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【くちコミ情報】
薄っぺらい
説明が多い割に文章と挿絵が食い違っていたりして作者と絵師はちゃんと意見を交換してるんだろうか・・・ それに同じような説明を何度も繰り返すため面倒くさいです。 この作品に感情移入出来る人はまずいないでしょう。 主人公が記憶をなくした後の発言が矛盾してるしレールガンを素手で止めるって(笑) 電磁加速し飛ばしたコインに電気なんか流れてないし加速したあとは単純な物理現象だと思うんだけどどうやって止めてるんだろう・・・ ラミネート加工を何十にもとかつっこみ要素満載です。 文章力が低い上に調べる事すらしない。 なんでこんなに売れてるのかわからないです。
えーと…
まあ、この作品は12巻あたりからの評価がいい?みたいなんですが、とりあえず1巻のレビュー板なんで、そちらの感想を… 「偽善使い」…はて、こんなフレーズの本があったような…あ、戯事使いね(笑と、意識してるのか解らないけど、そんな風に思わない事もない所も多々見受けられました。紅も、設定が似てはいるものの、自身の作風を生かしていたので、あれは普通に読めたが、こちらは生かせてない+文章力が甘い。話を少し急に運び過ぎでは?と、他作品と比べるのは余り関心しないなと反省(汗 まあ、アニメ化したみたいですし、興味があれば…ね
何故こんなに評価が低いのか分からない・・
漫画の方を先に読んで気に入ったので、原作を読んでみました。 凄く面白い!!低評価を下した人の気持ちが分からない・・。 他の方のレビューで、文法がおかしいとよく書かれていた。 確かに変わった言い回しや比喩表現を用いたりしている。 ただ、それはおかしいのではなく、個性でしょう。 この作者ならでわの言い回しを用いているにすぎない。 自分達も日常で、時々変な言葉使いや言い回しをしたことがあるはず・・。 読みづらい所かむしろ親近感がわく。この作品や物語の主人公に近づけた感じもします。 ただつらづらと文字を並べるだけなら子供でもできる。 面白い文法や表現を用いる作者は、他にも結構いる。 ストーリーも良く出来ているし、この作者の個性的な書き方で面白く読める。 読みづらいと言う人は、もう少し理解力を鍛えた方がよいのではないだろうか?
いかにもラノベな
魔術や科学といった設定の凝りようはすごいです。 ファンタジーや近未来な設定が好きな人には、両方一挙に味わえてタマラナイかと。 色々やってますが、ストーリー的には超王道な、 ボーイミーツガール→俺が守ってやる! ただし守ってやるって言い出すのがいきなりすぎるような… ほかにも、唐突な行動やセリフが多々だったり、 ヒロインの出番少なめだったりと、微妙な点も。 ゲーム的な設定がいっぱいあるので、そういうのが好きな人にはオススメ。 アニメ化を楽しみにしておきます。
とある小説漫画の処方箋
一巻からのファンとして、漫画になり、アニメですか。 当然だろうと思いながらの年月ではありました。 この作品について、あら探しをする方がめっぽう多いのですが、 「そんなモノ(幻想)をぶち壊してやる!!!」 そうつまり、素敵な少年漫画の「一番美味しい言葉」を余すところなく提供してくれる、大変いとおしい小説。 「強烈なキャラクターを読むならコレ!!!」として度々西尾維新や成田了悟なんか、この同時代の作家と比較されてきた、ある意味「良いモノを作っているんだけども比較があるから」として冷遇された感がいなめないシリーズ(同レーベルの悪魔のミカタも同様)。 脱線したが、声を大にして言いたいのは、この作品には「人をたぎらせる」モノがある。 喜怒哀楽、最高にありますのでご一読あれ。
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カスタマーレビュー数:17
【くちコミ情報】
新たな発見があります
大河ドラマの原作を読むと、テレビでは省かれている点や、演出の都合で新たな人物が登場していたり、補足になります。今和泉の父にも側室がいたのか・・・とか。この一冊でドラマ半年分の脚本を書いた作家には驚きます。
この時代の女性の英知、そして覚悟
