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サンタのおじさんになったエヴァンス
悩み深き文学青年のような風貌のエヴァンス(ポートレイト・イン・ジャズやサンデイ・アット・ヴィレッジ・ヴァンガード)は、ここにはいない。ここにいるのは、サンタのコスプレで盛り上がった笑顔のエヴァンスだ。まるでクリスマスパーティーをやっているようなハッピーでリラックスした演奏集。聴いていて本当に心が浮き浮きしてくる。マイルドなミディアムテンポの曲が続くが、目玉は、「サンタが街にやっくる」を取り上げていることで、ジャズ的なお洒落なアレンジが素敵。エヴァンスも楽しげにピアノを弾いている。 スタジオで楽しくスゥイングする3人のプレーヤー;ビルエヴァンス(p)、ゲーリーピーコック(b)、ポールモティアン(ds);の姿が目に浮かぶようだ。あのエヴァンスがこんなにパーティーアニマルだったとは。日本中のエヴァンスファンよ、今年のクリスマスは是非トリオ’64を聴いて盛り上がろうぜ。
ピーコック参加の肩の凝らないピアノトリオ
アブストラクト絵画をあしらったジャケットが印象的なアルバムで、つい手にとってしまいそう。ヴァーヴのしゃれたセンスがうかがえるが、内容的にもエヴァンスのリラックスしたトリオのインタープレイが聴かれ、くつろげる。ここではゲーリー・ピーコックがベースに参加しており、繊細で行き届いたプレイが心地よい。曲目もリトル・ルル、サンタが街にやってくるなど親しみやすいミュージカル曲を中心にオールウェイズ、エヴリシング・ハプンズ・トゥ・ミーなどのスタンダードで固められ、過激なエヴァンスは影を潜め、どこまでもやさしく、リリカルな演奏である。それだけに、エヴァンスの鋭いアタックやスリルを期待するむきには、ややもの足りないという気がする。水準を超えたいい演奏ゆえ、贅沢な注文ではあるが、エヴァンスのすごさを知ってしまったものには「やけどしそうなリリシズム」という形容矛盾もありうるのだ。



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ジャンル内ランキング:23356位  
カスタマーレビュー数:2

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エヴァンスがこのトリオを愛していた証
ビル・エヴァンスが亡くなったのは1980年9月15日。 このパフォーマンスが収録されたのが1980年8月9日。 エヴァンスが亡くなる前に病院に運ばれた時、医者が呆れるほど手遅れ状態だったというから、 その1ヶ月前にこの演奏が映像に収められたとき、かなり具合が悪かっただろうと思うのが普通だろう。 そういう事情を知らない人が「この1ヵ月後に亡くなったんだよ。それも事故じゃなくて肝硬変とかでね。」 と教えられたとしたら、かなり驚くだろう。 それほど、この演奏は完成度が高く、不調と思わせる兆候を感じさせない。 1曲目の"Re: Pe son I Knew"から、ピアノとベースが絶妙に絡む。 マーク・ジョンソンというこの若き(この頃は)ベーシストはたいしたもんだなぁ〜とつくづく思うのだが、 彼のインタープレイはラファロを彷彿とさせるくらい刺激的でありながら、 その滑らかな絡み方は特有で、エヴァンスのピアノにすんなり、かつ見事にマッチしてしまうから怖い。 "Na dis"という曲は、個人的に最も好きな"Explo ations"からかなり形を変えてしまっているが、 「このトリオで演奏するのが楽しくてたまらない」と言っていたエヴァンスが、 「ジョンソンとラバーバラのトリオでこの曲を演奏するならこの形!」と主張しているような気がする。 最後の"Na dis"で、マーク・ジョンソンのソロが終わってトリオが一緒に演奏し出すときに見せるエヴァンスの微笑みに、 彼がこのトリオを愛していた証を見るような気がする。
文句なし
エバンスが亡くなる一ヶ月前のライブ映像で、全四曲と少ないがどれもどれも素晴らしくエバンスらしさが出ていてはずれはないと思う。特に最後のNa disはそれぞれのソロが終わるところからテーマに戻るときの意気の合わさったプレイが最高。最後にエバンスのインタビューもあり、このトリオの印象やトリオばかりやる理由など音楽に対するエバンスの考え方が語られている。最後、エバンスの写真撮影をしようとする人にに対する態度が印象的。



