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松岡 佑子(翻訳)
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通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:12位
カスタマーレビュー数:132
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【くちコミ情報】
おもしろかったです。
やっぱりおもしろかったです。 この世界は目に浮かぶようで、自分の目の前にその世界が広がるようで、いつもわくわくさせてくれます。 前の巻とのつながりもおもしろく、ちょっとした著者のジョークやいたずらもくすっと笑ってしまいます。 でも、やっぱり7巻では思っていたよりもっと多くの身近な人が亡くなってしまったのをみて、胸がぎゅっと締め付けられました。ここまでやっちゃう必要はあったのかなと思っちゃいます。それに、知りたかったことが、知れずに終わったことも残念でした。気になったので、サイトで調べて、何個か解決したのですが、分厚くなってもいいから、本にもう少し詳しく書いてほしかったです。それは別の本で書いてくれるのかな? そのせいもあって、少し物足りなさを感じました。期待しすぎちゃったのかもしれません。その後のことももっと知りたかったし、ペチュニアおばさんとダンブルドアの約束も知りたかったし、ハリーの両親がどう仲良くなったのも、スネイプの過去ももっと知りたかったです。なぜなぜなぜが解決されずに終わってしまった気がします。 でも、それでもとてもおもしろかったです。この世界にもう入れないのがとても残念です。
ポッタリアン
いつも本の世界にどっぷりはまってしまうせいか、私の勝手な解釈で映画のように頭の中で流れるように夢中で読んだので、翻訳については何の違和感もなく読みました。 (2度目読んだらやはり訳に疑問を持つところはありましたが) あんな大作をまとめるとなると、大抵なあなあな終わりになりますが それが全く無く、納得のいくラストだったことをすごく嬉しく思いました。 素晴らしい作品をありがとうございましたと言いたいです。
もう一度ハリーの人生をなぞりたい
これまでの謎の答え合わせをし、ハリーとともにつづけてきた長い旅を終えたような気持ち。 訳については色々言われていますね。確かに「読むだけでワクワクする楽しい文章」でなかったのはもったいなかったと思うけれど、ストーリーはそれをしのぐ厚みとおもしろさがあったシリーズだったと思います。 上下巻の分厚いセットも、スピード巻と充実した内容で大変満足の最終巻でした。ちょっとせつなくてじんとくるラストシーンも好きでした。 長い年月をかけて完結した物語なので、もう一度第一巻から読み返し、ホグワーツ入学からなぞって楽しみたいと思います。
素晴らしかった
予約開始した時から約1年間、親子で楽しみに待っていました。 私は、最終巻を読むのは1巻から読み直してからにしようと決意し、 昨日とうとう読み終えました。 その間に子供が先に読んで、読み終わった日は放心状態でしばらく 「あ〜、凄かった」としか言えなかったのですが、昨日は私もまったく 同じ状態になり、「凄かったね〜」「でしょう〜?」と抱き合いました。 夏休みの間じゅう、子供達は何回読み返していたでしょう! 時間が経って読み返せば、また違った理解を持つことができるでしょう。 もっと理解したければ、原書を読もうと思ってくれるかも知れません。 この夏に、深い深い感動を分けてくださった作者や訳者その他の皆さんに 心から感謝したいと思います。
ハリーポッターの最後
人間界育ちの魔法使いハリーと、その友人たちが 純潔魔法使いが支配する世の中をつくろうとするヴォルデモートと戦う ファンタジー、最終作。 ダンブルドア校長の遺言を受け、 友人のロンとハーマイオニーとともに、三人で任務を果たそうとするハリー。 彼らはやがて「死の秘法」に行き着くが。。 ダンブルドアの過去、そして行く手の見えない指示に迷う三人。 騎士団のメンバーや、ホグワーツの学校の生徒たちも戦いに参加し、 いたましい死傷者も増えていく。 そんな中、ハリーの知ったダンブルドアの真意とは。。。 多くの人や事物が、最期に物語を飾っています。 第一巻からの伏線や、ほとんど登場していなかった人物たちも 確かに同じ物語世界で生きているのだと確認させられるように 顔を覗かせます。 このお話を、出版と同時に読める幸運に感謝を。 出版されるたびに読めたことで、この結末をより深く受け止められたと思います。 そして、1巻ごとのお祭り騒ぎと興奮を多くの人と共有できたことを。 きっと長い間読みつがれることになるであろう物語だと思います。
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カスタマーレビュー数:24
【くちコミ情報】
最後のシーンで一気に涙が・・・
