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【くちコミ情報】
失敗学
一流のプロ野球選手は、7割の凡打の中から学ぶという。 先の大戦の日本軍の失敗は、多くの教訓となりうる。現在日本の企業組織論として読める一冊。 随分と古い刊行だが、内容は今に通じる普遍性がある。本質をついた論だからであろう。
半世紀以上前の過ちを今も・・・
戦争時失敗した6つの作戦の敗因を分析し、 失敗に繋った共通事事項(失敗の本質)を 明らかにすることで、今の自分自身や勤めている 会社が同じ轍を踏んでいないか考えさせてくれる本。 約400ページある長い本だが、第2章「失敗の本質」と 第3章「失敗の教訓」を読めばエッセンスを掴める。 内容としても日本軍の敗因となった「明確な戦略目的の欠如」 「過去の成功体験に縛られての過ち」「組織の硬直化」など、 今の職場でも頻繁に見られることが書かれていてドキッとする。 日本軍が犯した誤りを60数年たった今でも多くの企業が 犯していることを考えると日本人は戦争を起こしたことに対する 反省はしても敗因に対する反省はできていないと感じた。 この本の内容を自分の周りで起こっている事柄に当てはめ 熟考することで、どんな人でもたくさんの学びを得られると思う。
変革できない組織の姿
何となく、本屋で手にとってしまい買ってしまった。軍隊組織でも、会社組織でも失敗に通じる本質のようなものがわかるかと、ちょっと期待してみた。中身はノモンハンから沖縄までの6つの代表的な戦が描かれ、一戦毎に失敗が抽出され、最後に総括と教訓が示されたいた。過去の栄光を引きずり、最後まで精神論で突き進み、変革できなかった組織の姿が垣間見られた。
通り一遍
まあ、古い本だからなんなんですが。 ミッドウェー作戦のところを読んだら、 海戦の経緯は簡単にしか記述されず、 その分、アナリシスも通り一遍な感じです。 山本と南雲が仲悪かったのはそうだとして、 ニミッツとスプルーアンスが住居をともにした話は ちゃんと出典があるのでしょうか。 なんかおやじのヨタ話に毛がはえたような印象さえする。
失敗をしっかりレビューすることによる得られる知見
日本軍の行動を組織論の分析法でレビューした本 日本軍の6つの失敗、つまり 1.ノモンハン事件 誤りを繰り返す学習のなさ 2.ミッドウェー作戦 錯誤の上に錯誤を上乗せし、誤算のみが残る 3.ガダルガナル作戦 統合戦略のなさが、地獄を生む 4.インパール作戦 意味の無い作戦の無駄な正当化 5.レイテ海戦 高度の平凡性の欠如 6.沖縄 上層部との不整合が招いた結果 を詳しくレビューし何が決定され何が起きなかったを書いてある。 まず、6つの戦いを知らない私としては何があったのかが書いてある このような内容はとてもありがたく、また組織論的に分析を行っているため とてもわかりやすく要約されている。 また、その6つの戦いから導出される知見は、勇み足とも言える部分も あるとは言え、とても同感を覚える内容です。 戦後すでに60年を越えようとする今でもこれらの知見に古さを 感じないのは、6つの戦いから導出された知見がとても一般性があり 本質を突こうとした著者たちの意図どおりになっているせいでは 無いかと考える。 畑村先生の失敗学を、単体の失敗と見えるほど、組織的失敗 システム的失敗に踏み込んだこの本はとても新鮮で 新しいと感じました。
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カスタマーレビュー数:66
【くちコミ情報】
核恫喝・内部浸透・間接侵略。思い当たることばかり。
本書は一人でも多くの方、特に若い方に読んでほしい。 災害や戦争、核攻撃に備えることをリアルに肌で感じさせて くれる一冊なのです。 戦場で軍隊同士が激突する、それだけが「戦争」の貌ではない。 本書にもあるように、軍事力の激突の前に、それはすでに始まっている。 (孫子ならずとも)無血で目的達成することが至上の勝利。 彼等はそのためなら何十年・何百年でもかけるつもりだ。 唯一の被爆国、とか言ってるなら、 核兵器に関する科学的な知識と民間防衛の普及を図りましょう。 愚かな戦争は二度と繰り返さない、とか言ってるなら、 まず法体制をきっちり整備して内を固めましょう。 チェック&バランスで組織の暴走をさせないように。 人は城、人は石垣、人は堀。 投了するにはまだ早すぎます。
すばらしい
