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¥ 1,365(税込)
通常3~4日以内に発送
ジャンル内ランキング:165位  
カスタマーレビュー数:15

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少年法と死刑廃止運動の絶滅のために
理不尽極まる少年法と、その罪責に比して軽きに失する量刑で成り立ってきた日本の司法制度そのものを向こうに回して闘った本村洋氏を追い続けた貴重な記録。 理不尽に人を殺めた者はその生命をもって処断されることは当然。その当たり前のことが長らく守られなかった日本社会の繁栄は、本村氏のほか、それ以前にも存在した犯罪被害者の声なき声をときに無視し、ときに嘲笑することで成り立ってきたことに改めて思い至る。幸いにして、日本社会は社会の破壊者と呼ぶべき死刑廃止論者を駆逐できるあと一歩のところまでこぎつけた。キリスト教的価値観の跋扈する欧州による、国連を利用した死刑廃止圧力をはね退けるために、多くの人に本書が読まれ、その足跡を追って欲しいと願うものである。
考えさせられる内容
読み進めていくにしたがって、最初は被害者と同じ怒りや憎しみの感情なのが、次第にそれだけでない感情に移行していく、、、。 エピローグでの筆者と加害者との面会の場面での加害者の言葉がどういうことか考えさせられる。
もっとも考えさせられた書籍
 ものすごく重い本です。重いといっても重量ではなく内容に深みがあり、重圧感があるということです。  有名な事件に関する書籍ですので概要はみなさんご存じだと思います。本書ではドキュメンタリーというより小説風に進展していくため非常に感情移入しやすく考えさせられました。ルポなどにありがちな淡々とした展開ではなく会話が非常に多い構成であるためとても生き生きとした内容に仕上がっています。  本村さんの怒り、やるせなさ、無力感などが自分のこととして感じられる非常にすばらしい書籍であると感じました。法律に無関心な方も少年法について考えさせられるでしょうし、普段自分が不幸であると感じている方も現在の幸せを感じられるようになるかもしれません。人により感じ方はそれぞれだと思いますが読者に何らかのインパクトを与えることができる力のある書籍です。間違いなくお勧めの1冊です。
久々に出会った読みがいのある本
この事件にはずっと関心があった。 さっと読めてしまった 特に驚いたのは犯人の今の心境をつづった「最終章」である。 「死刑になってほっとした・・」これは意外であった。 しかし読んだ後はとても複雑な気分で、なんともむなしい気持ちとなった・・・ 裁判に勝っても弥生さん夕夏ちゃんは戻らない・・・・ 生と死、少年法などを考える上で本当に読んで良かった。 是非たくさんの方に読んでもらいたい。
多くの事を伝えてもらえました。
悲惨な事件の内容もこの本の大切な内容ですが 「裁判のあり方」、「少年法」、「被害者の立場」、そして「死刑」。 「犯罪被害者の会が法律を動かした事」など、多くの事を伝えてもらえました。 そして、正義、愛。多くの事を考えさせられ、心に響く内容でした。



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墜落遺体―御巣鷹山の日航機123便 (講談社プラスアルファ文庫)
 
¥ 714(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:4040位  
カスタマーレビュー数:60

