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Edward Chancellor(原著) 山岡 洋一(翻訳)  
¥ 2,520(税込)
通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー数:9

くちコミ情報
愚かにも何度も繰り返されるバブルの歴史を見事にまとめている。
本書は、バブルが起こるたびに読まれているバブルの歴史を網羅的に眺めることができる便利な1冊である。17世紀にオランダで発生したチューリップ・バブル、18世紀にイギリスで発生した南海バブル、19世紀にイギリスで発生した鉄道バブルなど、数多くのバブルが登場する。  いずれのバブルも、ブームを煽る噂、先物取引などレバレッジの高い取引の拡大、政府の異常な好景気への静観とバブル崩壊後の遅すぎる介入、といった共通した特徴が見られると言う。 本書の題名の通り、人間の歴史の中で繰り返されるバブルの歴史を読むと、金に対する欲という人間の愚かさを痛感させられる。
バブルが何か、一読でわかる。
2008年10月13日現在、サブプライムローンの破綻発、リーマン破綻経由、世界的株式市場暴落の出口はまだ見えない。 週末のG7声明を受けて現在世界的に市場は上向いている。 日本は三連休の最後で市場が開いていなかったが、明日東京の市場が崩れるようならまた世界的に反落する可能性も大いにある。 本書の価値はこういった時期に光るものである。 本当は、こういった事態が起こる前に読むのが一番なのだが。 バブルというものが何なのか、この本を一読するだけでわかるだろう。 バブルで損をする人間の心理を知りたいなら、合わせて『LTCM破綻―天才たちの誤算』を読むといい。 こういった著作を読むことで、経済というのは恐慌から逃れられないものだということが、よくわかるだろう。
心構えを
投資活動に上がり下がりはつきものです。 心構えとして、暴落するときも、どんどん上がるときもあるんだと、先に知っておくために、 ぜひ読んでおいて損はないとおもいます。 いちいち上下に一喜一憂しない悟りを開いた投資家になりましょう。
2007年におけるバブル崩壊
私は、ネットバブル崩壊後の 2001年に本書「バブルの歴史」を読む機会を得ました。 おかげで2005年から2007年にかけての 「世界的好景気」をバブル学的視点で 眺めることができました。 「バブルは突然弾ける」というのも 過去における歴史的バブルと同じでしたが… 次のバブルも世界のどこかでまた発生するのでしょうから、 この本の内容が古びることは当分の間ないわけですね。
題名通りの
バブルの歴史です。ヨーロッパのバブル、アメリカのバブル、 そして記憶に新しい日本のバブルについて書かれています。 この本を読んで個人投資家がインターネットを介して株の売買を行う 現在は、バブルではないか(少なくともアメリカでは)。 FRB議長だったグリーンスパン氏や現議長のバーナンキ氏が信奉して いるノーベル経済学賞受賞者の故フリードマン氏の主張が紹介され ているのですが、それに基づく政策って本当に正しいのか? 世界恐慌は再び現れないのかなど考えさせられました。 特に金融派生商品(デリバティブ商品)にはリスクを少なくするの ではなく逆にリスクを拡大するものもあるのも知りました。 とかく、複雑怪奇な世界の金融状況、何かの拍子に崩れ去るのでは ないかと不安にさせられた一冊です。



