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【くちコミ情報】
”ベてるウイルス”に感染するかも・・・
ベてるの家を創設し裏方として引っ張ってこられた向谷地さんの本です。 すっかり精神障害の町、活動として有名になったべてる。 べてるの歴史と向谷地さんのこれまでの経験を一気に知ることができます。 当事者研究のこと、苦労することの意義、援助とは?などが類をみないユニークな発想で、紹介されています。ベてるファンにはたまらない一冊ですが、精神保健福祉に興味のない方にもぜひお薦めです。 きっとベてるウイルスに感染しますから・・・
まずは、「絶望」からはじめよう!
絶望の反対が、必ずしも希望ではないことをこの本で知ります。 なんで今のニッポン社会は、絶望を受け入れないのだろう。 こんなにも人間クサイ感情は、ないのだ。 読み終えると、なんとも自分のゼツボーからよそ様のゼツボーまで いとおしくなっちゃうところが、スゴイ。 もーこの夏イチオシ!本屋へ走れぇー!
自分の病気を医者から取り返す、弱さを絆に人とつながる
悲惨な体験から心の病を抱え治療も効果が無かった人たちが、自分の病気をテーマとし、他人と協力し研究により自分を取り戻していく様は感動的。「悩みを抱えている自分」を「世界が直面している問題解決のテーマを与えられている自分」に置き換える手法は、心の病は無くても日々困難に直面している私たちにも有効だと思います。「「自分の無力さを受け入れ、こだわりやとらわれの気持ちから解放され、自分自身と人とのゆるやかな信頼を取り戻す。P.67」等実践から導き出された言葉は、「人」に「神」を加えれば、キリスト教の立場からヘンリー・ナウエンが語る一連の著作のテーマとまさしく一致します。ナウエンの「イエスの御名でー聖書的リーダーシップを求めて (あめんどう)」がお勧め、神父等へのメッセージとして書かれた本ですが、そのメッセージを自分に対するものと置き換えて考えれば、この本と同様の深い感動を覚えることでしょう。
当事者研究の本
本書は、著者も『べてるの家の「当事者研究」』の続編と記しているように、当事者研究の本である。本書前半では当事者研究の意義と方法が示され、後半は研究成果が収録されている。当事者研究を知る上で参考になった。 「べてるの家」そのものに関しては『悩む力』『べてるの家から吹く風』や『降りていく生き方』で深い洞察が行なわれているので、そちらを参考にされると良いと思う。
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【くちコミ情報】
わかりやすくて読む易い
本格的に国際協力について考えている若者には一度は読んでみた方が為になると思う。国際協力には、覚悟とある程度の学歴、知識が必要であることをこの本でマジマジと思い知らされてしまった感じです。 でも、自分にもやれる!という希望の道を開いてくれる一冊です!
すごい本!
国際協力に対して興味や情熱はあるけれど、何から始めればいいのか、どのようにキャリアパスを形成していけばいいのか悩む人にとっては、まさにかゆいところに手が届くような本だと思う。 これほど詳細にわかりやすく、しかもいろんな分野の人たちのキャリアをのぞけるなんてすごい! 国際協力とはあまり縁のない人にとっても、この本に載っている人たちの生き方はとても魅力的で面白く、自分の人生に対して奮起させてくれるような本だ。 どの分野においてもつながっていけるということ、よりよい社会のために自分がどういうアプローチをしていけばいいのかということを考えさせてくれる。
自分の人生の扉
この本を読めば、自分の体験をしたこともない壮絶な世界で生きている人々を助けるために自分が何をできるのか?何をするべきなのかを教えてくれます。自分の新たな人生の扉が開きます!
わたしも国際協力師になれる!
