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これを読んであなたに伝わる大切なもの
さやわこれを読んで 亡くなった友達が 頭に浮かんできました 大切な人が 亡くなった時の 砕けそうな心… 今でも忘れません 病気で大切な人を 失った人 事故で大切な人を 失った人 事件で大切な人を 失った人 人それぞれ 亡くし方わ 違うと思います でも、心の痛み方わ 皆一緒だと さやわ思います だから、皆さん 一人一人の人間を 大事にしてください 友達わ宝です 一緒に笑って あげてください 一緒に泣いて あげてください 一緒に支え合って 生きてください いつ不幸が訪れるか わからないこの世界で 生きてるんだから 今生きている 一瞬一瞬を大事にして 亡くなった人の為にも 精一杯生きてください さやわ今 亡くなった 大切な人のために 今もずっと頑張って 生きてます あいつの分まで 生きなきゃ 自分が死んだ時に そいつに頭が 上がりません だから そいつの分まで 生きたいと思います これから先も 死訪れる時までに
おすすめです。
数年前CMで話題となり、ドラマ化もされたのでご存じのかたも多いかもしれません。 お母様が撮影された秋雪くんの写真は本当に表情豊かで、病気で辛いときももちろんあったのだと思いますが、それ以上に幸せだったんだろうなということが伝わってきます。 一日一日を大切に、好きな人と一緒にいられるだけで十分に幸せなんだ。ということを教えてもらえた気がします。 おすすめです。
死生観を知りました
秋雪君とご両親から、死生観を改めて知らされました。心から感謝致します。自分の子供達をはじめ、大切な人たちに配って回りたい「たからもの」です。
優しく見つめる親の視線
この本で描かれている秋雪くんは、結果的に短い人生で終わってしまうのですが、そこに至るまでの親の視線を丁寧につづった本です。与えられた命が短いと分かった時、我々はどう対応して良いのか、正直分からないのが普通だと思います。その分からないことに如何に対応しかが分かるだけでも価値があります。そして、対価を求めない愛情にこそ、共感を覚えるのだと思います。 自分の子が、まさに秋雪くんと同じ状況に置かれている今、私も惜しみない愛情を注ぎたいと思っています。
秋雪くんが残してくれたもの
この本は図書館で借りまくり、今日手にしました。 ドラマでは加藤さん夫妻を松田聖子さんと船越栄一郎さんが演じていました。 加藤さんが撮影した秋雪くんの写真が有名になるきっかけが日本テレビで巨人戦限定で流されていた小田和正さんの歌声が印象的な明治生命のCMでした。反響が大きかったため、インターネットで見た人も多いと思います。(私もそうでした) 別れた主人の弟が自閉症で、彼曰く「母親がいないと死んでしまう」という言葉を聞いて衝撃を受けたことがありました。 今はケータイやデジカメが主流ですが、フイルムという形の残るもので秋雪くんを取り続けた浩美さんには頭が下がります。 最後の「人の幸せは命の長さではない」に大同感。小学6年生のときに幼馴染が脳腫瘍で亡くなりました。わずか14歳でした。この言葉の重さを強く受け止めたいです。
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激動の千住家の記録
千住3兄弟の母親が書いた激動の千住家の物語です。ここ最近、本を読んで感激することなどめったになかったのですが、この本は感動してしまいました。この本には力があります。精一杯、家族全員で生き抜いた真実の記録のみが持つ力が。 確かに千住3兄弟を生み出したのは、血筋もあるかもしれない。しかしそれだけではなかった。いかに人間は自律的に頑張れるか、他から強制されてではもちろんなく、また、褒められようとしてではなく、純粋に自分の興味の対象を極めたい、その気持ちだけで、ここまで努力できるのかと、驚きを感じてしまう。 さらに家族を襲う、人並み以上の試練。愛するものを失い、いわれのない非難を受け、時には自ら「背水の陣」をひく。そのような人生の荒波を家族全員で耐え、打ち勝っていく。これは家族の愛の物語でもある。介護につかれ、時に親を疎んでしまうことはあっても、本当に人を愛するとはどういうことなのかを、教えられたような気がする。 月並みな言葉ですが、並みの伝記が束になっても敵わないような、勇気と感動をこの書は与えてくれるような気がします。
期待をはるかに上回る良書でした
