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【くちコミ情報】
よい枯れ方したね
かつての前衛ジャズテナーサックスの大家アーチー・シェップ。最近は録音に恵まれないと思っていたが、ここ2,3年、日本の誇るジャズ・レーベル「ヴィーナス」から立て続けに3枚リリースされた。枯れたといっても、かつての「前衛の王者」。シャンソンを演っても変なイージーリスニング・ジャズにはならない。アーチー・シェップ風解釈の「パリの空の下」を聴いて欲しい。前衛の王者の復活だ。しかし、聴きににくくはない。ジャズの王道を行きながら前衛ジャズファンでなくとも楽しめる仕上がりは、プロデューサーの原哲夫氏のセンスと力だ。買ってそんはないどころではない。前衛ジャズ嫌いにこそ薦める。加えて録音もものすごくいい。(松本敏之)
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よい枯れ方したね
かつての前衛ジャズテナーサックスの大家アーチー・シェップ。最近は録音に恵まれないと思っていたが、ここ2,3年、日本の誇るジャズ・レーベル「ヴィーナス」から立て続けに3枚リリースされた。枯れたといっても、かつての「前衛の王者」。シャンソンを演っても変なイージーリスニング・ジャズにはならない。アーチー・シェップ風解釈の「パリの空の下」を聴いて欲しい。前衛の王者の復活だ。しかし、聴きににくくはない。ジャズの王道を行きながら前衛ジャズファンでなくとも楽しめる仕上がりは、プロデューサーの原哲夫氏のセンスと力だ。買ってそんはないどころではない。前衛ジャズ嫌いにこそ薦める。加えて録音もものすごくいい。(松本敏之)
シェップの真骨頂
オールフレンチもののCDはめずらしい。 シェップはいつもの自然な息遣いで淡々とこなしていく。 ショップ節でどこまでも綴られて行く音が気持ちいい。 聞きなれた「枯葉」も新鮮に響く。呼吸するかのように自在にこなしていくシェップのフレンチが好きでたまらないという雰囲気が伝わってくる。 p いい演奏だ。CDが終わったとき、もう一回聞きたいという気持ちが沸いてくる。
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【くちコミ情報】
WORK SONG
それまでジャズと言えば「テイク・ファイブ」や「モーニン」を「あぁ、この曲何か聴いたことある」という程度しか知らなかった私がジャズに傾倒するキッカケとなったのが、「ワーク・ソング」でした。何と言っても、ハデでシブい。コルトレーンのテクニックも凄まじいとは思いますが、やはりストレートにサックスという楽器を楽しみたいのであればアダレイが一番です。
これぞ
捨て曲なしの超名盤! ジャズアルバムの鑑! 弟ナットの「ワーク・ソング」、ボビー・ティモンズの「ダット・デア」、デューク・ピアソンの「ジーニー」、サム・ジョーンズの「デル・サッサー」など、名曲の雨あられ! p 演奏も適度に熱血に、適度にコンパクトで大変聴き易く、初心者に何のためらいもなくお勧めできるという意味でも、ジャズオールタイムベストのベスト3に挙げられるべき「超盤」だ。 p 「ワーク・ソング」と「ダット・デア」の2曲は、ピアノがゴスペル臭プンプンのティモンズからよりスマートなバリー・ハリスに替わったヴァージョンもボーナスで収録されており、大変楽しい。 さあみなさん、周りにジャズ初心者がいたら、片っ端からこれを勧めよう。 あなたへの信頼はもう確実だ!。
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【くちコミ情報】
内容は文句なし!しかし輸入盤の方が安い!
ブルー・ノートのBLP1502そのままのCD化。2、6曲目は、1952年5月9日(麻薬漬け)WORスタジオ録音(エンジニアはRVGではなく、ダグ・ホーキンス)。4、5、10曲目は、1953年4月20日(52年と同じスタジオとエンジニア)。残りは1954年3月6日(麻薬から立ち直った)RVGスタジオ!録音。無論、エンジニアは、ルディ・ヴァン・ゲルダー(この年から検眼技師からブルー・ノートのエンジニアになった)という、麻薬漬けのマイルスから立ち直ったマイルスまでを聴く事が出来ます。しかし、麻薬の有無にかかわらず、どの曲も甲乙付けがたい!オリジナルは10インチLP5013番(1952年録音)、5022番(1953年録音)、5040番(1954年録音)からの12インチLPへの移植である。10インチLPは、録音年代順であるが、12インチ化で2枚に分かれてしまった。録音年別に選曲され、しかも安い輸入盤とどちらが良いでしょうか?私は輸入盤を買いました。という訳で価格の点で星1つ減点にしました。1,000円なら、輸入盤と太刀打ち出来ますが、残念!
