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ジャンル内ランキング:1970位
カスタマーレビュー数:15
【くちコミ情報】
読書が苦手な人にもお薦め
見開きで一つのお話しが描かれていますので、「読書は苦手だけれど兎に角源氏物語の世界を知りたい」という方にお薦めです。とはいっても、原作に忠実で、登場人物も多いので読破するには気合いがいります。一回で理解しようとおもわず、最初はさらっと読み飛ばすようにするとよいかもしれません。そうしてなれたころに、より詳しい他書に移るとよいでしょう。
源氏物語の入り口の一つ
学生の頃、源氏物語を知ったときには読む気がしませんでした。 長いし、難しいし、筋も好きではありません。 しかし、「まろ、ん?」は、源氏物語だと思わずに読めます。 読んだ結果、源氏物語を読むのに必要な背景情報を理解していることになります。 その状態であれば、長さも、難しさも、筋も気にならなくなっていました。 こういう入り口があってもいいと思いました。 桐壺にはじまり、初音、鈴虫、夕霧、を経て、夢浮橋まで続きます。
源氏を通読した気分になれる
源氏物語に興味を持ったのに、その余りの長さに閉口して断念していたときに出会った本です。まんがタッチで面白おかしく源氏物語の世界観や歴史背景を勉強し、源氏を通読した気分になれます。「現代の話でいえば・・・」のような解説の仕方がすごくいいですよ。
古典が嫌いな人にオススメ
死ぬほど古典が嫌いな自分でもおもしろいと思いました。 一帖が2ページで書かれているので大まかな流れをつかむのには最適だと思います。流だけでなく時代背景やその時代の風習、習慣、当時着ていた服装の模様までわかりやすく解説してくれてます。 古典嫌いの人は買うべきです!古典作品を見る目が変わります。
受験の思い出
大学入試を前日に控え受験校の古文の問題には高確率で源氏物語が出題されることを初めて知った自分に当時通っていた塾の先生が貸してくれたのがこの本でした。源氏物語をあまり知らなかった自分もこの本のおかげで一晩で大体の流れをつかむことができ、大学に合格することができました。この本の最大の長所は短時間で物語の大まかな流れを知ることができることだと思います。ですから、あまり時間のない受験生の方にもおすすめできる一冊だと思います。
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| 古事記 (学研M文庫)
¥ 546(税込)
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カスタマーレビュー数:10
【くちコミ情報】
日本の古典を訳本ではじめて読みました。
実家が宮崎にあるので『古事記』を選びましたが、よく理解できてよいかもしれません。 『古事記』の歴史的評価はさておき、単純に物語として楽しめる一冊だと思いました。
古代人が残した「さらに古代史」の現代語訳
梅原猛氏による「古事記」の現代語訳です。本居宣長でも「分からない」とした処は、本邦初アイヌ語を参照して解決の意欲作。単純に小説として面白いし、自国の神話を知って於くにも好い。古代史として読むなら訳者による解説がシャープな手掛かりを与えてくれます。
劇的に、しかし格調高く。
様々な現代語訳を読んできましたが、ここが到達点かもしれないと思えます。 国語学系のものは原典の用語用法に忠実であるあまり(語注にこだわりすぎ)、理解を助けるに不親切で、結局は別の解釈本が必要となります。 国文学系のものは、物語性や文学性(和歌など)に重点を置くために、状況のディテールなどに緻密さが欠け、あらためて原典にあたらなければなりません。 歴史学系は、訳者の思想性が強すぎて、意訳に近くなっています(とくに左翼系)。 文学系は(小説家や詩人)、まあほとんど創作ですね。 ──ということで、本書はこれまでの欠陥を補っているとともに、解釈の集大成ともなっています。他の訳書に寄り道せずに(時間の無駄ですから)、最初から本書を手に取ることをお薦めします。
おかげさまで、やっと古事記が読めました
