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¥ 3,990(税込)
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カスタマーレビュー数:1

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読みやすく、いい本です!
表題の通り、医療統計学の入門としてはとてもいい本です。平易な言葉で読みやすく構成されており、数式などは最低限におさえられています。数式の羅列が始まるととたんに嫌気が差す私にも、スムーズに読み進めることが出来ました。 p 日常的に多用されている医療統計手法について、個々にそのエッセンスを説明しています。さらにエクセル、JMP、SPSSといったソフトウェアを用いた実際の解析手技を、実画面のスナップショットを交えた詳しい図式入りで解説していますので、大変実用的です。臨床事象に対する統計学の適用を意識して例示されており、医学・獣医学関係者には特になじみやすく構成されていると思います。基本を理解して、とりあえず使ってみよう、というのが本書のねらいであると思います。もちろんその結果として、論文を読む際に統計に対する理解が進むことも、いうまでもありません。 p 統計、勉強しなければ・・と思いつつ統計関係の書籍に手が出かねている医学・獣医学研究者、大学院生、学部生には、とりあえず最初の1冊としてお勧めします。



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科学・医療・死の捉え方
“臨床”というと医学・医療という言葉を思い浮かべますが,最近よく“科学”的である態度に対するアンチテーゼとしてこの“臨床”という言葉にお目にかかります. p いったい“臨床”とはどういうものなのか.自分なりに考えたいと思って手に取った一冊. p 哲学者である著者が,なぜ<臨床の知>に至ったかまでを綴った前半と,それをより実践的な医療の場面にあてはめた後半とに大きく別れる. p 私の読書目的からすると,Ⅰ章・Ⅱ章あたりの<科学>の批判的なとらえ方にいろいろと刺激を得ることが出来た. とくにⅠ章での科学を制度化したことの弊害として,<普通科学>者の保守性に関する記述には,正直痛いところをつかれた. 大義名分と実際にやっていることのギャップ.自分でもわかってはいたが,びしっといわれると反論する術を持たない・・・.肝に銘じたいところである. p 後半の脳死判定,インフォームド・コンセントに関する記述は,読み物として非常に面白い. 私たち日本人が持っている曖昧さと,死のとらえ方,医者と患者という立場のとらえ方など,この時勢だからこそ捉えておきたい考え方がたくさん示されている. p 全体としては難解で読みにくいとは思うが,得られる物が多い本であったと思う.
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暗黙知・形式知を学ぶ上でこの本は非常に参考になった。経営を学習する学生やビジネスマンには是非手にとって頂きたい。



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¥ 2,310(税込)
通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー数:4

