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【Amazon.co.jp】
バンドのメンバーたちがリアルタイムで知る術もなかったわけだが、本作は世界で最も著名なロックンロールバンドの最後のスタジオ録音アルバムとなる。ドラマーのジョン・ボーナムがこのアルバムのリリース直後に亡くなるのだ。初期ツェッペリンと比べるべくもないが、70年代には、忠実なファンを失ってしまった。にもかかわらず、このLPは少しも恥ずべきものではない。彼らは早期からシンセサイザーを取り入れた。分厚いシンセサイザーのサウンドに彩られた「Carouselambra」や口当たりのいいアダルト・ポップ「All My Love」など、レコードの終盤ではそれほどインパクトはないかもしれないが、オープニング曲「In the Evening」には確実にある種、重厚なトーンを、「South Bound Suarez」にはレイドバックしたなかにも愉快な雰囲気を与えている。ロバート・プラントの叫び声とジミー・ペイジのブルージーなギターは「I'm Gonna Crawl」で完璧なフォームを見せている。そして、軽快な「Fool in the Rain」は初期の作品の数々を喚起させてあまりある。(Lorry Fleming, Amazon.com)
【くちコミ情報】
ジョンジーが目立つとねぇ・・・。
リリース後にボンゾが亡くなり解散。つまりZEPラストアルバムである。徹頭徹尾ハードロックで固めた前作「プレゼンス」と違い、ジョンジーがアレンジ面で主導権を握った、ZEP史上最高にヴァラエティに富んだ作品である。 ジョンジーは、ZEPに不可欠な、いぶし銀プレイヤーではあるものの、縁の下の力持ちとしてこそ光るのであって、彼が目立つとZEPらしさがねぇ(笑)。大胆なシンセの導入や、サンバのリズムなど、初めて聴いたときは「なんじゃこりゃ」だったなぁ。それに輪をかけて、ボンゾとペイジに覇気が感じられない。ZEP神話のラストを飾るには、やや残念なアルバムだ。今作のアウトテイクが3曲、「コーダ」に収録されたが、そちらの方が断然素晴らしいんだよね・・・。 そんな中プラントは、亡き息子に捧げる(6)を、ボーカルの力が衰えたからこそか、切々と歌い紡ぐことで新境地を開拓♪(7)のスローバラードとあわせて、素晴らしい歌唱を残している。 当時6種類のジャケットが制作され、茶封筒のような袋に、どれが入っているかわからないようにして販売されたものを、今回の神ジャケでは、その茶袋まで再現。ただし流通するのは1種類。他の5種類はボックスセット用の特典なので、複数枚買っちゃダメだよ!まぁ神ジャケだから買ったんで、SHM-CDには興味なし。だって、そんなにいいプレーヤーで聞いてないもん、違いなんかわからん(笑)良く聴こえる人も、聴こえない人もいるんじゃない?
現代に出してもおかしくい。
ZEPの作品としては賛否両論湧き上がる作品だと思います。 分析はいろいろな方が既出されているので、何も述べませんが、 一作品としては、とても楽しめます。作曲能力の劣ってきたジミーに代わり、 今作品ではジョン・ポール・ジョーンズが主軸を担っています。 その作品群からして、将来、プログレ志向?と思わせるなとなっています。 既出ですが、'80年代のPOP路線の先駆けと思うほどです。 いずれにしても、ジョン・ボーナムの最期のプレイを聴けることだけでも、 涙します。ツェッペリンよ永遠なれ!!。
ああ、貴方達って
本当に駄作が無い。偉大なバンドです。このg oove感は唯一無二。ビートルズ同様、人類の宝。2ndや4thだけじゃなくて、全作品聴いて欲しいものです。
このアルバムをいじめないで!
ラウドネスの樋口氏からは「残りカス」よばわりされる、しかし大方のファンも「ハテ?これは?」的微妙な立場で評される運命にある、哀しいアルバム。現在では『HOW WON・・・』や『DVD』なんかもある訳で、強力なZEPサウンドが十分に楽しめる状況下にあって、余計このディスクをかける機会がなくなっているのは事実だろう。「イン・ジ・イブニング」が幾らいい曲だと言われても、私はどうも乱暴なアーミングは好きになれない。手も動いてないぞぉ! このアルバムの聴き所はジョンジーである。ボンゾも、非常にお気楽な演奏であるし(サンバは意外にいいけど)、プラントは何やら物思いに耽り過ぎである。何だか当時のローリング・ストーン誌のような評で申し訳ないが、だって事実なんだもーん。 で、ジョンジー。このアルバムはジョンジーのソロ・アルバムと言っていいと思う。それからヤマハの社長が泣いて喜ぶ、メイド・イン・ジャパンのシンセサイザーの性能が存分に発揮された、80年代的なAORの匂い漂う趣味のいいアルバムだと思うとそれなりに聴ける。2007年の再結成でもそうだったが、ペイジ・プラントだけではZEPにならなかったのに、ジョンジーが入ると見事にZEPサウンド復活だったのは見事としか言いようが無かったが、ZEPの鍵を握る人物はやはりジョンジーなのである。決して寡黙なベーシストではありまっしぇん! このアルバムは全然残りカスなどではなく、その背骨を支えるジョンジーがちょっと本気を出したアルバムで、毛色が違うのも当然である。というかこのアルバムの良さが分かる人は、ZEPが本当に、誰一人欠けてもZEPにならないことを実感として分かっていただけると思う。
違うバンド名だったら評価はもっと高かっただろう。
ZEPの全アルバム中、評価は一番低いが、ソングライティングのクオリティが決して低いわけではない。 ファンの求めていた注文に対して、シェフが違う料理を作っただけのことである。 ペイジはこのアルバムを「ジョンポールジョーンズをヒューチャーした」と公言しているが、当のペイジはヘタクソなギターで完全に足を引っ張っている。 この時期のペイジは、明らかに練習を疎かにしている。全盛期の72、3年頃に比べれば別人が演奏しているようだ。「Hot dog 」のギターソロを聴けば、誰もが「もっと練習しろ!」と言いたくなるだろう。 私が所持している「All my love 」のアウトテイクは、F ank Sinat aの「My Way 」のように壮大なエンディングでとても感動する。音のクオリティーもリマスター並みで、どうしてこのテイクを採用しなかったのか疑問が残る。 ジョン・ボーナムがまだ生存していたら、今もレッド・ツェッペリンはアルバムをリリースし続けていたに違いない。仮にそうだったとしても、このアルバムはバンドスタイルのターニングポイントとして、重要な位置に置かれていることだろう。 一聴、そして購入の価値は十分にある。
