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カスタマーレビュー数:8
【Amazon.co.jp】
この複雑な音の立体芸術は1978年にブライアン・イーノによって創られ、ニューヨークのラガーディア空港のマリン・ターミナルにしばらくのあいだ流れていた。このアンビエント・ミニマリストのサウンドスケープは、バックグラウンド・ミューザックとか、深く芸術的な音楽環境とか、革新的なスタジオ・クリエーションなどと表現されてきた。イーノは「Music for Airports」(邦題「ミュージック・フォー・エアポーツ」)をシンプルな曲と完全にマッチしているとはいえないさまざまなテープの連続構成からデザインした。これは、聴覚と空間的な広がりを、沈黙、ピアノ、シンセサイザー、女声、そして最も重要な、スタジオの技術を駆使して創った革新的な労作だ。本物のメタクラシックで、ここでのミュージックは4つのはっきりしたムーブメントに分けられている。このアルバムはイーノのアンビエントシリーズの1作目であり、間違いなく最高のものだ、(Mitch Myers, Amazon.com)
【くちコミ情報】
Something, Beyond Music・・・・
「Anothe G een Wo ld」('76)や「Befo e and afte sciense」('77)を聴いていると、やがてイーノがこうした音楽を創造することはだいたい想像がついた。が、決定的だったのはRo e t F ippとのコラボレーション[作品:Evening Sta ]だったに違いない。サブタイトルに「Music fo Ai po ts」とあるものの、発表された78年から80年代前半にかけて主に美術館で時々聴いた。タイトルを1 1、2 1、1 2、2 2(Two ove Twoと読む)とどの面の何曲目ということだけを示して、それ以上は聞き手に委ねたり、五線譜を使わない新しい形式の「楽譜」を採用(ジャケット裏面参照)するなど、70年代の終わりに音楽を越えた新しい何かを作り上げていた。Am ientシリーズは#4で終了したが、これと#2の「The Plateaux of Mi o s」が素晴らしい。
アンビエントの記念碑。
環境音楽の代表作。以前読んだ雑誌では、ヨーロッパのとある空港でこのアルバムが実際に流されている、とのことです。全4曲ですが、非常に単調です。じっくり聴くとテープレコーダーのループ効果で徐々に変化しているようです。彼の意見では、何かを思考させるための音楽なのだそうです。私のイメージは1曲目では真っ青な空に音もなく飛んでいる1機の飛行機を連想させます。2曲目は女性のあー、という声をミキサーのフェーダーを使って上げ下げしているような曲です。車で聴かないように!眠くて危険ですw…。
アンビエント音楽の傑作。
これ以上記憶に残る音も無いし、これ以上気にならない音も無い。 注意すれば聞こえてくるし、意識しなければ聞こえてこない。 アンビエント音楽の傑作。
2/1!
2 1ほど神々しい音楽を他には知りません。単純な音程の無作為な組み合わせがこれほどの感動を呼び起こすものなのかと、何度聞いても涙腺が刺激される作品です。 イーノの天才と偶然のみがなし得る至上の作品。
音を環境のためにデザインし配置するという発想
1978年リリース。イーノのオブスキュア(あいまいな)・シリーズに続くアンビエント(囲まれる)・シリーズの第一弾。AMBIENT 1として発売された。 曲名も『1 1』、『1 2』、『2 1』、『2 2』と無機質極まりない。全てイーノ自身のオリジナルだが、『1 1』のみこの中でアコースティック・ピアノをとつとつと弾いているロバート・ワイアットとの共作になっている。 ここでの音楽は『無視出来る』を一歩踏み出して、音を環境のためにデザインし配置するという発想に到達している。あたかも映画の為に映画音楽や映画のための効果音があるように、その環境にふさわして音楽を作り配置するという発想である。その最初の環境として選ばれたのが『空港』だったということだろう。それを1978年に到達しカタチにしたイーノはやはり天才と言わざるをえないだろう。 この発想は今では携帯電話の着信音にまで波及している。どのような空間であっても心地よく空間に溶け込む音が必要な時代を今まさに迎えている。着信音を選択する行為と同じように聴く音楽。それがイーノの考えるアンビエント(囲まれる)だ。 p 時に僕らはその心地よさに眠りについてしまうこともある。それこそがイーノの術中に落ちたということなのだ(●^o^●)。
