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カスタマーレビュー数:5
【くちコミ情報】
いい演奏
春夏秋冬全部入ってますね。たくさん録音のある曲たちですが、変な言い方ですが「模範的」な演奏であると感じます。ピアソラ入門でこの4曲を聴こうと思うなら、このCDで間違いないのではないでしょうか。 『Live in Wien』収録の「冬」なんかも私は好きですが、60年代の尖ったピアソラQntが演るこの曲も味があります。アントニオ・アグリがビオラを弾いてて、最初、あれ?と一瞬思いましたが、何回か聴けば納得です。 ”キチョ”ディアスの聴き初めにも良いCDでは。私はこの演奏家好きです。コントラバッホという楽器の魅力もある程度知っているつもりだったし、その道の大家の演奏も、今までぼちぼち聴いてきましたが、個人的に思い入れを持った人はこの人が最初です。ピアソラQnt以外の演奏を聴いたことがないのでなんとも言えませんが、もしかしたらピアソラのプロデュースのすばらしさもあるのかもしれませんね。 円熟の境地に達した後期Qntも素晴らしいですが、また別のピアソラらしさが溢れる1枚。ピアソラに興味を持ったら是非聴いておきましょう!
最高
このCDは最高のCDです! 演奏も最高だし、僕の知っている中で、ブエノスアイレスの春夏秋冬が入っているCDはこれだけだと思うので!!! CD聞いて感動しました!「歌いすぎ!」というくらいまで歌っていますし!!!特にオススメはブエノスアイレスの春と冬、そして零時です!!! 是非みんな買って聞いてみては?
ピアソラの代表作
22年前だったか雑誌で平岡正明氏が賞賛していた記事をみて大阪で彼の演奏を聴きに行った。その時の会場で初めて彼のLPを買ったのがこれ。 その時はこれがタンゴなのか・・と不思議な感じで聞いていたが、折に触れ彼のレコードを聴くうちに虜になってしまった。素晴らしい本質を持った音楽は取っ付きが悪いように聞こえても耳を傾けるとその深みがわかってくるものだ。傑作だ。そしてもう一つ挙げれば「Tango Ze o Hou 」!!!
ピアソラの最高傑作
アルゼンチン初のライヴ録音であるこのアルバムにピアソラはこう書いた「もういつ死んでもいい」。 この言葉に偽りはない。本物の最高傑作だ。タンゴへの固定観念を粉々にうち砕くパワフルで深みのある演奏だ。「ブエノスアイレス零時」を聞くだけでいい。私はこのアルバムを聴いてピアソラのファンとなった。 p ピアソラを聞くなら真っ先にこれを聞くべきだ。
隠れた名盤!
本当に隠れた名盤かどうかは分かりませんが、とにかくいいです! ピアソラの有名どころの名盤4、5枚を聴いてからこれを聴いても聴き応え抜群の選曲。 リズムのいい曲ばかりで飽きません。
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これはピアソラ自身によるピアソラであり、重量級のピアソラ、ハード・コアなピアソラである。ブームに便乗しただけの小器用者たちが譜面をなぞり、ハイ一丁上がりとした甘ったるいカクテルのようなピアソラではない。火を近づければ燃え上がりそうにアルコール度の高いピアソラだ。 サウンドは息苦しいまでに凝縮され、常に爆発する危険をはらんで進行する。ピアノはハンマーで鉄の杭を打ち込むように激しく、ベースはヘビー級ボクサーのパンチのように重く、ヴァイオリンはサイレンのように不安を煽(あお)り立てる。バンドネオンはそれらすべての間を縫い、下へ沈み、上に飛翔する。鋭角的なメロディーとシンコペートされたリズム。アップ・テンポの曲はまるで急カーブの連続をハイ・スピードで走りぬけていくような気分で、曲が終わったあとまで胸騒ぎがおさまらない。 静かな曲になったときにムードを変える役目を果たすのがギターだ。アルペジオや柔らかなコード演奏で他の楽器をサポートする。その上に乗ったバンドネオンが、暗い夜道を歩いていくようにゆっくりとメロディーを演奏する。オブリガートをかなでるヴァイオリンは、一歩先を懐中電灯で照らす忠実な道連れといった風情だ。 なお「コントラバヒシモ」では、一瞬、日本の民謡・俗謡にあるような五音音階があらわれる。変化に富んだ収録曲の中でもとくに気にかかるナンバーである。(松本泰樹)
【くちコミ情報】
超最高
