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三国志 (8) (吉川英治歴史時代文庫 (40))
三国志〈4〉 (吉川英治歴史時代文庫)
 
¥ 798(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:622位  
カスタマーレビュー数:9

くちコミ情報
孔明登場!
曹操は北方の袁紹を破り領土を一気に拡大。 その一方で劉備は有名な三顧の礼をもって遂に孔明を迎え入れます。 徐庶から孔明の名を聞きついに出会い軍師に迎え入れるまでのくだりはついつい時間を忘れ、夜を明かして読んでしまいました。 いよいよ孔明ひきいる劉備軍の快進撃が始まり、読み出したらとまらないおもしろさが加速していくのは間違いありません!
詩的なほどに美しい、曹操と関羽の覇陵橋での別れ
「江東の小覇王」孫策が若くして病に倒れ、さらに若い弟の孫権が呉を引き継ぐ。中原に目を転じると、曹操が河北の袁紹を遂に滅ぼし、中華制覇の野望をその視野に入れる。劉備は国力、兵力ともに相変わらず微小で、天下から程遠い位置にありながらも、「三顧の礼」をもって、諸葛亮を軍師に迎え入れることに成功する。いよいよ、「三国志」の型が形成され始め、物語は佳境へ突入していきます。 この第四巻には、そうした歴史の激動とともに、この物語のターニングポイントとなる幾つかの印象的な邂逅と別離が描かれています。曹操と関羽の覇陵橋での別れ、曹操の姦計による劉備と徐庶の別れ、そして言わずもがなの「三顧の礼」。この中でもとりわけ、曹操と関羽の別離の様は、詩的といえるほどに美しく、息を呑みます。関羽の旧主劉備に対する不変の忠義、彼の武と義をあまりに愛するがゆえ、見送らざるを得ない曹操。彼はこうなることを分かっていながら、一縷の望みを賭けてひたすらに関羽を渇望し、そんな曹操の胸中を察する関羽もまた見事なまでの武人らしい信義を通した上で、袂を分かちます。曹操のような男に仕えたい、あるいは、関羽のような男を手中にしたい。男であるならば、ある種の羨望交じりにそう思わせる、個人的には三国志で最も好きなワンシーンです。
孔明はスゴイ!
孔明登場。孔明が活躍する様が描かれ始める。これまでも、劉備だけでも素晴らしかったが、天才軍師が出てくることがいかに凄いことか、まざまざと見せつけられる。戦の読みは恐ろしく深い。
孔明の登場!
吉川英治の『三国志』はその「熱さ」において、他の作品と一線を画していますが、 この第四巻はまさに「いよいよだな」と手に汗を握る展開に期待を膨らませる巻です。 関羽好きにはたまらない、曹操のもとからの「決死の千里行」。 関羽のほれぼれとする行動も熱くていいのですが、 そんなに劉備っていい奴なの?と「人徳」というものを考えさせてくれます。 そして三国志の主人公(?)である諸葛亮孔明の登場。 劉備が「脾肉の嘆」にくれていたときに孔明を知り、 「三顧の礼」で丁重に軍師孔明を迎え、 「水魚の交わり」をもって理想を語り合い、 「天下三分の計」をもって赤壁の戦いに向かっていく…。 これぞロマン! わくわくしながら一気に読み進む巻です。
いよいよ孔明出盧
 この巻は、曹操の下に身を寄せていた関羽が、 劉備の生存を知り決死の旅を切り抜け、劉備一党 は劉表の許へゆく。そこで孔明と出会い、南下す る曹操との対立から徐々に赤壁の戦いへの流れを 導いている。  読みどころは、関羽の決死の路程、孫権による 呉の充実、劉備と孔明の交わり。  漫画で知っている内容でも、活字だとまた一味 違いますので、漫画だけで満足したという方にも お薦めします。



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通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:355位  
カスタマーレビュー数:37