子供の頃、絵本で「天の岩戸」、「ヤマタノオロチ」、「因幡の白兎」 などを読んで以来、何度も岩波文庫の古事記を読もうと挑戦し、その たびに日本人でありながら日本語が理解できないというトラウマとジ レンマに陥り、そのたびに疲れて断念しておりました。 今回、梅原猛先生の訳でやっと読むことができました。 これを契機に、他の訳や日本書紀なども読んでみたいと思います。 文庫ででているのが、尚、嬉しかったです。
政治の影あり・・・
天武天皇は、稗田阿礼(ひえだのあれ)に神代から推古天皇までの多くの神話・伝記・歌謡などを語らせた。 それを元明天皇の時代に太安万侶(おおのやすまろ)がまとめたのが‘古事記’だ。日本最古の書物として有名。 なぜわざわざ編纂されたのかというと、政治的背景があるらしい。 元明天皇が女だったから、らしい。天智天皇の皇女だった元明天皇は、即位する前、草壁皇子の妃だった。 ところが、草壁皇子は即位前に死に、元明天皇との間に生まれた文武天皇も即位後、早死にしてしまう。 残された文武天皇の息子(聖徳太子のこと)は、まだ子供。 そこで、祖母の元明天皇が代わりに測位した。 こういった理由で、アマテラスから孫のニニギへと、天上界から地上界への統治権が授けられたことを物語る「古事記」が編纂された。 元明天皇から聖武天皇への譲位を正当化するためのものだったらしい。 ウンチクめいていてすまない。好きなので・・・古典は。
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| カラダで感じる源氏物語 (ちくま文庫)
¥ 777(税込)
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ジャンル内ランキング:11168位
カスタマーレビュー数:3
【くちコミ情報】
面白かった
源氏物語の大体のあらすじがわかっていれば、 とても楽しめる本だと思います。 p 古典常識が理解できるし、 大塚さんの源氏の解釈は素直に面白いなと思った。 p 源氏物語が、今まで語り継がれてきたそのわけが、 なんとなくわかり、勉強になりました。
読みやすく解りやすい源氏物語の解説書?
高校の時、古典で特に「源氏物語」が良く解らなかった。登場人物の行動、和歌、一つ一つが理解出来なかった。何が面白くて千年の時を超えて今に残っているのか、分からなかった。本書を読んでその答えがちょっと判った。本書は確かに解説にある通り「源氏物語」のエロティックさを赤裸々に暴き出しているのだけれど、決して無責任に下ネタを散りばめて「源氏物語」を茶化しているのではない。「源氏物語」やその時代背景を精査し著者がカラダ全体で感じたことをカラダ全体で表現している。「源氏物語」はおとぎ話でもなければSFでもない、(平安時代の)現代ドラマで登場人物は皆、読者と等身大の人たちなのだ、と。そして、その平安時代の感覚は平成のこの世にも通ずるものがあるという著者の持論(平成の平安化)ともう一つの持論(ブス論)は興味深かった。ややマニアックなギャグが妙に坪にはまり笑ってしまった。本書を中学・高校生が読んでどう理解するかは分からないが、学生から社会人まで、いろいろな方にお薦めの一冊。
源氏物語で社会学する
「そして,自殺する浮船.彼女を支配するデブ母・中将の君との関係は, 往年の宮沢りえとりえママの関係をいやでも思い起こさせる.」 この著者にかかると,すべてこの調子で, とっつきにくい古典でも,親しみやすく解説してくれる. 古典の背景を現代の社会情勢に置き換え, 登場人物の心情を現代人の感覚に引き付けて書いてあるので, p 読んでいて共感できるところが多い. 源氏物語の原文は出てこないので,古文が苦手な人でも読める. p ストーリーと登場人物の心情を中心に解説してある解説本が多いが (たとえば,出口ひろしの「源氏物語が面白いほどよくわかる本」など), この本は,一歩つっこんで貴族をめぐる社会情勢や経済までも読み解いているところが興味深い. p 著者は日本史学を学んでいるようで, ここらへんが,国文科出身の人の書いたものと一線を画すところだ.
