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1980年、バンドの屋台骨を支えていたドラマーのジョン・ボーナムが急死したことで、同年の暮れ、ツェッペリンは12年の歴史に幕を閉じた。その2年後に発表された未発表曲集。ジミー・ページが69~78年の録音から選曲、2ndアルバムのセッションで録られたベン・E・キングのカヴァーや、1stアルバム収録曲のリハーサル・テイクなど、貴重な曲が収録されている。多彩な楽曲の中に流れる統一感が何ともツェッペリンらしい。(山口智男)
【くちコミ情報】
寄せ集めと、タカをくくることなかれ。ビックリしますよ♪
ZEPラストアルバム。とは言え、ボンゾ亡き後の解散後に発売されたアウトテイク集であり、当然新曲はない。 だが、寄せ集めだろうとタカをくくって聴くと、そのクォリティの高さに驚かされる。カバーあり、ライブ(リハ?)ありなので、統一感はないし、キラーチューンなぞ望むべくもないが、「なぜこれがアウトテイク?」と思わせる楽曲ばかりがズラリ。 個人的にはペイジのギターが目立つ曲が多いなぁという印象。また初期作品のアウトテイクでは、衰えを見せる前のプラントの、唯一無二のボーカルが聞けるのも嬉しい。また「イン・スルー・ジ・アウトドア」のアウトテイク3曲は、「あれとあれを外してこっちが入っていれば・・・」と思わせる、見事な出来栄え。 ボナトラは、94年のリマスター再発時の4枚組ボックスセットに収録された、当時の未発表曲が4曲。 写真ではわかりづらいが、神ジャケでは、文字が浮かび上がるエンボス加工がされており、それを忠実に再現させている。中身も仕様も、アウトテイク集だからと手抜きがないのが嬉しいね。
天国のボーナムへ
あまりにも偉大なるLed Zeppelinの公式盤について論じるのは恐れ多い事。 彼らは誰もが認めるそんな存在です。 この盤はジョン・ボーナム追悼盤として発表された「公式アウトテイク集」なので、 少しだけなら論じてもいいかと思います。 いつの時代も比較され続けてきたDeep Pu pleが 解散後に数多くの未発表音源を発表してきたにもかかわらず、 Zepの公式盤(未発表音源)は未だ “CODA” “BBC Sessions” “How the West Was Won”の3種のみです。 そのトップバッターがこの “CODA”だったのです。 それまで幾多の噂はあったものの、1982年にLP盤が発表された時は誰もが驚きました。 アウトテイク集にもかかわらず、この生々しさ・曲のハイレベルぶりは何なんだろうって! 全ての曲で凄みのあるドラミングを聴かせてくれる天国のジョン・ボーナムも きっと喜んでいたでしょう。
世界最高のアウトテイク集
ボンゾ死後の作品であり、スタジオの新録ではない。『イン・スルー・ジ・アウト・ドア』録音後、ペイジとボンゾは「次はハードに」で意を決していたらしいので残念でならない。このアルバムはラストだが本人達の意思が反映されているものではない。 かといって、アトランティックとの契約は無視できなかったペイジは、本当は趣味でもあるのだがアウトテイク集をスタジオのテープからかき集めることにした。ただこの段階で私生活の乱れていたペイジは、本当にザッと短時間見渡した中から適当にピックアップしただけである。なぜなら、今なら「ウィ・ゴナ・グルーヴ」の元素材を全部聴けば『DVD』のような演奏が出て来る訳で、この時はペイジ自身の焦燥もあったかもしれないが、たいして仕事する気もなかったのだろう。 しかし、30数分のこのアルバムはそうであっても強力な作品なのだから世の中分からない。ロイヤル・アルバート・ホールのテイクは編集して短くしてあるが素晴らしい音質だし、「プア・トム」なんかもとても現代的ですらある。私の中では「オゾン・ベイビー」で、ガッチリ石垣を積み上げたような重厚なビートが堪らない。実験作だった前作ではどうにも曲種的に収まりがつかなかったのだろうが、次の作品があったとしたらこの形の発展形ではなかったろうか。 ところで皆が評価する「ウェアリング・アンド・ティアリング」は、残念ながら少々雑なものだと思う。ボンゾもこのギターに合わせるのは大変だったのじゃないかな。勢いはあるけど、ペイジがそろそろ曇ってきたことが如実に分かるので哀しい。