くちコミ情報
「残業依存症」から立ち直った、今の読後感
何人かの方が書いているのと同じように 子どもの頃は、誤解からずっと敬遠してました。 優等生の読書感想文御用達っぽかったし、 その感想からは、スローライフ的説教臭さも感じたし… 体調悪化と、我が子の出産に先立って、残業まみれの生活から足を洗い (このご時世、かなりの勇気が必要でしたが) ちょっぴりできた心のゆとりに、好きだった読書を再開した矢先、 文庫化にともない訳が新しくなったと知って読みました… …本当に良いタイミングで出会いました。 子ども向けのファンタジーではありますが 私にとってはファンタジーとは思えないリアルさを感じました。 エンデすごいです。 もちろん、現実の社会にはモモのような 自分の代わりに、灰色の男たちから時間を取り返してくれる人はいません。 そこで、自分にとっての「人生の価値」を決め、せまり来る「時間どろぼう」と 実際に戦うのは自分自身なわけですが。 自分に科せられた仕事が1日に100だとしたら 「1日に120済ませれば、あとがラクになる」などと、誰もが一度は考えるはず。 でも現実には、翌日にもやっぱり仕事は100あって 永遠にラクにはならずに一生を終えてしまうんじゃないでしょうか…? 100の仕事を一生懸命やって、早めにその日の仕事を終える。 残りの時間は自分や家族のためにつかう。 それが実践できれば、この本の、本当の面白さが味わえると思います。 大人こそ、ぜひ。
小学生ではじめて読み
モモをはじめて読んだ小学5年生の時、これ以上無いほどのスリルを味わいました。まだ難しい本は読めない年頃でしたが、特に行き詰まることなくすらすらと読め、話の内容も掴みやすいものでした。 細い糸がはったような緊迫感を強く感じ手に汗が浮かぶほど胸が高鳴ったのをよく覚えています。 中学生になってからまた読んだときにはまた違った見方が出来ました。風刺された現代の流れや畳み掛けるような文、こまやかで美しい独特の世界観、無色でさびしい町の描写……どれも他とは違う素晴らしさに新たな発見など。 いくつになっても楽しめる作品ではないでしょうか。
立ち止まるという大切さ。
便利さや効率ばかりを追求して、本当の幸福を見失った、大人のために書かれた童話と言ったら、大袈裟かもしれない。そもそも児童書なのだから。 しかし人生を豊かにしてくれる、ヒントが書かれてある。 日々の暮らしの中において、旬や趣といった風情が失はれつつあると、さかんに言われるようになって、かなり久しい。 これは私たちの感性が、毎日の忙しさに忙殺され鈍ってしまったせい、だからかもしれない。 それとも環境破壊といったものが、一因なのかもしれない。 いずれにせよ、人間が招いた負の産物だ。 季節の移ろい。旬の食卓。ささやかだが、幸せを感じる時間であり、空間である。 それを喜びとして、感じることのできない人もいる。 時間に追われ、ふと足を止め路傍の花を愛でる、ゆとりのない人が…。 灰色の男たちは、今もどこかで暗躍しているのだろうか。
幼稚園生のころに読んで人生を考え始めた本
 有限の時間を生きる我々にとって生きるとは? そんなことを本気で考えさせてくれる本、、、 子供向けではあるが本当は大人になる為の必読書である。 この本を読んで成長した子供は幸せです。私も、また幸せな人間です。 あなたの子供にも一度読んであげてください。
現代社会が悩むべき病気をテーマにした作品
児童向けの本とあるが、大人が読んでも学ぶことが多い本だった。何のために時間があるのか、時間を節約することでいったい何を得るのか、1976年に発表された作品にも関わらずまさに現代社会が悩むべき病気をテーマにした作品だった。特にニノが経営するファーストフードの誰もがイライラして忙しく、椅子に座ってゆっくり食事する余裕もない様子は現代社会の象徴だと思う。時間を短縮し効率を追求することばかり考えていると、子供が自由に遊ぶことや人の話をゆっくり聞くこと、人のことを考えることといった本当に大事なものを見失ってしまうかもしれない。



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¥ 735(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:404位  
カスタマーレビュー数:105

くちコミ情報
6ヶ月の息子のお気に入り
各ページの言葉が短くて(「がたんごとん がたんごとん」ぐらい)、リズムも良いので、 6ヶ月の息子に読み聞かせるのにちょうど良いです。 色もシンプルではっきりしているので、息子もおもしろそうに見ています。 長く使えそうな絵本です。
評判は良いですが
 小さな電車が次々と物や動物を終点まで乗せてゆきます。ほとんど「がたんごとん」「のせてくださーい」の繰り返しで、たいがい子供はこのような繰り返しが大好きです。哺乳瓶やスプーン、バナナや猫など身近なものばかりなので、早くから指差して呼んでいます。  1歳過ぎても我が子の反応はイマイチですが、気に入ってはいるようです。普通の紙なので1歳未満の子の扱いには要注意です。
シンプルでかわいいところが好きです
5歳の息子が最初のがたんごとんは軽く早く、荷物?が増えるごとに重くゆっくりに読むと言う事を私に指摘してました。シンプルでかわいく、短いので私も子供達もあまり飽きず読めるので良いと思います。
『2ヵ月からの読み聞かせ』
評判の良さに惹かれて購入しました。2ヵ月の子供はじーっと見ていました。現在6ヵ月ですが、少し飽きてきたので☆4つです。この本の良さは、文章のテンポがよいので言葉が分からない赤ちゃんでもリズムを楽しめるところではないでしょうか。生まれて間もない赤ちゃんの読み聞かせにおススメです。
「がたんごとん」でのりのりに
2〜3ヶ月の頃から読み聞かせていました。最初はまったく反応なしでしたが、5ヶ月くらいから大人しく聞くようになり、10ヶ月になった今は「がたんごとん、がたんごとん」のところでカラダをゆらしてノリノリになって喜びます。10ヶ月だとまだ内容はよく分かっていないようなので、しばらく楽しめるかなと思っています。



