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¥ 2,415(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:3位  
カスタマーレビュー数:4

くちコミ情報
帯の一文がよかった
今年から、はじめて買いました。 高いメニューばかりが記載されていますが、帯にある“がんばっている人にこそ味わって頂きたいちょっと贅沢なご褒美。”っていう一文が、いいなぁと思いました。 何か直訳したみたいな文が味がありますね。 地図も外国っぽい。
ホテルのガイドは、パンフレットに成り下がった
まず、08年版よりも陳腐化したな、と感じました。 自分が書いた08年度のレビューの繰り返しになりますが、 この本をレストランガイドだと思っている方は 間違いなく、内容に対して失望するでしょう。 安くて美味しい店を探すための本ではありません。 基本的には、この本は外国人向けの観光ガイドです。 それも、お金が十分にある外国人向けです。 個人的には、レストランの部分よりも、 ホテルの方に関心があるので、 そのことに関して書きます。 08年のホテル評価で興味深かったのは、 パーク ハイアットの4レッドパビリオンでした。 この評価は(あくまでも)外国人観光客にとって、 立地条件が悪い(東京の中心から遠い、駅から遠い)、 日本的なテイストが少ない(日本庭園が見えるわけじゃない)、 諸外国の超高層ホテルに比べると高い価値を見出しにくい、 という点から考えて、ミシュランの主張が見て取れました。 しかし、09年は5レッドパビリオンに2ランク格上げです。 これでは、単に値段の高い順に並べただけです。 ホテルガイドは、旅行会社のパンフレット程度の価値になりました。 一方、レストランの数は少し増えて、レイアウトも見やすくなりました。 08年版を持っていない方や、比べるのが楽しいという方は、 買っても良いかも知れません。
2008年の延長線上に
2008年版から比べるとレイアウトの改善(地図の見づらさ、改行)、外国人向けだろうが座敷にあがる必要の有無が追加記載されるなど、使い勝手の面での改良は実施されている。 しかしながら、調査対象エリアが拡大されたとはいえ、まだまだ、「なぜあの店が掲載されていないのか」と感じる人が少なからずいそうな店の選定であると感じる。イタリアンはほとんど選ばれていないし。 また高級店ばかりが掲載されており庶民には縁のないガイドブックとなってしまっているので、ぜひ他国のミシュランでは紹介されているビブ・グルマンマークのお店の紹介を今後実施してほしいと考えます。
大多数の日本人には不要!?
昨年度の東京2008年版と比較すると、調査エリアを広げただけあって、 選ばれているお店の幅が広がった印象で、今回も納得の選定です。 私の知る限りどのお店も清潔・味は抜群で接客マナーも紳士的(なはず)ですから…。 しかし、一年前と今とでは世界的にも日本も経済的状況が全く異なります。 かつてのバブル期であれば、この本はもっと熱狂的にもてはやされ、 存在価値も異なっていたでしょう。 今回も当然「普段着でも気楽に行け、地域に根ざし愛されるおいしいお店」 つまり、大多数の日本の庶民が通えるお店が ミシュランの選考対象にはなっていない点では昨年同様です。 “イタリアン”“焼き鳥”“ブラッスリー”“定食屋”は調査のお呼びではないようですね。 そういえば昨年星の付いたお店は、どこもさらに敷居が高くなってしまいましたね。 大陸国で香水臭いフランス人と島国日本人の感性に大きな違いがあることは否定できませんし、 両国とも自称グルメの国民性とはいえ、フランス人と日本人の価値観の違いも否めません。 いまや経済大国の名を返上してしまった感のあるこの時代の日本において、 この本は、やはり図書館で借りたりネット上で閲覧するだけで充分な気がしてなりません。 気の合う仲間同士で安くてもおいしい食べ物を囲んで、幸せな時間を共有すること・・・。 少なくとも庶民の私にとっては、これが本当の意味での三ツ星なのです。



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ジャンル内ランキング:1187位  
カスタマーレビュー数:65

