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マネーの未来、あるいは恐慌という錬金術──連鎖崩壊時代の「実践・資産透視学」
脱・金融大恐慌1993-2008
金投資で稼ぐ
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わが友、恐慌──これから日本と日本人の時代が訪れる8つの理由
 
¥ 1,470(税込)
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ジャンル内ランキング:3666位  
カスタマーレビュー数:9

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今までの著作の集大成
本人の過去を振り返るという視点を使って、これから起こるべきことを推察する 歴史に学ぶというスタンスが前面に出ていて好感が持てます。 思わせぶりな文章などまどろっこしい表現がなく、ストレートに日本のこれから・ そして何が起こっていくのかを読者に訴えている、そんな本です。
マンガを読む感じで読めば楽しめる
コミックスを読むのりで読めば楽しめます。ただ著者の履歴的なことを思い出を振り返るかんんじで書いてある部分は多少さも自分がすごい人間のようなことをコミカルな感じで述べているように伺えて著者に対しての個人的な評価はがた落ちした。私の経験では本当の成功者はざっくばらんであるが自慢などしないいうのが感想。ただ金に対する考え方は同意できた。
細切れの文章、何が基になっているかの説明もなく
氏のことなので、もう少し系統だった筋立てがあるのか?と思いきや、非常に細切れの文章。おそらく、氏のブログ等の記事が基になっているか?と思われるのだが、そういった背景の説明も無く、いきなり本章から始まり終章まで何らの説明も無い。 氏はおそらく成功するのだろうが、それはタレブの言うような「まぐれ」でしかないのだ。そういったことを理解せずに、この本を読むと読者は大やけどをすることだろう。
ライトな読後感が残る快作
歴史上のデータを基に現況の経済を精緻に分析する、ここ最近の松藤氏の著作とは趣を異にし、それらでも披露された知見をベースとして、氏の(人生|相場|世界)観を織り交ぜながら、やがて来るであろう日本の未来を、史実への肯定的な目配せをしながら謳い上げる。 日本国内に居るだけでは到底気付く事のない日本(人)の美点の称揚が嘘臭くないのは、マーケットという現実とチャートという歴史的事実の蓄積に真摯に向かい合ってきた著者ならでは。 今現在進行している恐慌を、不可避な畏怖の対象としてではなく、歴史的パラダイムの変革と捉え、肯定的に再把握する。 ライトな読後感が残る快作。
たしかにブログの内容とは違いますね
 著者が主宰する人気ブログ「松藤民輔の部屋」の会員ですけど、たしかに本書とブログは内容が全然違いますね。  本書の読み所は、どうして著者がアメリカ発世界恐慌が来るとマーキングしていたか、すべてをその部分にフォーカスして読み進めると面白いことに気づくと思います。  行き過ぎの金融資本主義。賞味期限切れの金融工学。手を換え品を換え、懲りずに繰り出される金融商品。結果として覇権の移動・基軸通貨の転換=世界経済の大転換。60年に1回遭遇できるかどうかの大チャンス到来・・・重要なことは勝つべきポジションで待ちかまえること。どうすればいいか? 『マネーの未来・・・』と合わせて読むことをお勧めします。



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通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー数:35