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通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:44654位  
カスタマーレビュー数:1

くちコミ情報
Autumm Leaves Live '66
1966年10月28日、ノルウェー・オスロでのTV番組として収録された映像です。Bill Evans、Eddie Gomez、Alex Rielのトリオ、音源はMonoで、当然映像は白黒です。初期の演奏の方が好きなので、Bill Evans The Last T io Live '80の余りにストイックな演奏よりいいと思ってます。もっとも、'80の収録後、おおよそ一月後に死んだことを考えると、見る方も暗い気持ちになってしまうからかもしれませんが・・・・ 曲は、 Ve y Ea ly Stella y Statlight If You Could See Me Now Autumm Leaves Time Remen e ed Nadis Five の7曲。 この頃の演奏は、ste eoで聴くよりも、monoの方がシツトリして良い雰囲気です。Bill Evansの映像は少ないので、お勧めの一枚です。 私の知っている範囲では、'80のほかには、Bill Evans T io in Eu ope Conce t and TV oadcast 1964〜1975、Bill Evans T io The Evolution Of A T io Conce t and TV oa dcast 1971〜1979が良いです。The Univa sal Mind of Bill Evansは、音楽教師のお兄さんとの音楽談義風しかも非常に音楽的で、演奏は1曲だけで、演奏を期待する人には余りお勧めできません。マニアックな人向けで、ストイックなBill Evansが好きな人には良いですが、私のような凡人には高尚過ぎます。



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ストリングスのアレンジはオガーマン。深夜の潮流のように静謐なアルバム
クラウス・オガーマンといえば「ウェイヴ」などA.C.ジョビンのアルバム編曲でも有名。元来作曲家であって、本盤の「エレジア」は彼の作。 このアルバム、一部のエヴァンス・ファンからは好まれない傾向があるようだ。「コマーシャルだから」「ストリングスが嫌い」だそうで。 p けれど、クラシックに主眼を置いた選曲は、クラシックを自らの音楽の基礎に持つエヴァンスからすればごく自然な事だと思う。 p ストリングスが深夜の潮流のように流れていく中を、いつものようなエヴァンスのピアノが自然にたゆたう雰囲気。クラシック曲が素材であることの制約は感じない。俗に言う「ポピュラー・クラシック」とは全然異質な、独特の空気がある。静謐なアルバム。 p その極めつけは、4曲目「タイム・リメンバード」。エヴァンス自作の代表的な名曲。聴いているうち、速く滑らかな潮の流れで、沖へ沖へと流されていくような怖さがある。




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カスタマーレビュー数:1

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チャックのベースが聴きどころ
やはりベースでエヴァンスの演奏はだいぶ違ったものになりますね。 今作ではチャックのベースが切なく、いい味を出しています。ラファロや ゴメスよりも好き、と言う人もいるくらいです。 1曲目の「イスラエル」は「エクスプロレイションズ」のよりもテンポが 速く、一風変わっていて良かったけど、「エルザ」はあまり変わっていなくて残念。



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ジャズマンビルエヴァンスの面目躍如?
このライブは酷い。同じ曲が何度も出てくる。殆どの曲がツーバージョン以上ある。「風と共に去りぬ」、「エミリー」、「Gのワルツ」は三バージョンも。1967年8月18日のビルエヴァンス・トリオの三セットのライブを只収録しただけ?の様子。聞けば、前日の8月17日のライブも同じく2枚組CDで出ている。まさか同一曲が4回から6回も出て来る訳はないよね?きっと17日とはレパートリーが大幅に変わっているんでしょ?と思いきや、驚くなかれ、大して変わっていない。つまり二日間6セットのエヴァンストリオの垂れ流しな訳です。挙げ句の果てには、二日間のベストバージョンから成る"Califo nia He e I Come"という全17曲の2On1CDも輸入盤で出ている。エヴァンスのビレッジバンガードライブというと何でもバカ売れすると、レコード会社が勘違いしたのか。今回の67年バンガードには、ラファロ(61年事故死)やモチアンは当然ながらいない。ドラムスは変拍子を強調するフィリー・ジョー・ジョンズで、ベースはあのカックン王のエディ・ゴメス様である。つまりあの「ワルツ・フォー・デビー」とは全くの別物であることを認識した上で、取りかからねばならないのである。 このように弱点だらけの本8月18日な訳で、いくらエヴァンスが死ぬほど好きでも、フィリー・ジョーのドラミング命でも、もうここまでは到底付き合い切れないのが普通でしょう。でもこのエヴァンス・トリオの垂れ流し聞けば聞くほどに味わい深い。エヴァンスの寝ぼけた声でのメンバー紹介。適当なボツテイクのオンパレードとベスト盤に入ったOKテイクとの違い。成熟度から行くと17日より上を行く。これは本当に楽しい。あの世のエヴァンスもジャケのイラストみたいにくわえ煙草で頭の後ろに手を組んでリラックスして聞いているんじゃないですか。エヴァンス中毒者には必携のCDです。二日間併せて持ってる人は本当にエライ!