レビューを拝見し期待と共に読み始めましたが、期待をはるかに上回っていました。 ほぼ全頁が心に染み入る、本当に良い本でした。 通勤電車の中で読みましたが、何度もジンと来ては涙ぐみ、おじいちゃま、おばあちゃま、そしてお父様が亡くなられるお話の所では思わず涙がこぼれました。 三人のお子さん全てが秀でた芸術家になられた、その理由が、この本を読めばわかります。 それは、見栄や偏見といったつまらないものを持たずに、高い目標に突き進む、たぐいまれな高邁な精神を持った千住鎮雄氏、ひたむきで真摯な精神を持った文子氏、そんなお二人のもとに神様が三人の芸術家を預け、お二人がエゴを持たず、濁りのない愛情で三人を育て、三人が生まれ持った才能を存分に開花させることができた、そういう事だったように思います。 お父さまである千住鎮雄氏の子育てに関する助言が、彼の人格と精神性の高さを表していると思います。 「子供を育てるのは、子供自身の自由を基本として、見守るという謙虚な考えに徹しなくては駄目なんだよ」 子供の受験に際しては「近い道など探すな。遠い道を苦労して行けよ」等々。 子を持つ親として、学ぶ事のとても多い本でした。 文子氏のまっすぐな文章が、心に響きました。
本当に伸ばしたい才能は放っておく
子どもを褒めて育てることは大切ですが、本物の才能がある場合は安易に褒めることは、返ってその才能をダメにするんだな、と思いました。心の奥底から湧き出るものは、褒めてしまうことで陳腐なものに変わってしまう。ほとばしる才能を育てるには、親は放っておく勇気も必要なんだと、この本から学びました。
ぜひご一読を
きっかけは、かなり以前のNHKの美術番組で日本画家千住博さんの特集をとても興味深く見たこと。不勉強で全く知らなかったので、調べてみると輝かしい経歴のかたばかりのご家族のご長男。へえ〜こんなご家族もおるもんだねえ、と。その家庭のお母様が書かれた教育書!とあれば読みたいでしょう!と思いながらも長い間ウィッシュリストに入っていたのでした。 久々にあっちゅうまに読みました。涙涙だだだ〜。 ちょっとHOW TO を期待している自分もあったのですが、決してそれでは無く、千住家のエピソードが驚くほど鮮明な記憶を基に、その時々の迷いや家族への想いが表現豊かに驕らない文章で紹介されてあるのでした。特に3兄弟の幼少期の話は微笑ましくてたまりません。 主に家のことは、すさまじく彼女に任されているのですが、著名な学者さんであるご主人の迷いの無い潔い哲学が、子育てに困った時の彼女を支えていた数ある場面にも感動。 著者のご両親が戦前(だったと思う)留学されていた頃に、船上でアインシュタインがバイオリンを弾いてたのを見た!というエピソードからも、優秀な系譜の一族であると分かりますが、エピソードの根底を流れるものはどの家族、どの人間にも普遍の内容であろうと思うのでした。 何読もうかなぁ、と考えてらっしゃる方には大お勧めの一冊です。
母は強し・・だけではなかった
子育てのHow to本だとばかり思っていたのですが、実際の内容はまったく別のものでした。 ハウツー本と期待して読んだのですが、がっかりするどころか途中からグイグイと文章に引きこまれ涙を流しながら読みました。 自分に子どもがいなかったとしても泣いていたと思います。 真似したくても到底真似できない、チーム一丸、努力の姿がそこにはありました。
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TOEIC400点くらいの方にお勧めです。
この本は文法書でも問題集でもありません。 勉強をするというより、この本を使ってトレーニングをする、とか 英語に慣れる、といった感じの本です。 なので、基本的な文法はわかるけど ・考えないと英文が作れない ・文章を見ればわかるけど聞きとれない ような人にお勧めです。 かなりの量の英語関連の本を買いましたが 一番書き込みがあり、使用したのがこの本です。 今は英語の勉強はしていないのですが、なぜか愛着があり捨てられずにいます。 これだけではTOEIC対策にはなりませんが、少し行き詰まった時なんかにもお勧めしたいです。
中級以上の学習者の英会話にも効果があると思います
初級〜中級の企業英会話で利用しています。英語苦手クラスには音読筆者という具体的な勉強法がわかりやすいこと、TOEIC対策にもなるというところがモチベーションをあげます。TOEIC600点以上の生徒でも英会話ではやたら小難しい英語を使いがちなので、実際に「英会話」で使う言い回しや前置詞など細かい部分、また現場で使う英会話として自習をしてもらい小テストをしています。一人でこつこつ勉強するのは大変なことですが、そのハードルを下げ、モチベーションをあげるには、わかりやすい本です。 「あ、英語ってこうやればいいんだ」と納得できる内容だと思います。
長文の部分は歯ごたえあり!