全アルバム中、リマスターの成果が一番出ている作品
荒削りな音がリマスターによって、他のアルバムよりダイレクトに脳に伝わってきます。 リマスターというのは、荒削りな音の方が効果がはっきり出るように感じます。「Walte 's Walk」なんかは特に気持ちがいいです。 亡くなったジョン・ボーナムの追悼ということもあり、かなりボーナムの色が強く感じられます。 ジミーペイジがインタビューで、初期のボーナムは、ライブ前はいつも緊張していて、メンバーが声をかけても返事もせず、ずっと震えていたなんてことを言ってましたが、「Poo Tom 」や「Bonzo's Mont eaux 」を聴く限り、そんなことは全く信じられません。 ボツ曲の寄せ集めと解釈されがちですが、ただ単に、アルバムのカラーに合わなかっただけの話で、制作期間がデビュー時から解散時と判断すれば、これ1枚でレッドツェッペリンがどんなバンドなのか、ベストアルバムを聴くより理解できるかもしれません。
「Bonzo's Montreaux」
約30年、ロックを中心にさまざまな音楽を聴いてきたが、このアルバムに収録された奇蹟の楽曲「Bonzo's Mont eaux」は文句なくロック史上(音楽史上?)最高の曲である。
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『Led Zeppelin IV』の商業的大成功に支えられ、ジミー・ページは1973年に発表した本作ですでに確立していたレコード製作技術にさらなる磨きをかけた。本作は、多様な音作りを楽しませてくれるコレクションだ。「Dancing Days Are Here Again」「The Crunge」「Over the Hills and Far Away」に顕著だが、それまで軽視されがちだったツェッペリンのリズムセクション――怒涛(どとう)のドラマー、ジョン・ボーナム、硬質なベースサウンドを弾き出すベーシスト、ジョン・ポール・ジョーンズ――が一際引き立っている。ジョーンズはまた、キーボードワークの本質的な力量を、哀愁に満ちた「No Quarter」や「The Ocean」でいかんなく披露している。しゃれ心に満ちた1曲「D'yer Ma'ker」はユーモアにあふれた意外な一面をのぞかせた。(Billy Altman, Amazon.co.uk)
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1968年に製作、翌年1月に発表されたレッド・ツェッペリンの1stアルバム。同年10月に発表された2ndアルバムとともに、ハードロック時代の本格的な幕開けを知らしめた傑作だ。 <4><8>などブルース色の強い本作。だが、それだけでなくトラッド・フォーク、ソウル、など多彩なルーツをもつ彼ららしさが早くも発揮されているところにも注目したい。トラッド色が強い<2><6>や、特殊なリズムながら大迫力で迫る<1>、ほとんどパンクみたいな単純明快パワー炸裂の<7>など、デビュー作で早くも他のハードロック・バンドとは一線を画す懐の深さを披露している。(麻路 稔)
【くちコミ情報】
このバンドから目が離せない
秘蔵のテレキャスターでの演奏。友人に壊されて、レスポールに切り替えたそうだ。ここでは太い音の演奏が聴ける。ジェフベックの二番手で、‘ユーショックミー‘をアルバムに入れたらしいが、聞き比べればジミーペイジの方が圧倒的に上。録音方法のアイデアはスタジオミュージシャン時代に色々工夫して独自のアイデアを持ち、弓(バイオリン用)を使ったノイズの様な音楽。‘君から離れられない‘でのブルースプレイは、歴史に残る名演奏ではないだろうか。オーティスラッシュの原曲も聞いてみたが、ジミーペイジの方がかっこいい。ファーストアルバムで、この演奏は歴史に残る貴重品。
