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ヤス(イラスト)  
¥ 536(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:103位  
カスタマーレビュー数:35

くちコミ情報
5巻からが真骨頂
本作は最初はおそらく今風の設定で人気をねらったものであったような気もします。 実際、人気を博し続巻が次々と刊行されていきました。 そして5巻目くらい(正確に言うと4巻目からその傾向はあったのだが)から作者は調子をこきます。 そろそろ何を書いてもいいだろうと。 そしてぶっとびます。 怒濤の展開で現在に至る。 上記は私の勝手な想像だが、『とらドラ!』は5巻から、と思っているのは私だけではないはず。 本作の素敵なところは最初は表面でしか捉えることが出来なかった人物像が掘り下げられていくにつれ、 いろんな側面が顕現し、内面が暴露されていくことによって第一印象とは全く違うものが見えてきます。 にもかかわらずその人物が決してぶれてはいない、という点です。 また、本作の面白いところは読者が本気で登場人物に対して『ムカつく』ことです。 このことは他のレビューをみても明らかです。 その『ムカつく』ことをさせる言動に対しての理由付けがきちんとあり、また、そのカタルシスも忘れてはいません。 ただ、本作の弱点はその前フリが余りにも長いため、そこに至るまでに読者が息切れを起こしてしまう可能性がある点です。 特にこのちょっと癖のある文体(私が思うところこれはマンガ・アニメ文体と言えるものですが)に 辟易してしまう人にはちょっと辛いかもしれません。 目つぶしのところとかはマンガやアニメならギャグとして捉えられますが、活字でみるとかなりえぐい表現です。 一旦脳内でマンガ・アニメ化してから読む必要に迫られます。 1〜4巻は私からすると5巻に至るための前フリではありますが不要なエピソードでもありません。 この壮大な前フリをのりこえて怒濤の5巻〜を楽しんでください。オススメです。
ツンデレというか我侭お嬢様が嫌いでないならなら買いです
 この作品は評価が分かれるというよりも、酷評してらっしゃる方がなんだか全く別の期待をされていたようです。本作はギャグ漫画チックなテイストで、高校生たちの日常を丁寧に綴るという手法でドタバタ劇を描き、少女マンガチックな「主人公とヒロインの成長と恋愛」をみっちり描いてある作品です。  「ラブ」といってもイケメン主人公がほとんど何もしなくても何故かモテまくりだとか、お色気、パロディ表現連発といったオタク臭さは皆無。少女漫画っぽい甘さもありません。あくまでも「コメ」がメインのドタバタを楽しむ作品です。  ギャグ漫画的なノリではありますが、主要人物の抱えている人間関係の悩みだとか、人物関係、価値観には非常にリアリティがある点が最も気に入りました。まさに等身大って感じです。心理描写がとても細かく丁寧ですし。このおかげでとても感情移入しやすいですし、引き込まれます。  ヒロインである大河も、傍若無人な態度をとるのにもきっちりと理由があり「典型的ツンデレ」という型に嵌めてしまうのはもったいない独特の魅力があるキャラです。  作品に独自性がないと仰ってる方もいらっしゃいますがこれはどうかなと。確かに4巻までは先の読みやすいお約束ばかりですが、それはあくまでも前フリだからで、5巻以降は大変シリアスでかなり独特のシナリオを見せてくれます。1巻だけ読んで作品全体を語っている薄っぺらいレビューに踊らされないで下さい。5巻以降の為に4巻読む価値はあります。  説教臭さや文体の変な癖もないですし、楽しく読める作品だと思います。
うーん…
他の人は高評価なので言いにくいですが自分はヒロインの少女の行動すべてが受け付けません わがままで自分勝手にしか見えませんし巻き込まれる主人公が不憫でしょうがないです そのせいであまり話に入り込めなかった。 今のライトノベルはこういう子が人気なのかもしれませんが自分にはあいませんでした
好きになりたいが、なれるわけがない。
どこかで見まくった印象、が終始離れなかった。それはジャンプ系などの少年漫画であろう。 具体的にどこが、と言われて答えられるほど印象に残っていないが、それでもこれが今のライトノベルの代表的な作品の一作です、と言われて読んだ身としては脱力する。これでいいのか、と。 それでも名前の忘れたヒロインに対して延々ウザイなこいつ、と思いながらも時々可愛く思ったのも事実であり、 精神的に疲れたときに、何も考えないで適当な気分になりたいときになら、そこそこの 読後感を与えてくれると思う。
2008年秋、アニメ化!