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カスタマーレビュー数:5

くちコミ情報
ミスター円による産業構造とお金の流れの関わりの広い視野からの分析
2008年12月の今は円安バブル崩壊の真っ只中。この本が発行されたのが今年9月中旬のまだバブル崩壊前であることを考えると、それを予見した筆者の、深い知識に裏付けられた先を見通す力を感じる。筆者は大蔵省財務官時代の1995年、1ドル80円を突破する超円高の時に1年で約6兆円の大規模円売り介入を行ったことからミスター円と呼ばれるようになったが、実は2003年からの1年間にその6倍の超大規模円売り介入が行われていたという事実をこの本で知り、かなり衝撃を受けた。今、その付けが一気に回ってきたということのようである。この本では、タイトルにもあるように、強い円の必要性を説いており、その理由も偏見のないグローバルな視点から分かりやすく述べられていて納得させられる。各章で結論も明確に述べられており、読んでいて気持ちがいい。資産保有のあり方を考えさせられる一冊である。
「強い円は日本の国益」の理論武装が若干弱い
実体験を元に諸外国との具体的な為替交渉の歴史についてが8割を占めております。最前線で行われた為替交渉は臨場感があり、他の追随を許さないでしょう。ただ、書名の「強い円は日本の国益」については、理論武装が若干弱いように思われます。 輸出産業が強い日本は円安により潤うわけですが、化石燃料が枯渇化するに伴い希少化が進み高騰するとのこと。(実際は世界経済が低迷することで資源枯渇の懸念も下がり、下落傾向に入ったわけですが。)為替を円高に誘導し、また製造業依存型から金融産業など他産業依存型のパラダイムシフトをすべきという論調ですが、昨今の欧米の金融崩壊により榊原さん他エコノミストの持論が大きく後退したことは言うまでもありません。
もうちょっと、うまく書けなかったものか
 著者の示唆する提案には、説得力を感じる。  途上国の発展に伴い資源の希少化が進む。 円安誘導による工業製品の輸出による立国は、人件費を考慮すれば、途上国との競争で限界がある。 円高に振り、資源輸入コストを低く抑えつつ、投資を呼び込み、資源開発投資による立国にシフトしていくべきだ、という提案は、鋭い観察眼を感じる。  しかし、途中、円レートの先進各国との攻防話(昔話)が、(申し訳ない言い方だが)年寄りの思い出話を聞かされているようであり、正直しんどい。  すばらしい提案であるがために、とても勿体無く感じる。 もう一度整理して、提案にフォーカスしたまとめ直しを、切に願う。
攻めの未来予測をする度胸に関心しました。
財務省(大蔵省)の役人として重責を全うした著者が、グローバル社会における日本の現在と未来を鋭く予測、日本の進むべき道をわかり易くまとめています。著者の現役時代を記した部分からは単純にどのような裏事情があったのかを知るだけでも面白いのですが、未来の予測をする著者の洞察力と判断力をうかがい知る上で役に立ちました。また、「民」と「官」の役割について役人出身の著者のスタンスも明快に記されています。  そもそも人間が金融という暴れ馬を乗りこなせるものなのだろうかと考えさせられる一冊です。為替取引を行っている投資家以外にも、グローバル社会の構造から現在の状況、極近い未来に興味のある方全般にお薦めです。
為替の専門家は語る
為替は地域と金融商品の力を表す指標です。近年その為替の動きを予測することが難しかったのは、あらゆるものが金融商品に取り入れられてしまったからです。 過去の金融の流れをひもときながら、著者が語るのは、中国とインドの通貨の流入、新興国の成長を支えるエネルギーの価値の高まり、エレクトロニクスのコモディティ化に伴う日本の産業構造への影響、産業の金融化への推進と国営ファンドの役割、そして間違いなく起こる天然資源の希少商品化を勝ち抜く為の具体的な国策(これは読んでからのお楽しみ)と、それを可能にする「強い円」について語っています。 携帯からの投稿なので読みにくくてスイマセン…



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くちコミ情報
経済の基本を分かりやすく説明
難しいことを分かりやすく説明するのが本当にうまい人。 イラストやマンガも多いので、とっつきやすい。 中・高生でも理解できるようになっていると思う。 ただ、経済の基本的な事項が中心。 大学生以上だとちょっと物足りないかも。 経済とか関係ない学部の人とか、全然新聞読んでなかった〜って人が就活前に読むって使い方もありかも。
こんな授業をうけてみたかった
中学校で本当にこんな授業がうけれたらどんなに楽しい事だろう。 これまで誰も教えてくれなかった経済のことを勉強してから、 将来の進路を考え、社会に出られたらどんなに幸せだろう。 我々はもう一度あのころに戻って叫びたい。 「竹中先生、経済ってなんですか!!」 …格差の議論の前に一読をお勧めします。
身の回りの経済がよく理解できる
なんとなく聞いていた日々のニュースも、文字通り基本の「き」から教えてくれてくれる本書を読んでからは、改めてその経済的な仕組みを理解することができ理解が深まった。マンガのタッチもかわいいく、解説もさらっと読めるのでよい。小学校高学年〜高校生とその親にもお勧めできる。
初心者に最適
このところ竹中さんの本の出版が目立ちますが、対談など読み物系が中心みたいです。 これは、中学生から大人の経済ってなに?な疑問に応えるために作られていて、 展開もマンガやイラストが多く、そこそこつくり込まれていて、分かりやすいです。 内容も高度なことがほとんどなく、為替相場がどうやってきまるのか?だとか、円高と円安の仕組みだとか、景気がいいってどういうこと?とか、かなり素朴(だけど知ってるようでちょっと知らないことも含めて)な疑問から答えてくれてます。身近にニュースで聞くことが多いだけに、中高生にはおすすめ。