いうまでもなく、今の時代とは女性の役割、世の中の女性観は隔世の感がある。 たった数百年前明治にならんとする近代の黎明期において、トップレディといえ、 主たる役割は世継の継承、バックオフィスの安泰であり、歴史的政治的な役割は 期待されていない。 とはいえ、バックヤードでのあるじたる将軍への影響力を期待され、多いとはいえない また速いとはいえない情報から裁量をとることが期待されている。 いち早く多くの情報取得をできた人間が勝ち、そして性差は多様性と受け止める 現在とは処し方も違えば価値観も異なる。 そんな中で篤姫は鹿児島の分家の娘として生まれてから島津家の養女そして徳川の嫁として 数奇な運命を進んでいく。 この小説はその48歳の人生をコンパクトに力強く表現していったのものである。 そのストーリーは小気味良く、言葉遣いも印象的で、彼女の思いや時代の流れと共感し、 思いをはせることができる。 彼女はバージン女王ならぬバージン御息所であり、当時の国家である徳川の永続を強く願い、 三千人の大奥の人間を統率したすばらしい女性である。 惜しむらくは、直接のコミュニケーションやリアルな会話ができにくい体制や時代の中で 相互理解が進まず誤解と哀しみ怒りばかりにとらわれ、和解していくまでの和宮との関係、 夫でありながら共感をすることが難しかった将軍との関係。 こういったことは今の時代ではもう少し緩和されていくはずのものであろう。 今の時代に彼女が生きていればどのような姿勢で生きていったかを想像してみようと思うのである。
おもしろい
2008年NHK大河ドラマの原作です。 篤姫の生い立ちから、大奥、晩年まで描かれた長編ですが、 篤姫と周囲の女性との会話が多くテンポがよいため、あっという間に読み終えてしまいました。 もちろん、大奥での篤姫の活躍にもっとも重点が置かれており、その時代の大奥に入り込んだ気分になりました。 篤姫は頭の回転が良くて、非常に気が強い、と感じられたので、ドラマの配役とは印象が異なるというのが個人的な感想です。 また、一橋慶喜は徳川幕府を終焉させた”悪役”のような立ち回りですが、これには多少違和感を持ちました。
よくわかる。
自分の運命を受け入れて、まっすぐ生きた「篤姫」がわかりやすく書かれています。 歴史背景や江戸の風俗なども丁寧に書かれているので、当時の様子や幕末の緊張感も伝わってきます。大奥という場所から見ると、こうだったんだな・・・という見方もできておもいしろいです。 ただ、どうもあったことをそのままどんどん書いているため、淡々とし過ぎているような印象を受けて、個人的にずっと好きだった「篤姫」という人物なのですが、感情移入しにくいなぁと思いました。和宮との確執では、嫁姑争いは今も昔も変わらない、と思ってしまいました。 和宮がなんとなく印象薄いままだったのは、篤姫目線だからか、人物描写が足りなかったからなのか・・・。 感想としては、淡々としている、に尽きるような気がします。
TVと全く違う格調高い世界が広がる。
宮尾登美子氏の文章が素晴らしい。日頃接することのない格調高い表現の日本語が全編を通じて展開され、こういう日本語を書いてみたいと憧れる。島津本家から分かれたご一門四家の重富家、加治木家、垂水家、今和泉家、その今和泉家の長女に生まれた於一。TVドラマでの描き方とは全く違う優雅な、格式の高い名門武家の姫の生活がよくわかる。五尺三寸の大柄な篤姫、日本外史を愛読する篤姫、一族から「女子に生まれて残念」と言わしめた篤姫、この類希な資質の姫には最初から引き込まれていく。18歳で島津本家の幼女へ。全編を通して、姫のお付の女性が多く登場するが、今和泉家の菊本、島津本家の若年寄広川、老女幾島の存在や、お互いの関係の変化が非常に興味深い。そしてついに大奥総取締滝山を先頭に、老女村岡、幾島、亀岡、花乃井が付従い江戸城へ。いよいよ御台所として大変な大奥の生活が始まった。どう見ても大河ドラマでは本書の描くような格調高さは出ない。やはり本書を読むべきだ。
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【くちコミ情報】
復帰しました第五巻!