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仕事をするということ
1年前に購入して1度読み、それ以来となる精読でしたが、自分自身がただ漫然と仕事をしていたことをまざまざと痛感させてくれた1冊でした。 皆さん、夢とプライドを持って、人生を懸けて仕事をしていらっしゃる。 「仕事」について、自分はどういうスタンスで今後の人生を生きていくのか。 その事を深く考えさせてくれました。 定期的に読み返して、自分自身のあり方をその度考えるのもよいかもしれません。
モチベーションが下がっているときなどにオススメ
コカ・コーラ、マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング、オラクル、マッキンゼー、ルイ・ヴィトン、GE、BNPパリバといった外資系企業の日本法人トップたちが、今のポジションに就くまでの経緯や仕事論を語ったものです。 ISS コンサルティングが編纂したため、クライアントの宣伝っぽく感じる部分もなきにしもあらずですが、総じて、ふつふつとヤル気がわいてくるような素晴らしい本でした。外資系と括っているだけあって、グローバルに働く上での金言が満載。すごい経験をしてきた人たちだけに、その言葉には重みがあります。 困難を困難と感じず、目の前のことに精一杯ぶつかってキャリアを築いてきた彼らの姿はとても刺激的。具体的な方法論が書いてあるわけではないのですが、普段からの意識の持ち方や壁にぶつかったときの心の保ち方などは、とても参考になります。
無私と夢 それがリーダーの条件
***************************************************** ほんの一部の天才を除けば、人間の能力の差はたかが知れている。要は全力を出し切れているかどうかです。 (日本エマソン社長) 朝起きたら早く仕事に行きたい」と思える仕事に就く (P&G社長) ************************************************** 様々な外資系のトップの話が載っている本。 外資系と言うと、「効率、効率、効率」となりそうだが、 そんなに効率的に動こうと意識しているわけではなく 自分の人生を充実したものにするために 行き着いた方法が効率的なものだったようです。 ほとんどの方がその当時世間が「絶対にない!」 と断言されていた分野に飛び込んでいった人達ばかり。 自分の信念、思いが社会に通じると思った人が 世間でいう成功を手にしていると思った。 幸か不幸かなんて本人の主観の問題と言われたトップの話は雷に打たれたかのような衝撃でした。
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外資系のトップというだけあって、皆輝かしい経歴を持った人ばかりの話でした。 それだけに「自分には関係ない」「才能があるからできるんだ」と思ってしまうかもしれません。 しかし、やはり才能だけではなく、努力も人並み以上にしているという事もひしひしと伝わってきました。 個人的には、ノウハウや考え方を学ぶというよりは、「自分ももっと頑張ろう!」とやる気にさせてくれる本でした。
意外に計画的でもない!?
外資系のトップの人たちの仕事に対する考えや取り組み方が克明に書かれています。「外資系トップ」と聞いただけで、挫折なしで計画的、戦略的に生きてきたんだろうなぁと思っていましたが、みなさん「活躍するフィールドは違えども目の前の仕事に全力で取り組んできた結果が、現在のポジションに繋がっている」ということが共通していると感じました。お金・地位・ポジションのためではなく、自分の信念・志に則って今の仕事に取り組む事が重要なのだと再認識しました。得るものが多い1冊でした。



