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ベーム(カール)(指揮) ベートーヴェン(作曲)  
¥ 1,800(税込)
¥ 1,620(税込)
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ジャンル内ランキング:22784位  
カスタマーレビュー数:1

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素晴らしい演奏
 この「第九」はわたしにとってベスト盤であるし、友人のあいだでも異論のある者はすくない。本来ならばすべての楽章について述べたいが、紙数に制限があるのでここでは第4楽章の声楽部分に焦点をあてて書いてみたい。むろん第1楽章から第3楽章も素晴らしいことは言うまでもない。  わたしは自分が声楽をやることもあって、「第九」をきくにあたってもどうしても声楽部分に注文がつきがちである。それは独唱者に対してもそうだし、合唱に対しても同じだ。  ここでの独唱者4人の布陣は強力であり、特にテノールのジェス・トーマスとバスのカール・リッダーブッシュは、たとえばワーグナーの題名役をうたうこともできる声の持ち主である。それはたんに声が大きいというだけでなく、オーケストラと合唱がトゥッティで鳴っているところでそれを貫いて飛んでくるだけの「強さ」が声にある、ということだ。  バスがソロで始まる部分は有名で誰でも知っているが、その声には威厳と豊かさが必要であるし、加えて音階が曖昧になってはいけない。テノールのソロについても(このディスクだとトラック5の4:38〜5:40にかけて)最後の高音に向かって弛緩することのない歌唱が要求される。  このふたつだけでも満足できなくなってしまうディスクはたくさんあるのだが、わたしにとって「ここは十全にできているか」という合唱パートの部分がもうひとつある。第4楽章全体から言うとだいたい中間になるが、音楽が緩徐部分にはいって合唱が飽和するような部分(トラック5の12:47〜13:10)の最後で、ソプラノ・パートが最弱音でG音を持続させる。かなりきつい部分である。そしてそこが終わると音楽は6 4拍子のアレグロ・エネルジコになって金管がファンファーレを奏し、今度はまたソプラノが変形された主題をうたうのだが、そこにテノールパートが決然とA音で入ってくる部分(トラック5の13:23)がある。いやしくもプロであればA音が苦しいとは言えないわけだが、ここをたっぷりと、しかも讃歌となる声でうたっているのはこのディスクにおけるウィーン国立歌劇場合唱団だけだ。それも、ベームのこの盤においてのみである。  いささか以上に技術的細部にこだわった文章になってしまったが、「最高に素晴らしい演奏」といった表現だけでは「なにかを言った」ことにならぬディスクゆえ、こうなった。楽典に疎いため計時を付記したが、その部分だけつまんでおききになっても無意味なので、横目で「ああ、ここのことか」と確認なさってください。最後まで読んでくださって、ありがとう。




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通常1~2週間以内に発送
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ポリーニ(マウリツィオ)(演奏) ベートーヴェン(作曲) ベーム(カール)(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(演奏)  
¥ 1,800(税込)
¥ 1,709(税込)
通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:56489位  
カスタマーレビュー数:5