くちコミ情報
 混 沌 
初めて読むのに「前に読んだことある」と思う所が、何か所も出てきました。吉岡忍著『墜落の夏』と同じことが書いてあるのです。 誰が何を何から引用したのか、私にはわかりません。 この本も、どこまでが筆者の体験で、どの部分が引用なのか、さっぱりわかりません。筆者は、後世に残すべき重要な体験をしています。筆者が体験したことだけを書いて欲しかったと思いました。そして、どうしても引用する必要があるのなら、引用した箇所や出典を明らかにすべきです。 本書は、涙なくして読めないところがあります。 その部分は引用ではなく筆者の体験だったと、良い方に解釈して 星3つ。
涙なくして読めません
これは名本と言えるでしょう。評価は5つ星です。 事故当時私は大学生で、日本国内でジャンボ機が行方不明になるという異常事態と犠牲者520名という事態の重大さからこの事故が強く印象に残り、その後事故関係の本を多く読みました。世に多くの書が出されてますが、その中で一番印象に残った本です。 遺体の状況の壮絶さが文章でリアルに表現されてますが、著者の”真実を伝えたい”という気持ちが素直に通じてきて、グロテスクさはそれ程感じませんでした。 少年が父親の遺体と対面した際、泣くのを必死に我慢している状況や幼子の頭部に看護婦がやさしく言葉を掛けるシーンでは、涙で文字が読めませんでした。本来この手の書は決して読まない妻と母親も涙を流しながら読んでました。 読んだ後、必ず何かが心に残る書です。題名だけで判断せず、是非読んでみて下さい。
いまでも飛んでいるボーイング747
本書は1985年8月12日に群馬県の高天原(たかまがはら)山系の無名尾根(通称、御巣鷹山の尾根)に墜落した日航123便の全遺体の身元が確認されるまでの127日間を記録した唯一の本であり、航空機事故の犠牲者の遺体がいかに想像を絶するものか、また、当時検屍にあたった医師、看護婦、警察官及びその他の関係者の過酷きわまる任務を克明に描いたものである。特に胸を打つ最初の文章は、検屍が開始され毛布の中から塊様のものを少しずつ伸ばしたり土を落としてゆく過程で、おむつがあてがわれた二歳の幼児であることが判明する。その際に遺族の身元確認のため写真を撮っていた若い巡査のシャッターの指が止まり、涙で焦点が合わないと泣きべそをかいている…というくだりである。この事故は日米の政治的判断によってボーイング社の修理ミスによる隔壁破壊が原因で垂直尾翼及び周辺部(特に油圧系統)が損壊したためにコントロールが効かなくなり墜落に至ったとしている。123便に関する類書を読んでいると明らかに構造上の欠陥であることがわかる。いまでも政府専用機を含めた747が飛んでいるが、うがった言い方をすれば日本の政府専用機やエアフォースワン(米政府専用機)だけは構造上の欠陥を直して飛んでいるのだろうか?犠牲者のご冥福をお祈りいたします。
航空機事故の現実を知る
当時はそれほどの航空機事故だと捕らえることができない程度のお子ちゃまでした。  航空機事故としては最大の乗客乗員520名という方々が亡くなられたわけですが、その経緯などはさまざまな場面で紹介されている。  また、通常は公開されないボイスレコーダーの記録(http: mem e s.at.infoseek.co.jp tinsukou114 JAL123.swfなど)もネット上に流出し、何とか当時の記録をそのまま残し(ボイスレコーダーの記録は事故後何年か経つと処分されてしまう)、後世に伝えよういう動きがあることもご存知の方もいらっしゃるだろう。    今回読んだ本は、その日航機墜落後、遺体の回収から検死、身元確認、遺族への引渡しなどがどのように進んだのか。また、それにかかわった人たちがどんな心境であったのかなどがつづられている。  著者は群馬県警の警察官で、当時、身元確認班長だった方。  完全遺体(全身の状態がわかるような状態の遺体)はほとんどなく、部分遺体や断裂遺体の状態、ただの肉の塊をほぐしていく作業なども克明に記録されている。  指一本だけの身元確認なども印象的・・・・いゃ、印象的という言葉は的を得ていない・・・・とにかく、私の稚拙な語彙では表現できない。  このような書籍は何冊か読んだ事があるが、これほどまでに凄惨なそして悲しみの伝わってくる本はない。  これを書くために数ページ読み返してみたが、すべてをもう一度読むには気分を落ち着かせねばならない。  そんな衝撃的な一冊です。  
「520人が死んだ」。これだけでは何も理解したことにならない
520人が死亡した墜落事故。遺体は、ある体育館に集められた。完全なものもあれば、あるいはバラバラのものもある(その悲惨さは本書に詳しい)。夏の猛暑の密閉空間。猛烈な死臭が充満する。遺族は泣き叫び、時に激しい怒号を日航社員に浴びせる。悲しみと不眠の作業の中、強い意志で医師、看護士たちは身元確認を粘り強く行う。周囲にはマスコミの目もある。関係者の誰もが過労でいらだち、わずかなことでももめごとがおきるピリピリとしている。日常と比較して信じられないくらい異常な、極限状況だ。とりわけ、「におい」のすさまじさは、この事故に思いをいたすときに、想像から欠いてはいけない重大な要素のような気がして、読後の強い印象となった。 この事故は私が小学校のころに起こった。当時は「日航機が墜落し520人が死亡、4人だけが生き残った」という風に頭で理解していたが、この本は、それが具体的にどういうことだったのかを、遺体とかかわるものの観点からつぶさに教えてくれた。どの箇所を読んでも涙なしには読めなかった。とりわけ、悲しみや、遺族への同情で、医師、看護士、警察など関係者が涙するのを読む場面では。 当時の関係者の中には、事故で人生観が変わったと言うものも多いそうだ。今われわれは本書を読むことで、それに酷似した何らかの変化を自分の内に感じるのは間違いない。極限状況についてはフランクルの『夜と霧』が名高いが、これとはまた別種の極限状況をあぶりだした秀作として、本書が多くの人に読まれることを望んでいる。



