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【くちコミ情報】
最後の種明かしは衝撃的
ストーリーはシンプルですが、最後の種明かしは衝撃的。ミステリーを読んでいて久し振りに「すごい」と思いました。終盤に容疑者石神の恋敵が登場し、冷徹な石神の動揺する心を描いているところがうまい。湯川がトリックに気付く過程は、もう少し丁寧で論理的な展開が欲しいところですが、総合的には十分満足できました。
急転直下の結末に、最後まで疑問は晴れず・・・
なぜ石神は自殺しようとしたのか?自殺を決意するまでの悩みはどのようなものだったのか? その悩みは、誰にも理解できない高度の?異質の?悩みなのか? ひとりの罪のないホームレスの命まで犠牲にして献身に努めた背景となる石神の死の決意は、「自分なんてこの世に存在していても意味がない」などという薄っぺらで、ありきたりでだれもが時に抱くような感情の揺れの描写で片づけられた。 この作品の最も大切な部分だと思うのだが・・・
犯行動機が「献身」ということ
映画から入りました。 映画が(個人的に)あまりにも良かったので、つい買ってしまいました。 読んでみた感想は、人間ドラマとして非常におもしろかったということです。 ミステリとして見て、トリックの追求をするような種類の作品ではないような気がします。 また、ミステリなのに読後感がさっぱりしているのは、石神の犯行動機が「献身」(これは純愛とは違うと思いますが・・・)だったからではないでしょうか。 ミステリで泣けたのは少なくとも初めてです。 あと、原作を読んだからといって、映画を批判する気にはなりませんでした。 映画は映画で2時間で原作のうまみを演出しきっていたと感じています。
うわっ、やられた!
読みながら「これって、なーんか『赤いニシン』っぽいよなぁ・・・」と思いつつ読みすすめ、終盤にいたり、「あの」回答が出て、思わず「うわっ、やられた」と前に戻り、詳しくもう一度読み直すことに。ええ、だまされましたとも。注意深くごまかされてましたよ。 楽しかったのですが、ほんのちょっとだけフェア感を感じられなかったので(私的には)★3つです。
火曜サスペンス劇場+α
天才数学者が考えた殺人トリックということでワクワクと期待して読んでいたが、一つのトリックとしては、それなりに意外性があって良かったと思うものの、その仕掛けに思ったほど驚けなかったというのが正直な感想。 ただ、死体の処理方法に関して、「自分だったらこうするだろうな」と思い描いていたやり方が、真相の一部になっていたので、少し嬉しかった。 トリック以外の部分を見ると、殺人に至る経緯、動機、物語自体の展開、各人物の行動や言動、その心理、会話といった諸要素は、火曜サスペンス劇場並に陳腐で、使い古されたものであるように感じた。 もちろん、それが悪いと言うことではないが、なにせ人物の心の動きが火曜サスペンス劇場並の描写であるために、謎解き以外の部分を読ませられるのが苦痛だった。 上記のような無味乾燥なパーツのためにストーリーが冗長になっている感は否めず、謎解き部だけに絞って書いてほしかったという印象を、読みながら持った。 こうした不必要な諸描写を削いで、ミステリだけに焦点を当て、全体でページを200ページ程度でまとめられていれば、★をもう一つ増やしても良かった(トリックはシンプルで、解明に至るまでに証明しなければならないプロセスも短いので、200ページ以下で十分だと思う)。 普段は海外の小説を読むのが主なため、日本の、しかも推理小説を読むのは久しぶりだったが、十数年前の昔に、ちらっと読んだ赤川次郎を思い出した。 だからどうだと言うことではないのだが、疾走感やわくわく感に関して、もう一声欲しかった…そんな小説だったと思う。 そして、「数学的思考」という単語が出てくるが、この用語に数学科の人たちはどういう反応をするのか、疑問ではある(もちろん、これは単なる語の定義の問題だが)。
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【くちコミ情報】
ドラマ化を意識?
東野圭吾作品ということで、あまり期待しすぎないほうがいいと思います。 事件の伏線もあり、犯人の動機も矛盾はないのですが、全体にうすい内容という印象がします。 三人兄妹の「絆」でストーリーが展開していくのですが、ほろりとさせられるようなエピソードもなく、何より登場人物の少なさが気になります。3ヶ月ごとに始まるテレビドラマのようです。意識して書いたとは思えないのですが。 「手紙」で、運命の過酷さ、切なさに大感動したので、同じ作家の作品とは思えませんでした。
万人向け仕様エンターテイメント
見事なエンターテイメント作品。純愛あり、汚れ仕事あり、サスペンス、ツイストも適度。老若男女を楽しませることのできる一冊。今や東野作品は、小説界の「寅さんシリーズ」の域に達している。 となれば当然、初期からのコアなファンや、ディープな推理小説好きには物足りない部分も出てくる。読み終わって満足したら、さっぱり忘れてしまいそう。そんなひっかかりのなさが、ほんの少し物足りない。
過去最高傑作
これまで放課後、同級生、秘密、白夜行、幻夜、手紙、時生、赤い指、ガリレオシリーズetc…を読みましたがこれらの作品を越えたと思います。 最新作もなかなか良かったです
ドラマを期待してるなら、観る前に読むのは、やめたほうがいい!