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伝説のパフォーマンスが今よみがえる。待ち焦がれたライヴ・コレクションがいよいよ登場。『レッド・ツェッペリン』は、ロックを代表する作品と言っていい。とにかく興奮する。
世界で一番ビッグネームなバンドでありながら、レッド・ツェッペリンの姿はあまり映像に収められてこなかった。今まで公式に発表された映像は『狂熱のライブ』だけ。これは、魅力的ではあるが、大成功とは呼べない作品だった。今回のコレクションでは、『狂熱のライブ』に収録されていたマジソン・スクエア・ガーデンでのライヴ(1973年)も改めて収録。ほかには、ロイヤル・アルバート・ホール(1970年)、アールズ・コート(1975年)やネブワース(1979年)の映像が収められている。画質を修復し、音源もリマスター。つまり、画質も音質も素晴らしいものが用意されている。この大変な作業を手掛けたのは、共同プロデューサーのディック・カラザーズとジミー・ペイジだ。
未発表の映像や音源は山のようにあった。その中から、映像が欠けたり音声が失われたりしている個所があるものを丁寧に取りのけ、ペイジとカラザーズの2人は最高の場面だけを選んでいる。そして同時に、その映像を組み合わせ、流れをつけた。これを見ている観客は、決して終わりのこないライブに迷い込んだかのように感じるだろう。8ミリ映画風の荒い画像で始まる「移民の歌」(1972年 シドニー音源)から「ブラック・ドッグ」(1973年 マジソン・スクエア・ガーデン音源)への移り変わりは特に素晴らしい。
見どころはどこかと問われれば、すべてと答えるしかない。誇張ではなく、強力で貴重な音源と映像が集まり、全編を作り上げているのだ。本編のライヴ映像は230分。加えて、1時間半の特典映像が収録されている。ジミー・ペイジがヴァイオリンの弓で奏でる音と言えば「幻惑されて」だが、これが今度はDTSもしくはドルビーデジタル5.1チャンネルサラウンドで体感できる。これは忘れられない経験になる。(Mark Walk, Amazon.co.uk)
【くちコミ情報】
最強を疑う余地なし
もう30年以上のバンドにこれほど衝撃を受けるとは思わなかった。 このDVDを観て結局今のロックっていうのは機械が進歩したにすぎない事がわかり、ツェッペリンが放っていたパワー・魂の前ではカス同然っていうことがわかった。
音楽DVDの最高峰
本作が発売されてからもう3年がらたつんですね。私にとって初めて購入した音楽DVDで、それから色々のアーチストのものを購入しましたが、未だにこれを凌ぐ作品はありません。既に多くのレビュアーが指摘しているように、よくこれだけの映像が残っていて、しかも高品質の音で蘇ったものだと感涙ものです。妻子を養う会社員として、これだけの長時間の演奏をいつもいつも視聴している訳にはいかないのが残念ですが、時々無性に視聴したくなったときには、DISC1、特にWhite Summe の演奏をピック・アップすることが多いです。ヤード・バース時代のアコースティックでの演奏も魅力的ですが、本作でのエレキの強烈なソロはたまりません。本当にいつ観てもかっこいい。このようなCD化されていない素晴しい演奏に何度も何度も接することができる。そういう意味では時代が変わるのも悪いことではありませんね。
名演ばかり。細かなところまでとにかく貴重。
愛読していた雑誌「レコード・コレクターズ」誌のリイシュー読者投票では「レット・イット・ビー・ネイキッド」が1位でZEPは2位と6位だった。 ビートルズファンの俺でも「そんなわけねえだろ!」と思うほど、ジミー・ペイジが解散後初めて制作してくれたこのDVDと、 72年のライヴ盤には感動しまくった。 70年代、数々の素晴らしいバンドがいたしライヴも映像も名演名作は多数ある。 しかしここで観れる70年のロイヤル・アルバート・ホールの映像だけで、ZEPが頭一つ、いや2つも3つも飛びぬけた存在感と演奏をしていた事を再確認できた。 それはロックを聞いてきた人なら誰もが感じることなのではないだろうか。 メニュー画面や特典映像など、とにかく気の利いたプロダクト。 それぞれのライヴの完全版は20年後でもいいから登場してくれればいい。今はこれだけでも家宝だ。 p リアルタイムで聞いてこない人間が、後になって貴重な映像を誰でも平等に買えるという事に対し批判しつづける奴が、 都合よく立場を変えるのが気に入らない。そうじゃないの?キャバンクラブ? あんたはZEPを知らない。そんな奴がこのDVDを観ていいのかい?
やっと追体験できた!
僕のペンネームから明らかなとおり、Beatles世代であり、ツェッペリンやジミー=ページはもちろん知っていたが、深夜放送の情報くらいしかもっていなかった。 それでも齢50歳になると、BeatlesやStonesだけでは持ちこたえられない。ジミヘンとかクリームとか当時は軽く扱っていた同時代のアーティストの追体験に走っている。 この、ツェペリンの膨大なライブ記録は、当時、関心を払わなかった彼らの動向を今になって追体験できる貴重なものだ。 同世代人としては、本当に感謝する。
ただただ感謝。
ツェッペリンのライブのすごさはどんなものか。 ボンゾのドラムのすごさはどんなものか。 どれだけ四人の結束力が強かったか。 そしてどれだけツェッペリンが偉大だったか。 p この作品にはそれが凝縮されています。 p あらゆる時代のパフォーマンスが見られます。どれもすばらしいのですが、お気に入りはネブワースの79年の映像です。それに特典映像のロバートのインタビューを見て、「四人のうち一人でも欠けたらツェッペリンじゃないんだ。」ということを強く実感させられた気がしました。 p 僕が生まれた時にはツェッペリンはもういなかったわけですが、 p 僕はこうして彼らの音楽に出合えたことを、そしてこの映像が見られる 時代に生きていられることにただただ感謝したいです。
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【くちコミ情報】
コアなファンならO.K.