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¥ 650(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:3579位  
カスタマーレビュー数:10

くちコミ情報
備えあれば憂いなし
「サバイバルブック」の改訂版です。 『まさか』『ありえない』とか言う状況ばかりかもしれませんが、予備知識として知っているのといないのでは、雲泥の差になります。 私は海外に出かける時に、必ずこの本を持って行って読み直しています。
サバイバルの定義が変わった現代においては今一つ
私はかつて柘植久慶氏の(小説以外の)著作に衝撃を受け、 頭に叩き込もうと熟読したりサバイバル・グッズを収集したりしていた。 しかし阪神・淡路大震災によってサバイバルの定義が一変するのを 目の当たりにし、自分を深く恥じると同時に氏の主張に疑問を抱いた。 大災害の中にあって多くの人々が、助け合うことによって生き延びたのだ。 それ以降に起きた国内外の大災害においても同じだった。 それによって明らかになったことは、無人島や戦場ならいざ知らず 一般市民に必要なのは「手に手を取り合って皆で生き残るノウハウ」だ、ということ。 一方で氏が説くのは根本的に「自分(と家族)だけが生き残るノウハウ」であり (事実『あなただけが生き残る方法』というサバイバル本も書いている)、 この点の大きなずれに私は疑問を抱いたのだ。 極論すれば阪神・淡路や新潟クラスの大地震、あるいは インドネシア級の大津波の前では個人の備えなど吹き飛んでしまう。 また、犯罪への対抗手段は深く考えられていると思うが、 日本は正当防衛が成立しにくいと聞いている。それが正しければ この本の記述をそのまま実行するのは社会的に危険かもしれない。 生物兵器や核兵器に至っては、そもそも対抗手段自体がないのでは。 それを目的に作られる兵器なのだから。 「平和ボケ」という言葉を耳にするようになって久しいが、 この言葉を連発して喜んでいる人はさしずめ「戦争ボケ」とでも言えるだろうか。 それら全てを念頭に置いた上でなら、備えはあるに越したことはない。 その意味で星一つ追加。
重みのある文章に身が震える思いがした
ありとあらゆる天災、事故、疫病、テロなどを想定したサバイバルの書。 文章には平和ボケした我々とは全く違った重み、緊張感が伝わってきて 思わず、体が震えるような恐怖を感じます。 筆者の考え方は軍隊で鍛えられたものという印象が非常に強いです。 とにかく実践的。自分の身は自分で護る、そういうことを痛感しました。 文章が多少過激な部分もありますが、これくらいの認識がないと 犯罪の激増している今の日本では安心できないでしょう。 文庫サイズも持ち運びのために考えているあたり、さすがリスク管理が徹底しています。 是非、一読されることをお奨めします。
危機管理はもはや常識
フランス外人部隊やグリーンベレーに所属していた日本人は柘植氏の他には殆ど居ないだろう。 それらの部隊でのテクニックを一般人でも(何とか)使いこなせるようにマニュアル化したのがこの本だ。 突発的な危機に遭遇したり暴漢に襲撃されたとき、あなたならどう行動するか?まずはこの本で。 私は柘植 久慶氏の本を何冊か読んでいるが、どの本も非常にレベルが高い。
腹をくくったサバイバル術の指南書として
「サバイバル・バイブル」は全面改訂があるため過去の版も貴重な資料であると思う。新旧の版の中でも本書は「秀逸」である。 著者自身の経験から著しているため、類書は存在しえないといっていいくらいにハードであるが、語り口はさわやかでユーモア(ブラックユーモアか)もちりばめられてある。最後まで飽きさせないで読ませてくれる。繰り返し読める本でもある。 公的機関は大惨事から身近な惨事まで含めて「初動において」一般人を助けられない。結局は自己の力を頼みとするしかない。こうした超リアルな現実を考える手助けとなる。常備したい本と思う。



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ジャンル内ランキング:6476位  
カスタマーレビュー数:21