板橋区の図書館で予約したら、一年くらい待ちますと言われ、購入することにした。 著者の作品は初めて読んだ。 決して悪く言うつもりではないが、少なくとも赤川次郎よりは内容があって面白い。 500ページあるわりには、あっさり読めてしまう。 日頃、本を読まない人には、うってつけの本だ。 始めの50ページに描かれた伏線から、面白く読み進めていけるのではないか。 しかし如何せん、私がこの小説を知った時、ちょうどテレビドラマの番宣でキャスティングを知ってしまった。 二宮和也、錦戸亮(個人的に全く知らない)、そして戸田恵梨香…… 私は特に、戸田恵梨香の、あの、わざとらしい演技を全く受け入れることができない。 読み進めていくうちに、登場人物と役者が重なってしまい、ちょっと馬鹿馬鹿しくなってしまった。 三兄弟が施設で育った過程が全く描かれていないというコメントがあるが、それはドラマ化を意識して書いたからとしか思えない。 子役のダラダラした演技なんか誰が観たいと思うか? 先ほど、録画しておいたドラマの第一話を観た。 宣伝で「工藤官九郎が大胆に脚色」と聞いていたので、このミスマッチの組み合わせを楽しみにしていた。 しかし、ここまでクドカンカラーに変えられてしまったことを、著者は覚悟していたのだろうか? この物語で描かれた兄弟の絆を、「木更津キャッツアイ」の友情レベルで終わらせてしまったら、このドラマは失敗と考えていい。 他の作品と比べて、どうこういっても仕方ない。 一冊の本として考えれば、通勤のバスや電車、寝る前に読むにはもってこいの作品である。 とりあえず、次は他のレヴュアーの方が推薦する「百夜行」を読むことにしよう。
悪くはないんだけど…
結構長い東野圭吾ファンですが、最近の本はなんとなく物足りなく感じてしまいます。きれいにまとめすぎというか…。これが東野さん以外の方の本なら面白かったで済んでしまうと思いますが、秘密や変身、白夜行や悪意(個人的に分身も好きですけど)などの作品を読んだファンからすればどうしてもハードルを上げてしまう。作風がある程度変わるのは仕方ないと理解できますがやはり初期からのファンほど読み終えた後にすっきりしない感じは残ってしまうような気がします。 もっと人間の深いところまでえぐってその世界に読者を引きずり込んでしまう魅力的な作品、決して書けないわけではないことを知っているからこそ、少し厳しめかも知れませんが☆3です。
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【くちコミ情報】
普通の短編
200Xとかが好きなら楽しめるんじゃないでしょうか。 まあ、そんな内容です。
盲点をつく事件解決の糸口発見はやみつきになる
帝都大学理工学部物理学科助教授湯川学が難解な怪事件に挑む推理ミステリーだ。常に冷静沈着でどんなことにも動揺しない。「論理的に考えて」を口癖にし、物理、化学の学問要素を活かし解決していく。 科学的にトリックを見破っていくため、じっくりと読まなければ理解できないが、盲点をつくような考えで事件解決の糸口を見つけ出していく小説の手法はやみつきになる。
ガリレオシリーズ:第一弾
『容疑者xの献身』が映画化されたのをきっかけに、ガリレオシリーズ3冊を読んでみようと購入しました。 事件の謎をとくにあたり、科学的な面が大きく関わってくるため(だからこそ天才物理学者:湯川が登場するわけですが)、典型的文型な私からすれば全く理解できない言葉も多々出てきますが、それらが理解できなくとも謎解きの面白さは十分に味わえます。 ただし、同じく東野氏の推理短編集である『探偵倶楽部』は、豊富なトリックを屈指し短編ながらその中で読者を巻き込むように二転三転するストーリー展開が大きな魅力でしたが、このガリレオシリーズの場合は、そういった展開の面白さはそれほどありません。推理小説の作りとしては実にシンプル。 その分、物理学者としての専門知識や論理的思考を屈指し謎を解く湯川のキャラクターに惹かれるかどうかで、評価が分かれると思います。 これに続くシリーズである『予知夢』と『容疑者xの献身』も読みました。それぞれ同じシリーズの独立した小説ではあるため、どれから読んでもいいのですが、これと『予知夢』で本来の湯川のキャラクターと、湯川と同級生刑事:草薙の関係性に十分触れたからだったこそ、『容疑者xの献身』がより楽しめたのだと感じました。
物理探偵登場!