だいぶ前にamazonさんで「ラ・カモーラ」のほうと一緒に購入したCDです。ピアソラ生涯における最高傑作なんていわれているだけあって,すごい衝撃的なCDでした。はじめてこれをきいた時は,「なんだこれは」的ないい悪いをこえた衝撃をうけました。大袈裟にきこえるかもしれませんが本当です。 暗いわけでもなく明るいわけでもなく,ガンガンキーキーとうるさいわけでもなく,眠くなるほど退屈で静かなわけでもなく。独自の世界観があって,それにひきこまれていくような感じでした。 今でもつらいことがあった時にきいていますが,癒され系のような現実逃避的でない感じの世界観というのでしょうかね。本当にすごいと思います。 なんだか変なことを書いてしまってすみませんでした。内容としては,バンドネオンとピアノとヴァイオリンとエレキギターとベースの五重奏,ピアソラの18番ともいわれるもっともよく演奏した編成のスタイルだそうです。曲は作曲者による自作自演で,タンゴの名曲になっているものをおさめており,ものとしても価値のあるものであり,それぞれの演奏レベルも高く,録音の環境もよいと。まさに文句なしの名盤といえると思います。 個人的にはこれと「ラ・カモーラ」をきかずして人生終えるのはあまりにもったいないのではないかと思ってしまう,最高のCDだと思ってます。ぜひきいてみてください。
聴いてください
オケ人間の自分が初めて買ったピアソラ曲のCDは、例に漏れずクレーメル版の『ピアソラへのオマージュ・3』でしたが、この『TANGO: ZERO HOUR』を聴いたあたりから、もうあちらには戻れなくなっていたと思います。あちらはあちらで、よいものではあって、一時はのめりこんだのですが。先の方のレビューのすばらしい一言、ピアソラの音楽は唯一無二である、それを端的に感じられる一枚。これも必聴。聴かずに死ぬにはあまりに惜しい。ピアソラに興味をもった人もそうでない人もぜひ聴くべし。世の中には、こういう音楽、あるんです。
ニューヨーク・零時
ピアソラはピアソラといいますか、やはり唯一無比の音楽(存在)です。ジャンルわけなどするのがおかしくなるぐらいに、情熱的で官能的で圧倒的で美しいです...。まだピアソラを体験してないかたは、このアルバムから聴いていただくと良いかと思います。私は気がつくとあきずに何度でも耳をかたむけています。ニューヨーク録音。
本物の☆☆☆☆☆でした。
タンゴ界の異端児など色々な表現をされるピアソラさん、本国でもあまり評価が良くないと言うピアソラさん。 それだけ個性が強いという裏返し、一度は聞いて見たいと思っていましたが、例によって一杯出ているんだよね〜〜〜。 どれから聞くのが良いのか解りません〜〜〜〜〜〜〜。 「レビュー」を見て、このCD買いました。 本物の☆☆☆☆☆でした、レビューを書いて下さった皆様に感謝しつつ 自分も書いてみました。 一生付き合える、物に出会えるなんて、そう有る物じゃ無い、大切な コレクションに成ること間違いないですよ。
良い音楽を求める人へ
Piazzolla? 何それ? p こんな疑問への回答がこのアルバム。 p 様々な音楽形式が渾然一体となり、類稀な緊張感・ドライブ感・音の分厚さ・楽曲の美しさと、奏者の歌心が堪能出来る必聴盤の『Piazzollaのタンゴ』 p タンゴは人、タンゴは人生が理解出来るかと…。
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5重奏団としては最後のオリジナル・アルバム。録音は1988年で、キップ・ハンラハンがプロデュースにあたっている。中心となるのは、3部に分かれた表題曲だ。激しいリズムが湧き上がるパート、臆面もなく甘いメロディーが支配するパートが交じり合うのがピアソラの音楽の特徴の一つだが、ここでは、ゴツゴツとした手ざわりのリズミックなパートにより大きな魅力が感じられる。特に、全員が一団となって駆け出し、パワフルな音をまき散らしていくときのスピード感と迫力は圧倒的だ。メロディー・メーカーとしても優れているピアソラだが、バンドのサウンドをまとめあげるこの技量には、改めて感嘆させられる。 「孤独」と「フガータ」はバレエのために書かれた曲。ミステリアスでゆっくりとした前者、構築的で早めのテンポを持つ後者はともに個性的な曲で、アルバム中でもひときわ明るい光を放っている。最後の2曲は映画音楽。ピアソラの甘くセンチメンタルな部分が出ている。(松本泰樹)