ハードロックの古典でありバイブル
伝説的なロックバンド『LED・ZEPPELIN』の記念すべきデビューアルバム。思えばハードロックの歴史もここから始まった訳だ。彼らは前身バンド(といってももはや形式上でしかないが)のヤードバーズの影もあり母国イギリスではどうしても新生ヤードバーズという目で見られてしまう為に、アメリカはアトランティック・レコードより本格的な活動を開始した。彼らの音楽はクリームやジミ・ヘンドリックス同様、ブルースにルーツを発しているものだがそれを大音量でなおかつ独自の視点によるバンドサウンドを鳴らすことにより『ハードロック』というジャンルを確立させたものである。それも、当時からまだ見ぬツェッペリンのビジョンをすでに描いていたというG.ジミー・ペイジ、その華奢な体からは想像もつかない程のパワフルかつラウドな歌声を聴かせるVo.ロバート・プラント、既にセッションミュージシャンとしてその名を馳せていた、節々でオールラウンドな才能を見せるB.ジョン・ポール・ジョーンズ、ライブハウスから出入り禁止を喰らう程の激しいドラミングを聴かせていたD .ジョン・ボーナムの奇跡の4人が揃ったことで初めて可能になるものだ。内容の方に軽く触れると、1.“グッド・タイムズ・バッド・タイムズ”は新時代の幕開けを告げるに相応しいナンバー。ペイジからこの曲のデモテープでのドラムサウンドを聴かされたジェフ・ベックは泣いて悔しがったという。2.“ゴナ・リーヴ・ユー”は一転してアコースティックな音色を聴かせるが突如として畳みかけるようにして押し寄せてくるサウンドには彼らが志向していたグルーヴ感をヒシヒシと感じる。3.“ユー・シュック・ミー”はジェフ・ベックのVe .と比べてもらえば解るが、ペイジのブルースに対する一味違った解釈が楽しめる。 ロックとは何か、との問いに対する最も明快な答えがこのアルバムである。
ロック基本の「き」。星10個でもいい!
世界最高のバンドはZEPPだと信じているが、このデヴューアルバムにはまた格別の想いがある。ブルースに多大な影響を受けながら、ブリティッシュ・トラッドの香り高いアコースティック・ギターや、インド音楽にも理解を示しているところなど、後年のZEPPの守備範囲の幅広さの萌芽がある。 そして、「やっぱりロックとはドラムなんだ」との感慨が、聴き直して一層強まった。まだ若いボンゾのドラミング…力強くエモーショナル。いくらデジタルでサンプリングしたドラムが主流になってもデジ・ロックでは表現できないものがここにある(DVDを観るとまた感動する)。リズムマシーンの無い時代だから、勢いが増すとリズムが走ったりするのがまた最高。人間だもの、興奮するとスピードが上がるのが当然でしょう。 当時一部の評論家からは、フロントよりバックの二人が上手いと云われていた。確かにドラムとベースの二人はソウルミュージックも取り入れ、他の単純なハードロックにはないリズムを作り出していた。しかし、やはりZEPPは四人の一体感が凄い。だから、ボンゾが亡くなったときZEPPは解散するしか無かったのだと思う。 最高傑作といわれるセカンドアルバムや、ボンゾが爆発している「プレゼンス」も大好きだが、このファーストアルバムは「ロックの始祖鳥」みたいで大好きである。凡百の新人よりこっちを聴け若者よ。
もっともロックらしいロック
随分昔のことだが、Led Zeppelinのことを 「もっともロックらしいロック」 と評していたラジオ番組を聞いたことがある。 それがいつ頃のことで、どんな番組かも忘れてしまったが、 この言葉は、あまりにも的確にこのバンドを表していると思う。 「ロックらしい」とは、ロックの魅力を全て併せ持っていることを言っている。 ヘヴィで、ワイルドで、セクシーで、プログレッシブな魅力に溢れているのだ。 もちろんそれは、同時代の他の代表的なバンドに比べて 個々の観点で特に際立っていたとは言えない。 Black Sa athにはさすがにヘヴィさではかなわないだろうし、 The Whoほどに徹底してワイルドとは言えないかもしれないし、 Doo sよりはセクシーさでは負けるかもしれないし、 King C imsonのようにプログレッシブさを前面に押し出したわけではない。 