くちコミ情報
十分な内容
一応金融機関に勤めており、研修などがあるんで、それなりに知ってはいたものの、ここまでの知識はなかった。なかなか外国為替の仕事でもしてないとこれほどまでに理解はできないんじゃないでしょうか。とりあえず、買って読もう。
銀行とは実体を伴わない概念にすぎない。
複雑に見える(見せている)金融の内幕を少しだけ、わかりやすく伝えてくれる一冊です。 「入門」とありますが、素人がマネーロンダリングをするための指南書ではありません。 橘氏の書籍を通じて言える事ですが、何でもない事をさも大上段に見せることが上手い金融関係者と、 近視眼的な動き方しか取れていない政府・当局に対するシニカルな視点が子気味よく読ませてくれます。 本書が与えてくれる学びは、単なるケーススタディではないと思います。 「持てる者と持たざる者」、自分で自分の人生を選べるかどうかは「知識の有無、そして知ろうとする意思」にかかっているということ。 善悪の話ではなく、法制度や税制のギャップ、それに気付く智慧と努力をする者だけがその恩恵にあずかれるのだと。 一般の個人が実践するコスト・メリットのある話ではありませんが、 読み物として楽しめ、尚且つ、自分のポートフォリオを振り返る良いきっかけになります。
ファンド
1 ファンド(投資組合、SPE等)のメリットと  デメリットを勉強して、教訓とすることが、  今後、グローバルスタンダードに足を踏み入れる  際に、大切だと思いました。 2 ファンドや銀行は、(小型)車と似ていて、現代社会では、便利な仕組みですが、  運転には、リスクマネジメントが必要です。
新書にしてはテーマが多い
マネーロンダリングは、「国家という地理的区画」と「世界を循環するマネー」の関係から生み出される「歪み」の産物なのかもしれません。いつか「マネーロンダリング」などというおどろおどろしい言葉(?)はなくなるのでしょうか? 本書は、いろいろなテーマが盛り込まれていて面白い(面白そう)なのですが、いかんせん、新書の薄さでは十分に捉えきれず(説明しきれず)、もっとページ数があればもっともっと面白くなりそうなのに・・という気がします。
マネーロンダリングとは、情報、法制度、主権との戦いである
これまでの橘玲氏の著書の中では、小説のマネーロンダリングの内容にもっとも近く、小説の内容の背景を膨らませて実例を交えながら解説したる本だと思います。 ただ、橘氏のほかの著書とちがうところは、一般庶民には縁遠い世界であるということ。この意味からも、いわば、新聞やニュースをにぎわせているいわるる「マネーロンダリング」ってどんなことがおきているの?という解説のための本だと理解してください。 本書の内容を要約するなら、マネーロンダリングとは、情報、法制度、主権との戦いであるということになるのではないでしょうか?



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¥ 1,680(税込)
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カスタマーレビュー数:24