【くちコミ情報】
胸苦しいまでの一枚
甘美、哀切にして、この重量感、躍動感。これぞ正しく厚く日焼けした胸板と節くれだった指を持つ男達だけが奏でられた胸苦しいほどの音楽である。ピアノが歌いヴァイオリンが泣きコントラバスとギターが追っかけ、そしてピアソラのバンドネオンが歌い泣き引っ張ってゆく。手にしたグラスの氷は静かに溶け、すっかり心拍数が上がった私は茫然自失として只々ソファに深く身を沈めるのみ、憶…
震えと涙が止まらない
初めてこれらの曲を聴いた時、あまりの圧倒的な迫力に背筋に寒気が走り、涙が溢れました。 優しくゆるやかな音、嵐のように激しい音、悲しい音、妖しげな音、怖ろしいほど気性の荒い音。 楽器一つ一つの音が一寸の無駄なく、時に激しく、時に優しく絡み合い、まるで楽器が意思を持って語りかけてきているよう。 これを人間が演奏していると思うだけで体が震えます。 あぁぁ・・・この音楽と出会えて本当に良かった。 ピアソラはまさに音楽の神様と呼ぶにふさわしい人物の一人だと言えるでしょう。 もうこの人の演奏を生で聴くことができないのがただただ悔やまれます。
到達しうる最高の芸術
信念である! ずっと自分の信念を貫いてきたピアソラのみにこのような音楽ができる。 これを素晴らしいと言わず、どの音楽を素晴らしいと言おうか!
Piazzollaの定番ですが…
保守派から「タンゴの破壊者」と誹られながらも自己の音楽を追求し、戦い続けたPiazzollaが到達した傑作アルバム。 p 後世に残す名曲・名盤があるならば、このアルバムは間違い無くリスト入りさせるべきものかと。収録曲も良曲揃い。 p 特にタイトルナンバーの3曲の完成度は圧倒的。 p 人間の感情全てが表現されていると書いても過言では無いだろう。 p その緊張感、音の分厚さに是非とも打ちのめされて頂きたい。
ピアソラの最高傑作
ピアソラは、自身のアルバムの中では「タンゴ・ゼロアワー」が一番気に入っているということでしたが、私は断然このアルバムを推薦します。 このアルバムを聴いていると、哀愁、情熱、嫉妬、狂気など、すべての感情が映像になって飛び出てくるような感覚があります。夜、灯りを消して、ワインを飲みながら聴くと最高、です。ブエノスアイレスの、場末のバーに行ったような感覚になります。 そしてなんといってもピアソラの弾くバンドネオンの艶っぽさといったら、たまりません。
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落ち着きのある力強さ
ピアソラが好きで、更にヨーヨー・マということで聞きました。 落ち着いているけれど、その中にも熱かったり切なかったりする情熱を感じる音楽だと思います。 クラシックはとっつきにくいという人でも、楽しんで聞けるアルバムではないでしょうか。 「ル・グラン・タンゴ」は演奏する人によって大分テンポが違う音楽ですが、ヨーヨー・マのは比較的ゆっくりめの11分半ほど。伴奏のキャサリン・ストットの音も綺麗です。 キャサリン・ストットはナイマンの「ピアノ・レッスン」しか聞いたことがなかったのですが、それよりももっとずっと洗練されたような印象を受けます。
琴線に触れる音楽
~"90年代後半からクラシック界を中心にピアソラ・ブームが巻き起こっていた"らしいが、このCDの存在は実は知らなかった.川井郁子さんがアストル・ピアソラに影響を受けているとのことで即購入したが、これはホントにスゴイ作品である.かつて中学生の時にディープ・パープルの「ディーペスト・オブ・ディープパープル」を初めて聞いた時以来の衝撃があった(~~我ながら無茶苦茶な例えだ).本家アストル・ピアソラの演奏は録音が古くマニアックでタンゴ・マニアでないと取っつきにくいが、フツウの人にはこちらが圧倒的にお勧めである.誰でも耳にしたことがあるだろうリベル・タンゴも良いが、個人的にはTango SuiteとSu : Reg eso al amo が好み.一家に一枚是非欲しい.~
ヨーヨーマ・プレイズ ピアソラ
いま 新しい NHK の 「シルクロード」の 音楽も 担当 している 彼ですが 本当に 多彩 ですね。 本人が ピアソラ が 生きて いる時に 一緒に 演奏 したかったと 言ってますが 実現 させたかったですね! でも この アルバムで ヨーヨー・マ の ピアソラえの 憧憬 が 充分 伝わって 来ます!