私は共産党員です。ですが、この本は、平和を保つ私達日本国民の義務、責務が私達の頭から抜け落ちていた事を思い知らされた。 とくに、227ページの言葉にショックを受けた。 侵略にも、色々あって、目に見えない戦争もあるのだと言うこと。 私の立場にも大影響を与えた一冊であり、今の日本人には必読と思います。 軍事書のように思ってましたが、災害対策、非常事態対策などにも役に立つと思います。
今の日本人はまず意識改革から
これは、日本と同じように平和を希求する国として、永世中立を謳っているスイス政府が国民に対して配布している本です。ともに平和を求めるということでは同じ理想を目指しているんですが、日本と違って、スイスは非常にリアリスティックにその平和というものを考えて、どこにも与しないが自国を徹底的に守る兵力は持つべきだと考え強大な武力を背景に平和を守ろうとしています。このあたりは、諸国の良心に期待して、基本的には武力を頼みとしない、頼るべきものは国際世界であるとする日本とは、本当に全然方向が違う方法で平和を勝ち取ろうとしている国です。 平和を守ると考える日本にとっては、世界のデフォルトは平和であるという世界観があり、平和を勝ち取ると考えるスイスにとっては、世界のデフォルトは弱肉強食だという世界観があるのでしょう。この感覚というか世界観の違いが両国の姿勢によく現れているのがこの本だと思います。 著書の中で、スイス政府は平和を勝ち取るためには、一糸乱れぬ統制こそが大事であり他国に攻め入られない為のものであるとして、いざという時に国防がスムーズに出来るように全員が軍隊経験を持つべきだとするし、いざ守備をするためには家族の安全がなくては力が出せないだろうと考えシェルターの作成と維持を義務づけます。彼らにとっては、それもまた他国に国民を人質にされないための方策であり、平和への努力の一つです。 それに引き換えると日本はどうでしょうか。諸外国の圧力や甘言、世論の雰囲気で諸外国に事実上押さえ込まれつつあります。また海外から不平等に扱われても自らの正当性を主張できない状態になっています。これはかな危険な状況です。しかし、それすら理解できていない人の方が圧倒的ではないでしょうか。勿論、今現在注目されている自給率の低さもこういうことの延長線上にあります。 自分は軍国主義者でもなければ右翼的な考え方もありません。 どちらかといえば、かなり平和主義者です。 けれど、その平和を維持する為に、武器を携えることはともかくとして、平和を維持して自分や自分の家族そして子供達の世代の日本人が平和に暮らせるようにするためには、まず平和というのは何もしなくても自然にあるという世界観は変えないといけないし、日本もそろそろもっと真剣に今後の世界の中で平和を維持するためにどういうことをしていかないといけなかを考えるべきではないかなと思います。武器だけでなくても平和を守る為にできることはたくさんあるし、それを意識することがまず先決であると強くこの本を読むと思います。
日本流の民間防衛が必要
日本人にとってこの本の本質的価値は「戦争のもう一つの様相」という項目からである。ここには物理的攻撃に対してではなく、精神的攻撃に対しての対処の仕方が書かれている。この「戦争のもう一つの様相」という項目で書かれている事柄に現在の日本がいくつも当てはまることに危機感を感じる。「スイス」や「わが国」と書かれているものを「日本」と置き換えるとすんなり理解できるであろう。 私は日本へのスパイ活動は徐々に成功を帯びてきていると考える。一例を挙げれば、日本のある有名私立大学で国際政治学を教えている在日の某教授は韓国の新聞社に「日本の外交は誰が動かしているのか。」という名のコラムでこう寄稿したことがある(現在その記事はなぜか削除されている)【日本の大衆に迫る形と言語でもって批判的なメッセージを伝えること、『日本の良心勢力』だけでなく、政財界の指導層にも食い込むため努力すること〜中略〜在日韓国人の地方参政権獲得とともに、日本社会を内側から変化させる方法も進めなければならない。】と。 最後に本書の「戦争のもう一つの様相」から一部引用しよう。 「戦争のもう一つの様相はそれが目に見えないものであり、偽装されているものだけにいっそう危険である。それは国外から来るようには見えない。カムフラージュされてこっそりと国の中に忍び込んでくるのである。そして我々のあらゆる制度、あらゆる生活様式をひっくり返そうとする。このやり方は最初は誰にも不安を起こさせないように注意深く前進してくる。その勝利は血なまぐさくは無い。そして多くの場合、暴力を用いないで目的を達する。」