ブルーノート12インチの第一弾
1952年5月9日、1953年4月20日、1954年3月6日録音。 本作はブルーノートが1955年に当時主流だった10インチ盤に変えて12インチLPを発売する時に真っ先に発売されたものである(vol.1・2)。マイルスのレコーディングからvol.1には52年セッションから6曲と53年セッションから3曲、vol.2には52年セッションの2曲と53年のセッション3曲、そして54年3月6日のセッション6曲全曲が収められている。 マイルスが自らの地位を確立した時期というのは1950年代の半ばである。『クールの誕生』が1950年3月9日のニューヨークの録音であるからして、vol.1・2を録音したこの時期というのはまさにマイルスが試行錯誤の中自らのスタイルを確立するまっただ中であった。そういう意味でこのあたりの録音は実に興味深く、マイルスの音楽を知る意味で必要不可欠な時代であると断言出来るだろう。 重要なのは未だマイルスのスタイルというのがそのコンボに浸透していないと言う点だろう。それでもマイルスのトランペットは光を増しつつあるのが十二分に聴き取れる。この後、マイルスはコロンビアと契約、さらにはプレスティッジであのマラソン・セッションを残して行く。 p 今では24ビットのRu y van Gelde エディションで聴くことが出来る。何て幸せな時代なのだろうとつくづく思う。
僕の愛聴盤
この作品は、僕が一番最初に聴いた作品である。この作品のおすすめは、「イット ネバー エンタード マイ マインド」だ。「ワーキン」にも入っているが、この作品の方がハードボイルドでかっこいいマイルスを聴くことができる。おススメだ。
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ラグタイム的要素を見せるキース
1974年10月9・10日ニューヨーク、ジェネレーション・サウンド・スタジオにて録音。と、書いて解る人にはすぐピンとくるだろう。本作はあの『生と死の幻想』と同日のセッションの作品で言ってみれば一卵性双生児の作品と言えるアルバムである。 p しかしながら本作は『生と死の幻想』とは大分イメージが異なっている。アメリカン・カルテットの明るさが全面に出たアルバムになっているところが面白い。こういう二面性が同日同場所であっても成立してしまうところがキース・ジャレットなのだろう。ここでのキースは特に1『インフライト』においてファンキーなラグタイム的要素を見せてくれる。なかなか素晴らしい作品だ。(●^o^●) p なお、キースのインパルス時代の作品を集めた『インパルス・イヤーズ』ではポール・モチアン作曲の未発表曲が追加されているのでファンの方はご注意を(●^o^●)。
キースジャレットはサックスを吹くビリージョエルか
1曲目、Inflightのイントロが大好きである。良くありそうな、パターンではある。ただし、ジャズの世界ではない。ロックやポップでジャズっぽいヨネー、とかいわれるタイプ、AORなんてのもありました。このあたりのもんに出てきそうな、しかして探してみるとそんなに無いような、有りそうで無い、ノリノリのスタイリッシュゴスペルフィーリングあふれる、ジャジーでいけいけでリズミックなピアノなのだ。こういうの何だろう、と考えていき、一つのかなり半端な結論ですが、ストレンジャーや52番街のころのビリージョエルとしておきます。そういえばキースの出身はあのアレンタウンだというし。....。少なくともキースジャレットはジャズだけの人ではない。そのことをよくわからせてくれる1曲だ。2曲目KuumもJazz!だけでないことをわからせてくれるけど....(笑)。ちょっとはしょります。フェイシングユー収録の名曲Vapalliaも再演されていて、アメリカンカルテットのくせに意外にこちらの方がおちついて聴ける。最後のタイトル曲もロック魂な1曲で、こういう場合、変に小細工するピーコックではなく、愚直にブンブンいわすヘイデンの方がやっぱりわかってるよなぁ、という感じ。隠れた名盤(?)ですよ。Jazz的にどうかはしらんけど
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いぶし銀の男、そうティナ・ブルックス。