途中まで「TVの2時間サスペンスと変わらないな〜」とページをめくっていたのですが・・・、最後にはこのオタクっぽい主人公の純愛に泣かされました。
弁当の注文以外のことを話そうと思うのだが、話題が何ひとつ思い浮かばない。
娘と二人暮らしの花岡靖子は、離婚した夫に暴力をうけたため抵抗し、はずみで夫を殺害してしまう。 アパートの隣に住む数学教師石神が気がつき、この親子が『殺人犯』とならないように綿密な計画を立て実行する。 この物語の探偵役「若き天才物理学者」湯川学は 大学で同期石神を「数学の天才」として認めていました。 お互いに尊敬しあっていた二人が問題をつくる立場と解く立場に分かれました。 『「シュミレーションを得意とする」石神の仕掛けを「観察を得意とする」湯川が解く』 という推理の過程の他に、 『アパートで隣り合っただけの親子を自分を犠牲にしてまで助けようとする石神の心の動き。 ほとんど知らない人物にかばわれていることに動揺する花岡靖子。 事件を捜査しながら、方向が間違っているような気がしている草薙刑事。 「天才として強く親しみを感じていた同期の石神」のしていることに気がついて悲しむ湯川。』 といった人物達の心理の描写も巧みで、夢中になって読みました。 とても、面白かったです。 あまり面白かったので、徹夜してしまいました。
深すぎる愛って怖いかも。
最後まで展開が読めないし、もうハラハラ。 まさかまさかの展開でした。 石神の愛の深さに気がついたとき、はっとすると同時に、愛は人をここまでさせるのか…とぞっとするような気もしました。 ラストははーっとため息をつくほど、悲しさというか…けして後味のいい小説じゃないんですけど、やっぱりいいですね、東野さん。 夜中に読み始め、結局朝までかけて1度で読んでしまい、翌日睡眠不足で大変でした。 読み出したら止まらない、東野さんはつくづく罪な小説をお書きになりますね(笑) ガリレオシリーズ初めて読んだので、後の2つも是非読みたいし、映画も見に行ってみたい。
泣きました。
ミステリーものを読んで泣いたのは初めてです。ある意味でラブストーリーだと思います。 トリックにも驚愕しました。推理小説が好きな皆さん、ぜひ、この事件に挑んでみて下さい。
非常に巧妙なストーリー
島田壮司氏の「点星術殺人事件」や綾辻行人氏の「十角館殺人事件」と同レベルの巧妙な物語であると思います。デビュー作であり、乱歩賞受賞作でもある「放課後」よりずっと大胆な作品を、作家として熟練した時期に作り上げた才能は驚異的であると思います。
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カスタマーレビュー数:18
【くちコミ情報】
きっと本当なんでしょうね
本作を映画化したものを観て、あまりの衝撃に帰りに本書を手に取りました。 映画の方が奇麗に纏まった物語のように感じましたが、 本書はストーリー運びが荒々しく、原作ならではの読み応えがありました。 以前、「少女売買」という書物を読んだときにも、その内容に驚きましたが、 少年少女関係なく実の親に売り飛ばされ、しかもエイズで死ぬか、 玩具あるいは臓器として売られるかするまで開放されないとは、 あまりにも酷い話です。 でもこういう不条理なこと、きっと本当にあるんでしょうね。 「カラマーゾフの兄弟」に子供が惨殺される話が出てきますが、 ドストエフスキーがこの話を知っていたとしたら、 きっとその物語に取り上げたのではないか、と思いました。 こういう子達の苦しみも、「真理を買うために必要な苦痛の総額の足し前」なのかと。
アクチュアルな文学
映画を観てから、 原作を読みました。 リアルで、 生々しい描写が、 読む側に迫ってきます。 前半では、タイの幼児売買、幼児売春の実態を、 後半では、それに関わる二人の日本人を描いている。 フィクションには違いないが、 しかし、 ここで書かれている社会背景、 犯罪、 実情に嘘はない。 この問題と、 この現実と、 この世界と、 僕らはどう対峙していくのか。 絶望的で、救いなんかないし、 無意識のうちに、 加害者の側に立っている。 ラストの恵子の選択が、 僕らの希望となることを、 祈るしかないのだろうか。
善悪で読むものではない小説
きっかけは映画「闇の子供たち」を観て原作に興味を覚えたからです。 たまたま初日で舞台挨拶もあり、出演者たちの挨拶も聞きましたが、 運動の主体にならないように言葉を選んだ発言でした。 小説と謳うことで公表できた事実ではないでしょうか。 内容は映画と異なり、己の抑圧した部分が呼び覚まされるのではと 思う程に緻密に描かれています。 私は作者のことを知らないが、NPOの本質を捉え、人権や子供を守るという 自ら狭い範囲にとどまろうとする人々を描き、その先にある南北問題を 提起しているのではないかと、読後感を持ちました。 具体的な事例に囚われることなく、普遍的問題提起として読まれることをお勧めします。 長編ですが平易な文体とテンポで読みやすく、小説としても完成されています。
何度も本を閉じました
