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通常3~4日以内に発送
ジャンル内ランキング:4184位
カスタマーレビュー数:4
【くちコミ情報】
充実の《メサイア》
アリアが、ゆっくりしたテンポで歌われるので味わい深く、またテクストの意味がよく伝わってくる。アンネ・ゾフィー・フォン・オッターが歌う第2部 最初のアリア"He was despised"は13分を超す歌唱。フォン・オッター、ジョン・トムリンソンの歌唱は低音に魅力があり聴き応えがある。トムリンソンはバイロイト音楽祭において《神々の黄昏》のハーゲン及び《オランダ人》を歌い評価された歌手。彼の卓越した歌唱はハンス・ホッターを思わせる。 第2部 No.29「絶望と処刑"Thy e uke hath oken His hea t"」からNo.32「復活と福音のひろがり"But thou didst not leave His soul in hell"」あたりの盛り上げ方は適切。そのあと、マイケル・チャンス(カウンタテノール)が歌うNo.36"Thou a t gone up on high"、アーリーン・オジェーが歌うNo.38"How eautiful a e the feet"、トムリンソンが歌うNo.40"Why do the nations"への流れも良い。その流れが、第3部へも引き継がれる。No.50"O death, whe e is thy sting?"のチャンス(カウンタテノール)とハワード・クルーク(テノール)の二重唱も面白い。最後はオッターの"If God e fo us"でしめくくる(これは普通より1オクターヴ低く歌っているようだ)。 合唱配置は、下手(左)からソプラノ、テノール、アルト(データを見るとアルトは男女混声?)、バスのようで《ハレルヤ・コーラス》と最後の《アーメン》が少し面白い。こだわり過ぎかも知れないが、独唱者が全員、英語圏出身の歌手なので英語がきれい。1988年録音。
充実した、感動的なメサイア
古楽器による「メサイア」では、ガーディナー盤やホグウッド盤が定盤扱いされていた。それらの演奏がそれぞれ優れていることは言うまでもない。それらのなかでも、このピノック盤は非常にオーソドックスな演奏である。録音のよさ、合唱の力強さ、独唱のうまさ、器楽の優秀さなど、どれをとっても一流の出来映えである。それだけに聴き終えた後の充実感はばつぐんで、強い感動を味わうことができる。最初に古楽器によるものを購入するとしたら、この盤がいいと思う。
入門用に最適
廉価盤です。 コストパフォーマンスは抜群なので いま「メサイア」の入門用としてはベストでしょう。 特にオッター、チャンスの歌唱は特筆もの。 オジェーも非常に手堅い。 他のソリも良し。 合唱はすこしアルトが弱いので内声重視の方には物足りないだろうが、 水準は高い。 オケも上手い。 難は、少しテンポ設定が古楽としては遅く、 一番の難はテンポの揺らぎが無く、一本調子に聞こえやすい事。 もっともこれはピノックの特徴とも言える。 よって「メサイア」のもつ「楽しさ」を重視するなら、 廉価盤はないがマクリーシュを一番に ガーディナーを2番に推薦します。
紅葉とピッタリ!