長い長い「竜馬が行く」にちょっと息切れしてしまい、途中で断念しかかったこの五巻。 大人気の大河ドラマ篤姫にも影響されて、半年振りに竜馬の世界に復帰しました。 で、感じたのは、やっぱり面白いということ。 篤姫を観ることで徳川側からみた幕末を知り、この「竜馬が行く」を読むことで倒幕側からの幕末も同時に知ってくると、両方が非常に面白くなります。 幕末という時代は、司馬さんが本の中で『維新史は、その歴史そのものが壮大な戯曲である』と、言っている通り、本当に面白い! とくにこの五巻は竜馬というより、幕末という時代を主役に据えている印象が強い巻なので、その維新史の面白さが存分に味わえます。 池田屋の変、蛤御門ノ変、長州や薩摩の動向、新撰組、高杉晋作、来島又兵衛、司馬さんが、『神が幕末の混乱を哀れんで派遣した妖精』と例えた勝海舟、そして西郷隆盛。 『評するも人、評せさるるも人』。 竜馬に西郷の印象を尋ねた時の返答を聞いた勝海舟が残した言葉がこれ。 さて、竜馬は西郷をどうみたのか。 そんな幕末の主役、二人の対面が書かれているのがこの五巻です。 様々な人物に焦点を当てるだけに、ストーリーとして流れに乗って読み進むことが難しかったこの五巻ですが、そこがまた読み応えがあり、またそこを超えると徐々に薩長同盟あたりに触れてくるので、俄然面白くなってきます。 このまま一気に突っ走れそうです。
坂竜飛騰
p298に出てくる当時の竜馬の活躍を表した言葉「坂竜飛騰」。 まさにこの頃の竜馬をうまくあらわしていると思う。 竜馬、西郷という幕末の両雄がようやく出会い、一気に時代の流れが進んでいく第5巻、読み応え十分です。
欲を去ること
西郷隆盛と出会います。 世に出て何かをなす人というのは共通しているんですよね。 西郷隆盛は 「おのれを愛するなかれ」 が自己宗教であり、 「敬天愛人」という言葉を好んでいた。 また、どういう人間が大事業をなせるかを考えついに結論を得た。 「命も要らず、名も要らず、官位も金も要らない人は、始末にこまるものなり。 この始末に困る人ならでは、 艱難を共にして国家の大業は成し得られぬものなり。」 竜馬の語録では、 「世に生を得るは事を成すにあり。 人の事跡を慕ひ人の真似をすることなかれ」 となり、 独自性が強いみたいです。 ここら辺の違いがそれぞれの「道」を作っていくんですね。 大きな人達が出会い、時代をつくっていくんだなって感じられました。
竜馬がゆく 第五巻
司馬遼太郎の名作『竜馬がゆく』の第五巻。池田屋事件に禁門の変、時代を揺るがす大政変が続く元治の世を荒々しく描く。京都における長州藩の権威は一挙に崩落し、忽ち朝敵としての汚名を着せられる、その一方で次第に体制を強めていく幕府の影に潜む薩摩藩の存在、巡るめく時代の中でかの竜馬自身は西郷と歴史的な出会いを成し遂げる。神戸海軍塾は解散し、幕臣勝海舟の大きな手立てを失った竜馬は次なる同士として、西郷との間である新計画を企てる。海軍塾の流れを汲んだ、日本発の商社の設立。長州征伐がいよいよ本格化する勤王党と佐幕派の戦いの最中、今も尚我が道を進む志士竜馬の道のりを描く。 p 前作に続いて、余談や小話に重複も目立って、冗長な表現は多くなってしまう上に、幕末史を描く上で思想的にも外交的にも大きな事件であったはずの、薩英戦争や長州砲撃事件などが全くと言って良い程触れられていないので、こうした小話も歴史的な意義がつかみにくい位置づけになってしまっている事は紛れも無い事実だろう。しかし、原点を辿ればあくまで竜馬の物語なのだ。竜馬を取り巻く幕末の風雲を語るには、本編に描かれている政調で十分足るだろうし、況してこれだけ細かな点を指摘した小説を読む上での前提として、幕末の基礎的な流れは読者も知っていて然りだと思う。本巻では、竜馬の動向はやや停滞気味だが、海援隊設立に至る重大な一歩として、そして竜馬のその後を語る上で欠かせない維新三傑西郷との出逢いを描いた局面として、気長に読んで貰いたい。続く歴史は奇跡の如く蠢いていく。
池田屋の変
かの有名な池田屋の変が登場します。 p 大河ドラマ新撰組などでもお馴染みのこの場面は竜馬とは直接的なつながりは少ないのですがとても興味深いですね。 p 本書では新撰組が思慮、思想のないただの殺人集団のように描かれています。実際のところはどうなのでしょうか?ドラマではとても魅力的な人物の集まりのように描かれていましたよね。 p 長州の暴発(京の焼き討ち)を一時的に救うことになるのが池田屋の変ですが、新撰組にとっても、幕府にとっても結局はこの快挙が崩壊への序章となってしまうのですから、歴史は皮肉なものですね。 p この時節にあって竜馬は『まだ早すぎる、みんな無駄に死んでいく』と唇を噛み締めます。そして、竜馬自身も海軍塾を閉鎖に追い込まれ無に帰していきます。尊皇攘夷熱に浮かれる世間に踊らされることなく、自らの信念に従って生きていく様がここでもありありと描かれています。
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カスタマーレビュー数:34
【くちコミ情報】
秀作です
チームバチスタで期待を裏切られたが、本書はまずまずの作品でした。 読み始めは何のことだかわからなかったが、最後にブラックペアンが重要な意味を持ってきます。 医学生の息子にも読むように薦めました。
バチスタよりはるかにおもしろい秀逸作品!