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カスタマーレビュー数:202

くちコミ情報
嗚呼昔の想い出が蘇る
僕も高校時代主人公と同じくクラスになじめませんでしたがある一人の娘が声をかけてくれて僕はその娘の仲良しグループに入れてもらえました今でも皆と仲良いですなので誰かに救われた喜びは共感出来ます老若男女問わず読んで欲しい
魔女とは心さえ変えてくれる魔法使いだった。
小さな女の子が登校拒否になりおばあちゃんがいる自然がたくさんある家でくらしていく。 おばあさんは魔法使いだという。 そんなおばあちゃんみたいになりたいと一生懸命自然と共に頑張っていく女の子。 おばあちゃんと共に暮らすことによって、女の子はいろんなことを学び感じ成長していく。 人は、人の優しさと自然という場所が一番の薬になるのかもしれないと思った。 死んでしまったらどうなるの?そんなことをおばあちゃんに聞きながらも一生懸命考える女の子を私は可愛いと思ってしまった。 おばあちゃんが死んでしまったら・・・そとのきに約束をしたこと。 最後のおばあちゃんの気持ちがすごく好き。
生と死が織り込まれた物語
読んでいると、目の前に緑が広がり草と土の香がしてくるような そんな雰囲気を持った本でした。 思春期特有の女の子の悩みも共感できました。 私にもそんな時期あったなぁ・・・。 おばあちゃんとまいの二人の生活。 それは、とても優しい時間で、かけがえない時間。 本編ラストは思わずグッときました。 読んでいて感じたのは 「生活の知恵」それは元々みんな持っていたはずなのに、 便利な世の中の下でなくしていってしまったかけがえないもの。 古臭いかもしれないけれど、そこには生きることが満ち溢れているのでしょうね。
ひとつひとつ
人生において大事なことをこの本の中で言ってくれてる気がします。 一番心をうたれたのが、 疑いの心や、怠け心、あきらめ、投げやりな気持ちに打ち勝って、ただ黙々と続けるのです。 そうして、もう永久に何も変わらないんじゃないかと思われる頃、ようやく以前の自分とは違う自分を発見するような出来事が起こるでしょう。 という西の魔女の言葉です。 物事の本質をこうして言葉に表されると胸にグッと響きます。 ただラストが微妙・・・もうちょっと期待してました。 ってことで星4つ!!
日本が舞台の魔女物語
日本での魔女物語な点が、身近に感じました。 学校へ行きたくない女の子が、一時期、森の中に住むおばあちゃん(西の魔女)のもとで暮らすことになります。 魔女修行の第一歩はなんでも自分で決めること、規則正しい生活をすることなどなど、教えがおもしろいです。 魔女といえば、その昔は、お祓いなどの儀式や薬としても使われていたハーブですが ラベンダー畑で、シーツを干したり、生活の場面でハーブを使っているシーンなど、読むうちにぐんぐんと引き込まれるように楽しい感覚になります。 それでいて、単に楽しさだけではなく 生きるうえで、魔術を使うことよりも大切なものに触れられており 西の魔女がいわゆる”超能力的な魔術”を必要としないのかについても 書かれているあたりが、ほんとによかったです。 とてもすてきな物語です。。。♪ 魔女っぽいわくわくが好きな人にも 人生がうまくいかないと感じている人にも、ぜひ、お勧めしたい1冊です。



