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これまで読んだなかでもっとも参考になり、心に残ったガンの本
ガンの闘病に関しては、ほんとうにたくさんの本が出版されていますが、 家族ががんになったとき、もっとも役に立ち、心打たれたのがこの本です。 確かに、アメリカと日本の医療に対する考え方や環境は異なりますが、 西洋医学に基礎をおきつつ代替医療のよい部分を取り入れよう、という 考え方や、余命の宣告が誤りであることといった基本的な考え方に始まり、 「抗がん剤の吐き気を克服するには食事の前後に水分を控える」 「心の力の活用」、そして周囲の支えてくれる人への感謝の気持ちを 忘れないように、といった、実にきめ細かい、しかも大きな視点からの アドバイスが満載されていています。 訳文もやさしく読みやすいもので、年老いた両親にも好評でした。 ガンに向き合う際には必読の、すぐれた本だと思います。
書かれてあることはすばらしいが
アメリカでのガン治療経験から著者がどのようにしてガンを克服したかが、患者の行うべき行動として記されています。このパターンはガンを克服するための8つの戦略と50のステップから構成されます。いずれの方法もきちんと実践できたら、人生観も変わるし健康も取り戻せるであろうと思えるほどすばらしいものです。三大治療を治療の標準においているところも変なまやかしでなくて良いと思います。 p しかし書かれてあることはアメリカ的な医療観ではないでしょうか。たとえば治療の中心に当たる「医療チーム」なる概念が残念ながら日本には存在しません。本当の意味でのインフォームドコンセントが実現できていない日本では医者の一方通行の告知や宣告ぐらいしか頭に浮かばないでしょう。また、患者の心得として十分な説得力を持つ内容がたくさんありますが、かなり高度な精神修養を要求しているし日本ではすべての項目の実行は不可能でしょう。悲しいが現実です。 p なお、本書に関してちょっと苦言。字が大きくページ数の少ない書籍ですが、翻訳が直訳的なため言い回しが複雑で理解しにくいところがあります。患者の行うべき行動や心の持ち方が哲学的高みにないと、ガン克服が実現できないような誤解を生みそうです。
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勉強になった
精神科の主用薬剤を網羅した解説書。 薬剤ごとに、薬理説明、用量例、実際に処方したときのエピソードなどが大変見やすく書いてあって、巻頭にはカラー写真も載っています。 索引が引きやすかったし、英名索引があるところも良かったです。 勉強になりました。 あと、2008年版の表紙はちょっとメタリックなクリーム色で(シャンパンゴールド?)でとっても綺麗です。
本当にハンドブック
メンタルの薬のハンドブック。 医療関係者などの専門家向けに出版されたものだか、エンドユーザーである患者に とってもわかりやすく書かれていると感じた。 1つの薬剤を簡潔に2ページにもまとめられている。 第4版を改訂されたものでページ構成が第4版とは少々変わっているが、処方の実 際の解説やワンポイントアドバイス は変わらずに記載されいるのでどういう状態の時 に主に使われるのかがよくわかった。 一般的な薬の解説本とは、違った点でも専門書の1つでもあるけれど読みやすいと感じる 自分が飲んでいる薬をちょっと確認するのには、とても便利な本であると感じた。 第4版と比較してジェネリックや新薬についても多く記載されている点が良いと感じる。 また、ひとりの著者ではなく、複数の方で分担執筆されているので、薬剤は違うが、 様々な目線からの症例などが挙げられ ているので、それぞれの執筆者の臨床上のご苦労 や効果があったときの喜び感が伝わって きました。 メンタルの薬のこと知りたいことがあったときにも簡潔にまとまっているので、読み やすくアドヒアランスの向上にも繋がる1冊であると思われる。
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厳選された22例と新進気鋭の執筆陣
感染症関連の教科書は、特に青木眞先生の「レジデントのための感染症マニュアル」が出版されて以降、ここ数年で執筆者の世代交代が急激に進んでいるように思われます。本書は「感染症の領域」誌の連載をまとめなおしたもので、全部で22例の示唆に富んだ症例が、1例あたり5-6ページの割合で解説されています。編者の五味晴美先生をはじめ、錚々たる顔ぶれの先生方が解説しておられ、各先生の思考プロセスがとても参考になりました。レジデントというよりは、自分の専門を感染症に絞った医師向けと思いますが、実際の本の厚み以上に「濃い」本で、多くのヒントが得られおすすめです。
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真摯に学問的であろうとする著者の一冊