しかし、それらの魅力を全て併せ持ったのはZeppelinをおいて他にない。 このデビュー作が初めて発表された時のロックファンの衝撃は相当なものだっただろう。 飛行船Zeppling号の炎上がジャケットの写真だが、 その後のロックに与えた衝撃は、飛行船炎上のショックをも上回るのではないか。 「デビュー作が与えた衝撃」と言う観点では、 このLed Zeppelin、同じ年(1969年)にデビューしたKing C imson、 1978年のVan Halenの3つのバンドが他を引き離してダントツだろう。 あらためて現代の観点から冷静にZeppelinを聴くと、 唯一彼らの音楽になかった「演奏の緻密さ」の無さが耳につくかもしれない。 TOTOなど80年代以降のいわゆる産業ロックと比べるとその差は顕著だ。 しかし、「ロックらしい魅力があるのはどちらだ?」と問われれば、 もちろんワイルドな魅力溢れるZeppelinなのである。
円熟味と実験性を両立させている
1stから素晴らしい完成度で世俗を超越し 凡人の域を抜き出ている。 オーセンティクなブルース・センスをまといながら 独創性あふれるベース・ラインを奏でるジョーンズ 多岐多様な音楽性をブルースと融合させたペイジの才能 曲の隅から隅まで自由自在に飛び跳ねるボーナムのドラミング 窓もふるえる迫力のプラントの広い音域・声量 すべてが絶妙に溶け合って、比類ないスリリングでグルーヴィーな空間になっている。 A面、B面それぞれに起承転結があり飽きない。 「You Shook Me」や「I Can't Quit You Ba y」のように シンプルなブルース曲も、ボーナムが叩くことにより 他に類をみない独創性が生まれて陶酔させてくれる。
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久々のシングル購入でした
今更と躊躇する[ZEP]のシングルなんですが…ジャケに惹かれて…買うまいと思ったんですが意に反して左手が…でもOK!です、3曲をエンドレス・リピートで聴いてまーす、飽きないですね…[ZEP]は…本当に魔法のROCKですね。
「baby come on home」が聴きたい方にお勧め。
コレクターとマニア向けの面もあるシングルです。1曲目はZEP有名な曲の短縮版です。例の中間部のサイケなところがカットされてます。2は緑色の2枚組ボックスに入ってた曲です。わざわざその曲のためにボックスを買いたくないけど聴きたい人は本シングルをお勧め。3はBBCライブや4枚組ボックスセットに収録です。
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1980年、バンドの屋台骨を支えていたドラマーのジョン・ボーナムが急死したことで、同年の暮れ、ツェッペリンは12年の歴史に幕を閉じた。その2年後に発表された未発表曲集。ジミー・ページが69~78年の録音から選曲、2ndアルバムのセッションで録られたベン・E・キングのカヴァーや、1stアルバム収録曲のリハーサル・テイクなど、貴重な曲が収録されている。多彩な楽曲の中に流れる統一感が何ともツェッペリンらしい。(山口智男)
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寄せ集めと、タカをくくることなかれ。ビックリしますよ♪
ZEPラストアルバム。とは言え、ボンゾ亡き後の解散後に発売されたアウトテイク集であり、当然新曲はない。 だが、寄せ集めだろうとタカをくくって聴くと、そのクォリティの高さに驚かされる。カバーあり、ライブ(リハ?)ありなので、統一感はないし、キラーチューンなぞ望むべくもないが、「なぜこれがアウトテイク?」と思わせる楽曲ばかりがズラリ。 個人的にはペイジのギターが目立つ曲が多いなぁという印象。また初期作品のアウトテイクでは、衰えを見せる前のプラントの、唯一無二のボーカルが聞けるのも嬉しい。また「イン・スルー・ジ・アウトドア」のアウトテイク3曲は、「あれとあれを外してこっちが入っていれば・・・」と思わせる、見事な出来栄え。 ボナトラは、94年のリマスター再発時の4枚組ボックスセットに収録された、当時の未発表曲が4曲。 写真ではわかりづらいが、神ジャケでは、文字が浮かび上がるエンボス加工がされており、それを忠実に再現させている。中身も仕様も、アウトテイク集だからと手抜きがないのが嬉しいね。
