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カスタマーレビュー数:1

くちコミ情報
歴史的フェスティバルの全体像を楽しむべき作品
かつては「フィーチャリング・ボブ・ディラン」なしの「ニューポート・フォーク・フェスティバル」とだけ題されたDVDと同内容の作品。ただしこちらは廉価で入手できるようになった。最大の目玉はボブ・ディランのライヴ演奏だが、それだけを集めたニューポート・フォーク・フェスティバル 1963‾1965が発売されたので、ディラン・ファンの観点からは本作の意義は薄らいだ。上記作品と重複する映像もある。しかし、本作で、ジョーン・バエズ、ジュディ・コリンズ、PP&M、オデッタ等の当時のフォーク・ミュージック・シーンのスター達の演奏が、断片的ではあっても、視聴できるのは嬉しい。特にPP&Mの歌う「時代は変わる」は力強い。風に揺れるマリーさんの髪の何と美しいことか。このように特定のアーティストの演奏も楽しめるが、それよりもこの歴史的フェスティバルの意義、その運営の実際といった、全体像を楽しむべき作品と私は考える。



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カスタマーレビュー数:3

くちコミ情報
★★★追加 オトだけでもよし、歌詞がわかればなおよし
 1975年発表のアルバム。このアルバムが「血の轍」と並んでディランの最高傑作であるというのは衆目の一致するところでしょう。  この作品はディランの作品の中でも最も情緒に訴えかけるアルバムかと思います。リハーサルを殆どしない状態で録音されたのでしょう、ヴォーカルは激しく、コーラスは荒く、ヴァイオリンは情熱的で、サウンド全体に獰猛な野獣のような強烈な力が漲っています。歌詞は例によって理解不能なものも多いですが、総じて生々しく、特に別れる直前の妻にあてたと思われる「オー・シスター」「サラ」などのバラードは感動的です。  なお、解説は菅野ヘッケルによる2003年のものですが、訳は片桐ユズルのLP時代のもののままです。"Oh, Siste "を「おねえちゃん」と訳す繊細さのかけらもない言語感覚には改めて唖然とさせられますし、明らかに「神」を意味する"Fathe "を「父」と訳したり、もう無茶苦茶。意味の通じない訳も多いです。  なかでも"Oh Siste "の最後の「時は海だが岸辺までだ、あえぬかもしれぬ 明日は」という意味不明の訳だけは我慢できません。"Oh, siste , when I come to knock on you doo , don’t tu n away, you c eate so ow." 「わたし」は「あなた」に「訪ねて行った時には冷たくしないでくれ」と懇願するわけです。"Time is ocean, ut it ends at the sho e. You may not see me tomo ow." 「時間は海だ」「海は岸で終わる」つまり「時間は海のように無限に見えるが、それでも終わりがあるのだ」と、あなたとの関係に「終わり」のあることを言っているのです。だからこそ「もう会えないかもしれない」という言葉がとてもつらく、ぐさりと突き刺さるように響くのです。
傑作の一枚
リアルタイムで初めて聴いたアルバムなので個人的思い入れも強いが傑作です。 1曲目のハリケーン。言いたいことを無理やり音楽の乗せて歌っている疾走感が たまらない歌でDYLANの傑作中の一曲。初めのバージョンは張り切りすぎて言い過ぎが 目立ち弁護士から差し替えを命じられたのは有名な話。 でも実際のハリケーン・カーターはDylanが世界チャンプになると言ったほど 強くはなく普通の中堅ボクサーだったらしいが。 ここでのDylanは刺激を求め、Jack Levyとの共作が多いのだが実際の曲は完全に Dylan節であり、歌詞以外にはあまり効果なかったらしい。 長い曲が多いのも特徴で初めて聴くととっつきにくいかもしれないが名作で あるのは確かです。
謎の名盤
 異色のアルバムです。その理由は、第一にバイオリンがフィーチャーされていること、第二に曲の共作者にジャック・レヴィという謎の人物が存在していること、第三に歌詞の意図が不明なことです。  第一については述べるまでもないでしょう。ローリング・サンダー・レビューのツアーにもこの女性ヴァイオリニストは同行しています。第二の点については、この人物はいろいろ詮索されていますが身元は不明のようです。問題は第三の点なのです。冒頭に置かれている「ハリケーン」、あまりにも有名な、無実の罪で収監されているボクサーに関するプロテスト・ソングで、これには不審な点はありません。わたくしが謎だと思うのは「モザンビーク」です。モザンビークは、地球上で一番悲惨な場所であったと言われているくらいで、それは、「30th annive sa y」でスティービー・ワンダーが、"Wa "でボブ・マーリーがはっきり言及しています。1975年の独立以来、黒人による共産主義政権を妨害するために南アフリカがゲリラを支援し、15年にわたって内戦が続きました。現在でも未だにその後遺症で苦しんでいる状態です。このアルバムが作られたころは内戦が勃発する寸前で、治安は決してよくなく、バカンスに行けるような場所ではなかったはず。にも拘らず、このノーテンキとしかいいようのない歌詞はいったいなんでしょう。この詞をものしたレヴィとディランの真意はいかに? この政権にエールを送ったつもりだったのでしょうか。