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一押し!
ナースのためのとなっていますが,初心者のためと言い換えても全く問題ありません. 主人公のナースが数式を見て,クラクラと反応する演出などニクイですね. 私は医学生時代に,公衆衛生の先生がアル中でしかもやる気がなく統計がちっともわかりませんでした. 後年働いた病院で,女子医大卒の研修医から大学での授業でMacを使った統計の授業と実技があったと聞き,羨ましかったのを覚えています.臨床研究をするため当時絶対的であったStat Viewを用いて四苦八苦して実際にMacを用いて何となくイメージがわき,カイ二乗,ANOVA,ロジステイック解析,生存分析などそれは苦労し発表にこぎ着けました. 表紙のナースのためにという,簡単そうだなという印象で購入しました.内容は決して薄くていい加減なものでなくしっかりしているものでびっくりしました.このゴールデンウィーク中に通読していますが,私には復習と知識の整理のために非常に有用です.学生時代に出会いたかった一冊です. ナースのみならず,医学生,若手医師にも大変役に立つ本でしょう. 他の本の追従を許さない,一押しの本です.
統計学講義終了後に役に立つ本
看護学校で統計学を教えているものです。 看護研究などで現実のデータを扱おうとする場合、実際にどの手法を使おうかと悩んだときに、一気に読んで復習するのに適していると思います。 必要最小限の公式は示されていますが、マンガで分かりやすく説明されているので、復習する気持ちになるまでの、気持ちの壁を乗り越えやすいようにしているといえます。 一気に読めることによって、統計手法の全体像もつかめるため、久しぶりに統計ソフトを使う前の復習にも適していると思います。
企業調査担当者の教科書に最適?
企業で調査関連の業務を担当する関係で、統計解析の入門書を参考書として、また新任担当者への教育用教科書として活用することが多い。 以前よりこの著者の統計書のわかりやすさ・題材の面白さは新任担当者に好評であったが、「マンガでわかる」とのタイトルからして一層のわかりやすさが図られているものと思い読んでみた。 看護研究発表を題材にしていることから「ナースの」と銘打たれてはいるが、統計の考え方の基本(実はこれが一等大切)を丁寧に解説しながら、自由度や検定方法の適切な選択フロー、望ましいn数といった「わかった気になっているが実はちゃんとは理解できていなかった部分」を明快に解説しており、内容の充実度には目を見張るものがある。 本書を読み、理解し、練習問題を征服すれば、基本的な調査関連業務がこなせるだけの見識とスキルは身につくだろう。 多変量を扱う部分については、さすがにエッセンスを示すに留まってはいるが、因子分析や共分散構造分析の考え方が非常にわかりやすく簡潔に説明されており、著者の多変量解析への造詣の深さを容易に想像させる。 「ナース」に限らず、調査関連業務新任担当者への教育用教科書としては「最高の入門書」の1冊に数えて良いだろう。
助かる一冊です。
全体的に見て良い本だと思います。 個人的に良かったのは、発表のコツを、一つの章を使ってしっかり教えてくれたこと。 資料のまとめ方とか、実際の発表時の「こうした方がいいよ」のポイントがキッチリまとまってて好印象。 それもイラストやマンガをまじえてあるから楽しいですよ。 他には、アンケートのとり方、作り方、学生時代に習ったカイ2乗検定などがうれしい項目でした。 数学的な部分も、じっくり時間かければ絶対理解できますよ。数字嫌いな私にだって分かったし。 マンガってやっぱ良いですね。これは“買い”の一冊ですよ。 ※好き嫌いもあるでしょうから、ひとまず★★★★☆としておきました。



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¥ 470(税込)
通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー数:2

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自分はコンプレックスの塊だと言う人間は読んでほしい
この本を読むきっかけは自身も山崎氏の患者であった故原島久美子さんが書いた「涙のアンパンマンマーチ」の中の日記に書かれていたことと、自分自身ホームヘルパーの勉強をしていて、末期がんの緩和ケアの話が書かれていたので読んでみようと思いました。 25年前に祖母も15年前に祖父も亡くなったのは病院でした。25年前に祖母が亡くなったときは学校で死を知らされました。母方の祖母は7年寝たきりで自宅で亡くなりました。 娘の結婚式を見届けて亡くなった父親、幼い子を残して死んだ母親の話は考えされました。この本が出た当時はホスピスと言う言葉がで出した頃で、ホスピスに行くというのは自分の死を受け入れるという意味でもありました。そして病院はぎゅうぎゅうづめの病室で過ごす世界でした。 山崎氏は団塊世代で船医をしながらあちこちの国を放浪したという人でもあります。 われわれの世代は校内暴力で学校が荒れ、そのあおりを受けて頭からつま先まで抑圧された教育を受け、高校入試はおろか大学を出たものバブル崩壊で就職難と言う不幸な世代でもあり、悪く言えば女の子の場合は自分に対するコンプレックスを強く植えつけてしまった人も多いのではないかと思います。 このレビューを書いた日に5年前に岡崎市で起きた女子大生の殺人事件の裁判のニュースで、鬱積した気持ちを女子大生に刃を向けた男とその親に欠けていたのは祖母が亡くなったときに25年前の私が火葬場で経験した人は死ぬと燃やされるという現実と、この本の登場人物の生きる力だと私は思った。 私は父の一言でヘルパーの勉強を始めましたが、この本は自分はコンプレックスの塊で何も出来ないという人に読んでほしいです。
今生きている時間を大切に
まず、泣いた。そして自分が今日無事に生きていることにものすごく感謝させられた。人の死に関する本なので、決して明るい話ではないし、楽しくもない。すごく悲しいけど、でもそれだけでもない。自分の人生の最後を知り、残された時間をどう自分らしく過ごしていくかを模索しながら懸命に「生きる」人達とそれを支える人達。そう、これは題名こそ死を思わせるが、実は生きることについての本なのである。必読。



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大いなる看取り―山谷のホスピスで生きる人びと
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¥ 1,680(税込)
通常3~4日以内に発送
ジャンル内ランキング:42997位  
カスタマーレビュー数:3