山と海
谷ごとに文化が違いライバル心を持つ国。 軍事上の要衝であったため、近隣の強国の間を綱渡りした国 国を守るため、国民を傭兵として各国に提供した国。 血筋を残すため、親兄弟が敵対する国々に分散して戦った国。 この本は、自国の民主主義体制を守るために国民のために作られた本。 この本の重みは、スイス史を知っているとより分かるでしょう。 漫画のような感覚で字面を追うだけでは理解しにくい内容。
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「戦わずして勝つ」
兵法なのにそもそも戦争を推奨していない、そんなサワリが気になって読んでみた。・・・「論語」と並び、人生の基本書だった。。 この本を読んだといってもズルして現代語訳しか読んでないのであっという間に読めてしまった(意外にも内容は簡潔であり、短い)が、そのひとつひとつの教えは重く、全十三篇の最後は、なんとスパイの重要性について書かれている。そしてこの篇が、兵法を通じて最も重要なのだと思う。 現代のビジネスでもいろいろな局面で通用することが多々あるなと思う(スパイの項は特に)。 ただし内容を咀嚼しておかないと応用は難しいと思う。頭に叩き込まなければ。 岩波の兵法、本としては同じく岩波の「論語」と同じスタイルを取っている。教科書的か。
軍事のみならず、ビジネス、人生訓としても名著
言わずと知れた『孫子』。 兵法の本だが、軍事のみならずビジネスや人生訓としても読める本である。 ちまたで聞くフレーズも案外この本が出典だったりする。 「敵を知り己を知らば百戦危うからず」や「風林火山」は有名だろう。 ただ、両方とも表現は少し違う。 特に風林火山は、実は「風林火陰山雷」だというのは面白い。 (知り難きこと陰の如く、と、動くこと雷の震うが如く) 私が一番気になったのは、 「包囲した敵軍には必ず逃げ口をあけておき、進退きわまった敵をあまり追いつめてはいけない」(p103) だ。 これは普段の生活でも重要な気がした。
ブッシュ大統領に読ませたい。
『孫子』は古今東西あらゆる人が述べているように最高の兵書である。 戦争はやらなければそれに越したことはないが、なぜやらないほうがいいのか、ということについて最も現実的に回答し、やらねばならないならどういう手段を用いるべきかについて述べている。 しかし孫子がかかれてから既に3000年経つというのに、戦争を鼓舞するものが相変わらずおり、愛国心やら信仰心やら民族主義やらに訴えかけ、同じ過ちを延々と繰り返している。 『戦争に拙速はあっても、恒久はない』『彼を知り、己を知らば百戦危うからず』『上計は心をうち、下計は城を攻める』…。 挙げていったらきりがないが、第二次世界大戦で日本が負けた理由も、イラク戦争で泥沼化しているアメリカの状況もすべてはここに答えがある。 この本には余計な解説書は必要ない。ただ虚心に向かい合うのみである。
古代支那国家から学ぶべきことは多い
日本人の思想を形作った一つ、古代支那国家から学ぶべきことは多い(現在の中華人民共和国とは別、かつて同地域に存在した異民族・異文化も含む歴代国家で歴史的には断絶があります。「中国4000年の歴史」なんていうのは国威発揚のための、彼らの本気の冗談)。春秋左氏伝も良書。孔孟(修己治人の儒教)と老荘(自然思想)、中でも金谷氏の論語、老子は社会人の処世術的にも参考になり入門書としても読み易い。評論家渡部氏は自書国民の教育で論語などでなく「孫子」と「春秋」をすすめていました。
人生は、悪戦苦闘の連続。
中国古典を代表する名著。あるいは、世界最古(?)の成功哲学と言えるかもしれない。この本を読んで、まず思ったのは、《今も昔も、人生は悪戦苦闘の連続だ。》ということです。今の時代には、今の苦労があるし、昔の時代には、昔の苦労があります。この本を読んでも、孫子の苦労のほどが伝わってきます。正直言って、《正攻法》とは反対の、《反則》の塊まりのような本ですが、だからこそ参考になります。良くも悪くも、大人の本です。
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【くちコミ情報】
う〜ん
期待して読んだけどいまいち。 なんだか中国礼賛的な香りが プンプンする文章に嫌悪感を覚える。 確かに昔の中国は好きだが 一言余計な記述が多い。 もっと原文に近いものを 手にとって見たいと思った。 今の中国が完全に 真逆に行ってるのが面白い。
低価格で、かさばらず、わかりやすい孫子の兵法