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副島隆彦さん 久々の歴史分析本 参考になります。
著者は日本人の孔子像と中国人の孔子像が全く違うと冒頭で説明し、日中の考え方にはギャップがあると説く。このことは、中国人と接した経験のある人ならば誰でもうなずけるのではないだろうか。 また「義」という日本人がをずっと大切にしてきた日本の美学をアメリカは戦後様々な手段と仕組みによって解体したと説く。  最後には、日本は特にここ最近ユダヤ系金融資本主義に振り回され、その結果現在のの日本を作り上げてしまったのだから、そのグループと距離を置き、中国を大切と手を携え、アジアを拡大していくことがこれからの日本の進むべき道であると結ぶ。 また、別の分野の話として、幕末から現代に至るまでのロックフェラーとロスチャイルドの覇権争いについても、実にわかりやすく説明されていて、このことを頭に入れて金融などの世の中の動きを見ていくとより理解が深まると思う。 最後に、現在の金融危機や恐慌の可能性に興味のある方は、副島隆彦著「恐慌前夜」 を是非、読まれたい。 その他、その観点から参考になる本として、ソロス著「ソロスは警告する」、ラビ・バトラ著 「2010年資本主義大爆裂! 近未来10の予測」、恐慌論の名著ガルブレイスの「大暴落1929」をお勧めしたい。副島さんの本を含め、これらの本のレビューを書かせていただいたのでご一読いただければ幸いである。
歴史書の傑作。
これは、なかなか難しい本です。 歴史人物を英雄として捉えず、副島視点で 書かれた、非常にためになる本です。 愛国的な事を言うだけでは、いけないと冷静にさせてくれます。
「生きる」ための思想を再確認
 副島先生の書籍に初めて取り組む方や 入門者そして、金融、経済、資産運用だけに 興味のある方にはあまりおすすめではない気が します。  というのは、本書の内容が、日本の歴史 (文化含めた常識)について要所要所を取り上げ 解説または真実を確認するという構成になっている ためです。もちろん、1冊の本で日本の歴史を 丁寧に解説し、歴史から学ぶというのには、 無理があるのは分かりますが、それにしても あまりに部分部分だけが取り上げられており、 全体と通して何かを学んだ、または1つのテーマ を学んだというような充実感を持ちにくいと 感じたためです。(もちろん、日本の歴史に 詳しい方や好きな方が読むととても満足感が あるのかもしれませんが・・・)  しかし、恐らく本書に書かれている大部分が 日本の歴史や世の中の大きな枠組みの真実で あろうという意味では、本書の価値を見過ごす ことは出来ないのではないでしょうか。  歴史や真実の細かいことにはあまり興味が ないので何とも言えませんが、それでも 本書は、これまでの日本人が大切にしてきた なぜ生きる?どのように生きる?という 思想について再確認させてくれるはずです。 「人間の自然な欲求を認めながら、 平易に着実に生きる」ということも紹介されて いますが、とても素晴らしいことだと素直に 共感できます。松下幸之助などの偉大な経営者の 思想や生き様を改めて学ぼうという気持ちに させてくれるのが本書のような気がします。
なかなか厳しい現実
 著者は日本人の孔子像と中国人の孔子像が全く違うと冒頭で説明し、日中の考え方にはギャップがあると説く。また「義」という部分をずっと大切にしてきた日本人の美学はアメリカにより、解体されたと続ける。  ラストでは日本は今までユダヤ系金融資本主義に振り回され、その結果今の日本を作り上げてしまったのだから、そのグループと距離を置き、中国を大切にし、アジアを拡大していくことがこれからの日本の道標なんだと結ぶ。  今まで知らなかった部分がわかり、驚きと感動を覚えたのだが・・・  中国人と仲良くしていくのはかなり厳しいと、経験上肌で感じている私は、著者に一つ注文をつけたい。  日中友好の具体的指針を次回作で発表してください。  その後判断します。現状はかなり厳しいですよ。
町人国家論の変奏
今まであちこちで述べてきたことの寄せ集めのような印象がある本である。日中関係について、日本が中国から一方的に影響を受けてきたので、恩を返さねばならないなどと間の抜けたことを書いているが、そもそも菅原道真が9世紀末に遣唐使を廃止してから、時折中国の思想が流入することはあっても、日中関係は基本的に断絶していたのであり、一方的に影響を受け続けたと言うのは明らかな誤りである。そもそも日本人が明治維新以来、作り上げた数多くの翻訳語はそのまま中国で使われているのではないか。読んでいるうちに、著者の論旨は、天谷直弘氏がかつて唱えた「町人国家論」に近いと思っていたら、案の定後になって出てきたので笑ってしまった。中国人には誠心誠意話せば分かるとも書いているのだが、これも全くの幻想だ。そもそも現在の中国人の圧倒的多数には漢籍の素養など全く無い。断絶しているのである。著者の言う中国人は著者の妄想の中にしか存在しない。中国人と誠心誠意話せば分かる、ただひたすらアメリカに抗って中国人と仲良くすればいい(笑)というのは、知的退行そのものである。著者は王道を行っているつもりかもしれないが、覇道も必要である。実際、現実に中国がやっているのはガス田、著作権、商標その他数多くのものの侵略と略奪である。最初から日本人をいい獲物としてしか認識しない連中に「誠心誠意話せば分かる」というのは愚の骨頂である。それ以外の部分については有用な部分もあるが、アメリカを嫌うあまりの中国への一方的な求愛はここまで来ると見苦しいの一言である。



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¥ 1,680(税込)
通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー数:104