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漫画としての面白さはあるか
呉智英は「ゴー宣は漫画じゃない」と謂い、小林よしのりは「既存の漫画とは違う枠組みなんだ」と反論する。この争い自体は不毛では無い。つまり、呉は「漫画表現としての面白さが無い」と謂いたいのではないだろうか。 僕はなるべく、ゴー宣シリーズを「漫画表現として」読むように心がけてきた。ゴー宣には、漫画としての決定的なジレンマを抱えている。それは何か? それは、思想の論理としての正しさと、漫画表現としての面白さの鬩ぎ合いだ。論理としての整合性を求め過ぎると、漫画として面白くなくなってしまう。かと謂って、漫画表現の面白さを追求すれば、根拠の無い印象批判となってしまう。だからこそ初期のゴー宣は、ギャグで描くような作品が多かったのではないか。思想としての責任を取るか、娯楽としての責任を取るか、この作品を描く事は常にそれとの戦いである。 このバランスを取り続けるのは、もう不可能なのではないかと思う。初期のように、ギャグ漫画としての本分に帰るか、若しくは印象批判を続けるしかなくなってしまうのではないか。純粋に論理としての面白さを突き詰めるならば、文章に敵うものは無い。漫画表現論が盛り上がっている今、この均衡、このバランス、このジレンマにどう決着をつけるか、小林よしのりとその熱狂的愛読者は、岐路に立たされている。いや、数年前から立っているが、明晰に気付いている人がどれだけ居るか・・・。 逆に謂えば、その矛盾をかかえた作品構造自体が、あの飽きっぽい小林よしのりが連載を続ける原動力の一つになっているのかも知れない。例えばフィクションの少年漫画であったとしても、この思想と娯楽の鬩ぎ合いは多少なりとも存在する。あるでしょ?バトル漫画でいきなりとってつけたような説教をするパターンが。すると、小林よしのりが手法に自覚的な作家である以上、ゴー宣の連載は続く。それが彼の全てになる事自体が、作家としての全てに成り得るからである。 本作品の思想としての意味も頷けるものはあるが、まずこれは漫画であるという事だ。多少なりとも、漫画表現という視点からの意見が無いと、ずっとアンチとファンとの抗争は続くとしか思えない。
ちゃんと読む、ただそれだけのこと。
最近の人はまともに史料は愚か、文章を読むことが出来てないようですね。 批判の矛先となっている中島の本「パール判事」は特に、杜撰極まりないものである。 東京裁判の最大の争点は「共同謀議の有無」である。 おっぱっぴーみたくあしらわれている毛むくじゃらの左運動家と中島が「そんなの関係ねえ!」と叫んでいるところが、一番重要な箇所です。
★やっぱり国粋主義者に違いない★
毎回毎回同じことの繰り返しのような気がして、もう飽きました…。 前は好きだったのですが、いろいろと勉強してみるとなんか最近この人の言ってることも違うような気がしてきました。 もうたぶん読むことはないでしょう。
学者は、信用ならない
「なぜパール?」 と思っている人も、もしかしたらいるかもしれません。 わたしも買ってから、しばらく本棚に置きっぱなしだったのですが、 読んで、本当によかったと思いました。 資料は、このように読み解くという手本を鮮やかに見せてくれます。 パールの真意は、日本人ならば、必ず正しく後世に伝えていかなければならない。 強く思いました。 それにしても腹立たしいのは、パールを歪曲しようとする多くの学者たちです。 わたしたち一般人は、難解なパル判決書を気軽に読むことができません。 学者が「こうだ」と言えば、そうなんだと思ってしまう。 意図的に大衆を騙そうとしているのならば、罪が深いです。 日本の学者たちが、いかに信用できないか(能力がないか?)よくわかります。
久々のゴー宣風味が炸裂
ゴー宣と言えば、知識人の空虚な意見をこき下ろす事と 珍妙な似顔絵。久しくおとなしかった要素が炸裂。 「バカデミズム」と名付けられた学者の強烈な似顔絵を 発言と合わせる手法は、やはり笑ってしまう。 そして相当な勉強を重ね、真実に忠実であろうとしている。 ここまで一人で戦い抜くその度胸に、まず感服する。 結局の所、ゴー宣は初期から「反知識人」だった。 詩のような無意味な主張を繰り広げ、何の意味があるのか。 そうした旧来の「知識人」は、最早力を持たない。 小林は今でも、自身は「知識人ではない」と 思っているのだろうし、信頼できる知識人に 出て欲しい、自分のような漫画家がやらずとも 良い状況を願っているのだろう。 それは小林ファンでない人も含め、多くの人が 潜在的に望む事だと思う。 無意味な上に、冷静を装った、 本質的を装いながら本質から遠く離れた 「プロパガンダ」は、もういらない。 「政治的プロパガンダ」を行っているのは、 やはり中島のような類の人間だろう。 彼らこそが、実は戦後日本の「体制派」なのだ。 最後に、パール判決書のこの箇所は、 小林のやって来た事の説明に良いのではないかと思う。 「もしその人が自己の意見について  輿論の支持をうるに成功したとすれば、  それに成功したのはかれの功績である。  この目的のために、なんらかの不正手段が  とられたというような主張は全然ない。(中略)  かりに同博士(大川周明)の意見はきわめて容易に  大衆に受けいれられるものだったとすれば、  それは、その他の要因が日本国民の生活に  働きかけていたために、  すでに博士の意見を受けいれる素地ができていたからに  ほかならなかった。」(共同研究パル判決書下 469-470)