孫子の兵法の教えはひとつひとつが奥深いが、量が多いわけではない。この本は、文庫にまとめ、低価格で、適度の解説をつけて、かさばらないし、良心的な孫子の兵法の本である。 しかし、孫子の兵法は深い。何度読んでもハッとするところがある。企業戦略にも通じるのはもちろんだし、戦争というテーマを通して、人や集団というものに共通する普遍性にも気づく。少なくともサラリーマンであれば一度は読んでおいて損はないだろう。 本書は、凝縮された表現の孫子の兵法にやさしく噛み砕いた解説を適時はさみながら書いてあり、難しくない。読むのに時間もかからない。お手軽に買える文庫本なのに内容はお手軽ではない。まだ孫子の兵法を読んだことがない方にはおススメである。
戦略本だ!だけど戦術部分にも味がある。
科学技術や文明の進化と共に、戦術は刻々と移り変わる。だが、 戦略のエッセンスはそう簡単に変わらないと思います。だからこそ、 孫子が今でも輝きを放っているのだと。 戦術の記述については、守屋氏が記述のとおり、現代にはそっくり 当てはまらない所が結構あります。 日当たりの良い場所に布陣せよ、とか。だけど、それって深読み すると、福利厚生を充実させて社員の稼働率を高水準に保つ、という 「ストレス過多」社会の最重要課題の一つを暗に提示してたりもする。 純粋な戦略部分だけでなく、戦術部分も噛み砕いてみると、本当に 味のある本です。
わかりやすく読みやすい
読みやすく、最後まですらすらと通せます。 ①訳文(例:戦争は国家の~) ②漢文(例:孫子曰ク、兵ハ国ノ~) ③解説。例題(戦において過去にあったことなど)を交えて。 の順で書かれています。これを読んで歴史小説などを読むと、小説が更に面 くなりますね。またその逆も。ああ、なるほどな。と思うことが多々あります。 重宝しているので、星は五つ。
戦い方
孫子の兵法がわかりやすく書かれています。また、漢文の書き下し文も載っており、原典の雰囲気も伝わります。戦い方、勝負の仕方が、書かれ、人生哲学にもなっています。兵法を知っているのと知っていないのでは、大違いだと思いました。なるべく早く読む本だと思いました。特にリーダーになる人、目指している人は読むべき本です。
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samurai
この本は戦記というジャンルを飛び越えてもまさに「名作」だと思う。ただ単に戦闘機の性能や空戦の体験だけではなく、戦友との悪ふざけやら思い出、そして坂井氏自身の精神などもこと細やかに書かれているのでより臨場感があふれている。戦記はちょっと・・・という人にも是非読んでもらいたい。戦争の大局での勝敗に関係なくひとりひとりの兵士がいかに命がけで戦ったかがよくわかるはずだ。 ご存知かもしれないが、これは世界各地で出版されているそうだ。戦後連合国だった国の人はこの本を読んで、日本人は非情だという戦時中のイメージが無くなったとか。
読む人を勇気づける偉大なるサムライの回顧録
坂井三郎氏、サムライ。この偉大な軍人の書いた本に救われました。 たまたま、仕事で行き詰まり精神的にかなり辛いときに手にしました。 戦時中とは違い、会社での命のやりとりではない場面ですが、 現代には現代の、その人にはその人なりの悩みや葛藤があると思います。 そんなときに読んだので、115ページの文章に目が吸い込まれました。 「まず事故(ピンチ)に直面したとき、第一になにをなすべきか。 それは何をさておいても、落ち着くことである。<しまった、しまった>と、 過去を恨み、自分の不運を嘆き、心を乱す考えを起こすことは、 この時点においては、マイナス以外のなにものでもない。 まず落ち着いて処置方法を考え、もっとも良いと思った方法を、 迷わず断行することである。」 これは、坂井三郎氏(サムライ)が念願の単独飛行につく際に 教官にピンチに見舞われた際の心構えとして教え込まれたことです。 サムライは、深呼吸を3回することで、気を落ち着けたそうです。 生理学的にみても、深呼吸は硬直した筋肉、収縮した血管に有効。 私も本当にタイムリーにこの本を読んでいて良かったと思いました。 サムライの置かれた境遇とは比べようもありませんが、 この本に勇気づけられ、自分なりに苦しいと思うことにも立ち向かう 勇気をいただきました。
決してあきらめないということ。