くちコミ情報
おフランスに舐められっぱなしの日本
美味しいものは誰が食べても美味しい、とは一つの真理。しかしそれでも他国人には日本料理の真髄は理解の外でしょう。 まして日本人は食に関して世界一貪欲な、類い稀なエピキュリアンです。例えば日本人でもトリュフの揮発臭を好む人間は多いですが、他の何国人が松茸の芳香を有り難がりますか? 食材や調理に関する好悪は人それぞれ,各々の民族の歴史にすら遡る事が可能でしょうが宗教的戒律もなしに「生魚は口にできない・酒はワインしか呑めない」そんな知的好奇心皆無の民族に,我等が日本人の誇る料理人をとやかく言われてたまるもんですか。 他の一部のレビューに散見した「★3つが8店舗…アリガタやアリガタや、これで日本に誇りを持てますじゃ」…ギャグですか?笑えないですよ。 だとすれば,マスコミや山本益博氏を筆頭に数多の自称料理評論家共は逆説的に売国奴ですね。 日本人は疑う余地なく世界一食に恵まれた民族です。その事実こそを誇るべきであって、高度成長期の田舎者じゃあるまいし、21世紀の今更フランス人にお寿司や和食認めて頂き,頭を撫でて貰って喜んでいるというのでは,土下座民族と謗られても仕方が有りませんね。 尚、自分は本書を図書館で借りました(笑) 2000円あったら行きつけの美味しい鰻屋さんで食べられますもん。
観光客向けのガイドブック
創刊から108年の伝統を誇り、世界的知名度のあるフランス発のガイドブック。2008年、日本に初上陸しました。 パリの500軒程のレストラン紹介と比較して、日本では150軒程。掲載されている店舗が、内装と料理の写真付きで掲載されているのでレイアウトは見やすいですが、質と量の両面において、フランス版の辞書のようなガイドブックには遠く及びません。最高の称号を表す「ライジング スター」だけでなく、リーズナブルな店を紹介する「ビブ グルマン」もなく、紹介文の下手さが目につきます。 ホテルの掲載店についても、パリの500軒程と比較して、日本では28軒と非常に少なく、全体的に内容は薄いと言えるのではないでしょうか。(初年度ですから仕方がないのかもしれませんが) また、本書に掲載後、値上げをする店が多いだけでなく、多くの客が押し寄せたため、料理だけでなくサービスの低下も危ぶまれるところです。 個人的な感想としては、フランスの様に、ミシェランをバイブル視する必要は無いと思います。あくまでも、日本に旅行にきた外国人向けのガイドブックとして考えるのが良いのではないでしょうか。
行ってみたいな星3つのお店…で、本も星3つ
 この本のお店、どこもいつも予約いっぱい… とくに、カンテサンスに至っては、電話も通じないとは、 とにかく、本の効果絶大、何とか行きたいナア〜 カンテサンス、誰か予約の方法教えてほしい〜 みんな同じか、星3つはやっぱり高くても一度は行って みたい、やっぱりミシュラン、なんと言ってもミシュラン レストランのガイドブックの装丁はいたって普通だが、 なんと言ってもミシュラン、 予約できなくて悔しいからせめてここは星3つとしたが
うーん…ミシュランも変わった
 持ち運びしやすいお手軽さや網羅性などはいいと思いますが、肝心のお店のセレクトが、あんまり納得行かないです。  一般的なガイドブックによく載っているような、はっきりいってミーハーだったり立地がよいだけで成金っぽいレストランも多く掲載されています。こういうレストランをミシュランは評価するのか…。うーむ。
ちっとも役立たないガイドである。
もう散々書き尽くされた観が有るが ポイントだけ記載する。フランス人は素材を調理する場を見せられた事が無かった様だ。我々が当たり前に思っていた板前さんが目の前で調理する光景が彼らには余程インパクトが有ったんだろうな。点が甘い印象である。それから日本で最も高価で最もクドく下品な「銀座マキシム」が無い。掲載拒否とも伝えられるが あの品の欠片も無い料理と ラブホ並の内装を仏人がどう評価するのか楽しみにしていた私は肩透かしを食らった。同じく「煉瓦屋」も無い。ポールボキューズ御大だろうが噛付く心意気は無いのか?というわけで この本を買うなら「西原理恵子著 恨ミシュラン」のほうが質量ともに余程為になると思う。妙に気取った本家よりも数段読み応えがある。今から「大阪編」を楽しみにしている。彼ら覆面調査員が「二度漬け禁止」の串揚げ屋や何の肉だか解ったもんじゃない焼き肉屋とかを喰い歩って欲しい。ちなみに この本、ちっともガイドになってない ってか東京の一部しか扱ってないからだ。せめて横浜は含めるべきであった。それから一流を名乗るホテルには複数の店舗が有るのだが総花じゃあダメだろ。たとえば「ホテルオークラ」はいオシマイ、で何がガイドなんだろう?ちっとも役に立たないぞ。仏人独特のイヤミが無いんじゃ価値は半減だ。どう考えても西原理恵子の方が「ガイド」だな、「鮑の源太」で大笑いした向きも多いだろう。



