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カスタマーレビュー数:14
【くちコミ情報】
小企業の経営者only
小企業の資金繰りを良くするための 様々な注意点を記しています。 小企業の経営者以外の人には 実はあまり役立つようなことは 書かれていません。
社長・会計人等読むと必ず役に立ちます!!
会社の資金繰りについて、非常に良いアドバイスが、書かれています。 ・社長が安心して眠れる預金残高とは ・あなたの会社はいくら借金できるのか? ・お金を呼び込む決算書力の磨き方 等、非常に実務的な内容で、明確に書かれております。 そして、どこから読んでも良い構成ですので、忙しい方でも参考になります。
”無借金経営”はちっとも偉くない!
会社経営をしている人ならいつも悩む”お金”について、 明快に”どのように対処、準備したらいいか”が見えてくる本です。 著者の説明もとても分かりやすく、 会社に現金が残り、心に余裕が生まれる”経営の道筋”が、すっと見えてくるでしょう。 経営合理化プロジェクトで、利益の出る体質作りをライフワークにしている著者。 簿記3級の資格か、基礎知識のある方なら、決算書の読み方が一気に明快になります。 そして、経営をどのように進めていったらいいのか、ヒントが59個もあって、 社長さんなら手元に置いて、10回は読み返すと確実に経営の実力があがります。 ●売り上げが上がっていても、手元に”現金”が残らないのは何故なのか? ●帳簿上は利益が上がっている事になって、何故税金を借金で払わなくてはいけない状況になるのか? ●お金を都合付ける時、社長の貸付金より、銀行から借りた方がいいのは何故か? ●手元現金の金額はどの程度を目安に経営すると、楽になるのか? ●銀行からの借り入れ限度が、粗利益に近くなる理由とは? 等‥ 知り合いの社長さんに恥ずかしくて聞けない”お金”について、 その理由と、対処方法がこれだけ聞ければ、星5個でも足りないぐらいです。
起業したい人、ベンチャーで働く人必読です
本書はとにかく衝撃的です。 会社が利益を出し続け、会社として継続するために必要な考え方を、「お金(キャッシュ)」と言う観点から、明瞭簡単に説明しています。 儲かる会社の社長が、帳簿のどこを見て、経営判断をしているのか不思議でしたが、実はキャッシュの出し入れに関係するところだけだったんですね。 また本書は、いくらまでの借金なら安全なのか、社長の給料はいくらにするのが良いのかと言った、新興企業の社長が必ず抱く疑問についても、論理的に明快に答えてくれます。 そして圧巻は最後の、「会社のライフサイクルを考えた経営」という観点から、会社をたたむ時の事にまで言及しているところです。会社はゴーイングコンサーン(永続するもの)と言う概念で考えていましたが、ビジネスにライフサイクルがある以上、いつかはクローズするわけです。それをキレイに、賢く行うためのノウハウを書いた本は本書が始めてではないでしょうか。 ベンチャーで働くサラリーマンは、自分の会社の社長がどのように考えているのかを知っておく必要があるみたいです。
中小企業経営者必読の損しない本
本の表紙の財務諸表の表の形から儲かる決算書・儲からない決算書を【簿記の知識最小限】で説明してくれます。 大変丁寧なので、頭にすっと入ります。真ん中くらいで中だるみしたのですが、その後、一気に、損しない(儲ける)ための具体的会社運営法、節税法などが書かれています。 実際に会社を運営している人にとっては、大変ためになることばかりです。 中小企業の社長は、意外と情報が疎遠になるケースがあるのですが、疑問に思うことがこれでもかと書いてあるので、どなたにでも参考になる箇所が多数あると思います。 近頃の【文字が大きめで内容が薄くてページを稼いでいると思う】本を嫌悪する方には大変よい本だと思います。 また、個人的にはライフサイクル(流れ)を理解されての説明でしたので、ここもよかったです。 出会えてよかったです。
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| エンデの遺言―「根源からお金を問うこと」
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カスタマーレビュー数:29
【くちコミ情報】
お金についてそもそも考えさせられる