画像も音も「リマスター」だなんだで売っているご時世、ブートではと思うほどです。Pageは関与していないと思います。そこのところを心配されている方は購入をちょっと考えた方が賢明と思います。 ただ、このDVD、ファンにとっては、なんとも馬鹿にできない、困ったものでもので、あの曲がこんな風にとアレンジが興味深くなっているのです。曲目だけ見ると、えらい短いDVDのように思われますが、曲によってはえらく長い凝ったアレンジで演奏しているのです。 画像、音にしては、結構売れているのは、そのあたりを買ってでしょうか。DVD2枚組みのブートもあるようですが、こうなったらPageに頑張ってもらって、「完全版」として出して欲しいものです。もうかるよ、Page君。
やっぱブートもんですけどね。
価格の安さに引かれ、およびかつてブートレコードを4800円で購入した自分にとっては、 「Ea l's Cou t Live」は映像が見れるだけでも特筆物です。 しかしながら公式版「DVD」の映像・音質と比べると「やっぱブート」だなと判断せざるを 得ません。しかしながら内容は30分超の「Dazed And Confused」が入っているので、星4つを つけました。自分もレコードには入っていた「Kashmi 」が見たかったです。 ZEP初心者にはやはり公式版「DVD」をお勧めします。
きついな、これ。
Live At Ea l's Cou t の完全版とは思えないけど、貴重な映像とは思う。がしかし、映像が悪すぎる。全体的にぼけている映像を最後まで見るのは、ファンでもきついだろう。 "Led Zeppelin DVD"に収録されている、部分的な映像の方が比較にならぬほど綺麗である。それが原因なのか、価格が安いのが救いであるが、超がつくほどのディープなファン以外は購入の際、覚悟した方がよいと思う。 2度見たいとは思えないから。
ブートレグとは、何か
既に一部出回っている本作、明らかにアンオフィシャル。画質は全体に滲んでいて良いとは言えない。公式盤のような扱いを受けているが流出モノである。音質は、通常の「サウンドボード・コレクターズ」よりはかなり良い(本当に、かなり良い)が、ミックスはメチャクチャでドラムが前に出たり引っ込んだりと自動録音レベルのテープレコーダーで収録したような感じだ。 これも、巧みにペイジ所有物から抜き取られた「ブート」である。こういうのを見ると、やはりテープをオーブンにかけてまで修正した「公式」作業の偉大さがよく分かる。しかし、なぜに今コレが出るのか?しかもこの値段で?これには色々薀蓄がありそうだ。やはり、アールズ・コートの完全版が近々発売される証なのではないか?その前にこれを使って儲けておこうと・・・。 いらぬ憶測が先に立った。これからZEPのライブを初めて見る人に勧めていいのか避けてもらった方がいいのか悩むところだが、ここに記録されたアールズ・コートのパフォーマンス自体はZEP全時代を通しても栄光のオーラが輝くものであり、ペイジのレスポールから放たれる音色はどれも宝石のように貴重だ。伝説の「幻惑されて」33分(凄まじい)もあるが、どうせなら「カシミール」も入れてほしかった・・。 「ブートレグ」としての最高の評価を差し上げておく。マイナスはもちろん、公式じゃないから。
判断が難しい
悩んで買いました。ZEP DVDと曲がダブっているので。画質が厳しいです。ブート+αです。 全然綺麗なオリジナルのテープが存在するであろうことが想像できるだけに、残念。安いだけが後悔を救います。
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『Led Zeppelin IV』の商業的大成功に支えられ、ジミー・ページは1973年に発表した本作ですでに確立していたレコード製作技術にさらなる磨きをかけた。本作は、多様な音作りを楽しませてくれるコレクションだ。「Dancing Days Are Here Again」「The Crunge」「Over the Hills and Far Away」に顕著だが、それまで軽視されがちだったツェッペリンのリズムセクション――怒涛(どとう)のドラマー、ジョン・ボーナム、硬質なベースサウンドを弾き出すベーシスト、ジョン・ポール・ジョーンズ――が一際引き立っている。ジョーンズはまた、キーボードワークの本質的な力量を、哀愁に満ちた「No Quarter」や「The Ocean」でいかんなく披露している。しゃれ心に満ちた1曲「D'yer Ma'ker」はユーモアにあふれた意外な一面をのぞかせた。(Billy Altman, Amazon.co.uk)
【くちコミ情報】
ボーカルすら叩き出す音の塊の一要素に・・・。
5作目。今回もヒプノシス制作のイラストのみ、タイトルも曲名もないジャケット。前作の大ヒットで、レコード会社に対して巨大な発言権を得た彼らは、「アルバムが完成してから発売日を決めてくれ」という態度に至る。そうして、じっくり練り上げたのが今作。ちなみに神ジャケだから買ったんで、SHM-CDには興味なし。だって、そんなにいいプレーヤーで聞いてないもん、違いなんかわからん(笑) ファンクやレゲエといった、従来のイメージに捉われず、様々な音楽に取り組んだ結果、バラエティ溢れる仕上がりだね。ジョンジーが持ち込んだ、シンセやメロトロンといった楽器も導入しながら、インストナンバーかと思うほど、得意のギターリフ&ドラムで突っ走る構成の曲も多い。そして、よりアメリカ市場を意識したような、一聴するとキャッチャーな印象の曲が多い感じだね。 反面、これまでの有無をも言わさぬ、首根っこを押さえつけるかのごとき、唯一無比のプラントのボーカルの影が薄い。というか、もはやボーカルすら、叩き出す音の塊の一要素として呑み込んでしまった感じだね。「俺ってもしや、このバンドでは脇役?」と、プラントに思わせてしまったのはこのアルバムからかもしれないなぁ。 そんな変化のせいか、キラーチューンもなく、全体的にはやや小粒。決して悪いデキではなく、むしろZEPにしか創れない、懐の深いアルバムなんだけど、マイ・ベストを作るとき、このアルバムを代表するのはどれっ?、そんな感じなんだよねぇ・・・。
まさに賛否両論作!!