国際協力って、えらい人が、りっぱな人がやっていると思ってたんですが、みんな悩みながら、少しずつ進んでいったんですね。青年海外協力隊に応募して、落ちて、それでもプロの国際協力師になった人たちを見て、感動しました! 私も、これから彼女たち、彼らたちのあとを追ってがんばります。まずは、この本に書いてあるように、国際協力関係のメーリングリストに入り、イベントやボランティアに出かけていき、自分の目標となる「人」と出会おうと思いました。
世界へのとびら
国際協力にかかわりたい方は必読。 また、そうでない方も視野が広がると思う。 自分のまわりの小さな世界でものをみるのでなく 大きな視野を持つことにより自分自身の人生も 豊かになるように感じる一冊だ。
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【くちコミ情報】
「食べ過ぎる」ことの意味
楽しく食事をすることに興味がある人に読んで欲しい本です。 「生きるために食べる」という生物としての本能的な側面が薄れてきた人間。 食べることには無意識がいかに作用しているのかが、興味深い種々の実験と その結果とともに分かりやすく書かれています。 いかに人間が情報やイメージの影響を受けているのか。 企業に都合のいい情報にはだまされまいと思っていても、案外簡単にだまされてしまう人間。 消費者として、自分の食とのつきあい方を考えてみるきっかけになる本です。
肥満は無意識の食から
人が食べるのは空腹によるものだけではない。 肥満の原因は無意識のうちに余計に食べ過ぎてしまうことである。 ダイエット成功のためには、何かを我慢しなければいけない辛いダイエットではなく 無理なく毎日100‾200kcalの減食をして長期的な減量と健康的な食生活にリセットしていくことを著者は提案する。 この著作では人の食に対する意識・無意識をさまざまな実験により明らかにしていく。 ひとり分の食事の分量はどれだけなのか ビュッフェで料理を取りすぎるのはなぜか 塩分、糖分、油分の多い食品を好むのはなぜか 野菜をたくさん食べるにはどうすればいいか 料理の名前の付け方で味の印象が変わる? 科学ではなく行動学的なアプローチにより分析する。 これにより無意識に摂ってしまう食事を自然と健康的なものにするにはどうすればいいかが分かってくる。 学問的な著作ではなく読み物として読みやすい。 様々な実験はどれもとてもユニークで興味深く、ダイエットに苦労する人だけでなく家庭で食事を作る人、 レストランの経営者などにも参考になるだろう。 原題は "Mindless Eating" ただ注目を集めたかったのか、邦題がこの書の内容からかけ離れてしまっているのが残念。(マイナス☆) ただのダイエット本ではないがダイエットには大いに役立つ内容である。
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【くちコミ情報】
体を痛めない介護のヒント
腰痛持ちですが、家族の介護も必要になりました。 自分の体を痛めてしまっては、満足に介護も出来ないと思い購入してみました。 患者の体を動かすにしても、力の抜き方のコツが白黒写真で丁寧に載っています。 本の通りに、上手に出来るかといえば、まだ、上手くコツはつかめてませんが、 DVDと合わせて勉強して、自分の体を痛めずに、 家族をしっかり世話できたら良いと思います。 全てを、実践できてないので、☆4つです。 あと一つは、思うように出来ない部分もあり… 上手くコツが掴みきれてない、自分の方が悪いかもです…
日本の将来に必要な介護法
実は初めて古武術の技を見たとき“?”なところがあり、それを取り入れた古武術介護は、はたしてどうなのか?という疑問がありました。 自分は過去に柔道、レスリングと経験していたので人の操作はそんな風にできるものなのかと・・・しかし古武術に関する情報などを見、実際に古武術や古武術介護の技を体感したとき、その考えは大きく変わりました。それは“柔能く郷を制す”というたとえとは違う、いわば“静能く動を制す”といった印象でした。 現代社会の介護は方法こそ多々ありますが、それに習ってしたところで介護側の職業病ともいえるべき“腰痛”などから回避できていないのが現状のようです。古武術介護は“力を使わない力”の応用で体に負担をかけないで行なえる介護法なので高齢化社会の未来の日本には必ず必要になってくる介護法だと思っています。 現在、介護の仕事を始めようと思い、この古武術介護の本を買おうと思っているんだけど・・・実際、難しそうでできるだろうか・・・と、お思いの方もぜひ読んでいただきたく思います。たとえ古武術介護ができるようにならなくても、人間の体の動きが人を動かすときどのように作用するのか?相手を動かしたいときにどうすれば自分はよいか?ということをこの本で知り、理解していただけるだけで今後のお仕事、生活におおいに役立つと思うからです。 現在介護職についている方も、古武術に興味がある方も、そしてもちろん古武術介護に興味があり始めてみたい方も・・・ぜひ一度読んで見てください(^^)