くちコミ情報
好みも色々
初めてポリーニの演奏を聴きました。 恐ろしく運指も軽くなめらか。評判通りの ハイレベルなテクニシャンであることは よくわかります。 ただ、私には駄目でした。 フォルテシモを、何であそこまで粗雑に 鍵盤を叩いて表現するのか。 運指も上手すぎて速すぎ。まさに雪崩を 打ったかのようなジェットコースター気分。 好きな方、ファンの方、ごめんなさい。 私にはルービンシュタインのような どっしり&ゆったりしたイメージの 「皇帝」が好きなのでこの評価です。 非常に多くのアーティストに演奏される皇帝ですが、 本当にその解釈もそれぞれで、面白いものですね。
皇帝の見本的演奏
アシュケナージ&メータ盤とはかなり異なる解釈。 古典的なバックのベーム&ウィーンフィルと、 完璧なテクニックのポリーニのメリハリのあるピアノ。 これが素晴らしくコラボして、すがすがしさをも感じる名演。 もどかしい前出の演奏とはぜんぜん出来が違う。 後のアバド指揮ベルリンフィル盤より、ポリーニのピアノはこちらのほうが上。
特に『皇帝』の聴き比べでは・・
1976-78年録音。このベートーベン・ピアノ協奏曲全集は、ポリーニにとって最初の録音となる。第3-5番をスタジオ録音した後、1981年にベームが他界、第1・2番を替わりにオイゲン・ヨッフムが振って変則的なカタチで完成している。2度目は、1992年12月から1993年1月にかけて開かれたアバド ベルリン・フィル演奏会におけるライヴ・レコーディング。1942年1月5日生まれのポリーニはこの時34-36才。本当ならもっとも解釈論にしても表現においても最も脂の乗った時期であるべきな2度目の方が上であるべきなののだろうが、この2つの録音を比較すると、圧倒的にベーム盤の演奏が素晴らしく感じられる。この同時期にはベームのたっての希望からと思われるがモーツアルトのピアノ協奏曲他第19・23番も1976年4月26・27日ウィーンで録音している。一番最初にモーツアルトの協奏曲をポリーニが弾いたのは、1973年のウィーン芸術週間で、曲目はK.488のイ長調第23番、オケはスカラ座、指揮はアバドだった。おそらくはその演奏を御大ベームが聴いて食指を動かしたのだろう。結果としてこの録音は実に興味深いものとなった。完璧な10指のコントロールを誇る、バカテク・ヴィルトーゾ、マウリツィオ・ポリーニがモーツアルトのような超易しい曲を弾くとどうなるのか、ということだ。ポリーニは言ってみれば『響き』だけを残し、完璧な10指のコントロールを『緩めて』弾いているように僕には聴こえる。それでも、そのテクニックは押さえようが無く、一音一音がまるで『音の粒』のように違って鳴って聴こたものだった。ここでのベートーベンのコンチェルトはよりその印象が顕著で、より鋭い『音の粒』がマトリックスのネオを狙う銃弾のように降ってくるのである。この演奏を聴けば聴くほど、何故にベームはポリーニにもっと無理強いしてでも名曲をたくさんこの時期に残させなかったのか、と残念で仕方がない。まあ、それも運命なのだろうが。その差は特に『皇帝』で顕著だ。こちらの『皇帝』は僕にはあまりに完璧な『皇帝』である。
名人芸
ベートーヴェンのピアノ協奏曲4番、5番というのは名人芸のお披露目といった雰囲気があり、緊張したり、力んで聴く必要はまったく無い。 ポリーニの音はしっかりとしており、豊満さと包容力がある。無駄な力みの抜けたゆとりのある演奏である。 p それにウィーン・フイルの上手さはいまさら言うまでも無い名人芸であり。ベームもさすがにオペラの指揮が十八番であっただけに、はぎれよくたたみ込ませる所はわきまえていて流石だと思わせる。 この三者がそれぞれの名人芸を表現しているアルバムである。それでいて調和のとれたバランスの良さがある。 p かつてのオーストリアの社交界はこんな感じだったのかなと思わせるリラックスした華やかさが薫る演奏に仕上がっている。 陽の部分のベートーヴェン。これでいいんじゃないですか。 ちなみにこの曲が出来上がった当時の社会背景とウィーンの音楽界事情とベートーヴェンの関係は複雑なものがあり、単純にオーストリアへの讃歌とは言えないものもあります。 p 確かにスケッチ帳には「オーストリアの勝利」とかの書き込みはありますが・・・・・「皇帝」とはいったい誰を指しているのでしょう。
気高き名演
第4番をこれほど、静謐に気高く演奏している演奏も珍しい。冒頭のピアノのソロから別世界へと向かっていく。第5番もベーム/ウィーン・フィルの格調高い伴奏が聴きもの。尤もポリーニ独特のクールさが、熱い燃焼を求める人には物足りないかも知れないが。



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¥ 1,600(税込)
¥ 1,520(税込)
通常3~4日以内に発送
ジャンル内ランキング:56408位  
カスタマーレビュー数:1

