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【くちコミ情報】
誉め言葉をいくつ並べても足りない素晴らしい出来!完璧!!
今度もスゴイぞ♪前作“Standa d Influence”に爽快感と清々しさをプラスした続編登場!ベテラン職人達のパーフェクトな演奏には思わずうならされます。『こんなアレンジの“Ca avan”聴いたことないゾ』『E.W&Fの名曲“Afte The Love Has Gone”のJohnのギターのやさしいこと…。このやさしさは故E ic Galeにならぶネ』『“Song Fo My Fathe ”しっぶぅ~~』……etc.と、一人居酒屋状態になれる快作でした。飲んで帰ったあと聴くともう一杯欲しくなるかも、ですよ。
祝!単発企画じゃなかった(^^;
単発企画モノかと思っていた前作”スタンダード・インフルエンス”('03年)ですが、 タイトルから判るように本作がその継続作であることは明らか。これは嬉しい誤算と言うべきものでしょうか(^^;おまけに、S.ガッド先生(ds)、A.ジャクソン氏( )と前作のコアとなっていたリズム隊も健在です。 #全曲、、ではありませんが。 ジャズだけではなく、R&Bやソウルといった枠からも選曲されている辺りは前作でも傾向がありましたが、アース・ウィンド&ファイアの[3][7]やL.ヴァンドロスでおなじみの[10]など、その割合が微妙に増加しています(個人的には嬉しい限りです)。 また、本命?のジャズ枠ではJ.マクダフの[1](オリジナルにも負けないo gがいい感じ)や御大S.ロリンズの[2]、D.エリントンの[4]、A.カルロス.ジョビンの[9]、バカラックナンバーの[5]、その他M.デイヴィス、E.ハリスと、まぁヴァラエティに富み、且つ、ノリの良さもぴか一。 安定感という意味からすると、これ以上のものはないと言ってもいいリズム隊。相変わらず(と言っては聞こえが悪いですが)優しくも”しっかり”とした腰のあるピック捌きと、老練ささえ感じさせるフィンガリングのJ.トロペイ氏(g)。やっぱり惹かれます(^^; 我がままを言わせて頂ければ、久しぶりにvoモノも入れて頂きたかったです。 #で、voはL.ハザウェイで(^^;
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【くちコミ情報】
LP時代からCDへ
ラリー・カールトン、リー・リトナー が好きな人は、彼のギターもコレクションにあると思いますが、それ以上にドラム好きには絶対外せないのが カーンの3部作を叩くガットさんの響きでしょう。私が知る中で、スティーブ・ガットの一番油の乗ったドラムがあります。本作も素晴らしいのですが、是非、タイトロープの5 8拍子??のドラムも聞いていただきたい。どうして・・・という感動があります。
感性の人
とにかく一曲目に尽きます。 このテーマにして感性一発のこのソロ。 耳で聞くとなぜこの音階、音列と思いますが、コピーしてみると「指使い」に秘密が。 ギターの指板上を気持ちよく平行移動していきます。 オルガンソロやドラムも最高です。
嗚呼、素晴らしきかな'70sフュージョン
1曲目のちょっと不思議な感じのリフ。2曲目の"夢の中"を彷徨うようなメロディ。多分、好きになると離れられなくなります。 前作(タイトロープ)と次作(アロウズ)の素晴らしさも承知の上で、あえて言わせて頂きます。S.カーンがCBSに残した3枚のアルバムのうち、本作が最高傑作です!! 真っ当な(?)評論家の方やジャズファンは、CBS以降の彼の作品を評価されているかも知れませんが、私は、願わくば、この時代の音を一度だけでいいので再演して欲しいと思っています。 嗚呼、素晴らしきかな'70sフュージョン。。
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【くちコミ情報】
金賞の名には値しないかもしれませんが