超人気シリーズが満を持してのアニメ化です。 さて、小説の方は面白すぎです。 ストーリでで見せるタイプではなく、文筆で楽しませるタイプのコメディですが。 竹宮ゆゆこの超絶的な才能を感じますね。とてもうまいです。 >チャーハンチャーハンチャーハンチャーハンチャーハン。……一人チャーハン祭りだ! >このままでは拉致があかない。チャーハンの五文字もゲシュタルト崩壊目前だ。 訳わかりませんが、すごいです。 猛烈に引っ張る強力なエネルギーですよ。 しかも、何処の章をとっても一定のレベルを常にキープしています。 つまり、手抜きなしです。 なんか売れて当然って感じの本ですが。 こんなテンションとエネルギーを何処までやっていけるか分かりませんが・・・。 俳人になるまでとにかく頑張って欲しいです。 えぇぇ、アニメも見ます。 楽しみにしておりますゆえ。



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くちコミ情報
内容と読後感
がかなり気持ち悪い。そして動機が、おそらく意図的にスッキリしないように描かれてるため私には受け入れられなかった。
最後までグイグイ引っ張る
本作は、ある人気作家の殺人事件を巡り、 被疑者となった友人と彼を追及する刑事との回顧を交互に配置して、 鮮やかなアリバイ崩しや、それをはるかに上回る事件の背景、 さらにタイトルともなった大小の悪意、 そして、本件の動機ともなった底知れぬ悪意を描き出すものです。 早い段階で犯人は明らかになるものの、 一見単純とも思えた事件の背景と動機とが二転三転していきます。 ちなみに、本件に描かれた細かい設定はすべて意味を持っています。 よもや、本件がこれほどの拡がりを持つとは…。 思わず、真相を追う加賀刑事と同じ感想を抱かされました。 また、真相につき、加賀刑事も思い当たる節のある、 大きな社会問題についての問題提起が織り込まれているのも秀逸だと思います。 決して後味は良くありませんが、一読に値する作品です。
す、すごい小説・・・
手記のみで事件が進んでいき、 しかもその内容が真実とは限らない・・・。 とっても斬新な描き方で東野圭吾すげー! と思わずにはいられませんでした。 どんでん返しも1回のみではありません。 繰り返し読みたくなる小説もそんなにないですが、 これは間違いなくもう1回読みたくなります。 伏線につぐ伏線の数々!ほんとに東野圭吾スゴイです。 読んでる途中でも何度となく読み返しました。 犯人の悪意もほんとに陰湿で そのためにここまでするか!?と言いたくなります。 伏線好きならぜひ。
加賀恭一郎シリーズ
東野圭吾の大得意であるミスリードを最大限に生かした作品かと思います。 最初から最後まで騙され続けました。 まさかこんな所で著者の術中にハマっていたのか!!?という感じです。 発端の殺人事件は割とあっけなく解決してしまうのですが、それこそがこの物語の序章だったとは終盤に入ってやっと分かりました。 その捕まった犯人が決して語らない「殺人の動機」。 この作品は、 人が殺人を犯す動機はなんなのか? この事に焦点を当てて加賀刑事が推理していく事で進んでいきます。 あらすじの説明をもう少ししたいと思ったのですが・・・難しいですね。特にこの作品は。 とにかく、東野圭吾の読者の意表をつく作風が好きな人は読んでみましょう!! とんでもない結末に驚くことかと思います。
これはすごい。
「殺人動機とは何なのだろうか。そのことを考えながら書いた」(著者) 人気作家が殺された。なかなか明らかにならない動機。 次第に明らかになる事件の真相。かつての悲劇が殺人の動機となったのか。 とにかく、レビューなどは読まずにまずは読んでみるべき。たったひとつの殺人事件を巡り新たな事実が判明する度に、二転三転する事件の「真実」。読み進めるたびに、読者も事件の真相に迫っていくが・・・最後は唖然とするほど見事。 犯人、刑事の手記の掲載という形で進んでいくストーリー展開。これも読み終わってみれば必然的に選ばれた手法だった。うまい、の一言。 ミステリー好きにはたまらない、世界がぐるりと回転するような読書体験ができる、よく練られたストーリー。秀逸な舞台設定。タイトルの付け方も本当にうまい。「悪意」の本当の意味を知ったとき、それまで意識していた分かりやすい「悪意」をはるかに超えた、空恐ろしい「人間の業」というものが感じられる。 小説ならではの楽しみを堪能できる、絶対おすすめの一冊。