音読筆写の部分は易しいので、きちんとやればしっかり見につくと思います。長文は意外と難しく、この本を利用していた私も歯ごたえがあると感じました。しかし、きちんとトレーニングをすれば350点は取れると思います。
焦らず、トレーニング
自分がバカにしているレベルのものがいかに大切で、また いかに実用性のあるものなのか、 p それを本書で学んでください。 p 正しいトレーニングを積めば、英語は誰でも出来るようになるのです
学習者に覚悟させるにはいい本でしょう
英語教師としては、この手の本は評価が難しいなあ。書評というよりは、雑感を。現実に、この著者たちによって『英語のトレーニング』を受けなければならないレベルの英語教師が数多く存在する現状では、『勉強や学習で充分でしょ』という反論も説得力が薄い気がする。いままで、適切な練習・必要最低限の努力をしてこなかった、あるいはできなかった学習者たちに、その事実に向き合わせることには成功していると思う。ただ、英語難民を救済するというのだが、この『英語難民』という呼称がイヤだなあ。どこからどこへ逃れてきた人たちなのだろうか?『学習』『勉強』していたから英語ができるようにならなかったのであって、『トレーニング』をすれば誰でも英語ができるようになる、ということで難民を引き受けてくれる人がいるのはありがたいが、トレーニングに努力が必要ないと思っているとしたら大きな間違い。逆に、今度は英語が出来ないことの『言い訳』がなくなるから、本気でやらないとダメでしょ。結局、その本気度なんじゃないのかな?英語ができるかできないかは。本気になったときには『本物』が見えてくるはず。本気になった時にこの本で示されるような方法で一気に取り組んだ方が精神衛生上いいのではないか。
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感動&英語の勉強と一石二鳥の名作
著者のミッチ・アルボム氏はブランダイズ大学を経て、コロンビア大学大学院でジャーナリズムを専攻した、人気のスポーツ・コラムニストである。 ある時、大学時代の恩師である、モリー・シュワルツ先生を偶然テレビで見かける。先生は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という病気に冒され余命幾ばくも無い。先生は残りの人生を自分らしく生き抜くことを決意し、自分の死を見つめ、何かを学べと提案する。 本書は、あわてて飛んできた著者が、先生が亡くなるまで毎週火曜日先生の自宅に訪問し、愛/仕事/社会/家族/老い/死/など様々な問題を語り合った記録である。 モリー先生が「いかに死ぬかを学べば、いかに生きるかも学べる」と述べるように、自らの行き方を考える上で、老若男女問わず、すべての人にオススメしたい普及の名作である。 英語のレベルも初級〜中級当たりなので、オーディオブックと平行して勉強すれば、英語力の上達が望める。 ぜひ、原作で生の感動を味わって欲しい。
洋書入門としてもおすすめです!
