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バーンスタイン(レナード)(指揮)
ベートーヴェン(作曲)
バラッチュ(ノルベルト)(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)
¥ 1,000(税込)
¥ 904(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:322位
カスタマーレビュー数:10
【くちコミ情報】
水をさすようですが
問題の4楽章ですが、テンポがどうも関心しません。 バーンスタインの第9はユニテルのLDを持ってますが、 そちらを星5つとすると3つがいいところです。 聴いていて高揚するというより冷めます・・・
指揮、演奏、合唱が三位一体となったアルバムです
ベートーヴェンの第九といえば、どうしても、フルトヴェングラーのバイロイトの呪縛から解き離れないものがありますが、いかんせん、音が貧しく、良い音で名演がないかという方には、このアルバムはいかがでしょうか。 フルヴェン同様の熱情型のバーンスタイン指揮、ウィーンフィル演奏による79年のライブ録音です。バーンスタインは、いつも通り、熱情溢れんばかりのエネルギッシュな指揮で、これでもかとオケを引っ張り、ウィーンフィルも、弦を中心に、それに美しく、そして力強く応え、ソロ歌手を始めとする合唱陣も、素晴らしい声を聞かせてくれる、まさに、指揮・演奏・合唱が三位一体となった音に、ライブならではのエネルギーが加わり、フルヴェン同様、こちらも、素晴らしい1枚になっています。 しかも、この値段。第九初心者を始め、一聴に、十分、値するアルバムだと思います。
理屈抜きに聴くならやっぱバーンスタイン♪
第九は本当に妙な曲である。 第1〜3楽章は第4楽章冒頭で否定されてしまいます。 が、全楽章を真面目に立派に演奏してしまうと、どうしたって第1楽章や第3楽章の方が、第4楽章の平均値より上になってしまうのです。 1つの解決策としては、先行する3つの楽章は味気なくサッサと演奏するやり方があります(1990年代以降の主流)。 アタマイイ方法ですよね。でもこれだったら、第4楽章だけ演奏すれば充分じゃないかと感じてしまうのも事実な訳で…。 (これでも年末に一曲だけクラシック音楽を聴く人たちには不都合なさそうだし。笑) というか、第4楽章の二重フーガの辺りなんて、第1楽章に勝るとも劣らない凄い深刻な音楽なんですけど…。 結局、どんな演奏でもベートーヴェン先生は何が言いたいのかイマイチ良く解らない。 そもそも第九の前や後に書かれた後期の弦楽四重奏曲群なんかは、『歓喜の歌』とは月とスッポンの音楽なワケだし…。 その辺りの矛盾を考え出すと、私なんかは「『歓喜の歌』だけ残して、他の作品は破棄しとけよ!」とキレたくもなる。 良く解らないので、私は家でCDを聴く時には、第1楽章〜第3楽章までを聴く時と、第4楽章だけを聴く時があります♪ ハッキリ言って、第1〜3楽章までが聴き応えある演奏は第4楽章がバカバカしいことが多く、第4楽章が素晴らしい演奏は先行楽章が強引だったりショボかったりすることが多いです。 このバーンスタインは…珍しく通しで聴ける演奏です。 矛盾は矛盾のまま、あるがままの音響として出力しています。全4楽章揃って全力投球!! 矛盾も個性なんだよ。「みんなちがって、みんないい」んだよ。 第4楽章くんの主張も、ある意味共感出来るから、それでOK! な〜に『歓喜の歌』導入が独りよがりなのは敏感な人ならミンナ気付いてるんだから、堅いツッコミはナシ!ってことでネ♪ と、言っているようです★
三拍子そろった傑作
指揮者もオケも独唱者たちも、えらく気合いの入った名演です。と言っても、奇をてらった癖のある演奏では決してありません。第九本来の音を内側から凄まじいエネルギーで再現した、という感じです。第1楽章のチェロの入りから、ただならぬ気配を感じ取れます。カラヤンのようなよそよそしさもありませんし、ベームのような「物足りなさ」もありません。フルトヴェングラーの1951年バイロイト盤とともに永遠の名盤でしょう。
大名演
フルトヴェングラーのバイロイト盤がいまだに『第9演奏』を呪縛している。あのブロムシュテットもバイロイトの現場に居合わせていて、おかげで『第9演奏』には今でもたいへんな緊張をもつ、と語っていた。 しかしバーンスタインは、素晴らしい第9を残してくれた。何か使命感のようなものさえ感じさせる指揮は冴え、オーケストラも一生懸命。音楽への情熱と知的な面とが見事に融合している。こういうのをプロの仕事というのだと感じる。 唯一気になるのはソプラノの歌い回しが「私の」性に合わないこと。しかし、これもシュヴァルツコップの名唱と比較して、のことだと気づかされるとまたまた唖然とする。
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カラヤン(ヘルベルト・フォン)(指揮)
ベートーヴェン(作曲)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)
¥ 1,000(税込)
¥ 887(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:1903位
カスタマーレビュー数:17