「チームバチスタ」の単なる昔物語の番外編かと思っていたが、 この作品はバチスタを読まずとも単独で読める、 実におもしろい内容だった。 バチスタのように回りくどい記述がなく、 医療問題本質を突く物語がぐさぐさと展開されていくので、 バチスタよりはるかに読みやすくはるかにおもしろかった。 一貫しているのは、患者の命のために医者はどうあるべきか。 医者も人間として弱さや欲望や失敗もある。 でも患者のために何をすべきかを考えたら、 取るべき行動は見えてくる。 そんなテーマがしっかり語られている物語として、 実に素晴らしい作品だった。 おすすめです。
この作者になぜ直木賞がいかないのかホントに不思議だ
2007年9月20日リリース。初出は『小説現代』2007年4月号から8月号。『田口&白鳥シリーズ』の番外編とも言うべき存在で、主人公の一人は若き日の高階院長である。『チーム・バチスタの栄光』に出てくる面々の若き日が描かれていて、ちょうど京極夏彦の『前巷説百物語』のような話が展開していく。実に楽しい。 筆力は相変わらずの剛速球(この作者は書くのも速い。文学界の新ジョン・ロード、とぼくは呼びたい)で、魅力的な医者がここでも登場してくる。そんじょそこいらのちょっと取材して空想文学を書いてみましたみたいなへなちょこの文章はひとつもない。まさに切った貼ったの外科医の言葉で書かれている。現実の大学病院の世界が実によく分かる。 現在まで3作、氏の作品を読了して思った。なぜここまでの作品を書いている人物に直木賞がいかないのか。はっきり言って不自然である。この作者より素晴らしい作品を書いている直木賞作家がいるなら連れてきてみろ、と言いたい。そこまでのレベルに到達している。
医療現場の独特な世界観。
「チームバチスタの栄光」に続き読みました。 現役医師の作家ゆえに医学用語がばんばん出てきますが、それもさして問題なく、すらすら読めます。「チーム…」よりも読みやすいような気もします。 大学病院での権力抗争、製薬会社との駆け引き、医療ミスの問題、医師側から見るとこんな風なんだ、と思うにつけ、「患者」というのはつくづくただ医師の前を通り過ぎていくだけの存在なんだなぁとも思いましたね。
文句なし! 現役医師だからこその臨場感
同業者の読者が、読むに耐える作品はどのくらいあるのだろう? 警察ものなど皆無ではないかと思うほど、ありえない舞台設定がなされていたりするし、日常の細かいディテールにこると、小説としての面白さが減少する例もある。 そんな中、本作は、手術という外科医にとっての日常行為と、大学病院内部における教授を筆頭とする格付け社会を、小説らしいありえない筋書きに組み込み、読者を外科助教授ぐらいの気分にさせてくれる。 細かい医療用語を、いちいち読者に媚びて説明付けないのも、読むリズムを壊すことなく、小気味よかった。 私は、本作が著作の初見なので、佐伯教室を舞台とした他の作品があるなら是非とも読みたい!と思わせる100点満点の出来だった。
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【くちコミ情報】
表題作はつまらない、だが他2作が秀逸
表題作は、著者の持って回った独特の臭気があって嫌い。もっと単刀直入に、歴史的事実に迫れば良いのに、なかばエセー的な書き振りがよくない。「惨殺」「胡桃に酒」は、秀逸で、とくに、「惨殺」は維新直後の動乱の東北が舞台。情報に疎い地域だけに、なんとなく、時流に乗れず、今から見ると頓珍漢なのだが、「中世の秋」ではないが、維新前後を「近代化」の視点から手繰り寄せるように見るのは一面的で、当時は、十分に「江戸時代の秋」だったのだと思う。その動乱期に、長州出身の2番手の人物が孤軍奮闘、性格的な欠陥が及ぼして、努力が報われず崩壊していく様が悲喜劇なのだが、一方で、寝ぼけたような伊達藩の連中のそれなりの陰険さもリアリティがある。新政府か佐幕かで東北各藩が割れて、なかには「城が落ちる」という時代錯誤的な素っ頓狂な事実まで記載されているのが興味深い。ガラシャを描いた「胡桃に酒」は少し出来すぎだが、何も言うことは無い短編。
運命に翻弄