説明のつかない難事件に遭遇したとき、警視庁捜査第1課の草薙俊平が必ず訪ねる男、 それは大学時代の友人で、帝都大学理工学部物理学科助教授の湯川学。 湯川はその天才的な頭脳と洞察力で、草薙の持ち込む超常現象とも思える事件を 次々と解決し、捜査第1課内で、「ガリレオ」と称されることとなる… 物理(化学)現象というか作用というか、それらを大胆にトリックに用いていることから、 理系オンチの私としては、当然謎解きはガリレオ先生任せとなり(笑)、 推理の楽しみはさほど味わえなかった。 しかし、そんなことがあり得るのかと感心もし驚きもし、という点でこれまでのミステリー にない魅力があるのも確か。 これを福山雅治が演ずるのは格好良すぎるだろうと思って読んでいたのだが、巻末の解説を 書いている佐野史郎によれば、東野は佐野をイメージして湯川を書いたとのこと。納得。
ドラマ・映画ファン
映画化をきっかけに読了。 なるほどドラマは上手くキャラクターや設定、話を膨らめたものだと感心した。 東野圭吾にしてはまあまあ凡作の部類であろう。 特に人間ドラマとしてはどれも(他作品に比べれば)薄い。 そこを強化・昇華したドラマ版の特に1話と映画には敬意を表する。 しかしミステリを短編で楽しむには充分な作品ではないか。 久々に海外の古典を読んだ様な満足感が得られた。
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カスタマーレビュー数:48
【Amazon.co.jp】
東野圭吾ほど、多彩な作品をおくりだす作家は珍しいだろう。デビュー作は、学園を舞台にした本格推理小説『放課後』(第31回江戸川乱歩賞)。第52回日本推理作家協会賞受賞の『秘密』では、ミステリーの形式を踏みながら家族の美しい情愛をせつなくつづった。クローン技術を題材にした『分身』や大型原子炉が危機に陥る『天空の蜂』などの社会派小説も生みだしている。作品ごとに、まったく違った味わいを読者に与えてくれるのだ。 本書は「探偵ガリレオ」シリーズ2作目。帝都大学理工学部物理学科助教授、探偵ガリレオこと湯川学が、摩訶不思議な事件を論理的に解決していく、本格推理短編集である。 素封家の屋敷に侵入者があった。犯人は27歳の青年。2階で眠っていた娘を襲おうとしたらしい。逮捕された犯人は、17年前、その少女と結婚する夢を見たという。夢に現れた少女が現実に存在するとは? 予知夢はあるのか? ロマンチックにも感じられる第1章「夢想る(ゆめみる)」をはじめ、「霊視る(みえる)」「騒霊ぐ(さわぐ)」「絞殺る(しめる)」「予知る(しる)」の、全5作が収録されている。軽快な文章の中に凝縮された、オカルチックな題材と巧妙なトリック、明晰な推理と確固たる論理。本書はたぐい稀なるストーリーテラーである著者の技を堪能できる作品といえよう。(冷水修子)
【くちコミ情報】
ガリレオシリーズ:第二弾
前作『探偵ガリレオ』に引き続き、読んでみました。 前作よりも湯川の関わり方が、単に「物理学者」ではなくより探偵の目線になっているような感じがします。 『容疑者xの献身』がこれの続編になり、三部作それぞれ同じガリレオシリーズでも独立した話になっていますから、どれから読んでも楽しめますが、『探偵ガリレオ』とこれを読み、湯川と同級生刑事・草薙の関係性を十分に知ってからの方が、『容疑者xの献身』をより楽しめると思います。
オカルトとミステリーをつなぐもの
天才物理学者湯川学が、警視庁捜査第1課草薙俊平から持ち込まれる数々の謎を、 その頭脳で快刀乱麻を断つごとく解決するシリーズ第2弾。 前作と若干趣向が異なるのは、「夢想る(ゆめみる)」や「霊視る(みえる)」のように、 純粋に論理的思考のみで真実を解明するエピソードが含まれていること。 残り3篇は、前作同様、トリックに物理(化学)現象を用いており、物理学者湯川の面目躍如 といったところ。 しかし、前作から引き続き、短編集に、こんなにトリックをふんだんに使ってもったいない と思わないでもない。中には長編の仕掛けに使っても十分いけそうなものもあるのだが、 出し惜しみしないところが、作者の真骨頂か。
短編で読みやすい
ガリレオのドラマを観ていなかったので、この本がガリレオだと知らずに読んだ。 短編で読みやすいが、東野圭吾作品は長編小説の方が好きだ。
是非!シリーズ化を
私はドラマから原作に興味を持ちまして読ませて頂きました。 原作では北村一輝さんが演じてる役が相方になっていますが,作品の面白さに変わりはありません。むしろ,原作の方が面白いと思います。 興味がある方は是非!読むべきですよ。特に十代にオススメします。
読みやすい短編集