スウィングジャーナル誌2006年ジャズディスク大賞の金賞受賞。コリアのオリジナル人気曲で固めた選曲で、スティーヴ・ガッドのドラミングも嫌いな人はともかくそれなりに良い演奏だし、コリアもそれなりにいい感じの演奏。マクブライド氏はかなり頑張っているし、全体的には悪いアルバムではないけれども、金賞の名に値するものではないと思います。まあ、点数方式の投票で決めているから、集計のいたずらでこういうこともあるかもしれないですね。 「スペイン」はあまりジャズらしい作品ではありませんが、ビシッと決まれば効果の大きい曲で多くの人の期待が大きいのに、皆さんが指摘されているように、このフェイドアウトの仕方は酷い。フェイドアウト前の演奏も、悪くはありませんが、「宇宙のような広がりのあるファンタスティックな世界に連れていってくれ、至福のよろこびを味あわせてくれた」というほどではないように思います。まあ、個人的な受け止め方は人それぞれですが、そのファンタスティックな宇宙世界は、フェイドアウトしてしまうわけです。金賞のレヴューにも、CDのライナーノートにも、フェイドアウトしたことについてのコメントが無いのはいかがなものかと思います。 私の個人的意見としては、Mat ixの演奏がやや緊張感に欠けるダラダラしたものに感じられたので、これをカットして、スペインは全曲収録したら良かったのではないかと思っています。 しかし、金賞の名には値しないかもしれませんが、他の対象作品だって全曲素晴らしいわけではないし、このアルバムも聴き処は多いので、★4つとしたいと思います。
がっかり
最新録音なのに、音質に透明感がない。背景にノイズがかかっており、だるい音で録音されている。ライブ演奏の性だけではないだろう。 室内音響が悪いブルートNYでのDSD録音は、あれほど透明感の高い録音だったのだから。 曲目の編集が最悪。何と最後のスペインが途中で終わっているのである。これには驚いた。他のどうでもいい曲をけずってでも、スペインは最後まで聞きたかった。 それが編集というものであろう。いったい何のために日本のファンのために先行発売しているのか判らない。 これでは、スペインのあとに、ラ フィエスタとかラブ キャッスルなどのコリアの代表曲が演奏されていたが、収録されないでいたのかもしれないと疑ってしまう。 演奏そのものは、90年代以降のコリアのライブにしては、アドリブばかりでなく原曲を留めた演奏をしているのは好感を持てる。 しかし90年代初めまでは、あれほど好きだったガッドのドラミングに違和感を感じてしまう自分に気がつき自分も変わったと思った。 確かに今はモダンジャズ専門、フュージョンを聞かなくなって久しい。 もっと音質にこだわって録音、編集をして、やはりSACDとのハイブリッドで発売して欲しかった。
料理人の手業の冴え
創作料理と銘打つ店は、だいたい不味い、高い、量が少ないと相場が決まっている。ちゃんとした料理人は、けっして創作なんて声高に唱わないものだ。オーソドックスな料理にこそ、料理人の真価が発揮される。そして、本当に美味いのはそんな料理である。 この数年(十数年)のチックが力を込めたプロジェクトを聴くたびに、これは創作料理なんだなと思わずにいられない。エレバン、アコバン、オリジン、なんかSFのBGMっぽいものetc.。その昔、RTFでの成功が忘れられないのか、次々に繰り出す創作料理には、いささか食傷気味で胸焼けがするほどである。 この数年で、最も感心したチックの演奏は、Ha vey Masonの「With All My Hea t 」での「If I Should Lose You」。ここには、若い頃のチックのような溌剌とした音が躍っていた。けっして創作料理ではなく、オーソドックスな料理だが、それだけに料理人の手業が光っていた。 さて、日本限定企画の本ライブ作では、久々に創作料理ではない、チックの料理を楽しく味わった。チックの演奏として、特にずば抜けた演奏ではない。いわば普段着のチック、平均点のチックがここにいる。それでも、創作という意匠を脱いだチックの魅力や個性がダイレクトに伝わってくる。本当に美味いのはそんな料理であり、こういう演奏は繰り返し聴いても飽きがこない、と改めて思う。 星5つのつもりだったが、やはり「Spain」のフェードアウトは残念だ。これは製作側の大きな失態であると非難せざるをえない。
最高のお楽しみで、フェイドアウトかよ(怒)
だいたい、スペインが入ってなかったらこんなもの聞くわけないないんだよ。スペインを一番楽しみにしていてそこまで徐々に盛り上がってきて、ようやく最後に決めてくれよ、とおもったら後半のピアノソロがかなり盛り上がってるところでフェイドアウトで「あらららら〜?」こっちは煮え切らない気持ちでどうしたらいい?昔のラジオのFM中継なんかでは時間の都合でこういうことはあったさ。それがなんでCDで同じ思いしなきゃならねんだ?他にカットすべき長いベースイントロとかあるだろ?そうじゃなきゃ二枚組みで出せよ、まったく!!!(怒)