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| 徒然草 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)
角川書店(編集)
¥ 660(税込)
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ジャンル内ランキング:12540位
カスタマーレビュー数:12
【くちコミ情報】
よく読み返す一冊です
いつ頃買ったのか、すっかり忘れてしまいましたが、折に触れて読み返すことが多いです。 時代背景はずいぶん違うのに、今を生きる私の心にズンズン響いてくるものがあることに、 いつも驚いたりにんまりしたりしています。 ほかの方も書いていらっしゃいますが、高校の古文ってイマイチですね。 入試用には文法など頭に入れないといけないのはわかりますが、もっと日本の古典を楽しめる 環境が中高生ぐらいのときに整っていればいいのに。 なんて身近な話題を兼好法師は書いておいてくれたのだろう…ということに気づいたのは、 「古文の勉強」から解放されてからのことでした。 楽しめる本だと思います。
日本が誇れるエセー
小林秀雄の評価ではないが この本はモンテーニュのエセー、マルクスアントニウスの自省録と並んで 世界随筆文学の一つの頂点をなしていると考えて良いと思っている。 各段はいずれも短く 短剣を思わせる切れ味に満ちている。読んでるほうも全く油断できない書物だ。 小林が「空前であり 絶後とさえ言いたい」と言い切って絶賛しているが 確かに これ以降 これほど見事で美しく なにより 賢い随筆にはお目にかかっていない気がする。 現代を生きる僕らは そんな徒然草を持ちえた日本に誇りを感じる。しかし 一歩引いてみると これを乗り越えた物を作れていないその後の日本人は ちょっと まずいんじゃないかという気もする。
こういうのを読みたかった
この手の古典本というと、受験参考書系統のもので、文法ばかり書いてあるか、それとも、岩波文庫みたいに、字はやたら小さくて、訳もなく、読める人は一部の人間でした、というものばかりで、本書のようなシリーズがあると知って、とりあえず、購入した。 昔、古典に少しでも慣れようと思って、桃尻語訳などとふざけたものを買って大損したことがあったが、この角川のシリーズは裏切らなかったです。 本当に分かりやすく書かれていて、古典の文法なんか知らなくても、すらすら読めます。しかも徒然草は中身が面白い!教訓めいたところもこの年になって読んでいると、身に染みる。 とりあえず、読もうと思っている人は、訳だけパパッーっと読んでいけばいい。
今も昔も
「今も昔も人間ってあんまり変わらないんだなあ」 古典作品に触れるたびにそう思います。高校時代、私は古典だけが唯一、得意科目でしたが、現在、こうして読み返してみると「ありゃ、文法忘れてる・・・」と思い知らされることが。いろんな意味で・・・ ‘この世は無常’だそうです。人の営みもはかなく栄華を誇った人間も何時しか荒廃し、哀れな者になるなるそうです。何事も死後の事まで取り計らっておくのは無駄だそうです。う〜ん深い。 焦らず、急がず、ありのままに生きようっと。
最高の生き方本
「徒然草」は、今までどんな本よりも、私に影響を与えてくれた本です。もっと早くに出会っていたら、人生変わっていたかもしれないくらいの、素晴らしい、生き方の教科書ですので、読んだことのないすべての人に読んでもらいたいです。このビギナーズ・クラシックスのシリーズは、古典に親しみたい人の入門書として、一番親切で、お買い得感ががあります。すべての段が紹介されていなくても、物語の良さ、見所を伝えるのに、十分な構成になっていると思います。一つの段は、現代文の次に古文が続き、解説が加わります。巻末には、他に出版されている「徒然草」の案内も載っているので、とても参考になる一冊です。このシリーズは、どれも表紙がおしゃれなので、全部揃えて、本棚に飾っておきたくなりますね。
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| 三国志が面白いほどわかる本
¥ 1,470(税込)
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ジャンル内ランキング:2236位
カスタマーレビュー数:4
【くちコミ情報】
助かりました!お薦め。