勝ち戦で生き残る事は簡単だ。でも坂井三郎は負け戦で生き残った。しかも撃墜王として。撃墜王になるには常に最前線にいなければできない技だ。中国大陸、台湾、ラバウル・ラエ、硫黄島。ガダルカナルでは遂に負傷してしまう。一旦は戦地を離れるも右目の視力だけで硫黄島へ。ここでは15機の敵機に囲まれながら生き抜いた。強運の持ち主。 そして戦後、多くの本を出筆する。どれも戦史としてだけではなく戦いや隊員、そして自分への描写が優れていること。これを読むと戦争だけではなく、私には普段こうして生き抜く事の教科書にもなった。 「坂井三郎中尉、海軍航空隊を退隊されます。総員見送りの位置につけ。帽振れ、帽振れ。」
貴重な記録
太平洋戦争中のゼロ戦撃王による従軍記。それも新兵時代から網羅されており、我が国の航空兵力事情の記録としても貴重だろう。ところどころで、敵兵の亡骸を葬るなどの逸話が出てくるが、やはり歴戦の勇士といえども、一人の人間であることには変わりないのだと言うことも確認できたのは、予想外の収穫だった。
戦闘機乗りの生き様は凄い
坂井さんの文章は、小学校の話だとそれらしい文体に、二十歳くらいだとまたそれらしい文体に、現在だと俯瞰したような文体にと、実年齢によって文章の感覚に違いが凄くあって自伝的な話なのに当時の少年が作文をかいているような瑞々しさがある。 戦闘機乗りになるまでに散々遠回りをした話をさらっと書いているが「努力」とはこういうことを言うのだなぁと痛感させられる。あとがきにも常に自分を律していることが一番楽なことだと書かれていて、私もそうなりたいなぁと憧れを持って読みきりました。 本書の中での凄みは「死の受け入れ方」について触れられていることです。戦闘機乗りになったからには空で死ぬのが当たり前だという姿勢が全編に貫かれていて、戦士した友を涙を流して弔いながらそれがごく自然なことだと感受できるその戦争心理は、訓練で辿り着ける人間の境地を感じます。 トップガンの映像が文章から凄い迫力で幾重にも展開されていく強烈な本です。
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サムライの言葉に勇気づけられました
392ページ あとがきに代えて、を読み丁度悩んでいた今の私を勇気づけてくれました。 「戦いの常として、こちらが辛い場合には向こうも辛い。 辛い、辛いと思っているときには戦闘は互角である。 むしろこちらが勝っている場合が多い。その辛い最後の一瞬を、 必ず勝てるという信念で頑張り抜いた人が、空中戦においても敵に勝つ人 であって、その苦しい最後のときにヘタばった人が、必ず落とされる運命にある。」 これは、サムライが空戦に学んだ自己制御として、 巴戦で敵戦闘機と一騎打ちをする際に、最後に頼れるのは 自分自身のみであることを振り返っているくだりです。 もはや精神論以外の何物でもなく、今時・・・なのかもしれませんが、 私はそうは思いませんでした。これは自分を信じること、頑張り抜くこと、 その先に道が開けることの真理だと思います。 辛いときこそ、冷静になるべきだとは、いろいろな悩みを抱える現代の社会人 にも、きっと勇気や救いの一言となると思います。 戦争を美化することでもなく、むしろその虚しさをサムライは伝えています。 戦記というよりは、もっと深い心構えを教えてくれる本です。
朝飯は一緒に食えても晩飯は食えない。
常に戦争をしてる日々が続くとこうなってしまう。この本を読むと朝はいた奴が夜はいない。一体こんなことが日常茶飯事になったら今の我々はどうやって向かい合って生きていけば良いのだろう。しかし今となっては遠い昔、こうやって戦い続けた日本人がいた。ごく1部の誤った指導者のお陰で。終戦を知った坂井が「死んだ仲間が一番可哀想だ。」。 今、彼は笹井中尉の元に仲間達の元に還った。「虎は千里を行って千里を還る。」
いかにあろうとも、、、
戦争反対です。 ゼロ戦のテクニックはすばらしいものがあったそうです。 男も女も戦地にゆくのにどれだけの犠牲をしいて行ったのか? 一人ひとりの物語としては美化しすぎではないかとおもいます。 戦地へおもむくという事が男のロマンやスキルでかたってはならないと おもいます。どれだけの死を認めれば戦いは終わるのでしょうか。 わたしは戦争という特殊な世界ではなく、人として本当は戦いたく なかったのだと信じたいです。 亡くなられた人達のご冥福を祈りつつ、読み手もカッコイイと 思わず、記録として身構えて読むほうがただしいのでは、、、
現実の戦いとはこういうもの!
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同シリーズの上巻に続く下巻!