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くちコミ情報
『魔王』より完成度は上ですが…
『魔王』から50年後の世界を描いた続編とのことですが、『魔王』を読まなくても読み進めることはできます。ただ、これを読み、 1)安藤潤也と安藤詩織の若き日々と、安藤潤也の力についてもっと詳しく知りたい。 2)安藤潤也の兄ってどんな力があったのか。 ということが気になった人は、『魔王』を読むとわかります。 『魔王』の裏表紙に書いてあった、「何気ない日常生活に流されることの危うさ」は、私は『魔王』よりも『モダンタイムス』の方が強く感じました。 また、エンターティメントとして考えても、こちらの方が、先が気になり読み進められたのは確か。 しかし、妻の夫に対する暴力に何の意味があるのか最期までわからなかったのと、拷問シーンの気持ち悪さ、そして何の関係もない人間までも巻き込む話の流れなど、読んでいて不愉快になる場面が非常に多いように感じました。 正直な話、単行本でなく、文庫本が出るまで待てばよかったと思いました。
読者に訴える力がある
井坂好太郎氏は『人の人生は要約できない』と小説の中で持論を述べていたが、敢えてこの本を要約すると、『自分の行動に責任を持て』ということだろう。 たとえそれが命令されたものであるにせよ、自分の判断力を放擲してはいけないのだと思った。 ”流れに任せる”というけど、今ある自分の人生は小さな判断の積み重ねなのだと潔く認めるべきなのだと思う。 作者の狙い通り、常になんらかの見せ場が用意されている。作者の思惑に乗ってぺージを捲る手がもどかしいほど夢中になって読んだ。 作者の主張と自分の気持ちが一致して、伊坂作品の中では久し振りに共感しながら読めた。 なかなか強いメッセージを包含する佳作だ。 伊坂幸太郎の高感度がちょっとだけ増した。
初めて読んだが面白くない
何か、ゴールデンスランパーという小説が絶賛されていた作者の最新作のようだったので、そのゴールデンスランパーは読んでないが、こっちから読んだ。 全然面白くなかった。 取り上げらているテーマは面白いのに、どうしてこんなに文章が面白くないのか? ある言葉の組み合わせで検索をした人が、なぜかとんでもないひどい目に会う。それが自分の回りに連続して起こったため、その問題解決に動く中で、学校に暴漢が侵入して大量の死亡者が出た事件との関連に気づく…。 実際に、自分も何かわからないことがあれば、「検索」するわけだが、そのキーワードによって自分に何か被害をもたらすようなことが起こるとしたら…と考えると怖い気もする。 Googleなんて、実際にすべての人が何を調べているのかとか、Gmailで何を書いているのかとか監視しようとすれば監視が出来るわけで、これってよく考えるととても怖いことではなかろうか。mixiのメッセージのやり取りなど、多分覗こうと思えばすぐ覗けてしまいそうな気がするし。 メールは怖いので、アナログの手紙で…と思っても、旧東ドイツだったかは、国民のすべての手紙を一度封を開けて閲覧してまた封をしていたとか映画で見たことがあったもんなぁ…。 この「検索」の管理の部分の延長で「国家の意思」というテーマも出てきて、この本は面白いと思われるのだが、いまいち読んでいて集中できなかったのはどうしてだろうか。面白いテーマなのに、グロさが前面に出てくるのも違和感がある。 ゴールデンスランパーは読まない方がいいのだろうか…。
ワクワクしたが・・・
自宅に帰るなり見知らぬ男に殴られ気を失った渡辺琢海は,気がつけば腕を下にのばした状態でいすに縛り付けられていた。「勇気はあるか?」暴力になれていそうなその男はこう尋ねた。どうやら,私は妻に浮気をしていると疑われているようである・・・ 週間「モーニング」で連載されいていた近未来を舞台にした物語である。出だしから,面白い書き出しで,ワクワクしながらページをめくっていたのであるが,どうも物語に登場する井坂好太郎の作品を主人公が読むのであるが,ここ辺りから物語がスムーズでないと言うか,間延びと言うか・・・ワクワク感が失速したばかりでなく,その後の拷問のシーンでは何だ気持ち悪くなる始末であった。ただし,物語の設定の話はあり得ない話ではなく大変恐ろしい警鐘のようでもあった。そういう意味でちょっと残念であった。