これを聞きながら紅葉の時期に山にドライブに行きました。 あまりのぴったり感に恍惚となりました。 あ、私の好きなのは2枚目のほうです。一流の合唱とオーケストラに圧倒されます。
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【くちコミ情報】
メシア降誕から神の王国実現までを描いた輝かしき「メサイア」
オラトリオ「メサイア」はヘンデル晩年の傑作で、バッハの偉大な二つの受難曲と共にバロック時代の宗教曲において遥かなる高みに立つキリスト教精神の表現である。伝えられるところによれば、ヘンデルはこの曲を作曲するに際し、飲まず食わずで没頭し、涙を流しながら作曲し、一月も掛からずに完成させた。そして、初演後はたちまち人気を博し、作曲者が他界する一週間前のロンドンで指揮した頃にはすでにこの曲は常演曲目として定評を得ていたそうである。作曲後百年以上も見過ごされていたバッハの受難曲とは正反対である。また、正反対なのは曲の運命だけではない。その内容も全くといってよいほど正反対である。 まず、ヘンデルの「メサイア」はバッハの受難曲の福音書記者がない。コラール(コーラス)、アリア、レチタティーボ(伴奏付きレチタティーフ)は存在するが、どれもバッハとは異なり、その歌詞が聖書の聖句に基づいている。また、聖句もバッハの受難曲ではマタイ、ヨハネ共にある一部分(イエスの受難)のみを扱っているが、「メサイア」ではヘブライ語、アラム語聖書(旧約聖書)、ギリシャ語聖書(新約聖書)のそれぞれキリスト(メシア)に関する聖句を歌詞として扱っている。それによってバッハの受難曲のようにキリストの受難を劇的な内的ドラマとして表現し、聖書の音楽的解釈である作品ではなく、キリストの預言、降誕から、キリストによって成就される「神の王国」実現を客観的な視点で描いた作品であるといえる。それはバッハの受難曲が全体を覆う人間の罪とそのためのキリストの受難に対する深い悲痛の念と省察を秘めているのに対し、「メサイア」は全体に輝かしく、喜ばしい感情が漲っていることからも理解できるだろう。半分以上は長調の曲であることがその希望に満ちた想いを物語っているであろう。けれども、決してただキリストの預言から再臨までを叙述したのではなく、信者という視点からその喜ばしい福音の知らせに歓喜する心を見事な筆致でもって、輝かしく描いたと考えるべきではないだろうか。全曲の頂点である有名な「ハレルヤ」はまさに信者の神を讃える賛美に他ならない。 バッハが全人類的な罪による受難を描いた同時代にヘンデルが来るべき神の王国に対する希望と喜びをかくも対照的に描いたというのは決して偶然ではないと思う。ルター派プロテスタントであるバッハと啓蒙的なヘンデルとの違いがこのようにはっきりとした差異で現れたのだろうが、それよりもこの後に来るべき啓蒙主義の時代の萌芽がここに現れていると解釈してもよいのではないだろうか。この後、登場する音楽の巨人ベートーヴェンはヘンデルを非常に高く評価し、「ヘンデルは最も偉大な作曲家である」と言ったと伝えられている。バッハはこの当時はまだしかるべき評価はされていなかったため、ベートーヴェンが彼の曲を聴いたらまた評価は異なっていただろうが、それでもヘンデルの偉大さを率直に述べているこの言辞は決して変わるものではない。ベートーヴェンの「荘厳ミサ曲」はバッハの受難曲よりもヘンデルの「メサイア」に遥かに親近性がある。この曲を作曲する際に「メサイア」を研究した事は明らかだろう。時代を経て、ヘンデルの精神はベートーヴェンに受け継がれたのである。 この「メサイア」の演奏に関して、歴史上忘れてはならないのはこのリヒター指揮、ロンドンフィルハーモニーのものだろう。バッハの宗教曲における厳格で魂をえぐるような内的ドラマを展開するリヒターとは異なり、厳しくも輝かしい表現を実現する彼の姿がここには存在する。ロンドンフィルハーモニーの伝統と格式に満ちた管弦楽もリヒター統率の下で神々しい趣を備えている。弦楽合奏などはあまりにも崇高な響きで、襟を正して聴かねばならないであろう。また、四人の独唱者も大変素晴らしい。英語の発音もしっかりしているし、何よりも力強く、高らかな歌唱はこの曲に合っている。そして、ジョン・オールディス合唱団も巧い。この曲を演奏するにおいてこれほどすべてが見事に揃って録音された事は大変幸運な事であった。この完成度の高さに比肩するものは今後、現れるであろうか。
