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ジャンル内ランキング:147699位
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【くちコミ情報】
今の日本の音楽に欠けているもの。
沖縄はコザ独立国の偉大なる大統領であり、水虫薬「ポリカイン」のCMでのサンシン(沖縄の三味線)回しで全国の人々を虜にし、よろず漫談 チャンプル音楽の巨匠でもある「てるりん」こと照屋林助氏のライブ・アルバムである。 p この「スマイル」は、てるりん氏の誉れ高きワタブーショー・シリーズ三部作の最後を飾る作品で、三枚の中では最も曲数も多く、曲調もバラエティー豊かで、お買い得である。収録されている曲は生活感ぷんぷんで、特にお勧めは⑮と⑰、わはは、と笑った後にちょっと冷や汗が出る(特に、もう自分は若くない、と思っている男達には面白悲しい曲である)。⑫のような人類学的に興味深い考察もあれば、⑦のようなヤマトンチュ(本土人)への痛烈とも言える批評もある。 p 日本!本土の音楽界には生活に密着した歌が少ない。昔はその土地土地の民謡がその役割を担っていたのだろうが、今の音楽は、商品化がまずあり、といった風で、日々の生活の臭いがしてこない。聞き手に夢や希望を与える音楽も大切だとは思うが、台所や便所の匂いが感ぜられるような音楽もやはり必要なのではないか。特に、アメリカのR&Bやジャマイカのレゲエを聴いていると日本のポップ・ミュージックの現実感のなさには少々寂しげな気もしてくる。 音楽的意味では、沖縄はすでに独立国なのかもしれない。 p 「てるりん」ほどの巨匠になればすでに30枚はアルバムを出していても何の不思議もないのに、ワタブーショーの三枚だけが現在入手可能なアルバムだという事実も日本の音楽界の貧しさを物語っているのであろう。さあ、買えるうちに三枚とも入手しましょう。 大統領、我々民はもっとあなたのアルバムを求めておるのです!もっと聞きたいのです!
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