表題作の「故郷忘じがたく候」は朝鮮の役で島津に連行された朝鮮人の陶芸職人沈寿官の一族の悲哀を、小説というより筆者の取材のような形で描いています。 話に出てくる14代沈寿官氏の写真を検索してみると、人の好さのにじみ出たご尊顔を拝む事が出来ます。 そもそも焼物の知識が全く無いのですが、こういった作品を通して歴史を踏まえて新しい事を知ることが出来たのはよい事だと思いました。 次の「惨殺」は戊辰戦争で奥州に遠征した官軍の参謀に任ぜられた長州のある人物の悲惨な結末を描いています。 奥羽越列藩同盟という言葉自体はしばしば聞きますが、この頃の、伊達政宗を祖に持つ仙台藩や上杉謙信を祖に持つ米沢藩といった往年の名藩の顛末を知らなかったのでそういう点で楽しめました。 もっとも、顛末とは言いましたが藩の最後までは語られず、主人公の死を最後にして短編は終了しています。 最後の「胡桃に酒」は細川ガラシャの輿入れからその一生の最期までを描いています。 戦国期を通してもガラシャとその夫、細川忠興はそれぞれ特異な性質を持つ人物として色々な話があって有名ですが、 「胡桃と酒」という食い合わせの悪さを自身の夫婦間の関係になぞらえてガラシャが叫ぶ場面は悲運な生活を送っている中にも、 その見事な最期からも窺えるように、日ごろから秘めていた悲壮な決意の顕れを目にしたような印象を受けました。 自身の子供を除いて、父や親類の尽くを処刑されてしまうなど、この人物に対しては「悲劇の女性」という言葉を用いても何ら脚色や遜色など無い女性と言えるのではないでしょうか。
感動しました
戦国武将の話ではなく、明治維新の話でも ありません。 島津家に連れてこられた朝鮮の陶工の子孫の お話です。 派手さはありませんが、時代を越えて 故郷を忘れない彼らの生き方に感動します。
さすが司馬遼太郎
3つの短編が含まれる。 なかなか面白いですね。特に、標題になっている最初のもの。 16世紀末に鹿児島に土着した(させられた。。。薩摩軍によって拉致された)朝鮮半島の人々の話は、なかなか骨太で良かった。 一度この地に行ってみなければと思った。 最後の、「胡桃に酒」は細川ガラシャを扱ったものだけど、これはきつかった。 あまりに美しい人が、異常に嫉妬深い人間に嫁いだなんて言うのがそもそも悲劇なら、そこに部下の女房だろうがなんだろうが歯止めなく手を出す、関白秀吉が絡んでは。。。 いやぁ、これはなかなか鬼気迫る話やったぁ。 なかなか重厚な、さすが司馬遼太郎、そんな一冊でした。
薩摩焼の美しさの影で
司馬先生の大ファンとして当然読みました。 実は私は白薩摩が大好きです。高価ですから、たった一個の ぐいのみ(沈寿官作)を持っているだけです。 この作品を読んだ後、そのぐいのみを両手でもって、しみじみと 見ました。何とも言えないクリーム色の地肌に細かいヒビが入っています。本当に美しいものです。 しかし、この美しさの影に、これだけの長い歴史と多くの苦難−異国に来たこと。そしてその異国になじまなければいけなかったこと。 さらになじみつつも祖国を忘れずにいたこと。−のあったことを想いました。 昔、司馬先生の影響でモンゴルに行ったとき、同じツアーに鹿児島出身のおじいちゃん達がいました。 残念ながら、おじいちゃん達の沈氏らに対する言葉には冷たいものがありました。 あれが、鹿児島県の人々の少数意見であることを祈っています。
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読中、読後爽快!やはり傑作です。
はるか昔、NHKの大河ドラマで放映されていた。また、この作品が好きだという人の話も何回か聞いたことがある。でも、全8巻の大作に手をつけようとしなかった。 きっかけは、斎藤孝氏の「日本を教育した人々」を読んだことである。斎藤氏は、吉田松陰、福沢諭吉、夏目漱石と共に、司馬遼太郎を挙げた。日本の人々に歴史と生き方を伝えたということらしい。そこで、最もポピュラーな「竜馬がゆく」を読むことにした。そして、すっかりはまってしまった。 竜馬の33年間の生き様を生き生きと描ききっている。幕末の志士たち、竜馬の家族、友人達が多く登場する。ときどき、数十ページ、竜馬から離れ、別の人物の話が挿入されることもある。おもしろいのは、司馬遼太郎が、ナレーターのように作品の途中で、解説に出てくるところである。歴史的背景の説明や取材の裏話など。私は、この部分を大いに楽しんだ。 読後、伏見から京都へ、竜馬の足跡をたどる旅をした。若者のファンも多いことがその旅でも分かった。
最期がいい
この小説はとにかく最高です。少し長いなぁと思える所も有りましたけど、この最終巻を読み終えるとそんな事はすっかり忘れていました。 特に「この長い物語も、おわろうとしている。」という文の辺りからドキドキしながら最期まで読みました。漫画ならともかく、小説でこういう体験をしたのは初めてでした。今後も小説でこんな体験は出来ないと思いました。後、最期の一文がいいです。 個人的にかなり気に入っている言葉です。美しい言葉だなぁと読み終えてから思いました。
天命をまっとうした竜馬