チェロで旅する世界旅行アルゼンチン編
「ヨーヨー・マ」という名を知ったのが「CDジャーナル」とサントリーのCM。 そのCMに使われたのが「リベルタンゴ」一時期,ケータイの着メロにまで入れるくらいハマりました。そして、このアルバムとの出会いがヨーヨー・マのファンになるきっかけで,彼の名を知らなくても「リベルタンゴ」なら知っている人は多い。 p 「リベルタンゴ」なくしてヨーヨー・マは語ることも出来ない。タンゴ=ラ・クンパルシータのイメージを変えた1曲でもあります。でも、愛知万博のアルゼンチン館で見たアルゼンチンタンゴはすごかった!(官能的なダンスと足の動きが速い速い!!) p クラシックは理解できないという人も,ヨーヨー・マの世界にハマります。最新のテクノロジーを使ってピアソラと共演した曲もあります。個人的に気に入っているのが「天使のミロンガ」です。「クラシック食わず嫌い」に是非聴いて欲しいアルバムの一つです。
あまくせつなく
タンゴ好き。ヨーヨー・マ大好き。この二つが一つになった。凄く幸せ。チェロの甘い響きがタンゴのリズムに乗ってなんと優雅なこと。男の色気なんて言ったら解ってもらえるだろうか。ヨーヨーのタンゴはとても紳士的でありながら内に秘めたもの 情熱や哀愁が見事に聴き手に届いてくるように思う。 もの悲しい響きのなかに非日常的な何かが見えてくるように感じて 訪れた事もないアルゼンチンのタンゴ・カフェに思いを馳せる。至福のときをどうぞ。
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私には、ちょっと大人すぎました。
パット・メセニーや高木正勝を聴く私の嗜好から、友達にピアソラを薦められて購入しました。これは、ちょっと、大人過ぎました。
大革命家の軌跡
アルゼンチンタンゴ界の大天才であり、奇才。アストル・ピアソラ。 彼のベストアルバムですが、いやー、ハマリます!クラシックやジャズ(フュージョン)が 普通に聴ける方などはすんなり聴けると思います。 5曲目の「午前零時」などは本当に作曲家や演奏者という言葉より "表現者"という言葉が当てはまるように思います。 最初の重厚なベースラインがもうなんか、深夜を一人で歩く、 ある種の"不気味さ"みたいなものを示してるようでもう、興奮します。 不協和音のようなもの(ノイズ)もすごくうまく使ってあって素晴らしいです。 この曲、1:44〜からは本当、高揚していく感じです。 もうなんか普通に歩いてた人が急に歩くテンポを上げるような。 まぁ、深夜に公園の近くを1人で歩いた場合は確かにそんな心境になりますよね。 「ちょ、ま、ま...さか。う、後ろに誰かいる!?」みたいな。ホント、情景が浮かぶ曲です。 7曲目の「ブエノスアイレスの冬」では冬から春にかけての変化を完璧に 表現してるとこがもう鳥肌ものです。(3:58〜6:34あたり)まさに雪解けて、花。 本当にとても美しい曲です。その他にも代表曲である「アディオス・ノニーノ」や 「ブエノスアイレスの夏」「天使の死」「スム」「4分の3拍子で」などの名曲も入ってます! ただ...ベストならば「エスクアロ(鮫)」「現実との3分間」 「ブエノスアイレスの春」「ブエノスアイレスの秋」などを入れて欲しかった...。 これに収録されてる「ロコへのバラード」などの歌ものは個人的にいらないので;;
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【くちコミ情報】
凄い
よく言われるように録音状態などで少し不満がないでもないですが、何と言っても演奏が凄すぎます。 アルバムを通して無駄な音は一音たりとて収められていないとは思うが、中でも私の心を捉えて離さないのはAAとtangata。あまり詳しくない私は「これもタンゴなん?」なんて思ってしまいますが、もうそんな細かいことはどうでもよい。 AAの、全体に漲る緊張感、即興を大胆に取り入れながらも、クライマックスに向けて凝集されていく楽曲の確かな構成感。なんとも凄い仕事をしたピアソラに脱帽。天才なんて言葉ひとつで片付けてしまうなんて、おこがましくてとても出来るものではない。このアルバムの演奏より凄いものがあるとは俄かには信じがたい。何度でも聴けるし、聴くたびに魅力はますます深くなるばかりで、あり得べきこれ以上の演奏を想像する力は、私にはない。私は、不当な絶版状態にあると思われるライブ版『AA印の悲しみ』は未だ聞けずにいる人間だが、少なくとも、こちらしか聴いたことがない人間には、そう思わせるだけの充分な力がある。 このアルバムを発売まで漕ぎ着けた方々の熱意も、充分に頷けるものだ。ピアソラに興味を持った人間には必ず聴くべきである。