吉川英治さんの「三国志」を読み始めて、あまりの面白さと登場人物の多さに混乱気味でした。 そんな中で解説本を何冊か手にとってみましたが、この本が一番分かりやすかったのでお薦めします。 著者が大手予備校の漢文の講師をされている方なので、文章が柔らかで解説が大変分かりやすく、また漢文(原文)を引用した箇所も多いのでより深くその世界に浸ることができます。 イラストがあること自体に好き嫌いはあると思いますが、クセのないものなので決して邪魔にはなっていません。人物がイメージしやすくなりました。 私は攻略本として読みましたが、吉川本を5回読んだという友人もこの解説書に夢中になっていましたので内容も深いものがあると思います。
三国志解説本の中でイラストが一番かわいいです
数ある三国志解説本の中で、最も正史と演義をきっちり区別していてわかりやすい本です。 何よりも、登場人物のイラストが類書よりもかわいく、印象に残るので、「この人誰だったっけ?」ということもなくすいすい読めます。 p 随所に軽い笑いがはさまれており、例えば 「桃園の誓いはフィクションだった」という文章の後に、劉備・関羽・張飛の三人が驚いて振り向き「えー!いい話だったのに」とショックを受けているイラストなど。ほのぼのしているのが楽しいです。 p 三国志の流れをつかむだけなら本書一冊で十分です。
三国志入門の力作
恥かしながらこれまで三国志についてなんにも知りませんでした。 結局、この本だけで三国志を理解することはできませんでしたが この本を読んで本当のオリジナルが読んでみたいと思いました。 本の構成が秀逸で学生と先生の楽しい会話形式、かわいいイラストと なんと索引までついています。 少しあらすじを知っていて、演義とオリジナルの対比や p 名場面の原文を探したいときに読むとかなり便利じゃないでしょうか。
三国志の入門書
・著者は駿台の漢文の先生.読みやすい本で, 三国志の初心者でも楽しく読めるだろう. ・あらすじのまとめ,人物の解説,用語の解説が囲みになっていて読みやすい. 会話形式でさらにあらすじをわかりやすく説明しているので,頭に入りやすい. 「三国志のことがマンガで3時間でわかる本―へぇ~そうなのか!」明日香出版社 より流れが掴みやすい. p ・正史「三国志」をもとにしながらも, 「三国志演義」でのエピソードを盛り込みながら解説. 巷に流布している三国志のエピソードの多くが, 作り物「演義」によるものであることを知ることになる. ・ところどころにある,「三国志の名言」を読むだけでも,得した気分になる.
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| 平家物語 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)
角川書店(編集)
¥ 660(税込)
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ジャンル内ランキング:6613位
カスタマーレビュー数:2
【くちコミ情報】
基礎知識!
『祇園精舎の鐘の声~』は、誰でも知っている。でも、その先は・・・ という人にお勧め。難しい表現ではなく、分かりやすい文章なので、 後学の為に内容を知っておきたいという方にも。古文と日本史の授業 で、ことごとく居眠っていた私でも理解できました。血なまぐさい戦 の話ばかりではなく、歴史上の人物の人間らしい姿が描かれているの で、面白いと思いましたよ。
能楽のために
能には、平家物語をお題にしたものが40編あまりあるそうです。 その勉強として本書は最適でした。 日本史が苦手だとしても、物語は面白く一気に読めてしまうものです。 そうでなければ、現代まで伝わるものではなかったでしょう。
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| 現代語訳 古事記 (河出文庫)
福永 武彦(編集)
¥ 882(税込)
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ジャンル内ランキング:5359位
カスタマーレビュー数:4
【くちコミ情報】
壮大な物語のはじまり
一読しただけでは到底理解不能な物語。何故と考えると疑問はつきない。 そもそも神々の名前からしてわからない。正勝吾勝勝速日天忍穂耳命(マサカツ アカツカチハヤビアメノオシホミミノミコト)天邇岐志国邇岐志天津日高日子 番能邇邇藝命(アメニギクシクニニギシアマツヒダカヒコホノニニギノミコト) たまたま朝日新聞で特集が連載されいたので古事記世界の理解を助けられた。 解説本が必要な書物であるのは確かだが、そのまま読むだけでこの神話世界を 楽しむのもよいかも知れない。
日本初期
こじきと、にほんしょきを、これが、たからです。 しんじつは、ときがかわると、まったく、べつの、みかたがされます。 いのりと、しんじんが、いちばん、たいせつです。