TVドラマのDVDを見てから原作を読むことにしました。 こちらは、原作の2冊目になりますが、TVドラマはこの1冊目と2冊目の全10話を元に作られています。 順番が違うのでまずは対比をしておきましょう。 「予知夢」→TVドラマ 1章 霊視る→8章 2章 夢想る→6章 3章 騒霊ぐ→3章 4章 絞殺る→5章 5章 予知る→7章 TVドラマを見た方へのレビューのつもりで書きます。 前作も同じ感想でしたが、そもそもドラマとは湯川の事件への取り組み姿勢が違います。学友だった草薙刑事には協力的に活躍します。 短編ということもあり、無駄な時間がないため、トリックはわりと短時間で解かれることが多くなります。原作だけでは湯川の人物像をきちっと捉えることは難しいでしょう。かと言って、ドラマとは全然違う雰囲気があります。 純粋にトリックを楽しむという読み方が良いのだと思いますが、ドラマと種明かしは同じなので、TVドラマを見た人にはその楽しみが半減します。ただし、人物関係は多少違ったり、動機も変わっていたり、犯人が違っていたりしますので、そういう発見をして楽しめます。 1作目よりも若干薄くなっていますが、こちらの方が読みやすく感じられました。 少々オカルトちっくなネタになっていますが、何故かそういう事件になると草薙は湯川を訪れます。最後には湯川の影響で、オカルトを科学で解明できるというような発言に、湯川も驚かされています。 不思議に思える現象、偶然に思える現象も、それが実は必然的なものだと考えれば、そこに人の意志があり、事件の裏があるということです。小さな疑問から一気に推理を広げていく様が、湯川の本領という感じで面白いです。
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カスタマーレビュー数:95
【くちコミ情報】
内容と読後感
がかなり気持ち悪い。そして動機が、おそらく意図的にスッキリしないように描かれてるため私には受け入れられなかった。
最後までグイグイ引っ張る
本作は、ある人気作家の殺人事件を巡り、 被疑者となった友人と彼を追及する刑事との回顧を交互に配置して、 鮮やかなアリバイ崩しや、それをはるかに上回る事件の背景、 さらにタイトルともなった大小の悪意、 そして、本件の動機ともなった底知れぬ悪意を描き出すものです。 早い段階で犯人は明らかになるものの、 一見単純とも思えた事件の背景と動機とが二転三転していきます。 ちなみに、本件に描かれた細かい設定はすべて意味を持っています。 よもや、本件がこれほどの拡がりを持つとは…。 思わず、真相を追う加賀刑事と同じ感想を抱かされました。 また、真相につき、加賀刑事も思い当たる節のある、 大きな社会問題についての問題提起が織り込まれているのも秀逸だと思います。 決して後味は良くありませんが、一読に値する作品です。
す、すごい小説・・・
手記のみで事件が進んでいき、 しかもその内容が真実とは限らない・・・。 とっても斬新な描き方で東野圭吾すげー! と思わずにはいられませんでした。 どんでん返しも1回のみではありません。 繰り返し読みたくなる小説もそんなにないですが、 これは間違いなくもう1回読みたくなります。 伏線につぐ伏線の数々!ほんとに東野圭吾スゴイです。 読んでる途中でも何度となく読み返しました。 犯人の悪意もほんとに陰湿で そのためにここまでするか!?と言いたくなります。 伏線好きならぜひ。
加賀恭一郎シリーズ
東野圭吾の大得意であるミスリードを最大限に生かした作品かと思います。 最初から最後まで騙され続けました。 まさかこんな所で著者の術中にハマっていたのか!!?という感じです。 発端の殺人事件は割とあっけなく解決してしまうのですが、それこそがこの物語の序章だったとは終盤に入ってやっと分かりました。 その捕まった犯人が決して語らない「殺人の動機」。 この作品は、 人が殺人を犯す動機はなんなのか? この事に焦点を当てて加賀刑事が推理していく事で進んでいきます。 あらすじの説明をもう少ししたいと思ったのですが・・・難しいですね。特にこの作品は。 とにかく、東野圭吾の読者の意表をつく作風が好きな人は読んでみましょう!! とんでもない結末に驚くことかと思います。
これはすごい。
「殺人動機とは何なのだろうか。そのことを考えながら書いた」(著者) 人気作家が殺された。なかなか明らかにならない動機。 次第に明らかになる事件の真相。かつての悲劇が殺人の動機となったのか。 とにかく、レビューなどは読まずにまずは読んでみるべき。たったひとつの殺人事件を巡り新たな事実が判明する度に、二転三転する事件の「真実」。読み進めるたびに、読者も事件の真相に迫っていくが・・・最後は唖然とするほど見事。 犯人、刑事の手記の掲載という形で進んでいくストーリー展開。これも読み終わってみれば必然的に選ばれた手法だった。うまい、の一言。 ミステリー好きにはたまらない、世界がぐるりと回転するような読書体験ができる、よく練られたストーリー。秀逸な舞台設定。タイトルの付け方も本当にうまい。「悪意」の本当の意味を知ったとき、それまで意識していた分かりやすい「悪意」をはるかに超えた、空恐ろしい「人間の業」というものが感じられる。 小説ならではの楽しみを堪能できる、絶対おすすめの一冊。
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カスタマーレビュー数:247
【くちコミ情報】
人間のもつ本性をフィクションを通じて訴える
私はただの小説として読むことができませんでした。 本書では人が日常生活で感じる様々な心の葛藤を、主人公とその周りにいる人たちを通じて伝えています。 小説としてはもちろん、1日で読みきるほどおもしろいですが、家族のあり方、恋人とのあり方などを深く見つめるきっかけになる1冊。 家族に問題を抱える方、恋人と問題を抱える方、自分自身に悩みを感じている方、必読です!