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くちコミ情報
素晴らしい食の物語。
個人貿易商の主人公が行く先々で ただひたすら、淡々と店に立ち寄って 食す、ただそれだけなのに そこにある人情、風情、土地柄、孤独 までも感じてしまう 名作でございます。 グルメ系の漫画は兎に角、リアクションが大袈裟だったりしてわたくし 苦手なのですが これはその大袈裟さが無く 落ち着いて読めます。 まさに大人の為の食漫画、です。 しかし主人公が思いのほか 食べたいものにありつけていない(ライスが無かったり) のはご愛嬌でしょうか。 そして和菓子屋での豆かんは異様なまでのリアリティを誇っております。 是非ご堪能くださいませ。
食べる楽しさ
ビジネスマンは昼食時も仕事だ。 誰かと昼食を共にすることにより、情報収集に努めるべし。 などとどこかの本に書いてあるかもしれないが、私は一人で食事をすることに幸せを感じる。 誰にも邪魔されずに、味わい、自由を感じるのが楽しい。 時間も限られ、予算も限られた中で店構えで味を瞬時に判断して入店し、注文する。 サラリーマンの昼食にはちょっとしたスリルの要素がある。 そういった意味で、孤独のグルメがこれだけ売れ続けていると言うことは、私みたいな勤め人は少なくない、と言うことなのだろう。 なにせ、このマンガの主人公が食する店は、給料日前でもフトコロに影響がなさそうな店ばかり。 時には夜中のコンビニのおでんだったりする。 グルメ本に頼らずとも、普通にうまい店はたくさんある。 それも、近所の定食屋にこそ掘り出し物があるかもしれない。 背伸びせずに、それでもうまいものを食いたい、という我々庶民の気持ちを代弁するかのようなマンガがこの「孤独のグルメ」なのだ。 千円札を握りしめて、近所に駆け出したくなる、そんな身近なグルメ本。
グルメ本にあらず。
何度読んでも引き込まれます。 お店で何かを食べる時には、出てきた料理の味だけではなく、 その時の気持ち・コンディション、周囲の様子、お店の人の人柄など、 さまざまな要素が思い出されるものですよね。 決してグルメ本ではないのですが、不思議と何かを食べたくなります。 一度はぜひご覧下さい!
一度読んで手放す人はほとんどいないでしょう
期待以上に面白かったです。短編で一話は8ページですが、一話一話にしみじみとしたドラマがあります。 基本は平日、仕事の合間に一人で食事するところを探して食べるのみで、描写も淡々と静かなのですが、それがよいです。 特別なご馳走というわけではないのですが、どれも美味しそうで、日本人ならば「食べたいー」と思ってしまうこと請け合いです。 また、お店(など)の描写が生き生きしてて「あるある、こういうお店」と共感できます。原作も絵もいいということだと思います。 本当に男〜という感じの本で、女の自分にはそんな男の視点も面白かったです。 なお、お店は東京がほとんどです。
腹が減っては(以下略
文庫の帯に『メシを食うことが、これほどのドラマを生む!何度も読み返しえしまう、 これぞ食マンガの最高峰!!』とあるが、まさにその通りである。 格闘漫画のように異常な動きで料理を作ったり、絶対に食えない高級食材のオンパレードだったり、 ウソ臭い料理番組のように一口食べてバカ騒ぎするわけでもない。 ただ、どこにでもある外食店(あるいはコンビニ)で食事をし、「うん。ウマイ」だの「これはちょっと・・・」と 顔をしかめるだけである。 時にはシュウマイの熱気に慌て、時には横暴な店主にアームロックをかけ、そして、ひたすら食う! あぁ・・・自分で何書いてるかも分からなくなってきた。 とにかく必読の料理コミックなのだ!読め!読めば分かるさ!