古事記の全体像を把握するには最適な1冊
平易な訳である上に入手しやすい価格設定(記紀関連の本としては)になっているのが嬉しいですね。 現代語訳のみで難しい注釈などありませんので古事記の全体像をざっと把握するには最も適した1冊ではないでしょうか。 この本を手始めに記紀(古事記・日本書紀)を学び始めるとアレルギーにならずに済むかもしれません。 私はこの本を読んでいろいろ興味がわいてきてもっと専門的な本にも手を伸ばしています。
楽しい
固有名詞が多すぎて少しうんざりするけど、イザナキとイザナミが子供をつくったり、ヤマトタケルがヤマタノオロチを退治したりと楽しいエピソードが盛りだくさんで、勉強にもなって一石二鳥です。
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| 楽しい古事記 (角川文庫)
¥ 580(税込)
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ジャンル内ランキング:13247位
カスタマーレビュー数:10
【くちコミ情報】
さすがに上手。
さすがに阿刀田高さんだけあって、原文では読みにくい古事記を枝葉をはらい平易な言葉でおもしろく語っている。 特に前半の神話的な部分は、多くの話はすでに知っていたものの、改めて読んでみると「日本人は本来こんなにも生き生きとした人間味豊かな人たちだったのか」と感じ、本居宣長の大和ごころの主張がわかるような気さえした。 また、阿刀田さんが各地の古事記ゆかりの土地へ旅した記述も織り込まれており、紀行的な要素でも楽しめる。 ただ、あえて難を言えば、私にとっては、後半の歴代天皇の事跡の部分は同じような話が続き、少したいくつに感じた。
阿刀田ワールド
以前古事記を読もうとして断念した人、さわりだけでも知りたい人、興味はあるけど読みきれなそうな人、この本ならそんなあなたでも愉快に楽しく読めます。
日本の神さまは女好きで大酒のみ
イザナギ・イザナミの国造り、アマテラスの岩戸隠れ、八俣の大蛇。伝説の主役たちが、嫉妬に狂い、わがままを言い、ご機嫌をとる。神々と歴代の天皇が織りなす武勇伝や色恋の数々は、壮大にして奇抜、そとて破天荒。日本の神さまはとっても人間的だった。 欽明天皇は子だくさんで、治世も長かった。男女合わせて25人の子があり、4人が天皇となった。第30代敏達天皇、第31代用明天皇、第32代崇峻天皇、そして第33代推古天皇、わが国最初の女帝である。古事記はここで下巻を終え、全体も閉じている。日本書紀の方は、この先第41代持統天皇まで扱っているが、この天皇も女帝である。(それがどういう意味かの言及はない) 大ざっぱに言えば、古事記の方が物語性が強く、話として読みやすく、生き生きとしている。日本書紀は歴史性が濃く、体裁も中国の歴史書に模して整え、漢文で記してある。日本の神話を楽しむには、古事記の方が適している。 例えば、「成り成りて、成り合わぬところ」に「成りなりて、成り余れるところ」を刺し塞いで国生みをしようと、素朴に暢達に書いているのに対して、日本書紀では「陰のはじめ」に「陽のはじめ」を合わせて、であり、陰陽の二気によって世界が成ったという思想を明確に打ち出している。このエッセイでは古事記を中心に散策を楽しんでいる。著者は、ざっくばらんに、古事記に関連する土地へ取材に行った時の自分のことまで書き綴っている。親しみが持てるとも言えるし、よけいな感じもしないでもない(雅)
古事記の楽しさ、日本のルーツを手軽に再発見
「楽しい古事記」とありますが、日本の聖書ともいえる「古事記」は確かに「楽しい」。日本神話の話はどこかで聞いたことがありますが、改めて読むと、登場する神々は、欠点が多くとても人間的です。 p 阿刀田氏は、古事記の記述を実はこういうことだったんだろうと推理しますが、これもかなり読みやすくしています。 p 戦後教育の影響かもしれませんが、日本神話の世界を大人になって読んだことのある人は多くないかもしれません。本書は、古事記の楽しさ、日本のルーツを手軽に再発見できるいい本だと思います。
古事記入門書として。
古事記といえば、神々や天皇について書いてある本。日本のことだし興味はあるけど近寄り難い、そんな私のイメージを砕いてくれた本です。 p 面白おかしく書いてあり、1300年も昔に書かれたとは思えないほど、あちこち共感出来て一気に読めちゃいます。 共感出来たり失笑してしまうところがあるのに、日本の神々は本当に人間に近いんだなぁと改めて感じました。 意地っ張りだったり情けなかったり、恋愛にしてもご機嫌をとったり嫉妬したり。そこがまた魅力的なのでしょうが。 p 面白く読めて、よく聞く神々や伝説上の人物について詳しくなって、お得な気分になれる本です。内容的には、専門書としてより初心者の入門書という感じです。 p 古事記は難しそうだからと敬遠していた人には、是非オススメしたい本です。