泣いてしまいました。
笑い話にしたかったけど読者が泣いたっていうんで手に取りました。 ラスト付近で一人タリーズで涙を抑え切れませんでした。 バス運転手の事故をおこしてしまった深い深い理由にも泣きました。 藻奈美さんが最後まで出てこれなかったのも、一母親として泣きました。 直子の苦労も平助の愛も、すごく感動、いろんな気持ち。 結婚指輪の件がなければ「秘密」が成り立たなかっただろうけど、 直子のわりにはわかりやすいポカをしたなと思ってしまいました。 映画も観たいと思っています。
どこまでも切ない物語。
秘密をかかえて生きていくというのは、 誰にとってもつらいこと。 時が経ち暴露される秘密と、未来永劫暴露されない秘密。 登場人物たちのそんな多くの秘密が交じり合い、 この切ない物語を形作っています。 主人公・平介が最後まで暴露しなかった秘密は… そしてその妻・直子が最後まで暴露しなかった秘密は… 読者はラストシーンでそれに気付かされます。 秀作。
本当の秘密
東野圭吾さんの作品を初めて読んだのがこの「秘密」でした。 評価が低い方もいますが、私はそれまで読んだ本の中で一番の衝撃を受けました。 こんな本との出会いがあるから読むことをやめられないんでしょうね・・・ タイトルの本当の「秘密」がわかったるのは最後まで読んでからです! まだの方は是非!お楽しみ下さい。
号泣
最初はファンタジーな感じで始まり。 よくある展開になるかなーと思って読んでいくうちに、 どんどん話に引き込まれていきました。 ファンタジーなんだけど、しっかりリアル。 いろんな人が、いろんな立場で様々な“秘密”を抱えて生きていく。 そこに切なさや葛藤、現実がある。 そして最後まで全く結末の予想はつかなかった。 ラスト数ページで何が“秘密”だったのか分かった時は、 ほんとに切なくて号泣しました。 こんなに本を読んで泣いたのは久しぶり。 広末涼子主演での映画版はラストが違うけど、私は断然本の方が好き。 ただ人によってラストの感じ方の違う作品だと思います。
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面白い
悲惨なストーリー、主人公の心情描写のなさ、登場人物の多さ、最悪のラスト、などかなり読みずらいはずの小説。けどちゃんと面白かったってことがこの小説の凄さだと思います。なかでも主人公雪穂と亮司が絡んでる場面がなく、心情描写もない、やはりこれがこの小説の面白ろさです。小説ならではじゃないですか。自分で想像するから、出来るから面白いのです。めちゃめちゃ想像しやすく書いてくれてます。僕はラストを読み終えて解釈したことは、雪穂は亮司でさえもただ利用してただけやったんか、でした。そう解釈したらゾクゾクしてきて寒気がして、怖くて布団から出れなくなりました。やばいこの女ほんまに怖すぎる…って。 僕はこの東野圭吾って人を物を作る人として大好きになりました。 雪穂はどこまでもとんでもない女であって欲しい。 だって作り話やねんから。そっちの方が絶対面白いでしょ。
R&Yの世にも奇妙なラブ・ストーリー
本作は全13章、854頁の中に、 ある一組の男女の19年にわたる切ないラブ・ストーリーを描くものです。 もっとも、悪と企みに満ちた、決して心地よいとは言えない作品でもあります。 1973年の大阪、ある殺人事件の周辺に確かに存在していた少年と少女。 その内面を推し量ることは出来ない(一貫して二人の心理は描写されない)が、 子供とは思えない暗さや近寄りがたさを宿している。 結局、当の殺人事件が迷宮入りするのと入れ替わりに、 少年亮司と少女雪穂の、一見交わることがないようでいて、 どことなくつながりがあるような、謎めいた人生が描かれていく。 亮司はトラブルと隣り合わせの危うい人生を綱渡りのように歩み、 雪穂は超然とした雰囲気をたたえながら、野心を胸に力強く突き進み、 その障壁となる人物は、なぜか忌まわしい制裁を受けることとなる…。 そして、1973年の事件へのこだわりを捨て切れなかった老刑事が現れる時、 隠されていた恐るべき真実に光が当たる…。 本作は、そのボリュームにもかかわらず、 「真実」を知りたくてどんどん読み進められます。 主人公二人の心理描写が一切なされないという手法も、 読者に自由な想像を許すと同時に、 主人公の抱える闇の深さや切なさを推察させ、優れていると考えます。 ただし、気になった点が一つだけ。 このような「真実」に苦しみながらも、 なお、心を失わずに人生を歩まれている方が大勢おられると思います。 特に、雪穂はあくまで特殊な人間なのだと思わないとやりきれない感があります。 あと、蛇足ですが、いくつも伏線が張られているので、 気になった場面には付箋などで目印をされることをお奨めします。