もう,キレがない
曲目を見て,往年の演奏を期待した人には物足りないかもしれません。フレーズそのものはCo ea節満載ですが,スピード感やキレというものが感じれられません。1968年のMat ixには遠く及びません。Gaddのドラムもだらけている感じ。ライナーの写真を見ると,さもありなん。しかも,ラストのSpainは中途半端にフェイドアウトです。なんだかなぁ。
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【くちコミ情報】
自分のスタイルを力強く模索した作品
フォロンの手によるジャケットが美しい。 p 音はチャキチャキのフュージョンだが、単調に聴こえる進行の 中で、微妙に陰影が変わってゆくような独特の曲があったりす る。ホーンアンサンブルのキレが凄い。 p ディストーションの効いたKHANのギターは、この後80年代に入 る頃からよりクリーンなものに変わってゆく。
'70sフュージョン・ギターの至宝
いきなり"組曲"というスタイルから始まるこのアルバムですが、かなり力の入ったアルバムであることがうかがえます。 バックを固めるのはおなじみの強力な布陣。贅沢にも程がありますね(^^; 本作以降は、よりコンテンポラリー・ジャズといったカテゴリーに分類されるような音になっていきますが、個人的には本作(+前2作)で見られるようなクロスオーバー フュージョンギター、"これぞ熱き70's東海岸クロスオーバー"といった趣きがたまりません。 よく"浮遊感のある"サウンドと言われますが、まったくもって、ハードでありながらも、これほど心地よいギター弾きはなかなかいないのではないでしょうか。 ジャズ的な音をより好む方は、本作以降がよいと思いますが、フュージョン的な音を好む方は是非、本作を聴いてみてください(余力があれば、前2作"タイトロープ"、"ブルーマン"も絶対のお勧めです)。
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【くちコミ情報】
ジャパニーズフュージョンの一つの頂点
グルーシンと組んだ三部作(本作、カリフォルニアシャワー、オレンジエクスプレス)はどれも素晴らしいが中でも完成度が高いのが本作。 他の二作が炎天下のビーチを思わせる作風とすれば本作は夕暮れのビーチか。 中でもサンバドマルコスは最高の出来。 歌心抜群のギター(クレジットはミロノフだがどう聴いてもゲイル?),鮮やかなセンティーノのベースライン、絶好調ガッドのドラム、そして極めつけはうなるしかないナベサダのソロ。 セッションが30分以上止まらなかったというオレンジエクスプレスのst aight to the topに匹敵する内容。 高度な演奏内容と聴きやすさを両立させた、ジャパニーズフュージョンの一つの頂点とも言うべき作品。
“フュージョンのナベサダ”を決定付けた名作、待望のリマスター!
“マイ・ディア・ライフ”“カリフォルニア・シャワー”のLAから録音舞台をNYに移して、1979年に録音されたアルバムです。 前作は日本のフュージョンを開拓した点で評価が高いのはうなずけますが、収録曲全曲のアレンジをデイブ・グルーシン氏に任せることで洗練度がアップしたこちらのほうが完成度が高いと僕は思ってます。 TVCMで草刈正雄との共演が話題になったタイトル曲、故エリック・ゲイルのギターをフューチャーしたファンキーな「ダウン・イースト」(雨宿りの意味があるそうです)、'80年の武道館ライブでもアンコールで演奏された「ウィ・アー・ザ・ワン」、映画音楽で傑作を描き続けてきたデイブ・グルーシンの世界そのものの「サダオのための小さなワルツ」、とにかく熱いブラジルのとは対照的にNYらしいクールな「サンバ・ド・マルコス」、一日の終わりに聴きたい「イナー・エンブレイス」。 全曲にストリングス・ブラスのどちらかが導入されており、そのサウンドの素晴らしさに1〜2年間はずっと聴き続けていました。 また「K2HDコーディング」なる技術を導入した今回のリマスターはドラムやパーカッションの響く空気感や、ピアノの中でハンマーが弦を叩く感覚までが感じられるほどリアルになっているので、「定番COLLECTION」やアナログディスクから買い換える絶好の機会だと思います。