【くちコミ情報】
カラヤンとベルリン・フィル
壮麗な大建築を見上げてその素晴らしさに圧倒されるような演奏。とにかくどこをとっても重厚で、それでいて美しさも失っていない。80年代以降ベートーヴェンやモーツアルトの演奏では古楽器による独特の雰囲気を持つ物やそれに影響を受けた大編成オケの名演奏が登場し、カラヤンも以前のような「帝王」の地位を保持するのは難しくなってきているし、またフルトヴェングラーのようにベートーヴェンと直接対話するようなタイプの演奏ではないので不満も残らないではないが、それでも名演奏であることには変わりはない。
好き嫌いがあると思いました
5番はテンポが速くて聞いていてちょっとつらいです。響きには確かに透明感があってカラヤンの面目躍如といったところだと思いますが、私には同じ5番&7番のCDならバーンスタインの方がいいです。 7番はやっぱりちょっとテンポが速い気もしますが、独特のドライブ感があっていいのかもしれません。音の響きはやっぱりさすがカラヤンという気がしました。
入門用
他の指揮者に比べるとかなり速めの演奏だ。 それをスピード感溢れる演奏と感じるか軽い演奏と感じるかによってこのCDの評価は分かれると思う。 7番に関してはカラヤン持ち前の速さが功を奏してテンポのよい快活かつダイナミックな7番に仕上がっている。 が、5番では少々物足りない感じがするのは否めない。 5番にはもう少し重厚さが欲しい。 とくに第3楽章から第4楽章への移行部では他の指揮者で感じた鳥肌が立つほどの感動は味わえなかった。 ただ、確かに耳障りはいい。入門用CDとしては価格・演奏ともに適していると思う。
スタンダードな第5&第7
第5、第7ともに多くのCDが出ていますが 一番スタンダードな演奏ではないでしょうか。 2曲ともにテンポは他の人に比べて速めです。 特に第7の第4楽章などスカッとするような爽やかな演奏です。 第5&第7の入門編CDとして初心者の方にも推薦します。
ベートーベンの現代的な解釈
カラヤン指揮によるベートーベンの第5、第7というと、あまりに通俗的なイメージがあり最初は敬遠していましたが皆様のレビュー評が良いので、価格が安いこともあり購入しました。 録音がとても良いと思いました。これは単なる技術的なものではなく、音の細部に至るまで計算されつくしたカラヤンの美意識によるものなのだと思います。 また、カラヤンという人は現代にも通じるような鋭い感性を持った人だったのだなあ、と感じました。要するに、当時としてはあまりにも先端を行っており、そのためにスタイルが理解されなかった面があると思います。 今聴いても充分すぎるほど新鮮でベートーベンの音楽に新たな発見があります。 クラシックにあまり縁がない若い方々にぜひ聴いていただき、その美しく、爽快で雄大な世界に浸ってほしいと思います。 私が特に好きなのは7番の第一楽章です。 その曲調といい、演奏といい、まさに広大な宇宙を漂うような感覚に陥ります。
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アラウ(クラウディオ)(演奏)
ベートーヴェン(作曲)
¥ 1,800(税込)
¥ 1,743(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:1883位
カスタマーレビュー数:4
【くちコミ情報】
作曲の学習の為購入
悲愴はあれれと言う風にタッチの可笑しな所がありましたが、全体に円熟味のある演奏です。 このCDが作曲の学習の為ですので、フレージング、アーティキュレーション、ダイナミックス 等々非常に役に立ちます。それとクラシックをまた最近聴きはじめたので、ベートーベンがこんな 名曲創っていたのかと感動しながら、一気に二枚とも聴いてしまいました。作曲したい そこのあなた一聴の価値ありですよ。
深い内容のピアノソナタ
クラウディオ・アラウは南米チリ出身の大ピアニストである。リストの弟子であったマルティン・クラウゼに学んだリスト直系のピアニストであるが、晩年はドイツ人以上の正統的ドイツ音楽の解釈者として大変な尊敬を集めた。そのアラウが最も得意とし、楽譜の校訂なども手がけた程力を入れていたのがベートーヴェンである。彼のベートーヴェンは我々がイメージする無骨で力強く、不屈の意志と偉大な精神に満ち溢れたベートーヴェン像そのものといってもよい。偉大なベートーヴェン演奏家と言われたバックハウスもそのように言われる事が多いが、アラウはバックハウスともまた異なる魅力を持っている。どちらかと言えば明るいクリアな音色であるのだが、響きは無骨で重厚、テンポは総じてゆっくりしている。ただ、大変楽譜の読みが深いので、聴き手はつまらなく感じるどころか長編の名作を読んだような充実感を聴き終わった後に味わう事ができる。 ここに収められたよく知られたピアノソナタも通俗的な表現に堕さず、いずれもアラウ独自の深い、充実した内容となっている。例えば「悲愴ソナタ」の第二楽章の表現や「月光ソナタ」の第一楽章などは感傷とは無縁の独自の境地に達している。また、「テンペストソナタ」も全体的にゆったりとしたテンポであるが、絶妙な形式感と緊張、幻想が高次に融和して見事な調和を作っている事も他のピアニストとは異なる。「テレーゼソナタ」や「熱情ソナタ」も無骨ながらがっしりとした演奏なのだが、私が最も素晴らしいと感じたのは「ワルトシュタインソナタ」と「告別ソナタ」である。 