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¥ 2,191(税込)
通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー数:2
【くちコミ情報】
ヘイリーのベスト 十代特有の透明感のある素晴らしい声の魅力
思春期と呼ばれる成長期のある一瞬の輝きを感じさせるような比類のない歌声でした。このヘイリーの魅力ある透明な声も、まさしくその美しさに煌いていました。 ビブラートは少なくピュアな美しい高音はどこまでも伸びやかに響いていました。 収録されている彼女の14曲全曲ともその印象を持ちましたが、有名な曲を聴きますと、ヘイリーの特質がよく理解できるようです。透明感のある声ですし、軽やかさに満ちており、力強さという点では物足りないですが、天使の歌声という形容にはピッタリだと思いました。 ヘイリーのピュア・ヴォイスという特質を活かした「ベネディクトゥス」は、荘厳で厳粛な雰囲気がよく表現できていました。 「モーツァルトの子守歌」ではお手本のような端正な歌声を聴くことができます。 エンヤの歌でヒットした「メイ・イット・ビー」もステキですし、ケルティッシュ・サウンドを感じました。この不思議な魅力は他のミュージシャンにはなかなか聴くことのできない領域に達しています。ノン・ビブラート唱法もその魅力を曳きたてているのでしょう。 アンドレア・ボチェッリとのデュエット曲「誰も本当の愛を知らない」は、2声を重ねただけですから、もう少しデュエットらしい編曲なら良かったのにと思いました。 この中では、ジョニー・ミッチェルの曲で、ジュディ・コリンズの歌声でヒットした「青春の光と影」が異色です。フォーク・ソング初期の名曲をストレートに上手く歌っています。 「アメイジング・グレイス」から「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」まで有名な曲ばかりですので、声楽曲が苦手な方にも聴きとおしてもらえると思っています。
ヘイリーはちょっと触れるくらいがちょうどいい・・・
CMや映画で耳にして気にはなっていましたが 最近お気に入りのケルティック・ウーマンに参加しているとは これはもっと聴かずにはおれません。 ということでヘイリー初心者が選んだのがこのアルバムです。 それにしてもなんて美しいハイトーン・ヴォイスでしょうか・・・。 ありきたりの形容しか言葉が見つかりませんが まさに今の殺伐とした世の中が求めている天使の声かもしれません。 しかし何曲もずっと単調な高音ばかり聴いていると なんだか疲れてしまいそうです。 私としては7曲目、8曲目あたりをほんの少しくらい ケルティック・ウーマンのアンサンブルとして聴くくらいが ヘイリーはちょうどいいです。 16歳デビューでまだ20歳ですか・・・。 もっと歳を重ねて、声にツヤとかアソビとかメリハリとか出てくれば 魅力も増してくるでしょうね。
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カスタマーレビュー数:8
【くちコミ情報】
ヘイリーの良さをフルカバー
「題名の無い音楽会」の放送で聞いたアヴェ・マリア(カッチーニ)に惚れこんで買いました。白い巨塔を始めいろいろなドラマやドキュメンタリー、CMのバックに流れているお馴染みの曲ばかりです。とにかくヘイリーの声の透明感が素晴らしいしです。若々しくて瑞々しくて、雪解けの山のせせらぎのような素晴らしい音色に心が洗われます。
透き通った声
ガツガツした曲でなく、落ち着きたい時などに気楽に聴けるのが良いです。 それにしても本当に歌声が綺麗ですね。 ヘイリーのアルバムはいくつか出ていますが、収録曲が重複している事が 多いので、その辺の無駄買いが出てしまう点が☆−1です。
正直、がっかりしました。
最近、ステレオシステムを新しくしたこともあり、女性ボーカル曲を多く聴くようになりました。このアルバムも皆様の評価を読んで購入しました。残念ではありますが、ヘイリーのボイスにはがっかりしました。若いこともあり、歌い方、ボイスに幅が無いように感じています。クラシックを歌っている他の女性と比べると見劣りがします。厳しい評価ですが、あくまで個人としての評価です。
美しい!!