あまりにも辛い内容に途中何度も本を閉じました。でも読み終えた今、途中放棄しなくて本当に良かったと思います。 作者の訴えたいことは(解説にも書いてありますが)ラストシーンにあると思います。南部のかざした手に対し、音羽恵子の取った行動。 「私の居場所はここです」 児童買春、臓器売買に問題意識を持つ日本人は多いでしょうが、ほんとうに向こう側に立てる人間は多くない。殆どが「南部」です。 それを表現するには「小説」という形式を取らなければ成り立たなかったでしょう。
吐き気がしたほど
リアル過ぎて、読み初めてに気分が悪くなりました。 小説だ。と思いながら、片方では、こういう世界があるのも確か。 子供達がわからずに買われ、子供達の怯える姿はどう言っていいだろう。取材して踏み込んでそこまで?と、どうでもいいことにこだわっている。それだけ、ショックが強い。 どこへ行っても、お金と快楽に群がる人がいる反面、正義のために、生きようとする稀有な人も少ないけどいる。 傍観するしかない身なので、エラソーなコメントもしたくないし。 一日でも早く、よい世界が来るように祈りたい気分。 所詮、観光気分でしか、読んでない自分に気づくだけで、虚しい。 何かしたくても出来ない。最後に残ると言い切る、音羽恵子の正義と、所詮他人だと言う、南部を比べ、たいていは南部に近いんだろうなと思う。 臓器移植も、一人目二人目と、ニュースで大きく取り上げていたのに、次第に慣れ、記事も小さく新聞の片隅にのるかのらないかになりました。 子供の移植は認めない。日本人は移植の意志があっても家族の同意がなければ出来ないなど、なかなか進まないみたいです。良いも悪いも言えませんが、少ない反面、助け出したい命は沢山あり、臓器売買が時折、きかれます。 売春のために売られ、さらに知らない内に、臓器売買の対象にまでなっているのかと、なんか虚しくなります。 小説。と思っていても、現実におきているんだから。 知る、知らせる、作家な気持ちも込められているし、受けて側の読者も、きつい作品ですね。
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【くちコミ情報】
私は別に「成功」したくない
楽しみにして買ったけれど、数ページ読む間で読む気が失せてしまった。個人的な理由によって まず、主人公の青年の目指す「成功」とは、著名人の集まるようなパーティでチヤホヤされたり、年収がアップする みたいなもの。 なんかさみしくないですか… それはただ単に入口であって、主人公も徐々に別の「夢や目標」を持ち、もっと大切な事に気付き始めるストーリーなのかもしれない。でも、まだ先は読んでないから分からない。 第二の理由は、私は関西弁があまり好きではない。 内容は、色んな自己啓発本からの寄せ集めです。
ユーモアを楽しみながら、本質的なことを吸収できる良本
ガネーシャは、ダメな「僕」が自分を変えて夢をかなえるための、具体的な「課題(アクションプラン)」を提示してくれる。その「課題」は、靴をみがく、会った人を笑わせる、毎日感謝する等、一見、些細なことのようであるが、実際に実行に移し、さらにそれを毎日意識し続けることは非常に難しいことばかりである。だが、それを毎日意識したり、実行に移すことで、自分自身のマインドの持ち方や、周囲からの見られ方等が、徐々に良い方向へと変化してくるだろう。 大成している人と、凡人との差は、ここに挙げられた「課題」を無意識に自然体で実行できているか、それとも、実行に移すことに抵抗を感じ、自然体では実行できていないかの差であろう。 ここに提示された「課題」を無意識に実行できるようになると、大物への第一歩を踏み出したと言えるだろう。 私も、ガネーシャの「課題」を毎朝眺めて、一日必ず、少なくともどれか1つは実行に移していこうと思う。
やらずに後悔している事を今日から始める
ガネーシャと主人公の設定とその関係性の深まり(途中でタメ語が出たり、引っぱたいたり...)が絶妙。文章も軽妙な語り口なので、読みやすく面白い。 主人公のサラリーマンが、自称ガネーシャから出される課題(過去の偉人が残してきたメッセージ)をこなしていくうちに、徐々に変わっていく物語。「意識を変えること=逃げ」と断じ、「行動を変えること」の重要性を説く。様々な自己啓発本で言われている内容をコンパクトにまとめ、エッセンスを名言集として巻末に記しているあたりに、著者の腕の良さを感じた。また、後半では、"頑張らなくてもいい、だらだらでもいい"といった、本を読んだ後に行動できなかった人たちのために逃げ道を用意している点も、ベストセラーになった要因だと思う。気負いなく読めると感じた。 "やらずに後悔している事を今日から始める"というメッセージは、いつの時代、どの本でも言われていることだが、今回読んでいる中で最も印象に残ったところです。"今日"から始めないと、ダメなんですよね〜、やっぱし。 関西弁でユーモアあふれる自称ガネーシャは、モチベーションが下がったときの癒しになりそうなので、思い出したときに手に取ると思います。
売れている理由がわかる