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いいですねぇ。デイブグルーシン以下、イーストコーストの連中とやった作品ですよね。"モーニングアイランド"。名曲です。"ダウンイースト"はソプラニーノで盛上がるし、"ウイ・アー・ザ・ワン"はアルトで火を吐くようなソロを。全曲素晴らしいし、メンバー達の演奏ももうプロの技と味としか言いようが無い。エリックゲイルにジェフミロノフですよ。スティーブガッドですよ。また、デイブの作曲した"Petit valse pou Sadao"。これがうっとりするほど素晴らしい。デイブのピアノと、ストリングスと一緒に貞夫さんがフルートを美しくプレイします。でも極めつけは最後の"インナーエンブレイス" 僕はこんなにキュートで美しい曲は聴いたことがありません。それがXRCDで聴けるんですから、素敵な時代です。(私は決してこの会社の回し者ではないです。ただのファン。。。)
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彼のギターの演奏には、R&B系のフィーリングがいっぱいで聴くととっても元気が出ます。ウィル・リー+スティーブ・ガッド、そしてウィル・リー+ショーン・ペルトンの二通りのリズム隊のグルーブ感が味わえるところもポイントが高い。"Side Show"。ウィル・リー、ポール・シェファー。。ライナーノートも語ってますが、まさしくデビッド・レターマンのあのバンドの感じ。ウィル・リー、いつも恐ろしく元気いっぱいで何食ってるんでしょうか。音楽全体にウィル・リーの音というか個性が滲み出てます。僕と同じく彼のセンスが好きな人なら自動的に気に入ると思います。印象に残ったのは、"The messenge "がキャッチーとしか言いようがなくまさしくスティーブ・ガッドな曲だったこと。作曲したのは、トミー・ミッチェルで、彼はキーボーディスト/シンガー/プロデューサー。ウィル・リー、ポール・シェーファー、そしてジョン・トロペアは彼のお仲間ですね。"T ope'a dope"のリッキーのオルガンソロが、まるっきりデビッド・サンボーンバンドしていてグッドなこと。"Change the wo ld"はエリック・クラプトンの名曲だけど、オリジナルを上回るくらい繊細で良い演奏だったこと。"Cain't Dance"は、リズムとジョージ・ヤングのホーン・アレンジが凄く変(笑)だった事。"Simple way to say I love you"が、タイトル通りシンプルに良かったこと。"I want you"のレイラハサウェイ。。そして"The eauty in you"のシンセのかぶせ方がオシャレでトレンディドラマのテーマみたいだったこと。(安いという意味ではなく。。)、以上で~す!
ジャズ、フュージョン=ギター
70年代から活躍する有名スタジオセッションマン。ぼちぼちソロアルバムは出していたようだが。これが最新作。やはりセッションマン生活が長いと地味な存在になり、自分をアピールするのがうまくなくなってしまうようだ。豪華メンバーを迎えてはいるがこれといってメモラブルな楽曲がない。ギタープレーも職人のそれ以上でも以下でもない印象。 p 豪華バックを生かせなかったサンプル。 <構成員> レイラハサウエイ リッキーピーターソン トムスコット ポールシェーファー スティーブガッド ウイルリー ショーンペルトン レオンペンダービス ジャムセッションのアウトテイク的印象 10点中5点
12年ぶりとは。
NYファースト・コール代表ギタリストのアルバム。出た時すぐに飛びついてしまった。年齢的なものもあるのだろうがやたら円熟味を感じさせる内容で、とにかくディープでソウルフル。こんなに優しい音色を聞けるのは嬉しい限りだ。全体的に歌心を感じさせる(この人は特にそう)作りで、フュージョン全盛期時代に比べればおとなしい印象を受ける。しかし難解な変拍子の(6)なども盛り込み、インスト・ファン、ギタリストなども決して退屈しない作りだ。有名な(3)を入れてきたのはご愛嬌で、なくても十分に通用すると思う。バック陣もゴージャスで、やはり有名どころが名を連ねていて、(1)のスティーブ・ガッドのドラミングはかっこいいとしか言い様が無い。ここに今は亡きリチャード・ティーが入れば言!うことはなかっただろう。個人的にあの派手なウィル・リーとのコラボレーションは意外な感じがしたが、素晴らしい出来になっている。まさに職人技の一作。これからも良い作品をリリースして頂きたい。
次作への布石?