1970年代を中心に最も話題になったロックバンドといえば レッド ツェッペリンだということで意義する者はいないだろう。そうレッド ツェッペリンといえば、オリジナルアルバムの大半が、全米チャート1位を記録するほどの人気バンドであるからだ。だがそんなレッド ツェッペリンにも賛否両論作もあるのだが、今回紹介する「聖なる館」もだ、大ヒット作でもあるものの、レッド ツェッペリンのアルバムの中では、最も賛否両論作となったアルバムのひとつだ。 そもそも、レッド ツェッペリンの音楽性といえば、ハード且つダイナミックなハードロックサウンドといえるが、本作にはそういった曲が見当たらず、全体的にバラエティー性を追求しすぎた印象も伺えるし、リリース当時、評論家などから、ボロクソな評価を食らったらしい。確かに(1)や(3)などといった名曲はあるものの、初期のようなハードなロックなンバーが見当たらなく、レゲェやファンクなどといった要素を大胆に取り入れたため、散漫な印象があり、個人的には期待はずれだった。彼らはそういった要素取り入れたことで、大きな人気を博したのは確かだが、これまでのツェッペリンの印象が薄い内容になってしまったのも確かだ。確かに聴けばなかなかよい曲もあるのだが、個人的としては、初期のようなハードな曲も2曲ぐらい収録してほしかったので、かなり大きな不満がある。ただ後期のレッド ツェッペリンらしい要素があるので、こういった要素を受け入れてこそ、真のツェッペリンファンなのかもしれないので、まぁ興味があれば聴くのも悪くはない。
コンセプト・アルバムの期待とは裏腹に...
通称「Fou Sym ols」の音楽的・商業的大成功によって絶頂期にあったZeppelinにとって、唯一の心残りは全米チャートでNo.1に立てなかった事。本作でそれを狙った由。5枚目にして初めてアルバムに正式タイトルを付けた事と言い、意味深なジャケット(内面はA.C.クラーク「幼年期の終り」から取った)と言い、題名とは裏腹の「悪魔の巣窟」でもテーマにしたコンセプト・アルバムを創ったのだと思ったのだが...。実際は全く逆で、様々な可能性を試した実験作に近いアルバムだったのだ。本来ならタイトル曲になるべき「Houses Of The Holy」が次作に回るというのもチグハグ。収録曲は聴く者によって評価がかなり異なるだろう。 「The Song Remains The Same」は最もZepらしい曲で、切れ味鋭く美しい旋律のギターとタイトなリズム・セクションが創りだすサウンドにR.プラントの抑揚の効いたボーカルが絶妙に重なり、歌の持つメッセージ性と合わせ彼らの代表作の一つとなった。何度聴いても、スッキリとする名曲である。「The Rain Song」は別の意味でZepらしい曲で、メロトロンの使用と意識的に不協和音を交えたアコースティック・ギターが醸し出す不思議な音楽空間の中、R.プラントの憂いに満ちたボーカルが郷愁を誘う。ジャマイカをもじった題名の「D'ye Mak'e 」(Did you make he ? の省略形)は文字通りレゲー風ロックを狙ったものだが、単なるスカスカのアメリカ人向けサウンドで、そこまで意識する必要があるのだろうか ? 「The C unge」はファンキー・ロックだが、Zepのファンが期待するものではあるまい。「No Qua te 」は電子サウンドを用いたプログレ風ロックだが、これも私がZepに求めるものではない。 結果的に本作はビルボードでNo.1を獲得し、念願を果たした。Zeppelinファンとしては、音楽性の幅、ファン層の拡大を喜ぶ他はなかった。
大好きなZEPの1枚です
73年発表の彼ら5枚目のアルバムです。アルバムの中には、最初はがっかりしたけれど、後から聞いて、これはいいと思うものが少なからずありますが、このアルバムも、そんな1枚の代表といえるでしょうか。 「ロックンロール」や「胸いっぱいの愛を」といったハードなナンバーになじんでいた耳に、最初に聞いた時は、「何だこれは」と愕然したものですが、その後、何年かして聞いた時には、別の意味で「何だこれは」。サウンドは、ごきげんなtr1からスタートするのですが、その後に出てくるのは、レゲエ、フォーク、カントリー、プログレ等々、様々なフレイバーが混ざったもの。ただ、言えるのは、彼らの音楽を表現する際に、よく表される「グルーブ」が、全ての曲から感じられるということ。 今では、その妖しげなジャケットと共に、彼らのアルバムの中では、最も愛すべき1枚になっているアルバムです。
何といってもジャケットの美しさ
傑作アルバムの「IV」と「フィジカル・グラフィティ」に挟まれた作品で、全体的な印象は薄いことは否めないんですが、このアルバムの一番のオススメポイントはジャケットです。CDだとそこらは物足りないんですが、Yesの「海洋地形学の物語」とならんで最高のジャケットだと個人的に思っています。特に中ジャケの絵のきれいなこと。裸の子どものイラストという点で物議を醸すようなところがなきにしもあらずですが、これだけ美しく仕上げられるとただただ脱帽です。おもしろいのは、このアルバムのタイトル曲が、没テイクになって、次作に収められているところですね。たぶん、ジャケットも含め「聖なる館」のイメージですべてを作っておいて、最終段階で振り落とされたんでしょうね。でもこれだけのジャケットをボツにするわけにもいかず、タイトルそのままで発表したんでしょう。次作でわざわざ発表しなくてもよかったのにと、個人的には思います。
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大言壮語。うぬぼれ。ナルシスティック。 レッド・ツェッペリンの『永遠の詩 (The Song Remains The Same)』は1970年代最高のライヴ・フィルムのひとつであり、1973年マディソン・スクエア・ガーデンでの、その時代最も偉大だったロック・バンドの魅力を余すところなく収録している。悪名高い「ファンタジー映像」が演奏シーンを中断するが、幸運なことに邪魔にはなっていない。そこでは、並外れた伝説のマネージャー、ピーター・グラントも含め、個々のバンドメンバーが放縦なロックンロールそのものの登場人物を各エピソードで演じている。唯一、分別と落ち着きがあるのがジョン・ボーナム。自分のマンモス・ドラム・ソロ(「モビー・ディック」)が流れる中、カスタム・カーや、ハーレー・チョッパーや、サンタ・ポッドでドラッグレーサーを運転する彼が見られ、はたまた牛を検査したり、大工仕事をする姿までをも披露。まあ、大金を得た、バーミンガムの労働者階級出身者がすることといえばほかに特にあるまい。その他、錯乱したオペラ座の怪人さながらに、ありえないぐらい巨大なオルガンを弾くジョン・ポール・ジョーンズ(「ノー・クォーター」)。放浪するアーサー調騎士もどきに扮し、お似合いのロック風乙女を不幸な境遇から救出するロバート・プラント(「永遠の詩」「レイン・ソング」)。アリスター・クロウリーを従え、『Led Zeppelin Ⅳ』のジャケットに描かれた魔法使いに出会うジミー・ペイジは、魔術と神秘主義に傾倒していく(「幻惑されて」)。だが、本当の意味での魔法はステージの場面にほかならない。ペイジが魔法にかけられたごとくギブソン・レス・ポールを振り回し(バイオリンの弓は「幻惑されて」で手品師の杖に変わる)、プラントはこれぞロック・アイドルといった風に得意げにステージをうろつき回る。そして、ジョーンズとボーナムがリズムセクションの巨獣と化した完璧な演奏をどうやって生み出したのかは未だもって謎である。多くの欠点もあったからこそ、このフィルムは、まだロックの恐竜が地上を歩いていた時代の貴重なドキュメンタリーとして今でも残り続けているに違いない。(Mark Walker, Amazon.co.uk)
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誤解なきよう。これは映画です!