この本は、人生にとって大切なことをわかりやすく簡潔に説明してくれている自己啓発書である。 今までにある本とは違った切り口で書かれている。 内容はコミカルで笑いを誘うものが多い。正直、そこで笑い、楽しめるかどうかは人によって違うと思う(自分はあまり笑えなかった)。 でも、この本が伝えようとしていることは今までの本にはなかったもので、かつ読んでためになるものである。 興味がある人は、ぜひ読んでみるといいと思います。
中途半端
自己啓発書を親しみやすくした点では著者の努力は素晴らしいと思いますが、偉人の具体例が寄せ集めで、表面的な記述に留まり、説得力に欠けると思います。この内容では読者を変える力にはならないと思いました。
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¥ 1,785(税込)
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【くちコミ情報】
一つ一つの物語の高い完成度にくらべ人の思いが伝わらない
宮部みゆき独特のファンタジーと奇怪さが物語を高揚させる時代小説です。 こころに傷を負ったおちかと同じような苦しみを持っているひととの対話という形で、一話ごとにすすめられていく構成は読みやすく、また、季節を感じさせる植物や、また、舞台となるお屋敷や部屋の中の空気感と様子の描写は相変わらず細微であり美しい事に感銘します。 しかし、最後には、一話一話に登場した死霊や生霊を含んだ様々な登場人物が同じ舞台に登場し、彼女を支えんと、のろわえ、意思を持った”お屋敷”という大敵に対峙するのですが、なぜ彼らをしてそこまで彼女の為にするのかというところの説得力に欠けていたり、一体その怨念の正体がなんであったのか、というところがよくわからないままに終焉を迎えるのでなんだか納得のいかないままだったという感が否めません。 また、今回も、一筋縄ではいかない人の気持ちの交錯を緻密に描写していいます。泣かせる境遇にある人物も、生き方に筋の通った好感の持てる人々が出てくるのですが、きっとあまりに登場人物が多いせいか、一人一人の思いやそれを映した行動が、いつもの宮部作品のように、読み手の心の芯まで届いてくるまえで描写が終わっている感が拭えません。 それでも、一つ一つの物語は、映写をみているようにおもしろいことにはかわりませんので、人情ものというよりは、百物語集の一部として読むと十分以上に楽しめると思いますし、宮部作品の別格の秀悦性に変わりはありません。
胸に残る、人の後悔の重さ
心に深い傷を負って、叔父が営む三島屋で暮らすようになった主人公・おちか。 そんな彼女に、叔父は「不思議な話をしてくれる人を集めたから、 それを聞いて、おまえが私にわかりやすく話しておくれ」と命じます。 それは、一風変わった「百物語」のようなもので、 次々と不思議な話をする人がおちかの前に現れます。 その一つひとつが、重く、切なく、時に恐ろしい。 しかし、その体験を経て、おちかは悲しい体験で傷ついた人は自分だけではないこと、 見方を変えるだけで被害者や加害者は立場を変えてしまうことなどを学んで行くおちか。 次第に、おちかは自分の傷や出来事を見つめることができるようになっていく。 そのうち、お客の一人が話した話から、事態は大きく動き始め・・・。 宮部みゆきらしく、登場人物一人ひとりが丁寧に描かれており、ちょっと出てきただけの人や 侍女ですら生き生きと個性を持って動き回っています。 お客が語る不思議な話には、あっという間に読み手である私も引き込まれ、 話を聞かされているおちかの気持ちを追体験するかのような感覚が得られました。 「これはどうなっていくんだろう」という興味から、あっという間に読破してしまいました。 不幸な出来事というのは、ある日突然身の上に降りかかるもの。 本当は、ただそれを不幸な出来事として、嘆くことができればいいのでしょう。 しかし、人はそれに何かしら理由がほしい。 だから、自分のせいにしてみたり、人を恨んでみたりして、想いを残し、嘆く。 その悲しさを、いろいろな出来事を通して表現している話だと思います。 ラストは思わぬ方向に進んでいき、ちょっと私の好みとは違いましたが、 それでも一気に読ませるだけのものはありました。 ほかの時代物同様、情景が浮かんでくるような描写で、十分に楽しめるものだと思います。 でも、ラストがちょっと好みと違ったので、星4つ。 そのあたりは好みの問題ですね。 おもしろかったですよ。
静かだけど力強いストーリー
正直、宮部みゆきさんの作品を読むのは、 これが2作品目でした。 時代小説は、初めてです。 とにかく、静かに淡々と進みながらも しっかりとストーリーの力強さを感じました。 一人一人の人々の生きる力を感じます。 ほんのり暖かで、時にひやりと冷たく、 夏の夜の一冊には最適でしょう。
ラストが秀逸★
最初から、ぐいぐい読者をひきつけて読ませてくるのは、さすが宮部みゆきだと思いました。 最後の1ページ、これを読む為にここまで読んできたんだと思わせる『うまさ』です。 オススメの1冊です。
やっぱり絶妙です!
