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田中信昭(指揮)
村松英子(その他)
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勝承夫(その他)
吉村徹三(その他)
薩摩忠(その他)
高田敏子(その他)
中原中也(その他)
田中瑤子(演奏)
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ジャンル内ランキング:143293位
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【くちコミ情報】
人生のスパイス
「三つの抒情」という組曲が好きである。 女声合唱曲なので 今まで歌う機会はなかったし これからも無いと思う。女声合唱の曲で歌いたいと思った曲は この曲だけなのだが。 3曲からなる組曲だ。詩を 立原道造から二つ、中原中也から一つ採っているが 特に立原の二曲は いつ聴いてもため息しかでない。立原の詩を使った合唱曲もいくつか記憶しているが これほどまでに立原の世界を表現できた曲を僕は知らない。 この曲で立原という詩人を知った。高校生という「多感」という「美名」の下で 要は少々感傷的な時期にこの曲を聴き 立原という詩人を読んだ。 今でも僕に幾分感傷的な所が残っているとしたら この曲のおかげなのかもしれない。僕は思うのだが 人間いくつになっても青臭い感傷性は 残っていたほうが 人生のスパイスになると思うのだ。
日本の合唱の「古典」
現代日本を代表する作曲家三善晃の初期の作品群である。これらの曲は、20年ほど前までは演奏会、コンクール等でよく歌われていたが、最近ではあまり聴かれなくなった。既に高田三郎、大中恩らと共に「古典」の領域に達している曲群なのであろう。だがこの曲のもつ美しさは比類がなく、特に「ふるさとの夜に寄す」の冒頭のピアノは白眉であり、地味ではあるがこれほどまでに心に沁み入り、主題を完璧に表現し尽くした前奏も他にないと思われる、今でも日本を代表する合唱曲である。 合唱人口は年々減少しており、忘れ去られていく名曲も数ある中で、しばらくぶりに出た合唱シリーズは、値段も手頃になり大いに歓迎するところであるが、願わくば新しい録音が出てきて欲しいところである。
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