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カスタマーレビュー数:2

くちコミ情報
なんとなく日経読んでるかたは一読してみるとよいですね
前半は主に紙面の構成やどのページにどんな記事があるかを解説し、後半の章には2007年のニュースを日経紙面に書かれている記事を元に分析しながらまとめてくれています。 今まで日経新聞読んでた方で、もうちょっと効率良く読めたらな〜なんて思っている方には、なにかしらの速読に繋がる足がかりになるんじゃないでしょうか。 また、2007年の経済界やトレンドの動向などのデータがほしいかたにもオススメですね。新聞10部買うより安いですし。
これは使える
この本、侮れない。 なぜなら、日経新聞の見方が変わるから。 ビジネスマンであれば、日経新聞は毎日読んでいると思うが、構成は意識していない人が多いのではないだろうか。 しかし、構成を意識して読むと、実に効率的に読める。 また、経済の見方や経済指標の関係が簡潔に記載されている。 これは使える。 1000円。安い。



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くちコミ情報
面白い
経済に少しでも興味がある人は、最先端の技術や自動車、ITといった業界に目を奪われてしまうのではないかと思います。1つの技術を確立し他社の参入を排して大量に売りさばけば大きな利益が得られそうな気がします(実際にそう簡単にできるものではありませんが)。それらに対して「食」に関する業界は、労働集約的で地味な感じがします。農業、漁業にしてもそうですし、小売りやレストラン業界からビル・ゲイツのような人物が出てくるようなことはないように思えます。つまり経済学的に「食」は面白さに欠けると、私は勝手に勘違いしていたのです。しかし、この本は面白い。前著「経済の世界勢力図」と同様、極めて巨大な視点から世界経済を論じてあり、今回は特に食のあり方や歴史を軸として語られ、なるほどと膝を打つような話がいくつもありました。 これを読んだところで目の前のサブプライム問題に対処できるといったものではありませんが、確実に自分の血肉となる書籍であると言えます。また、平易に書かれてあり読みやすさはこの著者ならではです。以下、心に残った点。 ・フランス、食の中華思想、食は文化・教養 ・中国は、食文化の歴史が世界で一番長くて豊かな国。医食同源。 ・「食は資源なり」、イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア→アングロサクソン国家、ファーストフード、貧しい食文化、金融業、システマチック、効率主義、グローバリゼーション ・「食は文化なり」、中国、日本、フランス、イタリア、スペイン、アルゼンチンなど→アジアとラテン系諸国、スローフード、豊かな食文化、製造業、手工芸的、品質主義、ローカリゼーション ・アメリカでは魚は全部フィッシュ ・海外の漁師には活け締めの技術がないので、魚の痛みが早い。 ・農業が豊かでなければ、工業化に必要な労働力が得られないので近代化ができない。 ・食の工業化→日本料理的な価値観へ(健康、環境、旬、素材の味など) ビジネス書をよく読まれる方には当然お薦めできますし、食育に関心のある方にも、第5章ファーストフード、第6章日本食ブーム、第7章リ・オリエントは、特にお薦めします。面白いです。
まとまっている
 2006年に出た単行本の文庫化。  著者は大蔵省の役人として国際経済において活躍した人という。  世界経済に関する、入門的な概説書を何冊も出しており、本書もその一冊。  1980年代以降、西洋史学の主潮流であった社会史、世界システム論の成果を分かりやすくまとめてくれており、一般読者・初学者にはありがたい本といえるだろう。  ただ、細かい点では誤解やミスが散見され、ちょっと注意した方がいいかも知れない。  また、後半部で独自色を出しているファストフード、日本食ブーム、リ・オリエントの話は、そのままでは受け入れがたい。著者自身、本心からこんなことを考えているのか、疑問だ。
ユニークなグルメ経済学
タイトルを見た時は、食糧問題や食糧政策に関する内容かと思ったのですが、食文化の動きを追ってゆくと、リ・オリエント、東洋が世界経済の中心になってゆく時代がやってきた、ということが書かれた本です。著者は、TVでも時々拝見して、歯切れの良い、わかりやすい論評をされますが、文章もそのイメージ通りで、イスラム、中国、日本の食文化とヨーロッパ、アメリカの料理の変遷などを辿ってゆき、大きな時代の流れを食に関連させて解説されています。著者が相当なグルメであったことを伺わせます。経済に関連付けなくても、料理や食にご関心のある方にはお進めです。面白いです。
肩の凝らない歴史と経済の話。
ミスター円こと榊原氏の著作ということでもう少し固い文章を予測していたのですが、予想外に軽快な文章に少し驚きました。食と国家の盛衰というのを軸にした話なので、昔勉強した世界史の記憶が蘇り、面白く繋がったりするので中々に楽しめます。やはりあそこまで登り詰める人というのはタダの経済バカではなく、こうした歴史や文化といったことについても非常に造詣が深いのだなぁ、と思います。今は慶応で教えている筈ですが、この人の講義、案外面白いのではないかなんていうことも伺えます。なんでこんなに日本食がブームなのか、というのが歴史的経済的側面から理解できて楽しい読み物でした。日本では産業の高次化即ち先進国化というのがイメージとして大きいのですが、そこに警鐘が鳴っているようにも感じられます。文体からは非常に気さくな人柄なのではないかというのが伺えます。 個人的にはこの人には日銀総裁やってもらいたかったんですけどね。