製作者の熱意に
絶頂期の演奏に加えて、ピアソラの気迫、緊張感、ライブの高揚が伝わってくる名盤です。 また曲目も、悪魔と天使がせめぎあうようなピアソラ音楽の世界観を、存分に味わえるものになっています。 p 高い評価を受けつつもNHKがマスターテープを破棄(!)したために幻の音源だった、という曰くつきのCD化ですが、 解説を読むと、その価値と、音源を発掘して世に送り出した人たちの熱意が強く感じられ、単なる話題性だけの CDではないことが分かります。 p また、帯封の裏に書いてある、1984年の来日公演のCD化(音源を募集中とのこと)が待たれます。 併せて、この場を借りて、現在廃盤となっている 『AA印の悲しみ』『ライブ・イン・ウィーン』 (ともに学研プラッツ)の再販を切に希望します。
ピアソラのMCに涙があふれてきました。
1982年11月初来日公演3日目、最終日のピアソラと5重奏団のLIVE・CDである。 斉藤充正氏と高場将美氏による32ページもの立派な封入ブックレット(ピアソラや当時のタンゴを取り巻く状況を解説した貴重な歴史的資料価値あり)によると、今でこそ「タンゴの革命児・ピアソラ」の彼も、当時はアルゼンチン本国で伝統主義タンゴ・ファンから排斥、批判を受けてきた。日本も厳然たるタンゴの文化があり征服欲と不安の中での公演だったようである。 最終日公演なかば「天使のミロンガ」の演奏に続き、ピアソラの肉声によるMC、そして演奏は「AA印の悲しみ」へと続いていく。 アストルのMC原文を一語一句、目で追っていきながら高場氏の訳文でその内容を理解したとき感情の高まりを抑える事ができませんでした。とても大切にしたいアストルの名盤の1枚です。
1982年の来日公演最終日の演奏
ブックレットにはこのCDの成立の経緯が次のように説明されている。 p ピアソラ初の来日公演はNHKによってデジタル録音され、FMで放送された。しかしそのマスターテープは放送後破棄されたため、本盤では、そのマスターからダビングしたものとラジオ放送された際にエアチェックしたテープを併用し、音質を補正しながらデジタルリマスターしたものを使用している、とのこと。また、放送されなかった曲も含めて当日のコンサートの模様がほぼ全て収録されているという。 p オリジナルのマスターによるものではないとのことなので、聴く前はどのような音質なのかと心配したが、聴いてみると音質は悪くない。むしろ良好といって良く、普通に聴く分には特に問題は感じない。最近のデジタルリマスター技術は本当に進歩しているようだ。 p ピアソラの新旧の代表曲から幅広く選曲されバラエティーに富んだ内容、演奏は初来日ゆえの緊張感のある完成度の高い演奏で、文句のつけようはない。個人的には、ピアソラ自身がMCで「これは未来のタンゴだ」と語った後に始まる「AA印の悲しみ」(上の曲目リストでは抜けている)、また、ゲストで登場し「ラ・クンバルシータ」「ロコへのバラード」など4曲を堂々と歌い上げている藤沢嵐子との共演が強く印象に残る。 パッケージデザインの良さやブックレットの解説などを含めて、このCDをリリースすることに対する制作者の意気込みが伝わってくるような好盤である。
1982年の来日公演最終日の演奏
ブックレットにはこのCDの成立の経緯が次のように説明されている。 p ピアソラ初の来日公演はNHKによってデジタル録音され、FMで放送された。しかしそのマスターテープは放送後破棄されたため、本盤では、そのマスターからダビングしたものとラジオ放送された際にエアチェックしたテープを併用し、音質を補正しながらデジタルリマスターしたものを使用している、とのこと。また、放送されなかった曲も含めて当日のコンサートの模様がほぼ全て収録されているという。 p オリジナルのマスターによるものではないとのことなので聴く前はどのような音質なのかと心配したが、聴いてみると音質は悪くない。むしろ良好といって良く、普通に聴く分には何の問題もないと思う。最近のデジタルリマスター技術は本当に進歩しているらしい。 p ピアソラの新旧の代表曲から幅広く選曲されているベスト盤的な内容。演奏は初来日ゆえの緊張感のある完成度の高い演奏で、文句のつけようはない。個人的には、ピアソラ自身がMCで「これは未来のタンゴだ」と語った後に始まる「AA印の悲しみ」、また、ゲストで登場し「ラ・クンバルシータ」「ロコへのバラード」など4曲を堂々と歌い上げている藤沢嵐子との共演が強く印象に残る。 パッケージデザインの良さやブックレットの解説などを含めて、このCDをリリースすることに対する制作者の意気込みが伝わってくるような好盤である。
