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【くちコミ情報】
スケールの大きい経営者
本書を読んで松下幸之助さんのスケールの大きい経営感覚に驚きました。 自分の会社だけではなく、日本全体の振興を考えているという点に感銘しました。 戦前〜戦後〜高度経済成長時代という激動の時代の流れの中で、企業がどのような道へ進むべきかについて道を示した人だと思います。 現代の起業家にも必要な精神であると感じました。
謙虚さ、素直さの原典
本人が日経の私の履歴書に書いたものを集めて書籍化されたもの。 大経営者の影の思い(丁稚、財閥指定など)を知り、 ますます尊敬の念を持ちました。 素直さと謙虚さをもつことの大事さに改めて気づかされました。
生い立ちもすごいが人間性もすごい
『夢を育てる〜私の履歴書 松下幸之助』 松下幸之助の主に会社創業後の自称伝。 だが内容はそこらの経営指南書を凌駕するぐらい示唆に富んでいる。 巻末の解説でこの本は読み手が自由に解釈すべきだと結んであったので そうさせてもらうと、松下幸之助が「経営の神様」たる所以は次の3つにあると思った。 1、洞察と気付き→現状に安住しない 2、人情→無駄な敵を作らない 3、理念→判断・行動が一貫している 経営者として必要な能力 人柄 考え全てを松下幸之助のように兼ね備えた人が 今の世の中にどれくらいいるだろうか。 読んでから、経営者でなくとも、自分も松下幸之助のように晩年まで「若く」あり、 成長し続ける人間でありたいと思った。
幸之助初心者にはこれ!
「松下幸之助本」は色々あって、仕事の関係で何冊か読んでみたのですが、 「幸之助さんの人生とはどんなモノだったのかを知りたい!」 という人が読む、最初の一冊にはこの本が一番よかったです。 他の本は、ある年代や、特定の出来事に特化した内容のものが多いのですが、 この本は人生をトータルに振り返っているので、読んでいて、わかりやすく、理解しやすかったです。 これは、幸之助さんに限らず、この本のベースとなっている日経新聞の終面に掲載されている「私の履歴書」という連載が、 初めてその人に触れる人でもわかりやすい内容とすることを心がけているからだと思います。 もちろん、逆に「内容が浅く、もっと深い内容が知りたい」と思う人には物足りないところがあるとは思いますが・・・ この本で興味を持ったら、他の幸之助本を読んでみると、他の本もより理解できるのではないでしょうか?
淡々としているが重たくも感じられる本
松下幸之助の履歴の概要が分かる本。 注意深く読めば、松下幸之助さんの経営への恐ろしいまでの真剣さを垣間見る事ができる本だと思います。 松下幸之助の人生観や思想が直接的に感じられる「道を開く」などの書物とは違い、淡々と幼少期から相談役になるまでのイベントが書かれていますが、行間にどこまでも自分を切り詰めながら、人には優しい松下さんの深さが感じられ、畏敬の念まで抱かせます。 気楽に読める文体や内容だとは思いますが、私にとっては一つ一つが重く、一気に読み通すには苦しい本でした。
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カスタマーレビュー数:5
【くちコミ情報】
ジュニア新書だけど、大人も読める(むべき)一冊だと思います。
キング牧師はいうまでもなく有名な人物ですが、その人の 生涯と活躍と考えとを非常にわかりやすく教えてくれる本です。 これはジュニア新書に入っていますから中高生向けに書かれたものでしょうが、 しかし大人にとっても大変に感銘深く、決してレベルを下げた物語には していません。むしろ、大多数の日本人には知らない記述をたくさん 含んだ本だと思います。 キング牧師が活躍をしたのは、活躍したくてしたのではなく、活躍を せざるを得ない人種差別の実態があったからであり、いま2006年に 本書を通読すると、これが果たして50年もたたない頃の実際の出来事 なのだろうかと暗然とするものがあります。 わが国においては、音楽やスポーツなどの文化におけるアメリカの黒人たちの 活躍を当たり前のことのように受け止めていますが、それらのことも キング牧師らの活動がなければ違っていたんだろうかと思います。 また、おとなしい日本社会の中で、ありふれた生涯を送っているわたしに とっては、健全な怒りを覚えることもまた大切なことだと思い出させてくれました。 その意味では、このジュニア新書は、大人が読むとジュニアになれるという 効能もあるのかもしれません。
伝え続けなければいけないこと
この本は、キング牧師を語る単なる偉人伝として書いているのではなく、キング牧師の人間的な弱さ、過ちにも触れ、それを含みながらもキング牧師の人間像、及び当時のアメリカ社会から現代社会、更には私たちが生きて行く課題を非常に論理的に緻密に書き上げた作品である。更にここには、いつまでも伝え続けなければいけないことが書かれ、少年少女はもとより、どの世代の人にとっても読み応えのある内容であると思う。私はこの本を読んで、自分の人生に足りない物はなにか?自分は、何ができるのか?何をすべきなのか?と考えさせられてしまった。
絶対に忘れてはならないこと