『生物と無生物のあいだ』の福岡先生の前著。 BSEの原因はプリオンだとされているが、実はこれ、厳密に証明されたわけではない。そもそも、「病原体プリオン」の分離にはまだ誰も成功していない。コッホの原則から見れば、まだ病原体・病因の解明には至っていない。プルシナーという学者がプリオン説を受賞理由としてノーベル賞を受賞したが、学問的業績というよりは巧みに「プリオン学派」を形成した政治力が影響しているのではないか、とも言う。 と、内容は刺激的だが、『生物と無生物のあいだ』がそうだったように学問のあるべき姿を追及した真摯な一冊。生物学の基本が分かる。科学は進歩したけど、病原体の特定って、まだまだ非常に地味でたいへんな作業なのね。
ノーベル賞理論に挑む野心作
イギリスで猛威を振るった狂牛病。感染症と思われたが、病原体として細菌も、ウイルスも、その痕跡すら見つからなかった。真の病原体は、生物学の常識では感染性病原体として振る舞うことなど考えられなかった「タンパク質」そのものである...。 これが現在の主流となっている「プリオン説」であり、提唱者のスタンリー・B・プルシナーは1997年にノーベル医学・生理学賞を受賞しました。 本書の前半では、プリオン説が成立するに至る背景が手堅くまとめられています。 まず、イギリスで狂牛病が発見され、大きな問題に発展するまでの経緯と背景が説明されます。続いて狂牛病の原因とされるプリオン概念の誕生が提唱者プルシナーのユニークな人物描写と共に語られます。最後に、プリオン説を後押しする多数の研究成果が提示されます。 余程の専門家でなければ、ここまでの記述で「プリオン説に疑問の余地はない」と考えるでしょう。 ところが後半から著者は、プリオン説に強力な異論を唱え始めます。前段で紹介されたプリオン説を支持する研究成果を別の視点から洗い直し、問題点が鮮やかにあぶり出されます。著者は狂牛病の原因が未知のウイルスである高い可能性を示唆しています。 著者自身は反プリオン説の立場で研究をしています。そもそも本書は、プリオン説にも疑問点が残っていることを一般書で示すことで、狂牛病の確たる原因を探求する学徒が少しでも増えてくれたらいい、という著者の願いから生まれています。後半の反証部分は、分子生物学の専門用語が飛び交い極めて難解ではあるのですが、分からないながらも私は、あたかも犯人のアリバイを崩していく刑事の推理をたどるような、スリリングな感覚を味わうことが出来ました。 著者は反プリオン説の立場ではありますが、読者が本書により「プリオン説はウソ!」と思い込むことは、著者の本意ではないでしょう。また、著者は本書中では少しだけ牛肉輸入問題に言及していますが、食糧政策においてはリスクとメリットのバランスを評価することは必須であって、本書はそこまでの考察はされていない為、本書だけから牛肉輸入の是非を判断することも避けるべきだと思います。 狂牛病の様々な背景の理解を得られた点、研究者の論理的な思考に触れられた点、仮説を立証することがいかに難しいかを垣間見た点など、とても楽しめた一冊でした。
いかがわしいと直感するが
狂牛病の原因がプリオンであることへの反論である。科学のある仮説の論争と傍観してもいいが、実際に牛肉を食する生活をしている以上、他人事ではすまされない。著者は全頭検査を行い狂牛病の疑いがあればその動物個体全体を破棄し、また若い牛には末梢リンパ組織の検査を行なうべきだと主張する。 プリオン説は一般にはほとんど理解されていないため、かなりわかりやすく書かれてあって親切。結局プリオン説は「できすぎた仮説」でいかがわしいとしながら、決定的反証が見つからないというのが本の結論なのだが、著者の悔しそうな顔が目に浮かぶようだ。
専門家による分かりやすい解説書
プリオン説に異を唱えて研究を行っている研究者による著作である. プリオン研究の歴史と科学的な研究成果が,少し専門的ではあるが,分かりやすく書かれている. ノーベル賞まで受賞したプリオン説が実はあやうい仮説であることを知り驚いた.実際に病原体とされているプリオンを観測した研究者はプルシナーを始めまったくいない.しかし,プリオン説を反駁する研究成果が挙がっていないことも事実である.現在はプリオン説に反対するレセプター仮説というものが提唱されているが,実験的証拠が乏しく仮説の域を出ていない. 結局,プリオン病の病原体が,現在の計測器や科学技術ではとらえきれないことだと思う.近い将来,プリオン病の病原体が発見される日を期待して待ちたい.
残念ながらあまりドキドキできなかった。
おもしろいことはおもしろいのだが、謎解きや、人間の思いいれ、ドラマといった部分がどれも薄い気がして、あまりドキドキしなかった。 狂牛病の危険性には、十分にドキドキしたが。。。 理系にはもっと楽しめる内容なのかな。残念ながら、僕にはあまりぴんと来なかった。
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アロマテラピーに一冊!という時のお勧め本!