食べ物や自動車をお金で買うことは出来る。でも、買った食べ物や自動車は、いずれ古びて使えなくなり、価値を失う。つまり、時間が立てばたつほど、価値は減っていく。 お金はその逆で、持っているとだんだん価値が上がってくる(金利)。 これって、ヘンじゃないか? という非常にシンプルかつ真っ当な疑問点を掘り下げている本である。 会計学やファイナンスを学ぶと、お金が金利を生むことが当たり前のようになってしまうが、エンデのような子供の心をずっと持った人には、その不自然さがすぐに目につくのだろう。 この本を読むと様々な新しい考え方が学べるのはもちろんですが、そもそもそういったことを当たり前に感じていて不思議に思わなかった自分の心のガサガサさを感じ取れることこそ、この本の本当の価値なのかも知れません。 決して読みやすい本ではないのですが、これをきっかけに世の中で当たり前だと思っている仕組みも、子供の素直な目で見てみればそうではないことが沢山あるかも知れないと考えさせてくれるだけでも読む価値があると思います。 ねえパパ、お菓子はずっと持っていると減っちゃうのになんでお金は増えるの? と3歳の娘に聞かれたら、私はきっと答えられないだろうと思いました。
人間が捕われているもの
「モモ」が「お金-経済システム」を「時間」という形に置き換えた物語でもあるとのこと、当時の書評などに出てくる理解は、どれも「現代社会の時間の持てない人間の存在、ストレス、あわただしさ」というような、エンデにとっても、外面的な賛辞、批評が目にされるばかりだったという。 そのなか、ある経済学者が深い理解をしている手紙を送ってきたことをエンデは率直に喜んでいる。 それは「根源からお金を問う、老化するお金--時間とともに価値が減る(お金だけが価値が減らないための弊害)--貨幣価値の問い直し-地域通貨というアイデア」などに繋がっていく。 読んでみれば古くからもあるアイデアであり、部分的に試みられたこともあり、またヨーロッパなどでは多く知られているというのもわかる。 今日、世界のいくつかの地域や、まったく同じではなくても、日本でも地域通貨という形はいくつかの地区で試みられているようだ。 それでちよっと話がずれるんですが、エンデの言葉の中につよく共感する箇所があったので紹介したい。 エンデが 「現代人は大人から子供まで--この本はなにをいいたいのかという質問--にとらわれてしまった」と嘆いているという話があります。 「陳腐な決まり文句や、簡単なメッセージに置き換えることが、一冊の本を理解することだとするのは時代の偏見であり、本を読むことは豊かな体験であって、作者と読者の個別的な関係を築いていく行為だ」と。 「数人の人が同じ本を読んでいるとき、読まれているのは、本当に同じ本でしょうか?」 「あなたが人生の岐路で悩んでいるとき、ちょうどぴったりの瞬間に、ちょうどぴったりの本を手にとり、ちょうどぴったりの箇所をあけ、ちょうどぴったりの答えを見つけるならば、あなたはそれを偶然だと思いますか?」 それは出逢う「映画」でも「音楽」でも置き換えることのできるものだと思った。
「お金」の矛盾に対する鋭い指摘
エンデの残した取材テープを元につくられた番組のスタップによって作られた本。 自明と思われていることを自明の事と せずに真実と向き合おうとするエンデの真摯な姿勢、 「どう考えてもおかしいのは資本主義体制下の金融システムではないのでしょうか。人間が生きていくことのすべて、つまり 個人の価値観から世界像まで、経済活動と結びつかないものはありません。問題の根源はお金にあるのです。」 「利が利を生むことを持って至上とするマネー」現在の経済システムが抱える矛盾を明らかにしてくれる。 ちょうど資本主義が抱える矛盾が噴出しつつある現在、本書の意義が改めて見直されるときが着ている様に思います。
マネーゲームに没頭する前に
成長を強制されることでしか成り立たなくなってしまった今の経済システムと、 そのシステムに搾取され、破壊される貴重な自然環境。 その2つが共存する糸口はないのかを探っています。 市場で無限に自己増殖してしまう数字。 そういったいわばヴァーチャルな貨幣を、リアルな貨幣と同じように扱うことが どれくらい危険で、自然環境をボロボロにし、途上国をますます貧困に追いやり、 深刻な格差を招いているか。 昨今の日本でも、やれ株式投資だの、外貨運用だの、投資信託だ、不労所得だ、と過熱気味です。 本来の、本当の意味での投資は悪いとは思いませんが、 お金さえ稼げればいいという風潮が気になります。 企業は成長することを強制され、サラリーマンたちはそれを達成するためノルマに追われ、 身を削って働き、世間は大量生産・大量消費に踊らされ・・・ この狂気じみた社会はどこまで続くのでしょう。 みんな本当はもっと自然と調和した、豊かな社会を望んでいるのではないのでしょうか。 マネーゲームに没頭する前に、地球環境の危機が懸念される今 ぜひ手にとって見て欲しいと思います。