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わが身の不勉強を恥じつつ、すばらしき1枚に感動
たまたま、正月のとある新年会の福引の商品に、この盤が入っていた。 不勉強を恥じつつ申し上げるが、ベームVPOでブラームスの交響曲の全集が録音されていることを、今日まで知らなかった(発売当時、レコード・アカデミー賞大賞受賞であったとの由)。 VPOのブラームスは、後年のバーンスタインとの録音も有名だが、やはりこういった独墺系の曲にはベームのような解釈の演奏の方がしっくり来ることは言うまでもあるまい。 また、デジタルリマスターの成果か、非常にクリアーな音源となっている。 本当に、クラシック音楽を愛するものにとっては、いい時代になったと思う。 いいものが、いい音で、お値打ちで楽しめるのだ。 またしても、私の頭の中のブラームス1番の名盤が追加された。



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¥ 1,500(税込)
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通常24時間以内に発送
ジャンル内ランキング:3146位  
カスタマーレビュー数:7

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ベームのすべてがここに…
ベームはモーツァルトの演奏には特別な想いで臨んでいたのであろう,特にこの一枚には,永年の心しれたウィーンフィルのメンバーとの間に揺るぎない信頼と信念と,楽曲への想いがつまっている.一つ一つの音符を愛おしみ,確かめるように演奏していくベームの演奏には人それぞれの解釈がつきまとうが,私にとってのデフォルトといっても過言でない. ジャケットの写真は横顔であるが,かつてのふくよかなベームの姿ではない.老齢のほおのこけた頑固じじいのそれである.しかし,その指揮棒の産み出す音色は情緒にとみ,ふくよかで,おそらくは彼が一生をかけてモーツァルトと対話してきたこととの集大成である.あなたがどういう感想を持つにせよ,モーツァルトの40.41番を,また,ベームの演奏をまとめ上げる上で,看過できない一枚なのだとおもう. 星5つはあくまで私の中の私見に過ぎない.いろいろな視点のある一枚だと思う.
これしかない・・・。
中学生の頃、単にクラシック音楽への憧れだけで買ったLPレコードがある。これがそれである。何故、これだったのかはわからない。おそらく、音楽雑誌に絶賛されていたからというミーハー的な判断だったことだろう。しかし、中学生にとってLPレコードはなけなしの小遣いをはたいて買う宝物である。当然、何度も何度も針をレコードに落とす。良いも悪いもわからないけれど、とにかく買ってしまったものは徹底的に聴く。溝が磨り減るくらいに。  それからしばらくたって、家が隣家の火災の延焼被害に遭う。大事にしていたLPレコードの宝物も水をかぶって台無し。泣く泣く捨てざるを得なくなってしまい、いつかそれら宝物の存在を忘れてしまっていた。  そのLPを復刻したCDがこれだ。当時、良いも悪いもわからずやみくもに聴いていたカール・ベーム指揮のウィーン・フィル。今、CDになった演奏を聴いてみると、これが実に良い。中庸より若干遅めのテンポは、「これしかない」というベームの確たる音楽への真摯な姿勢に裏付けられている。派手なパフォーマンスや華美なフレージングなど全くない堅実そのもののモーツァルトだが、当時のウィーン・フィルのオーケストラが鳴る鳴る!あ〜、オケプレイヤーもベームを父のように信頼しているんだなと感じる。そうでなければこんな40番の情熱的な演奏だったり、41番終楽章の怒涛のようなフゲッタなど有り得ないはずだ。  中学時代にこんな演奏を聴いていたなんて、我ながら結構すごいかも・・・(^ ^)ヾ
やはりお勧め
ベルリンpoとの演奏が、一般には評価が高い。ベームの研ぎ澄まされたアンサンブル、推進力、集中力やはり本盤より上だと思う。しかし、このウィーンpoとの演奏はぜひ持っていたい。ベームが、モーツァルトの音楽の枝葉や飾りをすべて取り払い、木の幹だけにして演奏している。無駄をそぎ落とした究極の形に仕上げている。特に40番のあの悲愴さ、なんともすばらしい。名盤として知られるワルターのウィーンpoとの演奏もすばらしい。悲愴を悲愴そせず、微笑みのある演奏、特に初っ端のポルタメントはなんとも甘く、ひかれる。しかし、数10回聴いてみるとやはりベームの本盤に戻ってくる。完全に贅肉をおとした、ベームの境地、脱帽とともに、こういう心境で日々の仕事ができればといつも思う。カラヤンの演奏と比べてみると面白い。いかにカラヤンがモーツァルトの演奏に不適か良くわかる。
天空への魂の飛翔
 モーツァルト交響曲第41番「ジュピター」は古典形式の総決算ともいえる傑作である。「ジュピター」という名称をつけたのはハイドンの交響曲でも知られている、J.P.ザロモンと言われるが、「ジュピター」とはギリシャ神話における最高神のことで、その力強さ、壮麗さ、端正な形式感からこの曲のまったく適切な形容といえる。べームのこの曲に対する敬意は尋常なものではなく、一生をかけて取り組んできたべームの最も愛する作品であると言えるだろう。ベルリン・フィルとの全集録音でのこの曲の演奏は世評も高く、力強さ、推進力があり、生命力溢れる、「ジュピター」の名に相応しい演奏であるといえるが、ここに収められている演奏は晩年のウィーン・フィルとのもので、さすがに力強さ、推進力には欠けるが、その分おおらかで、澄み切った境地に達している。べームの総決算ともいえる演奏で、リヒャルト・シュトラウスが若い頃に述べた「ジュピター交響曲は私の聞いたことのある音楽中最も偉大なものである。終曲のフーガを聞いたとき、私は天にあるかの思いがした。」という賛辞を思い出さずにはいられない包容力と羽を持った魂のような自由さに満ちた演奏である。
ベームの慈愛に満ちた風格のある演奏
やはり、「大指揮者の時代」を感じさせるが、 『レクイエム』と同様に非常に感銘を受ける。 ベームの慈愛に満ちた風格のある演奏だ。 蒼ざめた微笑ともいうべき、モーツァルト晩年の しみじみとした諦観を感じさせる最良の演奏といえる。 どちらかというと、前半はテンポを遅めに、最終章に おいてテンポを速めて盛り上げる構成になっている。 が、全体的に遅めのテンポがモーツァルトの『疾走するかなしみ』 をあまり感じさせてくれないのがわずかばかりのマイナスで 星4つの評価である。 じつはモーツァルトのいかなる作品においても 精妙な響きがないと台無しになってしまうことを最近強く 感じるようになった。 かの小林秀雄氏の名言『疾走するかなしみ、重みが浮かび 軽みが沈む、、、』というモーツァルトの多様性を この演奏から求めるのはちと酷か、、、