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カスタマーレビュー数:3

くちコミ情報
2009年の貴重な楽観的な経済予測本。 悲観論に疲れた人にお勧めします。
著者毎年恒例の翌年の展望をまとめた一冊である。 悲観論が蔓延している現代日本に、日本の持つ潜在能力を楽観的に力説しているのが本書の最大の特徴である。 世界の中で日本が独走体勢の産業分野を具体的に解説し、いかに日本企業がグローバル経済下で重要な分野の数々を抑えているかを知ることができます。 世界で進行中・計画中のビックプロジェクトで活躍する企業を実名で上げているので、その部分では説得力を増しています。 金融危機については、殆ど触れられていないが、現代の多くの日本人が抱えている不安感を払拭してくれる一冊ではあります。世の中に溢れかえる悲観論にへきへきし、日本の産業の強みを再認識したい人・元気を出したい人にお薦めします。
思考停止か?
サブ・プライムローンに端を発した金融危機の後、この種の本を購入する者の関心は実体経済への影響に集まってはずである。しかし、それへの言及がほとんどなく、金融体制がさほど心配ないというだけである。日本企業の持つ力については、去年、一昨年書いたものの書直しにすぎず、「大局を読む2008」を購読した人には無価値である。先端企業は競争が厳しいから大変なので、重厚長大産業が有力であるといった論で今後の世界経済が論じられると考えているのか。毎年、「大局を読む」を読んできたが、内容の薄さでは随一である。長谷川氏は思考停止に陥ったか。
今年も日本の誇りを呼び覚ましてくれる
毎年恒例、将来の展望をまとめた一冊。 悲観論が蔓延している現代日本に、その潜在能力を力説。 世界の中で日本が独走体勢の分野を具体的に解説、 如何にグローバル経済下で重要な分野の数々を抑えているかを知ることが出ます。 世界で進行中・計画中のビックプロジェクトで活躍する企業を実名で上げているので、 株式投資をしている人にも参考になります。 (但し、情報の受取かたは自己責任です) 何よりも、現代の日本人が漠然と抱えている不安や劣等感を払拭してくれる一冊。 著者の09年の予想を知りたい人だけでなく 日本の誇りを再認識したい人・元気を出したい人にお薦めです。



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カスタマーレビュー数:2

くちコミ情報
経済のグレー部分はこんな感じです
宮崎 学氏と門倉 貴史の裏経済について対談本 国内の話題では、 派遣法改正によるワーキングプアー 貸金業法改正によるアングラマネー 道路運送法改定によるタクシー運転手の待遇 など、規制緩和の弊害を説明 海外の話題では、 ロシアのフラットタクスによる経済発展 規制強化とアングラマネーの関係 ブラックマネーと投機マネーによる世界経済の崩壊 など、世界経済の現状を説明 国外の経済が及ぼす国内経済への影響について あまり語られることの無いグレー部分を わかりやすく解説しています。 本書を読むと経済のグレー部分を感じることができます。
闇対談
ヤ○ザの組長の息子にしてアウトロー小説家の宮崎学氏と、ご存じ闇経済大好きな門倉貴史氏 の日本と世界の闇経済についての対談本。 宮崎氏はそんなことまで言っていいのかな〜というぐらい、とんデもないことをしゃべりまくる。 冷静な経済分析と軽妙な説明が持ち味の門倉氏も、それに乗せられたように、本音の批判や、 熱い主張が飛び出してくる。 門倉氏は、表の経済と闇経済を合わせて初めて現実の経済ととらえているのがよくわかる。 門倉氏初の対談本。話は噛み合っている。楽しくも恐ろしい本です。 但し、題名の『大恐慌を生き残る』は全く内容と関係ありません。その点は少し残念。