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生の声が聞こえる本
臨床心理士を目指す人は読んでおいて大正解な本である。著者は一個人としての立場から臨床心理士、それに関わることについて詳しく述べており、他の臨床心理士の導入本に比べ内容が実に“リアル”である。あえてこの本を批判をするなら、挿絵や図解などが少ないので真剣に読まなければ理解が進みにくいという点だろう。しかし本当に臨床心理士を目指す人にとってはそのようなことは問題にすべきではなく、文字で伝わる著者の熱い想いをストレートに受け止めるべきだ。この本はそれくらい読む価値がある。
素人にわかりやすい導入本
私は,今まで全く臨床心理士についての知識がありませんでしたが,人の内面をケアする臨床心理士に漠然とした興味があり,この本を読ませていただきました。 臨床心理士とはどういう職業で,どのような場で活躍しているのかを簡潔でわかりやすく記載されている。今まで抱いていた臨床心理士のイメージがより具体的になりました。また,臨床心理士になるための方法やカリキュラムなども記載されており,臨床心理士をめざそうと考えている学生などには簡潔で低価格な導入本として良質な一冊であると感じた。ただ,臨床心理士になるつもりはないが,臨床心理士の仕事を具体的に知りたいという方には,多少内容が物足りないものに感じられるかも。 今般,臨床心理士と医療心理師が国家資格となる見通しで,注目を集めている職種である。この職種を目指す人に役立つ本だと思います。
臨床心理士への道
私がこの本を手に取ったのは、大学時代からの夢であったカウンセラーへの道をどう進んでゆけばいいのかわかなかったからです。大学をでてから10年以上たってしまい基礎的なことはほとんど忘れてしまった私ですが、この本を読んでやっぱりカウンセラーになりたいとの思いが固まりました。大学院入試。その後も一生勉強の日々になると思いますが、取り合えず、自分のペースでがんばってみようと思います。
時代が優れた臨床心理士を求めている
私の職場に、職員のメンタルケアの一環として臨床心理士が来てくれます。その方から聞きかじったことが、この本には実に明快に記されています。なぜ面談を50分で済ませるのかということについての論拠。臨床心理士自身がいわゆる「ミイラ採りがミイラ」にならないためには「適度に距離を置くことができるかどうかですね」と答えてくれたこと。また予想していたことですが、一生学び続ける覚悟が要ること。「人の心に関わって治すとか変える」ことに対する畏れの必要なこと。精神科医と臨床心理士って私たち素人には同じように思えるけど、明確に役割の違いがあることなど。 p 臨床心理士に向くかどうかの基本的な適性として「悩みを乗り越えたことがあり」「乗り越えた後もなお人の心の問題を追及したいと思うかどうか」とこれまた明快です。 これからの時代、ますます私たちには臨床心理士が必要になるでしょう。僭越な言い方ですが、粗製濫造にならないためにも、この本をきっちり読むことは大切だな、と思いました。
臨床心理が理解できます
臨床心理士を目指す人向けというより、大学の臨床心理コースについて 知りたい人向けだと思います。 または、臨床心理士って何をするの?という疑問にも答えてくれます。 作者ご本人の考えが生で聞けるのも、参考になると思います。 最近のブームに、そんな甘いもんじゃないよ、という姿勢が好きです。
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| 必携 地震対策完全マニュアル
河田 惠昭(編集)
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正に震災を受けた時の対策を網羅したマニュアル。