Tina B ooks(teno sax), Blue Mitchell(t umpet), Jackie McLean(alto sax), Kenny D ew(piano), Paul Cham e s( ass), A t Taylo (d ums) 1960年録音作品で、そのままお蔵入りしてしまい、約30年後に発掘されたアルバムなので 幻の名盤などと呼ばれているが、さて内容はどんな異質なものなのかと聞いてみると、これ がまたご機嫌なハードバップな内容だ。サイドメンも豪華だし、一体全体何故これが長い間 陽の目をみることがなかったのか甚だ疑問なんだが、ティナ・ブルックスという人のアルバム には、そういうのが多い、いやほとんどがそうだ(笑)。たぶん、そうゆう星のもとに生まれた人なんだろう。 ただ、華やかさはないが、その代わり、いぶし銀のような渋くて深い味わいのあるテナーを 吹ける人だ。 まずタイトル・トラックの「Back to the T acks」は、フロント三人による力強いユニゾンを 始めに、それぞれのあつ〜いソロパート、力強いドリューのタッチと、わかりやすいほどわかりやすいバップナンバーだ。 「St eet Singe 」はホーンのグラデーションが重なる様が何ともドラマチックな一曲。 スリリングで、とことんスウィンギーな「The Blues And I」もいいし、物悲しく儚い バラッドの「Fo Heaven's Sake」に、ギラギラ熱い演奏のラストナンバーも聞き応え抜群。 選曲、配列ともいいし、総じて聞けば本当にわかり易いハードバップ作品だ。 まぁ幻の名盤云々の御託は置いといても、作品自体の完成度、ティナ・ブルックスの独特の 語り口を楽しむ分には一聴の価値がありますよ!
中身も素晴らしい「幻の名盤」!
ブルー・ノートらしい傑作ですが、リアルタイムでは発売中止、お蔵入りとなってしまったモノです。 軽快なリズムが心地よい「Back To the T acks」と「The Blues and I」、J.マクリーンのセッション(BLP4051)から追加されたブルージーな「St eet Singe 」。 美しいバラッドの「Fo Heaven's Sake」、ティナが作曲しF.ハバードのデビュー作(BLP4040)で披露された「Open Sesame」・「Gypsy Blue」ラインのエキゾチックな「The Ru y and The Pea l」と、全曲、素晴らしい出来だと思います。 「幻の名盤」と言うと、中身はちょっと・・・というものがありますが、根っからのジャズ・ファン、A.ライオンの経営するブルーノート・レコードだけあって中身も充実しております。
秀逸
幻盤だのその手の作品は得てして、期待はずれなモノが多いがこれは違っていた。あえてここにこの作品の聞きかじった能書きをズラズラ書き込むつもりはない。ただ一言素晴らしい。特に#2のストリートシンガーはかっこよすぎる。
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俺なんかがマイルスを語るのは恐れ多いが・・・
アルバム全体の解説は他の人に譲るとして、 個人的に特筆しなければならない部分が三箇所ある。 まず7のマイルスのソロの音。なんと表現してよいか、世間の世渡りを拒否した引きこもりのみが到達しうる優しさ! とにかくいい。 次に2。これだけ惜しみなく溢れ出るマイルスってあるか? まったくケチケチしていないでまるっきり溢れ出ている!麻薬付けの当時、なんでこんなに (パチンコで言えば)「フル解放」の流れるような、溢れ出るような演奏ができるのか。とにかくいい。 そして最後は12の二回目のソロの最初の四小節!このまるで処女のような下手の装いの上手さ!この三箇所だけを聞くために、俺はもう一度生まれたら100万円払ってもいい。
ブルーノート12インチの第一弾
1952年5月9日、1953年4月20日録音。 本作はブルーノートが1955年に当時主流だった10インチ盤に変えて12インチLPを発売する時に真っ先に発売されたものである(vol.1・2)。マイルスのレコーディングからvol.1には52年セッションから6曲と53年セッションから3曲、vol.2には52年セッションの2曲と53年のセッション3曲、そして54年3月6日のセッション6曲全曲が収められている。 マイルスが自らの地位を確立した時期というのは1950年代の半ばである。『クールの誕生』が1950年3月9日のニューヨークの録音であるからして、vol.1・2を録音したこの時期というのはまさにマイルスが試行錯誤の中自らのスタイルを確立するまっただ中であった。そういう意味でこのあたりの録音は実に興味深く、マイルスの音楽を知る意味で必要不可欠な時代であると断言出来るだろう。 重要なのは未だマイルスのスタイルというのがそのコンボに浸透していないと言う点だろう。それでもマイルスのトランペットは光を増しつつあるのが十二分に聴き取れる。 p 今では24ビットでRu y van Gelde エディションで聴くことが出来る。何て幸せな時代なのだろうとつくづく思う。