順序としては逆なのですが、次作の"レッツ・ゲット・イット・オン"が自分的にはGoodな作品だったので、"前の作品も聞いてみよう"と思ったのが購入理由です。 内容的には、次作への布石というか、スタイルは概ね同じで、非常にスマートでありながら、柔らかい音を聴かせてくれます。 "チェンジ・ザ・ワールド"のカバーは、同じギター弾きであるE.クラプトンがアコースティックでキメていたのに対して、J.トロペイはフルアコ(セミアコ?)でメロディラインを歌い上げて います。もちろん、相棒のW.リー( )も健在。お互いにリスペクトし合う非常にすばらしい関係の中で作られた素晴らしい逸品だと思います。
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緻密な電子絵巻
音楽を真面目に聴きだしたのがクラシックからだったためだと思いますが、ジャズ・フュージョンのジャンルに興味を持って以来、私は疑念というか一種のわだかまりの様なものが少しずつ大きくなるのをどうしても抑えられませんでした。 ただテクが凄いとか面白い事やってるというだけでは、訴える力に限界がある。最初と最後にテーマを合わせ中間のアドリブは各人好き勝手、では骨格が弱すぎるのです。曲全体・アルバム全体を見渡す視点で構成するという、クラシックでは常識の手法を取り入れる事に、なぜ誰もトライしないのだろう? その命題(ジャズのアート化)に先鞭を付けたのはマイルスでしたが、チックの解答はこのユニークでスマートな「マイ・スパニッシュ・ハート」でした。これを聴くと、チックという人は何よりまず頭脳明晰で、メンバーの統率力に優れ、アルバム全体のビジョンを非常にクリアに持っている事が良くわかります。「外向的なスタジオ向きの秀才」チックは「内向的なライブ向きの天才」キースとは全く異なる資質の持ち主なのです、誤解を恐れずに言うと。 何にせよ、これだけ楽しくかつ緻密に構成されたアルバムに出会える事は滅多にありません。チックの現代版ドン・キホーテ物語(R・シュトラウスではなくバルトークへのオマージュではありますが)、文句なしの傑作です。
アコースティック・チックとエレクトリック・チックの見事な融合
この作品で一番感じる特長点はアコースティック・チックとエレクトリック・チックの見事な融合だ。ソロをスタートしてからチックはアルバムごとにアコースティックはアコースティック。エレクトリックはエレクトリックとしっかり区分けした中で作品を創ってきていて、その後もその考えは踏襲されているが、この作品だけは違う。二人のチックが見事なスパニッシュ・ハートの元に溶け合っている。しかも単なる融合なのではなく、弦楽四重奏的なファクターやサンバのリズムや明るいホーンセクションの導入など実に幅広い音楽が見事に組み込まれた作品に仕上がっている。 p 聴いているとどんどん頭の中のシナプスが活性化してくるのを感じる。何しろ音楽のレベルも高い上に、演奏が全メンバーが飛び抜けてうまい。特に、スタンリー・クラークのベースが特筆できる。
スペインへの想い
とても良いアルバムに仕上がっていると思います。特に「アルマンドのルンバ」はチックファン、ジャズ/フュージョンファンならずとも聴いていれば自然に身体でリズムをとってしまうようなキャッチーなテーマをもつ曲です。ヴァイオリンによるソロも非常にカッコイイ。他にも佳曲がもりだくさん、もし気に入らないとしてもアルマンドのルンバのためだけに買って損はないかと思います。
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1978年作品。同年の作品には『The Mad Hatte 』、『An Evening with He ie Hancock』、『Sec et Agent』などがある。 この年はリターン・トゥ・フォーエバーの最後のライヴ盤が出た年でもあって、チックがエレクトリックの分野で次のステップに進む年だったと言えるだろう。このアルバムでの特にエレピのフレージングというのが後のアコースティック・ピアノにも色濃い影を落としているのがよく解る。言ってみればチックはエレクトリックで実践したフレージングをほぼそのままアコースティック・ピアノにも使ったのだ。そこでチックの世界は完成を見る。 『ワルツ・フォー・デビー』をもじったような2の『ワルツ・フォー・デイブ』はデイブ・ブリューベックに捧げられている。可愛らしいアルバム・ジャケットはチックのコンセプトをMichael Manoogianがデザインしたものだ。このアルバムでは特にジョー・ファレルが素晴らしい。明るく優しい世界だ。愛聴盤です。
これこそがリターン・トゥ・フォーエヴァーの続編だ!
チック・コリアというと、「リターン・トゥ・フォーエヴァー」があまりにも有名である。 しかし、リターン・トゥ・フォーエヴァーの続きが聴きたいと思って、「ライト・アズ・ア・フェザー」を買ってがっかりした人も多いと思う。 レーベルが変わったせいか、ポップなばかりで前作の静謐な緊張感がかけらもないからだ。 残念ながら二番煎じに過ぎなかったようだ。 実は、本作こそが音楽面、完成度ともにリターン・トゥ・フォーエヴァーの続編といえる傑作なのだ。 残念ながら、フローラ・プリムのボーカルは入っていないが、ユートピアを連想させる音楽は健在だ。 メンバーもリターン・トゥ・フォーエヴァーと同じく、サックスにジョー・ファレル、ベースにスタクラが参加している。 さらに、ドラムにガッドが参加しているのが素晴らしい。 事実、この頃のガッドは絶好調で、素晴らしいドラミングを披露してくれている。 ジャケットもポップでとてもかわいい。 聴いていて幸せになれるような音楽を探している人にお薦めしたいアルバムだ。
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