実体のないものの恐ろしさ
一時、橘玲氏の本を皮切りに、株式投資の本を読み漁っていました。 平行してヨーロッパの歴史や現在の食品の安全性についての本などを乱読した結果、 妙な曲折を経て、全てのことがぴたっと頭の中で一致し、7年前に出されたこの本を 手にすることになりました。 早速、続編である「エンデの警鐘」も注文しました。 私が今住んでいるフランスでは、ユーロに移行した当時、お金と社会のあり方について EU統合以上に巷でいろんな声がきかれました。 最初は消費社会が何故いけないのか?グローバリゼーションがどうしていけないのか? 能力主義で稼ぐだけ稼いで贅沢することを疑問視する人がどうしているのか?どうして 広告を批判するのか?興味もなければ理解もできませんでした。 今、世の中が凄い勢いで変わり、人々が気がつかないうちに街の古本屋やおいしいお惣菜 屋が国際フランチャイズ店にかわってしまいました。 そうなって、はじめて気がついたのですが、幸せというのは量ではなくて質なのだと。 こう何百年もかけて、あるカラクリに世界がはめ込まれてきたことが、この本からもわかり ます。利子を産むお金というものが、こう限りなく増殖するとどうなるか・・・? これは人類全体の癌のようなものなのだと思いました。 「もっと欲しい、もっと豊かに、もっと大きく、もっと発展・・、 人より得したい、人より金持ちになりたい・・・」これは人類の原罪です。 幸せが何かを勘違いしている、勘違いさせられた、いや無知というのは最大の罪なのですね。 ご存知の通り、イブはりんごを食べてしまったがために、楽園を追放されました。 「お金」と私達が考えているものが実は、このりんごにあたるものだったというのが 私のエンデの遺言についての理解です。 「モモ」をじっくりと読んでみようとおもいます。 意味のある読書となりました。 私のように、これまでこういうことに気がつかなかった人にも広くこの本がよまれるように、 新書かなにかで再版されればいいとも思いました。 ほかの方のレビューにもある通り、第三弾もお願いしたいです。
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| 考具―考えるための道具、持っていますか?
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【くちコミ情報】
新たな発見は特に無し。
まがりなりにも「制作」という職を得ているからなのか、だいたいは知っている内容だった。 より厳密に言うと、「なんていう方法かは知らないけれども、仕事や生活をしていくうえて自然と身について実践していた内容がほとんどだった」。 逆に、いわゆる一般的なサラリーマンの人たちがこういうことを考えていない、ということが僕にとっては驚きの度合いは大きい。 「マンダラート」の強制力などは使えそうなので試してみる価値はあるけど、正直、劇的に仕事が変わるとは思えない。 ……って思ってたら変わらない、ってことをこの本は言いたいんだろうけど。 途中で「17時に退社できない……可能性高いです」という文章があって、「あぁ、こういう人向けの本だったか」と思ってだいぶガッカリした。
「考える」という机の引き出しを増やしてくれる本
シンプルな表紙と帯の文字に引かれて、購入しました。 内容は、写真・絵・表などをうまく使いながら21の考具を紹介しているもので、 最後に簡単ではありますが、オリジナルの考具の作り方が示されています。 1つ1つの考具そのものは、決して真新しいものではありませんが、 21の考具を1冊の本にまとめることで、考えることの面白さや無限の可能性を 感じさせてくれる点が本作の最大の良さだと思います。 全体的に余白や行間に余裕があるため、線を引いたり、メモ書きを したりしてもあまり汚くならずにすむところも良いと思います。 今はまだ本作を読んで、引き出しが少し増えただけの状態ですが、 生活の中でいろいろな考具を使いながら、引き出しの中を整理して、 欲しいものを欲しいときに取り出せるようになりたいです。
アイデアの吐き出し方
さまざまな考具が紹介されており非常によくばりな構成です。 個人的な感想としてはつまるところほとんどの考具は「マインドマップ」で代替可能なのかなぁ、と思いましたが考えに詰まった際は本書の方法で乗り切ることができると思います。 何度も読み返すという類の本ではありませんが、一読しておく価値は十分にある書籍です。
考えるための道具をもっていますか?