新しい”全体主義”への恐怖、警鐘
冒頭からぐいぐいと作品世界に引き込まれて行く、力強さのある作品。 悪までもシステムであり、個人の良心や悪意もそこにはないという理論には感服する。 近未来小説としての切り口としては決して斬新さはないのだけれども、さすがの伊坂作品。 個性的なキャラクタ−や語り口で、飽きずに読ませる。 もう少し短くまとめられたのでは?とも思うのだが、連載小説ということもあり事情があったのかも知れない。 ”魔王”とセットで読むことで、双方に深みができ、個性や思考を削り取られ、人がシステムに取り込まれてゆく、新しい形の”全体主義”に進む社会の恐怖が説得力を持って語られる。 若い世代に読んでもらいたい作品である。



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くちコミ情報
人間のもつ本性をフィクションを通じて訴える
私はただの小説として読むことができませんでした。 本書では人が日常生活で感じる様々な心の葛藤を、主人公とその周りにいる人たちを通じて伝えています。 小説としてはもちろん、1日で読みきるほどおもしろいですが、家族のあり方、恋人とのあり方などを深く見つめるきっかけになる1冊。 家族に問題を抱える方、恋人と問題を抱える方、自分自身に悩みを感じている方、必読です!
泣いてしまいました。
笑い話にしたかったけど読者が泣いたっていうんで手に取りました。 ラスト付近で一人タリーズで涙を抑え切れませんでした。 バス運転手の事故をおこしてしまった深い深い理由にも泣きました。 藻奈美さんが最後まで出てこれなかったのも、一母親として泣きました。 直子の苦労も平助の愛も、すごく感動、いろんな気持ち。 結婚指輪の件がなければ「秘密」が成り立たなかっただろうけど、 直子のわりにはわかりやすいポカをしたなと思ってしまいました。 映画も観たいと思っています。
どこまでも切ない物語。
秘密をかかえて生きていくというのは、 誰にとってもつらいこと。 時が経ち暴露される秘密と、未来永劫暴露されない秘密。 登場人物たちのそんな多くの秘密が交じり合い、 この切ない物語を形作っています。 主人公・平介が最後まで暴露しなかった秘密は… そしてその妻・直子が最後まで暴露しなかった秘密は… 読者はラストシーンでそれに気付かされます。 秀作。
本当の秘密
東野圭吾さんの作品を初めて読んだのがこの「秘密」でした。 評価が低い方もいますが、私はそれまで読んだ本の中で一番の衝撃を受けました。 こんな本との出会いがあるから読むことをやめられないんでしょうね・・・ タイトルの本当の「秘密」がわかったるのは最後まで読んでからです! まだの方は是非!お楽しみ下さい。
号泣
最初はファンタジーな感じで始まり。 よくある展開になるかなーと思って読んでいくうちに、 どんどん話に引き込まれていきました。 ファンタジーなんだけど、しっかりリアル。 いろんな人が、いろんな立場で様々な“秘密”を抱えて生きていく。 そこに切なさや葛藤、現実がある。 そして最後まで全く結末の予想はつかなかった。 ラスト数ページで何が“秘密”だったのか分かった時は、 ほんとに切なくて号泣しました。 こんなに本を読んで泣いたのは久しぶり。 広末涼子主演での映画版はラストが違うけど、私は断然本の方が好き。 ただ人によってラストの感じ方の違う作品だと思います。



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自分の仕事をつくる
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Raymond Mungo(原著) 中山 容(翻訳)  
¥ 1,470(税込)
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ジャンル内ランキング:1689位  
カスタマーレビュー数:5

くちコミ情報
実は投資の本