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ツボを押さえた選曲
もうずいぶん昔に購入しましたが、時々聞きたくなるので手放せないCDです。 映画もよいですが、アメリカの近代音楽史ともいえるバラエティ豊かな選曲で何度聞いても飽きないのです。 単に寄せ集めのヒットパレードではなく、音楽ファンを唸らせるツボを押さえた選曲。 ニール・ヤングなどが在籍したバッファロースプリングフィールドなどロックファンの心くすぐるバンドの曲もあり、 ボブ・ディランやビーチボーイズ、ドアーズなど知名度の高いバンドも数多い曲の中から「おっとその曲できますか」という通な選曲。 ロックだけでなく、ソウルやモータウン系、フォークなどバラエティに富んでいるのも魅力です。 映画を見て、気になった曲があった方は音楽の幅が広がるはずですのでぜひ聴いて見て下さい。 このサントラを聞いて、また映画を見直してみるとフォレストが歩む時代背景と見事にマッチした曲の使われ方を再発見することができると思います。 映画のサントラとしてはかなり質の高いアルバムです。
感想
フォレストガンプの映画もよかったけど、”近代アメリカの歴史の教科書”と言われるくらいの作品だけあってこのCDもなかなか有名な作品ばかりがはいっている。サントラというよりはオールディーズとかみたいなかんじかな。