悲しい純愛
一人の愛する人を守るため、幸せにするために 自分の人生をささげた男の子と、その愛に精一杯応えて 昇りつめていく女の子の物語。残酷で、悲しくてやりきれないけど 読み終えた後は、何かが心に残りました。 この二人がこんなに悲しい人生を送るはめになってしまったのは 一言で言えば、子供の純粋な魂を汚してしまった 自分勝手な大人たちのせいです。 東野さんの作品の中で、一番好きな作品。 続編の幻夜も、読むことをお勧めします。
これもひとつの愛
最初は安っぽい昼ドラのようなイメージが強かったが、多くの登場人物 との伏線に俄然興味がわいて、思いがけない展開の連続に目が離せなくなった。 過去に読んだぶ厚い本の中でも最短で読み終えました. 物語のなかで白夜行というタイトルのもとになったシーンが出てくるが、 読み終えた後はなるほどな、と思った。 東野氏は後のエッセイで、この作品をある選考員にトラウマという一言 で片づけられたことを残念がっているが、この犯罪の根底はそんな短絡 的な一言で済まされるものではないと思います。 雪穂と亮司の心理状態は書かれていないが、注意して読んでいけば あらゆる箇所で想像をかきたてる材料があります。例えば小学生の雪穂 が作った小物入れにR.Kと刺繍していることや、彼女が大阪にオープン させた心斎橋店のR&Yという店名など... いろんな男女がからみ合うシーンがでてきますが、最も愛し合っている 2人は誰だったのか. 冒頭から出てくるササガキという刑事がいい味だしてます. 後半はどういう終わり方をするのかハラハラしましたが、最後もこの おやっさんが結末を見届けてくれてほっとしました. ある男たちの下劣な欲望を発端に雪穂は冷徹な悪女になり果てるが、 その彼女を支えたものは亮司のゆがんだ愛情でもある. 読み手の想像力や恋愛経験によっても感じ方がさまざまな作品だと思います. 白夜行
面白かった!!!
今頃になって読みました。 もう、すっごく面白かったです!! 長い作品ですが、読み終わってしまうのが残念でした。 もっと知りたいことがあるのに〜!という感じで。 続編であるという「幻夜」も読んでみようと思います。
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社会性の死
弟の学費のため、強盗殺人を犯した兄。刑務所から月に1度、弟・直樹のもとへ手紙が届く。直樹は、進学、恋愛、就職等ことあるごとに強盗殺人犯の弟のレッテルがつきまとう。到底、兄の手紙など、煩わしい過去を思い起こさせる材料に過ぎない。幾多の困難を乗り越え、やがて直樹は犯罪者の弟であることを無理に脱ぐことをやめて、いきようとした。だが、堂々としていることが果たして本当に潔いのか。愛する家族を守れるのか―。葛藤の末、直樹はある選択をする。全てを悟った兄と弟の思惟が複雑に交錯し、また直樹を支え続けたひたむきな妻の優しい心に感動する。犯罪者の家族が負う辛苦を痛烈に描き、犯罪者が背負うべき罪は、被害者への贖罪で終わらないことがよくわかる。著者は本書の中で、殺人の最大の悪は被害者の人生を奪うのは勿論のこと、人との繋がりを強引に絶ってしまうことと教えている。物語もさることながら、殺人行為は、自死であるとともに「社会性」の死という事実を顕然と示しており、犯罪の側面を見るにも恰好の良書である。
被害者も加害者も現実は大変なんだろうと思う。罪を犯してはいけないと痛感する。
読みすすむうちに、一つの殺人事件を思い出した。ニュースなどで事件を知らされる一般人は、被害者の視点から事件を捉える。よって、いかなる償いをしようとも、家人を殺された恨みは晴らされないものと思う。 ところが、この物語は、加害者側の論理で始まるため、加害者側に感情移入してしまう方は少なくないと思われる。普通の人、むしろ社会の底辺に生きる彼が、意図せずして弾みで犯した事件だから、贖罪はできるのではないか、ましてや加害者の弟「直貴」は兄の犯罪と無関係に生きていってほしい、社会もそれを受入れるべき余地があっていいのではないかと、やや義憤を感じながら読む。弟に連帯責任はないのだからと。 しかし、被害者家族との対面により、僕は、はっと我に返った。いかなる償いも、殺された人を蘇らせることはできない。母を失った者の願いは「母を戻せ」だけだろう。刑期が終われば罪のすべてが、霧が晴れるように消えてしまうのではない。それと同様に、加害者の弟が背負わされる有形無形の社会的制裁も容易に消し去ることはできない。 