悪くはない
麻薬漬けで、人気もなくなったMilesが、なんとかつてを頼ってBlue Noteにとりあえず吹き込んだ(そのあと、ギャラは麻薬代に変わるんだろうけど)という事情?はともかく、ここでは若いMcLeanを聴ける!!という素晴らしいものが残っているじゃ~ありませんか。ホント、ここでのMcleanはプチプチ、若い。全編出てないけど、これはCheck out!ですよ
マイルス26歳の時の一枚
ブルーノート初めての12インチLP盤はこのマイルスのアルバム。1952年、53年という古いレコーディング。「ディアー・オールド・ストックホルム」というデンマーク民謡、古くはスタン・ゲッツ、現代ではエディー・ヒギンズがよく演奏する美しい曲を聴くと、マイルスの天才ぶりが分かる。ジャキー・マクリーン(アルト・サックス)J.J.ジョンソン(トロンボーン)アート・ブレイキー(ドラム)など当時考えられる最高のメンバーによる一枚。「イエスタデイズ」「ドナ」などのおなじみの曲も入っている。麻薬にまみれてはいたが、初期のマイルスのたぐいまれな才能を示す一枚。(松本敏之)
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キース・ジャレット、オーネットに挑戦
日本でのキース・ジャレットの人気は、その叙情性にあるみたいですが、異様に明るいキースはいかがでしょうか。おかげで、この作品、日本ではほとんど評価されていません。オーネット門下から招いたメンバーが、オーネットばりのフリージャズを展開しています。それまでの、宝の持ち腐れを反省したのでしょうか。しかし、メンバーのオーネット流R&Bサウンドをしり目に、キース一人だけニューオーリンズからカリブ海に飛んでいます。サックスのデューイ・レッドマンは、オーネット流フリージャズがやくわからないキースにいらだちながら吹いてます。チャーリ・ヘイデン、ポール・モチアンも昔をしのんで楽しんでます。今の彼らの姿はここにはありません。確かに裏ベストです。評価もそのあたりで1と5を!足して2で割りました。明るい、夏のドライブ向けのキース・ジャレットいかがでしょうか。
初めて聴いたキースのへんちくりんリズムにノックアウト!!
これ、アルバムとして最初に聴いたキースジャレットです。それまでジャレットに持っていたイメージってソロピアノ→ジョージウィンストンみたいな奴か?スタンダーズ→ビルエヴァンスのまねっこか?ヨーロピアンカルテット→ケニーGみたいなな軟弱ジャズぐらいに思っていたのです。総じてボブジュエームス系フュージョンの人がじゃずもやりますのような感じで見下していたのです。(全て、ちょいぎぎの思いこみ)ところがマイルスのLive evilで狂ったようにエレピ&オルガンを弾き叩いているお方が何を隠そうキースジャレットだと。ははぁ、どうやら、単なる聴きやすいだけじゃないのかな、そこで中古で手に入ったのがこれだったのです。ですがShades Of Jazzを最初聴いた時は、「なんだよ、音トビしてるじゃんか!」と返品したくなったほど、とんがったテーマリフにびっくり。めちゃめちゃつんのめりまくっているので、CDの故障か?と思うくらいの衝撃。(ほめているのか?)これにはまっちゃいましたねぇ。こういう曲をつくるキースもキースだが、一緒に演奏できるヘイデン、モチアンもすごい!特にポールモチアンは「あんたホントにワルツフォーデビーの人?」というくらいがっつんがっつん来てますし、チャーリーヘイデンの無機質なベース音がキースの激しい側面をよく引き出しているというか、すごくフィットしています。アメリカンカルテットはあまり評価されてないようですが、ワタクシ的にはヨーロピアンやスタンダーズよりある意味ぐっとくるものがありまして、好きになっちゃったんです。このアルバムは全編この調子で調子が狂っちゃうというか、素晴らしいのです。キースジャレットのネアカさというか肯定的な気分が伝わってきて楽しめる。なんたって最後のDiat i eがまたスゴイつんのめりで、ア、ア、ア、ありゃりゃ、終わっちゃったー、というあっけらかんとしたエンディングがなんと爽やかなことか!