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ここまで人のためにできるという素晴らしさ
日航機事故を目の当たりにし、どん底まで落ちた人たちのために生きていくことを誓った著者の姿に感動しました。 本を読んだだけでも並大抵の苦労ではなかったことがうかがえます。 ホスピスといっても終末医療についての話ではなく、施設の立ち上げの苦労や入居者との奮闘といった点が書かれており、あっという間に読みきってしまいました。
いとしいくらいのがむしゃらさ
著者のひととなりが伝わってくる素朴さ、素直さ、誠実さ、あたたかさ、そして行動力。1億円もの借金を抱え込んで、ホスピスを開くにあたり、奥さんの貯金も使っちゃったなんて包み隠さず、まじめすぎるほどに書いているがゆえの不器用さ、おもしろさ。お涙ちょうだいでもなく、社会派でもなく、そこに今がむしゃらに生きているおじいちゃん、おばあちゃん、壁に擦り付けたうんこを掃除しながら、がむしゃらに手探りで無償の愛を、行政に、おじいちゃん、おばあちゃんに試行錯誤で渡していく「きぼうのいえ」のスタッフ。説教臭さなどない。名声もいらない。ただ赤字と借金は残っている。「ホームレス」というと、社会復帰させたい、あたたかい家でお風呂に入っておいしいものを食べさせてあげたいという図式が頭の中にあったが、そんな安っぽい奇麗事のかたちにはまらないおじいちゃん、おばあちゃんたちがかっこいい。写真もいい。
知らない世界がそこにあります。
 大変読みやすく、内容にひきつけられて一気に読んでしまいました。  今までの価値観が変わるかもしれないです。  不可能と思われることを可能にした御夫婦の信念。周りからの不思議とも思われるようなタイミングでの助け。聖人君子ではない著者の人間くささなど、ありのままに書かれています。    この働きがつぶされないように続いていって欲しい、続きの物語も見てみたい、と素直に思える一冊です。



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もう悩まない!論文が書ける統計
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¥ 3,360(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:46513位  
カスタマーレビュー数:5

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電車の中、コーヒー屋などで筆記用具なしで読める
これから大学院で統計を道具として使っていかなければならないので、そのために購入しました。最初に”まずは基礎だけ臨床統計”を読んで、そこにお勧めの参考書として記載されていたので、それからこの本を読みました。読むのにストレスをまったく感じませんでした。数学的な内容はほとんどありません。道具としての統計を説明しています。
内容と質感vs価格となると・・・
平易な文体で,「統計の話」シリーズにつながるものがあります。専門書的でないトピックも取り上げてあり,それなりの価値はあると思います。 しかし,実験を組む段階でその後の解析(統計処理)まで考えている人(通常こちらが普通だと思いますが・・・),あるいはそれなりに統計学や統計解析手法をきちんと勉強してきた人にとってはどうかな,と感じました。 内容と本の質感を考慮すると,もう少し安ければ星をもう一つ増やしてもいいかな,というところでしょうか。
タイトル通りの本です
医療研究者を対象とした本ですが、医療以外の研究者でも、論文を書く時の統計処理に悩んでいる方に役立つと思います。統計の専門家でなくてもわかりやすく、特に多くの本ではあまり解説に力をいれていない部分について説明してある点がよい。特にSDとSEの違いなど、データの要約についての説明がよかった。
タイトルに偽りなし
統計の本の中には、「○○のための統計学」や「○○のための確率・統計」といいつつ中身は他の統計の本となんら変わりないことが書いていることがある。しかし、この本ではまさにタイトルの通りに「学会・論文発表のための統計学」が扱われている。例えば、SDとSEの違いは、統計に関する書籍であれば、定義の数行をみれば一目瞭然である。しかし、この本ではそれらの使い分けに図表も含めなんと7ページも解説している。著者がこのような基本的事項に頁を割いているのには訳がある。著者は、10年に渡って医師や研究者からの生物統計相談を受けており、日本屈指の相談経験をもっている。その著者の経験から、「学会・論文発表のため」に理解しておきたい統計的事項についてまとめられた本であるため、重要なことを完全に理解できるように詳しく書かれている。扱われている内容には、「パラメトリック検定とノンパラメトリック検定」、「はずれ値の扱い方」、「多重比較」などがある。ただし、この本は「学会・統計発表のため」であるため、一から統計を勉強する人用ではないことに注意して欲しい。
目的どおりの本です
統計の本の中には、「○○のための統計学」や「○○のための確率・統計」といいつつ中身は他の統計の本となんら変わりないことが書いていることがある。しかし、この本ではまさにタイトルの通りに「学会・論文発表のための統計学」が扱われている。例えば、SDとSEの違いは、統計に関する書籍であれば、定義の数行をみれば一目瞭然である。しかし、この本ではそれらの使い分けになんと7ページも解説している。もちろん図や表を利用してのことだが、著者がこのような基本的事項の応用に頁を割いているのには訳がある。著者は、10年に渡って医師や研究者からの生物統計相談を受けており、日本屈指の相談経験をもつ。その著者の経験から、「学会・論文発表のため」に理解しておきたい統計的事項についてまとめられた本であるために、重要なことは完全に理解できるように、詳しく書かれている。扱われている内容には、「パラメトリック検定とノンパラメトリック検定」、「はずれ値の扱い方」、「多重比較」などがある。ただし、この本は「学会・統計発表のため」であるため、一から統計を勉強する人用ではないことに注意して欲しい。