彼女の歌声を少し聴いただけで、涙があふれてきた。 それで即購入した。 それから毎日のように聴いているが、とても落ち着けて飽きがこない。 オペラっぽく歌っていないので、一緒に歌えるところもいい。 赤ちゃんにも安心して聴かせられる。 胎教にもおすすめです。
ピュアにしてクリア
本当にいつもヘイリーのクリアな声には驚かされます。 20歳にも満たない少女がここまで歌うとは…といつも感激してます。 このアルバムでも、ヘイリーの代名詞「ピュア・ヴォイス」は健在です! 曲も比較的知名度の高い曲ばかりなので、ヘイリーを知らない人でも 買ってみる価値ありです。 優しく軽やかなアリアから荘厳な曲まで、ヘイリーの総てが 凝縮されているのではないでしょうか。とても素晴らしい出来です。 アメイジング・グレイスも収録されているので、 「白い巨塔」のあの曲が聴きたいんだけど…という人は シングルを買うよりこちらのアルバムを買うべきだと思います!! ベネディクトゥスも収録されていますし・・・。 疲れた時、寝る前などに聴くとヘイリーのクリアな歌声に癒されます。
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ジャンル内ランキング:71095位
カスタマーレビュー数:6
【くちコミ情報】
「くるみ割り人形」の全曲は珍しい!
チャイコフスキーの「くるみ割り人形」は有名ですので、タイトルは誰もが知っていると思います。また、序曲をはじめいくつかの曲は聴けば、何処かで聴いたことがあると思います。それは学校の音楽室だったかもしれません。 「くるみ割り人形」と銘打ったアルバムもよくありますが、多くは「白鳥の湖」や「眠れる森の美女」とのカップリングで、意外と全曲収録したものは少ないです。もっともチャイコフスキーが好きだというクラシック・マニアはあまりいませんしね。何となく、素人っぽくなっちゃいますよね。バッハやモーツアルト、マーラー好きを公言する人はよくいますけど・・・ 本アルバムはアンドレ・プレヴィン指揮のロイヤル・フィルよるものです。個人的にはカラヤン指揮のウィーン・フィルによるものより、こちらの方が好きです。カラヤンにおとぎ話は似合いませんね。「くるみ割り人形」に関して言えば、ちょっと緩めの演奏の方がいいような気がします。
いいバレエ音楽
チャイコフスキーは、くるみ割り人形の楽曲を書き上げた際、当時のバレエ音楽としては常識を逸脱した奇抜な音楽として世間からは扱われたそうです。 非凡はいつの時代も優れた作品を残すのですね。 私は楽器をやっていたわけではありませんので、詳しいことはわかりませんが、すべては登場人物であるクララのクリスマスの夢のような物語。 くるみ割り人形をお爺さんからもらって、お菓子の国まで・・・ 目をつぶれば情景が浮かんで目頭が熱くなります。
珠玉の名演です。
アマチュアオーケストラでチェロを弾いています。 今度の演奏会で「くるみ割り人形 第2幕 全曲」をやるので、参考のために購入しました。 譜面を見ながら聞くとチャイコフスキーの曲創りの緻密さに改めて驚嘆するばかりです。 チェロパートはさほど難しくはない(といっても早いところは厳しいですが...)のですが、ロイヤルフィルはどのパートも完璧に、しかも美しくもダイナミックに演奏していますね。 主題がチェロのテュッティで奏されるパ・ド・ドゥ a.序奏は鳥肌が立つほどロマンティックです。 プレヴィンのサウンド創りも実に巧みで正に「珠玉の名演」です。
親子で楽しむ音楽
子供のバレエ発表会に使用する曲を購入すべく手にした1枚です。 これから成長するにあたり、何度もこのCDを聞くことになるでしょう。 年齢、経験に応じて踊るパートも変わり、ずっと楽しんでいける曲。 子供もとても気に入っています。車移動中にイメージトレーニング♪ バレエを習っているお子様達にとっても良い1枚ではないでしょうか? 私は朝のコーヒータイムに聞いています。気持ちが落ち着きますよ。
以外にも
「白鳥の湖 全曲」を購入するのでついでに「くるみ割り人形 全曲」も、と購入したのだけどこれが以外にもとても良かったです。バレエ音楽としてだけではなく普通の音楽として聞いてもすばらしかったです。
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カスタマーレビュー数:26
【Amazon.co.jp】