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くちコミ情報
マーケティング実務者も必見の一冊
マーケティングを学術的に学んでいる人にとっては必須の一冊であることは間違いないが、実務としてマーケティング、特にショッパーに対する効果的アプローチを日々試行錯誤するマーケター、そして売り場や店舗責任者にも必見の一冊といえるだろう。 文書中に登場する論理や消費者理解の「考え方」は、実務上での戦略の組み立て、製品企画、そして店頭プロモーション等へ当然応用可能であり、体系だった知識を用いることで、そういった複雑になりがちなプロセスをシンプルにしてくれることだろう。 マーケターにとって、まさに鬼に金棒の一冊。
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まさに、これまでの消費者行動論を棚卸したような一冊でした。 消費者行動論という学問において、現時点で、何が、どこまで明らかになっているのか鳥瞰できる内容だと思います。 大学時代のマーケティングの教科書で出来てきた、著名な消費者行動モデルの紹介や、その原型になった考え方。そして近年の研究で、更に明らかになった視点などが紹介してあり、新たな視点でモデルを見れるようになりました。 2006年度の海外研究なども積極的に引用されている点や、新しい視点としてのニューロマーケティングまでも紹介している点は、これまでの消費者行動論の書籍と異なるところかもしれません。 最終章では、これまでレビューしてきた内容と、今後のマーケティングをどう繋げていくかという視点でまとめられおり、単なるモデル紹介本との違いも感じました。 本の作りに関しては、キーワードやまとめが太字で表記されており、難解な概念解説が続く部分では、身近な事例を用いて解説するなどの工夫がされています。 このあたりは、実務経験も長く積んでいる著者ならではの配慮だろうと思います。 数年前の修士論文を書き上げる前に、是非読んでおきたい一冊でした。(笑)