70年代後半、神戸の阪急会館だったか、神戸新聞会館で「ロードショー」上映を見ました。相前後してザ・バンドの「ラスト・ワルツ」もロードショー上映されたりして…アーティストのライブ映像がロードショーでも商品価値があった時代ですね。 アーティストのライブ映像がDVDなどで簡単に手が入る世代にとっては「なんじゃこりゃ」かもしれませんが、私たちにとってこれはあくまで「映画」であって、ライブ・フィルムではありません。随所に映画手法が取り入れてあって、それは当時、ロックスターのドキュメンタリーとしても秀逸でした。 ジミー・ペイジが執拗に愛した「幻惑されて」も、この映画で見ると彼の意思がストレートに伝わってきます。各種音源、各種映像と比較しても、ここでの「幻惑されて」は素晴らしいです。ギブソン・レスポールをここまでかっこ良く見せるギタリストは他にないでしょう。 ペイジは映画化を意識してか、最高にかっこいいアクションを随所に散りばめています。ロック・スターのかっこ良さを一人でしょってます。 上映当時、ジミー・ペイジが古谷一行に似ている…と話題にもなりましたっけ。
カッコイイとは!!
私が本映像を初めて見たのが今から20数年前。大阪梅田の映画館で「ABBA THE MOVIE」との2本立てで見たのが初めてです。その時の衝撃をいまだに忘れる事はできません。JIMMY PAGEのあまりのカッコよさに圧倒されたのです。当時、高校生のギター少年だった私はJIMMY PAGEを真似てギターを思いっきり下に持って、弾こうとするのですがうまく弾けばかった事を覚えています。JIMMY PAGEのあのスタイル(派手な衣装、ギターの持ち方)は正に、いかにカッコよく見えるかを追求したスタイルなのです。 全ロックファン必見。
LedZeppelin号
ビートルズ解散後のブリティッシユ・ロックを背負ったジミー・ペイジ率いるゼッペリン号のパフォーマンスが堪能できる映像。 映画として製作されており、製作側ら2日間同じ服を着てくれとの要求があったが綺麗好きのジョン・ポール・ジョーンズは服を替えている。 Whole Lotta Loveのギターソロ後半を注意しいて見て欲しい。 全編通して感じるのは、これはチームワーク至上のバンドではなく各プレーヤーの壮絶なバトルがロバートの言うエナジーを生み出していることだ。 ポンゾのドラムに負けないボーカルは、そうそういないし、ロバートのポーカルにぶつかっていけるギタリストも、なかなかいない。 彼らの魂のエナジーのぶつかりあいが、マジソン・スクエア・ガーデンを壊そうとしている。 ゼッペリンの入門としては最適な映像であるから、初心者にもおすすめだが、コアなファンはペイジのピック、フレツトポジションと出てくる音の差異(天国への階段のソロ他)、ギターが突然変わっていること、ロバートが歯の治療中で虫歯があることを楽しめる。 さぁ、ゼッペリン号に乗ってください。ペイジの指がレスポールに触れるのを合図にロックーワールドへ飛びましょう。
動いているロック!
1973年のライブです。当時、日本のロック少年、ギターキッズは、来日アーティストのステージを見に行かない限り、動いている人がロックンロールを演奏するのを見ることはむずかしかったのです。 クリームやストーンズの「ハイドパークコンサート」を見ても、ほとんど、歌っている人の顔しか映っていません。 そういう意味ではジミー・ペイジがレスポールをものすごく下げて構えている(いま思えばそれほどでもないんですが)とか、動き回りながらギターを弾くのを見て、エキサイトしたものです。 つまり、これ、劇場用映画で、みんな、映画館に見に行ったんですよ。 今見ると「レッドツェッペリンって、やっぱり、ジミー・ペイジの独裁バンドだったんだなあ」っていう感想があります。 もちろん、めちゃめちゃかっこいいんですけど、随所で、ペイジが他のメンバーに「指示」を出しています。 うーん、ぼくは、はっきりいって、見る価値はあると思うし、 一回見たらほしくなると思うよ。 参考にならないレビューですみません(汗;)
ZEP全盛期のドキュメンタリー
「レッド・ツェッペリン狂熱のライブ」を見るために私は映画館に足を運んでいた。ちょうど夏休みと言うこともあり、5回は見たであろうか?なにしろ「動く」ZEPを見たのは初めての体験であり、今のようなハイテク・ガジェットも無い時代である。しっかりと頭に映像を焼き付けておきたかったのだ。(ちなみにカメラでスクリーンを撮ったり、テープに録音している人もいたっけ・・・) 映画は73年伝説のアメリカンツァー、MSGでのライブステージが中心である。スタジオテイクに比べて臨場感、緊張感があるのはもちろん、ライブに対する彼らの姿勢が体感できる。特に30分近くある「幻惑されて」はドラマを見ているようで圧巻だ。 随所に各メンバーの私生活やファンタージー・シーンも垣間見ることができる。ペイジの当時のインタビューによれば、そういうシーンは「人によってどんな風に解釈してくれてもいいし、それが音楽の在り方でもあるんだ」というようなことを言っていた。またアルバム「永遠の詩」発表時「これはライブアルバムではなく、ドキュメンタリーのサウンドトラックアルバムなのだ」ということも彼は強調していた。ライブアルバムに対しては非常にナーバスなペイジなので(おそらく彼の西新宿ブート回収にも通じる?)これもあくまでも記録映画であるという認識なのだろう。 ロックファンでない人には鑑賞に堪えうる映画とは言えないが、ZEP全盛期の記録映画としては貴重であると言えよう。
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全編がジミー・ペイジによるハードなエレクトリック・ギターとファンキーなリズム・セクションによるソリッドな演奏によって貫かれている、純度の高い結晶のような大傑作アルバム。前作『フィジカル・グラフティ』と前々作『聖なる館』が多彩な内容の作品なだけに、余計にこのアルバムがシンプルで重たく緊張感のあるものに感じる。特に彼らの要素を凝縮したような最高傑作曲<1>は、津波の如く強烈に押し寄せるジョン・ボーナムのドラムが尋常でない。(麻路 稔)
【くちコミ情報】
緊張感と疾走感、そして潔さ。傑作「アキレス最後の戦い」収録!