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本作はアーチー・シェップが最もラディカルだった時代の記念碑的作品。録音は67年。アラン・ウィンストンによる骸骨のイラストジャケットも強烈だが、演奏もそれに劣らず衝撃的だ。LPではA面全部を占めていた18分半にわたるタイトル曲<1>が何といっても圧巻で、ポリリズミックなパーカッション群をバックにフリークトーンをまじえて延々と吹きまくるシェップのソロが凄まじい迫力だ。ちなみにドラマー&パーカッション奏者は、ビーヴァー・ハリス、エド・ブラックウェル、デニス・チャールズなど総勢5人。 こうした複合リズムはジョン・コルトレーンの専売特許であり、その意味でコルトレーンの影響を強く感じさせる演奏でもある。曲はすべてシェップのオリジナル。いつの時代のシェップが好きかというのは人によって異なるだろうが、60年代から70年代初頭にかけてのシェップは、そのキャリアのなかで最も過激だった。言い換えれは、シェップが最もシェップらしかった時代だといっていい。(市川正二)
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ブルーノートには多くの優秀なテナープレーヤーがレコードを残した。その中で最も個性的とは言えないかもしれないが、間違いなく最も印象深いプレーヤーだったのがこのティナ・ブルックスだ。録音したLPの少なさにより希少価値は高まるのだろうが、強調したいのが彼のスモーキーなトーンのテナーで一度聴いたら忘れられなくなる。浮遊感のあるブルージーなテナーと言った趣であるが、独特の音色がある。どこか我々日本人が好む侘び寂びの陰影に富んでいて、心にじわーっと染みこんでくる。そんなティナのデビュー作がこの"T ue Blue"である。ブルーノートのレーベルイメージにピッタリのタイトルも惹かれる一因だ。シブ〜イ容貌と芸人好みの音色で哀愁のピアニストの地位を不動のものとする、デューク・ジョーダンがブルーノートの名スタジオドラマー、アート・テイラーとコンビを組んでバックを務めるのも強みだ。微に入り細に入り抑えめのプレイでティナを盛り立てる。フロントを組む若き日のフレディー・ハバードが天衣無縫にトランペットと吹き鳴らす。枯れたテナーと好対照の対をなす。エキゾティックなオリジナル曲の魅力とも相俟ってワン・アンド・オンリーな世界を構築する。ブルーノート4000番台で異端の一枚とも言える。今では信じられないか、当時はセールスが芳しくなく、録音済みの第二作がお蔵入りしたエピソードもある。実力の割には不遇だったティナのジャズマンとしてのキャリアを顧みるにつれ、ハードバップのゴッホは彼だったんだと思う。
酒を飲みながら
ジャズの本を見ていると、必ず幻の名盤扱いの本作。アナログ時代は希少価値で評価にもプレミアが付いていたのではないかと思っていた。しかし、CDで復刻された時に始めて聴いたが、凄くいい感じだった。ティナ・ブルックスのプレイはオーソドックスでブルージーな感じ。オリジナルの曲調はサスペンス映画になんかにもピッタリはまるような、ブルージーで渋い感じ。醸し出すムードはケニー・バーレルの『ミッドナイト・ブルー』にも通じる。深夜に酒を飲みながら聴きたいタイプのジャズだ。
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覚えやすいメロディが魅力
ティナ・ブルックスの数少ないリーダーアルバム。活動期間が短いため、あまり知られていませんが、Blue Noteレーベルではサイドメンとしていくつかのアルバムに起用されています。ブルックスはプレイよりは、作曲の才能を認めるべきでしょう。独特のマイナー調の美しいメロディは、誰でも口ずさめるもので、日本人好みともいえます。たとえば、フレディ・ハバードの初リーダーアルバム「オープン・セサミ」(BLP-4040)のタイトル曲は彼のペンによるものです。この「トゥルー・ブルー」もその作曲の才が遺憾なく発揮されています。ジャケットのセンスも抜群。