考えるための道具をもっていますか。 本書は、アイデアを出すために、考えることをシステマ ティックにできる道具がたくさん紹介されている。 アイデアは既存の要素の新しい結び付きであるという。 既存の要素をいかに見つけ、結び付けるか。 その作業を漠然と頭のなかではなく、型にはめて行った たほうが断然効率的だ。 その型が考具である。 考具はアイデアの素をみつける収集系やアイデアをより 広げる発散系、結び付けるのに役立つ収束系などが紹介 されているので、用途に応じて試してみてほしい。 明日からすぐに使えるものばかりで、アイデア出しに 困っている方や脳を効率的にシステマティックに使いたい 方は必見の書である。
実践的アイデア発想法
考えるための道具、すなわち「考具」。現役の広告マンである著者が、アイデアマンになれる具体的な手法を指南します。 本書にベースになっているのは「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ」に過ぎない、という定義。言われてみればその通りだけど、目から鱗が落ちました。しかも、何か新しい(しかも素晴らしい)ことを思いつかなきゃ、という脅迫観念からも解放された気がします。 本書では、この定義をベースにして、「アイデアのもとになる情報(要素)を集める」、「アイデアを拡げる」、「企画に収束させる」、という手順に章立てし、具体的なツールと手法を解説していきます。 マンダラートやオズボーンのチェックリストなどの「考具」は、どれもとても実践的で、すぐに使いたくなります。机のなかに入れておけばきっと役に立つ一冊になるはず。
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遠藤 真美(翻訳)
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【くちコミ情報】
必然なんて書いてない
ザクッと言えば、現在の金融システムが如何に危ないかとここ数年の投資銀行内部で行われていた事柄の紹介と言った所です。実名がかなり出ています。黒木亮の巨大投資銀行の内容ともだぶっているところがあります。 株式や債権の投資を行っている人や金融関係の人にとっては、とても参考になるし、読み物としてもまずまずです。 中程で冗長な部分があり、総頁も結構あるので、一気に読み切れないのでマイナス一つです。 結論としては流動性維持、リスクヘッジがリスクを大きくする合成の誤謬、あたりなのではないかと解釈したのですが。。。
巨大な災厄をもたらした金融イノベーション
邦訳題名が的外れだというのではないが、原題の”A Demon of ou own Design” は「俺たちが魂を入れた魔神」、つまり人間ファウストが契約を結んだ悪魔を思わせる。これが投資世界にかかわるものであることを知らせるために副題は「マーケット、ヘッジファンド、そして金融イノべーションの災厄」となっている。「魔神」とはこの「災厄」の元凶であり、著者によればその災厄は現状ではほとんど避けがたい。それが今や現実のものになってしまったことはわれわれが身をもって知るところである。 それではこの魔神の正体は何か。それは一言でいえば「市場の複雑性」(高度にレバレッジを組み込んだ多種多様な金融商品の市場)とその市場内部あるいは相互間の「密結合」状態(本来はプロセスの構成要素が緊密に連携している状態を指すエンジニアリング用語)である。これだけではまだ抽象的にすぎるかも知れないが、ここから現実に起きている事態、つまり各種のデリバティブズの流通とそれが招来するシステミック・リスクに思いを及ばせることは可能だろう。著者は「金融商品を単純化し、レバレッジを減らすことが、金融市場の制度設計を修正する処方箋である」という。(それは正しい結論だと思われるが、07年に出版された本書が現下の危機が不可避だったと主張しているわけではない。) 本書は幾つもの投資銀行でリスク・マネジメントの実務に従い、半ばは学者でもある著者の実践と研鑽にもとづいた力作である。ここに紹介した結論に到達する以前に描かれた80年代以降の投資銀行各行の浮き沈みはこの世界に渦巻く欲望の強烈さと幾多の大銀行がそれに立ち向かい、危うく立ち直った、リスクの巨大さを改めて思わせる。賢人賢者と讃えられる投資世界の大御所たちがITバブルでは一敗地にまみれていることも興味をそそる。著者はヘッジファンドとは定義不能と考えているようである。たとえそうでないとしてもその定義には明らかに手を焼いている。そうとすればリスクを対象とする本書を細部まで理解できなくても恥とするには当たらない。