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心に残る
「きっと、よくなる!」そんな題名に引かれ購入した。書かれていることはごく当たり前のことであったが、ドン底の自分には、すごく心に響き、へこみそうなときでも「きっと、よくなる!」と言い聞かせ、今が最悪であってこれから良くなる事を信じ、自分を奮い立たすキッカケを与えてもらった1冊である。
「親切を次の人に回す」ことで得られるもの
 私が人生のターニングポイント(tu ning-point)に立っているせいか,「生き方」や「自己啓発」関連の書籍を毎日のように読んでいます.  本田健さんの著作を読んだのは今回が初めてです.あっという間に読み終えました.    「親切を次の人に回す」という箇所が深く印象に残りました.同時に自己中心的な日々を送っている自分自身の生き方について改めて考える機会を得られました.自分に代わって見知らぬ誰かに“ハッピーな出来事”を譲ってあげるという選択肢も素敵だなと思いました.感謝しています.
まとまりがない
日めくりカレンダーの格言のようなもの。全体としてのまとまりがない。 たまたま私が読んだタイミングが悪かったのか、 本当に不条理な悲しみを抱えてる人(子供を亡くした人や拉致被害者など) に対して失礼な気さえする。タイトルが不愉快。 眉毛が薄くて死にたいといったレベルの悩みならすぐ救われると思います。
たいへん元気になる本です。
過去にどこかで読んだことや目にしたことがあることで理解していなかったことが、それを非常にわかりやすい表現で一気に読めるように書いてあるのがうれしかったです。読み終わった後の心地よさが最高ですね。
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ポップコーンの販売機の前での本田健さんの娘さんの言葉が素晴らしいです。 サスガだと思ってしまいました。 1つづつゆっくり実行していけば、豊かになると思います。



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¥ 750(税込)
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カスタマーレビュー数:26

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リスクの概念というより歴史
歴史が好きな人は知的好奇心を刺激されると思う。 手っ取り早くリスクについて学びたい人には不向き。 数学がいかに実学としても役にたってきたのかを知ることができた。 人名がたくさん出てくるが、学生時代に目にした人が多い。 最後のほうで、デリバティブ(金融派生商品)がなぜ登場したのか、 何に有効で何をしたから問題になったのか、わりとわかりやすく 記載されている。(門外漢でもなんとなく理解できたつもりになった) 訳文がとてもしっかりしていて読みやすい。 文庫本でこれだけの内容を学べるので、買って損はしないと思う。
「偶然」を如何に手懐けるかに関する思想史的批評!!
人間には制御できるはずのない現象を 如何に人間に知覚可能で、再現可能な理論とするか、 あるいは、制御できるはずのない現象を、 如何に人間に知覚可能で、再現可能な標準とするか、 こうした近代科学を推進してきた力強い動機は、 科学の発展と同時に、陰ながら現代の投資理論の伏線となっていた、 とりわけ、リスク管理の重要な補助線となっていた… バーンスタイン氏が過去の科学者たちを多数登場させたうえで、 彼らの独自の理論をいわば叩き台にしながら、 株式・為替市場における「リスク」を主軸にして論じていく様は、 学術研究と呼ぶには、エッセー的要素が強いにしても、 いわば、投資理論における「リスク」概念の思想史的変遷ということはできるのだと思う。 個々の理論の思想史的な位置付けは読んでいただくしかないものの、 すべてではないことを承知で、以下に簡略化すれば、  1 カルダーノ    賭博  1 パスカル     三角形  2 ガウス      正規分布  3 ゴールトン    平均への回帰  4 マーコビッツ   共分散  5 ベルヌーイ    標本抽出  6 アロー      普遍的な保険  7 ラプラス     確率論  8 ポアンカレ    因果関係の潜在力  9 アインシュタイン 相対性理論 10 ライプニッツ   自然界の謎 11 ケインズ     確率論と合理性 といった人物と代表的な思想が叩き台にされる。 不確実性の中で意思決定を図るとはどのようなリスクがあるのか、 完全な、確実な情報がない中でどのように判断するのか、 リスクを見極めることに鋭い感覚をお持ちならば、 該当の思想かなり考え方なりだけでも、 ピンポイントで巻末の索引で検索にかけて、 そこだけ、じっくり読むほうがいいのかもしれない。 本書すべてを通しで読んだ身としては、 全部を読んでる間に、大きな株式・為替相場でのチャンスを うっかりと逃してしまうほどに時間がかかるというデメリットがある。 分量的にも内容的にももう少しスリム化できたならという希望を込めて、 「★★★★★」ではなく「★★★★」とさせていただきます。
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死の商人
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カスタマーレビュー数:7