ニュージーランド出身の16歳の少女ヘイリー(1987年生まれ)のインターナショナル・デビュー盤。人を懐かしい気分にさせる、不思議な声の響きである。透明で、柔らかく、永遠的で、ちょっと少年のようだ。 ヘイリーは祖父母の代はアイルランドにルーツを持つ、音楽好きの大家族に育った。ヴォーカルレッスンはほとんど受けなかったにもかかわらず、音楽教育なしでも絶対音感をいつの間にか身に付けていたほど、音楽的な環境だったようだ。家族ぐるみのストリート・ミュージシャンから出発したというが、ヘイリーの声は土の匂いというよりは、風の香りがする。思春期の少女特有の無垢な愛が、歌に満ちている。 選曲は幅広く、ポップス、クラシックはもちろんのこと、ヘイリーが子どもの頃から歌ってきたマオリの美しい伝承歌も数曲含まれている。レコーディングにはビートルズとのコラボレーションで有名なサー・ジョージ・マーティンが参加、その息子でクラシックにも精通しているジャイルズ・マーティンがプロデュースしている。アレンジはアコースティック・ギターとオーケストラを主体にしたアメリカン・ポップス調で、とても親しみやすい。 「ネヴァー・セイ・グッバイ」では、《亡き王女のためのパヴァーヌ》のあの冷たいラヴェルの輝きが、暖かくほんわかとした上質なポップスに変わっている。オルフの《カルミナ・ブラーナ》からの美しい1曲「天秤棒に心をかけて」も、このうえなく清純。ヴォーカリストにとっては至難の歌である、ケイト・ブッシュの代表曲「嵐が丘」をやすやすと高音で歌っているのにはびっくりするが、小悪魔的な妖精ケイトに比べ、無垢で善良な少女っぽいヘイリーの個性が新鮮だ。いくつかの書き下ろしの新曲も、どれも素晴らしいメロディである。 日本盤のみのボーナストラック「メアリー・ディド・ユー・ノウ」はニュージーランドでローカル・リリースしたヘイリーのセカンド・アルバムからの1曲で、ヘイリー14歳のときの歌。ギター1本の伴奏による素朴で哀しげな歌がいい。欲を言うなら、録音にはかなりエコーがかかっていて、空間の広がりを演出しているが、これが聴きやすい反面、もっと生々しい素のままの声も聴いてみたくなる。きっと、そのままでもじゅうぶんに天使の声に違いない。(林田直樹)
【くちコミ情報】
今後の成長に期待
このサイトで本田美奈子、シセル・シルシェブ−、サラ・ブライトマン、キャサリン・ジェンキンスなどの作品(CD)をチェックしているうちに、このアルバムに行き当たり、そう言えば数年前に購入したままあまり聴かずに放置したままになっていたのを思い出した。 このアルバムは、彼女、ヘイリ−・ウェステンラのデビュー作とのことで、その後の作品はまだ聴いていないので、これだけで断言は出来ないのだが、この作品に限っての印象では、声は透き通るように美しく、歌唱のテクニックも申し分ないことは、他の方々の指摘のとおりと思うが、何と言うか、心に染みとおるような情感が足りないと感じる。それが放置したままになってしまった原因でもあるのだが。 もちろん、彼女はまだ若いので、上記のシセルやサラと比較すること自体が酷ではあるのだが、それにしても、あのリレハンメル・オリンピックの開会式で感動的に歌い上げたときのシセルだって同じように若かったのだし、あのときの心を揺さぶられるような感動を思い浮かべると、いささか物足りないというのが正直な気持ちである。 他の方のレビューに「BGMとしてはふさわしい」というご意見が見られるが、まさに「そういうもの」として望むならお勧めと言える。 今後の成長を見守って行きたい。
購入して一年経ち
やっぱりいいよなあ。 ケルティックウーマンに 加入したのも万歳でした。彼女の声にこれ以上何も求めるつもりは僕にはありません。この透き通った声が濁らないことを願うのみです。線が細いなんていう人がいるとすれば何を求めるの?例えば、バイオリンにチェロのような太い線を求めて、みずみずしさの魅力に気付かなかったり。ライトな赤ワインに重厚な渋味を求めるように。求めるものを間違えていると思います。この声は圧倒しません。だから疲れないし、疲れを癒してくれます。
本当にピュアヴォイスです!
毎日、車を運転しながらこのCDを聴いています。澄んだのびやかな声で、まるで天から降りてきたようです。時には暖かい気持ちになり、時には慰められ、明るい気持ちにさせてくれます。声も素晴らしいけれど、バックで演奏されている音楽も素晴らしいですよ!とてもセンスのある編曲者だと思います。ピアノやキーボードや、オーケストラのサウンドもとても心地よく聴けます。バックのサウンドも是非楽しんでください!曲目も素敵なのばかりです。私はこのアルバムが一番好きです。ピュアな声は本当に心を癒すものなのだと新たに気づきました!