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チェンバロの達人ですね
シャコンヌが聴きたくて買ったのですが、意外とよくって驚きました。あまりチェンバロの曲を聴かない私でさえも「達人だ」と思ってしまうほどです。 変ロ長調の組曲のプレリュードは、同時代のバッハと比べるとすごく出来が浅く、ピアノで弾くのはつまらなかったのですが、聴き手を飽きさせないすばらしい演奏だと思いました。 お目当てのシャコンヌも、アレンジの仕方が計算されていて勉強になりました。
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【くちコミ情報】
キースのクラシックに感じる音楽の喜び
僕は家庭にクラシックが溢れていたのに、クラシックに安らぎを感じつつもロックやジャズに惹かれていく青年時代を過ごした。キースがクラシックを録音し始めた頃から、キースのクラシックを好きになった。ジャズでもバッハでも何でもキースのピアノは心地よかった。 ジャズ・マンのキースがクラシックを弾いているから面白いんだなと自分で勝手に思い込んでいたのだけれども、どうも違うということが分かってきた。このヘンデルには音楽の喜びというものが一杯詰まっている。クラシックとしてあるべきルールから離れて、ピアノを弾くという行為の喜びが溢れている。グールドなんかとも違う、一般的なクラシック・ピアニストにはない自由さと美しさがここにはある。 ジャンルに係わらず音楽というものは本来そういう根源的な魅力があるんだなと改めて思う。
ヘンデル:クラヴィーア組曲
これはピアノでの落ち着いた演奏、とにかく美しい音色、フレージング、正統クラシックピアニズムかは不明だが音楽として人のハートに迫る演奏。
やわらかく、美しい音色
クラシックのレコードは普段あまり聴かないし、買ってないのでほかの作品と比べることが出来ないのですが、この作品はいいですね。とてもやわらかく美しい音色です。 僕はあまりオーケストラの重厚な響きが好きではないのですが、このようにピアノだけのものを聴くと、とても聞きやすくメロディーもいいです。ぜひ聴いてみてください。
先入観念のないすばらしいヘンデル
1993年9月ニューヨーク州立大学での録音。 p ライナー・ノートの中でキース自身が書いているように、ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデルに対する多くのリスナーのイメージは管弦楽曲の作曲家のイメージだろう。それゆえにこの作品に入っているクラヴィーア曲の様な類いの曲は、同じ作曲家の作品でありながら正当に評価されていないと思われる。キースはこうした一度その人がなんらかの『大家』と認識されてしまうがためにできあがる固定観念がその人のそれ以外の作品を正当に評価できなくすると指摘している。これは多岐にわたって様々な変容を見せ、作品を創りだしてきた自分自身のことをも述べているのだと思う。 p ヘンデルに対する固定観念と先入観念を捨て去り、このアルバムを聴けばヘンデルのクラヴィーア曲がいかにそれ自身で光を放っていて素晴らしいものかが理解できる。キースの並べた曲順は不思議にも新しいものから古いものへと並べられている。 p 『Up fo it』で大賞を受賞したキース。しかしながらその固定観念を捨ててこのアルバムに対峙すれば、よりいっそうその才能に驚きを隠せません。
すばらしい透明な美しさ
ヘンデルは個人的にはオルガン協奏曲を長年愛聴してきたが、ここにすばらしいヘンデル作品が加わった。ヘンデルの曲なのかキースの曲なのかわからないような見事な感性の融合。キースのピアノによりヘンデルの真価が現代に姿を現したといえるアルバム。必聴盤。