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くちコミ情報
この作品はフィクションです
まず、、インターネットができる環境にあるのであれば著者の名前ぐらい調べてください。それからまず、本を手にとるかとらないかを決めてください。 wikipediaで調べてみればわかると思われますが、これはフィクションです。騙されないでください。また、著者は在日韓国、朝鮮人と書いてあります。 また、小説というのはフィクションであろうが、ノンフィクションであろうが本に明記する必要はない。それゆえ、ただ本に書いてあることをただ、ただ鵜呑みにするのは実に馬鹿げています。 それから読めばよろしい。碌に調べもせず、本の内容を信ずるのは甚だ愚かである。
正義感の押し売り
児童売春・臓器売買など、貧しい国を取り巻く状況は確かに深刻なものである。 子供を愛している親でも、生活ができないから子供を売るしかない。 貧困問題は複雑であり、国際援助で金だけ送れば解決するような生易しいものではない。 それは分かる。 が、これは小説。 上記のような問題をどのように物語の中に組込み、キャラクターを配するかが作者の腕の見せ所。 今作では、正義役、悪役の2パターンのみを用意しひたすら正義側の苦闘と子供達の悲劇ばかりを繰り返すだけの構造にしかなっていない。 理想論ばかりを繰り返し、行き当たりばったりの行動を繰り返す主人公達には、正直うんざりしてしまう。 また、これだけ単純な構造にしたにもかかわらず、最後をまとめ切れず、キャラクターに無茶苦茶な言動だけとらせて終わりにしてしまっている。 作者の正義感をキャラクターの口から言わせるだけならば、小説などにせず、オピニオン誌などに載せればいい筈である。 きつねうどんを頼んだつもりが、油ぎとぎとのとんこつラーメンが出てきたみたいで、悪い意味で期待を裏切られたと言わざるを得ない。
これだけ残酷なことが書けるのなら・・・
幼児売春の残酷な描写のセンセーショナルさに頼りすぎなところがありました。 リアリティある箇所とない箇所がアンバランスで、とにかく救いがなさすぎて、 「発展途上国の子供たちがかわいそう」なんて、優等生的な共感をいだけるような作品ではありません。 残酷な箇所に興奮する人にいたずらな刺激を与えるだけかもしれないという、心配さえしてしまいます。 作中にも、NGOのスタッフがタイの人に教育の大切さを説くところがありますが、 きちんと取材をしてノンフィクションにし、貧困が、無知が問題であることを投げかけていただくか、フィクションに徹するかしていただきたかったです。 最後の永江朗氏の解説によるフォローで成立するような気がしました。
無力感に押しつぶされそうになる。
1週間掛けてようやく読み終えた。 何度も目を背けた。 恐怖は人を支配しどこまで追い詰めるのだろう。 あの子達はどれ程の恐怖を日々感じ 終わることのない絶望の中にも 小さな光を見つけようと必死で生きている。 子供は無垢で大事にされなくてはいけないと思う。 される義務があるのだと。 そんな当たり前の事が出来ないでいる。 大人のエゴの犠牲になるのはいつも弱い子供たち。 闇へ闇へ葬られ消えてく命は絶たない。 無力感に押しつぶされそうになる。
衝撃的な現実
映画化もされた、幼児売買、幼児売春、臓器売買の商品として扱われるタイの子供たちを題材にした、梁石日(ヤン・ソギル)の衝撃作。 物語はタイ北部山岳地帯の貧しい農家が、8才の少女を人買いに日本円にしてわずか約3万6千円とウイスキー1本で売るところから始まる。それから、まったくもってひどい世界が次々と展開される。 本書では、外国人が売春宿で幼い子供を相手に性行為に及ぶ姿や、エイズに罹った少女が生きたままごみ処分場に捨てられる悲劇、貧しい子供が買われ、殺され、臓器のドナーにされている実態などが描かれる。それはあまりにもリアルで、思わず目を背けたくなるほどにグロテスクですらある。しかし、これは、今まさにアジアの貧しい国で起こっているまぎれもない現実なのだ。 果たして悪いのは、幼児を売買する貧困家庭や人買いか、幼児を性の玩具とする人々か、そして幼児の臓器を扱うブローカーや、それを求める外国人か・・・。 梁石日は、この小説でおぞましい現実をストレートに描くことにより、自らの豊かな社会を保っている私たちに対して、厳しい問題提起をしているのである。