神経が休まる感じ……
エンヤもいいが、つくられた音なので、どこかひっかかる。 サラ=ブライトマンの歌声は完璧だが完璧すぎて重い。 両者とも文句のつけようがなく、聴いていてときおり 「おお!」と聞き耳を立ててしまう。 その点、ヘイリーの歌声は聴きようによってはか細くもあり、 しかし透きとおるように静かだ。そして意外なほど力強い。 自然に耳に入ってきて、自然に消えていく。 朗々と歌い上げるのではないから、「聴いて欲しい」という気負いも感じられない。 あくまで感覚的なものかもしれないが、すべてが押しつけがましくないのだ。 1日中流していても、木のそよぎや風の音を聴いているように自然だ。 最近、「神経が休まるCD」とか「眠れるCD」などが発売されているが、 このアルバムを聴いていると本当に肩の力が抜けてくる。 「自然音」を聴いているような気持ちにさせてくれる、心地よさがある。 アメイジング・グレースも「必死で歌っている」という感じではなく、 するりと入ってくる。 「声」の奥深さを感じるアルバムである。
BGMとして
夜更けの仕事や軽い読書のときに聞いています。 子守唄のような曲が多いです。スローテンポで、安定した歌唱力はいい 意味で意識の中に音楽が入ってこないのでBGMとしてはとてもふさわ しいものです。 ヘイリーをニッポンで有名にした「アメージンググレース」はやはりすばら しいし、嵐が丘も好きです。
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通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー数:3
【くちコミ情報】
美しい!
バレエが大好きな人にはもちろんおすすめ!!聞いててつい踊りそうになりました☆ くるみ割り素敵☆
ロマンあふれる『くるみ割り人形』がおすすめ
1892年に初演されたチャイコフスキー最晩年の名曲『くるみ割り人形』の全曲と、1900年に初演されたグラズノフの『四季』。19世紀末のロシアのバレエ音楽をカップリングした二枚組CD。 『くるみ割り人形』は、全体にゆったりとしたテンポで語られていくロマンティックな演奏。第1幕の後半、「客人たちの出発、その夜」から「戦闘」「冬の松林」「雪片のワルツ」にかけての夢幻的な音楽の表情が素敵ですね。 ディズニーの映画『ファンタジア』でお馴染みの「アラビアの踊り」や「中国の踊り」といったディヴェルティスマンの小曲たちや、有名な「花のワルツ」といった曲では、ロイヤル・フィルハーモニーの管楽器奏者たちの艶やかな音色がよかったなあ。惚れ惚れさせられましたよ。 カップリングされたグラズノフの『四季』は、冬から春、夏、秋にかけてのロシアの移り変わる自然を、パノラマ風に描いたもの。チャイコフスキーの名曲に比べると明らかに音楽の質は落ちますが、これはこれで親しみやすいロシアの四季の音楽描写。ひとつ違和感を覚えたのが、全曲の白眉ともいうべき「秋」のバッカナールでの音楽の表情。結構気に入っている箇所なのですが、ここでの音楽の流れが、何かぎくしゃくしているように感じられたのが気になりました。 録音は、1989年11月と1990年9月、ロンドンにて。 それぞれの音楽を丁寧に説明した小倉重夫の解説文。分かりやすく、また、読みごたえのある文章でした。
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個人的にたいへん好きな録音である。89年から90年の録音だが、デッカの澄んだ音色が実にふさわしい。 まずチャイコフスキーでは、すらりとした流れのよい音楽がたいへん耳に心地よい。アシュケナージらしく、聴かせどころの直前のタメが小さく、テンポのよい流れでトントンと進んでいく。楽器の分離は明快で(ときおりその明快さが、メタリックに過ぎるかもしれないけど)、小気味よく音楽がはずみ、チャーミングな起伏に満ちている。「客人たちの出発、そしてその夜」や「戦闘」では、活力が鮮やかで、玩具楽器の出番も効果的でメリハリが利いている。「雪片のワルツ」では児童合唱が清楚で美しい。「ロシアの踊り」もノリがよく抜群の演奏効果が上がっている。 グラズノフの四季は有名な曲だが、意外と国内盤が少なく、このような廉価盤はそういった意味でも歓迎されます!冬からはじまり秋におわる標題音楽として聴くことができるが、(くるみ割り人形と同様に)明るく描かれた「冬」の描写が好ましい。個人的にも、冬場のスキーを楽しむ私は、音楽でも「明るく描かれた冬」が好きで(ヴィヴァルディの「そり遊び」のような・・)、そういった意味でもここで描かれた「冬」の心象はとても好ましい。またバッカスと巫女の輪舞を描いた終曲「秋」の壮麗な演奏効果は実に見事。愛聴盤と呼ぶにふさわしいアルバムです。