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苦しみの中でも幸せは見つかる
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¥ 1,365(税込)
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ジャンル内ランキング:34346位  
カスタマーレビュー数:3

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死が迫った人にどのように接するか
私の父が末期ガンとしり、家族として父にどのように向き合っていくかのヒントとすべくこの本を手にとりました。 すべてをみとめてあげ、きいてあげる、そうした態度で接することで少しでもよい人生であったと父が思ってくれれば、という気持ちになりました。 「生きる」ことの意味についてあらためてかんがえてみたい人にもオススメでしょう。
いのちを大切にできないのは、その人が苦しいから
「いのちは大切だ」と頭ではわかっていても、自分で自分の命を絶ったり、 誰かを傷つけてしまう。それは「いのちを大切に思っていない」からではなく、 「あまりにもその人が苦しんでいるから」と、この本の著者は語っています。 そして、苦しみの中にいてもいのちを大切にする方法は「ある」…と。 ホスピスという、究極の苦しみの中に置かれた患者さんと接する医師である 著者の言葉には、圧倒的な説得力があります。 単に「いのちは大切」という観念論をふりかざすのではなく、 誰もが抱える「苦しみ」にスポットを当て、その苦しみはなぜ生まれるのか、 苦しいとき何が生きる支えになるのか、を語る中で、 「いのちの持つ可能性」が読む人に伝わってきます。 苦しんでいる人がまわりにいたとき、どう接すればその人の支えに なることができるのか、についても詳しく書かれており、 医療関係者や介護に携わる人、教育関係者にも読んでもらいたい 箇所がいくつもあります。 何よりも、私が不治の病にかかったら、こんなお医者さんに出会いたい。 「患者さんを治せない無力の自分のまま、そこにいられる強さがほしい」 と語る著者の、人間としての本当の「強さ」に心打たれます。 患者の「症状」ではなく「苦しみ」に目を向ける、こんなお医者さんが 増えてくれたら…そう思わせる本です。
「頭がシャープ」+「どろっとした部分」
 ホスピス医といいますと山崎氏を思い浮かべます。彼の文章も独特な読後感がありますが、小澤氏の文章も味があり、リズムも感じます。文は人なり、なのでしょう。教え子の中学生にも読みやすそうです。  理想は日ごろ読んでおいて、悩みに突き当たったときに再度ページをめくる、といった感じでしょうか。小澤氏は頭がシャープなのでしょう、説明がわかりやすいです。無駄がありません。  しかし大事なのは最終章です。キレイだけではないことが記されています。人生の深みを生徒に知らせる良書ですよ、これ。



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この本だけでは現場での方針が立てにくいです
褥瘡についてのこれまでの研究をレビューしてまとめてくれています。 ただ、『褥瘡についてはあまりエビデンスがないんだな』ということがわかるだけで、 『ではどうすればいいのか?』についての答えは得られません。 例えば、肉芽形成を促進するためには、 『ハイドロコロイド、ポリウレタンフォームなどを使用してもよい。』 という記載があるだけで、じゃあ何を使うのがいいのか、が書かれていません。 まだエビデンスがそろっていないため難しいのでしょうが、 学会が出すガイドラインである以上、 学会としての指針は指し示しておいていただけると良かったかもしれません。
待っていました
日本の医療の褥瘡に関する関心は近年目を見張る勢いです。しかし、まだ、褥瘡は看護の恥、褥瘡のケアは看護師が行うものという考えのDr.も多く、その反面新しいことをはじめるにはエビデンスがないとダメ!といわれて苦労してきました。このガイドラインをもって、Dr.にも理解を深めてもらい、よりよい看護や科学的根拠に根ざした褥瘡の局所ケアをおこなっていけるよう、頑張って行きたいと思います