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ピアソラはアルゲリッチからか
1995年、Castle Lockenhaus、1996年パリのGuillaumeスタジオで録音。クレーメルがピアソラを取り上げたということで話題騒然となったアルバムである。 なぜクレーメルがピアソラを取り上げたかについて突っ込んだ資料は皆無だが、僕はマルタ・アルゲリッチが一枚かんでいると読む。何故ならアルゲリッチの故郷はピアソラと同じアルゼンチンだからだ。アルゲリッチとクレーメルはこのちょっと前まで世界中のヴァイオリン・ソナタや二重・三重協奏曲を徹底的に研究していて、信じられないくらいにレアな曲でしかも素晴らしい曲をたくさん見いだし、録音していったのだ。良い例が、『Mendelssohn: Conce tos fo Violin, Piano and St ing O chest a 』であり、『モーツァルト : ピアノ・ヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲K.498・K423・K424』だ。 そうした中でアルゲリッチの母国の話も当然しただろうしピアソラの音楽にも触れただろう。『情念』を持つクレーメルのヴァイオリンはピアソラの音楽にぴたりはまったわけだ。この後同じく親友のヨー・ヨー・マも1997年5月28-29日にあの『Soul Of The Tango』でピアソラの音楽を録音し、一挙にピアソラ・ブーム到来となった訳だが、始まりはこのアルバムだ。正に『情念』のアルバムである。
タンゴとは
自分もバイオリンを弾くので興味を持って購入しました。タンゴ音楽は始めて本格的に聴いたので、正直、少々難しいなと思いました。1つの曲なのに「これで本当に1曲なの?」ってくらい、曲調、リズム、テンポが違うんです。 p でも、1回目より2回目、2回目より3回目とかけているうちに、タンゴに自分が馴染んでくると、それが物凄く心地良い。タンゴは見てよし、聴いてよしの素晴らしいジャンルだと発見させてくれる一枚です。
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ピアソラ自身の演奏のファンにとってはいささか洗練されすぎていると感じられるかもしれない。が、ギドン・クレーメルの妖艶な音色は単なるクラシック・ヴァイオリニストの域を超越した表現力を確かに伴っているし、ピアソラの音楽にとって恐らく最も大切な要素である官能性はいささかも本家に劣るものではない。 p 「ピアソラへのオマージュ」は、異才の現代作曲家としてのピアソラと、ライヴに命を賭けたタンゴ作曲家としてのピアソラの、どちらの顔も楽しめるディスクである。まさに全ての音楽愛好家にとって至宝となり得る1枚と言えよう。なお、シリーズ第2弾である「ピアソラへのオマージュ2」も一層ピアソラの精神に肉薄した入魂のディスクとなっているが、ピアソラのビギナーにはよりポピュラリティの高いこちらをお勧めする。
タンゴはよく知らないけれど
仕事帰りの車中、ラジオでクレーメルがピアソラのCDを出しているのを知りました。3種あるうち、クラリネットの入っているこれを選びました。タイトルのとおり、私はタンゴとしてでなく、クラシックの現代音楽として楽しんでいます。これは何の音なんだろうかと考えながら聴いています。クラリネットの入った曲(3曲)は特にいいですが、全体的にあきさせません。ホイナツカのハープシコードが聴けたのは収穫でした。ジャンルにこだわらずいろいろ聴けるあなた、このCDをチェックしたのがその証拠です、そんなあなたに一押しの1枚です。 このCDで初めて名前を知ったポール・メイエのCDはもう1枚買ってすごく良かったです。
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