金融危機の原因に迫る
本書は87年のブラックマンデー以降、金融市場に起こった様々な事件の背景についてマーケットの真っ只中に居た筆者が生々しく語った一冊である。現下に起こっている金融不安・金融危機に関する直接的な記述はないものの、現在の金融市場における暴落のリスク、市場のメカニズムについて舞台裏を知ることが出来、現状起こっている事象を理解するのに非常に役立つ。 現在我々が直面している問題は流動性やレバレッジの問題であるが、複雑になり過ぎた金融システムが「密結合」している為に危険度が増していると言え、誰の手にも負えない代物になっているという指摘がある。 その一方で、生物学的には極めて単純な能力特性の方が複雑な環境識別・適応能力よりも、種の保存には有効であるという教訓から、貴重な情報を敢えて無視するような粗視的な意思決定をする方が、市場リスクから身を守る為に有効であるという考え方を示していることは興味深い。 ともあれ金融市場の過去20年を振り返り、リスクを極小化する為に編み出された金融工学の発達にも拘らず、市場リスクは逆に増幅しているのではないかと感じる直感を裏付けてくれる著作である。
金融クラッシュの処方箋?。
数々の金融クラッシュの実況中継、みたいなところがあって、野次馬根性で読むにはなかなか楽しい読み物です。 また、著者が述べる、「今の市場にまかせたままではクラッシュは不可避」というのは、納得できる意見です。「市場に任せておけば万事OK」なんていう話が、「まさに空論」であることは、本書の中身から良く見て取れます。 といいながら、一方で著者は、それを防ぐための「各種の規制」には否定的です。で。「それではどうする?」という問いに対する答え。これはなかなか興味深いものですので、ぜひご一読の上考えられてみてはいかがでしょうか?。
地味な研究書
訳文は読みやすいかと思いますが、地味で盛り上げに欠け、専門用語や固有名詞が多く出てくる特に前半は、門外漢には読み難いです。後半は、スリーマイル島やビクトリア湖のお魚から、グレイシー柔術の歴史まで、小話が多く差し挟まれ、金融リスクへの最適解とは何かを探ります。ぜんたいとしては、体験を印象的に綴った静かな研究書といった趣でしょうか。
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| マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニック (SB文庫)
嶋本 恵美(翻訳)
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【くちコミ情報】
最前線はちがう
本書も含め、マッキンゼーと名の付く書籍をほぼ読破したが、一番実践的だと感じた。 ただ、あくまでマッキンゼーだから通用するわけで、感情論に重きを置く企業ではなかなか肯定されないのが事実。 どちらかと言うと「ロジカル・シンキング」の方が周囲の賛同を得やすく、実務に活かせるのではないかと思う。
自分の身につくまでどのくらい・・・
まず、文庫本というのが価値があると思う。 (「問題解決プロフェッショナル 思考と技術」は大きくて読みにくかったので) コンサルタントという職業がどんなことをしているのか。 問題解決を行う手法はどのようなものなのか。 コンサルタント以外のどんな職業の人でも、解決すべき問題はあり、 紹介されている手順・手法は普遍的に利用可能だと思う。 この本のみならず、このような本に共通して言えることは、 「読んだらすぐにロジカルシンキングできるようになる」わけではないということ。 あとは実際に自分の手を動かして身につけるしかない。
ビジネスマン必須のテクニックを学ぶ一書
問題解決やロジカルシンキングに関する本は、本屋に過剰なほど積まれているが、 その中でも、世界随一のコンサルティングファームであるマッキンゼーの現場を経てたノウハウを 現場の感覚を活かしつつまとめた本書は際立つ良書である。 実際に問題解決に日々使われているテクニックが余す所なく丁寧に言語化されている。 このようなテクニックは実践を通じて内在化させるため、現場ではさほど意識することなく用いられている。 しかしコンサルティングファームで働く機会を持たないビジネスマンが本書のテクニックを習得するためには、 意識化・言語化された行為をなぞることにより身につけることが必要である。 その際、最も困難なのは身につけるだけの良質かつ十分な特訓である。 幸いに本書の各章には、「練習問題」が記載されている。 実際に問題に取り組むことにより、本書がありがたいお経に終わることはないだろう。 ビジネスに必須の問題解決テクニックに興味があるビジネスマンに自信を持って推薦できる一書である。