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「風に吹かれて」のベスト・ヴァージョンは本作にある
ディランは長いキャリアの中で超名曲「風に吹かれて」を異なるアレンジで幾つかの作品に収録しているが、私が知る限り、最長・最新(添付の資料によればおそらく2000年のライヴ)・最高のヴァージョンを3曲目に収めたのが本作。原曲の雰囲気を壊すことなく、しかしギター・ベース・ドラムによるゆったりとした演奏に見事なハーモニカのパートを付加し、発表から40年近くたつのにこの歌に真摯に向き合うディランのヴォーカル、そしてかっこいいバック・コーラスがかぶさって盛り上げ、聴衆の熱狂が鮮明に伝わる(大きくない会場か)ライヴならではの醍醐味を堪能でき、いつまでも終わらないで欲しいという気持ちにさせる。ディラン最初期の名曲のこれほど素晴しい演奏に接して、改めて曲の力、ディランのアレンジ能力の高さ、何よりディランの声の力に感服する。本作は1曲目だけアルバム・ヴァージョンだが、4曲目はマリア・マルダー等も取り上げている名曲、2曲目は曲が長すぎてディランが歌詞を取り違えている場面もあるが、何れも貴重なライヴ・ヴァージョン。本作はディラン・ファンなら必携と思う。それにしても、ネヴァー・エンディング・ツァーのまとまったライヴ盤はいつ出るのだろうか。
「風に吹かれて」の編曲=「変」曲が聴きどころ/ハードなディラン・リスナー向き
トラック1は、『ザ・ベスト・オブ・ボブ・ディラン Vol.2』、『ジ・エッセンシャル・ボブ・ディラン』、映画『ワンダー・ボーイズ』のサウンドトラックからのシングル・カット/アルバム・ヴァージョン。アカデミー賞オリジナル楽曲賞受賞。いろんなことが変わったなかで中年男が味わう当惑と苦悩を歌った渋いカントリー・ロック。 p トラック2は、『タイム・アウト・オブ・マインド』(以下、『タイム』と略記)のトラック11のライヴ・ヴァージョンで、オリジナル(16分31秒)より五分以上短いものの、それでも11分19秒の熱演(2000年3月16日らしい)。スタジオ・テイクが淡々と自己完結している感じなのに対し、このライヴ・テイクは聴衆に自分の気持ちを語りかけるように演奏されています。「ハイランズ」=高原についての楽園幻想がテーマ。 p トラック3は、「風に吹かれて」のオリジナル(2分48秒)をはるかにしのぐ7分10秒のライヴ・テイク(2000年3月16日らしい)。『タイム』での経験が反映され、非常にクールでシャープなカントリー、言い換えるとオルタナ・カントリー・ヴァージョンという感じがします。今回のアレンジは、『ローリング・サンダー・レビュー』などに収録されているジョーン・バエズとの言わばデュエット/ストリングス・ヴァージョンや『偉大なる復活』に収録されているザ・バンドとの言わばロック・ヴァージョンともまったくちがって、基本的なメロディ自体が変えられています。 p トラック4は、『タイム』のトラック9のライヴ・テイク(1999年2月3日)。ぼくが聴いたところでは、このCDに収められたライヴ・テイクのなかではいちばんオリジナルに忠実に演奏されていると思いますが、オリジナル(3分32秒)と比べると、ピアノが退いてゆったりと重厚なギター・サウンドが広がっています。ストレートなラヴ・ソング。
great!
タイトル曲は、おそらくディランにしか歌えないと思う。少なくとも、このようにパワフルでありながら淡々と進んでいくという歌い方は、ディランにしかできない。マイナーコードのストレートなロックだが、とにかくボーカルの素晴らしさにただただ圧倒されるばかりである。と同時に、こういう曲調はやはりこの人の声にピッタリとフィットすることを再確認できた最高のシングルだ。 p 他にも、最近のライブが3曲収録されているが、いずれも非常に素晴らしい出来である(『風に吹かれて』のハープソロが美しい!!)。ここで聴ける『ハイランズ』を聴くたびに、ストーリーテラーとしてのディランの才能に脱帽する思いだ。 p 全てのロックファンに捧げるシングルである。




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輸入盤を買いました。
価格は輸入盤のほぼ倍! この値段の商品の倍ってすごいですよねー。 東芝の商品って紙ジャケもそうですがいつも高いですよね・・・ 前回のリマスター盤はライナーノーツの訳すらついてなかったし、(しょーもない解説はついとりましたが)日本盤を買って後悔しました。 今回は日本語訳は付いてるようですので、確かに欲しいところですが、この価格差を埋めるほどではないと個人的には思います。 商品は文句なし。価格でマイナス2点です。
うーむ・・・。
最初に、国内盤はちと高すぎ! ただ、文句を言いつつも語学力が無い者としては邦訳のライナーノーツ読みたいし・・・。 p 収録内容についての不満は以下のとおりです。 p 未発表曲が沢山蔵出しされたのは良いが、まだあるでしょ、と言いたい。 既発曲を抱き合わせた形でのこのボリュームは必要なし。 素晴らしいライブ音源を中心として、未発表音源を組み合わせる形でのセットが望ましかった。 p 噂が先行し、延期につぐ延期でじらされた割には、ガッカリ感が拭えません。 p でも、買っちゃいます。ファンとしては(苦笑)。




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   前作で注目を集めたプロテストシンガーとしてのスタイルを決定的にしたサードアルバムである。
   世代間のギャップを歌ったタイトル曲や、人種差別問題にスポットを当てた9曲目、宗教に対する疑問を素直にうたった3曲目など、痛いほど鋭いメッセージをもった曲が並んでいる。また、あまり語られないことだが、すべてディランの手による生ギターの伴奏もすばらしい。自由自在に音を操りながら歌を紡いでいくディランの弾き語りスタイルは、このアルバムで完成した。(星野吉男)