内容はNHKのドラマでも紹介されましたが、、、 闘病中の大学教授と元教え子の著者が毎週火曜日に会って、 ベッドの横で人生について語り合うという、 大変に感動的な物語りです。 英語はわかりやすいですので、大人の洋書入門書としても、 おすすめです! 朗読CDとともに読むと楽でした!
火曜日は通う日
ずいぶん前のことですが、よく本屋に平積みされていましたっけねぇ。 その後しばらくして、DVDを借りてきて見ました。 なかなかよい作品だと思って、ぜひ原著でと思っていました。 感動的で、人生への示唆に富んだ言葉がならんでいます。 力のある言葉は、言語を選びませんね。 本当にいい本です。 生を賭けて言葉をつむぐ、その壮絶さは正岡子規に通じます。 やはり映像作品とは違った感動を与えてくれます。 英語のほうはといいますと、 文も割と平易なので、初級〜中級。高校を卒業した程度の人に最適です。 ぜひ、感動を原著で味わってください。 英語の勉強にもなって、感動も一石二鳥?
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涙で読めない。
悲しすぎる話に涙があふれ出て、ぼろぼろ流れ出て、 なかなか次のページ、次の文章に進むことが出来ませんでした。 家族もなぜ気持ちを察せなかったのか助けられなかったのか赤裸々に語っている。 また、故人のメモの中にポケベルによる番号があり、これを解読した(本文中にも説明がある)時、衝撃を受けました。。。 涙が止まらなかった...........
もしも
遺書への返信、残された者の言葉。 想像もつかない悲しみがそこにあって、正直、言葉が出なかった。 ただ、流れる涙をとめられなかった。とめたくなかった、という方が正しいのかも。 第4章の遺書への返信の中にあった『もしも』の言葉を、私は心に留めて生きていこうと思った。
初めて知った
自分の先輩の遺書が載ってます。 先輩が死を決意した時、自分はまだ小学生だったのでどうして自殺したのかわかりませんでした。 これを読んで真実を知って、とても悲しくなりました。
辛くていたたまれない
こうして遺書を本に載せて公開されることを、逝った若者達は想像していただろうか。 遺族は愛する者の自死についてインタビューを受けている現在の状況をどう感じているのだろうか。 悲しくていたたまれない。いろんな理由で死を選んでしまった若者達の声にならなかった叫びが、活字になって本書に息づいている。
知りたかったんだ。
本書に登場する5人の若者は自分より、ずっと若い。 そんな彼らがなぜ、自ら命を絶つことを決意し、実行に移したのか。 実行に移すまでに残った最後の生の時間。何を考えていたのか。 そして、残されたもの達はその後、どう生きているのか。 それをどうしても知りたかった。 ここには逃れようのない事実が記され、その証言はとても生々しい。 様々な理由により、命を絶った者の言葉が綴られている。 いじめ、鬱病、人間不信。この社会で生きるにはどの程度、強いこころが必要なのだろう。 誰だってはじめから死にたいなんて思うはずはないんだ。 誰にでも生を受けた瞬間から平等に死が待っている。 自らその生命を、人生を断ち切るのはとても恐いはずだ。 その恐怖を上回り、実行するのに必要な苦痛はどれほどのものだろう。 自殺を実行するのは辛く悲しく、勇気のいることだ。 でも、人生を生きることはそれ以上に勇気のいることだと思う。 少しでも、人生に疲れたと感じている人にはとても勧められない。 引きずられてしまいそうになるだろう。
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感動的な半生記
私にも思い当たる症候がなくもないので,覚悟して読み始めた.そして感動した.ここまであからさまに自身のことを語る才能は只者ではない.特にアメリカ留学の部分には圧倒される.かの地では目立たなくては生きている価値がない.そのため著者のハンディは逆に有利に働くし,友達もできる.日本と言う了見の狭い人間の集まった所に生きるのが辛いのだ.日本の教育は個性を育てるのではなく,徳川時代以来,個性を殺すものだったことがこの著しい対照の基本にある.幼い頃から日本の教育に疑念を抱いて,先生達に反抗することで身を守ってきた私だが,今はそれすら不可能のように見える.この国に未来はあるのか,疑わしい.個性を育てる教育に切替える以外に未来はないだろう.ここまで考えさせられた自叙伝は稀である.なお,症候を明瞭に示すことが,同様な脳の持主に不安を与える心配はないと私は (多分著者もこれについては熟考しただろうし) 判断する.