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曹操軍粉砕!赤壁の戦い
強大になった魏の曹操軍が呉をうちにゆく赤壁の戦いの巻。 孔明の弁により魏と全面対決することとなった呉の周瑜は火計を用いて魏軍を粉砕するもののその後孔明の才を恐れて多くの策を弄します。 ギリギリまで追いつめられた状況で全力をもってこれを克服した呉ではありますが、大勝ののちは余計なことをして空回りの連続です。 結局空回りする周瑜は孔明に翻弄されるのみで最後はこの世を去るはめに。 実生活に照らし合わせてみると、呉の行動には多く学ぶべきところがあるような気がしました。
吉川三国志のハイライト
世に名高い「赤壁の戦い」が最大の見所。若き二人の知将、孔明と周瑜が、曹操のお株を奪う見事な計略をもって大勝利を飾り、魏一強時代の終焉を高らかに世に示します。ただ、この戦いを見るにあたって、戦術面だけに着眼するのは、もったいない。戦いの裏で進行する「政治的な戦い」もまた、さながら戦場のごとき熱を帯び、注目に値します。 魏と対峙して、がっちり手を結んでいるかに見える劉備と孫権。が、それぞれの看板軍師、孔明と周瑜は、お互いの大義と実利を絡ませあいながら、早くも「赤壁後」まで見据えて、丁々発止の「知の戦い」を水面下に繰り広げます。敵か味方か定かならぬ、なんという外交の奥深さ。多くのビジネスマンが部下に読ませたい本として推すのも、まさにこのあたりの「交渉事の深淵」を体感してほしいからでしょう。 軍師が前面に出た「赤壁」の一方で、猛将の胸躍る見せ場「長坂坡の戦い」もあります。ここでの主役は、関羽の陰に隠れがちであった張飛と趙雲。魏の大軍の中からただ一騎で劉備の子を救出してみせる「趙雲の一騎駆け」。たった一人で、長坂橋の上に立ちふさがり、彼らしからぬ思わせぶりな演出と、実に彼らしい豪胆な一喝で曹操を退けてみせる、「張飛の仁王立ち」。彼らの名声を不動のものとした、あまりに有名なこの大活躍をもって、劉備は滅亡を免れ、形勢逆転の足がかりを掴みます。 超人的な知略と武勇、そして、盛者必衰のダイナミズム。戦国の世を彩るあらゆる要素が凝縮されて、読者を飲み込む、恐らくシリーズ八巻中で最も華やかな一冊です。
描かれる赤壁の戦い
赤壁の戦いが描かれる。三国志最大の戦いとあって、その様は凄まじい。単なる兵力より、兵法や戦の流れ、環境の正確な分析が大きくものを言うことがよくわかる。栄華を気づいた魏が傾いていく。これにより、三国志の行く末が面白くなる。
落ちつつある曹操、孔明との攻防
 いよいよ赤壁の戦いが始まります。しかし、こう裏ばかりかかれるとなんだか曹操が気の毒に。孔明ファンですが曹操も好きなので、ここまで自信満々にされると何だか憎たらしくなります。  一時とはいえ世話になった曹操を討つに忍びなく、見逃してしまう関羽の真情を読んでいながら、関羽の訴えを受け入れて一網打尽にできる場所へ関羽を派遣する孔明。関羽・曹操・孔明3人の立場と心情が見もの。  周瑜がとうとう消えてしまうのも、何だか寂しい。  赤壁の戦い自体はあれよあれよという間に曹操方が追い詰められ、結末を知っているせいか思ったよりも臨場感がない感じがしてしまいました。両陣営の登場人物の描写の方が面白いです。
名はなくても一人の人間
 この吉川『三国志』第五巻では三国志上最大の決戦・赤壁の戦いがメインに描かれています。 p  その赤壁の戦いでは80万と称していた魏の軍勢は1 3以下になったと書かれています。単純計算で50万以上の命が一夜にして奪われたことになります。さらに、呉の方も犠牲となった人命は数知れずです。  両軍勢の犠牲者数を併せるとそれはそれは膨大な数になってしまいます。 p  三国志を読んでいると、登場人物の多さに度肝を抜かれ、名前を覚えるのに一苦労します。  しかし、数多出てくる名のある人物は例えば智将や武将だったり、三国志上の社会におけるヒエラルキーの果てしなくてっぺんに近いほんの一握りでしかありません。  三国志という物語のメインはその一握りの人達であることはいうまでもありませんが、彼らの何万倍、何百万倍と登場する名もない人々の存在を決して忘れてはいけないと思います。  名もない人達がいるからこそ、名のある智将や武将は歴史の表舞台で活躍できたのだと私は思うからです。 p  名はなくても一人の人間なのです。 p  名のある人物が歴史の表舞台で派手に活躍する陰で苦しめられる一般市民や戦で死んでいく名もない一兵卒のことを考えてみるのも時には大切なことだと思います。 p  ソレデハ…