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こんなの聞きたかった
アンビエント・インストルメンタルのオリジナルアルバムとしたら、「メディスン・コンピレーション」以来なんですよね。 イベント等へ提供した楽曲を編集したもので、正確にはオリジナルアルバムとは言えないかも知れませんが、リミックスもなされ、わりと完成度が高く満足できる内容です。 個人的には80年代終わりから90年代にかけての細野さんのアルバムがいちばん好きです。 本人も「作家性がいちばん高かった。」というように、オリジナルティにあふれています。 こころ落ち着かせる、ゆれ、トランス、リズムによるおだやかなグルーブ。 アンビエントというジャンルを借りた独特の世界です。 このアルバム、細野さんの歌がいいんです。 数曲しかないけど、結構のりのりのボーカルがアクセントになっています。
細野さんの懐の深さ
なんか細野晴臣アーカイブスなんて銘打って未公開音源を披露していくそうで かつてのコインシデンタルミュージックやモナド観光音楽とか ミニマル系にまた還っていくのかなあ、なんて少しいやな予感しましたけど そんな懸念は1曲目の Roochoo Divineを聴いて吹っ飛びました。 細野氏の僧侶の読経のような呻くようなボーカル、素晴らしい。 紛れも無く最近の氏の活動のテクノ〜カントリーの流れの中にある音楽であり、 密室ミニマルではありませんでした。 他の曲も同様、何かの媒体に使用した曲とはいえ、新たに手が加えられており 氏の待望のニューアルバムといっても過言ではない丁寧な造りになっています。
癒される
細野さんが長年あちこちに提供した音の断片たちです。とても不思議な音楽で、癒されました。
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心の清涼剤
90sテクノの良さが凝縮されてます。 突き抜ける爽快感と音の世界に浸透する様な浮遊感。 90sテクノ好きにはたまらない、トリップ必至の1枚です。 最近のハードテクノやトランスに慣れた人には音数が少なくて物足りない感じがあるかもしれませんが、じっくり聴くと、いつの間にか聴き入ってしまってる罠。 普通に聴くのはもちろん、耳休めや就寝前の安眠剤にもゼヒw 星4つの理由として、1曲目とラストに変な引張りがあるのと、 それらを抜いて曲数がやや少ないことですかね。 好き故にもう少し長く聴いていたかったです。
ダメですね。
比較すべきではないが、デトロイトテクノ辺りを聴いてコレを聴くとどうしょうもないほど音の薄っぺらさが露呈してしまう。 個人の好みの問題とは言え評価が高すぎると思う。本当は星三つでも良かったが、バランスをとるためにあえて二つ。
テクノの基本
自分がこんなにテクノが好きだとは思わなかった・・・という意識を味わせてくれたのは実はこのグループではなくてUnde Wo ldだったのですが、テクノの最高傑作との評価を読んで今回購入。一発で気に入りました。2曲目からトランス状態に突入します。心地よい繰り返しのメロディ、寸分狂わぬジャストなリズム。機械仕掛けと判っていながら陶酔して身体を預けてしまうイケナイ私。ヤメラレナイノ・・・ワカッテイルケドダメナノ。
彼ららしい、最高のアルバム
オービタルで一つアルバムを薦めてくれ、と言われたら やはりこれを薦めてしまうだろう。これは「彼ららしい」 最高の「アルバム」だと思うからだ。 個人的には、メロディアスな「Middle of Nowhe e」は やはり大好きで繰り返し聴いているし、いわずと知れた 「Chime」の入ったイエローアルバムもやはり捨てがたい。 曲単位で言えば「Snivilisation」の「Kein T inke Wasse 」も何度聴いたことか。 ただ、彼ららしさ、と言う意味では、このブラウンアルバム に勝るものはないと思う。「Lush3-1」からの展開は何度 聴いても鳥肌が立つし、流れるように続く曲の数々を聴いて いると心が奪われる、という言葉以外見つからない。そして、 その展開の最後を締めくくる「Halcyon+On+On」はただ美しい の一言。実際にこれで安眠したことも数知れず。 最初に友人からこのアルバムについて教わったのは10年くらい 前のことだったと記憶しているが、そのことは今でも感謝して いる。今や僕の生活の一部となったオービタルを知ることが できたのだから。
90年代テクノハウスの傑作!