一人の人物のドキュメンタリーとして普通に面白い。
一人の個性的な人の自叙伝として、大変興味深く面白い、惹きつけられる読み物でした。 私には流星さんの異性人的情報処理能力が羨ましいです。 普通の地球人なら当たり前にこなしてしまうであろう日常のあれこれを、 様々な視点から探りその本質を汲み取ろうとする著者の才能は、 何の変哲も無く世の中を渡ってしまう普通の地球人では気付く事のできない この世の面白さを沢山見い出す事のできる才能なのではないかと思う。 流星さんにはアスペルガーというアイデンティティーだけに囚われない、 ユニークで面白い生き方をして欲しいです。 地球の流儀に囚われず、異性人パワーを発揮して頂きたいです。
何らかの気づき・確認・共感がある一冊
当事者の本は、辛い体験を想起させるので 何冊かトライしたが最後まで読めずにいた。 そんな状態が続いたある眠れない夜、 半ば諦め気味に、この本を手に取り読み出した。 そして、読み終わるまで一度も本を置く事がなかった。 当事者が書いた本の中では一番読みやすかった。 それは、過去の出来事の章でも淡々と綴られていて、 思い出して辛くなる事が少なかったから。 そして、著者と共通する部分が多く(夫婦間の事など) 経験からくる悲壮感が漂っていないことが理由だろう。 お陰で、自分を振り返る作業ができ、生活する上でヒントにもなった。 きっと地獄のような日々が何年もあったに違いない。 でも、それを感情を込めて書かなかった (書けなかった?)著者に感謝したい。
自閉症者の泉流星さんの自叙伝。
私も高機能自閉症者ですが、泉さん程自閉症自体も精神病も重くないです。自分のことを異星人と思ったことも無い。しかし、自閉症者は共通するところが多く、「まるで自分の前には、見えない透明なガラスの壁で周囲から隔てられている」ように感じる人は多いんじゃないでしょうか?あくまで自閉症者の1サンプルに過ぎないので、「自閉症者は、皆この本と同じ」と思うことは危険ですが、健常者の方が自閉症者の感覚を知るのに良い本だと思います。
まだスタートライン、答えは書いてない
幼少期から学生時代、様々な職業を転々とした時期、そして自閉症と診断されて本書を書き上げるまでの半生を綴った自伝である。そこには、主に失敗経験、たまに成功経験と、その原因分析があるのみで、どうすればよかったのかという「答え」はほとんど書いていない。 そして現状を、障害を「克服」したのではなく、まだやっとスタートラインに立ったばかりだとしている。普通の人なら生まれたときから自然に身に付けていくはずのものを、30代になってやっとゼロから学びはじめた、そういう状況だ。だから、あのときああすればよかったはずだ、という答えは出せないのだ。 だから本書は、健常者がアスペルガー症候群の実例を知るという目的においては非常に優れたサンプルになっているが、実際に自閉症スペクトラムやその周辺領域の症状に苦しんでいる人にとっては、かえって自分の失敗体験とばかりシンクロして、読むのがつらくなるのではないか。本書でつらくなった人は、続巻『僕の妻はエイリアン』から読み始めることをお勧めしたい。
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安らぎのあるもの
本書の中心はひとことカードに対するコメントをまとめたものですが、その交流を楽しく読むことができました。 思いやりがあり、ウィットに富んだ内容でありながら、本業とつながりのある言葉を書くことができる、白石さんのようになりたいと思いました。
相手のことばを受け止める
生協への要望「はがねの剣 100本」 白石さんの回答「ご購入ご希望という意味で宜しいでしょうか(後略)」 これはほんの一例だが、本書で展開される、白石さんの受け答え、なかなかおもしろかった。 おかしな質問でも、白石さんのように、とりあえずさ、ちゃんと受け止めてくれ、何か答えてくれるとうれしいよね。なんだか、ちょっと前に進めるような感じがする。 でも最近は、受け止めて、答える、というこの単純なコミュニケーションすら、家庭や社会から失われているような気がする。最近いろいろと殺傷事件が起こっているが、そうしたことも一因なのかも。 「発刊に寄せて」で小林氏が書いているように、白石さんのように気の利いた回答ができなくても相手にちゃんと向き合って、相手の言葉を丁寧に受け止め、答えることは誰でもできるわけで。できるだけそんな風でありたい、と思いました。