天国のボーナムへ
あまりにも偉大なるLed Zeppelinの公式盤について論じるのは恐れ多い事。 彼らは誰もが認めるそんな存在です。 この盤はジョン・ボーナム追悼盤として発表された「公式アウトテイク集」なので、 少しだけなら論じてもいいかと思います。 いつの時代も比較され続けてきたDeep Pu pleが 解散後に数多くの未発表音源を発表してきたにもかかわらず、 Zepの公式盤(未発表音源)は未だ “CODA” “BBC Sessions” “How the West Was Won”の3種のみです。 そのトップバッターがこの “CODA”だったのです。 それまで幾多の噂はあったものの、1982年にLP盤が発表された時は誰もが驚きました。 アウトテイク集にもかかわらず、この生々しさ・曲のハイレベルぶりは何なんだろうって! 全ての曲で凄みのあるドラミングを聴かせてくれる天国のジョン・ボーナムも きっと喜んでいたでしょう。
世界最高のアウトテイク集
ボンゾ死後の作品であり、スタジオの新録ではない。『イン・スルー・ジ・アウト・ドア』録音後、ペイジとボンゾは「次はハードに」で意を決していたらしいので残念でならない。このアルバムはラストだが本人達の意思が反映されているものではない。 かといって、アトランティックとの契約は無視できなかったペイジは、本当は趣味でもあるのだがアウトテイク集をスタジオのテープからかき集めることにした。ただこの段階で私生活の乱れていたペイジは、本当にザッと短時間見渡した中から適当にピックアップしただけである。なぜなら、今なら「ウィ・ゴナ・グルーヴ」の元素材を全部聴けば『DVD』のような演奏が出て来る訳で、この時はペイジ自身の焦燥もあったかもしれないが、たいして仕事する気もなかったのだろう。 しかし、30数分のこのアルバムはそうであっても強力な作品なのだから世の中分からない。ロイヤル・アルバート・ホールのテイクは編集して短くしてあるが素晴らしい音質だし、「プア・トム」なんかもとても現代的ですらある。私の中では「オゾン・ベイビー」で、ガッチリ石垣を積み上げたような重厚なビートが堪らない。実験作だった前作ではどうにも曲種的に収まりがつかなかったのだろうが、次の作品があったとしたらこの形の発展形ではなかったろうか。 ところで皆が評価する「ウェアリング・アンド・ティアリング」は、残念ながら少々雑なものだと思う。ボンゾもこのギターに合わせるのは大変だったのじゃないかな。勢いはあるけど、ペイジがそろそろ曇ってきたことが如実に分かるので哀しい。
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荒削りな音がリマスターによって、他のアルバムよりダイレクトに脳に伝わってきます。 リマスターというのは、荒削りな音の方が効果がはっきり出るように感じます。「Walte 's Walk」なんかは特に気持ちがいいです。 亡くなったジョン・ボーナムの追悼ということもあり、かなりボーナムの色が強く感じられます。 ジミーペイジがインタビューで、初期のボーナムは、ライブ前はいつも緊張していて、メンバーが声をかけても返事もせず、ずっと震えていたなんてことを言ってましたが、「Poo Tom 」や「Bonzo's Mont eaux 」を聴く限り、そんなことは全く信じられません。 ボツ曲の寄せ集めと解釈されがちですが、ただ単に、アルバムのカラーに合わなかっただけの話で、制作期間がデビュー時から解散時と判断すれば、これ1枚でレッドツェッペリンがどんなバンドなのか、ベストアルバムを聴くより理解できるかもしれません。