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一番わかりやすい「金融危機解説書」だが、事実誤認も少々あり。
サブプライム問題がなぜ世界金融危機にまで発展したのか。 今ひとつこの理由がわからなかった人は多いのではないだろうか。 その疑問を解りやすく解説したのがこの本である。 特に三文字のアルファベット用語(CDO、RMBS、SIV、CDSなど)を簡単な表現で現し、その相互関係を現した鳥瞰図はまさに秀逸である。 大概サブプライム関連書の多くは、学者や評論家が自分の持ってる語彙と知識だけで高尚に見せたいが為に書かれているのがほとんどであり、お世辞にもわかりやすい本とは言えない代物がほとんどであった。この本はそれを嘲笑うかのように、できるだけ噛み砕いて誰にでも納得できるような形で解説されてる点にとても好感が持てる。 ただ最後に書かれている今後の日本の展望の中の著述について間違いが2点ばかりあったので指摘しておきたい。 1、日本のCPI(消費者物価指数)がデフレ脱却する程度に適度な上昇を続けていると書かれているが、それはあくまで円安と石油及びコモディティ価格の上昇が原因で起こってるのであり、それが価格に転嫁できて初めてデフレ脱却と言えるが、製造業特に精密機械などは販売不振、在庫過多で価格に転嫁できないことから、基本的にデフレ脱却には貢献しない。 2、日本の外需依存は低いと書かれているが、それは著者が総GDPと比べているからで、一般に言われる外需依存はGDPの伸び率に占める割合で言われているからだ。 私は後者の見識が正しいと思う。 なぜなら日本に限らず先進国は今後0%成長が目論まれており、人口減少やそれに起因する社会保障不安がさらに続く日本において内需の大幅な底上げが難しいからだ。 もちろん今までの内需が低すぎるという面があるにしても、今後内需だけ底上げすれば日本は安泰という説には反対である。 著者が8月以前に書かれているので、これらは重箱の隅を突付くような指摘かもしれないが、一応気になったので指摘しておく。
ドル崩壊というよりサブプライムローン説明本
本書の内容はほとんど5章中4章が、 サブプライムローン問題の説明で占められており、 「ドル崩壊」という内容になかなかたどりつかない。 サブプライムローン問題の解説も金融素人には、 多分ほとんど理解できない内容。 ドル崩壊を描いた本なら類書はたくさんあり、 「ドル覇権の崩壊―静かに恐慌化する世界」 「ドルの崩壊と資産の運用―通貨制度の崩壊がもたらすもの」 などの方が1冊まるごどドル崩壊のプロセスが書かれているので、 よいと思う。 ドル崩壊を語る上でサブプライムローン問題が欠かせないことは 確かだが、 それにしても本書はあまりにそちらの記述が多すぎる。 タイトルを変えた方がいいのではないか。
世界的金融危機をどう理解するか
実際に今起きている世界的な金融危機。 そのきっかけがアメリカのサブプライムローン問題であることは、多くのメディアで報道 されているとおりだ。 だが、そのサブプライムローンとは何なのか?ということをしっかりと解説してくれる 内容はほとんどない。 「リーマンブラザーズ証券破綻」「AIG公的資金注入」など刺激的な見出しは飛び散るが その内容を「理解している」と自信を持っていえる人のほうがむしろ少ないのではない だろうか。 もちろん、本書でも本格的な金融工学を解説しているわけではない。 しかし、経済紙などに見られる多くの専門用語やアルファベットなどについて、 それは何か?なぜそうなったのか?その結果どうなったのか?ということを非常にわかり やすい言葉で丁寧に解説してくれている。 本来、住宅ローンであるはずのサブプライムローンがなぜ世界に大きな危機を生み出したのか? 今後もまだ世界に大きな影を落とすであろうその影響を理解したい人には絶好の一冊となる だろう。
バブルの輪廻転生と涅槃。メラミン入り鉄筋不足デリバティブの空中楼閣6京円。
初めに00年のITバブル崩壊があった。日本の不況を見ていたFRBはFF金利を1%という超低金利にして不況突入を防ぐ。が、ここから住宅バブルが発生。10大都市で毎年20%以上上昇。人々はキャピタルゲインを求めて無理な借金をして不動産取得に走った。その際、貧困層が利用したのがサブプライムローン。これには日本のゆとり返済を悪質にしたARMという制度があり、初期の返済額は低いが、その分元本に組み入れられ、猶予期間が過ぎるとドカッと返済額が増える。貸す方も借りる方も返済不可能になることは初めから自明事だった。アメリカでは返済不能時は住宅を手放せば全債務消える。で、無職無収入の人間までバブルに乗せられ返す心算のない借金をした。面倒臭い銀行との交渉は住宅ローンブローカーなる連中が代行してくれる。ブローカーは不良債権性の認識があるのでARM期間内に閉店し遁走。住宅ローン専門会社も同様の認識から貸付けるや否やこの債権を政府系金融機関や投資銀行に売却。政府系と銀行は他の優良債権等と混合・合成して証券化。信用補完会社に保証させ、格付け会社にAAAの格付けさせ大々的に世界中で売却。この証券購入を大銀行はSIV(低金利の短期資金の自転車操業で上記債権を購入)という危ういビジネスモデルで賄う。もっと悪い事にこの低金利資金を活用し卒倒するほど高倍率のレバレッジを活用してしまった。さすがに不安になった購入者はリスク回避のためCDSという信用デリバティヴを購入。これが6400兆円(アメリカのGDPの3倍以上)に上る。そして遂にこのCDSの売り手自身がデフォルトの危機に瀕するに至る。CDS市場崩壊は世界恐慌を意味すると同時に、ドルの基軸通貨性の消滅を意味する。