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そして、ウィットに富んだ ユーモア溢れる言い回しは 営業トークにも使えるなと 参考にさせていただきました。 白石さんが仕事を楽しみながらやっていることを 心から感じることが出来ました。 私も元気をもらいました。
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時々読みたくなっては取り出し、読みふけっています。 「質問に答える」ということは、必要以上に自分を出さず、どこまでも相手のことを思い考えていこうとすること。 そしてそれを伝えるための、思いやりのある、優れた文章力。 白石さんとはどんな方なのでしょう。 決して相手を失望させることなく、しっかり受け止めてくれている…ということを感じさせてくれる。 すごく楽しい本なのに、時々涙が出そうになります。
孤独な学生のオアシス
じっくり読むと、ほんわか温かい気持ちに浸れます。上京し、一人で多感な時代を乗り切ろうとする大学生には白石さんのような存在は必要不可欠ですよね。しっかり学生の目線で質問に答える姿勢は、大人として見習わなきゃなと思いました。 本としては軽いので、書棚に並べるほどではなく、結局この本はまた古本屋に持ち込むことになりそうです。
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自閉的傾向といわれた息子の母
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世界が遠いと
ずっと、世界が遠かった。人の中では生きにくかった。何となく違和感を感じてきた。大人になって少しはやり過ごせるようになってきたけど、まだ、色んな所で躓いてしまう。 そんなモヤモヤを抱えながら生きてきた私にとっては、まさに目から鱗の一冊でした。 幼少時から成人して自閉症の診断を受けるまでの彼女の人生を、驚くほどの鮮明な記憶と精緻な描写で、生き生きと追体験させてくれます。子供の頃の出来事や感じ方(特に独特の身体感覚)を、こうもありありと再現しうるのは、その痛みを他人と共有することも癒されることもなく、自らの内に留め続けるしかなかった障害ゆえの副産物=才能なのかも知れません。そんな彼女の言葉の中には、他人事とは思えない部分もあって、読んでいるとひたすら痛い。しかし、そうした面も含めて、彼女を苦しめていた障害や欠落が、むしろ人間としての優しさや長所となりうることも伝わってきます。 徒に「普通」を真似るのではなく、自分故に出来ることに目を向ける。彼女がたどり着いたそんな結論は、決して無難な気休めではなく、自閉症或いは性格障害への見方を変えるものかもしれません。
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『これは、ニューイングランドにある精神病院で働く、名も知れぬ、普通のお掃除のおばさんのお話です。 彼女のはたらく病院の地下室には、「緊張型精神分裂病」と診断された10歳の少女の患者がいました。 何に対しても反応を示さず、ただ暗い地下室のベッドにうずくまっているだけ。少女はもう回復の見込みはないと、考えられていました。 世界から見放され、一言も話す事なく、胎児のように丸まったまま、決して動こうとはしなかったのです。 以前は可愛らしい少女だったのですが、いまや日々、やせ衰えていくばかり。 彼女は、そんな少女の個室のまわりを、毎日掃除をしにやってきました。 そして、ドアの隙間から食事をホウキの柄で中に押し込みます。 彼女にも同じくらいの歳の娘がいたせいか、少女を不憫に想いますが、そこはただの掃除婦、もちろん何もしてあげる事はできません。 