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観念論的で難解な専門家の論文集
死とは何か、という人類共通の問題について、終末医療の関係者や、宗教哲学の専門家などの論文を中心に構成されており、キューブラー・ロス自身の著作というよりも、専門家の論文集という趣である。 ネイティブアメリカン、ユダヤ、ヒンズー、仏教などの死生観にも言及して広範だが非常に観念論的であり、ロスの他著作に比べると大変とっつきにくい。 p 死を、文化的・歴史的に踏査することは全く無意味とはいわないが、自分や自分の大切な人の死を一旦横にどけておいて、客観的に論じる死はどこか空疎である。死を学問することのむなしさを少しだけ感じた。
基本が無いとちょっと難しいかな???
 死に向かう過程としてそれぞれが示す段階などが、とても詳しく書かれているところは前作の「死ぬ瞬間」を部分的に解説した感じ。投稿された事例が繊細な部分をよく表していて、読んでよかったと感じる。 p  他、宗教の違いから見る死について書かれていて、とても興味深くおもしろいのだが、宗教についての公平な目で観る基本や、宗教を知らないと、奥深くまで理解しにくい部分があると思います。 p  また希望としては世界にある全ての宗教からも観て欲しかったかな、宗教の違いから観るならば幅を広げて欲しい、しかしこれをいうと欲張りすぎかも?と、いう感じです。