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ハルヴァの味
この本は米原万里ファンになるきっかけとなった一冊です。 魅力的な語り口で興味深い内容となっておりスイスイと読めます。 ただ食べ物に関してだけでなく、日本ではあまりクローズアップされないような国の文化・政治などにも触れてあり、ためにもなります。 トルコ蜜飴の章では、ハルヴァが強烈に食べたくなり、ネットで探して注文しました。 が、やはり米原さんの食べた絶品ハルヴァとはまったく違うものでした。 いつか絶品ハルヴァを食べてみたいものです。。。 この気持ち、読めばきっとわかります。
蕪や黒パンなど東欧圏の食品に関する蘊蓄はどれも初めて聞くようなものばかり
 最初はグルメ本だとばっかり思っていて、「そういえば旅先の朝食だけに焦点をあてたような本ってあまり知らないな」と思って一読。驚愕しました。最初の「卵が先か、鶏が先か」では、おそらくプリマコフの同時通訳で「アブオーヴォ」という単語が訳せずに窮地に陥ったが、なんとかうまくとりつくろった、みたいな経験が、フランクに語られているのが素晴らしい。会議が終わって辞典を調べるとAB OBOはラテン語だったということがわかります。同時通訳者たちの悪夢は《スピーカーがいつギリシャ語やラテン語の慣用句や有名な詩の一節を原文のまま口にするか》(p.12)ということ。これは《日本人が漢文の故事来歴を好むのと同じ》(p.13)なんでしょうね。  あと、本のタイトルにも採用された『旅行者の朝食』。ロシアンジョークで『旅行者の朝食』がオチになると、なぜかロシアの人たちは抱腹絶倒するのですが、そのワケがわからない…といったあたりからはじまって、それがソ連時代のマズイ缶詰だったということがわかって、たいていはマズいものが多いけけど中にはフォアグラと間違えるほどの鱈肝の缶詰などもあったという思い出につながり、最後は、そうしたものも輸入品に席巻されてしまい、いまでは「旅行者の朝食」も懐かしいと感じる、と終わる流れは、悠揚迫らず、見事なもの。
食べたくなるなる
当時高校2年の私に、進路を食関係に決めようか迷わせた一冊です。軽快な語り口とたっぷりのユーモアだけでもお腹いっぱいなのに、中で紹介されている食べ物のおいしそうなことといったら・・思い出し笑いならぬ思い出し涎を何度拭ったことか。 その年に米原さんが私の高校に講演に来てくださった時は、「誰?」という顔をしている同級生の中、感動による興奮を抑えてかじりついてお話を聞きました。お亡くなりになった今、あの後ホームルームを抜け出して、直接「ハルヴァはみつかりましたか」と聞けなかったことが残念でなりません。
雑学事典
昔話に出てくる変わった食べ物、未知の食べ物。 誰もが一度は食べたいと思ったはず。 しかし、大抵の人はいつしか忘れてしまう。 でも、米原さんは覚えていた。 通訳で世界中を飛び回るという事情も重なり、未知の食べ物を口にすることが出来た。 米原さんの強い思い入れが感じられる。
万里さん、ごちそうさま!
彼女のエッセイはどれもヒットまちがいなし、今回も多いに頷いたり笑ったりさせてもらいました。 それだけにもう新作が読めないと思うと悲しいです。 私にとって、何よりも同感したのが、「おにぎり恋しさに悶え、おにぎりを口に感涙することこそ日本人」という意味のくだり。近年、国外でもコシヒカリを入手できる地域が増えましたが、80年代に最初の外国暮らしを始めた私には、このことばのメッセージがよぉーく分かります。



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確かに死ぬまでに1度は食いたいっ!
えっ、この人が?っていうような著名人が料理上手だったり年季の入った美食家だったりということが少なくありません。 で、今回の「えっ、この人も?」が寺門ジモン氏。 表紙に「ゴメン!肉が多くて」とあるので肉だらけなのかと思ったらそうではなかったのですが、それでも「そうそう、こ〜ゆ〜のをガッツンガッツン食いたいんだよ」がてんこ盛なのはうれしい限り。 ご自身のアルバイト体験を引き合いに出した『自然食品店の人たちはやせて声の小さな人ばかり、ハンバーガー店では元気で健康的で声のデカい人ばかり』ってくだりは、実際にそうかどうかはともかく思わず納得しちゃう変な説得力。 自然食も大切だけど、やっぱ肉をガンガン食って、腹いっぱいになったらガンガントレーニングして、って方が心も体も喜ぶような気がします。 実際にこんな食生活はできないけど、年に何回かは自分にご褒美をあげたい時にぜひ足を運びたいお店が満載です。 ちなみに私は焼肉も好きだけど、やっぱ肉食ってるってこの世で一番実感できるステーキがガキの頃から大好き。