アメリカにおける人種差別が、たった50年前の出来事であると思うべきか、それとももう50年も昔の出来事だったと思うべきか、人それぞれだろう。しかしその差はとてつもなく大きい。アメリカ人の中には(特に在米日本人の中には)人種差別など過去のことで、その改善は日々進んでいるとおっしゃる方々もいる。しかし制度上、外見上は改善されたように見えても、人々の心の中に潜む人種差別の底なしの暗さはなくなっていないように思えてならない。現代アメリカ社会における貧富の差の拡大化、人種間の対立の構図の広がりを見るとキング牧師の行ったこと、その精神をもう一度省みる必要があるのではないか?小中高生向きに書かれたものとはいえ、成人が読んでも牧師の業績は感動をよぶ。また師の業績をわかりやすい文章で紹介した共同作者の一人である辻内鏡人氏が非業の死を遂げられたのは残念でならない。
おすすめっ。
キング牧師…「名前くらいなら聞いた事あるかな…」と、いう人でもすごくわかり易いし、面白いと思う。実際私もキング牧師が実際どんな事をしてきたのか全然知りませんでした(有名なスピーチ位しか…)。けれどこれを読んで、彼の偉大さを知り、人々の思いを知り、そしていかに現実が厳しいものかを改めて知りました。世の中を知らなくてもなんとなく生きていける今の日本に暮らす私たちですが、こういう事実を是非みんな知って、何も出来なくても、せめて何か感じる事から始められれば良いなと思いました。特に、私と同じような若者世代の人には是非読んでほしいっ!久々に熱い感じになれました。
今の時代こそ
私自身が尊敬する、キング牧師のことを、中学生の息子にも 知って欲しくて、夏休みの感想文のために、購入したのですが 息子が読む前に私が読んでしまいました。 私が生まれた頃、ほんの40年前まで、あの自由の国アメリカの実像が こんなことになっていたとは・・そう改めて、思いました。 果たして、今は、どうなんだろう。今だからこそ、あらためて、 p 私には夢がある の意味を問いただす時なのではないだろうか。 宇宙船地球号に、乗り合わせた全ての人に、特に子供たちに、 違い、共存、この2つの意味を考えるためにも、読んで欲しい。 時代背景、他の黒人開放組織(マルコムX、ブラックパンサー等) この時代を、知らない大人の入門書としても、グッドです。
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【くちコミ情報】
十分な内容
一応金融機関に勤めており、研修などがあるんで、それなりに知ってはいたものの、ここまでの知識はなかった。なかなか外国為替の仕事でもしてないとこれほどまでに理解はできないんじゃないでしょうか。とりあえず、買って読もう。
銀行とは実体を伴わない概念にすぎない。
複雑に見える(見せている)金融の内幕を少しだけ、わかりやすく伝えてくれる一冊です。 「入門」とありますが、素人がマネーロンダリングをするための指南書ではありません。 橘氏の書籍を通じて言える事ですが、何でもない事をさも大上段に見せることが上手い金融関係者と、 近視眼的な動き方しか取れていない政府・当局に対するシニカルな視点が子気味よく読ませてくれます。 本書が与えてくれる学びは、単なるケーススタディではないと思います。 「持てる者と持たざる者」、自分で自分の人生を選べるかどうかは「知識の有無、そして知ろうとする意思」にかかっているということ。 善悪の話ではなく、法制度や税制のギャップ、それに気付く智慧と努力をする者だけがその恩恵にあずかれるのだと。 一般の個人が実践するコスト・メリットのある話ではありませんが、 読み物として楽しめ、尚且つ、自分のポートフォリオを振り返る良いきっかけになります。
ファンド
1 ファンド(投資組合、SPE等)のメリットと デメリットを勉強して、教訓とすることが、 今後、グローバルスタンダードに足を踏み入れる 際に、大切だと思いました。 2 ファンドや銀行は、(小型)車と似ていて、現代社会では、便利な仕組みですが、 運転には、リスクマネジメントが必要です。
新書にしてはテーマが多い
マネーロンダリングは、「国家という地理的区画」と「世界を循環するマネー」の関係から生み出される「歪み」の産物なのかもしれません。いつか「マネーロンダリング」などというおどろおどろしい言葉(?)はなくなるのでしょうか? 本書は、いろいろなテーマが盛り込まれていて面白い(面白そう)なのですが、いかんせん、新書の薄さでは十分に捉えきれず(説明しきれず)、もっとページ数があればもっともっと面白くなりそうなのに・・という気がします。
マネーロンダリングとは、情報、法制度、主権との戦いである
これまでの橘玲氏の著書の中では、小説のマネーロンダリングの内容にもっとも近く、小説の内容の背景を膨らませて実例を交えながら解説したる本だと思います。 ただ、橘氏のほかの著書とちがうところは、一般庶民には縁遠い世界であるということ。この意味からも、いわば、新聞やニュースをにぎわせているいわるる「マネーロンダリング」ってどんなことがおきているの?という解説のための本だと理解してください。 本書の内容を要約するなら、マネーロンダリングとは、情報、法制度、主権との戦いであるということになるのではないでしょうか?