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脳死者が意識を持っている可能性がある
脳死臓器移植について多くの点から批判的に論じられているが、最重要は「脳死と判定された者が意識を持っている可能性がある」ことである。多くの人が「脳死=意識が完全にない状態」という理解に基づき脳死臓器移植に賛成しているので、この点のみでも十分脳死臓器移植に対しての抵抗感を生むであろう。 脳死判定が人の死の判定である以上、100%の厳密さが要求される。「例外はあるがおよそ死である」という論理は成立しない。人の死に例外はあってはならない。 脳死判定100例のうち1例でも、意識の残存する可能性がある事例があれば、脳死判定基準への批判としては成立する。それゆえ「データが偏っている」「特殊な例を集めていて中立ではない」という本書への批判も成立しない。また、本書は人間の意識について定義しきれておらず、意識の有無を論じるにはその背景にある意識についての最新の研究成果への言及が乏しいことは悔やまれる。 脳死臓器移植を推進するのであれば、脳死判定によって不可逆的に意識が完全に無いことが立証されることが必要だが、それは困難なまま制度の運用はなされるであろう。 ゆえに、私たちは自衛のために知っておくべきである。ドナーカードを持つということは、脳死判定で意識の有無を立証できず、脳死判定テストの負担によって死期を早めることもあるが、そのリスクを負ってでも臓器提供を行うという意思の表明である、ということだ。 「生きるに値しない命があるのか」という大きな命題を抱えつつも、資本が集まるところ(大企業、富裕層、大医療機関)が要求することはいずれ実現する。命の優劣については答えは無く、個々に考えるべきである。しかし、自分が生きている以上可能な限り生き続けたいと考えるならば、脳死臓器移植を推進する側が隠している事実を理解しつつ、私たち(および家族)は自衛しなければならない。
固定観念が払拭されます
この本を読む以前は、脳死とは心臓が動いている以外、自然死と全く変わらないものだと思っていました。しかし、実際にはラザロ兆候や執刀時の血圧急上昇、頻脈など、筆者が提示する様々な事例から、脳死患者にも意識の存在さえ認められる可能性があるというのです。もし、臓器を摘出される時点で脳死患者が意識を持ち、筆舌につくしがたいほどの激痛を感じているとしたら、これほど恐ろしいことはないでしょう。本書を読むことで、脳死を人間の死と扱い、臓器を摘出してしまうことの非合理性を嫌というほど思い知ることができます。(ただし筆者の考え方もかなり偏っているので、脳死臓器移植肯定派の著作も触れておくことをお勧めします)
自分が知っていることの少なさを思い知らされる本
この本により、臓器移植の現実を通常語られる患者側からでなく、ドナー側から観ることの重要について考えさせられた。本書では、まず“臓器移植でないと助からない”という我々の常識に疑問を提している。移植の待機時間が長くなると移植患者と待機患者の生存率に差が無くなってくる、という事実である。 この本では色々な観点で問題提起を行っているが、特に下記5点が重要だと思った。 1)“定義としての脳死”と“厚生省の脳死判定基準により理念的に確定されるはずの脳死”と“臨床現場で脳死判定基準により実際に判定された脳死”という3つのレベルの“脳死”が存在する問題。つまり、定義としての脳死を、技術的に精確に判定する現実的な手立てが無いという問題である。 2)“心臓死”と“脳死”という、複数の死の存在である。本来、死の定義は、純医学的、生物学的に科学技術によって判定されるもの、と考えられているが、現実は、現在の科学技術では客観的に決められず、高度に倫理的な(人間的な)判断が必要である。 3)脳死者からの臓器提供の大前提になっている“定義上の脳死”の根本が揺らいでいることである。つまり、“脳死者は意識も感覚も無く遠からず確実に死ぬ”はずであるが、脳死患者でも十年以上生存する事例、ドナーを進められた患者が最先端の治療により社会復帰できるまで回復する事例の報告がある。また、移植の現場では、脳死患者が臓器摘出の際に(痛みにより)暴れるために、麻酔を打っている事実がある。 4)医療の現場では、患者の生存のための治療とドナー候補者の可能性(医学的な処置)という、二律相反の問題が存在すること。 5)初めに臓器移植の拡大推進有りきで政策的に物事が進められている可能性である。 本書を読んで、“心で見ないと物事は良く見えない”ということを改めて肝に銘じた次第である。
どちらも正しい
脳死移植について中立的な立場をとるとする本書ではあるが、基本的には脳死移植のドナーの周辺の状況に少し傾いているきらいはあり、全く中立的とはいえない。しかしながら、脳死の話の際には移植される患者の側が公にされることが多い状況を、ある意味補完しているのかもしれない。元は死の概念は心臓死であった。移植技術の行使のためというか、それほど直接的ではないにしろその技術の到来と同時期に脳死という概念化が行われた。すなわち「頭脳をもって生きられない人間から臓器をもらったり心臓死を及ぼしてもよい定義付け」である。脳死といって死のレッテルをはることで殺害による罪概念を昇華しようとする試み。それは一歩間違えれば危険な匂いがするのであるが、一方で成り立ちがどうであれ、現実のなかで変容を遂げ出発点とはまるっきり違って現実にすっぽりとはまってしまう事柄もある。出発はどうであれ人々が脳死という概念と仲良くやっていくのであればそれはそれで良いとも思ったりする。こんな文章を書いている途中に病院内で人工心臓を携えて歩く患者をみて、やはり何とかしてこの人工心臓をとれるような状況を作り出したいとも切に思う。その思いもきわめて切実である。この本で書かれているように「統計的には移植しなくても生存曲線は変わらず、移植の意味自体問う必要がある」という論調は現実を前にしては空しい感がある。
自分を守る知識を得るためにおすすめの本
臓器移植の非常に驚くべき実態が明らかにされます。日本初であるが合法性が極めて怪しかった和田移植に始まり,臓器移植法成立後の高知県での最初の移植の経過を非常に細かく調査しています。生命倫理学の本はとかく著者の独断が断定的に記されているものが多いように思いますが,本書は冒頭で筆者自信が述べているように学術書としての水準を満たすように意図されているので,引用元が比較的詳しく(完全ではありませんが)記され,読者が検証できる道が開かれているのが良いと思います。日本では,多くの方が素朴な善意のみによってドナーカードを持つことが殆どだと思いますが,この本に書いてあるような側面(例:脳死者が動くことがある,摘出手術時に血圧が急上昇する,等)もあるのだということを,メディアはもっと知らせていくべきだと思います。臓器を提供するかどうかの決断は,良い面だけでなく負の面も知ってからでも遅くないと思います。そうでないと,自分や家族を傷つける可能性もあるのですから。この本は,すくなくともそうした判断材料になりうる水準にあると思います。ぜひご一読下さい。

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