徹底した論理的思考法の秘訣を吸収できる
名前は知っているけれども、どんなことをやっているか分かりそうで分からない会社、 それが戦略系コンサルティングファームだろう。 その代表格であるマッキンゼーが、どのようにして一流企業のクライアントが抱える超難問を解決していくのか、徹底した論理的思考法の秘訣を吸収できる。 いかなる問題に直面しても応用できるこのロジカル・シンキングをきちんと吸収することによって、 その後、仕事をしていく過程で、「この場合はどうするか?」と一度立ち止まって、 問題解決の段取りを考える余裕が生まれた。 一度読んでおくと、その後のキャリアアップに間違いなく活用されるだろう。
ロジカルシンキングの教科書
『マッキンゼー式 世界最強の仕事術』の続編として、 マッキンゼーの仕事術を、即戦力となる、より具体的で実用的なノウハウを教えてくれる。 マッキンゼーのケーススタディを思う存分吸収できる。 社内、そしてクライアントが抱える超難題を解決し、 数値として右肩上がりにするため戦略、そして方法論と実践案を導く。 読者は本書を読み進めるごとに、ときに練習問題を解きながら、 結果として最高峰のノウハウを身につけられる。 すべてのビジネスマンのロジカルシンキングの教科書のような本だ。
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最初の一歩には最適!!
今まで読んだ本みたいに節約して貯めて家を建てたとかいった類の成功者の本ではないので、すご〜い大技は出てこないのは確かです。だから今以上に貯める新たな技をという人には必要ないと思います。でも今まで何度も貯めようとして挫折した人にはお薦めの本です。ある意味ちょっとした精神安定剤にもなります。
読み物として☆四つ
人間たまには色んなものを衝動買いをしたくなります。 過去に挫折した習い事や無駄な買い物の後悔の念が私にもあります。 私はそういう経験から、考えを改めて約10年。 今ではかなりの貯蓄体質になって来ています。 買わなくても済むことが、本当に多い世の中なんだと実感。 池田さんの無駄遣いっぷりに驚きです。 本能の赴くまま、あれ買ってこれ買って・・・。 とまあこの本は今の自分には参考になる訳ではないのですが、 池田さんの自伝的な読み物としては、かなりツボにはまりました。 絵が気に入ったのと、自分の恥部をさらけ出した勇気と、 見事に変身された姿に拍手です。
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昔の自分を見ている感じでした(笑)
部屋が汚くて、お金がないという初心者向けの本です。 結構笑えて面白かったです。昔の自分を見ているような感じでした。 著者の贅沢をしていないのにどうしてお金がないの?と 振り返っているところは、同感しました。 今、部屋が汚くて、金欠な人にはいいかも♪
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| 不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか (講談社現代新書 1926)
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分析本としては良いと思います。
現代の職場がぎすぎすしている理由を解説しています。 書かれている内容は別に間違っているとは思いませんが、 この本のテーマ自体が職場の負の部分にフォーカスして それを分析しているので、読み終わって爽快感は無かったです。
極めてオーソドックスな内容
「不機嫌な職場 なぜ社員同士で協力できないのか」のタイトルは、現在の日本の職場で多くの人が感じ、どうにかしなければならないと漠然と感じていた事柄を、ずばりタイトル化したものと思う。この本がベストセラーになった理由もそこにあり、私も「どんな解決策が書いてあるのだろう」と思い、読んでみた。 読んだところ、「まちがったことは書いていないが、その反面、あまりたいしたことは書いてない」というのが正直な感想。極めてオーソドックスな解説であり、「そんなことはわかっている」という感じでしょうか。 しかし、このようなテーマに魔法のような解決策があるわけがなく、多くの人がこのテーマを意識し、少しずつでも良い方向にもっていくことが重要だと思います。そのためのきっかけと考えれば、この本は実に有益とも思えます。
