劣らず、とても素晴らしい本であり、当然かも知れないが、内容が重なる部分が大きい。 私の印象では、『日本の優秀企業研究』は、優秀企業の条件が6つに絞られていて、明確で記憶に残りやすい一方、分析プロセスがあまり透明でなく、「著者が多くの経営者との対話や調査からずばり見抜いたもの」という感じを受ける。 その点、『ビジョナリー・カンパニー』は手続きが透明で、結果を導く証拠も丁寧に解説されているが、やや冗長で、もう少しコンパクトにポイントを絞ってもらっても良かったかも知れないという印象がある。 いずれにせよ、併せて読むととても有意義と思う。
永続して発展する組織に共通する特徴とは
本書は各業界において長年に亘って最も成功して、かつ尊敬されている会社を18社選んで(その会社を本書ではvisiona y companyと読んでいる)、同じ業界のvisiona y companyには至らないライバル会社と比較することにより、永続して発展し続ける組織に共通する特徴を表すことに成功した労作である。 調査の対象となったvisiona y companyは内17社が北米の企業であり地域的な偏りはあるものの(唯一の例外はSony)、緻密かつ広範囲に亘る調査に基づく分析結果には納得性がある。 結論を簡単に言うとvisiona y companyにおいては、バックボーンとなるco e ideology(企業の存在意義・価値観)を頑なに持ち続ける一方で、そのco e ideologyの範囲内においては絶え間ない改革と時には無謀といえる大胆な挑戦(BHAG)を行うことが従業員に求められる仕掛けが設けられている組織ということだと思う。 この観点から自分が今働いている会社を振り返ってみると残念ながらco e ideologyというものが希薄になっており、利益や成長だけが目標となっており、それがために従業員にとって働き甲斐のある組織にはなっていないと考えさせられた。 但し、それは現在のGlo al企業を見ても同様の傾向が見受けられると思う。近年の特に欧米企業の状況を見ると、ファンドなどの大株主は企業を単にキャッシュフローを生み出す道具としてしか見ておらず、将来の発展を犠牲にして現在のリターンを得ようとする行動様式が一般化している気がする。このような企業は中長期的には活力が衰え競争力を失っていくのであろうと、本書を読んで感じた。 では、その認識を基に自分は今所属している会社・組織において、何ができるかということになるわけだが、大変ではあるもののまずは自分の所属する部署のco e ideologyを改めて考えてみることから始めてみたいと思った。
経営学の先入観を覆した名著
文句なし、素晴らしい名著だ。本書はビジョナリー・カンパニーについての研究書である。ビジョナリー・カンパニーとは、「先見の明のある」会社のこと。単に利益を上げている会社ではない。長きに渡り業界をリードし、革新をもたらす会社であり、同業他社からも多くの尊敬を集めるような会社のことだ。ビジョナリー・カンパニーは、どんな特質を持っているのか。それを同じように出発した、同じくらいの歴史を持つ他の企業と比較し、あぶり出していく。 膨大な資料に基づいた議論。しかも慎重である。例えば、例として挙げられるビジョナリー・カンパニーは、様々な経営者にアンケートを取った結果である。その手法について、慎重な正当化を行う。また、ビジョナリー・カンパニーのある特質を述べるに際しても、比較対象と比べて慎重に浮かび上がらせる。さらにその結果が絶対ではないことに注意を促す。信頼の置ける議論である。 ビジョナリー・カンパニーの研究を通して、本書は「いい会社」に対するありがちな先入観を次々と壊していく。例えば、いい会社はカリスマ的なリーダーに率いられている、何よりも利益を出すことを目指している、誰にとっても働きやすい環境である、等々である。これらを覆していく過程は鮮やかであり、爽快感すら覚える。 本書が注意するように、この本はビジョナリー・カンパニーの作り方を教えるものではない。実際、読み進むにつれ、その困難さが実感される。しかし本書が明らかにするビジョナリー・カンパニーの特質は、どんな企業を観察する際にも役に立つだろう。会社の組織力の重要さ、変化をおそれないこと、基本理念を固持することの必要性、内部で人材を育成して事業を継承していくこと。 本書は、「いい会社とは何か」という疑問に対して、明確な一つの視点を与えてくれる。その疑問を持つ人なら全員が読むべき、不朽の名著である。
個人にも落としこめる成功への法則
ビジョナリー・カンパニーになるために「基本理念」を維持し、進歩を促す事は 不可欠な要素であるといいます。基本理念とは組織の土台となって企業の可能性 と方向性を理念の沿うものに制限するものといいます。少なくともビジョナリー・ カンパニーになりたいのであれば、基本理念だけは変えてはならないといっています。 ここだけを読むとずいぶんと保守的な印象を受けます。しかしながら基本理念は、 文化、戦略、戦術、計画、方針などの基本理念でない慣行とよく混同されます。 これらは基本理念ではないので時間の経過とともに変化していきます。むしろ著者は 基本理念以外はすべてを変えてもかまわないというメッセージを発しています。 つまり、基本理念さえしっかりしていれば、どんな困難な場面においても柔軟に 迷わず判断する事ができ、大胆な変革も可能であるということだそうです。 このことは個人の生き方にも落とし込むことができる考え方と思いました。 つまり、自分の根本的欲求、仕事をする意味などといった基本理念がしっかりし ていれば、困難時の道標になりますし、時代の変化にも柔軟に対処できるのでは ないでしょうか。何せ基本理念以外のすべてを変える必要に迫られても自分を 見失わないのですから。逆に基本理念が確立していないと変化の激しい世の中で どこに軸足をおいて判断すればいいのか分からなくなり、間違った判断をしてし まう様に思います。 本書を読んで思ったのは、まず自分自身は何のために生きているのか、人生に 何を求めているのかを問い直す事なのでしょう。それに気がつけば(著者は、基 本理念とは内にあり見つけるものだといっています)今以上に進歩を自ら促す事 ができるのでは、という事でした。
永続的に成長する企業の実態に迫る、。
1980年代爆発的な人気を博したトム・ピーターズ氏のエクセレントカンパニーから約二十年、 その間にはかつてサクセスモデルを築いたであろう企業が瞬く間に倒産や吸収合併されていきました、 光が当たれば影ができる・・ずーーっと順風万班にはいかないのが世の常、失礼ですがそこがおもしろいところでもあったりします、 本書は再度別の視点で成長し続ける企業の実態に迫っていくわけですが、正直目からうろこ的な表現は見受けられない、逆にそこがヒントというかキーであったりするわけです。 タイトル的にはこちらが1なのですが、2の方が本書の前段階の説明になってますので、初見の方は気をつけられたほうが良いかもしれません。 本書の表現に螺旋を描いてあがっていくイメージがあり、そこが妙にもやが晴れたかんじがしました。 何度も読み返せる貴重な一冊。
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