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枯淡に自然を描いたシベリウス
アシュケナージとロイヤル・ストックホルムフィルによるシベリウス交響曲全集第2弾。エクストンレーベル初のシベリウス・シリーズということで、広報活動も盛んなようである。さて、アシュケナージのシベリウスであるが、第1弾に続いて「クール」で清潔な演奏である。広報活動の熱とは対照的です(笑)。 セシル・グレイ(という有名なシベリウス通の批評家)はシベリウスの音楽を「人の住まない世界」と評した。また、彼が推すシベリウスの最高傑作は「第4交響曲」であった。おそらく、私の知る限り、シベリウスの作品でも、第4交響曲が好きという人はあまりいない。きわめて閉鎖された世界で行われる哲学的な応答のような音楽でもある。 アシュケナージの方法は直裁だ。これはもう「自然界から湧き上がってい来る」音を描いた世界ですね。だから、前述したグレイの評のイメージにきわめて近いものを感じます。少し歌えるような個所があっても、表情は押さえられ、そこで安易に曲を「わかりやすく」しようとしない辛口なところがあります。ここが評価の分かれ目でしょう。 第5番はずっと祝典的な雰囲気のある曲でるが、ここでもアシュケナージのアプローチは不変。楽器の美しい調和は繊細に扱われていますが、大きなふくらみを見せたり、情熱的に鼓舞したりといった手法は用いず、壁画を修復するかのように、細かいパズルを合わせていきます。しかし、一方で、金管などが押さえきれずに出るところは、「それはそれでいい」と、それもまた自然といったところでしょうか。一つのシベリウスの形の境地かもしれません。 「フィンランディア」は肩の力を抜いて、楽しい音楽作りとなっています。
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アシュケナージ氏の指揮もさることながら、ロイヤル・ストックホルムpoの演奏もすばらしいものでした。これでシベリウスの交響曲全集がそろったわけですが、シベリウスの交響曲はどれもオリジナリティにあふれていて飽きさせません。 組曲もかなりの数がカップリングされているので、まさに贅沢な全集です。 6番、7番ともに金管・木管の響きが良く、非の打ち所がありません。 聞き飽きない演奏で、繰り返し聴いています。 ジャケットも北欧の雰囲気漂うすばらしいものですね。 あとは全員プレゼントのアシュケナージ氏のシベリウスピアノ曲集が楽しみです。
聴き手の感受性に訴える北方情緒に満ちた名録音
アシュケナージによる2度目のシベリウス交響曲全集が第4弾となる本盤をもって完結した。第1弾がリリースされてからわずか半年ほどで全集となったわけだが、非常に美しく詩的とも言える仕上がりがとにかく見事。ジャケットのデザインも統一感があって美しく、シベリウスらしいと言える。 アシュケナージのシベリウスは、まさに北欧の自然、風光、景観、気象を描ききったもので、聴き手の感受性そのものに、陽光のように降り注ぐものだと思う。そしてオーケストラの自発性に基づいた内的な感興の高まりが、必然的な美しさを獲得し(オーケストラの素晴らしさも特筆される)、そのことが音楽の持つ理知的な説得力にもそのまま結びついている。 このようなアプローチに、個人的には「洗練」を感じ、気に入る面であるけれど、それは「饒舌さ」とは相対するものなので、そちらが好きな人にはあまり好まれないだろう。でも、この最後のアルバムも実に見事だと思う。一つ一つの音色の余韻が実に美しい。とくに管楽器のサウンドの起伏の描く放物線のようなゆたかなふくらみは得がたい価値であり、弦楽器陣の一つ一つの合奏音に繊細なバランス感覚をやどす雰囲気、例えば、カレリア組曲の第2楽章において弦楽合奏陣の刻む深い深い色合いは感動的である。そして、遠くから聞こえる透明な木管の音色の澄み渡った雰囲気は、まさに北国の空から聞こえてくる音色である。そういった聴き手の感受性に訴える北方情緒に満ちており、私にはとても親近感のわく演奏である。 「これこそシベリウスの醍醐味」といえるものを満喫できる名録音だと思う。
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