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ヘンデルの「メサイア」はいわゆるオラトリオではあるが、実際には教会での礼拝用というより、オペラハウスでの上演を目的とした劇的な宗教劇とよぶべき内容となっている点がその大きな特徴である。また、この楽曲にはさまざまな版があり、作曲者自身による決定稿と呼ぶべき版が存在しないため、演奏者によって若干その内容に違いがある。 ガーディナーの演奏は、ヘンデルの晩年ロンドンで行われた際の公演に準拠するとされる版により、管弦楽もオリジナル楽器を使用したものとなっている。キリストの予言・受難・復活といった宗教的題材を描くのにふさわしく、研ぎ澄まされた感性がにじみ出る演奏で、全体的にテンポは早めで端正なスタイルを堅持しつつ、この作品のもつ娯楽性も忘れることなく表現されている。 とかくオリジナル楽器による演奏は、演奏そのものに神経が集中しすぎて楽器のためにレコーディングしているような退屈さが出やすいが、ガーディナーとイングリッシュ・バロックの面々においてその心配は無用である。(奈良与志雄)
【くちコミ情報】
最高の1枚と言って良い
まず、モンテヴェルディ合唱団の合唱が最高レベルである。合唱の行き着く先はこれといっても言い過ぎでは無かろう。ただ、これを素人がマネをすると下品になるので、入門編としてはお薦めしかねる。古楽器を使用したイギリスバロック管弦楽団の演奏もリリックで心地よい。
お見事な合唱
この演奏において、独唱者、独奏者、オケ、いずれも不満はない。しかしなによりまして、合唱が見事。各合唱曲において言葉の強弱の付け方、曲の盛り上げ方がうまい("Fo unto us a Child is o n")。言葉を明瞭に(はっきり区切って)歌ってる。からみ合った合唱もテクストがはっきり聞こえる。各声部が、他の声部を邪魔しないように歌っている。各声部が分離している。そして各声部が浮かび上がってくるタイミング、消えるタイミングが絶妙に思える。ガーディナーの合唱指揮者としてのうまさに感心するとともに、ヘンデルの合唱曲の素晴らしさを改めて認識。合唱団のデータは、女声ソプラノ11、テナー7、カウンターテナー7、バス7。1982年録音だが録音はすこぶるよい。
本当に決定版?
確かに合唱はとても上手で、何度も聞いた曲ながら改めて味わえるような良い演奏だと思うが、クレッシェンド、デクレッシェンドが過度で好きではないところがある。また、例えばハレルヤコーラスの冒頭を「ハー、レルヤ」と、「は」と「れ」の間をはっきり切ったり、He t usted in Godの最後をif,He,de,lightと、コンマのところをはっきり切るという歌い方は、私にはかなり抵抗がある。全体には本当にきれいなので満足はしているが、「決定版」と言っている人も多いようなのでそれには疑問を感じた。
合唱団うまし!
1982年の録音。久しぶりに聴きなおしたが合唱団の巧さにあらためて驚いた。当時としてはもうダントツ一番の上手さであろう。ソリスト、オケには少し古さを感じなくもない。廉価版が出れば、今でもメサイア入門用として一番のおすすめである。廉価としてはピノックがおすすめ。現時点での個人的なメサイアの一押しはマクリーシュの録音である(バランスが非常に良いです)。
非常にしなやかで引き締まった演奏。
古楽器演奏による録音としては、もう古株になってしまった感があるが、今でも決定盤と推す人が多いのが、このガーディナー盤だ。オーケストラと合唱は、しなやかで引き締まった響きで、その巧さには文句のつけようがない。テンポは全体的に早めだが、早すぎることもなく、アクセントのつけ方も意図的で不自然なところは全く無く、非常に聴きやすい。ただ、これはガーディナーの他の録音にも言えることなのだが、ここまで都会的に洗練され、明るくクリアでクリスタルな響きだと、オリジナル楽器特有の古雅な味わいを感じ取ることができない、という贅沢な不満をもってしまう。 p 独唱陣は、ソプラノ、アルト、テノール、バスの4人に加えて、ボーイソプラノとカウンターテノールを入れた合計6人。キリストの誕生を告げる天の声はボーイソプラノが歌っており、そういう趣向を凝らしているのは聴いていて楽しい。アルトアリアは、アルトとカウンターテノールが分担して歌っている。 p ソリストは粒が揃っているが、ソプラノのマーシャルのビブラートが少々気になる。バッハ・コレギウム・ジャパン盤でソプラノアリアを歌う鈴木美登里さんの線は細めだが可憐で可愛らしい歌声を聴いた後だと、マーシャルの声は非常に恰幅の良い声に思えてしまう(これは聴き手それぞれの好みだとは思うが)。 p 古楽器演奏によるメサイアで、どのCDを購入しようか迷っている方は、このガーディナー盤を購入すれば、まずは間違いないと思う。
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