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読む前に心の準備を(笑)
この本を読む前に同じ文庫の殺人鬼を読んだ後がいいと思います。それと僕は大丈夫でしたが、気分が悪くなったら読むのを中断してまたにした方がいいです〔笑〕この本よく言うように自分の神経の強さが分かります。でも少し興味深いかも
信用できない
エディゲインの話は、当時のタブロイド新聞の記事を鵜呑みにしていて、事実とは異なります。本当に調査をして書いたのだろうかと疑問をもちます。エディゲイン以外の話もタブロイド新聞記事の切り貼りなのでは?と疑ってしまいます。そうでないことを祈ります。猟奇殺人事件には事実を歪曲した記事が多くでるものです。それらをより分け調査し、わかっている事実を書くことがノンフィクションなのではないでしょうか?間違った事を事実として書くくらいならフィクションだけ書いていればいい、無責任です。
シリアルキラーに興味があるなら・・・でも初心者はきつい
 猟奇殺人を紹介してきた文献は数あれど、もっとも基本をおさえ、かつ濃密な文献として推奨(?)できる一冊。  ただの興味本位丸出しではなく、むしろ真面目に報告してくるのだが、真面目で冷静な筆致であるからこそ、精神的な重さは類書の中でも大きい部類かと思われる。ただ幸い写真はないし、そこまで酷い描写が続いたりするわけではない。あるといえばあるけども。  仲には、ヘンリー・ルーカルのヨタ話を真に受けた記述もあり、学術的な意義では疑問もあるが、超大物のシリアルキラーを紹介しており、この分野に関心がある者は、読む価値があると思う。
人工的に心の闇をつくりかねない
・・・なんともまあ、ヘビー級の殺人鬼ばかりで、一度目の読了後はさすがにげんなりしたが、二度目で耐性がついた。となると僕の神経も相当図太いらしい。 H・Pラブクラフトと並んで、精神が不安定な時期に読まない方が身のため。人工的な心の闇を作り出しかねない。 この平山氏、なんだんだ言って、楽しみながら執筆したでしょ? 文章の端々に嬉々とした表現があり、このテの本では笑える箇所も。特にチカチロの章ではそれが顕著だ。惜しむらくはカニバリズムを執り上げているなら、少しでいいからパリ留学生殺人の佐川一政にも章を割いて欲しかった。
どうしてシリアルキラーになるのか
最後の方で、著者なりに出した答えのようなものが 書かれています。 取材をしたスタッフは、陰惨で残酷な内容の連続に 随分苦しめられたそうです。 世の親は、大きな責任を持って子供を育てているの だなぁ……というか、それくらいの心持ちで親に ならんといかんのだなぁ、と強く感じました。 あと、他人から未包装の肉類はもらっちゃいけない なぁ、と(笑)。 私自身は読んでて具合を悪くすることはなかったの ですが、親と子について深く考えさせられました。



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心神喪失者等医療観察法
・・・という法律が2005年に施行されました。 本書の主題にモロに関わる法律なのに、この点に関する記述が全くありません。(唯一、「解説」では僅かな行数が割かれていますが。) いつまでも「野に放たれ」ているだけではないのに、この点について何にも触れないのはミスリーディングなんじゃないでしょうか。このテーマに関心がある者として、改訂版の刊行を切に望みます。
取材力の高さと,考察の甘さ,もう少しバランスに配慮して欲しい.
 幾つかのレビューでも評されている通り,事実関係 の取材に対する日垣の姿勢には,他のジャーナリスト の追随を許さないほどの徹底さが窺えます.本書に挙 げられた数多の事例はいずれも,刑法39条を考える に当たって無視できないものばかり.資料としての価 値を否定する理由はありません.  ただ,日垣自身が認めているように,拾い集めた事 実から結論を導き出す過程,つまり評価の過程があま りにも杜撰で,浅薄で,この部分がどうしても,星の 数を押し下げさせてしまいます.事例紹介の後に1文, いずれも辛辣な言葉を選んで批判を添える訳ですが, その1文が,刑法39条とは関係のないところに向け られているものは論外として,日垣の主張に直結しそ うなものであっても,どのような立場を拠り所にして いるのか,それがおよそ見えて来ないのです.  事実の羅列からは何の評価も生まれえないのですか ら,辛辣な言葉の裏には,何らかの価値観が伴ってい るはずです.それにもかかわらず,刑法39条が前提 とする思想と日垣の価値観とがどのような形で衝突し ているのか,本書は何も語っていません.現行制度を 動かすどころか,提言としての体を備えていないよう に見えます.  事実を伝えるのがジャーナリストの役目だというの であれば,それに徹するのも1つの在り方だと思いま す.本書も,資料として出版されていたのなら,迷わ ず星5つを付けていたところですが……,場当たり的 な批判を繰り返して,物書きとしての底の浅さを自ら 露にしてしまっている点で,残念ながら,星3つには 到底届きません.
筆者が感情的です
筆者がかなり感情的です。 気持ちはわかるけれど、もう少し落ち着いてほしい。 ところどころ、読みづらくなる。 世界においても日本は異例だったのか。 精神をやんで罪を免除されると、収容される施設がないのは驚き。 法曹界における考え方が一般人に理解できない。 精神病患者の擁護の裏にある考え方はなんだろう。
刑法における機能的限界
責任能力をめぐる判決について資料と共に細かに例示されており刑法の曖昧さに疑問と指摘を投げかけ諸外国や日本刑法に近しい国の刑法にも触れ、いかに日本刑法の不明瞭で罪刑法定主義の体勢を果たしていないかを危機感を抱いて追求している。 裁判は誰のためのものなのか、裁判員制度のスタートを前に考えさせられた。
マスコミでも隠されていること
 著者は丹念に資料を読み解きつつ、自ら調査し本書をかきあげている。  その内容は驚くべきものであり精神障害者の犯罪が野放しになっている状況を  まざまざと見せ付けてくれる。  恐ろしいの一言。人権というものを隠れ蓑にしマスコミも  報道しない事実の数々がわかる。  絶対におすすめできる1冊です。