幕府を無血で倒し、誰もが大統領になれる世の中を実現したいと 考えていた竜馬。 次々と倒幕の志士が倒れ、最後には竜馬も天に召されます。 明治時代まで竜馬が生きていれば、もっと日本はよくなったと 考えられなくもありませんが、私は竜馬は天命を まっとうしたのだと思いたいです。 龍のように日本を駆け回り、歴史を大転換させていく姿は 爽快そのものです。 是非おすすめしたい作品です。
壮大なストーリー、ここに完結。
ついに大政奉還が成功した。 竜馬の夢がかなった瞬間。しかし、世界を船で行き来するというもうひとつの夢はかなわなかったが。 「世界の海援隊でもやりましょうかな。」何気ない一言だが、 竜馬らしく、竜馬にしか言えない言葉だろう。 藩から飛び出し、藩というもの自体、なくしてしまおうと考えた竜馬。 士農工商をぶっ壊し、平等な日本人を目指した。 竜馬のまわりに影響を与えたすばらしい仲間がいたからだろうが、 サムライ文化の江戸時代にその先を見据えた斬新な考えはすごいと思う。 明治になり市民は平等になりつつあったのかもしれないが、 平成の今、竜馬のような存在が必要かもしれない。 今の日本をみたら、竜馬はどう思うだろうか。 また、幕末の時代のように立ち上がってくれるだろうか。 小説はここで終わったが、竜馬のことは後世に語り継がれていくだろう。
竜馬を感じる
大政奉還成立の瞬間の竜馬の姿や言葉には心をふるわせられる感動があった・・。 幕末・日本においてこのような人物は他にいなかったのではないか。稀有な発想をもち、不思議な愛嬌と善骨をおびて生まれた人物。読み終えて、この人物の魅力に虜にされてしまった自分がいる。 竜馬の哲学とそれを通じて書かれる司馬遼太郎の哲学。司馬さんは竜馬を通して「事をなす人間の条件」を考えたかったと語っている。 私にとってもこの本は人の生き方を考える上で大きなヒントになったように思う。 司馬遼太郎独特の短文の多い文体で竜馬の生き様と、幕末の空気をありありと感じさせてくれる。素晴らしい小説だった。 この小説を読み返していると「その後の明治日本を見たら、竜馬さんは果たしてどう思うんだろうか」そんなことをつい考えてしまう。
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潮出版社コミック編集部(編集)
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横山三国志が最初の三国志
違う作者の三国志を読むと、物語が全然違う。 横山さんの三国志が正しいと信じていた自分が懐かしく思います。 なんといっても、董卓がやせていることで有名ですが、絵が優しい。 歳をとらないし、顔の線が少ない。 ゆえに老若男女誰でも読むことが出来ます。 親が、"そんな漫画を読んで"と発狂することがあるかもしれませんが、文庫本で30巻あります。 それだけの巻数を把握できる頭を持つ子供ならばきっと頭脳明晰なはず。 母親を論破できるでしょう。 そんなことはいいとして、星2つ減らしたのは、 本書の解説があまりにも横山三国志に偏っているからです。 偏っているのが当たり前だと思うのですが、横山三国志が正しい三国志として解説しているので、違う三国志を読まない人は信じてしまう可能性が高い。 劉備が正義、曹操が悪でもいいのですが、どうせ三国志を堪能するなら、登場人物すべてが英雄扱いしてほしいと思ってしまいます。 横山三国志のファンなら持つべし。
永遠の謎は闇の中
僕は横山先生の三国志は総合10回以上は読みました^^やはり、魅力はその当時流行ったであろう手塚タッチっぽいほんわかした画質、血肉を争って驚嘆するシーンなどを歴史の重大さとして伝える想像力。それらの魅力に押し倒された一人でもあり、それを総合化して各巻に散らばっているおもしろさを凝縮していて、読み返しの利くまさに横山三国志の全てといえるでしょう^^ これが、歴史書目線(マンガですが)で見たなら、☆5はなかったでしょう。横山光輝の個人栄華の産物だ!という評論しか生まれてこないでしょう^^;しかし、これはその産物が為の集大成なのです^^ すみませんが、文句のつけようがありませんでしたw 文句・・・というか謎というか、本書の中にも投げかけられている問題が一つあります。 それは歴史的にも三国の覇者を決めたであろう【官渡の戦い】をわずか数コマで終わらした事です^^; これには多くのファンの方が首を傾げたかと思われます。 それについての評論などが編集員によって問いかけられています。 遅れましたが、他には中国の地図、各州・地方の城や名所(省きあり)、三国志から生まれた故事ことわざ(一部紹介)、各巻の名場面集、【これはみどころ】ピックアップされた名高き武将達の解説などが事細かに書かれています^^(他にもありますが伏せておきます) 最後に、僕は三国志が好きです。僕の中では1か2を争うぐらい好きです。このレビューを書きながらふと思いましたが、三国志本来はもちろん好きですが、それを越えて横山三国志を好いていたのかなぁという気がします。