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「プロテスト・シンガー」との決別の表明
 1964年発表、ディランの3作目です。  ディランが早期からプロテスト・シンガーであることに違和感を感じていたのはその後の作品で明らかにされていくわけですが、このアルバムの当時はまだ表明していませんでした。しかし後から見れば、ディランの3-5枚目のアルバムの最後の曲はどれもプロテスト・ソングを求める人たちの旗手に祭り上げられてしまったディランの居心地の悪さと、そこから出ていくという決意を歌ったものでした。  このアルバムの"Restless Fa ewell"がその別れの最初の宣言にあたるもので、全ての過去と決別する歌です。強い言葉で別れを告げながらもディランは自分を信じてくれた人に対し「自分は違うんだ」「裏切り者だ」という後ろめたさを感じており、また独り言のように、自分を傷つけるように歌っています。残りの2曲と異なりずっと切実に響くのは、別れを決意しつつもまだ切りきれない、そうした痛みを感じさせるところでしょう。例えば次の"It Ain't Me, Ba e"は悲痛な内容ながらラヴ・ソングの形式を借りており、また曲調のためかずっとあっけらかんと響きますし、最後の"It's All Ove Now, Ba y Blue"の別れの宣言には迷いがありません。徐々に自らの進む方向が確固たるものになっていったということがよく分かります。  ディランは"Restless Fa ewell"で「私はあなたを傷つけるつもりはなかった」と言いますが、しかし最後まで謝りません。決して自分の責任を否定するわけでもなく、赦しを請うわけでもなく、しかしそれでもなお別れを告げる・・・。それは必ずしも「プロテスト・シンガー」であるディランの信奉者に対してだけに歌ったのではなかったでしょう。「忘却とは忘れ去ることなり。忘れ得ずして忘却を誓ふ心のかなしさよ。」この曲を聴くと、僕はそんな古い言葉を思い出したりするのです。
ボブ・ディランの若者らしい苦痛を感じさせるアルバム。
 セカンド・アルバム「フリーホイーリン」が爆発的なセールスを記録し、ボブ・ディランは、フォークの神様と揶揄されるようになります。詩は洗練され、「時代は変わる」「ハッティ・キャロルの寂しい死」などは、いつの時代にも通じる高度なプロテスト・ソングとなっています。  また、「ノース・カントリー・ブルース」は、日本では高石友也が、「受験生ブルース」として新しい詩を付けてヒットさせたことは、よく知られていますし、吉田拓郎もコンサートでは、「ハッティ・キャロルの寂しい死」に独自の詩を付けて歌っていました。  ギター奏法は、簡素になっていますが、迫力は衰えていません。ジャケットの写真には、苦痛が伺えます。この頃のボブ・ディランは、公民権運動や恋人との愛に生きる若者だったのでしょうね。
プロテストシンガーといわれる由縁
ウディガスリーそっくりな渋いジャケット。きっと意識してとったに違いない。このアルバムからディランは急に痩せた気がするのは何故だろう。忙しい時期だったのだろうか。 p 時代は変わるは表題曲から始まりひどくメッセージ性が強い曲が多い。子供のすることがわからないなら、そのまま黙っていてくれ。古いやり方はなくなりつつある、時代は変わりつつあると歌うディラン。これからフォークロックを生み出すことを考えれば、鋭く正確な観察眼を持ってして生まれた曲と言えるだろう。その他にも実際にあった事件を題材に疑問を投げかける。そればかりのアルバムなら内容が重過ぎてつぶれてしまいそうだが、なかには船が入ってくる時やいつもの朝にと今のライブでも演奏されるような曲もあるので助かる。歌とは関係なくジャケットの裏にはボブディランの歌とは違う詩も付いているのでその詩を楽しむこともできる。
じっくり、つき合ってください
前作とはギターの弾き方が違っていて、声の調子もふくめて攻撃的な音づくりになっており、例の息継ぎをこまかく区切る歌い方も、さらに進化している。フラットピックの調子と声色のリズム感があいまって詩的としかいいようのないサウンドを生み出していて、このひとは本当に楽器も歌も天才的に上手いのだなあとしみじみ感服する。 p じっくり、じっくり聴き続けるに耐える、何年たっても発見のあるアルバムです。たぶんディランの才能のあるカタチのようなものが、この作品で出そろったのだなあと思う。 p 次のアルバムへの萌芽がうかがえるし、その後のロックへの展開も必然的なものだったのだなあと、このサウンドを聴いていると分かってくる。強烈な詩心にあふれたサウンドが、もともとロックを予見して!い!たのだなあと、いまさらながらに感じられる。ディランの最重要アルバムは、じつはコレだったのかもしれない。