今後30年以内に首都圏を襲う大地震の発生確率は70%、明日か30年後かいつ起こるか知れないが、とにかく避けられない大震災。このことと、首都圏地震に対し大失言した首長のことが忘れられずにいた時に遅ればせながら、「大震災その時どうする?生き残りマニュアル」と本書を同時に見つけた。前者の「大震災その時どうする?」は、特に都心に働く企業人が仕事場や出先で遭遇した場合の行動パターンが主であるが、本書「必携地震対策完全マニュアル」は、地震の基礎知識、防災の方法、避難の方法、被災後の生活について70ページの限られた紙面に最大限網羅されている。前者が軽くパンフレット的に対し、本書は心配となる事項を35項目、見開きで解説をし、実際に各地で経験した悲惨な辛い事柄を掲載、それがまた具体的で親身に感ずる。特に避難場所と避難所の違いと場所確認、災害用伝言ダイヤル、電気と水道とガスの復旧の違い、応急手当等々については再確認になった。また最も時間が長くなる避難所暮らしについての記述は大いに参考になった。これまで避難所暮らしをしたことがない市民が一斉に長期間一緒に暮らすことになった場合のイライラは想像を絶するだろう。水や食料より深刻なトイレに入浴。汚す者、ルールを守れない者、避難所生活不適格者と共に過ごさねばならないことは憂鬱だ。被災地を徘徊する空き巣狙い、被災地の暗闇で起こる性犯罪、生活必需品を法外な値段で売る輩、避難先のアパート斡旋と言って金をだます輩・・。一般の注意事項は勿論のこと、不埒者の行動への注意喚起も大いに参考になる。事例を踏まえた解説に、本書は良く書けたハンディ・マニュアルだと評価できる。
2度の地震で納得の内容
中越地震、そして今回の中越沖地震で、内容の正しさを実感できました。 70ページ程度の薄い本ながら、地震が起こったときの対処、続く避難 所生活のなにが厳しいのか、また備蓄品の量の参考としてライフライン 復旧日数のめどなど数値例が上げられています。 ライフライン復旧のめどや避難所生活については、中越沖地震でも この本に書かれた内容の確かさが確認できました。 それだけ実際に起こることに基づいている内容といえます。 被害を最小限にする努力をするとき、実に役立つ参考書となります。
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【くちコミ情報】
この本自体も疑う・・・
著者の紹介で「とりわけウナギが詳しい」と書かれていたので、ウナギの箇所から読みましたが大変残念でした。 メディアの報道は、私も特に問題が多いと感じますが だからと言って、バラエティー番組を鵜呑みにして信じろと言うのもどうかと思います。 挙句の果てに天然の旬の話を書いておきながら、バラエティー番組の中の対決の話には、その事には触れていない。著者はバラエティー番組には、台本が無いと思っているのでしょうか? こういう話のすり替えや、話題転換なら著者が言う「風評に流される事なく・・・・」などと言うも怪しいと思い始めると、全ての項目も疑わしいのかと思い、途中で読む気もなくなりました。 追伸 あれだけ報道番組を指摘しておきながら、偽装の報道番組に出られメディアに加担なさっているのを見ると、やはり・・・と思いました。
非常に考えさせられました
非常に興味深く読みました。 私も、普段外国産より国産を、農薬ものより無農薬や有機栽培物をと選んで、買ってきた消費者の一人だったからです。 何となくイメージで、「外国産は危険」「国産のほうが安全」「国産の食品が外国産に較べて高くても、それは安心料だから仕方ない」…と思っていました。 でも、この本によると、実は国産のほうが検品の違反率が中国産より高いんですね! これにはビックリしました。 まさに目からウロコ。 普段、どれだけ思い込みやイメージで食品を選び、購入しているかを気づかせてくれた一冊でした。
非常に考えさせられました
私も、何となくマスコミの報道や周囲の主婦友達などの意見を参考にして、外国産より国産、農薬ありより無農薬の野菜などを買っていた一人です。 国産ものや無農薬野菜は外国産・農薬あり野菜より値段が高いことが多いですが、それも「安心料」なんだと思って、あまり疑問を抱かずにいました。 値段が高ければ高いほど「安心」「おいしい」と…。だってTVとかでもそう言ってるし。 でもこの本を読んで、そんな自分の考えが、いかに思い込みだけで、真実に立脚していないかを考えさせられました。 中国の食品安全違反度などの具体的な数字・統計(実は国産より低い!)を出されると、かなり動揺しましたね。 しかし、この本を読んで「やっぱりこれからは安心で安い外国産よね!」とすぐ趣旨変えをするようでは、それもやっぱり他者に踊らされているのと同じこと。 食品の安全について、もう少し自分の頭で考えようと思わせてくれた1冊でした。