「ワルトシュタイン」の冒頭の表現などはあたかも薄明の中から朝日がしだいに輝きを増して昇ってくるような美しさを覚えるし、フィナーレのロンドの低音の深い響きと高音のクリスタルのような輝き、絶妙のダイナミズム、天空を仰ぎ見るようなスケールの世界は大変素晴らしい。このような演奏はこれまでアラウでしか聴いた事がない。また、「告別」も冒頭から透明感に満ちた告別の音形から始まり、フィナーレの喜びに溢れた輝かしく、澄み切った表現はとてつもない感銘を受ける。 アラウはこの後もう一度ピアノソナタ全集を録音するが、そちらのほうがより解釈がより深まっていると言える。しかし、こちらと基本的な解釈は変わっていない。むしろこちらの方が技術面でしっかりしているかもしれない。どちらにせよ、この二つの全集はアラウの偉大な遺産であり、彼の芸術の真髄である。ぜひ、現在ではもはや聞けなくなった深い演奏をこの録音から聴いて欲しい。予断であるが、アラウのピアノソナタ第32番の演奏を聴いて欲しい。彼が到達した芸術のすべてがここに詰まっていると言えるほど素晴らしい演奏である。
やばいwwww
悲愴第1楽章、月光第3楽章、熱情第3楽章の3曲は特に、誰が聞いてもカッコイイと思うと思います。特に、月光第3楽章は聞いた覚えがある人も多いと思います。3曲ともヤバイですw何回もききます。 悲愴第2楽章、月光第1楽章は超有名です。 リラックス系です。 個人的には上にあげた以外に告別第1楽章が特によかったです。。 ていうか全部いいです。。 7曲はいってるのに安くてオススメです。 初めてベトヴェンのピアノソナタきくならこれが買いだとおもいます。 付属の説明・解説書にはアラウ(このcdのピアニスト)は傑出したピアニストでありながらベートーヴェンピアニストとしても傑出している存在で、そのようなひとは他にケンプ、バックハウスくらいだ、とかいううふうに書いてたとおもいます。(解説者の主観ですが (ピアニストの技術だとか、そういうところは私にはわかりませんが 力強い感じはしたようなきがしました。w
熟成された音楽
最初の「悲愴」の第一音からアラウの深く、どっしりと安定感のある世界が構築されていて、 まるで一級品のワインを味わっているかのような錯覚を覚えました。 高音部はどこまでも澄んでいて柔らかく、耳に心地よい。低音部は深みがあり、何かに 包み込まれるような安心感を覚えます。 早いパッセージになると演奏の荒さを若干感じますが、テクニックをひらけかすような 演奏ではなく、独特の世界を作りだされている思います。 熟成させた大人の演奏ではないでしょうか。
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バックハウス(ヴィルヘルム)(演奏)
ベートーヴェン(作曲)
¥ 1,000(税込)
¥ 946(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:8912位
カスタマーレビュー数:19
【くちコミ情報】
どうでしょう・・・
他の方の演奏をまだ聞いたこがないのでわかりませんが、 譜面を忠実に再現しているとは思います。 私好みでいうともちょっと力が欲しかったかな? 問い浮きもしないでもありませんが、細かいところの 演奏がとても澄んでいて美しいいですね。 だから私のような初心者にも聞きやすいとは思います。 他のピアニストのCDも買って勉強します。
あくまで一つの演奏スタイル
ベートーヴェンといったらバックハウス、スタンダードな名演、音大の先生が勧めるベートーヴェン等々、賞賛されているので、ベンチマーク的作品なら聞かねばと思って買いました.その意味では結論から言うと「期待はずれ」でした.いくつ気になったことを挙げてみます. まず、収録が1958年とか古いので仕方ないのかもしれませんが、悲愴と月光の録音が良くありません.特に高音部が薄っぺらく、安物のピアノの様な音がするのです.しかも低音部に高音が埋もれてしまっています.録音方法自体に問題があるのではと思いました.「クリスタルな高音部」と書いている方がいましたが「どこが?」って感じです.もっともワルトシュタインや熱情では高音部の薄っぺらな音はしていないので、録音時期や録音方法の違いなのかもしれません. 次にスタンダードとかシンプルとされる演奏スタイルですが、作品全てでそういったスタイルが貫かれているワケではないようです.確かに月光の第一楽章など極めてシンプルに弾いている曲もありますが、例えば悲愴の第二楽章はギレリスのそれよりも59秒も速いにも関わらず、ほぼ同じ演奏時間のケンプのように飛ばしているのかと言えば出だしはギレリスのそれと同じようなテンポです.つまり曲の中でかなりテンポの揺れがあるんです.ガチガチのスタイルではなく、予想外に自由に弾く人なんだと思いました.もちろん耳障りなほどではありませんが. 演奏スタイルには好みがあるので、どれが良いとか悪いとか決めつけることはできませんし、バックハウスがピアニストとして素晴らしいことに疑いの余地もありません.彼の演奏スタイルを知るには値段も安いし収録曲も贅沢ともいえるカップリングですが、多くの方がレビューされている内容とは解離があります.録音状態の不満と期待を裏切られた分、ファンの方には申し訳ありませんが、凡庸な作品だと思いました..