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   ボブ・ディランの音楽的な表現にとって、1980年代は確信がもてない変化の時期であった。だがディランは数年ぶりで全曲オリジナルというアルバムをつくり、それは『Infidels』以来の傑作となった。

 『Oh Mercy』の際立った魅力は、プロデューサー/ミュージシャンのダニエル・ラノワ(1曲を除くすべてでディランのバックを務めている)によるところが大きく、人を引きつける濃霧のようなサウンド形成の威力は疑うべくもない。ラップ・スティール、ドブロ、マーシー・キーの重なり、地下をすべるベースは、完璧な音の風土へと誘い、ラオニスとディランの相乗作用は1997年の破壊的な『Time Out of Mind』でクライマックスを迎えた。

   しかし、しっかりしたプロデュースはさておいても、『Oh Mercy』はソングライターとして最高のディランが発揮されているアルバムである。物事の崩壊を嘆く「Political World」「Everything Is Broken」では言葉やフレーズを砕いてみせ、バラード「Man in theLong Black Coat」ではイメージをつないでみせる。痛烈な非難と(「What Was ItYou Wanted」)、自己消去(「What Good Am I?」)の2つのモードに引き裂かれているのは、いつもながらだ。

   感傷的な「Where Teardrops Fall」を入れた計算違いを除けば(全体からういていて聴きざわりだ)、このアルバムにはディラン最高作品のひとつとして、末永く残っていく力がある。(Thomas May, Amazon.co.uk)


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80年代では最高傑作
 1980年代のディランの作品は評判が良くないものが多い中、この作品は唯一の例外的な傑作として扱われています。個人的には80年代のどのアルバムもそれなりに愛聴していますし、特に歌詞はそれほど80年代を通して変化しているとも思っていません。ただ、この作品は他の作品にはない緊迫感が漲る名作というのは確かと思います。  信じられないことですが、ディランは当時行き詰って曲を書くことを止めることを真剣に考えていたとされています。このディランの覚悟、というのがこの緊迫感に大きく寄与したのでしょう。勿論U2の「ヨシュア・トゥリー」などのプロデュースで名声を博していたダニエル・ラノワとの出会いも見逃すことは出来ません。  また、街でたまたまディランが見つけて気に入ってアルバム・カヴァーに採用したという落書きも非常にインパクトがあります。紙ジャケは、ディランのシリーズはいずれもそうですが、非常に厚くしっかりした作りですので大満足です。紙ジャケの為だけに買いなおす価値があるかと言われれば、ちょっと微妙かもしれませんが。
ディランまたしても声変わり(?)
前作「DYLAN AND THE DEAD」のディランは少し頼りなかった。だけどこのアルバムのディランは別人のように頼もしい。声は相変わらずの悪声だけど、断然力強くなっている。その唱法はいつものように自由で個性的。独自の世界を持ちながらも、一つの所に留まっていない。そんなディランでしか味わえない感動というものが確かにある。  それにしても素晴らしい①。ギターを中心としたバンドが生み出すグルーヴは圧倒的だし、そのギターのカッティングの洪水の中を突き進むディランはハードボイルドで最高だ。いつ聴いてもこの曲には興奮させられる。 二曲目以降は一曲目ほどの出来ではないように思うが、それでもディランのヴォーカルとダニエル・ラノワのプロデュースワークで聴かせる。中でも⑩は感動的な名曲。
名盤の誉れ高いアルバム
プロデューサーにダニエルラノワを迎え製作された。そのラノワとの相性が良かったのかこのアルバムはかなりの高評価を得ている。 そして久しぶりの新曲たちだった為、その評価はうなぎ登りだったのである。 ネヴィルブラザースのシリルネヴィルが参加しそのサウンドを強化しているのだ。 p 収録曲もポリティカルワールド、エヴリシングイズブロークン、リングゼムベル、モストオブザタイム、シューティングスターなどこの時代を代表するディランサウンドがたっぷり収録されている。 書きたいことが無いと、インタビューで語っていたディランが久々に書き下ろした新曲、そのよさはファンならずとも一目置くだろう。
隠れた最高傑作
Bo Dylanの最高傑作の一つになったtime out of my mindのプロデューサーのDaniel Lanoisがプロデュースした作品。Time out of my mindほどの完成度や美しさはないんだけど(そういってもかなりの完成度です、当然ながら)Timeにはないエネルギッシュな魅力のある作品です。ただ、あんまし売れなかったみたいだけど。でもそれはあくまでも時代の流行の問題。今ならもっと高く評価されていいようなすばらしい出来やないかな。間違いなく80年代のBo Dylanの最高傑作です!