世界中で英語などに翻訳されて出版されている大空のサムライシリーズの下巻です、やはり実際に零戦に搭乗した坂井三郎の戦記は一味違います、読んでるうちに勝手に想像してしまうのですよ。「なるほど、こっちからグラマンがきてこう攻めたのか。」などと勝手に想像しつつ読んでいるわけですが、いつの間にか理想の人になってしまいました。将来自分もこんな風に立派な人になりたい!と思わせる力があるのでしょう。とくに片目を失いつつも戦列に復帰して15機vs1機での壮絶な戦いの所には興奮してしまいました,,,,特攻出撃に坂井が行くときもやはり極限状態に追い込まれた人間の状況が生々しく書かれています。あまりに素晴らしいので友達に大空のサムライシリーズを全部薦めています、最後は衝撃的な終わり方で物足りない気もしますが、自分はこのシリーズほど衝撃を受けた本はありません。しかもただの戦記ではなくかなり今の生活に人生に役に立つ本だと思います、ちょうど自分ぐらいの年から海軍に入ったのかと思うと、この差をどう考えてよいのかわからなくなります。
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戦場の兵士が身近に感じられる一冊
戦争現場において銃から発射される弾丸の多くは相手を殺していなかった。兵士達は仲間に軽蔑されたくないから、必死に戦う格好をして発砲を続けるものの、実際に敵兵を狙い撃ちして殺せる人間は少数――。 戦争という現場での心理を、退役兵で心理学者の著者が克明に綴った本。極限の場であるはずの戦争の場での心理が、どこか身近に感じられる一冊。 人間は人間を殺すことに抵抗を覚える、しかし単純に距離的な条件を変えたり、抵抗を少なくさせるような訓練を積むことによって、殺害率は上昇する、と筆者は主張している。戦争に限らず、一般社会に転用して考えることもできる本であり、テレビの有識者のコメントよりも、現代社会における殺人者というものの本質に触れている気がする。 ただし主張の核である「本質的に人は人を殺すことに抵抗を覚える」という部分は、それが人間(生物)としての本性ゆえなのか、現代社会の道徳文化の刷り込みゆえなのかの検証がなされておらず、続刊「戦争の心理学」において著者自身、真逆の主張をしていたりとブレている。とりあえず、現代文明社会の人間は人を殺すことに抵抗を覚える、という範囲内で理解しておくのがいいかもしれない。
戦争という大量殺人の深層
これを読んで嫌悪感を感じる方はいるかもしてない。実際に戦場に於いて敵兵を殺した 兵士の証言が生々しく書かれており、もしかしたら読むことすらトラウマになるやもし れない。 無論、そこまでサディステックに書かれているわけではなく、本書の目的は殺人を奨励 するのではなく、殺人を侵す過程における心理状態を探っており、人殺しの心理を解明 するのが目的である。 日本人には会わない論理だというかもしれないが、平和国家日本に於いてサディズム的 殺人事件が幼年化し、その原因について実は本書で後半部に於いて示唆されている。 導入の章で戦場の例が取り上げられているが、他人事と思われずにあえて読み進めて見 ると、本書の問題とする事が、まさに今起きている問題と一致することに驚かれるかも しれない。
戦場で何が起きているのか
映画やドラマで主人公の弾は敵に命中するのになんで敵の弾は味方に当たらないのだ矛盾してる、などと私は思いながら映画やテレビを見ることが多かった。しかしこの本を読み終えた今、ふとそれらのことを考えるとあながち非現実的ではないように思える。ゲリラやテロリストが特殊部隊に急襲され一方的にあっという間に制圧されるのはフィクションのご都合主義ではないようだ。 「訓練と実戦は違う」「彼はプロの訓練を受けている」「人を殺すのは難しい」「何をしてる早く撃て!」よく聞かれるこの台詞の本当の意味が本書を読むことで明快になる。いつ死ぬか知れない戦場で兵士が荒々しいのん気な冗談を言っているのは何故か、鬼軍曹がいつも訓練中に顔を近づけてボロカスに罵るのは何故か、私が勝手に「所詮映画だから(笑)」と思い込んでいたベタなシーンの数々は実はリアルな描写だったのではないだろうか。そこには明確な理由があるのだ。 「何故人は戦争をするのか」という問いは多いが「何故人は殺さないのか」という視点は珍しい。兵士が敵を戦場で殺すのは当たり前だとどこかで思い込んでいた現代人の私には目からうろこである。私も含めてレビューだけでは書けない興味深いエピソードが満載なので是非読んでみて欲しい。「え?戦場って実際はそんな感じだったのか」と衝撃と正しい認識が得られると思う。
人殺しと戦争と平和