安いなぁ
いい加減「3大ソナタ」から「悲愴」は外されるべきではないか。いくらベートーベン本人による表題があるとはいえ、明らかに中期以降の曲と比べると見劣り(聞き劣り?)する。個人的には「葬送・田園・月光・テンペスト・ワルトシュタイン・熱情・告別」の「7大ソナタ」か、またはこのうちテンペストと葬送を除く「5大ソナタ」ぐらいにしてほしい。(後期ソナタは別格なのであえて加えない)。 バックハウスによる演奏はどれもすばらしい。ただ「悲愴」だけは、第一楽章の序奏が速すぎるのが個人的には好みではない。 それにしてもこれで1000円。いい時代だ。
スクエアな伝統美
バックハウス(1884-1969)は往年にベートーベンの名演を数々残してますが、このCDはSte eo録音によるピアノ・ソナタ全集からの四大ソナタの分売(廉価盤)のものです。 全体的な印象として、同じベートーベンでもピアノ協奏曲とは違い、曲想に淘汰されておらず、自立的という意味でこれらソナタはバックハウスの個性がより強く表れていると思います。 その正統派と言われた彼の表現を同年代に生まれた指揮者で例えるならば、クレンペラー(1885年生)が持つ奥深い造形力と、フルトヴェングラー(1886年生)が発するような歌い込みの上手さという両者の良きところが備わったものであり、晩年期の収録ではあるものの、均整のとれたスクエアで力強い演奏には、獅子王と言われた彼の片鱗をみることが出来ました。
寧ろ無駄を排した日本料理のような演奏。
ドイツ風と言う評価はよくわからない。 装飾過多でも四角四面でもなく、むしろシンプルで 日本料理のような繊細さすら覚える印象。 個人的にはこの盤ではないが、「告白」が気にいっている。 ソナタはやがり、バックハウスをまずお勧めしたい。
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カスタマーレビュー数:6
【くちコミ情報】
クラ音痴の私でも凄いと思います
クラシックのことは良くわかりませんが、ベートーベンの名前につられて全集を色々と購入。クレンペラー、モントゥー、カラヤン(SACD)、ハイティンク(SACD)、イッセルシュテット、ヨッフム(ヘボウとロンドン)なぞを買い、夫々にヘェーッと思いながら巨匠の違いを感じてきました。スゥイトナーは10枚組みのモーツァルトとシャルプラッテンのリマスターシリーズ(キング盤)で興味を持ち、歌舞伎町さんのレビュー等もあってついに本セットも購入、これ良いですね(爆)録音も想像以上に良いですし、何か他の巨匠たちにはない重厚さと繊細さが良い意味で古いドイツの音楽を想像させます。後はセルの全集ですが、本当にSACD、出ないですかね?(爆)
渋いベートーベン全集
このディスクの発売は古いが非常に重厚で味わいのある全集になっている。録音も当時は優秀録音にあげられていたと思う。ベルリンシュターツカペレの弦楽器の深い響きが印象的だ。スイトナーの指揮もドイツらしいどっしりとした演奏だ。特に私は第9がお気に入りで、今も 第9のベストワンだ。値段も非常に手頃で、ベートーベンファンなら決して持っていて損はない全集だ。
この値段でこの内容は、ほんとうに嬉しい。
単体では何枚かベートーヴェンの交響曲のCDをもってましたが、 やはり全集が欲しくなり、熟考の末にこのセットを購入しました。 昔から気になっていたディスクであったことと、やはり価格が魅力でした。 ……聴いてみて、大満足です。 それで思い出すのは、アナログレコードでの新盤時代。 このセットは当時のデンオン=コロンビアが、それなりに宣伝していて、 確か当時のキャッチフレーズに「頂門の一針」というのがありました。 学生だった自分は、辞書を引いて「急所をついて戒める」の意味と知り、 (アナログ時代らしい)「針」にたとえた比喩ながら、賛辞としてはやや、 妙だなと思っていて、(それが理由ではないにしろ)購入しませんでした。 あれから数十年。 今やこの「頂門の一針」は、派手な宣伝や新しいアーティストたちに 耳目を奪われそうな自分自身に対する、文字通りの戒めであり、 かつ、それらから懸絶して存在するこのディスクの存在価値という意味で、 改めて、ふさわしい評言だと思います。
良かったです。
最近の軽い演奏ではなく、重厚で、しっかりとした音楽創りでとても充実した素晴らしい演奏でした。
聴け、これがドイツの弦の音だ。
この盤を入手する前に,廉価でバレンボイム指揮の同オーケストラ(SKB)の ベートーヴェン交響曲全集が発売されたので聴いてました(Wa ne ) 「なかなかイィじゃないか(特に,7,8,9番)」と思って,それなりに気に入って聴いてました. p しかし,こちらのスウィトナー盤が廉価で久々に再発され, 購入して聴いたら,愕然としてしまいました. p スウィトナー指揮下の時代のSKBの響きのなんと重圧で美しいことかっ! おかげでそれまでそれなりに気に入って聴いていたバレンボイム盤の音が 薄く感じられてしまったのです(録音ははるかにバレンボイムのが新しいのにっ!). p ここにはベルリンの壁が崩壊して,ドイツのオーケストラの音が変貌する前, おそらく政治的にも,財政的も厳しい中,スウィトナーが苦心してメンバーを 厳選して育て上げたオーケストラ=SKBの音色が記録されています. 指揮も素晴らしいのは言うまでもありません. p 若干残念なのが,私が昔持っていたUSAプレス盤よりは,はるかに音質はマシなのですが, 初CD化の時からプレス用マスターを変えてないのか,音量(基準レベル)が小さく記録されています. 最新の機材でリマスタリングすれば劇的な音質改善が見込めると思うので, 再発売にあたって,それくらいはDENONレーベルさんにしてほしかったです(MSリマスターとか...). (それともオリジナルマスターテープは旧東独にあるはずで所在不明になっちゃってんのかなぁ???