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《鷲田ワールド》が十分堪能できます
「待つ」ことをめぐる断章です。  現代はスピード至上主義で、何事につけ待てない時代になってしまいました。  例えばコミュニケーション。郵便から電子メールになったこと。あるいは固定電話から携帯電話。  テクノロジーの進歩により、便利になり、その恩恵を受けています。返事をより早く求めるようになり、より早くのレスポンスを要求するようになってしまっています。  そんな中で踏みとどまる、待つことの意義を考えさせてくれます。 まさ《鷲田ワールド》を十分堪能できる一冊です。
「待つこと」ことは、現在の延長では無い新しい未来に向けて自らを開くこと
待つということは、「けっして何が起こるかわからない絶対の外部である未来」に向けて自らを「開け」ること。<待つ>ことから未来は生まれ、意識は始動したとすら言えるかもしれないp.189と鷲田先生は言われています。また、<ホスピタリティ>とは、他者の前に自己を差し出し、みずからを傷つきやすい存在とすることであると鷲田先生は言われていますが、ヘンリ・ナウエンが言っている、「聖書的リーダーシップ(イエスの御名でー聖書的リーダーシップを求めて (あめんどう))」と一致しています。いずれにしても、<待つ>ことは自己を生成する上で重要な行為なのだということについて深く実感できる本です。予断ですが、内田樹先生の著書の引用が出てきて、鷲田先生のような権威の方でも内田先生の本を読んでいるのだ、内田先生は怪しい哲学者ではないのだとわかりほっとしました。
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   本書の上巻では若く初々しかったファインマンの姿に触れることができるが、下巻では、成長したファインマンが1人の「物理学者として」物理のみならず社会や芸術とかかわってゆくさまに触れることができる。

   どんなに権威者になっても(彼はそう呼ばれるのを何よりも嫌ったが)、彼は決して物理学者としての誠実さを変えることはなかった。サバティカルでブラジルの国立研究所に滞在した彼は「教科書を丸暗記するだけ」の物理の大学教育に業を煮やし、ブラジルの「お偉方」の大学教授たちの前で「この国では科学教育が行われていない」と言い放った。またあるときは、学校教科書の選定委員としてすべての教科書に目を通し、教科書の内容が科学的誠実さを欠いているのを真剣に怒り、他の委員たちと闘った。

   彼の信条でもある「好奇心」は年齢を重ねてもとどまる所を知らず、カジノではプロの博打うちに弟子入りしたり、ボンゴドラムでバレエの国際コンクールの伴奏をしたり、また、幻覚に強い興味を持った彼は、旺盛な好奇心からアイソレーションタンク(J.C.リリーが発明した感覚遮断装置)にまで入ってしまう。彼は他人のことなど気にとめず、素直な心で物事を見つめ、興味をひかれたらそれに夢中になる。彼は何より人生を楽しみ、人生を愛していた。

   そんな彼の書いた本書に触れていると、いろんなことを話したくってうずうずしている彼が、目を輝かせて楽しそうに自分に向かって話しかけてくれているような気分になる。そんな気分にさせるのは、大貫昌子による素晴らしい訳のおかげでもあろう。訳者はファインマンと親交があり、彼に相談しながら翻訳作業を行っているため、原文の持ち味が十分に表れている。(別役 匝)