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【くちコミ情報】
民族・人種の理解に
米原万里さんの貴重な体験、経験をもとに、日本人にとっては、 苦手な多民族、人種の理解の一助となる貴重な一冊である。 東欧の共産主義社会で生活したというだけでも、日本人にとって は、貴重な経験であるが、その東欧プラハのソビエト学校で学んだ 友人たちの、その後の話が軸である。 亡命ギリシア人、ユダヤ系ルーマニア人、セルビア系ユーゴスラビア人 それぞれの、その後の人生は数奇であるが、ユダヤ人や、ユーゴスラビア の人々を理解する上でも貴重な体験集でもある。
発見したのだが、
各話のタイトルが青赤白のロシア国旗の色になっている。物語としても十分興味深く読めるが、社会主義体制論としてもとても秀逸である。勉強になりました。リッツァ、アーニャ、そしてとくにヤースナ、彼女たちはぶじに生活できているのだろうか……と思い、ふと著者がすでに亡くなられていることが改めて意識され、むしょうに悲しくなった。
まっさらな自分になれる本。
ソビエト学校に通っていた同級生に米原さんがその当時の回想を交えながら書いたエッセイ。 エッセイと言っても小説の様にドラマチックで米原さんの文章の上手さも際立っている本でした。 何故、アーニャが嘘をつかなければならなかったか、 そしてそれを真っ赤な真実として捉える米原さんの人間愛の深さに感動してしまいました。 私は政治のことは良く分かりませんが、それでも楽しく読めた本でした。 予備知識も要らないと思います。 友情や善意・過去の出来事を憎みそうになった時などに読んでみて下さい! ぽろぽろそれらがはがれて、まっさらな自分になれるはずです。
政治に翻弄されながらも、それでも子供は育つ
米原万里の人格形成史に色濃くある、現代社会主義政治史、中ソ論争、ハンガリー動乱、プラハの春、ベルリンの壁の崩壊、ソビエト連邦の解体の歴史を背景に、日本共産党を代表し世界の共産党連絡機関に勤務する父親とともにプラハの春前後のに在住した社会主義国体験を出発点とする物語です。 おしゃまな少女だった米原による、プラハのソビエト立学校で社会主義圏や各国共産党関係の子供たちと出会いぶつかり会った個性的な友だちの何処にでもいるおませな日常の風景と、友たちの個性の背景に隠れている国際共産主義運動内の各国共産党の序列と党内闘争、更に深くある各民族の歴史と宗教の理解が長い時を経て了解されていく過程が、スリリングに展開されていく。 それぞれの友たちが歴史に翻弄されながら幼年時の面影を残しあるいは残さず、激動を生き抜いた個人史が、米原万里により描かれる。 政治と距離を置くことが出来ない時代・空間に迷い込み翻弄されながらも、生きる残る人々の逞しさも垣間見える。
小説以上にエキサイティング
在プラハ・ソビエト学校の同級生たちに、大人になった「マリ」が再会しに行く。すると、東欧の渦に巻き込まれて、彼女たちは少女の頃からは想像もつかないような人生を送ってこといるが明らかになる…。 「事実は小説よりも奇なり」ということばは、まさにこういったノンフィクションのためにあるのでは、と思わされる。東欧の激動の歴史と、それによって育まれた少女(女性)たちの個性、そして、在プラハ学校の中でもちょっと異質だった(だろう)日本から来た「マリ」と彼女たちの関係性。それらの一つひとつが、冷静かつ冷めすぎずあたたかい絶妙な筆致で描かれている。久しぶりに「次へ、次へ」とぐいぐい読まされる小説(ではないけれど)でした。
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【Amazon.co.jp】
日本における唯一の「国際コーチ連盟マスター認定コーチ」が、理論から実践までを体系的に著したコーチングの「基本書」である。理論については、たとえば、コーチングの基礎である「人の話を聞く」という行為を、生物細胞のオートクラインという働きによって説明することにより、他人の話を聞く能力を向上させる方法が詳述。また、人間の性格や価値観をコンピュータのOSにたとえ、コーチとしての能力を維持向上するためには、常に自分のパーソナルOSをバージョンアップしていく必要がある、と指摘しているところが興味深い。 もちろん、コーチングスキルの方法についても十分ページが割かれており、特に相手への要求(リクエスト)の方法、話の聞き方(リスニング)、質問の仕方(クリエイティブクエスチョン)など、要点は具体例を交えながら詳しく書かれている。また、一般の読者だけでなく、プロのコーチあるいはコーチをめざす人も対象にしているため、「現役コーチのためのチェックリスト」「コーチのコア・コンピタンシー」といった項目も設けられている。 文章は簡潔で読みやすく、予備知識がなくても十分に理解できる。また、チェックリストや各章のまとめなど、実用に役立つ工夫も凝らされている。コーチングを小手先のテクニックではなく、理論からしっかり学びたい人におすすめの1冊。(戸田啓介)