前作の通称グリーン(イエロー)アルバムは今聴くと古さを感じるのに、このブラウンアルバムは何年経っても古さを感じさせない。 90年代初頭はイギリスでドラッグを含めたクラブブームが起こり、そういった世の中の流れとブレ無く噛み合ってスパークしていたのがこの時期のORBITAL。 曲名もLushとかHalcyonとかドラッグを連想させる。 リズムがほぼ全編4つ打ち。この作品以降のORBITALは4つ打ちを封印し、多様なリズムを使うようになる。 しかし今聴いてみるとこのBPM130〜140の4つ打ちが一番強靱かつシンプルに美しい。 心臓の鼓動のようにも聴こえる。 2. Planet of the Shapesは最初から大作。10分近くあるスペイシーなハウス。 3. Lush 3-1は彼らの代表作のひとつ。キラキラした素晴しいシンセフレーズを堪能して欲しい。。 4. Lush 3-2は前曲から続いて始まる。前曲と比較してダークでハードな展開。シンセの低音による無機質なリフレインがカッコいい。 6. Remindはどうやったらこんな曲作れるんだって言う位ハードでトランス感があり、アナログシンセの万華鏡のような状態。ブッ飛んでる。 9. Halcyon and on and Onは超名曲。ベスト盤にはこれの原曲にあたる「Halcyon」が収録されているが、こちらのアルバムバージョンの方がより深遠で完成度が高い。無限にループするかのようなベースラインと硬質な四つ打ち。無限の宇宙を思わせるような女性コーラスとシンセパッド。このアルバムのクライマックス。
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ゆったりとした、空港のBGMにふさわしい作品
たしか、ダラスかジョン・F・ケネディだったと思います。 ピアノを中心とした音の微妙なズレが、これまでのイーノの アンビエントシリーズにはない、 都会的でコンサバティブな楽曲に仕上がっています。 ただ、もともとBGMとして作曲されているので、アルバム全体には変化があるが どこか単調で、聴いているうちに眠くなります。 慌ただしい空港の中でもリラックスさせるのが狙いにあったのかもしれませんが、 あまり寝付きが良くないときに聴くと効果的、かもしれません。
ありふれた日常の場を生きたアートに変える魔法
音楽とはまさに一つの環境であると実感させてくれるこの上ない1枚。 空港以外にも人工的な空間、例えばビルの中や国際展示場といった広さを持つ空間にはことの他マッチするが、 いつもの歩き慣れた場ですら、これがあると思考が異空間へと飛び、自分以外の全てがスローモーションで動いているかのような不思議な感覚が味わえるだろう。 ミュージック・フォー・エアポーツ。これはせわしない日常が繰り返されるありふれた場を一瞬にして生きたアートに変える魔法だ。
誰もいないゆりかもめに乗っているような。
今風の言い方をすれば、ENOは音楽にビジネスチャンスを見つけるのがとてもうまい人だ。サイレンス ヒ-リング系の音楽の中のなかではENOのアンビエントものには特に人工的な感覚を強く感じる。だからENOが「オンランド」をやりたかった理由も、失敗した理由も何となくわかる、ような気がする。ENOはセザンヌの絵が好きだそう。エコ-のかけ方のファジ-な感覚なんか確かにそんな感じ。
血の通った生命の環境音楽。
イーノ環境音楽の最高傑作。 まさにエアポートにぴったりの音 淡々とした音のなかに広い空間を感じます。 反復される音に不思議な空間が形成されていくが決して無機的なものではなく、血の通った生命の環境音楽。
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【くちコミ情報】
疑問ですが。
本当にリマスター何ですか? サイトによってはリマスターと書いているトコと書いていないトコがあり、 若干混乱しています。 p あと紙ジャケなのかデジパックなのかもわからないので どなたか教えてくれませんか?