いつ読んでも宮部ワールドは、ホロリさせられます。 縁談が決まり幸せの絶頂から、奈落へ。 気づきもしなかった、おごりと誤解から、おちかとその家族や周囲の人々は、重い枷を背負うことになります。 実家にいられなくなり、叔父の元で女中として、働きながら、日々悔いながら生きるなか、ひょんな行きがかりから変調百物語を聞くことになります。 この世には自分だけじゃなく、沢山のひとが奇怪な出来事に巻き込まれ、苦しんでいると、気づきいてゆきます。 一人二人と話しが絡み合い、おちかを元にすべてがつながった時、忘れ去られた悲しみや、怒りや、哀れさが、解放されます。 誰からも忘れられてしまう、名もない人にまで、気をつけて気づいていますか?と、問われたようですね。 まだまた続く終わり方に、おちかの成長が期待されます。 自分のことがかわいいのは当たり前です。が、いざという時に、命を絶つほどに誰かを思えるか、と考えてしまいますね。 もう一度読み返します。
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【くちコミ情報】
書店の薦めで読んでみました
書店で平積みになっていて、店員さんの「おすすめ」の文字で読んでみましたが、 感動する部分は見出せませんでした。 ひとつの物語としては感動もので完成されています。 私が感動できないほど鈍感に歳を取りすぎていたのかもしれません(40代です)。 小学生高学年〜中学生くらいの皆さんに読んでいただきたい作品だと思います。 自分もそのころ読んでいたらきっと得るものがあったでしょう。
不覚にも・・・。
短編なので、朝の通勤時間とお昼休みで、読み終えてしまいました。 気持ちが高ぶって、仕事に復帰できませんでした。 こんなことは初めてでした。不覚でした。
やられた
私は小説でもドラマでも映画でも人を殺して涙を誘う、というのは嫌いなのですがこれは別でした。 人物がちゃんと描かれているからでしょうね。映画も見てみたいです。 その後の話は無くても良かったかな、と思いました。
帯の馬鹿〜〜〜。
面白かったです。でも本の帯に「最後の○ぺーじで泣ける。」みたいな事が書いてあって、 よせばいいのに、エンディングを知ってしまいました。 登校拒否だったことも少女だったこともあるので、まあ、ふつうに面白かったです。 でもね、 魔女修行のところはもっと「おおおっ!」と言わせて欲しかった。 ナチュラリストなら普通にしているようなことばかりのような気がします。 わたしの家はそれなりの田舎なので、ミントなどのハーブは雑草のごとく生えているし、 ドクダミのお風呂とか、どうも私の周りは魔女がいっぱいいるようです。
題名とはかけ離れた感動
おばあちゃんとの暮らしの中で、傷ついた心を癒していくまい。「登校拒否」「いじめ」「近所付き合い」「親子関係」などの要素がさりげなく盛り込まれながらも、1番のメインは「自然のすばらしさ」と言うことだろう。読んでいると、においや色や瑞々しさや精気や静寂が感じられる。
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【くちコミ情報】
難儀なバディ達