「ブルースを基盤としたハードロックバンド」というイメージを、ヴァラエティ豊かな楽曲で、いい意味で裏切ってくれた(ある意味ジョンジーが目立った?)、「聖なる館」「フィジカル・グラフィティ」に続く7作目は、それまでとはうって変わった、ハードなナンバーで押しまくる傑作。 「ZEP最高傑作曲は?」と問われたら、迷わず答える(1)。ボンゾが繰り出すハイパードラミング(!)に、織り成すように紡がれる、ペイジ渾身のギターリフ!10分超の難曲でありながら、その長さを微塵も感じさせない、この疾走感と安定感、それに緊張感はどうだろう。この曲だけで★5つなんだが(ネブワースでのライブも凄すぎ♪)。 その他の曲も、ラスト(7)以外は、重た〜いグルーブに、ヒリヒリするよな硬質なギターリフが絡む、内面からほとばしる熱さを感じさせる楽曲がズラリ!そう、まるで原点回帰を申し合わせたかのように、徹底的にハードに突っ走る潔さったら!ホント、脱帽だね。 まぁ神ジャケだから買ったんで、SHM-CDには興味なし。だって、そんなにいいプレーヤーで聞いてないもん、違いなんかわからん(笑)良く聴こえる人も、聴こえない人もいるんじゃない?
メタリック!
Led Zeppelinのアルバムでは他のものを傑作に挙げる人が多いけど僕の場合はこの「プレゼンス」を一番好きなのに挙げます。 まさにこの題名の通り全編「ここに有る、存在する」って感じの曲が連なってます。 ハードでファンキー、それでいてメタリックなジミーペイジのリフが煌びやかです。 あんましZeppelinは聴かないんだけどこれは聴くたんびに「やっぱいいなあ」と思います。 この間飲んだ仕事関係の人がやっぱりこれがいいって言ってて意気投合しました。 ヒプノシスの担当したシュールなジャケットもイカしてるバランスの取れたいいアルバム。
天国への階段なんか聞くな
何故みんな4か1を勧めるのだろう ツェッペリンの一番の本懐はこのアルバムにこそ集約されているのに 「アキレス最後の戦い」は、ロックじゃない。 むしろロック「が」アキレス最後の戦いである。 ロックは有機的な概念ではないが、それを無理して具体化すると、この曲になると考えてもらって差し支えない。 ついでに言えばボンゾも一人でロックである。 世界最高峰のドラマーではなく、ただ単純にロックそのものである。
殺される
これが最高傑作という声もある後期の傑作アルバム どんな感じのアルバムかというと マリオをしていると画面端から超巨大キラーが登場してつぶされる感 乗り込んだエレベーターが超スピードで上下する感 といった感じです 意味分からんな あとかなりヘヴィネスが強調されたアルバムですが寝ながら聴くとき 夜用にもオススメです それはこのアルバムの曲のヘヴィすぎるヘヴィさが寝ようとしている聴き手をまさに殺してしまうがごとく沈ませてくれるからです アキレスがやっぱ一番有名ですが2なども超名曲です 捨て曲無し
ジャケが最高です!
このジャケ最高です! もう、なんでしょうこれは? このブッタイは? ファミリーで囲んじゃって.....。 ジャケの中身は、おねいさんが持っていたり、教室にあったり、 銀行の大金庫にしまわれようとしていたり.....。 すごく謎なブッタイ。 真っ黒なベッチンよりも黒いまことの暗黒のブッタイです。 曲の前にこのジャケにやられました。 そして次にアキレスにやられたのです...。 ダブルノックアウトです。 他の曲は覚えていません。 ただただ、このジャケのブッタイとアキレスがリンクしているのです。 それが本音で、 それが自分にとって、このアルバムの全てです。
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カスタマーレビュー数:36
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ブルース色の強い最初のふたつのアルバムのために、ヤードバーズの遺産を、そして、重要なことにウィリー・ディクスンの曲を盗んだ後、ジミー・ペイジらは『Led Zeppelin III』(邦題『レッド・ツェッペリンIII』)でアコースティックやフォークの強い感性を見せ、多くのファンを驚かせた。が、ペイジのファンは不意をつかれたわけではない。このギタリストは、短かったヤードバーズ時代にも、アルバム『リトル・ゲームス』(原題『Little Games』)の「ホワイト・サマー」(原題「White Summer」)で最も顕著なように、同じような感性と様式で戯れていたのだ。かつてない独創性をもつ盗人、レッド・ツェッペリンは、途方もないほど始終FMで流れ続け、『バリ・ハイ』(原題『Bali Ha‘i』)からのフレーズをロバート・プラントが叫ぶ「Immigrant Song」(邦題「移民の歌」)を、このアルバムの最初に持ってきた。「Celebration Day」(邦題「祭典の日」)や「Out on the Tiles」(邦題「アウト・オン・ザ・タイルズ」)といった他のエレクトリックなロックにさえも独創的なオフビートの音楽的才能が表れていて、このバンドはすでに枠にはめられることを警戒していたに違いない。しかし、アルバム後半の明らかにもっとメロウなアコースティックこそ珠玉の名曲で、「That's the Way」(邦題「ザッツ・ザ・ウェイ」)と「Tangerine」(邦題「タンジェリン」)の優雅な美しさや、「Bron-Y-Aur Stomp」(「スノウドニアの小屋」)、「Hats Off (to Roy Harper)(邦題「ハッツ・オフ・トゥ・ロイ・ハーパー」)、伝統的な「Gallows Pole」(邦題「ギャロウズ・ポウル」)の素朴な民謡風の魅力こそ、注目すべきものだ。(Jerry McCulley, Amazon.com)
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「ブルースを基盤としたハードロック」だけでは、ZEPは括れない♪