いかに縛られないように生きていくか、 それには自分を磨き、価値あるものを見抜き、 キャッシュを如何に生むか。 こんなテーマが行間に読み取れた。
期待ほど得られるものはない
テレビの情熱大陸で読みましたが 参考になることは、最初の4行と最後の4行だけでした。 サクセスストーリーとして読むのは きっと面白いと思いますが、 就職や転職や独立を控えている人には 「・・・で、結論は??」と疑問が残る1冊です。 入荷待ちまでして購入した1冊だけに、 残念です。
確かに訳が…
とにかく訳がひどいと思いました。理由は以下の3点です。 1.)平仮名がやたらと多い。 2.)不適切な箇所に読点があるため、一読して理解出来ない文が多くあった。 3.)全体的に原文と同じ語順ではないかと思える文章や、直訳らしき言葉、文章と文章の関係が不明瞭な箇所が多くて意味不明な部分があった。 読み進めるのが正直苦痛で、文字を目で追っていくのが精一杯という感じでした。 内容自体は「楽しめる仕事」を作っている人達を次々と訪ねて紹介していく、というのが中心になっていました。 私自身はどうすれば楽しめる仕事を作れるのか、という内容を期待していたのですが、そういう事にはほとんど触れてはいませんでした。そこは自分の頭で考えなさいという事だと思います。
翻訳が・・・。
あーショックです。 内容は面白い!絶対面白い!(はず) なのに読むのが苦痛です。なぜか? 翻訳が・・・。 p 一文一文が、「・・・している。」「・・・いた。」 の繰り返しで、単調の一言に尽きます。 中学生の英語和訳を読んでいるような心境。 p でも内容的には面白い。 著者が自分の趣味の本屋を立ち上げたり、缶詰工場経営の友人の話など、 p 仕事を面白くするのは自分だけだろ!っていう本です。 p タイトルの意味そのままの本ではありません。 フリーターをすすめてるわけでもありません。 就職しないで起業しよう!って本です。
「就職しない」ビジネス本
 晶文社の「就職しないで生きるには」シリーズは面白い。 書店で探すときにはどのコーナーを探したら良いか分からないので偶発的にしかお目にかかれないが、 そこがまた良い。  本書はそのシリーズのタイトルの語源ともなった本で、古本屋で見つけたときには期待をもって 購入したが、思っていたのとはやや趣が異なるものであった。 p  本書を読み終えて感じたのは、これはビジネス書だな、ということだ。なるほど原題は「How to make money without doing time」である。理念に生きようと思っても、生活にはチマチマと経済が絡み付いてくる。著者はさまざまな職業を試みながら、うまくやったりやらなかったりを繰り返す。 p  自分らしくいきるためには仕事とどう付き合えば良いのだろうか、ということはそれほど単純な事じゃない。日々の暮らしは些細なことの寄せ集め。後から思えばセンセーショナルなドラマも、その最中は雑念と混沌の中にまみれているのだ。本書を読んで混乱しながら自分で考えよう。



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くちコミ情報
陳宮が素敵
呂布の最期が印象的な第三巻ですが、私は陳宮の健気さが大好きです。 どんな策を献じてもまともに実行してもらえず、すぐに取りやめられたりします。 ふてくされたりもしますが、乞われればなんだかんだで嬉しそうに献策してます。 そして曹操との問答のシーン。 饒舌に堂々としていて、潔く格好いいです。 あの曹操と互角だったです間違いなく。 また、暗愚も暗愚な呂布だけど、陳宮はわりと好きだったんだなぁとなんだかグッときます。 そんなデコボココンビにグッとくる3巻です。 そしてそういう目で読むと、陳登・陳珪親子の小賢しさがこの上ないです。
印象的な場面が多い第3巻
三国志の中で最強の武将、呂布が死に、矢で射られた片目を食べてしまった夏候惇、敗走する劉備にせめてものもてなしをと妻の肉を出す話など、非常に印象的な場面が多い第3巻です。
玄徳ピンチ