【くちコミ情報】
知らない人でも理解できるよう、順序だてて、体系的にまとめられていると感じた
読書の目的: プロジェクトメンバー、同僚のやる気を引き出す技術を身につけるため、コーチングの方法を参考にしたい 読後感、感想: 継続的な実施、フォローが肝要だと感じた。その場その場では、実施できていることが多く書かれていたが、長期にわたって、継続する・フォローをし続けることの重要性を再認識した。 コーチングについて、知らない人でも理解できるよう、順序だてて、体系的にまとめられていると感じた。 内容は、そもそもコーチングとは何か、コーチングの基本、コーチングのスキル、コーチングの導入について、という分かりやすい章立てです。自分が一番興味を持って読めた箇所は、具体的なコーチングのスキルであり、技術でした。 やる気が起こらない、行動に移せない、という状況を変えるためには、本人が変わった後の姿・世界を具体的にイメージできるように、幅広く積極的に傾聴するのだと理解した。また、弱点を補強するよりも、強みや得意なことを活かすように仕向けるという点も、自分の肌にあっている技術であり、実践書だと思いました。 事あるごとに読み返すことになりそうです。
日本版コーチングメソッドの解説本
本書は、米国から導入されたコーチングスキルを、日本社会で実用化できるよう伊藤氏がカスタマイズした「日本版(C21版というべきか)コーチングメソッド」の解説本である。 おなじくC21グループより刊行されている「コーチング選書」が、米国のコーチング関連書籍の翻訳版であるのに対し、本書は伊藤氏が日本社会にコーチングビジネスを「売り込む」(と敢えて書く)過程を踏まえた内容であるだけに、我々日本のサラリーマンに咀嚼しやすい内容となっている。 ある意味、C21の研修のノリ、といっても良い。 話を聴く、質問する、質問への回答を消化し、アクションを起こす、アクションを導く・・・。日本の会社のマネジメント層が身に付けておくべきコミュニケーションスキルが体系だてて紹介されている。 これを読めば、コーチングがスキルである、ということが納得できるだろう。
駄菓子感覚で流す本
結局コーチングという名を使ったカウンセリングの応用(?)。 コーチング・フローなどはまさに問題解決型カウンセリングだし 傾聴その他のスキルやアサーション的な発想が随所に見られる。 古いものに新しいラベルを貼って売るのはコンサルがよくやる手 だが、まさにそれ。 わかりやすさのためかもしれないが、 広く?浅い知識が羅列してある印象で 内容面も物足りない。 例えば、コーチング・スキル獲得の前提として POS(個人的なOS:個人の考え方の前提、基本姿勢的なもの) の変化が前提だとあるが、これほど難しいこともないだろう。 しかし、その手法はほとんど書いていない。 「コーチングとは、会話を重ねることを通して、相手に、 目標達成に必要なスキルや知識を備えさせ、目標に 向けての行動を促していくプロセス」と言い、行動を 起こさせることの重要性を説いている本なのに、である。 つまり言っていることと、やっていることが違う。 また コーチは人の内面ではなく行動を起こす環境を変えるのだ、 と主張しながら、POSの変化を主張するが、それはまさに内面 であり個人的な問題であろう。 言っている事も矛盾している。 新しい概念だと思い手に取った人間には物足りない。 全体としては残念な本。日経文庫の入門書のほうがマシ。
「すべては人の内側にあった」
「人はどのような動機で行動を起こすのか? どのような条件が揃えば行動を変えるのか?」 何とワクワク、ドキドキするテーマではないでしょうか。 二○世紀における最大の発見が 「我々が心のあり方を変えることができることに気がづいたこと、 そして、心のあり方を変えることで、行動を変えることができることに気づいたことである。(ウィリアム・ジェームス)」(P117) であるならば、この本からの私の最大の驚きは 「オートクラインとパラクライン」 「話してはじめて自分が何を考えているかがわかる」(P95)とそれを示すP97の図です。 「会話」についてのイメージが大きく変わります。
これは使える!