往年の名レスラー、故B・ブロディの入場テーマ曲だった(1)「移民の唄」。いかにもZEPらしいこの曲が、僕のZEPを聴くきっかけでした(笑)。偉大なるZEPの全カタログを改めて見返すと、やはり過度期のアルバムであり、この作品がなければ後のZEPはありえないですね。 デビューして一気にトップバンドに登り詰め、走りっぱなしだった彼らは、3枚目の制作にあたり、ウェールズの片田舎の、それこそ電気も通じていない様な山小屋で曲作りに励むことになる。その結果、特にレコードB面にあたる(6)〜(10)に顕著だが、アコースティック感覚溢れる、従来のZEPのイメージからは外れた作品に仕上がった。 冒頭(1)やブルージーな(4)といった傑作もあるものの、やはりZEPらしさを求めると、やや拍子抜けであることは確か。もちろん、改めて聞き返すと、単なるフォークのフォーマットからは完全に外れた、ZEPらしい斬新かつ複雑な、一筋縄ではいかない、それこそ麻薬のような曲構成であることがわかるのだが・・・。 というわけで、これからZEPを聞く方には、このアルバムは「イン・スルー・ジ・アウト・ドア」や「コーダ」と並んで、最後に聴いた方が、このアルバムの“意義”と“深さ”がわかりやすいかも(ただし、紙ジャケットは凝りに凝っているものなので、早めに購入しておいた方がいいかも・・・)。ちなみに神ジャケだから買ったんで、SHM-CDには興味なし。だって、そんなにいいプレーヤーで聞いてないもん、違いなんかわからん(笑)良く聴こえる人も、聴こえない人もいるんじゃない?
個人的には Zep の最高傑作
発売当時は酷評され、その後も Zep のなかではいまいち影の薄いアルバムではあるが、SHM-CD になって蘇ったものを聴いてみると、非常に面白いアルバムであることがよく判る。 1曲目の「移民の歌」はよく知られているが、2曲目のフレンズの何とも言いようのない「黒さ」、ブルージィーな名曲「貴方を愛し続けて」、さらにアコースティックをベースにした後半5曲も、改めて聴いてみると非常に実験的で面白い曲が揃っており、何度聴いても飽きがこない。 この頃は彼らの演奏技術が最盛期だったこともあり演奏も安心して聴け、また SHM-CD になったことで、本来やりたかったことをやっているのが音から伝わってくるのをひしひし感じ、いまやハードロックの代名詞となり、伝説のバンドとなってしまった彼らが本当にやりたかったのは、こういう楽曲なのだろうと今更ながら改めて感じた次第である。 個人的には、W やプレゼンスよりも Zep の最高傑作としてお勧めしたい一枚である。
これを聞かずしてギターが弾けるか!
ジミー・ペイジといえば、あのカラヤンも絶賛したと言われる「天国への階段」のギターソロが有名だが、ギター小僧にとってはむしろ「貴方を愛し続けて」(Since I've een Loving You)の泣きのギターこそペイジの真骨頂ではないか!コピーしながら思わず感涙せずにはいられないブルージーなリフ、オブリ、そしてギターソロ。ドラッグのやりすぎでろれつが回らないといわれるペイジも泣かせれば国宝級のギターを披露してくれるのだ。 このアルバムに関してはもう一つ。ロックはディストーションが効いてラウドなほどハードだと思っている若者たち!私もそう思っていたがフレンズをはじめとしたこのアルバムのアクースティックな曲は見事にそういった「思いこみ」を打ち砕いてくれた。 しかしアクースティックでこれ程テンションの高いハードロックを作れるバンドは他におらんのか。
ワーナーさん、売上あせり過ぎ
他の方も指摘されていますが。94年のリマスター音源はいかがなものでしょうか? ペイジ御大のリマスター音源を待って欲しかった。 まぁ、それでも売れるでしょうね。 11穴、グラモフォン帯復刻は評価できますが・・・ 星1つは11穴に対して(笑)
前半をハード・ロック、後半をフォーク調に分けた作品
69年発表の3rd。前作、前々作で彼らでしか作ることが出来ないヘヴィなハード・ロックを示し、本作ではその要素と共に新たにフォーク的なサウンドを取り入れた。この頃は元ヤードバーズのキース・レルフ&ジム・マッカーティもルネッサンスを結成してフォーク寄りのサウンドを聞かせている時期だった。前年にはドノヴァン (ハーディー・ガーディー・マン/68年) らのフォーク系のアーティストの作品に参加してそのノウハウを吸収し、このアルバムを製作している。単にペイジとプラントがウェールズの田舎に隠って作曲したからフォークっぽくなったというのは妄想だろう。むしろフォークとハード・ロックの融合と言う意味では「天国への階段」があり、英国フォークの歌姫とも言えるサンディ・デニーの参加など次作の方がより昇華したサウンドを聞かせていると思う。 このアルバムでは前半を従来通りのハード・ロック、後半をフォークっぽい曲でまとめている。 1.のイントロは誰でも一度は聞いたことがあるだろう・・・のハード・ロックの超名曲。2.はアコギの曲だが、フォークというよりもブルース風のアコースティック曲と言ったほうがしっくりする。バックのおどろおどろしいストリングスも聞き物。4.は比較的オーソドックスなブルース・ナンバーだが、ボーナムのドラムスが入っているだけでハード・ロックに聞こえる。6.はフォークっぽいものの、プラントのヴォーカルは完全にハード・ロック。7.はややトラッド風味のフォーク・ロックで本作のイメージに合う曲。8.はオーソドックスなフォークっぽい曲で穏やかな雰囲気が漂う佳曲。9.はヘヴィーなフォーク・ダンス(?)のような曲。軽快だがズッシリ重い。 全体としては彼らの作品の中では一番地味かもしれない。でもそこが好き。
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レッド・ツェッペリンが自分たちの多彩な音楽性をどーんと披露した2枚組、傑作アルバム。ハードに迫る「Custard Pie」「The Rover」「In My Time Of Dying」、幻想的な名曲「Kashmir」、ポップで繊細な印象を与える「Bron-Yr-Aur」「Down By The Seaside」「Ten Years Gone」「Night Flight」「Black Country Woman」、人気キーボーディストのイアン・スチュワートとの風変わりな「Boogie With Stu」など、バラエティに富んだ作品になっているが、特にツェッペリンを知らない人には、ファンキーでソリッドな「Trampled Underfoot」や「Wanton Song」のグルーヴ感に驚いてほしい。それにしてもジョン・ボーナムのドラムの言葉にならないものすごさよ。(麻路 稔)