『いいなぁ。あたしもそんなふうに幸せになりたいなぁ』 『なれるよ、柴崎は。絶対。意地さえ張らなかったらさ』 …それにしても、柴崎はあんな状態まで追い詰められないと素直になれないのか、って作者は意地悪だなぁ。(笑) さて、泣いても笑っても今度こそ本当の最終巻。 自分にも相手にも厳しかったため、遠回りせざるを得なかった二人。 若さ故にトンガって対立していた二人。 素直になれない二人。 間違った方向に利害が一致した二人…。 そんな難儀なバディ達のお話。ほとほと、人間関係の難しさを色々な面から思いしらされた。 でも、最後はハッピーエンド。後味さっぱり。 ただ、個人的に一番響いたのは、 『お前の言い分では一度過ちを犯した人間は二度と更正を許されんということになる。お前は自分が一生一度も過ちを犯さないと言い切れるのか』 『でもおしまい』 読んだ人なら分かると思うが、重いなぁ…。抜粋した台詞の出てくる箇所は前後してるけど、胸にズンとくる重さだ。 信頼を失うことは重い。しかし、やり直すことも許されないのか、と。 でも、最後はハッピーエンド。後味さっぱり。 …じゃなかったら、ちょっと辛かったな。
柴崎麻子の結末
〈図書館〉シリーズにおいて、柴崎というキャラは、ある意味、 われわれ読者の代表の役割を担っていたように思います。 本来なら、ヒロインである郁とは反目するような位置にいる彼女が、むしろ郁と堂上の 「おとぎ話」のような恋愛を陰に陽にサポートしているのは、その証左でしょう。 自分が「物語」には参入できないことは十分自覚しながらも、 「物語」への憧憬を捨て去ることはできない――。 彼女は、そんな現代人のセンシティブな心性を反映する人物なのです。 シリーズ本編において、周囲の超人的なエキスパートたちと肩を並べさせるため、伏線なしで 情報部候補生という設定が追加されたり、手塚と同僚以上恋人未満の関係となって彼と 彼の兄との調整役という、ある意味非常においしいポジションを獲得したりと、ぶっちゃけ 少々ご都合主義なのではと苦笑いしたものですが、一般人である彼女が「物語」と関わる 落としどころとしては、やむを得ない選択だったようにも思います。 しかし、本編での彼女は、依然一般的な恋愛の幸福からは距離のあるキャラのままでした。 本作では、そんな柴崎の、その後の恋愛が描かれています。 ストーカーという陰湿かつ卑劣な事件が扱われているのですが、プライドが高く、 素直になれない柴崎と、奥手な手塚を結びつけるには、それくらいの「劇薬」が 必要だったということなのでしょう。 なにより、クライマックスにおける柴崎の魂の叫びにはこちらも感無量。 なんだ、かわいいじゃん、柴崎。 そしておめでとう、晴れて「おとぎ話」のヒロインになれたね。 やっぱり「おとぎ話」はハッピーエンドじゃないと!
ついに柴崎&手塚が!
いきなり、まさかまさかの緒形さんの切ない恋の話からはじまります。 この意外性!!有川さん、やってくれますね〜。 今回はメインになるのが郁じゃなくて柴崎な分、前作ほどベタ甘じゃなく、ハチャメチャでもない。 郁&堂上のまだまだ甘い結婚生活も少しは描かれるものの、 あくまで柴崎と手塚が「素直になるまで」を描いています(ニヤリ) 普段は絶対人には見せないような柴崎のレアな女の子な一面や人間的な部分やっと見ることができてなんだか安心しました。 よかったね、柴崎(^_^) ベタ甘を期待してる人には今作は物足りないかもしれません。 でも、今作ではあまり触れられない小牧&毬江ちゃんへのフォローも最後にきちんとあるし、 おさまるべきところにちゃんとおさまっています。 みんなに幸せになってほしい・・・・。 こんなに登場人物を身近に感じ、彼らの幸せを祈った作品は初めてです。 有川先生、ありがとうございました!
残された恋物語の決着は・・・?