この小説ではなく、現実の殺人被害者家族にしても、警察やマスコミからの接触を受け、あの家の人は殺されたんだと言われ続け、近所の方や知人と談笑することも憚られるだろう。それまで親しくしていた者も、どう声をかけてよいものやら当惑するだろう。死者を除いた残された家族が、例えば遊園地で楽しそうに遊ぶことはできるのだろうか。そんな気分はいつ取り戻せるのだろうか。そうした二次的な被害を、被害者側も生きている限り引きずっていく。これに刑期はない。 被害者側は、加害者に関係する全ての事を忌避するだろうし、たとえ謝罪の言葉でも、聞くに堪えないだろう。虚しいだけだ。今頃謝罪するのなら、殺さないでほしかったと。それらを感じながら、罪の重さを読者は傍らから体験することになる。そして、息のつまるような感動のラストシーン、しばし絶句である。
差別のある社会を生き抜くために・・・
身内が犯罪者になった家族の物語です。 とても現実感があって、引き込まれました。 罪を犯してはならない社会と差別のなくならない社会は表裏一体かもしれないと思いました。
心に響いてくるものはなかった
可もなく不可もなく。 つまんなくもないけど読んで得るものもないといったかんじ。 殺人犯の家族からの視点という設定は斬新だったけど、リアリティーが 感じられなかった。いかにも「つくった」感が強くのめり込めなかった。 また同じパターンの繰り返しも多く、登場人物の性格の整合性のなさも目についた。 重いテーマを選んでいる以上、もう少し深い考察がほしかった。 明らかに取材不足だし、内容も皮相。 「差別」というのがひとつのテーマになっているが私は差別より「偏見」といったほうが しっくりとくる気がした。。 多様性よりも協調性、個性よりも他の人と同じでないと安心できない 日本の国民性、社会の未成熟さがこの作品の評価を上げたのかもしれない。
一気に読めます
兄弟が犯罪者、と内容は重いのですが、続きが気になるので、すぐに読み終わってしまいました。被害者と加害者、色々と考えさせられました。続編を待っています。
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【くちコミ情報】
関西人パワー
少年法云々を考えるにはちょっときつすぎるな、と言うのが正直な感想です。最大のトリック、種明かしも、面白いですが、この種犯罪について考えるには不謹慎と言う感じです。 さらに、言うなら、例えば携帯の履歴なんかは、どう扱ったのか、そんなところも、詰めが甘いなと思います。 ペンションの人についても、登場の仕方が中途半端な気がします。 そんなにつまらないなら途中で放り出したかと言うとそうではなく、もう、本当に読む時間を何とか作って一心に読みました。圧倒的な力でグイグイ読ませるのです。500ページ弱にも及ぶ長編ですが一気に読ませます。 その力は何かと言うと、たぶん関西人の力ではないかと思うのです。わがまま、勝手、言いたい放題、そして、がめつい、でも、最後のところはアホなほど正直と言う圧倒的なパワーです。私も関西人であり、こういう理屈抜きとも言える様な話が大好きです。 あまり、文学賞には恵まれていないようですが、これからも、こんなすごい作品を作り続けて欲しく思います。
ある一定の役割を果たしている本ではありますが…
少年犯罪やその関連の法律にまつわる問題を題材にした小説です。 特に娘を陵辱され殺された父:長峰が、その犯人達の1人を殺しもう1人を追いかけ逃亡する自らの行動に関し、「悪いとわかっていてもやらずにはいられない」という心の葛藤を持っているその様子は、現在の少年法の矛盾に最も苦しむ存在として、感情移入させるものがあります。 また、子供の問題だけでなく「子供が犯罪を含めたある種の問題に関わった場合、親としてどういう考えを持って子供と向き合うべきか」という問題を取り上げたところは大きく評価できます。 この小説にはそういった問題に対し、目新しい解決策となりうる展開があるわけではありませんが、問題を物語の中だけのことでなく現実のものと考えさせ、「自分ならどう考えるか」と考えずにはいられなくなる小説でありますから、「問題提起本」としての役割は果たしていると思います。 ただしこの本はノンフィクション小説でなく、東野氏の小説。 であれば、書かれた趣旨はどうであれ、単なる問題提起だけでなく小説としての完成度が求められるのは当然。 長峰氏の逃亡過程で、確かに「2人目の犯人はどうなるんだろう」と気になり最後まで読ませられたのは事実ですが、同時に「なぜここまで大胆な行動で、つかまらないんだろう?」と思わせる部分があるのは読んでいて気になりました。 大胆な行動が逆に警察の目をくらませているとか、その行動の裏で警察につかまらないための綿密な計算を長峰氏が行っているなどの様子が伺えるならまだしも、どう考えてもその様子はなく、「フィクションだ」とか「携帯の逆探などがしにくい時代背景」とか「指名手配犯の写真が公開されても、大概の人はまさか手配犯がすぐ近くにいるなんて夢にも思わない」などといった面を引き算しても、話の流れにちょっと不自然さを感じました。