【くちコミ情報】
一筋縄ではいかない、懐の深さを示した2枚組み
ZEP初の2枚組み。3作目同様、凝りに凝りまくった神ジャケットも再現された。まぁ神ジャケだから買ったんで、SHM-CDには興味なし。違いなんてよくわかんないしね(笑)。前回の紙ジャケ持っている人、紙ジャケに興味ないZEPファンは買わなくてもいいけど、これからZEPを聴こうという若い人は、アートワークにまで拘ったZEPだからこそ、多少高くても、こっちを入手して欲しいなぁ。 新録音は8曲のみ。ただし長尺の曲が多くて1枚に収まりきらず、急遽過去のアウトテイクを集めての2枚組。そのことが結果的にバラエティに富んだ作品に仕上がった(ただし、統一感にはやや欠けるかな)。 白眉は異国情緒溢れる幻想的な大作「kashimi 」。ハードに決めた「The Rove 」、ブルージーな大作「In My Time of Dying」、ソリッドでファンキーな「T ampled Unde foot」など名曲も多く、特に1枚目は完璧! 個人的には、Disc2にはやや中弛み感はあるものの、「こっちサイドこそ最高!」という人がいたっておかしくないのがZEPというバンドの懐の深さ。「ブルースを基盤としたハードロックバンド」というパブリック・イメージでは括れないんだよね。(何しろ、この頃ジョンジーは「ウィンチェスター大聖堂の聖歌隊指揮者」への転進をほのめかしていたそうだし・・。) なお前作あたりから陰りが見え始めた、プラントの“衰え”は今作でも見て取れ、そこは少し残念かな。ただ、やはりこれも前作あたりからだが、プラントというスーパー・ボーカリストをしても“1 4の役割”たらしめる、人の声すら呑み込んだ“音の塊”を叩きつける後期ZEPスタイルも、次作『プレゼンス』での完成型に近づきつつあるね。 ★は『1』『2』『4』『プレゼンス』と比較して、泣く泣く4つにしたけど、限りなく5に近い必聴盤。
平板で、奥行きのない音域にガッカリ
LP時代から愛聴してきたアルバム。それだけに、SHM-CD化に大きな期待を寄せていました。が、実際に聴いてみると、10年以上も前のCDと同じ平板で奥行きのない音域にガッカリ。紙ジャケ化はうれしいのですが、せっかくの名盤のSHM-CD化なのだから、もっと音域に目を配ってほしかった。なんのためのSHM-CDなのか、まったく理解できない。ノイズがあってもLPのほうが、ずっと臨場感のあるいい音がします。ちかごろ売れなくなってきているCD販売数増加のため、紙ジャケとSHM-CDをうたい文句に多少値段が高くても買わせようという業界の魂胆が見え見えです。それに自分もまんまと乗せられてしまって腹立たしい。アルバムの内容は言うまでもなく素晴らしいのですが、値段にまったく音質が値していないという意味でこの評価です。SHM-CDといいながら、この程度の音でこの値段は高すぎます。ハッキリ言って、ボッタクリだと思う。
圧倒的なヴォリュームと普遍性を共存させた傑作
2枚組の大作だが、いわゆるコンセプト作品と言うわけではなく、収録する楽曲が多かったために、結果的に2枚組に仕上げられた。 そのため、楽曲がヴァラエティ豊かで、様々な方向にベクトルを放射しながらも、ダイナミックなリズム・セクションや艶っぽいヴォーカルといった4人のメンバーのフィルターを通してZEPらしさを見事に表現している。 楽曲は大雑把に分けるとブルーズ色の濃いDISC-1-1、3、J・ペイジがリフ・マスターぶりを発揮したDISC-1-2、4、DISC-2-9、ファンキーなDISC-1-5、DISC-2-6、アラビア音階を導入した神秘的なDISC-1-6、DISC-2-1、アコースティック・ギターによるインストのDISC-2-2、アメリカン・ロック風ながらドラマチックなDISC-2-3、アコースティック調のDISC-2-4、J・P・ジョンーンズらしさの出たオルガンを前面に据えたDISC-2-5、軽快なロックンロールDISC-2-7、8という感じ。 演奏面ではジョン・ボーナムのドラミングにはただただ、圧倒されるばかり。シンバルをひっぱたく音からして全然違っていて、楽曲の魅力を高めているのがドラムであることが如実にわかる。
出口の無い劇場です。
1975年発表の6th。Disc1が書き下ろし。Disc2は過去の未発表音源。 このアルバムを聴いてピンとこなかったらZepとは縁が無い、と 言い切ってしまいたくなる位、凄いよ。1st〜4thが若さの衝動とすると、 前作とこのアルバムは構築美、様式美です。 誰かもレビューで言ってましたが、間の音楽とも言え、空間を活かし、別の世界に 連れて行ってくれます。またまた例えですが、初期が野球場なら、これは劇場です。 入口はあっても、一旦入ると出たくなくなるので、出口の無い劇場です(笑)。 8分以上の大作もありますが、まったく冗長な感じが無い。更に凄いのは、Disc2 なんて、ばらばらの時期に録音されたのに、とてもしっくりくる。やっぱり面子の 変わらない無いバンドの強みか。 パーシーの声がガラガラですが、そこが意外としっくりくるのが不思議。 P esence聴くなら、まずこっちを聴いてくれんね。
ハード・ロックのあるべき姿
新旧の曲が混じっている為、混沌としたイメージがするが、1974年録音の新曲8曲だけを聴くと当時彼らが求めていた音が分かる。4枚目も良いが、本作の方が荒々しく豪快であり、メンバーの「ハード・ロックとはこう演るべきだ」という声が聞こえてきそうだ。ボンゾのドラムが凄い。
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