読ませる
本を読む前から中国食品はそれほど検疫に引っかからないし、今回のギョーザを作った会社も立派な会社のはずだが、と思っていましたので(雑誌などで読んでいました)、この本の趣旨はよく分かります。どうも最近の日本の報道は一方に走りすぎます。人が騒いでいるときは冷静になるのがマスコミのはずなのに……。いろいろなかたちで読まれていく本ではないかと思います。
選択権を与えてくれる良書
我々は、常日頃から一方的な情報を与えられることが多いです。 食に関してなら具体的には、「狂牛病は危険である」「中国食品は危険である」などです。 しかし、その情報をうのみにしていて本当に良いのでしょうか? その情報が真実をあらわしているという保証はどこにもないのです。 ですから、全く逆の説にも常に触れておく必要があるのです。 つまり、「狂牛病は危険ではない」「中国食品は危険ではない」という情報にも 目を通し、自分で取捨選択をするべきなのです。 そのような意味から、この書籍は数少ない反対意見を教えてくれる良書です。 ぜひ、本書を読まれて、今までマスコミなどから得ていた情報とこの書籍に 書かれている情報を比較検討し、ご自分で取捨選択をされてみて下さい。 より多くの情報の中からご自分で選択をされるのが一番です。 他人の言うとおりにして、間違った選択をしてしまっても誰も責任なんか 取ってくれはしないのですから・・・。
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このシリーズで、幅広く学ぶことができると思う
福祉住環境コーディネーター検定で初めて介護保険について勉強しました。その次に何を読もうかとしたときに、このシリーズを知り、幅広く学ぶことができると思い購入しました。まずは目次を紹介します。 ・ケアという思想 大熊由紀子 ・福祉財政の思想 神野直彦 ・青い芝のケア思想 副田義也 ・情報アクセス・コミュニケーション・ケア 白井久美子 ・本を読む権利はみんなにある 石川准 ・逆転の発想 向谷地生良 ・リハビリテーションという思想 石川誠 ・介助するとはどういうことか 市野川容隆 ・プリコラージュとしてのケア 三好春樹 ・有限性という常套句をどう受けるか 立岩真也 ・自立の神話「サクセスフル・エイジング」を解剖する 秋山弘子 ・生きる権利・死ぬ権利 だけでなく 大谷いづみ ・こんなになってまで生きることの意味 川島孝一郎 ・老いるという経験 浜田晋 様々な執筆者がそれぞれの思いを語ることで、ケアという世界がどれほどの歴史と実践と立場の広がりをもつのかをまざまざと知ることができました。 例えば、本好きな私にとっては「本を読む権利はみんなにある」の中で、著者が本の背表紙を切り取り、1ページ毎にOCRで読み取り、文字認識させることで「電子テキスト」を作成し、パソコンの音声読み上げ機能を使って「本を読む」ことに安心し、その一連の行為がとても合理的なITの利用法であることに感動しました。また、この「電子テキスト」を共有して「本を読む」ことは著作権と関係があり、今後検討していかなければならない法律や制度の広さを知ることができました。
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表紙が醸し出す難解げな印象よりも、ずっと読みやすかったです。 論の組み立て方、記述の仕方は、論文の書き方のお手本のよう! 平明でいて、格調を感じました。 前半では、「福祉国家」の根底には、連帯と承認という2つの価値観あることを、丁寧に立証。 後半では、日本の福祉制度の特徴を、アメリカ、ヨーロッパ、韓国と比較検討して浮かび上がらせます。 わたしは福祉素人ですが、少子高齢化とグローバル化の流れの中で、 いったい福祉はどうなっていくんだろう?ということに興味があり、本書を手に取りました。 長寿ゆえの介護の長期化などを考えると、福祉は誰にとっても他人ごとではない問題のはず! よく北欧諸国の福祉制度が取り上げられますが、日本が目指すべき方向は、独自に模索する必要がありそうです。 また福祉重視だからといって、単純に、新自由主義を批判するものでは決してなく、 むしろ、雇用調整の面などでは、まだ足りない部分もあるのかもしれない、と逆に考えさせられました。
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