読みやすい。それでいてコーチングのポイントをシッカリ捉えている。読んでいて納得できる。使えそうな箇所に付箋を付けていったら付箋だらけになった。
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こどもたちに与える前に
書店で本書を立ち読みしていましたが、大胆な考え方と語り口に魅かれてしまい購入。 帰宅後、取り憑かれたように読んでいました。 自分でよく考えること=良く生きること というあたりまえのことを再認識出来て、大変面白かった。 ただ、これを読んで思ったことは、親や先生が本書を推薦したり与えたりする前に、与える側もきちんと本書の内容を理解しておかなければいけない。 この本いいよ・・と与えた。与えられた子はよく読んでこれを理解した。 しかし与えた側の親や先生は、その子の「考え方」を理解することができず、「普通はこう考えるでしょ・・」と、その子の「考え方」を否定した・・ ・・・ということも起こりえるかも知れない。
とにかく好きです。
著者のご逝去が悔やまれます。もっと生きて、もっと書いてほしかった。 14歳という言葉の響きにひかれ、過去の自分を重ね合わせながら、 ページをめくりました。ほどよい重みとさわやかな読後感…。 ○○歳のいま、14歳の新鮮な心持ちで再び人生にトライできそうです。
徹底的に考えてみるということ。素直に。
2007年2月に逝去された池田氏ですが、その死があまりにも突然であったので新聞で読んで硬直した記憶があります。余りにも早いと思いました。 池田氏の作品についていつも驚く事は、難しい言葉を全くと言ってよいほど使わない事。 それでいて、しっかりと徹底的に素直に考え尽くしてみるということをしている、真正「哲学」であると考えます。 言葉は考える(思考する)為のツールであるけれども、さらによく考えてみるとツールである筈の言葉の存在によって、初めて世界や宇宙が存在できる、構築される、産まれるということ。 「はじめに言葉あり。」 いいかげんな専門用語の羅列で韜晦しない。実に稀有でした。 この作品は、14歳という非常に重要な年齢の読者に贈るということで、大人向けの書籍よりも言葉の選択・使い方に尋常ならぬ努力をされたようです。読んでいて分かります。 誤魔化しを徹底的に排除しなければという、作者の姿勢が見えます。 そして最後の著作である「暮らしの哲学」はやはり遺書としての趣が強い作品ではありましたが、この本にも非常に似た物を感じました。 子供に対し親目線で「言ってきかせる」のではなく、可能な限り対話(ディアロゴス)を意識して書かれているのですが、何か、1人の大人としてやっておくべきことをここでしておきたいという、焦りなのか、責任感のような物が、この本の見えない底にあるのではないでしょうか。 14歳でなくとも、40歳でも問題ありません。 子供がいるご両親など、一読される価値があり、お勧めいたします。
頭が固い大人にも、子供にも
『14歳からの哲学』では、今ひとつわかったようなわからなかったような、正直言ってしまえばよくわからなかった子供達と、そしてもしかしたら読者としてはこちらの方が多いのではないかと思われる大人達に。本書は平易な文章で、噛んで含めるように(?)語ってくれた、著者のサービス心と愛あふれる一冊。 (そもそも、「なぜ14歳なのか」という点については、最後の著作となった『暮らしの哲学』の方に理由が述べられていました。ちょうど14歳の頃に、人間は言語と論理を獲得し、ロゴスに目覚め、「人として生まれる」のだと。) 私が一番感心したのは、「嫌いな人は嫌っていい、でもその相手を愛せ(存在自体は肯定せよ)」というくだり。なるほど、「汝の隣人を愛せ」というのはそういう意味か。人生も40年以上過ぎて、今頃そんなことに気づきました。まさに「目からウロコ」でした。ついつい、どこを読んでも改めて「なるほど、そうだよな」と感心してしまうのですが、そのような読み方では、きっと今は亡き著者は苦笑されることでしょう。「誰かの考えを鵜呑みにするのではなく、自分の言葉で、自分の力で考えること」の大切さを、繰り返し説かれていた方ですから。
読みやすい14歳からの哲学