アメリカ軍において、第2次世界大戦で敵に向かって実際に発砲した兵士の比率は15〜20%であったという。それが、朝鮮戦争時には55%となり、ベトナム戦争時には90〜95%にまで劇的な上昇を見せた。 何故そういうことになるのか。自身も軍歴の長い著者は、この大部な本の中でその問題に分け入っていく。その分析は、膨大なインタビューや手記、また数多くの先行研究を引きつつ、戦場に置かれた一人一人の心の動きやそれを規定する諸条件をあぶり出していく。そのような環境や条件の下に置かれたなら、またそのような訓練を経たならば、読み手自身もここに書かれている行動パターンをはみ出すことは難しいのではないか。そう思わせるリアリティがこの本にはある。 繰り返し強調しておきたいが、本書は観念的・皮相的な戦争賛美や反戦論とはまったく趣を異にする。「他者を殺す」とはどういうことなのか。戦場に送られた兵士は何を見て、何に傷ついて帰還してくるのか。もし「戦争と平和の規範」というものが成立するとすれば、それは圧倒的な証拠をもってここに提示されている「人間の現実」を踏まえたものでなければならないと思う。
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【くちコミ情報】
ちょっとした雑学
ちょっとした雑学として知っておきたい。 創作活動で必要になるだろうから。 そんな方にはお勧めの一冊かと思います。 あまり分厚くもなければ簡単でイラスト付きなのでさくさく読めていいかと。 意外と知ってるようで知らなかったり、誤って覚えていたりする知識などがあり再確認するには丁度良いです。
マニアでない私には
ガンマニアでない私には、十分専門的で、楽しく読めました。 「○○口径の意味が分からない」とか「アサルトライフルと短機関銃の違いが分からない」とか、そういう次元の謎がたくさん解けました。銃器に全く興味のない私でしたが、この本を読んでからは映画を見て、いろんな設定についてもっと深く分かるようになりました。 あまり類書を知りませんが、非常に読みやすく書かれているので、マニアじゃない人にとってはうってつけの入門書だと思います。
入門書
とりあえず、楽しむ分にはいいと思う。 携帯武器に関する基本的知識が無いならこれでとりあえずはいいだろう。 多少知識があるならもっと内容のあるものをオススメする。
火器に関しての広い基礎知識
バイオハザードやメタルギアソリッドなどのゲームにはまったことがきっかけで銃器類に興味を持った。そこで、購入したのがこの本である。 『基礎知識』、『拳銃』、『ライフル』、『機関銃』、『ショットガンその他』と明確に章立てした構成で成り立っている。タイトル通り、一貫して見開きの左ページをテキストとして、右ページを図解で示して解説している。図解を取り入れて文章を読めば、内容がすんなり頭に入る。そういった意味で言えば、この本は初めて火器について足を踏み入れる物にとってとっつきやすい仕上がりとなっている。第1章の基礎知識を読んでいるだけでも、思わずなるほどとうなずいている自分がいるほどだ。 文中の「ライフルの有効射程はどのくらいか?」というひとつをとってみても、実に論理的に解説が成されているから読み応えがある。 銃とは無縁な国にいながら、そのような書物で知識を得ても意味がないだろう。という意見もあろう。だが、それは些か偏見である。恐らくこの本を読む者達は実際に銃器で人を撃ってみたいとかということとは次元が違うところで、敢えて知識がほしいのだ。それは、歴史の深淵を学びたいということと同様、世界に実際に使用されている人を殺傷することを目的にした火器という歴史に興味を持つことと等しい。火器が理解できると、戦争や犯罪の具体性の一部分が垣間見えても来る。また、銃器類の資料が必要な場合にも現代武器として多いに役立つだろう。 この本を読み終えたとき、銃器等に関するおおよその基礎知識は持つことができる。 すると、映画や実際に起こった犯罪、戦争時に使用される火器に目がいくことだろう。
リアル
初歩的な事を色々と知る事ができます。特殊部隊がサブマシンガンを使う理由とか成程と思わされます。あと映画でよくある車のドアを盾にした撃ち合いやサイレンサーを装着した場合の消音効果の現実を知る事ができます。夢を壊すような内容ではなくへぇボタンを押したくなるような感じなので気長に読むといいかと思います
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おすすめ度
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【くちコミ情報】
著者の思い入れ
著者の思い入れの強さに、 圧倒されるとともに、 閉口している。 たとえば、「バシー海峡」について なにやらポイントの一つのようなので、 周辺を頑張って読んだのだが、 いろいろな枝葉に飛んでおり、 肝心の中心的アイデアがわかりづらかった。 著者に相当感情移入しないと、 「面白い」までいかないような気がする。
卓越している。
小松真一氏の「虜人日記」がなければ本書は書かれなかったと感じる。 だが、本書は「虜人日記」を補って解説されたというよりは、二人の意志が結集して さらに良い作品となった感がある。 客観的に敗因を分析した本書は、多くの戦争反省本や体験本とは一線を画する。 本書を出発点に、より深く分析を進め、よくも悪くもあるこの日本人性を どうやって次に生かすことができるのか? 非常に考えさせられる良書である。
昭和の戦争の鮮烈な記録、そして敗因から探る秀逸な日本人論。全日本人必読の書。