今の職場は、言うなれば死にかけた生命体
不機嫌なという言葉は通常、人を修飾します しかしこの本の題名では、職場を修飾しました 著者は職場を人と同じ、「一つの生命体」として取り扱ったのです これは正解でした 生き生きとした多くの生命体は 様々な種類の、そして多数の細胞が有機的に結びつくことで成り立ちます 今の職場は、言うなれば死にかけた生命体 様々な種類の細胞はあるくせに、有機的な結びつきがないために 一つの命として 全体が機能しておらず、自然淘汰される運命にさらされています 運命に立ち向かい、強い生命体として生き残るためにはどうしたらよいのか? この本は、解を提示しています
魔法の呪文は「ありがとう」
90年代以降の日本企業の変化を振り返り、行き先を問う。 成果主義の追求と専門性の高度化、雇用形態の多様化から、組織力が弱まった。その組織力が、品質問題や不正の抑止力に他ならなかったと指摘する。 その上で、社会的交換理論に基づき、いくつかの事例を示しながら、社員同士が協力し合えるための条件を示す。属人性を切り捨てようとした日本企業が、効率化のために一緒に切り捨ててしまったものを拾い上げる作業だ。 導き出されたことは、肩透かしをくらうほど当り前のことに見えるが、その当たり前だったはずのことが失われてしまっていることがそもそもの問題なのだ。 要点は絞られているし、平易な日本語で書かれており、心理学の知識がなくても説明は十分に理解しやすい内容だと思う。 心理学的な説明に抵抗のない人であれば、属人的な職場における権威主義の視点から職場環境の問題を論じる岡本浩一『権威主義の正体』などとあわせて読むと、相補的で面白いのではないか。
専門的過ぎて分かり難いです!
帯封の『こんな職場は要注意!!』の項目は、非常に分かりやすい。 これの詳細が述べられている本ですが、専門的過ぎて、逆に分かりにくく なっています。 協力関係を阻害する「構造的要因」として、次の三つを挙げられています。 ・役割構造:誰と協力すべきなのか? ・評判情報:この人はどんな人なのか? ・インセンティブ:協力への動機づけは働いているのか? これらの説明で十分であると思いますが、さらに“社会心理学の見地”からの 分析が述べられており、これが逆に分かりにくくしている感じがします。 協力し合う職場の説明も3社の内、IT企業が2社を占めているのも気になります。 もっと、協力し合える組織作りの内容の充実に、重点を置くべきではなかったのではないかと思います。
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【くちコミ情報】
タイトルより中身のほうがずっといい、会計試験の対策本の超掘り出し物
書評にタイトルの「1秒うんぬん」と中身のギャップを指摘するものが多いけど、いい意味で騙された本。財務諸表を理解するためより、どちらかというと会計士などの試験対策本の入門としてふさわしいという気がします。 パソコンの作り方を学んでから、パソコンの使い方を知る人がいないのと同じように、簿記の仕訳を知らなくても、財務諸表は読めるようになるという主張は、なんとなく会社の数字に苦手意識を持っている人には救いの言葉です。タイトルだけで敬遠すると損する本。
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副題の方が本の性格を示している
この本のタイトルは、ちょっと大げさなんですよね。 経営的観点で財務諸表を読むための基礎の基礎の要点だけはなるほど、初心者向きに説明されていますが.... それよりも、「花王がカネボウの化粧品部門を買収した」、「イオンがダイエーを子会社にしない」、「リニアや第二東名がなかなか完成しない」、「IT企業が儲けにくい球団を持ちたがる」「タクシー運転手の悲鳴が聞こえる中、タクシー台数が増える」などのそれぞれの理由解説が、会計の考え方を知る上で結構わかりやすくておもしろい。 副題の「仕事に使える会計知識」に親しませるというのが、本来のこの本のねらいのように受け止めました。
普通の会計入門本
書店に行くと最近、会計の入門本が溢れかえっています。この本もその一種で、取り立てて良書というものでもないでしょう。 ただし、前半部分で触れているROAとROEの解説は、定義そのものは分かっていても、新しい視点を与えてくれるものでした。 「1秒」で読む技術は他のレビューでもあるように流動資産と流動負債の関係を把握することです。 他の章は別の視点で会計の基礎を解説しています。