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声を出して笑ってしまう
これまで読んだ本の中でトップ群に入るおもしろさでした。 天才の思考回路をかいま見れます。
とても楽しい自伝でした。物理学に興味がなくても大丈夫
物理学にまったく興味がないのだが、自伝としての評価が猛烈に高いので、興味を持って読んでみた。 確かに面白い。そして、学問を目指し、仕事にしている人の生活や考え方が垣間見れて、おもしろかった。 それぞれのエッセイの内容も、学校の話だけでなく、広く行動した筆者の活動そのままに多岐にわたり、ただの学者の綺麗なエッセイに収まらない。 こういういい本はもっと若い時に読みたかった。そうしたら、自分の人生も違ったと思う。
ファインマンは科学者の鏡である
前半ではブラジルや日本での滞在記が面白可笑しく述べている.そこから垣間見られることはファインマンの精神は,郷に入れば郷に従えということだろう.ブラジルでは一生懸命ポルトガル語を勉強し,ポルトガル語で講演をしようとしたり,日本では学会が用意したホテルではなく,日本式の旅館に無理を言って泊めてもらったり,その国の伝統・文化を楽しんでいる. 後半はアメリカの教科書の選定委員を通して,アメリカの抱える教育問題を痛切に批判したり,まったく未知だった芸術の世界に飛び込んで,ある程度成功を収めた話や趣味のドラムの話を述べている. 最後にカリフォルニア工科大学で行った卒業式の式辞が述べてある.その趣旨は科学研究を行う時に大切なことは,自分に都合の良い実験結果のみを提示するのではなく,すべての結果を提示して判断を仰ぐ,また先行研究は自分で追実験を行い,本当にそのような結果が出るのかを自分で確かめる姿勢が大切であると言っている.
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最初はそれほど気にしないで読んでいましたが、とにかく最初から最後まで、自慢話ばかりで、それが嫌で途中で読むのをやめ、捨ててしまいました。
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1965年に量子電磁気学への貢献に対してノーベル物理学賞を受賞したファインマンの波瀾万丈の半生記、最後まで一気呵成に読んでしまいました。 いたずら好き、実験好き、何でも自分でやってみないと気が済まない性格。ファインマンは少年時代からそのずば抜けた才気煥発さを遺憾なく発揮しています。MITやプリンストンでの蒼々たる学者連中との交友、ロスアラモスでは原爆開発研究に携わりながらも金庫破りの腕を磨いたり、徴兵検査で画一的な対応をする精神科医を手玉に取ったり、と読んでいてあっぱれという気持ちになってきます。 するどい着眼点で物事の本質を見切り、それを表現するために自分流の記号を作り出してしまうあたりは、後に素粒子の相互作用を視覚的かつ直感的に理解できるファインマンダイアグラムを編み出していくことになるファインマンの面目躍如たるところですね。



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静かな時間
“詩を詠む”というのは、普通の文章を読むこととは違う。“詩”とは“詩(うた)”。音楽の様なもの。音楽は“理屈”で聴くものではない。思考を停め“感じる”もの。だから、ただ“感じて”いるときは心身は静かで、穏やか…。詩を詠むことは静かで良い。
人間はテクノロジーでは幸せにならない
 著者は白人女性、数十年以上交流を持つニューメキシコ、タオスにすむアメリカインデイアンの人生観、社会観、歴史観などを美しい散文詩にしたもの。英文も掲載されており平易だが奥の深い英語の勉強にもなる。すべての詩に癒しの力が宿っている。タイトルの詩は「死ぬ瞬間」すべてが調和し安らかで自然と融合した理想の姿を表現している。太陽や自然、大地に感謝し生き方を変えない先住民達と、彼らの祖先の土地や自然を破壊し奪った白人達の独善とが対比されている。新しいもの、便利なもの、テクノロジーや物欲、権力欲、支配欲に振り回され、根本的な人間性の喪失に気がつかない白人達をあざわらうようだがそれは現代日本人にも向けられたメッセージだろう。
一家に一冊?
表情豊かな彼らを描いた絵と共に、自然を愛し敬いながら暮らす中実感として生まれた気持ちが、数々の言葉によって伝わってきます。 どなたかおっしゃってましたが、ぱっと開いた頁を毎日一箇所読む、という方法も大変良いと思いますし、また、完読後、何度読み返しても飽きずに、その時々に新しい思考を与えてくれる言葉たちです。
静かに開きたい一冊
私は寝る前や思いついた時にふと手にして開きます。どのページでもかまいません。何気なく開いた1ページをゆっくり読みます。ゆったりとそれでいて重く心にしみいります。 私が勝手に感じている事ですが、‘自然’というテーマに日本人もインディアンとの共通の接し方があったと思うのです。だから私の心の底に響くのかもしれません。ぜひ今の日本人に感じていただきたい本です。
言葉を失ってしまう美しい生き方。
  淡々とした言葉で語られていますが、自然と時間との一体感、脈打つ命の存在感を強く感じました。 この本について語るべき言葉が見つかりません。うまく表現できませんが、感情が揺さぶられ、心に強く響いてくるものがあります。 読むというよりも、とにかく感じてみるのが良いと思います。 何度となく読んでいるのですが、読む時の自分の心の状態によって、さまざまに感じられます。 まさに珠玉の一冊です。 ***私が気に入っている一節を、ご紹介させてください***   たぶん、君自身になるってことは   泣き叫ぶ嵐の中に、君独りいるってことだ、   そのとき君が求めるすべては   人の焚き火に手をかざすことだけ。 ***なんて!静かで美しい言葉でしょう!***