あくまで横山光輝氏の三国志のファンの方向けですが
蜀贔屓度は 三国志正史<三国志演戯<<横山光輝 三国志 くらいです。 その点を理解している方、横山光輝氏の三国志が大好きな方にはかなりの良書です。 やはり一番の見所は「主要人物30人徹底解剖」で、「特選キャラクター事典」も主要人物を全てカバーしきれていないのが残念とはいえ、かなり楽しめます。 付属のDVDは、収録時間は短いものの三国志にまつわる中国の名所を回る横山氏という相当な貴重映像。DVDが付いて2000円はなかなかにお買い得と言えます。 氏の三国志が好きな方はすぐにでも購入する事をお勧めします。
満足
横山光輝氏の三国志ファンならば見逃せない一品です。コレを読むことによって、もう一度三国志の世界を見直せると思います。(^^)
横光氏のファンならば・・
演戯ベースである以上仕方のないことですが、蜀贔屓。魏・呉についてはいまいち。 一番大きなマイナス点は、魏や呉の重要な武将が最後にある人物辞典に載っていなかったりすること。 三国志についてかなり知識を持っている人だと物足りなさを感じるけど、軽く楽しむ分には十分。 漫画が好きなら買っても良いでしょう。
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【くちコミ情報】
篤姫は日本人の心に宿る祖母の姿ではないでしょうか。
ワクワクしながら最後まで読ませていただきました。幕末の動乱期に、徳川幕府が尊皇攘夷派との融和を目的に推し進めた公武合体策は歴史の教科書では習いますが、その実態がいかなるものであったのかを実に興味深く描かれています。徳川という260年にわたって日本の最高権力者として君臨していた将軍家が、天皇から来た嫁には身分が違うと言われるのは、こういうことがあるのか、と驚くばかりでした。民主制に慣れてしまった現代人も、様々な場面で、格差とか格式など取りざたされる世の中に住んでいますので機微が想像できます。最近まで、皇女和宮様はどちらかというと悲劇のヒロインで、姑の篤姫にいじめられたということが喧伝されていたそうです。著者の宮尾登美子さんはそのことに疑問を挟み、調べてゆくと江戸においては、篤姫の評判はすこぶる高く、京方、江戸方で話が全然違いました。また、大奥の記録というものが殆ど残されておらず、少しづつ資料を集めて完成したのがこの作品であるそうです。多分に宮尾さんの想像が含まれておられるそうです。嫁ぎ先の徳川家が滅びてゆく時代、懸命に家を支え、誇り高く生きられた宮尾さんの篤姫は末永く日本人の心に残っていくことでしょう。篤姫は、維新後徳川家の再興を思って、幼き徳川家達を厳しく愛情を持って躾けます。その姿は、孫を厳しく育てるお祖母さんを連想しました。
宮尾版篤姫にリアリズムと存在感
こちらが原作なのに失礼を承知で敢えて「宮尾版」と銘打たせて頂いたのは、私自身が大河ドラマをきっかけに本書を手に取った為です。 本書は大河の原作ですがそこにには、尚五郎の淡い初恋のエピソードも、後に維新の英雄となる若き日の西郷や大久保との交流も、阿呆を装うインテリ家定との純愛も描かれていません。 代わりに、政争の道具とするために、自分の一生から女の幸せと奪い去った養父斉彬への不信感を募らせたり、 いつまでも皇妹との意識を捨てきれず徳川の女になりきらない嫁・和宮への苛立ちのあまり、自らが嫁を折檻する悪夢にうなされたり、 妊娠どころか生涯男子と交わることなく終わるであろうわが身とひきくらべ、和宮懐妊の噂に思わず悲しい嫉妬してしまう等 等身大の篤姫がそこにはいました。 大河に感動し、本書を手にとられた方には少々期待外れかもしれません。しかし本書の篤姫に圧倒的な存在感・リアリティとそこからくる魅力を感じるのは私だけではないはずです。是非是非大河ドラマだけではなく、もう一つの、そして真実の(少なくとも私はそう信じる)篤姫に会いに来てください。
最後まで読みましたが・・・
和宮が嫁いでくることで、京風と江戸風の対立が起こる。現在でも異なる2つの風土が、情報の少なかったこの時代に理解しあえるはずもなく・・・下巻のほぼ中頃まで続く女のイザコザにうんざりしながら、何とか最後まで読みました。大政奉還、幕府の消滅、その頃になってやっと心が通じる。はたして本当に通じるものなのか疑問です。一見、静かな晩年をおくるようですが、篤姫の一生って何だったんだろう?大河ドラマも後半はうっとおしい展開になるのかな・・・
篤姫
全く本読まないけどめっちゃハマって暇さえあれば読んでます生き方を見直しました人生観変わる