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美しいこぶしにはまる・・・
彼女の艶のある美しい声を堪能できるアルバムです。ずっと聞いていると、やや鼻にかかったような中低音域もハスキーがかった高音域も、とにかく声が素敵。アラブ独特のこぶしが彼女にかかると、ややウェットなというか独特の憂いを帯びた官能を感じさせますね。だからなのか、比較的ゆったりめの曲が良く合っているみたいですね。 民族楽器の音色と彼女の声を聞いているだけで、異国の香りを含んだ風が吹いてきそうです。時にはストリングスや手拍子を交えつつナターシャ流アラビアンワールドを作り出しており、格別自分自身はベリーダンスを踊りませんが、それこそ目の前でベリーダンスを見ているかのように、かなり気持ちよく聞けます。
素晴らしいアルバムです
楽曲の良さもさることながら彼女の伸びやかで艶やかな声が曲の雰囲気を更につくりあげています。憂いさえも感じる声に久しぶりに感動いたしました。
シルクのような声
パリのシャルル・ド・ゴール空港のCD屋でアラブ人の店員に進められて買った彼女のCD。正直他のアラブポップスのCDを探していた私には「そんなに言うならまぁ買って見るか」くらいの気しかなかったのですが、聞いてうっとり。「なんて艶のある声なのか」と。 今までエジプト、レバノン、イラクポップス、またマグレブのRAIなど色々聞いてきた私には彼女のヨーロッパ的な要素プラスアラブテイスト融合が新鮮且つ芸術的、官能的で、このCD以外の彼女の作品も購入してしまいました。
まだまだ健在でうれしい。
アルバムリリース、いつもチェックしてました。ベスト盤なので、どれもおいしい。TGU時代から彼女の歌声に魅了されっぱなしです。アラビックなサウンド。踊る人にもおすすめ。
★心地よい音楽★
T ansglo al Unde g oundのCDが欲しかったがお金が無くて 買えなかった高校時代。それからはや10年以上が過ぎ、ダビングしたテープも失くし、 CD屋で探しても見つからず、Amazonで見つけるも届くのに1ヶ月近くかかる・・・ それまでのツナギとして、参加していた彼女のベストを注文してみました。 p 基本インドチックな音楽で、ダンス要素もやはりありますが、案外落ち着いた感じで とても心地よい。寝る前に聞いていると、いつの間にかぐっすり寝てしまいます。 It's Man's Man's Man's Wo ldやYou Only Live Twice(007は2度死ぬ)のカバーもあり、 すごく耳ナジミがいいので、意外と万人に受けそうな気もしたり。歌声もステキです。
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人生を変えた一枚
YMOのリーダー細野のソロなので当然極めてテクノポップだろうと思い『泰安洋行』とカプリングされたカセットテープを買ったのが出会い。ところがどーだい。テクノじゃないぞと、一聴目は落胆。でも聴いたことのない不思議な旋律についついまたプレイボタンを。そして仕舞いには常習してしまう。中華風なのか、南国なのか、香港なのか、カリブなのか、ジャパンなのか、フォークなのか、どれでもないごった煮アルバムだ。しかし1枚ごとにアプローチを変える懐の深さ、最近のDVDではプレーヤーぶりを見せつけ、眠たげな天才ここにあり。最新のソロはそろそろでしょうか?
真の才人
なんて素敵なアルバムタイトルとジャケットなんだろう。 細野晴臣ファンならずとも目をひかれる斬新なデザインである。 音を聞いてみれば懐かしいような新しいようななんともいえない癒しの世界。 よくよく聴けば細野さんのあらゆる音楽に対する造詣の深さが伝わってくる。 このアルバムを含めたトロピカル3部作はかなり実験的な音作りをした作品であるが、優しさ、癒し、懐かしさ、そんな感覚にあふれていて、何度でも聴きたくなってしまう魅力がある。 細野さんは常に新しい音楽境地を求めて溢れるアイディアと情熱を注ぎ込んできた、日本の音楽シーン最大のパイオニアーである。 であるのに気取ったところや猛々しさも全く無くて朴訥とした人柄。 細野さんは愛すべき才人である。 真の才人とは気取ったりしないものなのだ。 そんな細野さんの魅力が最もよく現れた一枚ではないかと考えている。
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初めて聴いたのは15年くらい前。曲が流れ出した時に感じた、脳ミソが踊り出すような感覚は忘れられません。最後までずーーーっっと笑いっぱなしで聴き倒し、すぐ仲良しの子んちへ持って走って「すごいよぉ!」って聴かせました。
new orleans music~
ニューオーリアンズの音楽そしてエキゾチックな音楽を消化するのが非常にうまい人物。その研究成果がこれだ。腰抜かすはずだ。 10点中10点
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はじめてこれ聞いた時には正直自分の音楽理解力が追い付いていなかった。ニューオーリアンズ音楽を聞くようになってから、この人のセンスのぶっとび具合に気付き。それ以来愛聴盤になった。天才でないとできないしわざ。西洋音楽の美味しい部分をくりぬいてバランスよく快適で生命力あるものに仕上げている。こんなことができる料理人は細野氏以外にいないのである。ある意味日本のDr.ジョン。音楽に精通している部分とセンスはぶっとんでいる。10点中10点
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これは腰が抜けた!