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カスタマーレビュー数:9
【くちコミ情報】
音の質が違った
これはかなり良かった。音の質が違った。私個人的には、バックハウスやギレリスよりもいいと思う。特にワルトシュタインの歯切れ良いタッチにはハッとさせられた。何気なく聴いていたのに、いつの間にか聞き入ってしまっていたというか。まあ、聴いてみて下さい。
偉大な作曲家の偉大な演奏
ドイツ音楽とはこういうものなのかという認識をさせてくれる作曲家、演奏者の組み合わせだと思います。ケンプの演奏は実にすばらしい。1960年代に録音されたということですが、全く色あせていません。18世紀から19世紀にかけての曲ですが、今聞いてもその良さを本当に楽しめます。お勧めです。
ベートーヴェンのピアノソナタはかくも美しい
かれこれ30年前に初めて聴いて、ケンプ氏のベートーヴェンの素晴らしさに感動した名盤。 今でも色あせることなく、未来永劫伝えられるべき音楽です。
ほんまもんのベートーヴェンの豊かな味わい。いいですねぇ、このピアノは
ミスタッチも結構あるなあと耳についたので、ミスのない正確な演奏をお求めの方にはおすすめできません。でも、この演奏には、ベートーヴェンの音楽の真髄に触れるものが確かにあると思ったんですね。奇をてらったり、テクニックを誇示しようとする演奏からは、最も遠い所にあるケンプ(1895-1991)のピアノ。 なかでも、1964年9月に録音された「ワルトシュタイン」のソナタが素晴らしい。ベートーヴェンと対話しているような趣があるというか。ぶっちゃけて言わせてもらえば、ベートーヴェンその人がピアノを弾いているんじゃないかってぇくらい、本物の雰囲気と香りを感じたんだなあ。「まるで奇跡のような、素晴らしい輝きにあふれた『ワルトシュタイン』だああ」と、心から魅了されました。 続いてよかったのが、同じ月に録音された「熱情」のソナタ。ギレリスあたりのドラマチックで、推進力に富んだ演奏も魅力的ですが、ベートーヴェンの音楽の豊かさがひしひしと感じられるケンプの演奏も、とてもいいですね。ミスタッチがかなりありますが、いつの間にかそれが、あんまり気にならなくなっていました。それはケンプのピアノに、ベートーヴェンの音楽への深い共感とあたたかな眼差しがあったからじゃないかなあ。 1965年1月録音の「悲愴」と「月光」のソナタも、人間的なぬくもりを感じる演奏が好ましかったですよ。
新しいベートーヴェンの誕生
本来のドイツ的な演奏であるアラウやバックハウスの演奏に対称する演奏である。 そういう意味においてアシュケナージの先駆的なピアノ演奏といえる。 おそらく当時は新たな彗星出現のようなイメージを音楽界に与えたのではないだろうか・・・・ またイタリアのピアニスト、ポリーニとも全く違ったスタンスの演奏が面白い。 歴代五指に入る演奏である。
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バックハウス(ウィルヘルム)(演奏)
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カスタマーレビュー数:8
【くちコミ情報】
言葉に表すのは難しい…
ベートーヴェンのピアノソナタといえば、この演奏がなければ始まらない。まあ、基本というやつですね。美しいとか素晴らしいとか、そんな言葉はいりません。音楽の本質を露にした演奏には、言葉なんか邪魔なだけだ。一曲ごとにみていけば、これよりも素晴らしい演奏はある。(例えばハイドシェックの「テンペスト」や、CD化されていないが「告別」など)そんなこととは関わりなくこの全集は永遠ともいえる存在である。
永遠の指針となりうる名盤
このソナタ全集を買ってから大分過ぎましたが、おかげで、レコードライフが豊なものになりました。演奏の出来にムラがないので、他のピアニストがCDや演奏会で弾いているものと比較してみても楽しいし、バックハウスはどういう風に弾いているんだろう?という、一種の基準が生まれました(ただ、24番のテレーゼ・ソナタは、どうにも納得できない演奏でしたが…)。 ベーゼンドルファーという、癖のあるピアノでの全集だったので、購入の時に大分迷いましたが、バックハウスはこのピアノの音の魅力を十分に引き出して、そこいらのピアニストがスタインウェイで弾いたものよりも良い音になっていて、全然気になりませんでした。音質も、マスタリングが変わったという効果が驚くほど出ているとは思いませんが、なかなか良い音質で楽しめると思います。 テクニック的には、すでに時代が経ってしまった感もある気がしますが、みなぎるような精神性を感じとることができる点で、この番の右にでるものはないでしょう。フォルテシモもときに驚愕するものもあれば、しっとりと歌わせるピアニッシモもたまりません。 バレンボイム、グルダ、ブレンデル…等の巨匠を始め、数多くの素晴らしいピアニストの全集があるなかでも、確固たる地位を占めているといっても過言ではない永遠の名盤といえると思います。どうしてもグルダが好き!とかでなければ、迷わずにこれをお勧めしたいです。