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「やっぱり味噌汁は、温かくておいしい♪」という感じ
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昔ながらの日本の猫は、日本の家になじんでいます。 だから、日本の猫のカレンダーは、安心感がある。 猫を見て、ほっとしたい人にお勧め。 猫を取らせたら、この人の右に出る人は数少ないといわれている岩合氏の写真だから安心できる面もあるかも。



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くちコミ情報
幅広い層に支持されることが納得できる作品
 設定や物語の進行は、すごく良く書けたライトノベルのような印象。読みやすくて程よく深い。幅広い層に人気があることも納得できた。  第一章を読み終わった後、「どうせ最後はこうなるんでしょ」と思って読み進めていたら、最後には少しだけオマケが用意されていて嬉しくなった。結局殺しているのは主人公なんだけれどねw  すごく文芸しているわけでもないけれど、だからといって力を抜いてしまうような作品でもない。気楽に読んで、少しだけ良い気分にさせてくれる作品だった。
なれるなら・・・
‘来世は死神になりたい’ と思わせられたのは私だけでしょうか?
こんな死神がいたならば
死神をここまで魅力的にユーモラスに描ける作家は、 伊坂幸太郎をおいて他にいないと思う。 本書で登場する人間に残されている時間は1週間のみ。 死神はその1週間でその人間を調査し、生と死を判断する。 ただ死神たちはそれほど人間に興味があるわけではなく、 とりあえずは死の判断をするのが常となっている。 死神たちが興味のあるもの。 それは「ミュージック」。 人間たちはなぜお金にあそこまで死に物狂いになるのか。 それが死神には理解ができない。 死神と人間との視点・観点のギャップが、 独特のおかしみを醸し出している。
こんな短編読んだことない!
思わずうなってしまいます。これは本当に面白い! 死神のキャラがいいのはもちろんですが、物語の順序が憎いくらいに上手い! 最後の物語を読んだ時に、もううなるしかなかったですね。 ひとつひとつの物語も充実しています。かつ、さわやかなラスト、秀作だと思います。
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前評判から期待して読むと…
星3つくらいかな、と。お話はさらっと読めます。内容も面白いと思います。だけど…『あれ、こんなもん?』が、正直な読了後の感想でした。 多分私がもっとドロドロしたハードなBLを好むからでしょうか。この作品はあっさりしているんだけど、それでいて歯痒いジリジリ感を味わうのが好きな方向きですかね。H重視ではなくお話重視な方にも良いかと。上手く構成されていて一気に読めます。テンポが良い。 ですが個人的な違和感としては、 1・別にBLにしなくても良い作品に思えてしまった。(2人が最後まで致さないから?) 2・回想シーンによる2人の学生時代の出来事から、攻が受に恋心を持つ課程がなんだか薄っぺらい。(掘り下げる必要有り) 3・奈良さんが描く攻が文章から想像する人物像と一致しない。(イラストの攻が爬虫類系過ぎる?) 4・攻が致す前に受が他の男に半分ヤられてしまう。 最大の違和感と言うか残念だったのは4ですかね。読めば納得できるかと思います。『半分』とは言え致されちゃってます。攻だってそこまでさせて貰っていないのに可哀相!(ここで一番可哀相なのは受なんですが) とりあえず攻は受にぞっこんだという事がよくわかります。ヤクザ形無しに見えなくもない。後輩×先輩と言う設定は好きなんで萌えますが。(笑) 間違いなくこの作品は続編に至るまでのほんの序章にしか過ぎないのだと思いました。 なぜって、受にも攻にもまだまだ掘り下げるべきエピソードが山盛り隠されている筈だからです。特に学生時代の話と、受がネゴ屋になるまでに体験したあれこれを書いて欲しい。どのように性格が変わっていったのか知りたい。また、その他の登場人物も気になります。特にお気に入りはキヨ。キヨの活躍が楽しみです。 あ、作中大爆笑したのは『蚊トンボ』ですね。笑いが止まりませんでした。(笑) ともあれ拙いレビューでスミマセン。
この本、大好きです
芽吹さん良いです!!庶民的な美人ですっ! 私のお気に入りのセリフは、「俺はおしりのプリッとした女の子が好きなんだよ!」(このセリフで笑っちゃいました・・)こんなセリフを言うBL作品なんて滅多にないですよね。 それと、「言葉はケダモノを人間にする」です。 この本は個人的に凄くツボりました! 榎田さんのテンポは良いですねっ!どんどん物語の世界観にはまっていってしまいました。 それと同時に奈良先生のリアルに素敵なイラストがこの世界観をよりいっそう引き立てています。 続編は来年の秋頃発売予定らしいので、それも予約したいと思います!
爆笑物です
こんなに、笑いながら、読んだ本は、初めてです。 主人公の2人も、凄く、良いです。 会話や、芽吹の、行動も、面白い! 読み直したくなる1冊です。 奈良さんのイラストも、大きいです♪ この作者の本のなかでは、一押しですね。
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個人的に兵頭がめちゃくちゃタイプでした…!(笑) お話はちょっと「プッ」ってなるようなギャグがあったり、テンポ良く読めました。 エッチはほぼ無いです。2人のやりとりを純粋に楽しんで読みました。 恋愛要素といえる恋愛要素が最後の最後まで無かったので、 (兵頭の芽吹に対する恋愛感情が垣間見えてはいるのですが) 2人の関係が恋愛に発展していくような続編が出てくれたらなぁと思ってます。
☆手放したくない本☆
 榎田先生の表現と奈良先生のイラストが超マッチしてて、お陰様でありえないくらい美化傾向  まっしぐらな妄想三昧に陥ってしまいました…。  芽吹も確かに魅力的ではあるのですが、もう他のどんな作品を読んでもどんな素敵キャラが活  躍しようとも、最早比べるまでもないくらい兵頭の虜です。   勿論素敵キャラだけではなくお話の内容は言わずもがなですが。    ヤクザなのに芽吹には敬語なのも萌えどころですが何より「先輩」呼びなのがツボです。  交渉屋なくせに言いくるめられたり話を聞き流されたりして結局兵頭の思う壺な芽吹もカワイイ  です。  ダントツで好きな作品なので、この本だけはどうしても手放せずもう何度も繰り返し読んでます。  続編では、フェロモン垂れ流しな二人が仲良く喧嘩しながらもイチャつきありな展開を期待します。