コンパクトによくまとめられた、「アロマテラピーについて1冊だけ!」という時に、オススメできる本。挿入された植物の写真も素晴らしい。 陰陽五行説を参考にすると、香りと内臓と心の連関がわかりやすい。
わかりやすく、とても役に立ちました
私自身少し憂鬱で心も体も大変な時期があったときに アロマ治療や鍼灸治療に会い東洋医学で気の流れ、アロマの治療。 西洋医学とは又違った観点なのですが、 治療は有効に効き、今普通に生活ができるようになりました。 そんなときに私の主治医にあたって下さった先生がこの本を 愛読されていたのを思い出し購入しました。 最近でもこのアロマの香りが欲しいと思うときやはり人間の 本能でしょうか、決まってそういう感情がわいてて必要な 香りを自分は欲してるんだとこの本で理解ができます。 本当の自分を知るのにもいいのではないでしょうか? 素敵な本です。
東洋と西洋の融合
アロマ書籍にしては珍しい部類の本書はいろいろな方が高評価するだけのことはあります。 またエッセンシャルオイルの抽出工程の説明からトリートメントの手法まで記載されていて 大変内容の濃い構成です。 またメンタルへの作用を東洋・西洋の両面で解説されていて、初心者から上級者まで参考になるのではないでしょうか。 若干お値段は高めですが、持っていて損はない一冊だと思います。 欲をいえば「チャクラ」とかも載っていたらなお良かったかも。 私自身は「アロマ香水」を作るブレンドの参考に、と購入したのがきっかけですが 参考ブレンド自体はたくさんありません。しかし、香りを組み立てる「基礎」として 有益な本でありました。
ホリスティックな癒しを求める方に
東洋医学の伝統的な陰陽説、五行説などをアロマテラピーに適用し、精神面でのバランスをとり戻すための精油(エッセンシャルオイル)のブレンド、精油そのものが持つ特徴が興味深く書かれています。 「言葉」や「薬」が届かない?深い場所にあるこわばりや、性質から陥りやすい不調などにも働きかけることが可能な植物の力を感じることのできる一冊です。
アロマテラピーと東洋医学と占星術を綺麗に関連づけた本
体、心、魂という3つのレベルでアロマテラピーを取り入れようという コンセプトの本。3つの章から構成され、それぞれがしっかり書かれて いると思います。 勿論、具体的に実践するにはそれぞれをより勉強 する必要があると思いますが、アロマテラピーで何ができるかという ことを考えるとき、アイデアやイメージが豊かになります。 個人的には、メディカル・アロマテラピー、生化学などもこれらのアプ ローチと平行して勉強していくことが大切だと思いますが、 アロマテラピーが好きな人はこの本は好きだと思います。 第二章の芳香植物辞典はそれぞれの精油にキーワードと象徴される イメージを充ててあってなかなか楽しく読めます。 とてもバランスのよくできた本で、ぱらぱらとみるのも心地よい かんじです。 この本をある意味で入り口に自分の好きな方向に、それぞれが、 アロマテラピーの世界を発展させていけるのではと思います。
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解剖学図譜の定番
もはや、解剖学図譜の定番と言えるのが本書である。 写真では、出来ない綺麗な色分けもあり、大変分かりやすい。 しかし、写真の図譜にはリアルさは負けてしまうのが悔しい。 値段が張るので、試しに図書館で借りてみて、自分に合うか確認してから購入するのが良いと思う。
解剖学には必携!!
解剖学では、視覚的に捉えながら、解剖学書を読むことが解剖学のもっともよい勉強法である。しかし、解剖学書にある図では、十分でないことが多い。そのような時、”ネッター”は最良の参考書である。 アトラスで重視するべき点は、正確であること、見やすいこと、一つの場所がいくつもの方向から見て描かれてることである。 ”ネッター”は、以上の点をクリアした上で、「何を描いて、何を描かないか」の選択が秀逸である。必要なことが、必要なだけ描いてある、初学者にはかならずオススメできる一冊である。
医学生なら持っておきたい教科書
解剖学はとりあえず"どこに何があるか"をまず知らなければ話にならない。 解剖実習をしても、いつでもご遺体を拝見できるわけではなく参考となるアトラスが必要となる。数あるアトラスの中でもネッター以上に分かりやすいものはないであろう。 各臓器を色分けする、動脈を赤、静脈を青、リンパ管は黄色、など実際の実習では区別付かないものをわかり易く視覚で教えてくれる。 私はこの本を手にし医学の勉強をしているときに医学生になったと実感した。自分の勉強する本が並んでいる本棚には是非おいておきたい本である。
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