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昔では考えられなかった組み合わせ
6回のライブが行われ、その中から選ばれたアルバム。デッドとディランの共演が聞けるなんてかなりありがたい。ましてや一枚のアルバムができてしまうのだから、そのすごさもうかがい知れる。ジェリーガルシアとディランは大分気があったようで、ガルシアに教えてもらった曲を、自分のライブで歌ったりしているところを見ると、音楽的センスもあったのだろう。 ガルシアはなくなってしまったので、この共演が再び再現されることは二度とない。その為歴史的にもかなり重要なアルバムになっていくだろう。 中身の演奏もすばらしく、デッドの演奏がこうもディランに合うとは思わなかった。ザ・バンドとの組み合わせに並ぶほどいい組み合わせである。 p 7曲と少ない数ではあるし、時間が速く流れてしまうかもしれない。しかしそれでも損をしたとは思わないアルバムである。確かにもっと聞きたくなるのだが、少ない曲に文句を言いたくなるようなつまらないアルバムではなく、そんな中でもすばらしいと思ってしまうすばらしい傑作アルバムです。
だらだらして、ヨレヨレして、妙な味。
1曲目、カッ飛ばす勢いはあるけど、その実、だらだら、ヨレヨレ。 アイウォントユーになると、ディランはまるで、 「この曲、ああもう!早く終わってくれぇ!」とでもいうように、 ほとんどヤケくそで叫んでる。 でもって、だらだら、ヨレヨレ。 そのうちディラン、はっとして、「いかんこれはライブであった」 p と思い出して、声に力を入れるけど、すぐにだらだら、ヨレヨレ。 それでもって、「見張り塔」をぐすぐずに壊して、 これがジョーイになるといきなり名曲演奏。 天国への扉は、さすが百戦練磨のデッドである、これが凡曲であることは 見抜いていて、だから逆に不動のカッコ良さで美しく演る。「終わり良ければすべて良し」作戦ね。 p このだらだら、ヨレヨレ、それでも年に一度は!聴きたくなるのだから、 不思議なこともあるもんだ。
ディラン「復活」の兆しを感じさせたライブ
ディランがジェリー・ガルシアの依頼を受けて行ったジョイント・ツアーを収録したアルバム。この頃、ガルシアから古いフォークやブルースを改めて教わり、また我が道を行くデッド達の音楽に対する姿勢からも得る所が少なくなかったと言われており、それがOh, Me cy(1989)以降の「復活」につながったという人も多い。デッドをバックにしたディランはミスマッチだった、というファンも結構いたし、89年という時代状況の中では力の感じられないアルバムと見られたのも仕方ないけれど、例えばI want youやQueen Janeなどはなかなかいい味を出している。収録時間が短すぎるのも評価を下げた原因だと思う。

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