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東京の老舗・名店がずらり。最近旬のお店はのっていないお店もあるけれど、スィーツ好きにはたまりません。特に和菓子屋さんの情報が満載です。
自分が頂いても嬉しいと感じる品々
お店の外観、そのお店一押しの品の写真、住所等の情報が掲載されている厳選された手土産屋さんガイド。 この本に掲載している手土産を買って行けば、はずす事は無さそうです。 年配の方はなおさら老舗店をよく知っていますので、きっと喜びます。 私の為にわざわざあそこのお店まで足を運んで買いに行ってくれたのね、と。 少々お高くても、手間暇をかけたとしても、 どうせなら自分が頂いても嬉しいと感じる品を人にも差し上げたいものです。 それが自分にとって大切な人なら、なおさら。 p 手土産を選ぶ時に重宝するのはもちろんですが、自分のグルメガイドとしても活用。 時には自分用にお菓子を買いに行ったりしてグルメを楽しんでいます。 また、品のある上質なお菓子は、手にとって眺めているだけでも幸せです。
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 年配の知人宅へのご機嫌伺い、味にうるさい友人宅を訪れる時、手土産選択にはとても困る。デパ地下をウロつき散々悩んだ挙げ句、有名店の羊羹を買ってお茶を濁してしまうことが多いのだが、相手が違えど同じものばかりを買っていると、我ながら「芸がないなあ」と少しだけ落ち込んでしまう。  本著が発売されて、さっそく買い求めた。  名の通った老舗店が多いが、老舗が現存しているのは多くの人に長年の間、支持されている証でもある。既に知った店であっても、本著に紹介されているのを見ると「あ、今度はここで買うことにしよう」と思い直したりする。  先方では、けして「岸朝子さんの本に出ていたお店の御菓子です」なんて野暮なことは言わない。相手の表情にちらりと浮かんだ喜びを察知できると、極めて重宝な一冊であることを実感する。恐るべし「料理記者歴40年」なのである。
こんな本が欲しかった
てみやげを選ぶとき、いつもお決まりの品になってしまいます。紹介されているお店は、老舗やよく知られて店が多いのですが、それでも数が多くおいしいと評判のところなのでとても参考になります。特に、年配の方にさしあげるときにはもってこいです。



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作家の豪放磊落のマスクの影の、作家本人の言葉によれば、「滅形」という闇は、こんな食物をめぐるエッセイにさえ見え隠れしている。ラブレー風の饒舌で豊穣な、水気の多い文章にも、作家の憂鬱が覗かれる。カニバリスムをして飽食に厭いた末の高度の食文化として「最後の晩餐」となずける作家の、その精神の闇の深さを知るべきか。中野美代子氏も、このカニバリスムの部分について絶賛している。肉体にたいする独特の見方をもつ文明からよって来る中国のカニバリスムについて、更なる興味をお持ちの向きは、大室幹雄『桃源の夢想』が参考になろう。
健啖家がうらやましい
 私は、酒飲みであるし、旨い店探したと友人に言われれば駆けつけるタイプである。それは、消して高級な店であることはめったにない。そこらにある少しおしゃれな店であったり、ええ、こんなキタネー所かよと言うようなところもある。  かつては、開高健氏には敵わないまでも大喰らいの大酒のみであった。  ただ、ややこしい事件で心身を酷使し、体を壊してから、酒は相変わらずいくらでも飲めるのだが、食が細ってしまった。かつては、昼食にカツどん大盛り・・なんていっていたのが、いまや盛りそばで充分になった。レーシングカートのための減量の問題もあるが、基本的に「大食漢」でなくなり、たくさんものが食べられなくなったように思う。  そんな中で、文字通り人を食ったような話を連発し、飲み食いし、そんなに句って大丈夫なの?戸思わせながら、歴史から、文明から、文学までも食いまくり喋り捲れるこの怪人には心底うらやましいという気持ちを抱く。  少なくともこの本を読んでいる限り、成人病が何だ、旨い食わずに長生きするなら、人生半分しか生きてないんだから、半分で終わっても元は取れるという気にはさせてくれる。  素敵だ。
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開高健の傑作はたくさんあります。 人によってそのベストワンはまちまちでしょうが、私のイチオシはコレ。 最初の1ページ目から最後のページまで、知的好奇心を刺激されっぱなし。 開高健のゆたかな語彙と、独特の日本語のいいまわしにひきつけられて、寝る間も惜しんで読んだことが昨日のようです。 本の最後の方、残りページが少なくなってくると「ああ、まだ終わらないで…」と願った唯一の本でもあります。 もともとは月刊「諸君!」に連載されていたものをまとめたもの。 しかし、並々ならぬ労作です。 古今東西、「食」(酒も含む)を軸に、開高氏がさまざまなテーマに体当たり。 対象への斬りこみが深く複眼的です。 ああ、こういう見方もあったのか…、と私のような浅い人間は嘆息の連続です。 ところどころ、頬がゆるむクスッとなるようなあたたかいユーモアがあって、読み飽きしません。 数年前、当時の在庫をすべて買い取り、知人友人先輩後輩に送りつけ無理やり読ませたことがあります。 みなさんもぜひ!  ちなみに初版本の装丁は見事でした。 あれを超える装丁を、日本の本では見たことがありません。

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