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BC級戦犯による反戦への思い
2007年夏に日本テレビで放送された著者の伝記ドラマを見て、その原作である この本を読んだ。 ドラマは著者の戦中従軍時の出来事から終戦直後の逃亡、結婚、巣鴨プリゾンで の生活、そして妹である加藤不二子らによる嘆願運動で釈放されるまでを時系列 で描いて分かり易かったが、この本は著者が巣鴨プリズンに抑留中に書いた手記 など複数が集められ、ドラマとは全くの別物と思った方が良い。 敗戦、広島・長崎への原爆投下を経験し、「二度と戦争は繰り返さない」と 平和への道を進んできたはずなのに、教科書問題、9条改憲、海外派遣と 戦争への道を進んでいるのではないかと危惧している。 この本には、ドラマでは語られることのなかった、A級戦犯とBC級戦犯の問題、 再軍備の問題など、BC級戦犯とされた著者の戦争に対する考えが濃厚に 書かれており、戦争への道を再び進んでいると思える今の日本人に是非とも 読んで欲しい本である。
著者の戦争に対する思いは「私は貝になりたい」という言葉に凝縮されている・・・
「私は貝になりたい」という言葉の意味。そして、昭和30年代には、この作品をもとにしたテレビ・ドラマ(主演フランキー堺)が制作されていたということくらいしか知らなかったので、驚きの連続だった。 まず、そもそも原題が「狂える戦犯死刑囚」だったということ。そして、著者は「全部がフィクションととってもらっては困る」とはじめに記しているものの、一応は手記の形式をとるフィクションの体裁をとっていること(当然自身の経験をもとにしたものだが)。初稿では「貝になりたい」ではなく「カキになりたい」だったこと。更にはテレビドラマの著作権を巡り、著者を原告とする訴訟が提起されたいたことなどである。 著作権紛争の経過資料として主に訴訟資料が掲載されているのだが、それを読むと、悪く言えば偏執的な性情も見え隠れしているのだが、それ以上に著者のこの作品に対する並々ならぬ想いが伝わってくる。 この本は約260ページなのだが、「狂える戦犯死刑囚」という作品自体は20ページ足らずの短さである。ほかは、著者の家族宛手紙や戦争に関する論文、そして前述の訴訟関係資料が大部分を占めている。だから、全体的なまとまりには欠ける。著者の左寄りの思想に共鳴できない部分もある。 しかし、戦争犯罪人として一方的に連合国(=アメリカ)に死刑を宣告され、生還した著者の記す言葉、綴る文章はあまりにも重たい。 戦争に負けて戦勝国によって裁かれるということはどういうことか、そして、B.C級戦犯とは一体何なのか。この本によって考えさせられることは多い。
わたしは戦争反対です。
 戦争を知らない世界でうまれました。 生まれてくる魂死んで逝く魂 どこがちがうのでしょうか?  これからの人達は戦争を知らない人のほうが圧倒的に多い。 加藤さんのような作品がベストにはいるということは、うれしいというと 御幣がありますが、大切かとおもいます。 c級戦犯とはどのような人なのかがよくわかります。  昔映像化されたものを見たようなきがしますが。 とにかくこの作品を戦犯とは戦争とはとつぎつぎにつきさしてゆく 言葉を主人公は貝になりたいと言わしめた、愚かで正直で人間的 標準てき人が刑にしょされるというのは、何回も考えを私達読者に 戦争反対と大きな行動をしなくても、こころに刻みこませることができたの ではないでしようか。  一読推薦いたします。ぜひ読んでください。