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約30年、ロックを中心にさまざまな音楽を聴いてきたが、このアルバムに収録された奇蹟の楽曲「Bonzo's Mont eaux」は文句なくロック史上(音楽史上?)最高の曲である。
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バンドのメンバーたちがリアルタイムで知る術もなかったわけだが、本作は世界で最も著名なロックンロールバンドの最後のスタジオ録音アルバムとなる。ドラマーのジョン・ボーナムがこのアルバムのリリース直後に亡くなるのだ。初期ツェッペリンと比べるべくもないが、70年代には、忠実なファンを失ってしまった。にもかかわらず、このLPは少しも恥ずべきものではない。彼らは早期からシンセサイザーを取り入れた。分厚いシンセサイザーのサウンドに彩られた「Carouselambra」や口当たりのいいアダルト・ポップ「All My Love」など、レコードの終盤ではそれほどインパクトはないかもしれないが、オープニング曲「In the Evening」には確実にある種、重厚なトーンを、「South Bound Suarez」にはレイドバックしたなかにも愉快な雰囲気を与えている。ロバート・プラントの叫び声とジミー・ペイジのブルージーなギターは「I'm Gonna Crawl」で完璧なフォームを見せている。そして、軽快な「Fool in the Rain」は初期の作品の数々を喚起させてあまりある。(Lorry Fleming, Amazon.com)
【くちコミ情報】
ジョンジーが目立つとねぇ・・・。
リリース後にボンゾが亡くなり解散。つまりZEPラストアルバムである。徹頭徹尾ハードロックで固めた前作「プレゼンス」と違い、ジョンジーがアレンジ面で主導権を握った、ZEP史上最高にヴァラエティに富んだ作品である。 ジョンジーは、ZEPに不可欠な、いぶし銀プレイヤーではあるものの、縁の下の力持ちとしてこそ光るのであって、彼が目立つとZEPらしさがねぇ(笑)。大胆なシンセの導入や、サンバのリズムなど、初めて聴いたときは「なんじゃこりゃ」だったなぁ。それに輪をかけて、ボンゾとペイジに覇気が感じられない。ZEP神話のラストを飾るには、やや残念なアルバムだ。今作のアウトテイクが3曲、「コーダ」に収録されたが、そちらの方が断然素晴らしいんだよね・・・。 そんな中プラントは、亡き息子に捧げる(6)を、ボーカルの力が衰えたからこそか、切々と歌い紡ぐことで新境地を開拓♪(7)のスローバラードとあわせて、素晴らしい歌唱を残している。 当時6種類のジャケットが制作され、茶封筒のような袋に、どれが入っているかわからないようにして販売されたものを、今回の神ジャケでは、その茶袋まで再現。ただし流通するのは1種類。他の5種類はボックスセット用の特典なので、複数枚買っちゃダメだよ!まぁ神ジャケだから買ったんで、SHM-CDには興味なし。だって、そんなにいいプレーヤーで聞いてないもん、違いなんかわからん(笑)良く聴こえる人も、聴こえない人もいるんじゃない?
現代に出してもおかしくい。
ZEPの作品としては賛否両論湧き上がる作品だと思います。 分析はいろいろな方が既出されているので、何も述べませんが、 一作品としては、とても楽しめます。作曲能力の劣ってきたジミーに代わり、 今作品ではジョン・ポール・ジョーンズが主軸を担っています。 その作品群からして、将来、プログレ志向?と思わせるなとなっています。 既出ですが、'80年代のPOP路線の先駆けと思うほどです。 いずれにしても、ジョン・ボーナムの最期のプレイを聴けることだけでも、 涙します。ツェッペリンよ永遠なれ!!。
ああ、貴方達って
本当に駄作が無い。偉大なバンドです。このg oove感は唯一無二。ビートルズ同様、人類の宝。2ndや4thだけじゃなくて、全作品聴いて欲しいものです。
このアルバムをいじめないで!