正編からすると事後談になります。 冒頭、堂上夫妻の甘い新婚生活をベースに、緒方の隠された過去(?)の切ない恋愛物語が語られます。 後半は、「ストーカー問題」を取り上げ、その展開の中で、今までもやもやとしていた柴崎と手塚の間にも決着が付けられます。 従って、この作品は完全に「図書館戦争」の本論は物語のバックに下がり、ラブ・ストーリーになっています。 ただ、その中でも「ストーカー問題」に切り込み、その卑劣さをきちんと書き込んでいます。 個人的には、緒方の秘められた過去が語られ、その一人の女性への恋心が語られる「もしもタイムマシンがあったら」の部分が気に入りました。
これで終わりはもったいない
完結編。 気になるあの二人も落ち着くべきところに落ち着いた、という感じ。 別冊なので 図書を巡る良化隊との攻防は本編ほどないので 恋愛物として楽しむことが出来る1冊。 1ほどベタ甘ではないので 人前で読んでも大丈夫な1冊です。 前5章からなり 1は副隊長緒方の若かりし頃の恋物語。 2は堂上小牧の若かりし頃の物語。 3〜5が柴崎・手塚の恋物語。 柴崎・手塚に関しては図書館戦争の頃より 絶対にどうにかなるだろう、でもどうにもなって欲しくない、という 個人的な願いもあったけれども、 やはり、という展開で・・・・。 しかしこうならないと納得できないかなぁ〜とも思いつつ、 二人の気持ちを確かめる事件が こういう事件だと、ちょっと後味悪くないですか?有川さん。 柴崎ファンとしては・・・。 緒方副隊長のエピソードを持って来られたのは意外。 てっきり小牧・毬江コンビか玄田隊長あたりの甘い話かと期待してましたが、 これはこれで切ない、しかし、今後の展開は甘い話になるんじゃないか、という 期待も大きい話でした。 あ、郁&篤の堂上夫妻も随所に相変わらず甘い関係を 魅せてくれてるのが何よりです。
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【くちコミ情報】
苦しいねえ・・・。でもみ〜んなグインが好きなんだね。
グインサーガは中学からずっと読んでいます。ので、なんだかこういうレビューに書くことも思いつかないほど習慣化しています。 その中で、読みやすい巻もあり、今回みたいに読むのに苦しい巻もあり、まるで人生のようです。今回、ハゾスが大活躍??です。「グインを傷つけてなるものかっ」という一心で何でもしてしまおう、でも、きっとグインの子だからできなかった、やさしいハゾスが大好きです。 でも、グイン、やっと決心したのか・・・、とおもいつつ、シルヴィアはハゾスじゃないですが、自業自得とおもいつつ、やっぱりちゃんと育ててもらわなかった、という所には同情します。でも、こんな子が周りにいたら、やはしちょっとつらいかな・・・。 ところで、栗本さんも苦しそうですが、負けてないところが素敵です。どうか体をおいといください。で、ずっと書いてくださいね。
一気に読みましたが・・・
前巻の最後と、本巻の最後をつなげても、それで話が決着してしまう話w ネタバレをしないように書くと、曖昧な表現となるのですが、 いろんな未来への伏線とも読める話がでてきますが、タイス編と同じように後に生きる伏線であるかどうかは不明です。シルビア自身も伏線となりそうです。 しかし、本巻のキモは張られた伏線ではなく最後の1ページでしょう。そのための1冊として納得できるかどうかが問題です。本巻のすべてのページは最後の1ページのためにあります。それをご理解の上、いちおうドキドキしながら最後の1ページまで読み進めて下さい。
くだらん。
本筋にあまり関係が無さそうな、どうでもいいかつ都合のいいキャラ=ロベルトというのが出てきたが、新たなキャラを登場させて事態の収拾を図らなきゃならないほど支離滅裂になってきている、と思うのは私だけか?
栗本さんは結末を書き終えているのでは
また登場人物たちのグチのオンパレードです。ハッとさせられるくだりもあるので読者として救われはしますが。 こういう内容であることは分かっていても、20年以上楽しみに読み続けてきた物語から降りるわけにもいきません。 もしかして栗本さんは結末を書き終えてご自身が他界した際の準備を終えており、あとは自分が一番書きたいヒーロー・ヒロインたちの陰鬱とした内面を好きなだけ書き続ける気なのではないでしょうか? 不謹慎ですがこうだとでも思っていないと、このまま今のような内容が続いてある日突然中断するという不安を解消できません。
話はすすまないが、胸を打つ場面も・・
全巻に引き続きハゾスの暗躍、シルヴィアの狂乱などで、話はあまりすすみません。が、グインとシルヴィアの関係は決着したようです。 楽しめたのは黒衣のロベルト(魅力的なキャラです。これほどフィーチャーされたのははじめてでは?)とハゾスのやりとりには考えさせられました。グインとシルヴィアの下男パリスのやりとりも胸を打ちます。
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マンネリ化の見本
レビューは書いていないが、私の中で「しゃばけ」は星五つだった。面白いものを引き当てたという手ごたえが確かにあった。 だが、面白く読めたのは3冊目まで。その後も惰性で読んではいるが、今回にいたっては、いいかげんにしろよという感じ。マンネリ化の見本、進歩というものがない。そろそろ限界かもね。 変わってほしくない作品というものがあるのは承知しているが、この著者はデビュー作が当たっただけに、成長の芽を詰まれている気がする。もっといろいろなものを書こうよ、畠中さん。
どんどん広がる「しゃばけ」ワールド。シリーズの持つ安心感は健在。
お約束の「病弱若だんな」+「甘やかす兄やたち」+「バラエティ豊かな妖たち」という基本線は変わらないけれど、幼馴染みや兄がそばを離れていく、など若だんなを取り巻く環境は少しずつ変わってきている。それでも、「しゃばけ」ワールドは様々な登場人物を巻き込んでますます広がってゆく。どちらかというと、「江戸人情もの」というテイストが強くなってきてはいるけど、不思議でほんわかとした妖の世界は健在。欲を言えば、若だんな、兄やたちといった中心人物の活躍がやや少ない感じはするけど、安心して読めるし、読んだ後幸せな気持ちにさせてくれる。
もっと妖たちの活躍の場を!