そこで彼女は、せめてそこを去る前に、うずくまる少女の肩をホウキの先でそっとつつくことにしました。 「ねぇ、あなたは一人ではないんだよ。少なくとも、ここにあなたを気にかけている人間がいるんだよ」 という思いを伝えたかったのです。。 掃除のおばさんには、この程度のことしかできませんでした。 ほんの小さな愛の実践です。 ホウキの先ほどの。。。。 でもその程度しかできなくても、ただただ、伝えたかったのです。 だから来る日も来る日も、彼女はホウキの先で、その少女を優しくつつき続けました。 そして何週間経ったある日の事。。。 小さな変化が起こりました。 ただ死を待つばかりだった少女が、なんと、自分の手で食事を受け取るようになったのです。 さらに時が経つにつれ、少女は座る事もできるようになり、掃除婦のおばさんと話をすることまでできるようになったのです。 こんな事ってありえるのでしょうか? 偉いお医者さんたちも、完全にお手上げだったのに。。 こうして少女は、やがて奇跡ともいえる回復を遂げることができたのです。 それから何年か経った、あるうららかな春の日。。。 その精神病院の院長は、アラバマ州の一人の紳士から、ある依頼を受けました。 その紳士のお子さんが、重度の障害児で、世話をしてくれる人を探しているというのです。 その頃、あの奇跡的な回復をとげた少女は20歳になっていました。 院長は、自信を持ってその彼女を、紳士に紹介しました。 彼女の名は、アニーサリバン。 そう、ヘレンケラーの偉業を生み出した教師です。 地下室でただ死を待つしかなかったあの少女です。。』 12の菩提心―魂が最高に輝く生き方 参照
教育することの重要性
サリバン女史の手紙や講演内容等から構成されており、彼女が非常に客観的でかつ分析力に優れていることが分かる。本来、教育者というのはどうあるべきかが本書に記されている。サリバン女史が語る感想や疲労感などはヘレンの自叙伝と並行して読むと面白い。 サリバン女史あってのヘレンだが、そこには母娘に似た絆と愛情があったのだと思う。純真無垢なヘレンの心に答えられるだけの愛情と器量と根気を持ち合わせていたであろうサリバン女史。是非、読んでおきたい1冊だ。
情熱を感じる
読んでいて素直にこころにひっかかってくるものがある。教育とはこうあるべきといえば、サリバン先生の意図するところではなくなってしまうのだろう。この本を読んで、感じるままにそれぞれが想うところがあればいいのだと思う。
教育の原点を伝える書。
『奇跡の人』とは、ヘレン・ケラーのことではなく、彼女の家庭教師をした若きアン・マンスフィ−ルド・サリバンをさす。この映画に出会えた人は幸せである。子どもが止揚する瞬間を観ることができるから。 ヘレンを、7歳から実に56歳まで支えたサリバン女史。サリバンがヘレンとの日々の教育の戦いの最中に書いた生々しい記録、『ヘレン・ケラーはどう教育されたか』(明治図書)をお読みなさることをおすすめする。槇恭子氏の翻訳は名訳である。 サリバンはヘレンをまず自分の支配下におく戦いに挑戦し、勝利しないといけなかた。ついに、指文字で「すべての物は名前をもっていること」を体験させ新しい次元に止揚する過程を克明に描いている。 「普通の子どもはどのようにしてことばを覚えるのだろうか」と自問したサリバンは二十歳をちょっとこえただけの年齢。 ―答えは簡単でした。つまり「模倣によって」です。「子どもは生まれながら学ぶ能力を授けられており、外からの十分な刺激を与えさせすれば、ひとりでに学びとります」。 映画『奇跡の人』の最後の感動シーンは、サリバンが刺激をあたえ続け、ヘレンが熟して、ついに、止揚した瞬間が描かれているからである。 なぜ、成功したのか。わたしは、サリバンとヘレンの年齢差が14歳であり、かつサリバンが気力・体力・知力がみなぎっていたからであると信じている。サリバンが70歳で亡くなったとき、ヘレンは56歳。88歳まで生き、日本にも3回来て、大きな影響を与えた。人間なるものに関心をもっている者、必見の映画である。
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