第3巻で描かれるのは、董卓や呂布の時代を経て、曹操が都の実権をほぼ掌握した時代です。皇帝をないがしろにする曹操に対して危機感を持つ武将たちが打倒曹操の誓いを立て、玄徳も彼らの仲間となります。ところが、曹操暗殺計画が失敗に終り、玄徳もこの一味に加わっていたことを曹操に知られ、逆賊として討伐される身に陥ります。 討伐軍に敗北した玄徳は、関羽・張飛と離ればなれになってしまいます。曹操は関羽の軍人としての腕前と忠義の心に惹かれ、玄徳の妻子の命を助けることを条件に彼を配下に置きます。いよいよ話が盛り上がって来たところなのですが、私は4巻を持っていません。これから買いに行ってきます。
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曹操が権力を強大にし、そのため打倒曹操の気運が高まってきた。やや悪役的な存在になってくるが、彼の豪傑ぶりと博学ぶりが描かれていて唸らされる。このあたりから物語は佳境に入っていく。
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積年の宿敵呂布を遂に破り、いよいよ覇道を走り出す曹操。董卓にも比肩する非情ぶりの一方で、敵の猛将関羽の武勇と信義を愛し、彼の心を得るためにあの手この手を尽くす。三国志第三巻では、この稀代の英雄のそんな二面性が丹念に描かれ、単なる劉備の敵役を超えた、一人の魅力的な人物として、その存在感が露わにになってきます。三国演義をベースとしながらも、本来そこでは敵役である曹操の魅力をしっかり引き出しているあたり、吉川三国志の妙と言えるでしょう。 曹操のみならず、本巻でピリオドを打たれる反逆児呂布についても然り。自分の娘を背負いながら、曹操・劉備の連合軍の只中を奮闘する姿は美しささえ漂い、一体どちらが敵役かわからないほどです。善悪という矮小な色分けでなく、その瞬間瞬間に見せる決断と行動にスポットを集中させ、英雄たちをダイナミックに描く。そんな吉川の人間の捉え方が堪能できる一冊となっています。



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   9歳からでっち奉公に出て、1代で松下グループを築き上げた立志伝中の人物であり、「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助は、経営者としては稀有といえるほど多くの著作を残している。本書は、PHP研究所の機関紙「PHP」に連載したエッセイをまとめたもので、見開き2ページの短編が120あまり載せられている。

   著者は戦前から、世の中の貧しさを無くすことを信念としてきた。そのために、物資を世の中に水道のように満たし、不自由をなくすことが生産者の務めであると考え、企業経営を行ってきた。さらに、身も心も豊かな社会を実現するためには、政治の果たす役割が極めで重要だとして、その充実を訴え続けてきた。このように、大企業の単なる経営者にとどまらず、高い理想を持ちその実現のために行動した著者だけに、本書で取り扱われているテーマも、いわゆる人生訓的なものから、仕事や経営の心得、政治への提言まで幅広い。

   本書の初版が出たのは1968年なので、すでに「古典」といってもよいが、その内容は決して色あせていない。それは、著者が時代によらない普遍的な真理を洞察していたからであり、また、著者の理想とした「身も心も豊かな社会」がいまだに実現していないからであろう。飾り気のない文体は、礼節を重んじ、謙虚に人に接することを常に説いた著者の人柄がにじみ出ており、思わず引きこまれてしまう。社会人だけでなく、大学生や高校生にも手にとってもらいたい。きっと何かを発見できるだろう。(戸田圭司)


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文句なしにオススメ
こんなに良い本を 今まで読んでなくて残念でした。 日本人が書いた自己啓発本は どこか海外で書かれたものの 焼きまわしが多い中、 本書は全てが新鮮。 というのも、本書が書かれたのが 昭和時代だからかもしれない。 先代が築き上げた豊かさに甘えてしまい 日々謙虚に精進するということを忘れがちな 若き日本人が読むべき1冊。 「どんなに小さなことでも 昨日と同じことを今日は繰り返さない。」 本書でこの考えを再認識致しました。 私は松下氏の信念がいっぱいつまった エッセイを噛締めるように読んだ。 人生が間違った方に行かないために これからも何度も読むことになるでしょう。
少しずつ読むのがおすすめ