江戸城大奥から見た幕末史そして歴史小説の醍醐味
時代に翻弄されながらも、気高くわが道を往く篤姫の姿を描いた下巻。上巻に続いて、夫(徳川家定)や義父(島津斉彬)の死、幕末の動乱、和宮との確執と和解、徳川家再興等々、波乱に満ちたその日々が流麗な筆捌きで描かれる。(江戸城大奥からみた定点幕末史という意味でも、多くのことを学んだ。)それにしても、男性的視点から描かれることの多い幕末期にこのような女性がいたとは。島津家分家の娘から御台所(御台様)へというその数奇な生涯は、正にこの時期の日本の地殻変動(社会変動)を象徴する出来事でもあるようにも思われてならない。
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【くちコミ情報】
随筆のタイトルからして魅力的
以前、内田百鬼園の年表を見た際、いつノラを飼いだして、ノラが失踪したかということがきちんと書いてあって笑ったことがある。(ノラ失踪後の百鬼園の悲しみぶりは、黒澤明が映画「まあだだよ」でもメイン・エピソードとして描いている。役者もそっくりなので、見てない方は一度どうぞ。) 僕にとっての百鬼園の随筆の魅力は、彼の人生の大部分を覆った借金苦や東京大空襲で焼き出された後の小屋住まいなど、決して順調に進んだ訳ではない日々の生活を、飄々と持ち前のユーモアでやり過ごしていくエピソードの数々にある。その分厚いユーモアの奥底には、何か得たいの知れない達観やシブトサさえ感じられるのだ。同時代の文学者が必ず書いた「女との恋愛」ではなく「猫への溺愛」を描く。東京大空襲には単に見物根性で最後まで付き合い、その見物記を本に纏める。(そこには戦後突然現れた反戦文学の要素など全く無い。) 薄っぺらいヒューマニズムやロマンチシズムとは次元の違うその感性は、全く不良ぶってはいないのに、実は徹底的に「無頼」ですらある。(この本の解説で、吉田茂(!)と犬猫談義をやった際の話が紹介されるが、そのエピソードからは彼のドライな人間観が読み取れる。)でも、出来上がった随筆は非常に軽妙で、温かな「天然」の味が心地よい。そこが、僕に取っての彼の文章の魅力である。 この随筆集はそんな彼が齢70を過ぎて溺愛した二匹の猫に対する思いを綴ったものであり、猫を失ってからの慟哭を綴ったものだ。 「ノラや」 「ノラやノラや」 「ノラに降る村しぐれ」 「ノラ未だ帰らず」 タイトルを見るだけで、彼の猫に対する愛が伝わると思う。ノラとクルを巡るエピソードは百鬼園という不思議な文学者の一面しか見せてくれないはずなのだが、確かにその一面だけでも十分魅力的だ。読んだことのない方は、この本をきっかけに、是非他の文章も読んでみてください。
泣けます
今まで読んだ本の中で一番泣けました。 出勤中の電車の中で読んでいたのですが、涙を抑えるのに必死でした。 少し文章が難しく、動物に興味がない人にはわからない気持ちかもしれませんが・・・。 泣かない夫も泣いたそうです。
愛猫が行方不明!
その設定だけで泣けますが、それを見事な文学に昇華させました。 しかも、いつものちょっとひねくれたかんじもなく、素直に、ご自分がうろたえるさまを表しています。 それがまた、涙を誘います。
猫の愛し方
いつのまにか一緒に暮らし始めた猫(ノラ)が、ある日突然消えてしまった。 そのたったひとつの出来事が、いかに大きな悲しみを生み、今日を変えてしまうか。 何をしていても、何処にいても、些細なきっかけで思い出し、涙が出る。 その繰り返しが延々と綴られています。 そしてその悲しみを癒すために現れたようなもう一匹の猫(クル)。 p 「ただ一つの心遣りは、帰つてこなくなったノラと違つて、してやり度いだけの事はみんなしてやつた。クルがしたがつた事はみなさせてやつた。」 p この一節を読むだけでも、作者がどんなに真剣な愛情を注いだか想像できると思います。 「ノラや」「クルや」と呼びかける作者の声が聞こえてくる一冊。
猫好き必見!!
大の男が、それもいい年をして、いなくなった猫を思い慟哭する。 傍から見ればおかしいと思うかもしれないが、同じ猫好きとして その気持ちが痛いほど分かる。人目なんか気にしていられない。 猫が好きというのはそういうことなのだ。読んでいてもらい泣き しそうになった。猫の描写もきめ細やかで、愛情に満ち溢れている。 ノラ、そして次に飼ったクルツ。作者とのほのぼのとしたふれ合いが 印象的だった。猫好きの人はぜひどうぞ♪
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一気に読みました!!!
英田先生の、エスシリーズと、DEADLOCKシリーズが、好き |