005−2006に毎日中学生新聞に連載したものと、新聞が廃刊になったため、半分は書き下ろし。 あとがきにあるように、14歳からの哲学がかなり原理的なところから、ものごとの考え方を説き起こしているのに対し、本書はもう少し柔らかく、ある意味で読みやすく、エッセイふうに書いているそうです。 そして、受験への役には立ちませんが、人生の役には必ず立ちます。皆様への信頼とともに。と閉じています。(2006、11月) 47歳のオヤジが読んでも新鮮で心が洗われるようです。そして是非とも多くの方に読んでもらいたい。知ることや記憶することよりも考えること、そして思い込む事よりも考える事の重要性を考えることができます。 あとがきを書かれた時はすでに自分の死を受け入れていたのでしょうか。合掌
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読むと旅に出たくなる本
海外のことをこんな目線で おもしろおかしく 捉えられるのがすごいと思います。 なおかつ、読んだあと旅に出たくなる一冊。
旅行記
人気作家、村上春樹の旅行記です。奥様と日本を離れ、ギリシア、イタリアに滞在した3年間の記録です。観光地等ではなく、現地でアパートを借りての生活の記録です。ジョギングをしたり、買い物に行ったり、レストランやカフェで食事をしたりです。ランチア・デルタを買い、ドライブをしたりしています。当然、故障のエピソードもあります。滞在中、翻訳をしたり、ノルウェイの森を書きあげたりしています。とうてい、普通の人にはできない外国体験ですが、作家の感性が伝わり、面白い旅行記です。最初、著者も言うように、時差ボケなのか、面白くないのですが、だんだん、面白みをますので、最初で、つまらないと思い、投げ出さずに、最後まで読むのをお勧めします。こういうところ、演出なのかどうかわかりませんが、著者はすごいなあと思います。
大好きな本のひとつ
とにかく楽しくて面白い。 何がどうこう言うより、とにかく面白い。 何が面白いのかよく分からないけれど、読後感はとても良い。 村上氏のエッセイが嫌いじゃない方にはお勧めです。
旅に出たいとき読む本
日常生活に疲れ、旅に出たい、と思うときに読む本です。日記なので、好きなときに好きなページから読めます。自分では出来ない異国での長期日常的滞在への憧れや好奇心が満たされる様な気がする本です。
時間があれば何度でも読みたい
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頭の中の思考回路をやわらかく解きほぐしてもらった気持ち
「考える」って、どういうことなのか。普段、なんということなく通りすぎてしまっている街の風景、建物や店のことなどを、立ち止まって教えてもらったみたいな感じ。自分のなかのもうひとりの自分に語るかけるようにして、「考える」ことの本質を見、探り、考えていく著者の文章に、頭の中の思考回路をやわらかく解きほぐしてもらった気持ちになりました。 著者の文章の脇に置かれていたのが、植田 真(うえだ まこと)による風景のイラスト。文章と直接のつながりはありませんが、いい意味で、気晴らしというか、息抜きさせてくれる雰囲気がありました。なくても困らないけれど、あったほうが気分がやわらかくなる、そんな絵の数々と言ってもいいかな。 【「考える」って何をすることだろう】【問いのかたち】【論理的に考えるだって?】【ことばがなければ考えられない】【見えない枠】【自分の頭で考える?】の、大きく6つの章で構成された一冊。 なかでも、「夜空はなぜ暗いのか」を見ていく話と、「R2D1」ほかのロボットの悲劇を語るエピソードが、とても興味深かった。特に後者、ロボットにある行動をとらせるためにはどこまで教えておかなければならないか、ということを語る件りには、先日読んだ井上夢人の短篇「ジェイとアイとJI」(『あわせ鏡に飛び込んで』所収)に通じる面白さがありましたね。翻って、人間の脳の思考回路(?)って、時々刻々、なにげに凄いことをやっているんだなあと。 頭の中の凝りをほぐしたい、気分転換に脳のラジオ体操(?)をしてみたい、そんな方におすすめの文庫本。知ったかぶりをしたり、妙に偉ぶった態度をとったりせずに、読者と対等の目線で語っていく著者の文章がいいですね。そこに好感を持ちましたし、さくさく読んでいくことができました。
わかりやすい文体につまったメッセージ