こりゃ凄い。トロピカル3部作「トロピカルダンディー」「はらいそ」の間に位置するアルバム。トロピカル〜」は前半だけでしたけれど、本作は全曲素晴らしかった。 はっぴぃえんど同様の言葉使いの巧みさと聖域無しの貪欲な音作りには頭が下がった。YMOなんて寄り道しないで、ずぅっとソロで活躍して欲しかったですわ。極上な31分を味わった。何と言えば良いのか、トロピカルでは無くてレトロな音を追求しまくった感じの究極の和音かな。久しぶりの大傑作邦楽CDでした。しかし才能ある人だなぁ。
めくるめく音の「魔世界」
ビーチボーイズの「ペットサウンズ」みたいなものでしょうか? 音が厚いんです。 でもロック的な、ギターをオーバーダビングしてみたいな、音の厚さでないんです。(しいて言えば、暑さ) コーラス、パーカッション、ホーン、鍵盤、合いの手、ぶっ飛んだリズム、、、。 次から次ぎへ、めくるめく、めくるめく、これでもか、これでもか、と音が飛び出てくる。 もう、一回聞いたらもう後には戻れません。えせ東洋のバーチャル世界にどっぷりです。 「スタジオで軍手したまま、ピアノ弾いて、沖縄の踊りを踊っていた。」 と言うように、本人も相当ハイだったらしいです。 (このアルバムをレコードで手に入れたときは、本当にうれしかったなぁ。もちろんCDでも持っているけど。) 「日本語でロックをやって、アメリカでは言葉がわからないと言われ、日本では音がわからないと言われた。」細野さん。 50年代アメリカ映画のサウンドトラックをヒントに、西洋の目から、東洋としてのポップミュージックを再構成しております。 このすさまじいアルバム。日本では長らくフォロワーが現れませんでした。 しかし、最近のトリビュートなぞ聞くと、ジム・オルークなぞ、アメリカの一部の人々に影響を与えたことは明らかです。(さらには、30年を経て、今の若い人々にも) 遭難注意!とにかくすさまじいアルバムです。
細野晴臣のおもちゃ箱
初めて「香港Blues」を聴いた時に「あーこの人ちゃんと聴いてるな〜」と感じました。 それくらいHoagy Ca michaelのレイジーな唄い回しをマスターしている事に生意気な言い方ですが妙に 感心してしまいましたね。 しかもそれが妙チクリンな懐古趣味の音楽ではなく、細野晴臣個人の音楽として結実しているのは素晴らしい。 私感ですがここに表現されている音楽は決して後進の真似の対象にはなり得ない、超個人的なものだと思います。 そして個々の演奏家が良い意味で細野晴臣の音楽にコミットするのではなく、自然な形で自己表現をしているのが この作品に普遍性を与えている力の源なのだ、という事も感じずにはいられません。 先が見えない、結果が見えない、他人の評価という事に対して異常なまでに神経質な現代では作る事はまず無理な内容。 本当にクリエイターにとっては必要な土壌とは?という事を痛烈に考えさせてくれる名盤。
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「トロピカル3部作」の2作目にして3部作での最高傑作。 前作でさわり程度だったごった煮サウンドをさらに煮込んだことで極上の味わいが生まれた、といった感じ。 とにかく1曲目のドラムが始まった所でこのアルバムは名作だ!と感じられるはず。 それだけ最初から最後まで音楽の魔法でいっぱいなアルバム。 必聴!