おすすめ度

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Jon Krakauer(原著) 佐宗 鈴夫(翻訳)  
¥ 700(税込)
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ジャンル内ランキング:1376位  
カスタマーレビュー数:8

くちコミ情報
アラスカの地へ
実話に基づく話はとても興味が惹かれます。 クリス・マッカンドレスはまだ若き青年であり、チャレンジ精神旺盛な若者であったことは言うまでもありませんが、私が驚いたのはクリスは本当に自由な場所を求めてアラスカの地へ辿り着いたにもかかわらず、日記にはアラスカの事よりもその日捕まえた食糧の事のほうが詳細に書かれていたことです。 クリスと同様私たちも日々不本意な出来事に遭遇したり、人々の争い事に巻き込まれたりと煩わしさを感じることがありますが、もし万が一私がアラスカへ行って土地が与えてくれる食糧で生きていかなければいけないとしたら、喜怒哀楽を感じる前に毎日の食糧確保に一喜一憂する毎日を送っていると思います。 アラスカでのクリスの日記の内容が、食糧の事が大半だったことに頷けます。
リアルな自分探し…ではない
この作品… 読むタイミングを逃していました ずっと心のどこかに引っ掛かっていた作品です 多くの人に読まれ…賛否両論あったこのノンフィクションが 一体どういう風に自分の心に響くのか… 内容は一行で書けます 「恵まれた世界で育った青年が、何もかも捨てアメリカを2年間放浪し、アラスカで死んだという実話」 それだけです 本当にそれだけなのです だから この青年をナルシストや無謀な若僧と非難した人 逆に彼は現代のヒーロだと賞賛した人 さまざまなのです しかしこのリアルな世界は妄想と違って人々の胸に深く刺さります そう…みんな刺さったのです その傷を「イタイイタイ」と叫ぶ人 その傷を「生きた勲章だ」と思う人 その傷を「何ともないよ」と感じる人 みんな感じ方が違います 男性と女性でも感じ方は違うでしょう それでいいのです わたしが残念に思ったのは 彼はこの旅でひとつだけミスをします 自分では気付かないミスです あと少しだけの知識があれば 彼はまだ旅を続けていたかもしれません そうすれば、この本は自身の手で書かれ 優秀なノンフィクションライターとして賞賛されていたでしょう ひとつ言っておく事があるとすれば よくある「自分探しの旅」ではないという事です 彼は自分を分った上で 自分のすべてを開き 自分の居場所を求めに行ったのです 最終的には自分を捨てる旅になってしまったのですが 彼は満足だったと思います 映画化になったこの作品、先に本を読んで正解でした 最後にわたしが一番心に残った一文を記しておきます 彼が最期を迎える事になった荒野(アラスカ)へ踏み入る前の記述です 「半分しか入っていないバックパックの中身で  一番重いのは…本だった」
悲惨な物語を救う母の言葉
中流以上の家庭に育ち、大学も優秀な成績で卒業しながら、行く先も告げず家を出たクリスが、アラスカの荒野で死体として発見されます。しかも、その死因は飢え死にと言う悲惨さです。 作者は、クリスの育った環境や、アラスカに入る直前に会った人々の話を聞き、自らの生き方と対比しながら、彼の死んだ本当の理由を求めて行きます。 構成の上手さもあり、この謎に向かって読ませます。 アメリカの各地を転々とし、アラスカに向かって突き進みます。 クリスが求めたものが何であったのか? 最後に母親の言葉が、彼の死を、この悲惨な物語を救います。 「クリスがいたのがここで、よかったわ」 「たしかに、彼はこの川の畔で暮らし、この一画に立ってたのね」