新全集には新全集の良さが……
手元にあるのはLPなので、CDの音はわからないことをあらかじめおことわりしておきます。 p バックハウスの演奏の特徴の一つが、ベーゼンドルファーの持ち味を生かした深々としたウォームな音色にあるように思う。そしてデッカのステレオ録音は、バックハウスの音を良くとらえている。 技巧的に万全かといえば、決してそうではない。「熱情」のようなスパルタンな曲では、少々指のもつれが気になることもある。ただし、それは「気にすれば」という話であって、音楽の形を壊すような種類のものではない。 解釈は、旧全集と「大して」違うわけではない。私が偏愛している最後の32番のソナタにしても、旧全集であろうと、カーネギーホールでのライヴであろうと、やっていることは基本的に「あんまり」変わっていない。だから、旧全集の方が良いという人の気持ちは痛いほどわかる。 でも、人間だから、同じことをやろうとしても、同じことをやっているつもりでも、その時、その場所によって、違う結果が出る。それは、フィジカルの変化も影響するだろうし、メンタルなコンディションも関係しているのだろう。 話を32番のソナタに戻せば、第2楽章のあの感動的なアリエッタを、バックハウスはこともあろうに、あっさりと、スピーディーに駆け抜けていく。そして、第4変奏あたりで、このテンポで走らなければならなかった理由が見えてくる。そういう設計図は、従来と変わらないのだが、曲の頂点となる第4変奏以降の部分で、えもいわれぬ「間」の感覚は、この演奏でしか味わえないもののように思う。 同じような印象を、30番や31番にも持っていて、やはりこれは得難い全集であるという結論に達する。 体が思うようにならない人生の黄昏時を迎えて、バックハウスはただ良い音を求めて新たな録音を遺したのか、あるいは、旧全集で言い残したことがあったのか、考えながら聴くのも悪くない。
バックハウスは旧モノラル全集の方を聴くべきです
既に下記レヴュアー(三浦候史郎氏)が記されているように、僕もバックハウスのベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集は旧盤(50~54年、モノラル録音)が断然の名盤だと思います。 更に僕の考えを付け加えると、三浦氏は新旧両録音に聞くバックハウスの技術レベルは大差がないと言われていますが、僕にはなかなかその差は大きいと聴こえます。特に打鍵のインパクトの違いは歴然として、新盤は録音がいい分、その衰えた打鍵による汚い和音が少々堪え難いとさえ思うときが少なくないのです。 しかし、新盤にも旧盤にない聞き所はあります。旧盤はいずれも凝縮力に優れた演奏で聞かせるのに対して、新盤は技術的制約はあるもののスケールの大きさで芸術性をカバーしています。よって、第15、18、21、24、28番などは、旧盤に劣らず備えておいても無駄ではありません。 p 追伸:バックハウスのベートーヴェン演奏には、旧モノラル盤全集以外に、「カーネギーホール・コンサート、1954」という大名盤があります。ここには、スタジオ録音と違ったライブにおける即興性溢れたバックハウスの姿を聞く事ができます。特に、第32番は空前絶後の大名演と言って、言いすぎる事はないと思います。
旧盤をおすすめ
~バックハウスは2度のベートーベン・ピアノソナタ全曲録音を行っている。1度目は1950年から1954年にかけてバックハウス66歳から70歳のモノーラル録音。2度目は1958年から彼の死の年1969年にかけて74歳から85歳までのステレオ録音である。ただし《ハンマークラヴィーア》だけは彼の死による録音の中断のため旧録音しか残っていない。 p ~~ いずれの録音も高齢になってからのものであるが、やはり旧盤のほうが技巧的に安定している。しかし、技巧的な差は小さいと考えて良いだろう。音源は当時の録音技術の長足の進歩のためか新盤は旧盤よりはるかに良い。旧盤はホワイトノイズが聞き苦しい。 p ~~ 演奏は旧盤のほうが新盤より高いテンションとモチベーションを感じさせ密度が濃い。新盤は旧盤においてすでに偉業を成し遂げたあとであるためか緊張感よりもリラックスを感じさせる。だが新盤はステレオによる新録音を残したという価値だけではなく旧盤とは違う作品に対するアプローチを示したという意味で価値を持つと思う。つまり新盤は旧盤よりおおらかで~~、細部の表現や技巧にとらわれない、くったくのない演奏といってもいいかも知れない。 p ~~ たとえば作品101(第28番)は新盤のほうがスケールが大きい演奏といえるだろう。他方《悲愴》第2楽章の美しさと繊細さ、味わい深さは旧盤が勝っているように思える。《ワルトシュタイン》においては旧盤ではロンドの主題の後、音楽が止まるという妙味を聴かせてくれるが新盤にはそれはない。 p ~~ バックハウスのベートーベンに対する解釈は旧盤のほうが新盤より精緻であり完成度が高いと思う。録音は断然新盤の方が良いが、バックハウスによるベートーベンの神髄を聴きたいのなら旧盤をおすすめする。~