本作の枠では捉え切れない問題
本作は、悲劇のどん底に叩き落された犯罪被害者遺族の男性が、 加害者に対する復讐を遂げようとし、 その過程を追う中で、少年犯罪に対する現行システムにつき、 著者なりの問題提起をしようとしたものと推察します。 さて、発端となる犯罪については言葉もありません。 これ以上ないむごい描写により、全ての読者が主人公の立場を追体験させられます。 そしてとりあえず、読者は主人公を全面的に支持するポジションに置かれます。 そこから、主人公長峰の内面描写や刑事たちの言葉、 別の被害者遺族鮎村の葛藤や架空のテレビ討論などを通して、 読者は現状のシステムにつき様々な意見を投げかけられ、考えさせられます。 そして、物語は紆余曲折を経て劇場型のクライマックスを迎えます。 憎しみの刃はさまよった末にどこに突き刺さるのか…。 私は、本作の問題提起自体には賛同しますが、 エンターテイメント作品の枠内に収めきれているかというと疑問に思います。 まず、被害者に感情移入させるべく展開される冒頭の事件の現実味、 そして何より加害者少年の紋切り型の描き方に物足りなさを覚えること。 次に、長峰の葛藤はまだ酌むべきものがありますが、 論点については、従来の見解を並べただけという印象を受け、 もう少し掘り下げるか、強引であれ一つの見解を前面に押し出していただきたかったです。 結末も正直言って、すっきりしない感がありました。 この問題は、現実の事件に根ざしたノンフィクションの枠組みの方が、 よりふさわしいのでは、と感じます。 もっとも、本作が力作であることは否定しませんが。
甘い。
東野圭吾氏の作品を読むのは、今回で2回目だ。前回は、「手紙」。しかし、印象は変わらない。話の展開を維持する設定や知識に、甘さがあるということだ。 レビューなので結末までは触れないが、警察に追われる立場の人間が、携帯を使っているにもかかわらず、その人物がなかなか特定されない。今の時代において、携帯から微弱電波が各電話局のアンテナに流れ、その位置情報が明らかになることは素人でも知っていることである。なのに、この追われる立場の人が何度携帯電話を使っても、「位置情報」について、明らかになることはない。作者の都合が、その背景に感じられ、興ざめを禁じえない。
久し振り、会心の出来!
残念ながら最近の東野作品は大小の差はあれ、物足りなさがつきまとった。オーバーな売り文句が踊り、「これは面白い」と思ったら10年前の作品だったりで、満足度は決して高くなかった。 本作品は久々に会心の出来だ。テーマが明確な上に無駄がない。追われる側、追う側が展開によって変わりながら、クライマックスは強烈な緊張感で同じ場所に集結していく。東野作品の面白さはまさにこの展開と緊張感で読む手を止めさせないところにある。 一人目の犯人が序盤と言える段階で消えてしまうので、この後どうなるのかと思ったが、新たな登場人物が上手く絡んでくる。 満足の一冊、東野ファンならずともお薦めだ。
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おすすめ度
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【くちコミ情報】
とっても綺麗な作品です。
読み終わった後,とっても切なくて,でもとても綺麗な物語だと感じました。バレエの練習をしている風景や,発表の舞台,加賀刑事の表情などとても頭の中で思い描きやすかったです。加賀刑事のファンになってしましました★ 読みやすいし,何度も読みたいなと思える作品です。読んだことがない人は是非読んでみてください。
閉鎖的なバレエ世界のなかの隠された謎に挑む、加賀恭一郎の鋭利な推察力!
物静かなタイトルである。素人目には絢爛豪華に映るバレエの世界を舞台に起きる幾多の事件。このコントラストが読者を最初に惹きつけるのかもしれない。加賀恭一郎刑事の初の短編集『嘘をもうひとつだけ』で最初に扱われたる事件もバレリーナのそれであったことが想起され、本書にはも |