大正時代の横浜
元はっぴぃえんどのベーシストがこんな音楽を作るなんて、当時としてはかなり驚かれたんじゃないでしょうか。 日本語ロックという和風な音楽から、無国籍というよりは多国籍な音楽へ。 ここからさらにYMOへと進化していくんですが、この時点で既に細野さんが日本の音楽の最先端に立っていたことがわかります。 細野さんの声質とあいまっていい感じにやさぐれたトロピカルさ。 このアルバムを聴けば、他の音楽では聴けない不思議な音世界に連れて行ってもらえる事を保証します。
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今も聞いています。やはり最高です。 enoは天才です。確信します。 このdisc ete musicとthu sday afte noonがあれば いつでも、どこでも涅槃にいけます。 一口にアンビエント系とか環境音楽とか言っても、 ものすごくいろんな種類の音楽がありますね。 必要なものを探したり、見つけたりすることは 結構難しいなと思いました。 (ゆえにはまってしまうものでもありますが) だいぶいろいろ聞きましたが、一番良く聞くのはこの2枚です。 大好きです。 上手く伝えられませんが、音(音楽?)としてのパワーそのままに、 聞き手の思考や感情が縛られすぎない、もっていかれすぎない感じ といったらよいでしょうか。 とても抽象的だという事なのかもしれません。 おすすめします。 興味を持った方は、ぜひ聞いてみてください。
ターラーラー
70年代中期、環境音楽としては初期の作品。アナログレコードではA面1曲、B3曲という構成で、A面はごくごく短いフレーズが延々30分繰り返され、B面はパッヘルベルのカノンをものすごーく遅く演奏して、さらにコラージュしたような作品です。こう書くと、とてもつまらなそうに思われるかもしれませんが、ツボにはまるとこれがとっても心地いいんです。イーノの環境音楽作品の中ではいまでもこれがベストです。イーノはこの作品を聞こえるか聞こえないかぐらいの小音量でかけることを推奨していましたが、個人的にはもう少し音量を上げて、ボーっとしているのがオススメ。あと、パッヘルベルのカノンは、よくドラマのBGMや結婚式とかで聴くことのある曲なのですが、イーノ版をきくと、通常の速度での演奏がとってもカッコわるくマヌケに聞こえてきます。
イーノがイーノになった瞬間
1973年発表。イーノが現在の知的にしてコンセプチュアルなイーノになったのが本作だと思う。イーノが自らのコンセプトに基づいて立ち上げたレーベル、オブスキュアからの3番目のアルバムが本作『ディスクリート・ミュージック』である。 オブスキュア(あいまいな)は聴きながら無視できる音楽を目指している。そしてこのコンセプトは進化拡散し、次のアンビエント(囲まれる)へと繋がって行く。本作『ディスクリート・ミュージック』は、イーノのオリジナルの表題作と有名なパッヘルベルのカノンをモチーフとした作品が、実にオブスキュアなスタイルで拡散して行く。それは見事なまでに聴きながらにして空間に溶け込み、無視できる音楽である。1973年にこのコンセプトをポップ・ミュージックの世界に持ち込んだイーノはやはり天才と言わざるを得ないだろう。 そしてもっと特筆すべきはこのイーノのコンセプトに引き寄せられて、素晴らしいミュージシャンが彼の元に集まり始めたということである。オブスキュアではNo.7の『ミュージック・フローム・ペンギン・カフェ』のペンギン・カフェ・オーケストラとジョン・ケージの曲を取り上げたロバート・ワイアットが最高だったと思うがどうも今は廃盤のようで大変残念だ。 ファンク・ロックなブライアン・イーノは死に、触媒としてのブライアン・イーノがここに誕生した。ポップ・ミュージックのひとつのキーになる作品が本作である。
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地球を離れ、宇宙へ・・・
アポロ計画のドキュメンタリー映画のサウンドトラック。 イーノが兄弟のロジャー、そしてダニエル・ラノワと共に製作。 テーマが宇宙ということもあり、果てない静寂を想像してたのだけど、 以前のアンビエント・シリーズなどと比べて曲の中に動きがあります。 静かに流れるノイズの中で、ギターやキーボードの音色が繰り返されます。 ぽつんと佇む寂しさ、みたいなものでは感じられません。宇宙にあっても 同時に人の温もりを懐かしむような・・・ほんのりと感じられる安らぎ。 出来はSIDE TWOの方がかなり上。映画のサントラだけあって、一曲ごとに 尺が短いのがやや残念か。SILVER MORNINGやALWAYS RETURNINGは 一晩中でも聴いていたいと思わせるほど、美しい。
レア盤のバーコード・ナンバーは?
1983年リリース。NASAの月面着陸の記録映画用にブライアン・イーノが製作したサントラである。1992年では『Ne ve Net』でいささか先祖返りしたイーノもここでは再び『触媒』に戻っている(●^o^●)。相棒ダニエル・ラノワとロジャー・イーノが参加している。 p 時に『エアポート』時に『フィルム』とあてがう場所を選んできたイーノのアンビエント・ミュージックも『宇宙』というあてがい場所を得て、全開のイマジネーションを繰り広げる。まさに目を瞑れば宇宙飛行船に乗って見る船外の風景であろう真下の星や星の送りあう瞬きのシグナル、そして母なる地球の『ディープ・ブルー』が浮かび上がる音楽である。素晴らしい! p 実はこのApolloにはマニアに知られたロングバージョンを含むレア盤が存在する。僕の持つEGCD53のUK盤バーコード・ナンバー7777867782はそのレア盤では残念ながらない。そのレア盤を求めてオークションを彷徨う日々でもある(●^o^●)。それほどファンにとっては『熱い』作品なのだ。
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