ラウドネスの樋口氏からは「残りカス」よばわりされる、しかし大方のファンも「ハテ?これは?」的微妙な立場で評される運命にある、哀しいアルバム。現在では『HOW WON・・・』や『DVD』なんかもある訳で、強力なZEPサウンドが十分に楽しめる状況下にあって、余計このディスクをかける機会がなくなっているのは事実だろう。「イン・ジ・イブニング」が幾らいい曲だと言われても、私はどうも乱暴なアーミングは好きになれない。手も動いてないぞぉ! このアルバムの聴き所はジョンジーである。ボンゾも、非常にお気楽な演奏であるし(サンバは意外にいいけど)、プラントは何やら物思いに耽り過ぎである。何だか当時のローリング・ストーン誌のような評で申し訳ないが、だって事実なんだもーん。 で、ジョンジー。このアルバムはジョンジーのソロ・アルバムと言っていいと思う。それからヤマハの社長が泣いて喜ぶ、メイド・イン・ジャパンのシンセサイザーの性能が存分に発揮された、80年代的なAORの匂い漂う趣味のいいアルバムだと思うとそれなりに聴ける。2007年の再結成でもそうだったが、ペイジ・プラントだけではZEPにならなかったのに、ジョンジーが入ると見事にZEPサウンド復活だったのは見事としか言いようが無かったが、ZEPの鍵を握る人物はやはりジョンジーなのである。決して寡黙なベーシストではありまっしぇん! このアルバムは全然残りカスなどではなく、その背骨を支えるジョンジーがちょっと本気を出したアルバムで、毛色が違うのも当然である。というかこのアルバムの良さが分かる人は、ZEPが本当に、誰一人欠けてもZEPにならないことを実感として分かっていただけると思う。
違うバンド名だったら評価はもっと高かっただろう。
ZEPの全アルバム中、評価は一番低いが、ソングライティングのクオリティが決して低いわけではない。 ファンの求めていた注文に対して、シェフが違う料理を作っただけのことである。 ペイジはこのアルバムを「ジョンポールジョーンズをヒューチャーした」と公言しているが、当のペイジはヘタクソなギターで完全に足を引っ張っている。 この時期のペイジは、明らかに練習を疎かにしている。全盛期の72、3年頃に比べれば別人が演奏しているようだ。「Hot dog 」のギターソロを聴けば、誰もが「もっと練習しろ!」と言いたくなるだろう。 私が所持している「All my love 」のアウトテイクは、F ank Sinat aの「My Way 」のように壮大なエンディングでとても感動する。音のクオリティーもリマスター並みで、どうしてこのテイクを採用しなかったのか疑問が残る。 ジョン・ボーナムがまだ生存していたら、今もレッド・ツェッペリンはアルバムをリリースし続けていたに違いない。仮にそうだったとしても、このアルバムはバンドスタイルのターニングポイントとして、重要な位置に置かれていることだろう。 一聴、そして購入の価値は十分にある。
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レッド・ツェッペリンが自分たちの多彩な音楽性をどーんと披露した2枚組、傑作アルバム。ハードに迫る「Custard Pie」「The Rover」「In My Time Of Dying」、幻想的な名曲「Kashmir」、ポップで繊細な印象を与える「Bron-Yr-Aur」「Down By The Seaside」「Ten Years Gone」「Night Flight」「Black Country Woman」、人気キーボーディストのイアン・スチュワートとの風変わりな「Boogie With Stu」など、バラエティに富んだ作品になっているが、特にツェッペリンを知らない人には、ファンキーでソリッドな「Trampled Underfoot」や「Wanton Song」のグルーヴ感に驚いてほしい。それにしてもジョン・ボーナムのドラムの言葉にならないものすごさよ。(麻路 稔)
【くちコミ情報】
一筋縄ではいかない、懐の深さを示した2枚組み
ZEP初の2枚組み。3作目同様、凝りに凝りまくった神ジャケットも再現された。まぁ神ジャケだから買ったんで、SHM-CDには興味なし。違いなんてよくわかんないしね(笑)。前回の紙ジャケ持っている人、紙ジャケに興味ないZEPファンは買わなくてもいいけど、これからZEPを聴こうという若い人は、アートワークにまで拘ったZEPだからこそ、多少高くても、こっちを入手して欲しいなぁ。 新録音は8曲のみ。ただし長尺の曲が多くて1枚に収まりきらず、急遽過去のアウトテイクを集めての2枚組。そのことが結果的にバラエティに富んだ作品に仕上がった(ただし、統一感にはやや欠けるかな)。 白眉は異国情緒溢れる幻想的な大作「kashimi 」。