ひとつひとつのメッセージは心に響くのですが、非常に短い文章なので感動の余韻が楽しめません。毎日少しずつ読んでいくのがおすすめです。数が多いので、ものによっては内容が相反することも。
珠玉の指南書
「運命を切りひらくために」「困難にぶつかったときに」 などの11のテーマから成る。1968年刊行の書にも関わらず、 現代にも十分に通ずる人生指南書であった。 見開き1ページに1本の文章が載せらているため、区切りがつけやすく、 サイズもコンパクトなため、場所を選ばない。いつでも、どこからでも 手にとり、読みはじめることができる。 著者の文章ではしばしば人生が、道や峠、スポーツや経営などに 喩えて説明してあり、非常に分かり易く、同時に引き込まれる。 追風の時は、気が引き締まり、 逆風の時は、勇気が湧き上がる。そんな本だ。 見方が変わる。驕らず、嘆かず、謙虚になれる。素直になれる。 自分だけに与えられた、二度と歩めぬかけがえのない道。 その道を歩んで行くことに幸福を感じることができる。 個々人の繁栄や幸福にとどまらず、日本や世界の 繁栄と幸福、そして平和に思いを寄せた珠玉の人生指南書であり、 政治、経営、教育、その他あらゆる分野に通ずる哲学書でもあろう。 何を信じていいのか分らない時代。 そんな時代だからこそ一読をお薦めしたい。
「ともかくもこの道を休まず歩むこと」
いわゆるグローバル化した世界、より身近に強く関係付けられた世界において、 私たち日本人は自らの歴史、文化、ものの考え方を明確にし、 世界の人々へ問いかける意義を思います。 世界の人々と共によりゆたかな「共同生活」を営むために。 121からなる短編は夫々の趣で、こころゆたかに、思慮深く語られていると思います。 「日本はよい国である」「もう一度この国のよさを見直してみたい。そして、 日本人としての誇りを、おたがいに持ち直してみたい。考え直してみたい。」(P271) 人類のために、生きとし生けるものが幸せでありますように。
今の自分の指針であり、確かに成果もついてきました。
ナショナルを作り、PHP運動を行い、松下政経塾を始めた 松下幸之助の代表書です。 自分の道を、まずは歩み、それを真剣に慎重に考えながら手さぐりでも、歩み続けていけば、おのづと道は開けてくるとおっしゃっています。 ご自分の経験からの話で、非常に心に響いてきます。 また、ひとりひとりが充実し、よりよい社会を作っていくために、自主独立しつつ、共に歩む姿勢の大切さや、悩みを乗り越えるポイントや、政治への関心をもとうなど、すごく背筋が伸びるような引き締まる思いにさせられる本です。 私はある意味、峻厳でありますが、やさしい松下氏の言葉は、非常に参考になっています。 すべてを鵜呑みにするわけではないですが、今私が中田宏さんの改革で開けた、新た場で活動できていると思うと、松下氏の一歩一歩誠実に、懸命に、正しく歩んだ人生の成果に頭が下がると共に、自分も先輩達が作り上げた変革の使命をしっかり引き継ぎたいと思わせられます。




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くちコミ情報
経済・文化が曲がり角にいる現代に贈られたアイヌ神謡
「銀のしずく降る降るまわりに(Shi okanipe an an pishkan)」というリフレインが印象的な冒頭の神謡をはじめ13編を、ローマ字によるアイヌ語と日本語を対訳にして収めています。 序において、著者は、アイヌがかつて自然のすべてと溶け合って日々を送っていた楽しく幸福な時代を想い、それらが失われつつある現代(大正時代)を憂えます。幸恵は、その楽しくも幸せな時代の謡を、後世に伝え、和人にも知らそうとこの書を編みながら、数え二十歳の生涯を閉じました。巻末に、彼女のことについて金田一京助の紹介があり、神謡について知里真志保の解説があります。 真志保(幸恵の弟、北大教授、文学博士)によると、アイヌ文学は、韻文物語(詞曲)と散文物語(酋長談)に分かれ、前者は神のユーカラ(神謡)と人間のユーカラ(英雄詞曲)に分かれ、さらに前者はカムイユカルとオイナに別れます。そして、それらがどんな背景のもとで生まれ、変化してきたかが解説され、中でも神謡について、その名称が各地で異なることとその意味と特徴が示されます。リズミカルで親しみやすいリフレインについても解説されます。二十数頁の論文ですが、アイヌ文学入門でもあります。 経済、文化が世界的に曲がり角にいる現在、このような神謡の世界に遊びながら、人間の未来、これからの自然と人間の関係などに想いを馳せることは意味のあることと考えられます。