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【くちコミ情報】
C.クライバー VS E.クライバー
一世を風靡したウイーンの名指揮者エーリッヒ・クライバー(1890ー1956年)はベートーヴェンをこよなく愛し得意としていた。5番&6番のカップリングはいまも歴史的な名盤として記録されている。その子、カルロス・クライバー(1930ー2004年)はベルリン生まれ、ブエノスアイレス育ちで、「親子鷹」ながら父はカルロスが指揮者になることを強く反対したと伝えられる。 カルロスは父の使った総譜を研究し尽くして指揮台に上がったようだが、この5番&7番は、没後約20年後、父もここで名盤を紡いだ同じウイーン・フィルとの宿命の録音(1974、1976年)であり、余人の理解の及ばぬ、父を超克せんとする<格闘技>的な迫力にあふれている。同時期、ベルリン・フィルではその疾走感、音の豊饒さである意味共通するカラヤンの名演もあるが、明解すぎるほどメリハリの利いた解釈とオペラでしばしば聴衆を堪能させた弱音部での蕩けるような表現力ではカラヤンを凌いでいると思う。 父を終生意識しながら、その比較を極端に嫌ったカルロスが、結果的に父と比類したか、あるいは超えたかはリスナーの判断次第だが、この特異な名演が生まれた背景は、エーリッヒとの関係なしには語られないのではないかというのが小生の管見である。
生きる活力が沸く
一音一音に感情がこもる、素晴らしい演奏です。 伝説的な指揮者による演奏という先入観も 聴き初めにはあったのですが、簡単に吹き飛ばされました。 特に5番の第2楽章。 何百回と別の演奏家で聞いているにも関わらず、 別の曲か?と思わせるほどのみずみずしさがありました。 7番の第4楽章に至ってはいうまでもありませんが、 神々しさを通り越して宇宙の果てまで行ってしまうのでは というぐらいの迫力です。 指揮者が余程の確信をもたないと、これほどの演奏は生まれないでしょう。 作曲家もこの演奏なら納得するだろう・・・ と思わせる人類の宝です。
今までも、今も、これからも、「定番」で「決定盤」!
カルロス・クライバー指揮の5番と7番については、 その素晴らしさについては語り尽くされている感があり、 いまさらなにをコメントするの?・・・って感じではありますが、 それでもやっぱり何か書かずにはいられない。(苦笑) いわゆる「名曲名盤特集の本や特集」で、 発売以来ずっとベト5と7演奏の「ザ・ベスト」としての 栄えある指定席を守り続けるこのCD、 最近改めてじっくりと聴いて、 やはりこれは今なお、 ベト5とベト7の「定番(スタンダード)」にして、「決定盤(ベスト)」であり、 今後もそうあり続けるだろうな・・・という確信を持ちました。 (7番に関してはベーム追悼コンサートのバイエルン国立管や、 DVDのアムステルダムコンセルトヘボウ管が個人的には好みですが・・・ 来日公演時の4番・7番のDVD化が待ち遠しい!) 上に書いたことと矛盾するようですが、 カルロス・クライバーを同時代体験するには遅く生まれ過ぎた私としては、 この20世紀を代表するクライバー盤を越える素晴らしいベト5と7の演奏を、 21世紀の『今』を生きる若く才能あふれる指揮者とオケのCDによって 生きているうちに聴いてみたい、ライブで体験してみたい、 と密かに、切に思っています。 「その日」は来るのでしょうか・・・
素人にもわかるクライバーの素晴らしさ
もともとクラシックを聴いたことがなかった私ですが、先輩の薦めで購入し聴きだしました。クライバーのベートーベンでは4番と7番が有名だそうですが、私はこの5番の第4楽章がものすごく好きです。3楽章から4楽章へ移るときの鳥肌の立つような盛り上がり方は言葉では言い尽くせません。以来他の指揮者と聞き比べ、改めてクライバーの指揮の凄味を感じています。このほかにも私の知らない素晴らしい音楽がたくさんあると思うと楽しくてしょうがありません。クラシックを普段聞かない方も是非一度試聴してみてください。