考える、とはどのようなことか。それを、言語の観点から言葉を尽くして説明しようとした本。小学生にも読めるのではないかというわかりやすい文体に対し、内容は哲学的。哲学的ではあるけれど、何かを伝えたいという筆者の気持ちが伝わってくる。精緻な哲学書とは違い、筆者の遊び心が見え隠れするところに、本書の最大の良さがあると思う。
想像力のために
日ごろ私たちが口にする「考える」という言葉。しかしなぜ、私たちのほとんどは「考える」ということが、いったいどういうことなのかを自分の言葉でうまく説明することができないのに、他人には「ちょっと考えて」「よく考えろ」などと言うのでしょう。 この本にその答えは書いていません。かと言って、「なあんだ」と思わないでください。確かに答えはありません。しかし、この本にはその「ヒント」がいくつも隠されています。それを読み手は自分の力で見つけなければならない。 しかし、ここでちょっと頭をひねっていただきたい。いま私が書いた、「自分の力で見つけ」る、あるいは、「頭をひね」る、これを私たちを普段、どういう動詞で言い換えているでしょうか? この本に書かれている内容は、だいたいこのようなものなのです。 野矢さんの東大教授らしからぬほどのやわらかい語り口、ヴィトゲンシュタイン(難解な哲学者です。名前からして)の研究者とは思えないほどの気楽なユーモア、そして、植田さんの本編とは一見、関わりがないような、あたたかな線から成る絵。絵と文はまったく関係していないように見える。けれど、ちょっと手を止めてみると、しだいに関係してるように見えてくるのではないか。 答えを用意しないこの本を読むことは、さながら目的もなく道を散歩するようなものです。それはそのまま哲学に通じるものと感じます。 近年、衰微がたびたび指摘される「想像力」を養ってくれるには、最高の書です。この本を一冊読んでも、力はおそらくまったくつかない。しかし、この本と他の本、あるいは自身の実体験を「つなげる」ことによって、とても意義ある経験を得られるはずです。 私は本書を大人はもちろん、子供にも読んでみて欲しい。あるいは、親子両方で読んで、感想を語り合うというのもいいものではないでしょうか。
☆50個あげたい。
いかにも野矢さんらしい、哲学絵本。 「考える」ってどういうことなのかを「考える」。 わかりやすくて、面白くて、優しい。 せっかく絵本なのだから、もっと文と絵が絡んだりする方が良かったかもしれない。 でもとにかく、最後までどんどんページをめくってしまうのは間違いない。野矢さんの本は、いっつもラストがカッコいいんです。 ギリシャ語で「あ、そうか!」ってのを「ヘウレーカ!」って言うらしい。 読んで、「ヘウレーカ!」ってなる感じの本ではない。読む人が「ヘウレーカ!」ってなるように、助けてくれる本。
つまり自分に向き合うのだ
「考える」って何? あまりにも自明な問いなのだが、うまく答えられない。 「そんなこと考えて何になる!」と言う人もいるだろう。 言わせておけばいい。 「考える」ことを考える。 あまりにも自明な問いだからこそ、問う必要があり、そこから無限の道につながるのだ。 そして、果てしない無限の道の途上で、私は「私自身」と向き合う。 そして想う。 「私は考えている」と。 そして想う。 「私は私を大切にしたい」と。 「あなたを大切にしたい」と。 煩雑な日常の中で、我々が無意識に閉じてしまっている「無限」を垣間見せてくれる一冊。
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【くちコミ情報】
原書の薦め
もちろん翻訳書もすばらしいですが、原書のpape ackで読むことをお奨めします。原書ですと、さらに筆者の経営者としての”熱さ”を感じられると思います。
付録2だけでも
400ページ近い文章量に読むことをためらう方もたくさんいると思いますが、 本の後半にある付録2だけでも読む価値はあります。 「レイ・ロックの金言、私はこう読む」という柳井正氏が本文中にでてくる、 レイ・ロックの言葉に対して柳井氏なりの解釈がとても面白い。 全面賛成をしている言葉もあれば、理解できないと批判的に 記述をしている言葉もある。 また、付録2はレイ・ロックの金言がまとまってでてくるので、 この本を自伝として読む方は本文を、単に自己啓発として読む方は 付録2を読むことをお勧めします。
空中ブランコで、手を離せますか?