終戦の約30年後に発表され、それから約30年後に新書となった名著。陸軍にガソリン代わりのブタノール生産のための技術者として徴用されてフィリピンに渡り、そこで終戦を迎えた小松真一氏が戦場及び収容所での見聞を必死で記録して日本に持ち帰った、現地性・同時性・そして戦後の権威に迎合していない点で稀有の記録である虜人日記から多くを引用し、著者の体験も重ねつつ、戦争の敗因とそこから探る日本人論を展開する、全日本人必読の書だ。明確な意図も方法論も、従ってそれを実行する組織もなく、出たとこ勝負を繰り返すだけ。バシー海峡の危険性が判りつつ員数合わせのための兵員輸送が止まらなかったのがその典型。兵器の近代化や未熟な兵でも操れる技術を開発することもなく、古色蒼然とした武器しか与えない。そのくせ、ほとんどの上官に教養のかけらもなく、威張り散らし、弱い者いじめが横行する。食料も満足に準備できず、最後には戦友同士が殺しあってその肉を食べる。戦死者の多くは輸送船とともに沈んだ人と餓死者であった。妄動に突き動かされ、本心を語ろうとするものがあれば非国民扱いし、マスコミも虚偽の報道(南京での百人斬り等、軍の蛮行とされるものでもあり得ないものは虚報と断じる著者には信頼がおける)を平気で行う点では銃後の国民も同じであった。 結局、井沢元彦氏が言うように、日本は言霊または祝詞が支配する国だ。「数があるぞ」という言葉を権威づけ、反論を封ずればそれで足りる、というのはその極限である。精神力優位の盲信は西南戦争の西郷軍に既に見られ、西郷軍敗因の反省と言うか分析がないまま、西郷軍的発想が軍部の主流になったとの指摘も鋭い。戦後60年以上が経過して、我々はどれほど言霊・祝詞支配を脱却して自由に話し合えるようになっただろうか。また芸至上主義の弊をどれほど克服できただろうか。本書の問いかけは重い。
座右の書たり得る名著
本書が取り上げる小松真一氏の虜人日記も、それに加える 著者山本七平の筆致も無駄がなく、意味なき抑制もなく想い を直裁に語る硬質な叙述が、日本軍が陥った組織的、構造的 な陥穽、欠陥を見事に描き出している。 バシー海峡の海に機械的に沈められていった名もなき人々 の鎮魂は、日本が抱える根源的な課題を日本人自身が深く認 識することによってしか為しえない。長く手元に留め繰り返 し読んで考える材料にしたい書である。
極限状態における組織・倫理破壊の事実を抉る力作
軍属としてフィリピン戦線に巻き込まれた小松真一氏の経験(「捕人日記」)を、期せずして同じフィリピン戦線で辛酸を甞めた山本七平氏がご自身の経験も踏まえつつ解説・取り纏めた力作。現地性、同時性という資料の信憑性の要件を踏まえ、しかも淡々とした客観的な視点で日本軍という巨大組織の組織性が、「補給線寸断」→「飢え」といった要因だけそので倫理性が脆くもあっけなく崩壊し、個々の兵士、軍属が平時では考えられないような猟奇性、生き残るための自己中心性をむき出しにした戦闘動物に変身していく描写は、私のような安穏とした生活しか経験しかない多くの現代日本人にとって、「壮絶」といった感想しか出てこないように思う。 敗因として小松氏が上げている要因について、例えばバシー海峡での消耗について今の日本人は旧陸軍を笑う資格があるのか。仮に同じような状態に個人がおかれた場合、私も含め普段当然のこととして考えている倫理感を維持することができるのか、弱った戦友を殺してその肉を食らうようなことがないという保障がどこにあるのか、色々と考えさせるものが深いものがあった。安全保障、戦闘における補給の重要性等、今後国家レベルで考えるべき部分を提示してくれる貴重な記録であると共に、山本氏が別著「ある異常体験者の偏見」で述べているように、人間というのは慢性的な食物中毒者であるが故、それが一旦断たれると倫理・正義のあっけないほどの脆さを持つことを、そのような状態に未経験な私を含めた日本人に対し、完全な理解とまでは難しいがその一端を想像させてくれるように思う。 果たして、今の日本人に当時の日本軍の極限状態での数々の残虐行為の表面部分のみを、正義面をして「悪」として処断する資格があるのであろうか。またそのような総括を「率直な反省」として片付けることに何らかの将来への意味があるのだろうか。 人間とは常にそのような危険性を孕んだ宿命的存在と認識した上で、同じような事態を回避するための具体的処方箋を考察することが、新の意味で「過去から学ぶ」ということなのではないだろうか。 そして、食糧・エネルギー自給率が極めて低い我が国にとって、たとえ外国に軍事的侵略を行わなくても、シーレーンが寸断されれば、同じような事態が国内でも容易に再現されうる黙示録とも思える。司馬遼太郎が「平和念仏主義」と揶揄し、食糧・エネルギー安全保障論に疎い現在の日本人への警鐘と重なる部分を感じるとともに、我が国が生き残るために適正な防衛力維持と多方向外交への真剣な考察とのバランスに立った、政策立案→実行の必要性を提起する名著であると思う。
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