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カスタマーレビュー数:1

くちコミ情報
今の日本の音楽に欠けているもの。
 沖縄はコザ独立国の偉大なる大統領であり、水虫薬「ポリカイン」のCMでのサンシン(沖縄の三味線)回しで全国の人々を虜にし、よろず漫談 チャンプル音楽の巨匠でもある「てるりん」こと照屋林助氏のライブ・アルバムである。 p  この「スマイル」は、てるりん氏の誉れ高きワタブーショー・シリーズ三部作の最後を飾る作品で、三枚の中では最も曲数も多く、曲調もバラエティー豊かで、お買い得である。収録されている曲は生活感ぷんぷんで、特にお勧めは⑮と⑰、わはは、と笑った後にちょっと冷や汗が出る(特に、もう自分は若くない、と思っている男達には面白悲しい曲である)。⑫のような人類学的に興味深い考察もあれば、⑦のようなヤマトンチュ(本土人)への痛烈とも言える批評もある。 p  日本!本土の音楽界には生活に密着した歌が少ない。昔はその土地土地の民謡がその役割を担っていたのだろうが、今の音楽は、商品化がまずあり、といった風で、日々の生活の臭いがしてこない。聞き手に夢や希望を与える音楽も大切だとは思うが、台所や便所の匂いが感ぜられるような音楽もやはり必要なのではないか。特に、アメリカのR&Bやジャマイカのレゲエを聴いていると日本のポップ・ミュージックの現実感のなさには少々寂しげな気もしてくる。  音楽的意味では、沖縄はすでに独立国なのかもしれない。 p  「てるりん」ほどの巨匠になればすでに30枚はアルバムを出していても何の不思議もないのに、ワタブーショーの三枚だけが現在入手可能なアルバムだという事実も日本の音楽界の貧しさを物語っているのであろう。さあ、買えるうちに三枚とも入手しましょう。  大統領、我々民はもっとあなたのアルバムを求めておるのです!もっと聞きたいのです!   



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カスタマーレビュー数:5

くちコミ情報
ほえろ!セーイグワークン♪(ほえろマンモス君♪のカンジで
失礼しました↑(_ _(--;(_ _(--; ペコペコ 沖縄民謡で初心者でも入りやすいもの、と言ったら、このヒトではないでしょうか。(沖縄民謡を深く知っているわけではありませんが) 彼は、沖縄民謡を伝えていく、という立場のヒトでもありますが、それ以外にも、映画に出たり、と多才な方です。 映画『ナビィの恋』でも、演技と(もちろん)演奏をウマくやってのけましたよね。 (本人のキャラそのまんまってカンジもしましたが 恐らく、沖縄にはこういうキャラで、サンシンを弾く『おじい』がそこかしこにいたのでしょう。 そんな沖縄を感じる事ができると思いますよ。
グルーブ感が最高にゴキゲン!
 この作品のメイン・プロデューサーでもある照屋林助(愛称てるりん、このCDでは太鼓を演奏)とのゆんたく(おしゃべり:全訳付)と曲とが交互に収録されていて、曲は全部で12曲、音楽とMCが約半々である。歌は出色だし、ゆんたくも含蓄に富んだ話が多く面白い。 p  オープニングナンバーは「軍歌食べたいな(露営の歌)」。「♪勝って来るぞと勇ましく~、♪誓って国を出たからにゃ~、…」という厳めしい軍歌が、アレも食いたい…コレも食いたい…という替え歌となって登場する。アメリカ軍の兵士に習ったという「ペストパーキンママ」は、はちゃめちゃなデタラメ英語詞の歌。それを思いっきり楽しそうにデュエットする。なんとも評し難い楽しい人たちである。  CDの帯に「現役琉球民謡の最高峰だからこそできたオキナワ・ストリート・ミュージック大全」とあったが、聴いていると収録現場に迷い込んだかのような錯覚を覚えてしまうほどであった。名盤と言えるだろう。俺もこんな風なカッコ良いオジィになりたいもんだ。
誠ぐわーのエクストラトラックが結集した珍版
 民謡を期待して聴いてまず驚いたのが、全曲、三線(六線)とドラムセットを中心とした変則的な編成だといこと。相棒・照屋林助のてるりん館で収録された、このガレージな演奏や質感は、タイトルにもあるようにブルースマンのアルバムのようだ。 p  曲間に入るゆんたく(お喋り)もまた興味深い。誠ぐわーのざっくばらんな性格やユーモアセンス、そして最高峰の音楽家としてのこだわりまで、すべてのエッセンスが詰め込まれ、アルバムを更に充実したものにしている。
誠小の本質が見えるアルバム
さすが、誠小!!といいたくなる。登川誠仁の人柄がにじみ出ていて出色。 p 相棒は言わずと知れた「テルリン」こと照屋林助。誠小の「美ら弾き 沖縄島唄 登川誠仁」でも「多幸山」「ヒヤミカチ節」などで太鼓をたたいているテルリンとの掛け合いは必聴ものです。「新デンサ節」の「デンサー」の意味が「何々であるさあ」「そうだということだ」の意味だと教えてくれたりする。二人はやはり、沖縄の若い人たちが「島口」を話せなくなってきていることに危機感を感じているのがひしひしと伝わってくる。三線をやっている人には分かると思うが、「緑の沖縄」が「一下げ」の曲で、なぜ「一下げ」なのかを詳しく教えてもくれる。あげくには、2人の師匠、沖縄のチャップリンこと「小那覇舞天」を「ブーテン」と呼び捨てにして、「ブーテンブーテンブーテン」が「テンブーテンブー」と「テンブー」(沖縄ででべそのこと)になってしまうなど、おかしさあふれる内容だ。中でも、誠小が米軍の黒人から教えてもらったという「ペーストゥパーキンママ」も収録されていて、貴重だ。
誠ぐぁーのベストアルバムだと思う
やられました。ガツン!とやられました。 収録時、誠仁さんは琉球民謡協会会長である。 会長たるもの、ふつうはいかめしい顔をして、伝統の音楽しかやらない。しかし誠仁さんは違った。 メチャクチャな英語の曲を歌う。歌詞はまったく分からないらしい。 「天ぷらクイタイナー」なんて歌う。そして伴奏はこれまた安っぽい音を醸し出す、てるりん(照屋林助)考案のエレキ三線である。 「キワモノ」の部類の入る音楽だ。 でも、この人たちはとても、楽しそうである。民謡だかなんだか分からないが、とてつもなくロックであり、グルーブしている。 曲と曲の間にはゆんたく(おしゃべり)が続く。100%ウチナーグチで、ウチナンチュでも若い世代は理解でできないだろう。でもでも、聞いているだけで、とても楽しい気分になってくる。 二人は故小那覇ブーテンの門下生であり、戦後の沖縄音楽を形作ってきた。このアルバムにはその自負と、50年の歴史が凝縮されているといっても過言ではない。 私は、誠仁さんのアルバムの中ではもっとも好きだ。だって、一番楽しそうに歌っているのだもの。

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