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タイム・リメンバード ~ビル・エヴァンスに捧ぐ
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Time Remembered ~tribute to Bill Evans~ (Gil Goldstein Trio)
ギル・ゴールドスタインを知ったのは、ギル・エバンス&マンデーナイトオーケストラ でのニカラグアブルースを聴いて以来のことだ。バド&バードに収められた 異彩を放つキーボードを耳にしてからしばらく頭から離れなかったのを覚えている。 p そしてこのアルバムである。 正にジャズの骨格たるピアノトリオで ジャズの革命児、故ビル・エバンスに挑む。 スタンダードの"Like Someone in Love"から、 シェーンベルグの12音音楽を応用した"12 Tone Tune"まで幅広い選曲がされているが、 まずは、"Loose Bloose"を聴いていただきたい。
月の砂漠とビルエヴァンス
ギルゴールドスタインのピアノトリオ。珍しいなと思えば、日本制作のアルバム。彼のピアノがたっぷり聴けて少し嬉しいな。どちらかというと縁の下の力持ちというか、アレンジャーにサウンドメイキングで活躍する方なので思いっきり彼の演奏を聴くチャンスがあまりないような気がするから。1~9は、ピアノトリオで、最後の10は、あの"Waltz fo De y"をアコーディオンで。。全体的には、ビルエヴァンスの演奏を少し抽象的にした感じで、より冷静なアプローチかな。ビルから少しロマンチックなところを削ぎ落として、構成力を上げて来た感じです。だから、そこが好きになるかどうかを分けますね。アルフォスター、パティトゥッチの個性も際立ってます。ただやっぱり何故か冷静かつ慎重にやっている気がする。そこがこのアルバムの個性と言えばそう。ただ、最後のアコーディオンの"Waltz fo De y"は良かったかな。どうせなら、全部アコーディオンでビルエヴァンスに捧げるってのはどうだったんでしょうか? そうすれば少なくともびっくりします。。
なんといっても「アコーディオンの」ワルツ・フォー・デビー
ギルの演奏が入ったCDはほとんど買っているのですが,1.オリジナルの曲がないこと,2.彼の演奏の真骨頂はアコーディオンに現れるのですがアコーディオンの演奏が最後の「ワルツ・フォー・デビー」だけ,というふたつの点で星一つ分マイナスです。最後の「アコーディオンの」ワルツ・フォー・デビーは白眉です。思わず涙が流れます。全体的にはしっとりした感じのピアノで,「トリオ」という性格上,ジャズバーでお酒を飲みながらという感じのCDです。



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ワルツ・フォー・デビー/ジャズ・セット’72 [DVD]
 
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調子悪そうでかわいそう
1970年代始めだから、ほんの少し衰えが見えた頃とはいえ、まだまだよい演奏が出来そうだが、このエヴァンスの出来は悪い。調子がわるかったのだろうか。この短いDVDで、値段はいちょまえだが、買ってしまうのがエヴァンスの熱狂的ファンの悲しいところ。でも、大切に持っていたいし、時々は見たい。なんたって貴重な「生エヴァンス」である。(松本敏之)
痛々しい・・・
確かに貴重な映像ではあるのですが、時間も短く音もかなり悪いです。 演奏も彼のトリオ中ではよくない方です。 むしろ彼自身の調子が良くなかった感じです。 しかしながら、数分ですが少々インタヴューのコーナーがありじっくり話す姿は珍しいかもしれません。話している内容も面白いです。 p 彼のファンであればある程、彼の痛々しさが伝わってくる映像かもしれません。

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