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日本の死刑とは、
日本の死刑囚がこんなに長く収容されてから処罰を受けるのを知りました。今現在は定かではないのですが、中国は、死刑判決を受けた当日に公開死刑をすると読んだことがあります。 長くいつ死ぬか恐れる日本とそうでない中国、でもその陰に見えなかった刑務官の姿を学びました。一番心に残ったのは、被害者が裁判所で、私の手で殺したいくらいなのに、被害者の写真1つ法廷に持って入れない、被疑者への怒り、そして囚人の家族も被害者である、それが手に取るように感じました。 あとは、幼いわが子を邪魔になったからと風呂で殺す。 今簡単に他人の命を奪う犯罪が増えています。これも刑務官の任務を考えると安易には言えませんが、倫理、道徳が薄れているように思われます。安易な犯罪を起こさないためにも、公開にしてもいいような気がします。
筆者は死刑反対派だが、肯定派も認めた公平感のある本
前半はよくある単なる死刑反対派の読者洗脳本かと誤解を受けやすい内容でしたが、中盤からは実経験に基づいた小説仕立ての、どうしようもない死刑囚や、演技で死刑逃れした人の記述等があり、あとがきでは、筆者は死刑反対派であることを明言したのに関わらず、賛成派の学説にもきちんと触れており、筆者の個人的意見を読者に押し付けない良書と思いました。
気が重い・・・
終始死刑について書かれているので、読んでいて非常に気が重い。集中し、エネルギーを使うので覚悟して読み進めていただきたい。刑務官の目線から死刑を描いていて、リアルさはこのうえない。 死刑の過酷さ、悲惨さを知ったからといって、世の中の犯罪が抑止できるかわからない。また、被害者感情が緩和されるのかもわからない。ただ、死刑制度に目を背けて社会を生きるには、図々しさを感じ、あまりに陽気で、危険な国民感情かもしれない。 司法にもっと興味を持ち、国民が成熟する必要があると思う。
権力が人を殺すということ
懲役刑の延長が死刑でない訳で、腕一本とか眼玉2個とかで罪を購うことがどうかと。 被害者の遺族が極刑を望む気持ちはやっぱり犯罪被害者でないわが身にはよくわからない。刑を執行する刑務官の、家族にも近所の人にも言えないようなそういうことって何とかならないのかと。 行政の力が強すぎる近代国家においてはやはり死刑はよい刑罰ではないように思いますが。
元刑務官だからこそ書けた
著者は元刑務官なので、さすがに細かいところまでよく描かれている。 死刑が決まってから、何年も死刑囚とコミュニケーションをとっていれば、刑務官にも親しみが沸いてくるようだけども、その死刑囚の死刑を執行するのもまた刑務官であるところが、一番つらいんじゃないかなあと思う。 これが「死刑のすべで」ではないだろうけど、死刑制度の是非を論じる際には必ずこの実際に執行する「刑務官の目線」というものが必要になってくるだろうから、それを知りたい人にとってはちょうど良い本だと思う。



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軽度知的障害の問題
「心からのごめんなさい」品川裕香は軽度知的障害「児」が少年院にあふれ(彼らの多くは、被虐待児であり、被虐待が背景となる脳の成長阻害という問題もさらに深い問題も含んでいるのだが)、彼らの更正とともに社会全体としての支援が必要だ、と問題提起した。  本書も、障害者の生活支援を全体の課題として挙げているが、やはり「者」の問題としても軽度知的障害が問題であることを指摘している。「児」、そして「者」。軽度知的障害の問題を社会として支援システムをどう構築するか、そのモデルを探求したい。
今後の著者の活躍に期待
読んでよかったです。 この国の受刑者の二割以上が障害者であるという事実は驚きです。その触法障害者のほとんどは被害者タイプの人々であり、刑務所に入る前までに外の世界でさんざんいじめられていたという記述には心が痛みます。 いろいろなケースを著者が独自に調査し、可能な限り当事者にインタビューして書いてある本なので、よくここまで個人の事情につっこんで調べ上げたなという印象が強い本です。
休み休み読みました
あまりに気持ちが重く、息苦しささえ感じたので、どんどん読みたいのだけど、出来るだけ休み休み読みました。 気持ちの整理をしながら、心の中で内容をしっかりかみ砕きながら。 まだ読んだばかりで、感想を書く準備が出来ていませんが、最近読んだものの中では特に衝撃を受けた一冊です。 何とかしなければ、 何とかしてあげてほしい、 何か手だてはないのか、 そんな思いが頭の中に渦巻いています。
読んだあとが大事
私は平凡な会社員だが、多少福祉分野に携わったことがあり、この本の中にあるような世間一般から隠されている実態の一部は事前に知っていた(障害者の売春婦、ヤクザなど)。 この本が衝撃を与えたことに異論はないが、このような探索型のノンフィクションは読んだあと「では、どうするか?自分にできることは何か?」を考えるのがとても重要だと思う。 よく周囲に目を凝らしてみると、ヤクザが障害者を喰い者にしているような構図が見つかるかもしれない。本の中の人は一般論としてかわいそうだが、周囲の障害者は何をするかわからないから怖い、というダブルスタンダードが問題を見えにくくしているのだと思う。 山本氏の功績は、刑務所に入って障害者受刑者の実態をリポートしたこともあるが(ケガの功名?)、それよりも、日本には日本人が直視しようとしない問題がいろいろとあって、それを明るみにしたことだろう