ハードに決めた「The Rove 」、ブルージーな大作「In My Time of Dying」、ソリッドでファンキーな「T ampled Unde foot」など名曲も多く、特に1枚目は完璧! 個人的には、Disc2にはやや中弛み感はあるものの、「こっちサイドこそ最高!」という人がいたっておかしくないのがZEPというバンドの懐の深さ。「ブルースを基盤としたハードロックバンド」というパブリック・イメージでは括れないんだよね。(何しろ、この頃ジョンジーは「ウィンチェスター大聖堂の聖歌隊指揮者」への転進をほのめかしていたそうだし・・。) なお前作あたりから陰りが見え始めた、プラントの“衰え”は今作でも見て取れ、そこは少し残念かな。ただ、やはりこれも前作あたりからだが、プラントというスーパー・ボーカリストをしても“1 4の役割”たらしめる、人の声すら呑み込んだ“音の塊”を叩きつける後期ZEPスタイルも、次作『プレゼンス』での完成型に近づきつつあるね。 ★は『1』『2』『4』『プレゼンス』と比較して、泣く泣く4つにしたけど、限りなく5に近い必聴盤。
平板で、奥行きのない音域にガッカリ
LP時代から愛聴してきたアルバム。それだけに、SHM-CD化に大きな期待を寄せていました。が、実際に聴いてみると、10年以上も前のCDと同じ平板で奥行きのない音域にガッカリ。紙ジャケ化はうれしいのですが、せっかくの名盤のSHM-CD化なのだから、もっと音域に目を配ってほしかった。なんのためのSHM-CDなのか、まったく理解できない。ノイズがあってもLPのほうが、ずっと臨場感のあるいい音がします。ちかごろ売れなくなってきているCD販売数増加のため、紙ジャケとSHM-CDをうたい文句に多少値段が高くても買わせようという業界の魂胆が見え見えです。それに自分もまんまと乗せられてしまって腹立たしい。アルバムの内容は言うまでもなく素晴らしいのですが、値段にまったく音質が値していないという意味でこの評価です。SHM-CDといいながら、この程度の音でこの値段は高すぎます。ハッキリ言って、ボッタクリだと思う。
圧倒的なヴォリュームと普遍性を共存させた傑作
2枚組の大作だが、いわゆるコンセプト作品と言うわけではなく、収録する楽曲が多かったために、結果的に2枚組に仕上げられた。 そのため、楽曲がヴァラエティ豊かで、様々な方向にベクトルを放射しながらも、ダイナミックなリズム・セクションや艶っぽいヴォーカルといった4人のメンバーのフィルターを通してZEPらしさを見事に表現している。 楽曲は大雑把に分けるとブルーズ色の濃いDISC-1-1、3、J・ペイジがリフ・マスターぶりを発揮したDISC-1-2、4、DISC-2-9、ファンキーなDISC-1-5、DISC-2-6、アラビア音階を導入した神秘的なDISC-1-6、DISC-2-1、アコースティック・ギターによるインストのDISC-2-2、アメリカン・ロック風ながらドラマチックなDISC-2-3、アコースティック調のDISC-2-4、J・P・ジョンーンズらしさの出たオルガンを前面に据えたDISC-2-5、軽快なロックンロールDISC-2-7、8という感じ。 演奏面ではジョン・ボーナムのドラミングにはただただ、圧倒されるばかり。シンバルをひっぱたく音からして全然違っていて、楽曲の魅力を高めているのがドラムであることが如実にわかる。
出口の無い劇場です。
1975年発表の6th。Disc1が書き下ろし。Disc2は過去の未発表音源。 このアルバムを聴いてピンとこなかったらZepとは縁が無い、と 言い切ってしまいたくなる位、凄いよ。1st〜4thが若さの衝動とすると、 前作とこのアルバムは構築美、様式美です。 誰かもレビューで言ってましたが、間の音楽とも言え、空間を活かし、別の世界に 連れて行ってくれます。またまた例えですが、初期が野球場なら、これは劇場です。 入口はあっても、一旦入ると出たくなくなるので、出口の無い劇場です(笑)。 8分以上の大作もありますが、まったく冗長な感じが無い。更に凄いのは、Disc2 なんて、ばらばらの時期に録音されたのに、とてもしっくりくる。やっぱり面子の 変わらない無いバンドの強みか。 パーシーの声がガラガラですが、そこが意外としっくりくるのが不思議。 P esence聴くなら、まずこっちを聴いてくれんね。
ハード・ロックのあるべき姿
新旧の曲が混じっている為、混沌としたイメージがするが、1974年録音の新曲8曲だけを聴くと当時彼らが求めていた音が分かる。4枚目も良いが、本作の方が荒々しく豪快であり、メンバーの「ハード・ロックとはこう演るべきだ」という声が聞こえてきそうだ。ボンゾのドラムが凄い。
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