大好きなマクドナルドの創業者レイ・クロックって、どんな人だろう? ユニクロ会長兼社長・柳井正さん、ソフトバンク社長・孫正義さんが、本の帯びに「これが僕たちの人生のバイブルだ!」と書かれているが目に飛び込んできた。 起業家精神を、レイ・クロックの生涯から学ぶ。 一流の営業マンが目指したものは、起業家だった。 p102 売る商品を持たないセールスマンほど無価値なものはない。 営業に自信のある人は、「売る商品」を見つけ出すことを、常に考える。 それを探し求め続けて、企業家として成功したレイ・クロックは、大器晩成型の人生だった。 p160 人々は、私がマクドナルド経営を五二歳という年齢で始めたにもかかわらず、瞬く間に成功を収めたことに驚嘆するが、実際にはショービジネス界の人々のように、そこにたどり着くまで三〇年もの長い下積み生活があったのである。 僕は、これを読んで、潜伏期間30年、大ブレークした中高年のアイドル・漫談家の綾小路きみまろさんを思い出していた。 p366 「リスクのないところには成功はなく、したがって幸福もないのだ」 リーダーシップとは決してあきらめないことでしょう。困難につきあたっても経営者はあきらめてはいけない。あきらあめることイコール会社が潰れることです。 どんな経営学者の本よりも、起業家の生涯には、経営の魂が感じられる。
彼の熱意には圧巻
「マクドナルド」は今では世界119カ国で3000店を超えるフランチャイズ・チェーンを展開するまでに成功し、アメリカ文化を語る上で、なくてはならない存在となった。創業者のレイ・クロックは、マルチミキサーのセールスマンとして52歳(!)のとき、サンバーナーディノにあるハンバーガー店を訪れる。マクドナルド兄弟が築いたシンプルなメニュー構成と調理手順、そしてセルフサービスが導入された革新的なレストランを目の当たりにしたクロックは衝撃を受け、チェーン化することをその場で決意する。 「笑顔と熱意を持って接客すれば、コーヒーを買いに来た客に、アイスクリームサンデーを売ることができる」クロックはビジネスをセールスマンの視点でとらえていた。高校中退後ペイパーカップのセールスマンとしてキャリアをスタートし、着実にスキルを磨き上げていったクロックは17歳のころ、父の収入さえ上回るようになる。次第に上司と対立することも多くなり、マクドナルドとの出会いから経営者としてのキャリアをスタートする。「成功にはリスクが必ずつきまとう。しかしそれこそ醍醐味である」と語り、セールスマンとしての経験から学び取った自身のビジネス理論を巧みに用い、クロックは数々の失敗をも原動力にして突き進んでいく。 マクドナルドの朝食メニュー、「エッグマックマフィン」や定番のデザート「アップルパイ」がフランチャイズオーナーのアイディアから生まれたことは意外に知られていない。フライドポテト製法にしても、新メニューの考案にしても、それらはオーナーと現場に携わる人々の試行錯誤で出来上がったのだ。これは経営者が売り上げの「数字」だけに固執することなく、現場との深い連携を築いたことを意味する。そしてそれがマクドナルドの成功の一つだとわたしは思う。彼のマクドナルドに対する情熱が働き手を動機づけ、企業イメージを作り上げ、それがアメリカの文化にまでなったことは、真の意味での「アメリカンドリーム」とも言える。「才能でも、天才でもない、この世界で信念と継続ほど価値のあるものはない」と述べたクロックの言葉が彼がこの世を去って20年過ぎた今も影響力があるのは、マクドナルドの哲学はわたしたちにも成功へのチャンスがあることを教えてくれているからだ。
柳井さんの書いた付録がいい。
(現在の)マクドナルドの(事実上の)創業者、レイ・クロックの自伝です。熱血で直情径行、そしてビジネスに取り憑かれた姿がよく現れています。ただ、本人が物書きでないため、文章の流れ的にイマイチという気もしましたが、それでも著者のエネルギーが充分に伝わってきます。雑多な文章ですが、その中に、チョコチョコと光る文が隠れています。 付録2としてユニクロの柳井社長がまとめ的な文章を書いてあるのですが、これがよかったです。付録2がなければ★2つにしていました。
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