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ジャンル内ランキング:6524位
カスタマーレビュー数:9
【くちコミ情報】
どの盤できいてもやっぱり受け付けません
音質は確かに向上していますが、どう聴いてもイマイチの演奏。 音は揃っていないし、緊張感も持続していない。 隅から隅までフルトヴェングラー一色に染まっている演奏なら、それはそれでアリかもしれないが、所詮寄せ集めのオーケストラではそれも望む事は難しい。 彼の9番なら、もちっとマシな演奏がいくらでもあるのに、なぜバイロイトバイロイトなのか不思議に思う。 日本で名も無い指揮者がドイツの一流とは言えないオーケストラを振った9番を聴きに行ったことがありますが、自然と涙が止まらなくなるほど感動したのに対し、こちらの演奏は「はぁ、よくまぁ、やりますなぁ」程度の感銘しか受けません。
ポジティブにより、ネガティブは隠蔽される
第九のCDはこれで四枚目ですが、「バイロイトの第九」は初めて拝聴しました。 音質に関してですが、一般的なもの(曖昧な表現ですが)に比較してかなり悪いというのは事実です。モノラルですし、場所柄のためか、金管楽器の反響が目立ちます。結果、ディテールは大きく削がれてしまっています。 とは言っても実際、当時の演奏を聴くことは、想像で補えます。それで満足できるかどうかは、勿論全く別の話です。 音質が損なわれようと、フルトウェングラーの奏でる第九が多くの人に評価され、愛されることは容易に理解できました。 全体を通して、逃れようのないシーケンスを維持しています。常に、テンポやダイナミックは転換されるのではなく変遷していて、森羅万象には微少なりとも前兆があることを語っているようです。ベートーヴェンが自然を愛したということを思い出させるのは偶然ではないでしょう。 上昇と下降を繰り返す大気のような対流があり、一人の天才から生まれた一つの交響曲であることが、ひしひしと感じられ、私にとって初めて満足できた第九です。
ひどい音質です
このCDをこの価格で買って聴く人は、物理的に聴こえてくる音以外に 何かを想像しているのでしょう。名演だったのかもしれませんが、 この音質では。。 所詮、もとの音は残ってないのです。
現在のところ最上の復刻
・遅まきながら、この評判の良いデルタ・クラシックスの復刻盤を買った。なかなか良い音であり、満足した。今まで耳にした、本家EMIの輸入盤は勿論、オタケン盤(予備マスター復刻盤と初期HMVミント盤復刻)などと比較しても、最上の復刻だと思った。 ・全体にバランスの良い音であり、クリアな響きがする。それでいてニュアンスも損なわれておらず、一般的には不満を感じる箇所はないだろうと思う。 ・ノイズは皆無ではないが、まったく気にならない。これはヘッドホン使用でも言える。 ・第一楽章最初の「足音」は入っていない。 ・第二楽章のスケルツォで、本家EMIにあった音量レベルの低下がなく、気持ち良く聴ける。ティンパニの皮の質感まで分かる雰囲気がして、あなどれぬ復刻である。 ・第三楽章では弦のピッツィカートに奥行きを感じる。全体的に実在感が増して聴こえた。EMI盤では特に感じなかったところである。 ・第四楽章では金管や弦の音もクリアで、ニュアンスを失っていない。音がクリアなせいか、時に金管が前に出るぎるきらいがあった。また合唱も曖昧さのない音で良い。二重フーガでも弦のニュアンスがよく出ている。 ・コーダの追い込みの迫力は相変わらず凄く聴こえる。ただ、最後の拍手がEMI盤とは違っている。 ・よほどのオーディオ・マニアでないかぎり、復刻としては、この盤でもう充分だろう。今後音質でもっと上を行くCDが出たとしても、このCDと大きな違いはないはずだ。バイロイトの「第9」はこのデルタ盤一枚で充分だろう。他はいらないと思う。
51年バイロイトの第9の嬉しい復刻
フルトヴェングラーの51年バイロイト第9をより良い音で聴きたいと言う欲求は、とても強い。 演奏自体、合唱人のソロにエリーザベト・シュヴァルツコップ(S)、エリーザベト・ヘンゲン(A)、ハンス・ホップ(T)、オットー・エーデルマン(Bs)といった名歌手がそろい、巨匠の指揮ものりにのっているときです。 EMIから発売されていますし、それがベストセラーにもなっていますが、本CDは驚きの超良復刻で、彫りが深く、きめ細かい音でありながら、一切のノイズが無いので板起こしである事を全く感じさせません。 個人的には市販されている中では、最良のできだと思います。 今年マスターテープが新発見された、フルトヴェングラーセンター発売の第9と比べながら聴いています。
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