アイヌの伝承
アイヌの伝承を知る貴重な資料である。 ローマ字の音表記と日本語訳がついている。 金田一京助の後書きと、著者の実弟の解説がついている。 この2つを読むと、本文の価値を再確認することができる。
美しい日本語に出会える本
北海道旅行の前に予備知識として読んだ本でした。 北海道は観光地としてとても魅力あふれる土地だけれど、序に寄せられている知里幸惠さんのかわりゆく北の大地を思うと、もう当時の北海道を偲ぶことは難しいことを痛感させられます。海も山もアイヌの人たちが行き交っていた頃のそれとは随分変わってしまったことでしょう。 けれども彼女は滅びゆくアイヌの文化、伝承を惜しむ心の強さから文字通り心血を注いで神謡集をまとめたのではないかと思うのです。この本の製作に携わった金田一京助も幸惠さんの弟の真志保さんもそんな彼女の思いにひかれ、引き継ぐようにしてアイヌを見つめています。殊に金田一京助の聡明な幸惠さんの死を悼む思いは痛切で物悲しく心に残ります。 ゆっくり、じっくりとユーカラを口ずさみながらはるかなアイヌの民の古代生活に思いを馳せることのできる良書です。
アイヌ民族の蒸留の一滴
ユーカラとは、アイヌ民族の口承文芸。 アイヌ民族にとっては道徳の教科書でもあり、神々の元を表す聖典でもあり、 その精神文化を知る上で大きなヒントを与えてくれる。 この本は、ユーカラの中から「カムイユカラ」と分類される (知里真志保氏の分類による)ものの中から、特に13話を選んで本に編んだもの。 フクロウやキツネの自然神の一人称叙述体で、彼らの体験を語るというのが基本的な特徴である。 ページの見開きの左にアイヌ語をローマ字で、右に対訳が日本語で書かれているので、非常に読みやすい。 アイヌの口承文芸を単に訳しただけにとどまらず、非常に美しい日本語を宛てられている。 「shi okanipe an an pishkan」〜銀のしずく降る降るまわりに〜 アイヌ語でも日本語でも神秘的な響きを奏でる上の一編は、特に有名。 美しい詩世界から、アイヌ民族の自然信仰の一部に触れられる。 著者、知里幸恵はアイヌ女性。 惜しいことにこの聡明なアイヌ女性は、生来心臓に持病を抱えており、 この神謡集一冊だけを残し、19歳の若さで他界した。死の間際まで原稿に向かっていたという。 (彼女の人生については、藤本英夫氏の「銀のしずく降る降るまわりに」 また「知里幸恵遺稿 銀のしずく」に詳しい) この本は、知里幸恵が19年の生涯全てをかけて送り出した、アイヌ民族の蒸留の一滴といえるのではないか。 「シサム」として、是非手にとって欲しい一冊。
とこしえの宝玉
第一印象が、  不思議な本だ…。 というものです。  日本語の文庫本なのに左綴じ  表紙はシンプルに文字とアイヌの刺繍柄がちいさくあしらわれているだけ。  タイトルは「アイヌ神謡集」  開くと、右ページにローマ字でアイヌの言葉どおりに神謡が  左に平易で美しい日本語でその訳が掲載されているのです。  私は実際は、アイヌの言葉は全く分からないので、日本語訳の部分だけ読みました。 p  アイヌ神謡そのものに興味がなくてもギリシャ神話や古事記などの話が好きな方はとても楽しめる内容です。 p  アイヌの神は、いろんなところに宿っていて、人の前に現れるときは、動物達の姿の冑を着て現れる。  人がその動物を捕らえ、しとめると、神は、その動物の耳と耳の間にいて、その後の様子(切り刻んで鍋に入れて調理されていく)も見ている。  そんな世界観がとても新鮮で興味深かったです。 p  金持ちと貧乏人がいて、貧富の差で子どもがいじめられたりする場面が出てきたりして、日本の昔話みたいな雰囲気も面白い本です。 p  弟の知里真志保氏の論文が最後に掲載されています。  これも神謡の作られていく歴史について解説されていて、とても面白いです。



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