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奇跡の名演
 あれは中学3年の春のときでした。クラシックを聴き始めて僅か1年余、暗中模索の中に煌めくような光を放つ演奏だったことを今でも鮮明に記憶しています。新装なったNHKホールのこけら落とし公演、とうてい聞きに行けるはずもなかったですし、その頃私の住んでいたあたりでは、まだFMといえども生放送はモノラルで、後日、録音したテープを基幹局から流してステレオで聞いたものでした。  後に、音源がLP化されたのはそれから10年くらいたってからだったでしょうか。記憶の中の音は確かに生きていました。NHKホールの設計にはいろいろと意見があり、あまりに大きすぎることと、さすがに最初の録音だけにマイクが音を完全に捉えきっていない印象は確かにあります。しかし、その中から湧き上がる感動はまぎれもない、あのモノラルのFMラジオから流れた演奏そのものでした。  後日、一連の演奏を新聞紙上で評した吉田秀和氏の評論も絶品でしたが、今でも時折レコードを大切に引っ張り出すときには、この評論も何度も読み返しています。あれから30年たち、ベームの根拠地であった夢の「聖地」・楽友協会にも席を取ることができましたが、はるかな東洋の島国で、わずか1週間たらずの間に、あれほどの歴史的な名演が繰り広げられたのは、奇跡としか言いようがなかったことをやはり思い起こしていました。
名演の貴重な映像、特典映像のリハーサルも見もの
1975年3月16、17、19日のコンサートと、収録日不詳のリハーサルという構成で約4時間という内容です。いずれも2年前に完成した新NHKホールが会場となっています。 収録日が近いのに画質はかなり差があり、まず最初のベートーヴェンが始まった時は70年代半ばのNHKの収録の割には画質が悪いと感じました。しかしブラームスは鮮明な画質でした。「未完成」はその中間よりややベートーヴェン寄りといったところです。原因はわかりませんが、音質の方は全体的に安定しています。 画質に比例して、最も名演なのはブラームスです。第3楽章の中間部あたりからベームの表情が変わってきて、オーケストラも個々のパートにベームの意思が通い、第4楽章はベームの厳格さとウィーン・フィルの自発性とが見事に結ばれて昇華します。演奏が終わって引き上げるベームの表情は演奏中と同じ厳しいもので、それが拍手に応えるうちに笑顔に変わっていくのが写し出されます。 特典として収められている未公開であったリハーサルも興味深いものです。これはカメラリハーサルのために流し録りしたものらしく、カメラワークの頻繁な切り替えやピントの調整なども行われますが、それだけに演出ではない本来のリハーサルに接することができます。ベートーヴェンの第4番の序奏は特に見もので、初めのうちはうまく噛み合っていなかったオーケストラが、結局ダメだしされて冒頭からやり直しとなり、二度目はベームの意思が見事に反映したものになっていく過程が収められています。
蘇るカール・ベーム
カール・ベーム75年来日時のNHKによる演奏の記録。当時、テレビとFMで中継された演奏だが、テレビの音源はモノラルの為、ステレオのFM音源とシンクロさせてDVD化されている。 特典として、リハーサル風景も収められており、飽きさせない内容だ。 ベートーヴェンのリハーサルでベームは、いまひとつ調子の合わないメンバーに「私が4拍子で踊ってあげたいよ」と辛辣だが、リハ終了後、メンバーから寄せられる質問にひとつひとつ丁寧に答えていたり、「体調はどうですか?」とメンバーに話しかけるシーンなどは、当時のベームとウィーンフィルの良好な関係を象徴している。 演奏は、特にブラームスのフィナーレの高揚感はライブならではのもので、当時を知る人も、若い世代のファンにもお勧めできる奇跡の記録だ。
素晴らしいの一言
特にブラームスの交響曲第一番が白眉です。他の評者がご指摘になっている通り、第四楽章は白熱の演奏で、20年以上の歳月を飛び越えて感動が伝わって来ます。それ以外でも、音色の美しさ、楽器のバランス、速すぎずまた遅すぎない絶妙のテンポなど多くの聴き所がある奥深い演奏だと思います。
感動はいつまでも。
ベームの来日公演。画面の向こうには元気なベームが。熱狂的な観衆が。FMで耳をそばだてて聞いた感動が今、目で確認できる。音楽が訴えかけ、特典のリハーサル風景にはそこにいたるまでの細かな指示が読み取れる。見終わったとき知らず知らず泣いていた。音楽は色あせることを知らない。ベームとその仲間たちとともに。