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もしあなたがこの時期の新主流派ミュージシャンたちの残した記録のひとつにでも感動を覚えたのなら、このアルバムを今すぐ買うべきだ。 具体的にはウェイン・ショーター『スピーク・ノー・イービル』『ジュジュ』『ジ・オール・シーイング・アイ』やフレディ・ハバード『ブレイキング・ポイント』『レディ・フォー・フレディ』、ハービー・ハンコック『処女航海』のような作品にである。 数多く残されているブルーノートにおける新主流派の冒険的な実験の中でも、本作『ハプニングス』は傑出した作品のひとつであると豪語できる。 その良さは、第一にピアノ、ベース、ドラムという基本的なリズム・セクションの上にフロントとしてヴァイブを乗せたことであり、これによってヴィブラフォンという静謐で味わい深いことこの上ない楽器の魅力を存分に聴くことができるのである。従来ヴィブラフォンはフロント楽器とリズム楽器の中間に位置する存在と見なされる傾向があり、エリック・ドルフィー『アウト・トゥ・ランチ』のようにピアノ的立場として使用されることもあるのだが、これではサックスやトランペットのような他のフロント楽器の鋭い音に邪魔されてしまい、ヴァイブのみが奏でうる硬質で冷たい雰囲気というものは出にくいのである。 本作で演奏されたのは、名作の誉れ高いハンコックの「処女航海」の1曲以外をリーダーのボビーの手によるオリジナルで固めているのだが、決してそれらの楽曲も「処女航海」に引けを取っておらず、佳曲揃いである。構成的には1、7曲はアバンギャルド寄りであり、2曲目と6曲目はスロー・バラード。3曲目はラテン風、5曲目がハイテンポな疾走感溢れるナンバーであり、バランスも非常に良いと思う。 また、出演者全員の相性が非常に良く、素晴らしいアドリブが記録されている。特に5曲目の「ヘッド・スタート」の全体のテンションの高さには驚嘆させられるし、「処女航海」はハンコック名義のテイクよりも完成度が高い。ジョー・チェンバースのドラムも非常に硬質でセッションの雰囲気を決定付けている。 とにかくすごい、超のつく名盤なので、買ってください。
数少ない新主流派の名盤!
いわゆる新主流派の名盤って実は数が少ないのかも。 ショーターの『Speak No Evil』にハンコックの『処女航海』、それにこの『ハプニングス』の3枚が代表的なアルバムと思う。 カインド・オブ・ブルーとかは何か違う、この3枚は時代がたっても新鮮さを感じる。60年代の電化寸前のこの絶妙な時期が音楽を古くさせないのかな。 ハッチャーソンの万華鏡のような音色のヴァイブは、何だか雨音を思わせる。雨の日に家にいるとあの周りと隔絶した感じが妙に安心するけど、それに近い。 「処女航海」の再演は、個人的にはオリジナルの方が好き。別に悪い訳じゃなくて他にも良い曲があるし。 こんなアルバムまだ無いのかな?
ジャケットのイメージぴったり超クールです
VIBといえばMJQのミルトジャクソンが有名だが MJQよりモダン(現代的)で 僕はこちらの方がかなり好み 今まで聴いたVIBという楽器が参加しているアルバムの中で一番よかった とりあえず現代的なのがいいと言っても ハッチャーソンが関わっている別のアルバム 「アウト トゥ ランチ」までいくとちょっと着いて行けない感じがあり このアルバムは現代的なバランスが丁度いい感じ p とにかく ジャケットもクールでかっこいいが 曲も超クール それでもってファンキーであったりブルージーであったり 一貫性を持たせつつ色々な形を聴かせてくれる ハービーハンコックの名曲「処女航海」も本家よりこちらの方がいい感じで ほんと、ハービーとのからみが息ぴったりですごい まさに大物の一期一会のもとに生み出された名盤
秀逸
ボビー・ハッチャーソンのヴァイブが一番素晴らしい形で出ているアルバム。考えすぎずでしゃばり過ぎず、全曲甘美ということばがピッタリ。耳の保養に服用すべしです。
ハチャーソンのかっこよさ
ハチャーソンの代表アルバム。全編ハチャーソンのバイブにひたれます。クールです。ジャケも素敵。迷わずストックの名盤。
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