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¥ 882(税込)
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親子小説
「親子小説としての」と副題がついているように、源氏物語を通して当時の親子関係がよく書かれている。その親子関係は細かいことを除けば、現代でも同じことが繰り返されている事に驚いた。源氏物語といえば優雅な貴族の恋物語かと思えば、結構シュールな人間観察ともいえるかもしれない。紫式部という女性は凄いひとだったんだなぁと思った。
源氏物語ってこんなだったの?と古典オンチの私を笑わしてくれる本。
古典が苦手な人でも、この本なら、きっと楽しめるはずヽ(^O^)ノ ナンパ師ヒカルと、秋葉系のカオルには、現代っ子も共感しちゃうんじゃないかな。 この本は、先日、TBSラジオ「ストリーム」で紹介されました。 http: t s954.cocolog-nifty.com st 2007 11 23 (ポッドキャストあり。興味のある方はお買い求め前に是非)
大塚ひかりにかかったら…。
苦笑しつつも一番同情したのはゲン、 「以下、ゲン」なんて他の古典本で呼ばれたことは なかったでしょうに…。 (さて、ゲンって誰でしょうね) こんなふうに大塚ひかり経由で源氏の登場人物が どんどん血の通った人間となって身近になる喜び、 ああ、もっと早く出会いたかったな。 そしてマジメなことを言えば、大塚ひかりの 読み方…自身の背負っている負の部分さえも物語に のせていくといった、実は彼女のキマジメな部分が スキ。 心から共感できる解説を書いたのは米原万里。 ホント、大塚ひかりって紫式部の強烈なPRエージェントだ。
笑わせてもらいました
源氏がサイテーなんて、当たり前のことじゃん、 と思いながら手に取った本書。 いやぁ、サイテーの度合いがね、違ったんですね。 普通は「女たらしだけれども、細やかに心配りをして、誠実な面も一応ある」 というふうに、根本的には源氏を悪く言ってないのが、普通の解説本。 でもこの本は、痛烈に源氏を悪く言ってるんです。 批判じゃないんです。 ほんとにサイテーと言ってます。 その言い方がまた痛快で、笑いました。 源氏ですらそうなので、他の本でも最低男と言われている 薫の君にいたっては、ボロクソです。 また、珍しいことに桐壷帝が非常に批判されてます。 このあたり、江川漫画と共通します。
こういう読みも充分に成り立つ
結論から言ってしまうと、痛快で面白い本である。 世の中に数多ある美化の衣を剥ぎ取ってみると、そこにあるのはどうしようもない「サイテー」ぶりを晒す男ばかり。源氏とは確かにそういう物語である。 (著者も言うとおり、だからこそ読み継がれているのであるが。) 著者の自分史とオーバーラップさせつつ、親子関係の観点から読み解いていくという視点も面白いし、薫と浮舟のすれ違いに焦点を絞りつつ展開される最終章も読ませる。 不満が残るとすれば、肝心の光源氏に関してである。確かに光源氏の晩年は、若かりし頃に比べて暗いものであったことは間違いない。だが、光源氏は単に、そうした暗い晩年に絶望しつつ、老醜を晒して死んでいったわけではない。出家の直前、かつてにも優るとも劣らない「光る君」として描写されていることに、筆者の関心が向いていないのは残念である。浮舟の身の処し方の先行モデルは、この光源氏にあると思うのだが…。 そのあたりに関しては、大和和紀の読み込みのほうに軍配を上げたい。
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水野 聡(翻訳)
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【くちコミ情報】
教育の現場で副読本に。
芸術の「奥義の書」として名高い本書。 こと表現・創造にかかわる全ての者への 人生の戒めの書でもある。 全ての表現者にとって必読の一冊だろう。 こういうのを教育の現場で副読本にすれば良いのに。 と本心から思う。
幽玄
風姿花伝の現代語訳版。この本では原文の味わいを出来るだけ残すことを目指した翻訳がされているのが他の翻訳本との違いです。古文が苦手という人にはぜひお薦めしたい。
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