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堂々とした滋味あふれるハイドン
ベームのハイドンとしては、同時期に再発された92番「オックスフォード」を含むほうがよりお勧めではあるが、 これも優れた演奏、しっかりした様式感のなかに、ウイーンPOの滋味あふれる、美しい響きが聞かれる。 ベームは晩年に、ちょうどパリセットとザロモンセットの間に書かれた、あまりなじみはないが、 しかし水準の高い交響曲を録音した。彼にはやはりザロモンセットの何曲かを録音して欲しかった。 104番なんてどんなに良かったかと思う。おそらくその少し前に進行していた、ヨッフムとロンドンPOのセット (これもいい演奏)との競合を避けたのではないかと思うが、残念である。 ベームのハイドンは少なく、これら以外はオラトリオ「四季」ぐらいしかないが、性格的にはモーツアルトより、 より適していたと思うのだが、面白い現象だと思う。モーツアルトはベームにとっては、自分の生来のものと非常に違っているがゆえ、 逆に魅かれ、それが他の指揮者にはない、緊張感を生み出しているのだと思う。 40番の交響曲の演奏なんて、全く独自の辛口の演奏である。



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初めてブラームスを聴く方に最適
最もブラームスらしい曲を集めた「いい所どり」の一枚。「4」と「8」は至るところで耳にする、もうただただ美しい名曲。このCDを聴きながらクルマを運転してると、些細なことに腹が立たなくなり、安全運転には最適化と思います(笑)。クラシック初心者の方&上級者(?)の方にもお勧めできます。




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