ご存知『しゃばけ』シリーズの最新刊 タイトル作の『いっちばん』が一番良かったなぁ〜。 妖たちにとっての「いっちばん」は やはり一太郎で、 その一太郎を喜ばせようと 妖たちが知恵を絞って一太郎の気に入るようなものを 探そうとする。 読んでいると何かほのぼのとしていて 思わず笑みがこぼれてくるような話でした。 もちろん本編は一応事件が起こり、 それを解決しようとする一太郎もいるんですけど・・・・。 一太郎の活躍よりも妖たちのかわいらしさの方が目立つ作品でした。 そろそろネタ切れか!?と思いつつ 今回は栄吉やお雛にもスポットを当て、 目先を変えているけれど、 その分、妖たちの活躍が見られないのがちょっと残念ですね。 まぁ、栄吉の話は ほろっとさせられたりもするんですけどね。 次作ではもっと妖たちが活躍する話も読みたいものです。
楽しみつつもふんわりほんわかお江戸の物語
しゃばけシリーズ第7弾。*今回も病弱な若旦那と妖達、そして若旦那の友人達との賑やかで楽しいお話が盛りだくさんでした。*若旦那を誰が一番喜ばす事が出来るのか妖達の競い合いに巧く江戸流行りのスリのお話が絡み合う表題作『いっちばん』。*回船問屋長崎屋と近江商人とその分家の品物の競い合いが描かれた『いっぷく』。*気が付くと天狗に攫われてしまった若旦那。天狗にはとある事情があるのだが…。そこからドタバタと物語が進む『天狗の使い魔』。*若旦那の友人で和菓子職人の栄吉のちょっと切なくほろ苦いお話『餡子は甘いか』。*厚化粧のお雛さんとその許嫁の絆を描く『ひなのちよがみ』。*時には、若旦那が自分自身の不甲斐なさを苦やしみつつも前向きなその姿が、とっても好感が持てた。そして、その影には妖達の姿が欠かせない。妖達と若旦那、そしてその友人達の織りなすお江戸の物語の次回作が楽しみだ。
安心して読めるクオリティ
長崎屋の若だんな一太郎が活躍する妖怪時代小説の第七弾です。 巻を重ねるごとに重厚さを増していく「しゃばけ」ワールド。今回も多くの妖に囲まれて、一太郎が奮闘していきます。 巻を重ねてきて世界観も大分安定してきましたが、マンネリを感じさせない作者の筆力はすごいです。どこか憎めない妖たちには終始頬がゆるみっぱなしですし、妖が主役でありながらも、人物の心情描写にも手を抜いていないところは作者の力量を感じさせます。 今作も5編全てがとても面白かったのですが、菓子作りの修行のため奉公に出た栄吉の悩みを描いた「餡子は甘いか」、お雛さんと一色屋のその後を描いた「ひなのちよがみ」、そして長崎屋縁の妖たちがオールキャストで奮闘する表題「いっちばん」が特におすすめです。 ドラマ第二弾も決定しているという目が離せないシリーズ。今後の展開に期待です。
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おすすめ度
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空は無意味の色
スカイ・クロラから時間をさかのぼったクサナギスイトの物語。 空は幾分、死に近い。空戦はゲームに似ていて、死はキルドレにとって単なるゲームオーバーだ。爆音も、手に残る衝撃も、Gも匂いも吐き気も、事実ではあるが生々しさには遠い。 キルドレたちは生や現実に感情を吐き出さない。 子どもにとって、死は近い。まだ生の実感から遠いからだ。普通の子どもはだから死をひどく恐れる。キルドレにとっては、死も生も同じ無関心さの先にある。 ならば |