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永遠の歌声
白黒の映像ですが・・・録音状況がとてもよく、顔の表情も生き生きして昔の映像とは思えないほど感動しました。声質だけでなく演技力もあり、現代のアリアを歌う人でこの人を超えることはないのではないかと思います。
時代を超える歌姫
50年代から60年代初頭がマリア・カラスの最盛期なので映像としては白黒の TV画面の再編集でしかその歌う姿を見ることができないのが本当に残念。 カラーでオペラ全曲の記録が残っていれば、どれほど良かったことだろうか と心底思う。 p 「永遠のマリア・カラス」のゼフィレッリ監督の狙いや、その思いが、残さ p れているこの「ハンブルク・コンサート」や「歌に生き、恋に生きーパリ・ デビュー」の艶やかな姿と歌を聴く時に、本当に監督の思う通り全盛期の声 と画像を結び付けられたら、どんなに素晴らしいことだったか。 p 特に59年のコンサートのきらきらと輝く美しさ、自分でそれを十二分に意識 した上で、嫌味でなくおおらかに優雅に見せる姿態。 p この姿には「大人が惚れ惚れする」。 p 62年のコンサートでは違う姿のカラス像を見ることになるが、3年の年月に 何があったのか時代と彼女の生活に起きた変化が、深いものだったことをそ の姿に感じる。 p いつまでも残る名画面だと思います。
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【くちコミ情報】
とてつもないモーツァルト
まるでベートーヴェンのピアノ協奏曲でも聴いているかのような充実感が得られるモーツァルト演奏。 所々で大きなルバートをかけるので、音楽の流れは所々で淀むが、その淀んだ中に磨きぬかれた美しさが顔をのぞかせている。 モーツァルトの音楽を通して、モーツァルトを意識させない濃密な美の世界へと誘ってくれる名演奏。
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【Amazon.co.jp】
2000年11月、「最後の巨匠」ヴァントの10年ぶりの来日が北ドイツ放送響とのコンビで実現。各媒体から2000年のベストコンサートとして絶賛された公演のライヴ盤である。シューベルトの『未完成』、ブルックナーの『第9番』という未完成作品同士のカップリングという選曲の妙もさることながら、88歳という年齢にもかかわらず1日、この重厚な2曲を振るという、まさに入魂の集中力にまず驚かされる。 『未完成』においてヴァントは、格調高い緊張感を保ちつつ聴く者の魂に直接語りかけてくる、かつてない名演を生みだした。また、18番であるブルックナーにおいては、さらに恐るべき演奏の緊張感と作品のもつ深淵性が高度な次元で止揚された結果、そのエネルギーはあたかも宇宙の始源、ビッグバンを顕現させたかと思えるほどの高まりを見せた。作曲者が垣間見た神の領域へとわれわれをいざなう、至高の音塊で満たされている。 また同時に発売されたDVDも、終始立って振り通し、神々しささえ漂わす巨匠の姿が収録されており、こちらも見逃せない。(奈良 与志雄)
【くちコミ情報】
ライブの良さをスポイルした編集に残念!
最近のCDでは、ライブ録音と称したものが多い。それにしては、聴衆の咳払いや、演奏前のノイズが聞こえないので「?」と感じる人は多いでしょう?ライブ録音なのは確かなのです。現在は、コンピューターでノイズを消去し編集してしまう技術が跳梁跋扈し、ノイズとともに、会場の臨場感や場合によっては、音楽そのものが持つ音を変えてしまう事が多いのです。この時に実際にホールで聴いた人なら、「自分が聴いた音楽と違う」と感じる筈です。ジョン・ケージの「4分33秒」ではないですが、聴衆のざわめきなど、会場で聞こえる音も含めて「音楽」なのです。もし、この方法で「4分33秒」を仮に録音したら、無音のCDが出来てしまうでしょう?そんな録音(既に録音とは言えないが)を誰が聴きたがるでしょうか?メーカーは、何故、恐れずに、ありのままの音楽を提供してくれないのでしょうか?聴き手は、音質を損なったCDよりも、自分が会場に居るような臨場感豊かなCDを購入したいのです。しかも、この様な歴史的な演奏こそ、生のままCDにして欲しい!メーカーは、恐れないで下さい。LP時代は、そのまま発売してくれたでしょう?
ライブ?
まず思うのが、このCDって本当にライブなの?です。 スタジオ録音と言ってもわからないぐらい観客の気配がないのに驚きます。 演奏がそれだけ素晴らしいからだと思います。 もう、生でヴァントの演奏を体感する事ができませんが、これと同じ内容のDVDも発売されていますので、それで我慢するしかありませんね。
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第5が苦手な方のために
この第5は別物である。クラシックを聴き込んだ方には怒られるかもしれないが、本物はこっちだと思う。 はっきり言って第5はこれまで、どこが良いのか全くわからなかった。とにかく苦手だった。ヴァントのこの録音を聴いた方は、初めはなんと稚拙な演奏と思うかもしれない。第5の重厚さをどこへ消し去ったのだと怒りを感じるかもしれない。しかし、後でついた「運命」という表題や有名な『ダダダダーン』というフレイズを基礎知識にこの第5を聴いた人は少なくあるまい。ヴァントの演奏は、この“有名な”第一楽章をアッサリとやりすごす。 p 第二楽章からの美しさ、これは比類ないものだ。この演奏で第一楽章を聴いて違和感を覚えた方の大半は、そこからの美しさを聴いて、今まで聴いた第5が、いずれもベートーヴェンの美しい構成力とは程遠いものと気づかれるのではないか?第一楽章は、この美しい交響曲の提示部としてこそ本質があると気づかないだろうか?褒めすぎだろうか? 私は何度もクライバーの名盤と聴き比べてみた。クライバーの演奏が素晴らしいことは一切否定しない。でも私にとっての第5は、ヴァントである。 この第5で、ベートーヴェンに心底恋してしまった。第5は恋の曲である。 p なおこの感想は、第6「田園」を聴く前のものであることも付け加えたい。さらに強調しておくが第4も、生命感あふれる珠玉の演奏である。 正直、人に教えたくない。
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