会計知識と経営をつなぐ本(題名には惑わされないように)
【良い点】 1.初歩的な会計知識がある人にとっては、経営を考えるときにその会計知識をどのような視点で見たらよいか、ということが分かる。 (簿記的知識だけあっても経営は分からないが、この本を読めば垣間見れる。) 2.企業の会計に関して例の挙げ方がうまく、分かりやすい。 【悪い点】 1.題名が本の内容全体を全く表していない。副題もイマイチ。店頭で内容をパラパラと見てから買った方がよい。 2.さおだけ屋が実生活の例が多いのに対し、本書は会社経営の例が多い。専門用語もでてくる。よって初心者にいいとあるが、ホントの初心者が買うと危険。さおだけ屋レベルではない。個人的には初心者→中級者のためのステップアップの本だと思う。 内容は良書だが、題名・内容の説明がかなり不適切。 ちゃんと真摯に説明すれば好印象だが、騙される人もいそうなので☆3つ。
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¥ 560(税込)
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ジャンル内ランキング:1156位
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【くちコミ情報】
用は、失敗から学べ
失敗から学んで成長しろ、という一言の内容をよくここまで広げて一冊の本にできたなーと感じた。 印象に残った点 ・小さな失敗を不用意に避けることは、将来起こりうる大きな失敗の準備をしていることだ ・失敗体験には人の関心、興味を引きつける不思議な力がある ・起きてしまった失敗を生かしてそこから真摯に学ぼうとする姿勢があれば、大きな発展の種にすることができる ・ひとつの失敗の原因はいくつもの要因が重なっており、それらの要因には階層性がある ・よい失敗と悪い失敗がある、良い失敗はその経験から未知なる知識の発掘をする ・ハインリッヒの法則、一つの大きな失敗の裏には、小さな失敗がたくさんある→失敗は予測できる ・失敗原因は変わりたがる、それに関わる人たちの利害関係によって ・失敗の知識化、決して当事者を批判するな ・全体を理解することの大切さ ・潜在失敗を負債として考える、失敗をその時の損害×発生確率 ・司法取引制度によって真の失敗を明らかにする
失敗は成功の始まりであることを示唆してくれる
様々な失敗例をあげ、失敗することがやがて成功につながることを示唆してくれる。 また、成功を維持するためには、「現地」「現人」「現物」を心がけるようにとあった。ようはよく見て、考えて、足を使って、しっかりと直接物事を向き合うということが大切だということだ。
失敗の重要性の再認識
失敗学という学問があることは知っていたが,これほど体系化されているとは知らなかった. 確かに失敗にはマイナスのイメージがつきまとっているため,隠ぺいされる傾向にある.しかし,本書で述べられているように,失敗を積極的に表に出し,データベース化し,共有することによって,将来の失敗を防ぐことは,社会にとって非常にプラスになるものと思われる. 著者が本書で主張したかったことは,あとがきに書いてある「失敗のマイナス面のみに目を向け,プラス面を見ないのはおかしい,マイナス面のみのみ方こそが失敗を繰り返させ,また失敗を増長させて大事故を起こすのだ」ということである.
失敗は成功の母。
人は失敗を犯すと、つい隠したくなったり、自分に都合の良い解釈をしたくなったり、思考停止を起こしてしまったりする。しかし失敗を正面から捉え明確に理解し学習することで、それ以上の失敗を犯すリスクを減らし、革新的な創造を得る可能性がある。「失敗は成功の母」であることをわかりやすく理路整然と説いたもの。
学の創出過程が面白い
本屋でフェアをやっていたので、買ってしまいました。 よい失敗と悪い失敗がある、というのは、ものづくりに携わる 人間なら皆、直感的にはわかっていなければならないことなのですが、 ここまで体系的に説得力を持って語ることは、なかなか難しいと思いました。 なるほど、体系化がこのようにできるのか、という面で、 非常に面白く読めました。
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