おすすめ度

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ジャンル内ランキング:6945位  
カスタマーレビュー数:12

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インドは今も変わっていないだろう
 私もインドを旅行したことがあります。日本の常識が通用しないことや人々の貧困に大変驚いたことを覚えています。  この本では駅や路上で生活している人やベナレスの死体焼場のことを取り上げていますが文章がどちらかというと冷静です。残念ながら1巻の「香港・マカオ編」のちょっとの事にも興奮して何でもやってやろうというワクワク感が減じてしまっているように思います。旅も佳境に入って、一日一日を現地の人たちとどうやって過ごすかということに重点が置かれているので仕方のないことかもわかりませんが・・。
Deep
とにかく深いインド・ネパール編。第八章の「雨が私を眠らせる」は手紙という表現上も あわせて本当に淡々と描かれているが、それがまたアンニュイな気持ちにさせて、じめじめ した気候を想像すると自分がとけていきそうな気がする。 第九章の「死の匂い」の死体焼き場をポツンと眺めてる著者を想像してると、気が滅入るが そこの描写にあるように不思議な恍惚感が湧いてくる。 インドって国は不思議な国だとは思っていたが、何かこれを気に勉強してみたくなるような もしくは行って見たくなるような変な気持ちになりました。 それにしても貧困に苦しむ子供たちの姿には胸が痛くなるが、本当にちょっとしたきっかけで みせてくれる笑顔などというシーンでは心が温まるね。。。 あとラストの対談ではブッダガヤで出会った此経(これつね)さんと懐かしい回想などをして ましたが、興味深く読めて面白かったです。
インドの様子が分かります
カルカッタ/ブッダガヤ/カトマンズ/ベナレス/デリーと転々としながらいろんな経験をしている様子が分かります。 筆者が旅行をしている時代のインド/ネパールの状況も分かります。 現在の状況と比較してみたくなりました。 前2巻と比較して、重たい内容も多くなっており、筆者が旅に慣れて現地のいろんな状況を感じ取ることができるようになっていると感じました。
インドの怖さ
インドには言ったことがないが、言ったことがある人、 住んだ事がある人からいろいろ聞いた事があるが、 皆人生感が変わったと言っているのを読んでいて思い出した。 アジアから旅をしてきての精神的なものが加わり、インド的なる ものの一旦が感じられた。 川での死者の場面は特に印象に 残っている。
行き当たりばったりの危うさ
冒頭に飛行機のチケットでもめる件がある。 自分だったらどうするか考えてしまうが、 読む側もハラハラさせられてしまった。 インド・ネパールは行き当たりばったりの バッグパッカーに必ず訪れる喪失感を上手く描いている。 それは、周りに飲み込まれてしまう惰性でもある。 第3巻は、そんな憤りを上手く書いている。