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くちコミ情報
経済入門書の良書だが、予言書のように今日の事態を言い当てている
韓国経済を教材に、国際収支を丁寧に解説している良書。 この本を読み終わる頃には、「経常収支」「外貨準備高」「資本収支」などの よく目にするが実はよくわかっていない経済用語を理解できるようになります。 経済メディアリテラシーを高めることができる書といえます。 そして、この本の凄いのは2007年6月に書かれたものであるにもかかわらず、今日の韓国の経済危機を正確に予言していることです。著者は慧眼というほかないです。
学校秀才の良く出来たレポート
大学のゼミなら優か良が与えられる内容だと思う。しかしながら、世界の経済力学の パーツの一つである国家をあたかも中小企業の経営状態を論評する方法で捉えている のは面白い反面、経済史観が完全に欠落しており、不適切、ひとりよがりの批判を 受けざるを得ないもの事実であると思う。若い人達がこのような本による一時の カタルシスに浸る事無く、将来への地道な研鑽を積んでくれることを願いたい。
普段新聞やニュースでよく見る用語の本当の意味がよく分かる
他のレビュアー同様、大変面白く一気に読ませて貰った。 GDP、貿易赤字、財政赤字、経常収支、外貨準備高・・・そして重要な国際収支 これらの数字の意味をどれほどの方が正確に理解しているだろうか? 貿易赤字は多ければ儲かっている、財政赤字は借金と同じで多ければ悪い、外貨準備高は貯金の 様な物で多ければ金持ち・・・・そして国家のあらゆる収支の出し方は???? この程度しか知識のない多くの方にとって必読の本。勿論私もそうでした。 中央銀行は金を刷れば刷るほど儲かる打ち出の小槌か? 為替レートは何故こうも大きく変動し、誰の意思によってコントロールされているのか? 国家間のあらゆる取引に於ける決済はどうやって行われ、その結果として国家収支にどういう 数字となって現れるのか? これらの疑問を一度でも感じたことのある人は是非一度本書を読んで頂きたい。 お隣の国、韓国が最高のお題となっているのも本書の価値を高めている。
GDP成長率を間違えているのは著者の方
韓国経済の問題点をよく突いていると思うが、肝心の数字については不安がある。 第13章「GDP5・0%成長率の謎」で、著者は韓国銀行によるGDP成長率の計算を問題にしているが、間違えているのは著者の方である。 2006年第1四半期から第4四半期までの各四半期の対前期比の成長率にそれぞれ1を加えたものを掛け合わせ、約4%という数字を出した上で、2006年の成長率(5%)と一致しないことを問題にしているが、一致しなくて当然。2006年第1四半期から見た前期は2005年第4四半期だから、この計算で出てくるのは2006年第4四半期の対前年同期比の成長率であって、2006年通年の成長率ではない。 GDPとは、一定期間内に生産された財・サービスの付加価値の総計だから、例えば2006年第1四半期のGDPといえば、2006年1月から3月までの3カ月間に生産された付加価値の総計。この成長率といえば、対前期(2005年10月から12月までの3カ月間)比か、対前年同期(2005年1月から3月までの3カ月間)比のものが普通。 しかるに、著者は、聨合ニュースの記事中の「対前年同期比」の数字をなぜか「対前年比」の数字と取り違えている。そもそも、ある四半期の対前年比の成長率なる指標はない(3カ月分のGDPを12カ月分のGDPと比べても無意味)。韓国銀行の「対前年同期比」の数字を勝手に「対前年比」と取り違え、自分で迷路に入り込んだ挙句、珍説を持ち出して韓国銀行を誹謗している。 数字を売りにしているらしいだけに、著者がマクロ経済の基本的指標であるGDP成長率を理解していないというのは、あまりに痛すぎる。
日本のマスコミが書かない韓国経済の深淵がわかる
一気に読ませてくれる。オレ個人は韓国人の考え方やメンタリティーが理解出来ないけど、反日と反米、共産主義の礼賛と追随が結果としてどんなに悲惨な末路になるか考えさせられる良書だと思う。現在はどんな国でも経済活動と結果がその国の国民の幸福を左右する。隣国の 大学卒業生が極度の就職難になり、国民の12%が高金利のサラ金を借利ざる得ない現状は悲惨 の一語である。日本国も朝○新聞やN○Kのような大マスコミが中国共産党を礼賛する報道を 恥もなくしている姿を見て、隣国の事だと思得ないと思う。小泉さんの改革で韓国と違って経済が持ち直したが、民主党という左翼よりの政治が選挙で大勝することに韓国のような左翼の 基地外政権にでもなったらと、笑いごと、対岸の火事とは思えないと思った。韓国では金に困った女の人が高金利(法定金利ですら66%)を借りて返せない時、「身体放棄覚書書」なる誓約書を書いてアメリカや日本に売春婦として売られるという身の毛がよだつ事が日常にあると 本書で書いている。左翼政権で韓国社会は崩壊してると筆者は書いている。日本のマスコミは 韓国の政権に好意的だから、こういう内容の話は新聞やテレビに出ない。目から鱗の本である。

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