クリスは永遠の旅に出た
ショーン・ペンが脚本・監督した新作「イン・トゥ・ザ・ワイルド」の評判が高いので、遅まきながら原作(実話)を読んでみた。 一人旅の果てに荒野に置き捨てられたバスの中で餓死したアメリカ人青年の、『青臭さ』と斬って捨ててしまうには余りに悲壮な生き方に時折読み進むのが辛くなる程の息苦しさを覚える。 死線を彷徨った冒険から生還した過去を持つ著者が、その一線を越えて向こう側の世界に行ってしまった主人公クリス・マッカンドレスに執拗な関心を持って取材を続け、次第に彼の半生と旅の軌跡、更には真の死因を浮かび上がらせていく。その過程で過去に荒野で消息を絶った人々のエピソードや登山家である著者自身の体験を織りまぜながら大自然の冷徹なまでの厳しさを淡々と描きつつ、同時にそうした厳しい自然に身を投じずには居られなくなった人々の共通項と重ね合わせながらクリスの内面に潜む精神世界に肉薄して行く。 クリスは精神的にどこまでも内省的であった分、それに抗うかの様に肉体的には外へ外へと向かって行くのだが、彼が踏み込んだこの果てのないラセン階段も、その肉体が滅びることで遂に終止符が打たれる。いや正確には肉体が滅びる直前、死を覚悟したときに彼はようやく平穏な気持ちで両親に心を開けるようになったのではないかと思われる。皮肉にも自らの生命と引き換える事によってしかその不安定で鋭敏な神経を支える事が出来なかったこの若者の、文字通り命を賭した心の葛藤を『甘え』の一言で済ませてしまって良いものだろうか。 読了後に何とも言えない重苦しさが体全体を覆うが、読んでおいても損はない。
自由と孤独を求めて 〜ある青年の生と死の記録〜
1992年、アラスカの荒野で一人の青年の遺体が発見された。死因は“餓死”。 青年の名前はクリストファー・J・マッカンドレス。ワシントン郊外の裕福な家庭で育ち、頭脳明晰で将来を嘱望されていた若者だった。 しかし、彼は大学を卒業後、家族の前から忽然と姿を消し放浪の旅に出る―。 青年の謎に満ちた人生と死の真相に迫った感動のノンフィクション・ノベルで、映画『Into the Wild』の原作です。 映画のあらすじを読んで興味を持ち、すぐさま本書を購読しました。 著者の緻密な筆致にぐいぐい引き込まれます。読後は言い知れぬ深い感銘と衝撃を受けました。 青年の生き様は少なからず共感できる部分があり、その壮絶な最期には胸が痛みます。 青年の生い立ち、放浪生活、そしてアラスカでの過酷な生活と死までの様子が、彼に関わった人達の証言と著者の見解で語られています。 とりわけ、死の影が濃くなる第2章と第18章などは泣けてきます。 真相ついては憶測の域が出ないのですが、著者の綿密な取材による裏付けと見解は信憑性があり読み手を納得させるに充分だと思います。 今の時代、社会や家庭に自分の居場所を見つけられず、ストレスや窮屈さを感じている人は多いと思います。 私自身も世間のしがらみや煩わしい事から解放され何処か遠くへ行きたいと思う事、しょっちゅうです。 クリスもそんな一人であった訳ですが、違うのは彼は生来の冒険好きで常人には理解し難い思想の持ち主だったと言う事